連載小説
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その3
僕の名前は(ry。3回目だ。
さて、突然だがみんなは時間を戻したいと思わないか?『僕と契約して魔法少女になってよ!』みたいな漫画に出てくる、時間を戻すキャラみたいに僕は能力を使いたいな。

小指をぶつける前までぐらいな。

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」

「ちょっと!何をやっとるねん!大丈夫かいな!?ほい、氷や!」

「あ...氷ありがとうございます」

はぁ...なんとか落ち着いた...

いやいや!落ち着いてはいけない!落ち着いてはいけないタイミングなんだ!ここで刑部狸のカミングアウトがあってからだと、今は相手の流れにこの場は作られているということだ!つまりこのまま行けば、相手の無理難題な交渉を責められて僕はウンやハイを言わなければならない形になってしまう。そしたら僕は破産ENDや人身売買END...。嫌だ!そんなのは嫌だ!僕は腹上死しか認めていないんだ!!
...ハッ!ここで流れに沿ってはいけない!俺のバトルフェイズはまだ終了していない!

「そ、そもそもおま...蜜樹さんはなんの類の刑部狸なんだ!」

「そこの本棚の右端の図鑑を読んでみ」

本棚の右...?これか、なになに...。

「『孤独は楽しみ、自慰の全てに愛を。近い未来の異性の為に。女性向け』」

「ごめん、左やったわ」

「隠せよ!!」

「ほんなら鵜呑はどこに隠すん?」

「机の引き出しの奥とか...って左だな左!!」

危なかった...危うく禁断の地を教えてしまうところだった。セウトだセウト。
えーっと...これか。うむ、この重量感、図鑑に間違いないな。んで、タイトルは...。

「『エロ魔物娘図鑑』か...」

うわぁ...蜜樹さんって、コッチの趣味だったのか...いや、また間違いの可能性も0で

「それの刑部狸のページに書いてあるで」

は無かったと思ったんだけどなぁ〜。まぁいいか、読んでみるか。


※内容はHPの刑部狸の所を読んでいると思ってください。


「ナルホド...つまり僕を化かして僕と交わるのか......ふぇ?」

「せやで♥」ヌギッ

「な、本当にする気かよ!?」

「何を言っとるねん。する気ないなら鵜呑をここに連れてこないで♥」

「おお...異性の裸初めて見たな...」

「正直な人はウチ大好きやで♥さ、ウチと交尾、やらへん♥さらに鵜呑をここにルームシェアするという条件付きで♥」

ど、どうする僕...?正直言うなら蜜樹さんと交わりたい。あの柔らかそうな耳と尻尾、控えめなのに魅力的な胸、そして健康そのものを言わせるようなそのお腹...!
僕のも正直な反応をしている。ご先祖様、こういう時、あなたはなんと答えますか...!?

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『自分に正直になれ......男なら喰わねばならぬ......例え相手がノンケでも、俺は食っちまう男だぜ......』
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「蜜樹さーん!!よろしくお願いしまーーす!!」

「キャー♥」



場所は少し変わりベッドの上。蜜樹の希望でここでやりたいと言われて移動した。薄暗い暖色の明かりに照らされたそこは、雰囲気を漂わせた。

「さて、ウチはこれから何をして欲しいかわかるかいな♥」

蜜樹は少し頬を赤くして口の周りを舌で潤す。

「...濃厚なキスだな」

「正解や」ンッ...♥

ング、ング...レロ、レロ...はっ♥クチュリ...クチュ...♥はぁ♥

蜜樹と鵜呑の互いの口には相手の舌が入り込み、唾液を流し込んだり、相手の口の中を探ったりしている。それはまるで貿易。相手を知らなければ出来ない貿易。相手へ水を送ったり、相手の倉庫に入り込んだりしているようなものだ。

「(そういえば、よく漫画とかで尻尾が弱点だったりするよな。試してみるか)」

そう思った鵜呑はキスに紛れて蜜樹の尻尾を握った。

ギュッ!

「アイタ!?」

「おっと、ごめんなさい」

「イテテ...撫でるなら気持ち良いけど、握るのは痛いで。もしかして漫画みたいに尻尾が性感帯と思うた?」

「そ...その通りです」

「ヌフフ。そうみんなが尻尾が弱点と思うたら大間違いやで。狸も全員が同じとちゃうで」

「狸は違うのか...。なら」ペロッ

「んひゃ!?」ピクッ

鵜呑が蜜樹のヘソの緒の辺りを舐めると身体をビクッと動かす。どうやら腹の辺りが弱点だったようだ。それに勘付いた鵜呑は次はヘソの辺りを舐め出した。

チロチロ、ペロッ...

