連載小説
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その4 ラスト
多分...いや、絶対オーガです、はい 終

場所はラブホからまさかの病院だ。え、何故病院にいるのか、だって?それは......


「え〜検査の結果、右腕、両足骨折。左腕はヒビが入っています。両肩の筋肉も内出血してます。あと背骨が2.5cmズレてます。2,3週間ほどは身体を動かすと痛くなりますので、ギブスは外さないでください。完治は1月半強という所ですかね。車椅子を手配しておきますので、後ほど。それにしても、何故ここまで身体が傷んでいたのですか?原因は?」

「えぇ、ちょっと走馬灯を」

そう、身体を骨折やら何やらしたからだ。原因は津廼の腹上というのも一理あるが、最も原因になったのが、腕相撲だ。
あの腕相撲による天空飛行で地面に強く叩きつけられたのが一番の原因だ。そこから津廼のあの一発が引き金となり、このような結果になった。
危うく腹上死する所だった。意味的には違うような気がするけど。

「まぁ、怪我は人それぞれです。ところで、付き添いのあの方は大丈夫なのでしょうか?」
医師が俺の後ろの方を指す。

「ゲェ!?オ"エェェェェェェェ...!!」

後ろでは津廼が胃に溜まった酒やらの物をゴミ箱(大)の中にぶちまけていた。ここまで飲む奴があるか?

「飲み過ぎが原因です」

「では、胃腸薬と弱ナトリウム水をお渡ししますね」

「あ...ありがとうごさい」グェップ...

「床には出すなよ」


場所は変わって学校だ。暫くは入院しないと行けないから、学校にいって手続きやら何やらをしなければならない。車椅子を運転してくれているのはもちろん津廼だ。そもそも原因はこいつだからだ。

「おーい、身体の調子は大丈夫か?」

「頭が...痛い...。かゆ うま 」

「大丈夫そうだな」

「はぁ...リュー君の身体、こんなにしてしまってゴメンね」

「いいんだよ。死んだわけじゃないんだし。落ち込むなよ」

「またリュー君とお酒飲んだり、エッチをしたり出来ないのか〜」

「返せ、さっき俺が慰めた時間を返せ」

「シュン...」

「...ハァ。分かったよ、怪我が治ったら酒の相手にもなってやるし、エッチの相手にもなってやるよ。だからいつものお前に戻れよ」

「リュー君...!リュー君大好き!大大だーい好き!!」ガシッ!


へぇ...名前だけのモノの威力があるな。
だいしゅき『ホールド』って...ボキボキボキ



「え〜肋骨の骨が3本骨折、1本ヒビが入っていますね。2週間追加です」
15/01/18 21:50更新 / ケモニー
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■作者メッセージ
裏話
竜「そういえば、エロ描写とか書いていたけど、肝心のイラストがないぞ?」
ケ「イラストの入れ方が分かりませんでしたw」
竜「なら、誰かに聞いてから再編集して、イラストを投稿すればよかったんじゃ無いのか?」
ケ「イラストを描いたノートを紛失しましたぁ...」
津「ほぉ...?」
ケ「あ、オーガさん。あ、これは事故なんで...あ、それやっちゃう?パロスペシャル。ヤバイよヤバイよ?外れちゃうよ肩?すいません、悪気は無いんです。許してくだし」


というわけで、挿絵を準備できませんでした。申し訳ありません。

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