秘密の花園 淫猥なボーイミーツガール。
少年の祖父の実家は、瀬戸内海の小さな島の海沿いにあった。橋が架けられているから往来自体は出来るものの、立地の不便さ故に、家主が居なくなってからは誰も定住していない。
その為少年の家族は、墓参りの度にここを訪れては掃除をしていた。
少年が墓参りに連れられてきた、夏のある日の事。掃除を手伝わされるのが嫌で、彼は家の二階へと隠れた。
掃除をするのは一階部分と庭だけで、二階には人の手が届いていない。空気は埃っぽく、淀んでいる。木材の壁は古びて黒ずんでいる。元住人であった者の使用していたであろう玩具や漫画が床一面に転がっている。その様子は廃屋のようで、事実、分かりやすい穴が穿いていたり雑草が壁面を覆っていたりすれば、廃屋と遜色ない。
そこに、人形は居た。
人間の子供用の、彼女からすれば大きな椅子に座らされて。
少女を一回り小さくした、人形にしては過ぎた大きさ。白を基調に、青紫が散りばめられたドレス。腰まで伸ばした銀髪は螺旋状に巻かれ、その後ろ髪は頭部の数倍の大きさのリボンでまとめられている。陶磁器のような白い滑らかな肌に、人間とは程遠い球体間接。澄んだ薄い蒼の瞳。整った顔立ちは理想の少女を体現しているかのようで、少年はその可愛らしさにおもわず赤面して顔を背ける。
そうして人形相手に何をしているのかと、気付けするように頬を叩いた。
その人形は、人形であるからこそ動かない。彼女を触り、動かし、弄り、まさぐる権利が自分にある事に気がついた少年は、その人形に手を伸ばした。
人形の手は、人の持つ温かみこそ無けれど、少女の柔肌のようであった。特異な感覚に少年は驚く。
そして次は頬に、ふくらはぎに、太ももに触れる。手を触れた時と同じような、あたかも少女のそれに触れているような感覚に、彼は性的な興奮を覚えた。時折目につく球体間接が彼女が人形である事を意識させ、倒錯的な興奮に襲われた。
そして、彼はドレスのスカートをめくる。白く小さな、可愛らしいショーツを履いていた。彼女のその薄い布地を視る程に、興奮は高まり、股間が小さくも膨らんだ。少年はしばらくの間、ショーツを視姦しながら、彼女の脚をまさぐり続けた。
まさぐるその指は上へ上へと昇り、やがて彼女のショーツ越しの尻に触れた。その柔らかさに少年は、思わず感嘆の息を吐き、彼女を抱きかかえるようにしてその尻を優しく揉みしだいた。
そうして不意に思いついた。ここまで精巧に造られた人形であるならば、胸の膨らみもあるのではないかと。
いつか着替えの際に同級生のを盗み見た、あの薄紅色の突起を思い出し、少年は彼女のドレスを脱がしに掛かった。
人形は、ショーツを残して裸にされた。その姿は、やはり理想の少女の体現であった。
はたしてそれはあった。緩やかな曲線の上の、薄紅色の突起。それに指を這わせると、硬くも柔らかい感触が引っ掛かる。その独特の感触に悦びを覚え、彼は舌を這わせる。口を窄め、それを吸う。
彼女の胸が少年の唾液に塗れる頃には、彼の理性は溶け消えていた。
少年は、彼女のショーツに顔を埋め、その先の割れ目を舌でなぞる。いきり立った劣情と共に、乱暴に、犯し尽くすように。
そうして彼女のショーツと、それ越しの股間を堪能した後、少年は勢い良くそれを脱がした。
そこには、見事な造詣の蜜壷が、少年の唾液でテラテラと鈍い光を湛えていた。そこに少年は、舌を捻じ込んだ。
少年の舌は、只の人形のそれとも、人間のそれとも違う――彼はそんな事は知らないが――、男根を貪り喰らう為の器官に飲み込まれる。
甘ったるい味のする愛液。きつく締め上げ、嘗め回して溶かしつくそうとするような無限のヒダの並ぶその内壁によって、少年の舌は歓喜と快楽に曝される。
余りの快楽に耐えかね、少年が舌を引き抜くと、人形は寂しそうな顔をしたように思われた。
少年の脳は、その快楽を求めていた。そして、より快楽を享受出来る器官を知っていた。
少年は、ズボンを、下着を脱ぎ捨てた。小さく皮を被った少年特有の男根が、快楽を求めて反り立つ。皮の内側は、これまで以上の快楽を貪ろうと、潤滑を良くする為の液を放ち、あふれ出るそれがぽつぽつと先から漏れていた。
