読切小説
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世話焼きお姉ちゃんに溶かされて。
「目的地周辺です。音声案内を終了します。」
カーナビが、その場所に着いたことを教えてくれる。
「えーっと、桐生、桐生・・・っと。」

ここは、幸川県龍山町(りゅうざんちょう)。
県庁所在地である高山市のベッドタウンとして近年急速に開発が進む小さな町だ。
この町の住宅街にやってきた僕、柚木 神納(ゆずき かんな)はそこである家を探していた。

話は、数日前の一本の電話に遡る。

「そうそう、きぃ姉ちゃん。今度の土曜、高山に向かうんだよ。うん、面接なんだ。」

電話の主は桐生 桔梗(きりゅう ききょう)。彼女は昔近所に住んでた、いわゆる幼なじみのお姉さんだ。

「神納くん、それならうちに泊まりに来てよ。」
「はい?」
「久々に会って、ゆっくり話がしたいのよ。」
「気持ちはわかるけど、迷惑掛けたくないし」
「だーめ。神納くんだってお金ある訳じゃないでしょ。いいから来なさい、ね。」

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「ふっふ〜ん♪神納くんがくるんだぁ♪」
私は、神納くんが来ることで凄く浮き足立っていた。
私の可愛い弟くん。昔はそうだった。
だけど、最近はそれとはまた違う感情が芽生えてきた。

神納くんの大好物を作る材料も用意したし、お部屋もちゃんと掃除した。
いつだって、迎え入れる準備は出来ている。

それは、今夜だけの問題ではない。
永久に、我が一族の一員として迎え入れる準備が。

「神納くん。我々サイラティア一族は、あなたを歓迎します。」

さて、そろそろ神納くんが私の家に着く時間だ。
職場の化粧室で身だしなみの最終チェック。
いつか神納くんは、あまりケバいのは好みじゃないと言っていた。
だからメイクは控えめに。でも髪や服の乱れには気を遣ってと。
最終調整を終えてすぐ、運転席に身をおさめる。

「神納くん、今の私のこと気に入ってくれるかな。」
期待と不安を胸に、私は家路を急いだ。

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「無いよりはマシとは言え、やっぱ安物PNDは精度ダメだなー。」
カーナビの音声が終了して1時間。
僕は、未だにきぃ姉ちゃんの家を見つけることができなかった。

このあたりは以前からあったとは言え比較的新しい住宅地。似たような家が多く、おまけに昨今のハイブリッドフィーバーで右を向いても左を向いてもプリウスだらけ。
あまりの特徴のなさに、全くのヨソ者の僕はどこを走ってるかわからなくなる。

そうしていると、着メロが鳴った。
「神納くん。家に着いて1時間経つけど、どこにいるの?」
「・・・近くまで来てはいるんだが、迷子になった。」
「まぁ、確かにこのあたりは特徴ないし広いからね。今から探しに行くから待ってて。いい、動いちゃダメよ?」

さて、程なくしてきぃ姉ちゃんがやってきた。この絵に描いたかのような没個性的な空間の中では、彼女のダークパープルのギャランはあまりに目立つ存在であった。
親類のお下がりだというのに相変わらず綺麗に磨き込まれていたその車体が、彼女の几帳面さを静かに主張する。

「ほんとごめんね、初っぱなから迷惑掛けて。」
「うぅん、無事に会えて良かったわ。」
そして家に着くと、そのまま買い物に行こうと誘われた。
ドアを開けると、車内もきっちり掃除されていていた。
それはまるで、タイムマシンで15年前のショールームから持ってきたかのようだった。年式的には僕のミニカの方が4年も新しいんだけど、ハッキリ言って逆にそれより4年新しく見える。

そんな車内に土足で踏み入るのは、少し気が引けたのだが・・・

「気にしないで。神納くんの為に綺麗にしてあるんだから。」

なんなんだこのいい女っぷりは!!
きぃ姉ちゃん、僕はもうクラクラです。
その笑顔に、容姿に、そしてその心意気に。

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神納くんが、私の横に座ってきた。
相変わらず、世話の焼ける可愛い弟くんだった。
バッグを引っかき回してケータイの充電器を探していたところを見ると、備えを重視するのも片付けが苦手なのも変わってないみたい。
もし私と一緒に住むって言ったら、いつも綺麗なお部屋で過ごせるようにしてあげる。

そう言えば、私が彼を見つけた時のこと。
おじいさんの軽トラがパンクしてて、普通にタイヤ交換を申し出てて。
お礼を受け取る時も、何だか申し訳なさそうにしてた。
優しいところも変わっていなかったことに、安心した。

だけど、神納くんはその裏返しで少し狡猾さに欠けるところがある。
そう言えば、前のバイトでもお客さんに尽くしたい一心で接客に時間を掛けすぎて怒られたって言ってたっけ。
でも、私はそんな神納くんが素敵に見える。

