第一章 桃太郎、誕生
むか〜し、むか〜し。
あるところにおじいさんとおばあさんが住んでおりました。
おじいさんは毎日山へしばかれに、おばあさんは川へ洗濯に行っておりました。
ある日のことでした。
おばあさんがいつものように川で洗濯をしていると、普通のものよりいく回りか大きい桃が
どんぶらこっこ どんぶらこっこ
と流れてきました。
「なんとまぁ立派な桃だこと。持って帰ってじいさんと一緒に食べることにしましょう」
そう言っておばあさんは川から桃を拾い上げて帰ることにしました。
おばあさんが家で待っていると、やがておじいさんが帰ってきました。
「ばあさんや、ただいま帰ったぞい」
「おかえり、じいさんや。今日は川でこんな立派な桃を拾ったぞい」
「おお、なんと立派な! だけれど、村の皆で食べるほどの大きさではないな」
「じゃから二人で食べることにしましょう」
二人は仲良く桃を剥き、切って食べました。
すると不思議なことに、突然二人の身体が淡く輝き始めました。
「じ・・・じいさんや! これは一体どうしたことじゃ!?」
「ばあさんこそ! こ・・・これは!?」
「なんとしたことじゃ!? じいさんが若返っておるぞ!」
「ばあさんこそ昔のようなピチピチの若い娘に戻っておる・・・!」
そう、二人は若返ったのです。
それだけではありません。
「じいさんや、なにやら私は身体がムラムラして・・・」
「ワシもじゃ! なにやらもよおして逸物がこんなことに・・・!」
我慢できなくなった二人はそのまま交わり始めました。
「じ・・・じいさんのお珍宝・・・何十年ぶりじゃろう?・・・あんっ! たまらぬ・・・あああ!」
「ばあさんのココも締め付けきおるわい!」
「わ・・・若返ったんじゃから『ばあさん』は止しておくれ・・・昔のように『トメ』と呼んでおくれ・・・!」
「おお! トメ・・・! トメ!」
「じいさ・・・春三郎!」
二人はおじいさんおばあさんではなく、互いの名前を呼び合って激しく交わって青春時代を謳歌します。
しかし、なぜこのようなことになったのでしょう?
実は二人が食べた桃は、上流に住んでいた西洋名・アルラウネという植物型の魔物が気まぐれに作った桃だったのです。
アルラウネの魔力と蜜がたっぷりと詰まった桃だったので、二人は魔力によって若返り、そして性欲が盛んになったのです。
しかし、そんなことは激しく交わっている二人は露とも知りません。
やがてその交わりにも終わりが来ます。
「トメ・・・もう、もう出そうじゃ!」
「あんっ! 出しておくれ! あんたの情けを・・! 私に子を孕ませておくれ・・・!」
「ト・・・トメ! うおおおお!」
おじいさんだった春三郎は咆哮をあげて、おばあさんだったトメの子袋に信じられないくらいの量の子種を吐き出しました。
「わ・・・私も果てる・・・! ああああああっ!」
春三郎の子種の熱さを感じ、トメも身体を弓なりにそらせて絶頂に達したのでした。
10ヵ月後、二人の間に玉のような男の子が生まれました。
「あの桃を食べて若返ったことによって授けられた子じゃ!」
ということで、この男の子は桃太郎と名づけられました。
あるところにおじいさんとおばあさんが住んでおりました。
おじいさんは毎日山へしばかれに、おばあさんは川へ洗濯に行っておりました。
ある日のことでした。
おばあさんがいつものように川で洗濯をしていると、普通のものよりいく回りか大きい桃が
どんぶらこっこ どんぶらこっこ
と流れてきました。
「なんとまぁ立派な桃だこと。持って帰ってじいさんと一緒に食べることにしましょう」
そう言っておばあさんは川から桃を拾い上げて帰ることにしました。
おばあさんが家で待っていると、やがておじいさんが帰ってきました。
「ばあさんや、ただいま帰ったぞい」
「おかえり、じいさんや。今日は川でこんな立派な桃を拾ったぞい」
「おお、なんと立派な! だけれど、村の皆で食べるほどの大きさではないな」
「じゃから二人で食べることにしましょう」
二人は仲良く桃を剥き、切って食べました。
すると不思議なことに、突然二人の身体が淡く輝き始めました。
「じ・・・じいさんや! これは一体どうしたことじゃ!?」
「ばあさんこそ! こ・・・これは!?」
「なんとしたことじゃ!? じいさんが若返っておるぞ!」
「ばあさんこそ昔のようなピチピチの若い娘に戻っておる・・・!」
そう、二人は若返ったのです。
それだけではありません。
「じいさんや、なにやら私は身体がムラムラして・・・」
「ワシもじゃ! なにやらもよおして逸物がこんなことに・・・!」
我慢できなくなった二人はそのまま交わり始めました。
「じ・・・じいさんのお珍宝・・・何十年ぶりじゃろう?・・・あんっ! たまらぬ・・・あああ!」
「ばあさんのココも締め付けきおるわい!」
「わ・・・若返ったんじゃから『ばあさん』は止しておくれ・・・昔のように『トメ』と呼んでおくれ・・・!」
「おお! トメ・・・! トメ!」
「じいさ・・・春三郎!」
二人はおじいさんおばあさんではなく、互いの名前を呼び合って激しく交わって青春時代を謳歌します。
しかし、なぜこのようなことになったのでしょう?
実は二人が食べた桃は、上流に住んでいた西洋名・アルラウネという植物型の魔物が気まぐれに作った桃だったのです。
アルラウネの魔力と蜜がたっぷりと詰まった桃だったので、二人は魔力によって若返り、そして性欲が盛んになったのです。
しかし、そんなことは激しく交わっている二人は露とも知りません。
やがてその交わりにも終わりが来ます。
「トメ・・・もう、もう出そうじゃ!」
「あんっ! 出しておくれ! あんたの情けを・・! 私に子を孕ませておくれ・・・!」
「ト・・・トメ! うおおおお!」
おじいさんだった春三郎は咆哮をあげて、おばあさんだったトメの子袋に信じられないくらいの量の子種を吐き出しました。
「わ・・・私も果てる・・・! ああああああっ!」
春三郎の子種の熱さを感じ、トメも身体を弓なりにそらせて絶頂に達したのでした。
10ヵ月後、二人の間に玉のような男の子が生まれました。
「あの桃を食べて若返ったことによって授けられた子じゃ!」
ということで、この男の子は桃太郎と名づけられました。
10/10/16 00:26更新 / 三鯖アキラ(旧:沈黙の天使)
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