人形が、歓喜したように思われたが、少年には確認する暇は無かった。
抱き合うように人形と向き合った少年は、彼己が肉棒を彼女の蜜壷に宛がうと、勢い良く挿入した。
無限のヒダが皮を剥き、愛液が抵抗しようとする肉棒を甘く蕩けさせ、それを蜜壷が締め上げて、無防備な中身を徹底的にいたぶる。あたかも、先の仕返しをするが如く。
肉棒は白濁を吐き出す。少年の意識は白濁に飲まれる。嬌声を上げようとした口は、人形の柔らかな唇を押し付けられて塞がれた。それがゆっくりと開いてゆき、そのままどろどろとした甘い唾液にまみれた、人形の舌が這い出てくる。そしてそれは、少年の口腔を蹂躙した。舌を、口腔周囲を、歯肉を、喉の奥を這い回り、甘い唾液を満遍なくまぶしていく。
もっとちょうだい。鈴の音のような澄んだ声が、脳内に響き渡る。
白濁を吐き出したばかりの肉棒が鎌首をもたげるも、それに気づいた蜜壷がまたそれを揉みしだく。
せーえき、もっとちょうだい。
続けられた言葉と同時に、白濁が吐き出される。
せーえき、もっと奥にちょうだい。
気づかなかったが、挿入途中でイッてしまっていたようだ。少年は快楽を堪え、更に蜜壷の奥へと肉棒を押し込んだ。
唇のような感触の柔らかい物に鈴口が触れたかと思うと、そこを徹底的にヒダが嘗め回し、吸い上げる。
しきゅーこうに、いっぱい出して。
命じるようなその言葉に従って、肉棒は少なくなった白濁を吐き出す。
脳を破壊しつくすような快楽に少年は逃げ出そうと腰を引こうとするも、ヒダが絡まって亀頭の溝を擦り、抵抗の力と意志を奪う。そこを彼女の脚に組み付かれ、再度肉棒は蜜壷の奥へと押し込まれる。
白濁を吐き出す。意識が白濁に飲まれる。白濁を吐き出す。意識が白濁に飲まれる。白濁を吐き出す。意識が白濁に飲まれる。
何度も繰り返す内に、少年は気を失った――。
○
気がつくと、下の階から、少年と少女の名前を呼ぶ母の声が聞こえてきた。少年は姉妹は居ただろうかと首を捻り。
お兄ちゃん、早く行こうよ。そう呼びかける銀髪の少女を見て納得した。
二人して、少し急な階段を駆け下りる。少年は新しい日々への期待に、少女は愛しい人と過ごす日々への期待に、各々心を躍らせながら。
その為少年の家族は、墓参りの度にここを訪れては掃除をしていた。
少年が墓参りに連れられてきた、夏のある日の事。掃除を手伝わされるのが嫌で、彼は家の二階へと隠れた。
掃除をするのは一階部分と庭だけで、二階には人の手が届いていない。空気は埃っぽく、淀んでいる。木材の壁は古びて黒ずんでいる。元住人であった者の使用していたであろう玩具や漫画が床一面に転がっている。その様子は廃屋のようで、事実、分かりやすい穴が穿いていたり雑草が壁面を覆っていたりすれば、廃屋と遜色ない。
そこに、人形は居た。
人間の子供用の、彼女からすれば大きな椅子に座らされて。
少女を一回り小さくした、人形にしては過ぎた大きさ。白を基調に、青紫が散りばめられたドレス。腰まで伸ばした銀髪は螺旋状に巻かれ、その後ろ髪は頭部の数倍の大きさのリボンでまとめられている。陶磁器のような白い滑らかな肌に、人間とは程遠い球体間接。澄んだ薄い蒼の瞳。整った顔立ちは理想の少女を体現しているかのようで、少年はその可愛らしさにおもわず赤面して顔を背ける。
そうして人形相手に何をしているのかと、気付けするように頬を叩いた。
その人形は、人形であるからこそ動かない。彼女を触り、動かし、弄り、まさぐる権利が自分にある事に気がついた少年は、その人形に手を伸ばした。
人形の手は、人の持つ温かみこそ無けれど、少女の柔肌のようであった。特異な感覚に少年は驚く。
そして次は頬に、ふくらはぎに、太ももに触れる。手を触れた時と同じような、あたかも少女のそれに触れているような感覚に、彼は性的な興奮を覚えた。時折目につく球体間接が彼女が人形である事を意識させ、倒錯的な興奮に襲われた。
そして、彼はドレスのスカートをめくる。白く小さな、可愛らしいショーツを履いていた。彼女のその薄い布地を視る程に、興奮は高まり、股間が小さくも膨らんだ。少年はしばらくの間、ショーツを視姦しながら、彼女の脚をまさぐり続けた。