「神納くん。もし落ちても、龍山においで。」
「え!?」

しまった。本心が口にでた。
こうなれば仕方ない。本心を言おう。

「私は、神納くんと暮らしたいと思ってるの。仕事なんかできなくても構わない。迷惑だなんて思わなくていいから、うちに来て。」
それを聞いた神納くんは、顔を真っ赤にしていた。

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その夜。
あの爆弾発言には驚いたが、それからの話題は至って普通だった。
疎遠だった3年間に何があったのか。
僕の両親は元気なのか。
そして、僕自身の近況はどうなのか。
僕が想像してた通りの夜を過ごした。

だが。

事件は、その朝方に起こる。

・・・

「神納くん、私のお○んこの中にいっぱい出してぇぇっ!!」
「きぃ姉ちゃんっ・・・!!」

僕は、きぃ姉ちゃんと中出しHする夢を見た。
それだけなら「いい夢だったぁ、本当ならなぁ・・・」で終わるのだが・・・

・・・

「この匂い・・・もしかして神納くん、夢精しちゃったの?」
「いやあの、その」

そう、その通りである。
しかも人の家で。

「恥ずかしがらなくてもいいんだよ。男の子なら当然のことだもん。」
「ずいぶんあっけらかんとしてるね。」
「あっけらかんだなんて・・・むしろ・・・神納くんの精液の匂い嗅いでたら、むしろクラクラしてきちゃった♪」
「!?」
「神納くん。もしよかったら、夢の中で誰とHしてたか教えてくれるかな。」

・・・僕は、顔を真っ赤にしていた。だってその相手が目の前にいるのだから。

「きぃ姉ちゃん。」
「ん?どうしたの?」
「・・・だから僕が夢の中で犯したのが、きぃ姉ちゃんだったんだよ!!」
ただ、髪は黒髪からダークパープルになり服はと言えば装飾が施されたマイクロビキニ、そして何より耳と尻尾・・・典型的なサキュバスの容姿だった。
「昨日再会した時から、すっごくいい女になったなって思ってた。本当に、ごめん。」
「それって神納くんが、私を受け入れてくれたってこと?」
「受け入れるも何も・・・。」
「ねぇ。もし夢の中にでてきた私と本当にHできるとしたら、神納くんは私を犯してくれる?」

そう言うと、きぃ姉ちゃんの周りに怪しいオーラが漂い始める。
そしてそれが晴れると・・・夢で出てきた、そのままの姿になっていた。

「神納くん。これが、私の正体。本当の名前はキキョウ・サイラティア・キリュウ。」
僕は、あまりに突然の出来事に状況を把握できずにいた。
ただ、一つだけはっきりと言えることがある。
きぃ姉ちゃんは、本当にサキュバスだった。
事実を知った今、僕はきぃ姉ちゃんにどう接するべきか。
逃げるか?
いや、それはあり得ない。
退治するか?
もっとあり得ない。
そもそもこれは今まで知らなかっただけであって、今この瞬間に桐生 桔梗という個人に何かがあったわけではない。
だとすれば・・・

「人だろうが魔物だろうが、きぃ姉ちゃんはきぃ姉ちゃんだよ。」

これが、僕の答えだった。

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私は私。そう言ってくれた神納くん。
私は、神納くんのことをより一層愛したくなった。
サイラティア一族の一員として、そして幼なじみのお姉さんとして。
・・・そして、叶うなら妻として。

「教えて、さっきの答え。」

神納くんは、迷っていた。
本能では、私を犯したいと思っている。
だけど神納くんは優しくて賢いから、一時の感情でそんなことをしてもいいのかと思っている。

だったらだ。
「ねぇ、ビデオカメラ貸して?」
神納くんは今日、バッグにビデオカメラを忍ばせていた。最近のはホント小さいから、気軽に持ち歩けるのだろう。
それを少し貸して貰うと、液晶を開き録画ボタンを押す。

「こうやって物的証拠だって残してるんだから、今から私の言うこと信じてくれるよね?」
私がいくら口頭で肯定してあげても、なかなか信じてくれない神納くん。
どうも、自分を肯定することに対して警戒心を持っているらしい。
こうなったら、私にも覚悟が必要だ。私が絶対に逃げられない証拠を握らせる。

「私は、神納くんとHしたい。これは、昨日今日思った事じゃない。何年も、何年も。私は、本来成人の儀として処女を捨てなければならなかった。だけど神納くん以外のお○ん○んを、まして初めて挿入するなんて事は耐えられなかった。だから、神納くんが成人するまでは待ってとお願いしていたの。でも神納くんは、優しすぎるからなかなか就職できなかった。真面目すぎるから、就職できない限り結婚は考えないだろうなと思った。だからこれまで抑えてた。・・・でももう限界!! 儀式云々じゃなくて、もう我慢できないの!! こんな時に精液の匂いなんて嗅がされたら、神納くんとヤることしか考えられない!!」