「ひゃぁ♥う、鵜呑、そこはやめて、んひゃあ♥そこ弱いけんがぁ」

「だから良いんだよ。もっと気持ち良くさせてやるからな」

チュル...チュル...

「ンンッ♥なら...ウチも!」ドンッ!

「うお!?」

蜜樹は鵜呑を横に押し倒した。今横に上下逆の状態になっている。

「ヌフフ♥鵜呑のコレもおっきく腫れ上がっとるやないか。反撃や♥」パクッ

「な...舐めたら...!」

蜜樹は反撃にと鵜呑のモノを舐める。

ジュル、ジュル♥レロ、レロッ♥はむはむ...ジュルルル♥

チュッチュッ、ペロッ♥チュル、チュル...


どれくらい時間が経ったのか、はたまたそのくらいしか時間が経っていないのか、肌触りの良い布と味の染みた肉の舐め合いがあって十分前後耐えきれなかったのか鵜呑が一言声をかける。

「み、蜜樹、射精しそうだ。そろそろ良いかな?」

「あら♥もう耐えきれなかったんかい?ま、ウチも我慢出来なかったから丁度ええわ」チュパ

蜜樹が鵜呑のモノを加えるのを辞めると我慢していた証なのか、透明な液が糸を引く。
蜜樹は四つん這いになり、鵜呑にナカが見えやすい高さまで腰を上げる。

「鵜呑、いいで入れて♥鵜呑のそのカチカチに腫れ上がったソレを♥」ヌルッ

蜜樹のナカからは濃厚な水がトロッと流れていた。

「もうトロトロじゃないか。そんなに欲しいかったのかな?」ツー...

「や、焦らさんどいてよ♥早くオチンポをウチのトロトロのマンコに入れてや♥」

「じゃあ、入れるぞ...ンッ」グッ

ツプッ♥
ニュルルルル...♥

「アッ♥はあぁぁぁぁぁ♥」ビクッビクッ

蜜樹のナカに鵜呑のモノの全てが収まる。

「ぜ...全部入った...動くからな」

「うん...ンッ♥」

ニュプ♥グポッ、グポッ、グポッ、グポッ♥

あっ♥あっ♥はあっ、あっ♥

ずぽッ♥ずぽッ♥ずぽッ♥ズポっ♥ズポっ♥ズポっ♥

ッは♥ッは♥ッは♥ッはぁ!

蜜樹の水と鵜呑の水が混ざり合ったり、飛び散ったりしている。
互いの顔を見ることは出来ないが、二人とも快感に浸されているだろう。自分は相手の快楽に飲み込まれ、相手は自分の魅力に飲み込まれている。快楽の循環貿易が起こっていた。

「はぁっ、う、鵜呑、もう、イきそう♥」

「ぼ、僕もだ...射精すぞ!」

「〜〜〜〜♥♥♥」

ビク、ビクッ♥ビクッ♥ビクッ♥ビクッ♥

ドクッ...ドクッ...ドクッ...

蜜樹の絶頂と共に鵜呑のモノが蜜樹の中へと注ぎ込まれた。

「...はぁ、はぁ、はぁ...」ヌル...

「あぁ♥はぁ、はぁ、はぁ...ンッ♥」ゴポッ

蜜樹のナカに鵜呑の全てを受け止めていたが、鵜呑のモノを抜いた途端に溢れた水がこぼれ出した。

2人は疲れ果てたのか、ベッドの上に寝転んだ。
2人の色の増した息切れが夜の静けさに響く。

「鵜呑...気持ちよかったで......」

「僕もだ......。それで蜜樹、まだヤり足らなそうだけど?」

「ヌフフ...♥もう一回、な?」

2人が治まった頃には、2度目の夜空を拝むまで続いた。
15/02/04 22:14更新 / ケモニー
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■作者メッセージ
〜コメント返信のコーナー〜

>「その2」を読んだ感想
【前作のひぐらしネタetcに続き近作もネタたっぷりでおもしろいです。
・・・次回はいくつわかるだろうwww
ダオトより】
『今回もネタをねじり込んでやりました。でもアダルトなシーンではあまりネタを入れ込まないのが僕のルールです。ま、入れるときはいれるけどな!』

【圧倒的感謝のカイジネタでもってかれたww】
『アレだけでカイジネタと分かるのか...?
ざわ・・・ざわ・・・』

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