連載小説
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その4 ラスト
僕の名(ry。4回目だな。今僕は朝日を見ているわけだ。隣には蜜樹が裸でスヤスヤと寝ている。2人とも裸でいるが、もう恥なんてとっくの昔に捨ててしまった。朝日が差し込んで眩しい。もう朝になってしまったみたいだな。
今何時だろう?テレビでも見てみよう。

「みなさんおはようございます。4月2日、8時のスポーツニュースをお伝えします。昨日のくまモン対ふなっしーのデスマッチでは...」


......あれ?確かここに来たのが3月31日の夜。そして今日が2日後の4月2日だから.........。

「入学式今日だぁぁぁぁぁ!!!!」

何故2日間も記憶、いや蜜樹と交尾が出来たんだ!?思い出せ、覚えている最後の記憶を...!


【交尾5回目終了後】
「はぁ...はぁ...さ、流石に僕は疲れたな。

「なんやもう疲れやんかいな?ならこのアイテムを使えばいいで!」デデデデッデー

「魔界の精力剤、その名も『ハッ(ピー※自粛音)ターン』の粉」

「何それ?限りなくアウトな名前の粉だな。まぁソレを飲めばいいんだな?」

【回想終了】
「蜜樹ィーーー!!お前ぇぇぇぇ!!」

「んぁ...?グッモーニン鵜呑」

「グッモーニンじゃないよ!!あと30分で入学式が始まるじゃないか!!」

「あ、そういえば今日やったな」

「あぁ!早く着替えて行かないと!!」

制服は!?制服はバッグの中だ!

「鵜呑、先ドライヤー使うで」

学校のバッグに何を入れれば良いんだ!?

「鵜呑、そこのネクタイ取ってや」

よし、今から走れば間に合うぞ!

「鵜呑、一緒に学校行く前にキスをしてや♥」

「あ、あぁ。って、なんで蜜樹もスーツを着ているんだよ?会社で仕事か?」

「いや、教師やで。魔物娘大学の」

「そうか。じゃ早く行くぞ」

そうか、蜜樹は会社の社長を引退して教師になったのか。

「教師ィ!?」

「な、なんや?急に叫んで」


さて、ギリギリ入学式に間に合ったわけだが、今は校長先生の話が長々と続いている。誰もが「早く終わって欲しい」「天気の話なんてどうでも良いんだよ」「卒業するときに何を言ったか覚えるなんてどうでもいいんだよ」とか思っている人がほとんどだろう。
僕は違うな。もう少し長く続いて欲しい。そう願っていた。が、そこ願いは僅か4秒で叶わぬという形になってしまった。何故そう思うのかだって?それはこの後担任紹介があるからだ。


「みなさんこんにちは!ウチの名前は狸差 蜜樹、お姉様と呼んでいいで!商業科の教師をすることになったから、よろしくな!」


「狸に化かされる」とかいう単語があるが、その単語を作った奴は今すぐ「オアマー」とか言いながら深さ5メートルの落し穴に落ちてツナを食べろ!

蜜樹の笑顔が色々と痛い...これから4年間も24時間一緒いるのか...
15/02/04 22:19更新 / ケモニー
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■作者メッセージ
鵜「今回、少し投稿が遅かったな」

ケ「そもそも10日に1話投稿を目度にしているし、最近過眠症気味だし」

鵜「過眠症って必要以上に寝る症状のことか?」

狸「そんな貴方にこの粉を舐めれば一発でスッキリやで!」

ケ「ペロッ。こ、これは、青酸カリ!」グフッ!

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