あまりに唐突な展開に、固まる神納くん。
それは自分でもわかってる。だけど、話は止まらない。

「彼氏がいなかったのも神納くんがよかったからなんだから、私を受け取って!!」
「本当に、僕なんかでいいの? これからも無職かも知れないんだよ!?」

いいに決まってる。うぅん、神納くんじゃなきゃ嫌。
私が養う心づもりは、もうできている。
それを誇示する為に、私は唇を奪った。

「神納くんが応じてくれないなら、私はずっと”子供”のままでいるつもりよ・・・。」

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「わかった。僕もきぃ姉ちゃんとしたかった。だけど僕にとってきぃ姉ちゃんは幼なじみであって、恋愛の対象にはならなかったし高嶺の花だと思ってた。」
「私は高嶺の花なんかじゃないよ。神納くんのことを想ってお○んこ濡らす、浅ましい魔物。それでもいいの?」
「いいに決まってるよ!!」
「二度と人間の女の子とはHできなくなっちゃうよ?」
「きぃ姉ちゃん、そんなこと心配するくらいならもっと僕を魅了して。ずっと魅力的なきぃ姉ちゃんでいて。」
「そこは大丈夫、この快楽の虜にしてあげる。私の体中、神納くんの好きにしていいからね。ぶっかけに口内発射に中出しにって、私の身体でいっぱいヌいてね♪」
「きぃ姉ちゃんにヌいて貰えるのか・・・なんか、すっごく楽しみ。」

・・・

「ねぇ。裸になって、仰向けに寝て。」
きぃ姉ちゃんの申し出を、その通りに受け入れる。その上に跨ってきた事からすると、騎乗位で犯すつもりらしい。

きぃ姉ちゃんが僕のモノをつかむと、自分の割れ目に当てる。
「挿れるね・・・」
そしてゆっくり腰を落とし、僕のモノがきぃ姉ちゃんのお○んこに飲み込まれていく。
恐ろしいくらいのぬめり、その物腰柔らかな表情からは想像も付かない激しいうねり。
油断をすれば、今すぐにでもイってしまいそうだ。
それを助長したのは、挿入した途端僕に倒れ込んできたきぃ姉ちゃんの一言であった。
「すぐイっちゃうのはね、我慢する余裕もないくらい気持ちいいって事なんだよ。お○んこが気持ちいいって言うのは最高の褒め言葉なんだから、いつでも出していいんだよ?」
その言葉を聞いた僕は、気が付くとこんな事を口走っていた。
「もうちょっとでイきそうだから、僕をイかせて。僕、きぃ姉ちゃんにイかされたい。」

その言葉を聞いたきぃ姉ちゃんは、満面の笑みを浮かべながら激しく腰を振る。
僕をイかせようと、僕を気持ちよくしようと、僕の心を溶かそうと。
サキュバスの快楽責めに対抗できるほど、自分は強くなどなかった。

「きぃ姉ちゃんっ、イくっ!!」
僕が射精感を感じて腰を突き出すと、そのまま腰を下ろすきぃ姉ちゃん。

「あぁーっ!!!」
「あぁーーーっ♪神納くんのせーえき、私のお○んこの奥ノックしてるぅーっ♪♪」

・・・二人でイってしまった。
「神納くぅん。私、神納くんとのHがこんなに気持ちいいものだって思わなかったぁ。」
「きぃ姉ちゃんのお○んこマジやっべぇ・・・こんな気持ちいいの、忘れそうにないわぁ・・・。」
「ねぇ、これからももっとしよぉ♪」
「きぃ姉ちゃんみたいな美人とヤれるなら、願ったり叶ったりだよ。」

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「ねぇ、ちょっとだけじっとしててね。」
「何するの?」
「胸元に、我がサイラティア一族の紋章を刻ませて貰うの。痛くもないし、全てが終われば傷は見えなくから安心して。」

私は神納くんの胸元に爪を軽く立て、文様を刻み始めた。
彼には痛みを与えない。麻酔のような魔力が流れているのだ。
一瞬で文様を刻み終わると、左手をそこに当てて・・・
「我が祖よ、血と精の契りによってこのものを我が一族と認め給え!!」
そう言った瞬間、傷が赤い光を放った。
しばらく経って光が消えると、その傷はきれいに消えていた。

「おめでとう。これで、神納くんは我がサイラティア一族の一員よ。」
神納くんも噂には聞いていた富豪淫魔の一族。よくある噂では、意中の男を苦況に追いやって主夫にすると言われているらしい。
だけど、事実は違う。後の成功とのバランスをとる為、準備期間として苦境の時期があるだけなのだ。