まさぐるその指は上へ上へと昇り、やがて彼女のショーツ越しの尻に触れた。その柔らかさに少年は、思わず感嘆の息を吐き、彼女を抱きかかえるようにしてその尻を優しく揉みしだいた。
そうして不意に思いついた。ここまで精巧に造られた人形であるならば、胸の膨らみもあるのではないかと。
いつか着替えの際に同級生のを盗み見た、あの薄紅色の突起を思い出し、少年は彼女のドレスを脱がしに掛かった。
人形は、ショーツを残して裸にされた。その姿は、やはり理想の少女の体現であった。
はたしてそれはあった。緩やかな曲線の上の、薄紅色の突起。それに指を這わせると、硬くも柔らかい感触が引っ掛かる。その独特の感触に悦びを覚え、彼は舌を這わせる。口を窄め、それを吸う。
彼女の胸が少年の唾液に塗れる頃には、彼の理性は溶け消えていた。
少年は、彼女のショーツに顔を埋め、その先の割れ目を舌でなぞる。いきり立った劣情と共に、乱暴に、犯し尽くすように。
そうして彼女のショーツと、それ越しの股間を堪能した後、少年は勢い良くそれを脱がした。
そこには、見事な造詣の蜜壷が、少年の唾液でテラテラと鈍い光を湛えていた。そこに少年は、舌を捻じ込んだ。
少年の舌は、只の人形のそれとも、人間のそれとも違う――彼はそんな事は知らないが――、男根を貪り喰らう為の器官に飲み込まれる。
甘ったるい味のする愛液。きつく締め上げ、嘗め回して溶かしつくそうとするような無限のヒダの並ぶその内壁によって、少年の舌は歓喜と快楽に曝される。
余りの快楽に耐えかね、少年が舌を引き抜くと、人形は寂しそうな顔をしたように思われた。
少年の脳は、その快楽を求めていた。そして、より快楽を享受出来る器官を知っていた。
少年は、ズボンを、下着を脱ぎ捨てた。小さく皮を被った少年特有の男根が、快楽を求めて反り立つ。皮の内側は、これまで以上の快楽を貪ろうと、潤滑を良くする為の液を放ち、あふれ出るそれがぽつぽつと先から漏れていた。
人形が、歓喜したように思われたが、少年には確認する暇は無かった。
抱き合うように人形と向き合った少年は、彼己が肉棒を彼女の蜜壷に宛がうと、勢い良く挿入した。
無限のヒダが皮を剥き、愛液が抵抗しようとする肉棒を甘く蕩けさせ、それを蜜壷が締め上げて、無防備な中身を徹底的にいたぶる。あたかも、先の仕返しをするが如く。
肉棒は白濁を吐き出す。少年の意識は白濁に飲まれる。嬌声を上げようとした口は、人形の柔らかな唇を押し付けられて塞がれた。それがゆっくりと開いてゆき、そのままどろどろとした甘い唾液にまみれた、人形の舌が這い出てくる。そしてそれは、少年の口腔を蹂躙した。舌を、口腔周囲を、歯肉を、喉の奥を這い回り、甘い唾液を満遍なくまぶしていく。
もっとちょうだい。鈴の音のような澄んだ声が、脳内に響き渡る。
白濁を吐き出したばかりの肉棒が鎌首をもたげるも、それに気づいた蜜壷がまたそれを揉みしだく。
せーえき、もっとちょうだい。
続けられた言葉と同時に、白濁が吐き出される。
せーえき、もっと奥にちょうだい。
気づかなかったが、挿入途中でイッてしまっていたようだ。少年は快楽を堪え、更に蜜壷の奥へと肉棒を押し込んだ。
唇のような感触の柔らかい物に鈴口が触れたかと思うと、そこを徹底的にヒダが嘗め回し、吸い上げる。
しきゅーこうに、いっぱい出して。
命じるようなその言葉に従って、肉棒は少なくなった白濁を吐き出す。
脳を破壊しつくすような快楽に少年は逃げ出そうと腰を引こうとするも、ヒダが絡まって亀頭の溝を擦り、抵抗の力と意志を奪う。そこを彼女の脚に組み付かれ、再度肉棒は蜜壷の奥へと押し込まれる。
白濁を吐き出す。意識が白濁に飲まれる。白濁を吐き出す。意識が白濁に飲まれる。白濁を吐き出す。意識が白濁に飲まれる。
何度も繰り返す内に、少年は気を失った――。
○
気がつくと、下の階から、少年と少女の名前を呼ぶ母の声が聞こえてきた。少年は姉妹は居ただろうかと首を捻り。
お兄ちゃん、早く行こうよ。そう呼びかける銀髪の少女を見て納得した。
二人して、少し急な階段を駆け下りる。少年は新しい日々への期待に、少女は愛しい人と過ごす日々への期待に、各々心を躍らせながら。
15/02/15 17:01更新 / 黒髪の非理知的な男