そして、もう既にその変化は始まっていたのだ。

「・・・では、次のニュースです。水波県東谷市(すいはけん とうやし)に本社を置くラクサス・リテーリングが給料未払いで摘発されました。この対応により同社の破産は免れないと言う見方が強く、今回の事件を受けて高山市の支社は閉鎖される見通しです。」
「おい、冗談だろ・・・」
「神納くん、もしかして・・・受けようとしてたのって、ここなの?」
「うん・・・」

ずいぶんと辛そうな顔をする神納くん。
だけど、私の本心は・・・ホッとしていた。

「それじゃ、帰ったら早速引っ越しの準備始めてね♪」
「え!?」
「言ったわよね、結果の如何を問わずここに来なさいって。」
「あれ、本当だったの!?」
「・・・勿論よ。」

・・・

それは、神納くんがが中学生に、私が高校生になった時の話。
私は神納くんを、誰も来ない路地裏に呼びだした。
そして・・・初めて神納くんの唇を奪った。

当然思春期に突入したばかりの神納くんは戸惑っていたけど、私はそんなのお構いなしに口を付け続けた。
そうやって私の、そしてサイラティア一族の匂いを神納くんに付けておいた。

神納くんがこれまで「ソロ」だったのは、何が悪いわけでもない。
ただ単に、私がつばを付けていたから誰も手を出さなかっただけなのだ。

「本当はもっと先に進みたいんだけど、まだ早いと思うから・・・神納くんが高校を卒業した時、次のコマに進みましょう。それまでは、まだ幼なじみでいましょうね。」

・・・

私は、神納くんが高校を卒業したら筆下ろししてあげるつもりだった。
だけど、神納くんは最後の最後まで進路が決まらなくて・・・進学先が決まった途端、引っ越し作業に追われた。だから、その計画は実現しなかった。

だから、今の今まで不安だった。誰か別の女に盗られてるんじゃないかと。
でも、それは杞憂だった。それどころか私の正体も気に入ってくれた。
だから・・・

「ねぇ、神納くん。私、今すっごく幸せだよ。だって、これからは神納くんとずーっと一緒にいられるんだもん。」

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そして、朝になってケータイが鳴った。
ところが僕はちょうどトイレにいたので、電話を取ったのはきぃ姉ちゃんだった。
電話の主は、例の会社。
「申し訳ありませんが、諸般の事情で面接は中止とさせて頂きます。」
普通なら、伝えておきますとか言うところだろう。しかし・・・

「私の大切な神納くんから手を引いてくれてありがとうございます。では、さようなら。もしもこれ以上接触を試みたら、サイラティア一族が『あなた個人を』ぶっ潰しますからね♪」

普段のきぃ姉ちゃんからは考えられない言葉。あのニュースが相当頭に来ているようだ。
「トゲがある言葉」とはよく言うが、今回の場合はまるで有刺鉄線だ。

「ちょっと、きぃ姉ちゃん。今のはさすがに」
「さて、これからどうするか話し合いましょう。」
笑顔で有無も言わせぬ態度を取るきぃ姉ちゃん。
今まで、僕を諭すことはあってもこんな態度を取ることはなかった。

そして、なにやら大きめの封筒を僕に差し出す。
「この中にある書類、全部にサインしてくださいね。」

「三間洋行 家族用通行証申請書」
「三間洋行 従業員用駐車場使用許可申請書」
どうも、この2枚は僕がきぃ姉ちゃんの勤める会社に出入りする際に必要になるものらしい。

そして、最後の一枚は・・・

「婚姻届」

きぃ姉ちゃんの頭の中では、僕はもう結婚しているようだった。
それだけ、本気と言うことだ。

「でも、何で僕が会社の通行証を?」
あえて婚姻届はスルーして、ここを訊いてみた。
すると、とんでもない答えが返ってきたのであった。

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通行証を持たせる意味について訊いてきた神納くん。
確かに、珍しいことだ。

だけど、うちの会社では結婚していればほとんどが配偶者に持たせている。
なぜならば・・・

「休憩時間に神納くんとHする為よ♪」
「はぁ!?」
「うちの方針なの。夫婦や恋人はたっぷり愛し合いなさいって。規定の仕事をこなしさえすれば、『社内恋愛』は奨励されているの。それに通行証を取得すれば配偶者特別手当も支給されるのよ。魔物娘を積極的に採用するからこその制度ね。」
「かなり手篤いみたいだね。」
「だから、これからはオナニーも夢精も許しません。その精液を全て私に与えることが、神納くんの義務です。そして絶えず性欲を満足させることが、私の神納くんへの義務です。朝勃ち解消のモーニングごっくんフェラからお昼休みの立ちバック、そして夜の熱いひととき。神納くんが望めば、望むだけ♪」
「いきなり濃いねぇ。」
「鞭で打たれたって、蝋燭を垂らされたって平気です♪」
「いやいやいや、きぃ姉ちゃんを相手にSMプレイとかできないから。せいぜいボンデージでバイブ責めくらいだって。」
「もう、相変わらず優しいんだから。でも、私を鞭で打ちたくなったら遠慮しなくていいからね?」

でも、神納くんはどこか・・・浮かない顔をしていた。
多分、無駄打ち禁止令で対処に困っているのだろう。

「いい、よく聞いててね。
私にヤりたいって言うこと。これは私が魅力的だって事。
私に性処理をさせること。これは、私のテクの虜だって事。
私を犯して、中出しすること。これは、私のお○んこが気持ちいいって事。
性的に魅力があると言うことは、最大のステータス。だから性欲を我慢しないことが、サキュバスに対する礼儀です。
私はいつでも、お○んこ濡らして神納くんを待ってます。私の想いに、応えてください。」
「僕はその時、『きぃ姉ちゃん』じゃなくて『きぃ姉ちゃんの身体』を欲してるかも知れない。 つまり、きぃ姉ちゃんをオナホ代わりにするかも知れないんだよ!?」

でも、私にはもうわかっている。
神納くんが妄想の中で犯しているのは私だ。

「大丈夫よ。これからは妄想の中の私じゃなくって、現実の私を犯してね。」

その言葉を聞いた神納くんは、もう堪えられないと言った感じ。

「・・・きぃ姉ちゃん・・・僕、きぃ姉ちゃんの身体でヌきたい・・・きぃ姉ちゃんの身体が欲しいんだ・・・」

あぁ、もう!!
意中の男の子にヌいて欲しいなんて言われて、欲情しないサキュバスがいる訳ないじゃない!!

「神納くん!! 私の身体、好きに使って!! 中出し、ぶっかけ、パイズリ、手コキ、フェラ、何でもさせてあげるからね!!」

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「我慢できない・・・もう、挿れちゃうね・・・!!」
前戯も雰囲気作りも一気にすっ飛ばして、僕はきぃ姉ちゃんと合体した。
「もう、しょうがないわねぇ。」と言う雰囲気を出しながらも、心の底からの笑みを浮かべるきぃ姉ちゃん。
そんな僕はというと、相変わらずの極上の快楽に酔いしれていた。

だけど、それが故にあまり動けない。そうしていると・・・
「神納くん。長くじっとしているより、短時間でも動いてくれた方が嬉しいな。」
きぃ姉ちゃんからの指示が飛んできた。

すぐイってもいいから動いて。僕もそれを拒むわけもなく、腰を振り始めた。
「うほぉぉっ、きぃ姉ちゃんの中すげー気持ちいいっ!!!」
しかし出し入れを始めると、このお○んこは甘く鋭い牙を剥く。
少しでも持続時間を長くしようとセーブしようにも、その快楽は理性を殺ぐのに十分すぎた。

ぐちょっ、ぶちゅっ、にちゃっ、ばちゅっ・・・
僕のモノでかき混ぜられる、どろっとした蜜がいっぱい詰まったきぃ姉ちゃんのお○んこ。
そしてピストンするたびにぶつかり合う僕ときぃ姉ちゃんの肌。
それらが織りなす卑猥なリズムに、二人とも酔いしれていた。
「あんっ、あんっ、かんな、くんっ、いつでも、出してっ、いっぱいっ、出してぇっ♪」
「僕もだっ、もうすぐだよっ、きぃ姉ちゃんの極上ま○こでイっちゃうよっ!!」
そして、射精感がやってくる。
僕は一気にスパートを掛け、全力で腰を振って快楽を貪った。
そして・・・

「イくよっ!! お○んこの中に出しちゃうよっ!!・・・あっ!!」
「神納くんのお○んぽ、びゅくびゅくしながら中で跳ねてるぅ・・・。」

・・・

「ごめんね、きぃ姉ちゃん。ぼく、まだきぃ姉ちゃんを気持ちよくできてないみたい。」
「ねぇ、もしかしてサキュバスってそう簡単にイかないものだと思ってる?」
「え、違うの?」
「・・・そんな訳ないじゃない。私だって、まだ慣れてないんだよ。大好きな神納くんに犯されて、イかない訳ないじゃない。」
「な・・・。」
意外な事実だった。

「神納くん。これからも一緒にイこうね。」
実はこれには、二つの意味があった。
まず、これからもいっぱいHしようねと言う意味。
そしてもう一つが僕をイカセていいのはきぃ姉ちゃんだけ、つまり浮気なんかさせないという意味だ。

勿論、僕はどっちも大歓迎。
「勿論だよ。むしろ、これからもきぃ姉ちゃんにイかせて欲しいな。」
「ふふ、じゃ今からごっくんフェラしてあげよっか?」

え!?
マ ジ で す か ! ?

その申し出に、一回出しておさまりかけた「シンボル」がまた元気になるのを感じた。
「ふふ、身体は正直ですね。」

時計を見ると、もう10時半。
本来なら、もう面接が終わってた時間。
なので、今度は親から電話が掛かってきた。

ところが、どういう訳かまたきぃ姉ちゃんが出てしまった。

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「あら、おばさま。えぇ、そうです。桔梗です。」
「台風が近いから、無理に帰ってくるなって伝えて欲しいんだけど・・・」

これは・・・もしかしてもう一晩お泊まりのチャンス!?

「でしたら、もう一晩うちに泊まって貰っていいですか?」
「それは構わないけど・・・」
「あの、ちょっと突拍子もないお話になりますが・・・もしも、私が神納くんと『男女の仲』になったら、どう思いますか?」
「桔梗ちゃんと神納が? まぁ、本人さえよければうちとしては問題ないけど・・・でも大丈夫?」
「私は神納くんのこと、ずっと想っていました! こんな事電話越しに話すことではありませんが、もし良ければ結婚を視野に入れたおつきあいをしたいです!!」

・・・しばしの沈黙。
しまった。あまりにも先走りすぎた。

ところが・・・

「桔梗ちゃん。神納って昔からそそっかしいところがあるでしょ。あなたはしっかりしてるから、神納のことをずっと任せられたらどんなにいいかと思ってました。」
「そ、それでは!!」
「もう二人とも大人です。結婚に関しては最終的にはゆっくり話し合うとしても、桔梗ちゃんならまず安心して認めます。是非、神納と付き合ってやってください!!」
「はいっ!! ありがとうございますっ!! この桐生 桔梗、神納くんを一生大事にすることを誓いますっ!!」
「こらこら、まだ気が早いわよぉ。」
「あ・・・すみません。」
「でもまぁ、桔梗ちゃんの本気は伝わったわ。ところで、神納に代わってちょうだい。」
「あ、はい。」

「神納、桔梗ちゃんと付き合いたいなら付き合いなさいね。桔梗ちゃんにも言ったけど、そそっかしいあんたにはしっかり者の桔梗ちゃんは理想の相手なんだから。」
「相手もどうもその気らしいし、いっそのことヤってこい。」
「・・・ちょ、何言ってるんだよ親父!!」
「それじゃ、ご両親公認って事でいいんですか!?」
「末永く、神納をよろしくおねがいしますね。」
「それでは神納くんの同意があれば、私が」
「好きなだけ、”楽しんで”いいわよ。」

私はその言葉を聞いて、思わず神納くんに飛びついた。

「やったぁ!!神納くんとずっと一緒にいられるんだぁ!!」
「まぁ。もう始めちゃうの?」
「神納、良かったな!」

本当に、最高の気分だった。

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電話を切っても尚、僕に抱きついていたきぃ姉ちゃん。
しかしあれだ、僕だって健全な男だ。
こんな綺麗な、しかも僕と付き合うどころか結婚すら望んでいるお姉様に抱きつかれ胸を当て続けられているともなれば・・・男として当然の反応をしてしまうわけだ。

それに気付いたきぃ姉ちゃん。
「それじゃ、フェラしてあげるね。」
相変わらず申し訳ない感はあるが・・・その色っぽさには勝てませんっ!!

「うわぁ。もうビンビン。私に魅力を感じてくれて、嬉しいな。」
あの・・・一体どこまで僕をクラクラさせれば気が済むんですか。

そして銜えてくれた。

ぺろっ。
そのまま、亀頭をなめられてしまった。
「ふくっ!!」
その声に慌てて、口を放すきぃ姉ちゃん。

「どうしたの!?痛かった!?」
「い、いや・・・何かざらざらした感触が・・・気持ちよくって。」
「だって私はサキュバスだもん。この身体はぜーんぶ神納くんを誘惑して、そして気持ちよくする為にあるんだよ。」
「そうは言っても」
「早くてもいいじゃない。むしろ、早いほうが嬉しいな。だって、堪えきれないくらい気持ちいいって事でしょ。それじゃ、改めていただきます♪」

じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ。
吸い付きながら、口でピストンを行う。
そしてねぶると言う言葉がぴったり来る感じで、再び亀頭を舐め回す。
ゆっくりと、強烈な快楽を僕に叩き付ける。

「あぁ・・・ちょっとペース緩めて・・・」
「らーえ(だーめ)。」
きぃ姉ちゃんはこの一言で、もう僕がイきそうなのを悟ったのだろう。
そして・・・僕の願い出とは逆に激しく舐め回し、早くピストンした。
そして・・・

「あぁっ、もうダメだっ!! ・・・イくっ!!」
僕は思わずきぃ姉ちゃんの顔を後ろから押さえ込んで、股間に押しつけていた。
そして・・・その口にの中に、思いっ切り放出した。

出している間も、ぐいぐいと吸い付くきぃ姉ちゃん。
出したそばから、僕の精液を飲み込んでいっているのだ。

「あ、あぁ、あぁぁ・・・っ・・・ふぅ。」

いつもとは比べものにもならない、長い射精が終わった。
きぃ姉ちゃんはゆっくりと、口をすぼめてバキュームしながら口を離す。
口からたれる白濁は、演出なのか本気なのか。
満足そうな笑顔を浮かべながら、それを一気に飲み込んだ。
「ふふ、ごちそうさま。」
「ほ、本当に飲んで大丈夫だったの!?」
「うん、すっごく濃かったよ。ところで・・・フェラと本番、どっちが気持ちよかった?」

難しい質問だった。

「ごめん。答えはない。あまりにも気持ちよすぎて、優劣が付けられない。」
「だったらさぁ、私は本番の方がいいな。だって・・・」
「だって?」

「神納くんの精液飲んじゃったら、私も疼いて来ちゃうんだもん♪」
「それなら好都合。僕も、やっぱりきぃ姉ちゃんを犯したい。」

そのひとことで、また笑みを浮かべるきぃ姉ちゃん、

「それじゃ、決まり。これからも、毎日お互いに性欲をぶつけ合いましょうね。」

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2ヶ月後。

私は、晴れて神納くんと結ばれた。
柚木一家も歓迎してくれた。
結婚が決まったことを報告したら、職場のみんなも祝福してくれた。

ちなみに、社では結婚を奨励するが故に式場まで備えていたりする。
おまけにドレスまでプレゼントしてくれるという徹底ぶり。
そこで私がオーダーしたのは、和服ベースで大胆にカットを入れたデザイン。

あんまり表には出さないけど、神納くんがこう言うのが好きなのは既に承知。
実際、神納くんが見た時も顔を真っ赤にしながらもまんざらじゃない様子。

式は順調に進んでいった。
だけど、神納くんのスピーチを聞いた時に事件は起こった。

「・・・さて、考えてみれば僕は最後の最後に大当たりを引くような気がします。昔、美術部に所属していましたが、中学のころも高校のころも賞を取ったのは一番最後の作品。大学も、最後の最後でまさかの第一志望逆転合格。
そして今日。美しく、優しく、賢く、そして僕のことを知り尽くした幼なじみが妻になった。更にこのあたりでも有数のホワイトに勤めていると言うおまけ付き。
これまでで最大の『大当たり』を引けたと思っています。」

あれ、どうしたんだろう。
目の前の視界が、急に歪みだした。
何だか、頬に濡れた感触がある。

神納くんがマイクを司会に渡した時、私のタガが外れた。
「神納くぅぅぅん!!私、凄く幸せだよぉっ!!」
「ちょ、ちょっと!! まだ式の途中だって!!」
神納くんに、思いっきり抱きついたのだ。

次の瞬間。
式場は拍手に、文字通り拍手の嵐に包まれた。

事件はまだまだ起こる。
ライスシャワーを受け、出発しようとしたら・・・

「な!!??」
「どういう事よ、あれ!?」

目の前にあったのは、私のクルマと神納くんのクルマ。
そして、その2台は・・・牽引ロープで繋がれていた!?

「桐生くん! 柚木くんを、ずっと引っ張ってあげなよー!」
犯人は、お祭り好きでお茶目な社長だった。

「柚木くん! うちは君を雇わないからね。そして、君が働き始めたら桐生くんをクビにするよ?」
「な!?何でそんなことを、しかもこんなめでたい場で言うんですか!?」
「君はパートナーとして桐生くんを支えることに専念して欲しいからだよ!! だいじょーぶ、うちも福利厚生で君たちをサポートさせて貰うからさ!」

よーし、ちょっと悪乗りしちゃうかな。
「いいこと、神納! あなたは私の元にいなさい!! 私といればお金で苦労は掛けないんだから、働きに出ることは許さないわよ!!」
「はっ、桔梗様っ。」
「なーんてね、少し悪乗りしちゃった。でも神納くんもノリいいねー。」
「きぃ姉ちゃんの悪乗りするところなんて、初めて見たよ。」

みんなに祝福され、式は大盛り上がりで終わった。
これはきっと、一生ものの思い出になるだろう。

ちなみに、あのドレスは華美さより耐久性を重視した作りとなっている。だから、普通に洗濯しても大丈夫だったりする。
それでいて、デザインもかなりセクシーさ重視で作られている。

え? それはどうしてかって?

それはズバリ、式の後もドレスのまま愛を深めあって欲しいという社長の方針。
デザインが多様なのも、夫を式の途中ギンギンにさせたいからなんだとか。
ご多分に漏れず、私もそのドレスのまま神納くんと・・・♪
あの日は夜も待たずに、たっぷり求められて。

その後も小道具でアレンジを加えながら、あのドレスでHしてたりします♪

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「はい、その件でしたら後20分ほどで終了するかと思います。」
相変わらず、仕事を手早くこなすきぃ姉ちゃん。
仕事の時は、スーツとタイトミニスカートで身を包んでいる。
三間洋行では勤務時の服装は自由なのだが、そう言う格好をした女性社員は意外と多い。

・・・まぁ、OLって言えばそれ自体がAVやエロ本のジャンルになってるわけで・・・つまりは、そう言うことなのである。

さて、今日はやたらと僕の前で屈伸や背伸びをしてるきぃ姉ちゃん。
デスクワークでの疲れからなのだろうが、目の前で、しかもミニスカでそれをやられると・・・
「・・・今日はどうしたの? さっきから私から目をそらしてるけど・・・」
「あ、あの・・・目の前でそういことされると・・・」
「ん? 何か問題?」
「その・・・見えそうです。」
「見たいんなら、見てもいいよ。いつ神納くんに見られてもいいように、いつも見せパン穿いてるから。」

彼女は、地元の有力者の一族で。
恐ろしいくらい魅惑的なサキュバスで。
おまけにとっても優しく賢いお姉様で。

そして、誰よりも僕を知り尽くした幼なじみ。
全てのことにおいて、上手いこと僕の琴線に触れてくる。
僕は、きぃ姉ちゃんには足を向けて寝ることなどできない。

最初のころは、僕が浮気をしてきぃ姉ちゃんを悲しませるのではないかと思っていた。
ところが、結婚してから2ヶ月。飽きるどころか、逆にこれまで以上に欲情している。
相性の問題なのか、魔力のせいなのか。そんなことはどうでもいい。
他のメスなんか、抱きたいとは思わない。AVすら観なくなってしまった。
それ以上、いや比べものにならない快楽が目の前にあるから。

他人から観れば、僕は手玉に取られているように見えるかも知れない。
だけど、それならそれで一向に構わない。僕は、きぃ姉ちゃんを信じているから。
例え手玉に取られてたとしても、最後には必ずいい結果になるから。
アンチ魔物娘も結構いるようだが、そんなのはネトウヨと同じで無視が一番だ。

「・・・ん。」
「えっ?」
「神納くん。仕事、終わったわよ。」

「どうしたの? もしかして、また?」
確かに、見えそうで見えないシチュに興奮はした。
だけど、今はむしろその声に興奮してますっ!!
ってか、存在そのものが媚薬だって。

「でも、今日はだーめ。今夜、ゆっくりしましょうね。」

そして、夕食後。
「そろそろ、我慢できなくなっちゃった?」
「は、はひっ!?」
相変わらず、僕は色っぽく迫られると固まってしまう。
だから自分の魅力を自覚して、もうちょっと抑えてよぉ!!
「じゃ、20分後に部屋に入ってきて。」

そして20分後に部屋に入ると・・・

そこには、巫女装束に身を包んだきぃ姉ちゃんがいた。
確かに巫女もののAVは持っているが、きっちり隠してるんはずなんだけどなぁ(汗

・・・ってか、そんなことはどうでもいい。
その清楚さが、そのわがままボディと相まって逆にエロいんですけど。

僕は、とうとう堪えきれずきぃ姉ちゃんに飛びかかった。
しかも袴をめくると、その下は褌だったりするあたり芸が細かい。

・・・その日のHは、今まで以上に興奮したのは言うまでもない。

「神納くんが興奮できるなら、小道具を用意するなど造作もないことです。」

最高の妻との永久に続く共同生活は、まだ始まったばかりである。
13/09/21 01:59更新 / ぜろトラ!

■作者メッセージ
何か、チョーシに乗ってどんどんSSを量産しちゃってる気がします。
しかし、エロシーンが薄いなぁ・・・
あぁぁ、どうやったらもっと妄想力を高められるんだろう・・・。

ちなみに、三間洋行は「快楽の壺からは逃げられない!」に登場した企業と言う設定です。つまり、舞さんや十夜さんとばったり会うと言うことも・・・。

実は私が先日サキュバスに襲われたこと(婉曲的表現)が発想の原点だったりしますw こんな事件もネタにしなくちゃやってられませんw

※2013-09-18:挿絵追加しました。
※2013-09-20:挿絵更新しました。(新旧共にpixivにUP済)

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