読切小説
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人形のお母さん
「さーて、掘り出し物はあるかな〜っと…」


俺、安斎レイイチは埃が充満した薄暗い蔵へと足を踏み入れる


先日お爺ちゃんが亡くなったのでその遺品整理に俺が駆り出されたのだ、いくら学生だからって暇ってわけじゃないんだけど


うちのお爺ちゃん、まぁまぁのお金持ちで家もそこそこ大きく一人で遺品整理となると大変だ…まぁ遺品整理って言っても中にあるものとかの確認だけだからそこまでじゃないか


「親戚の人たちは、欲しいものは適当に貰っていいって言ってたからな…高そうなものは貰っちゃおうっと」


あわよくば某鑑定団かなんかに出して一攫千金も夢じゃないぞ、とふざけながらも俺は蔵の中の物を確認していく


中の物は本当に使われていないようなものばかりで、値打ちになりそうなものなんて全くなかった


「オイオイオイ〜、マジかよ〜」


何か面白いものでも見つかれば良かったけど、特に見つからなかった…これはもうテンションだだ下がりである


「まぁよくよく考えたら値打ちのあるものは蔵に入れないで飾ったりするもんなぁ」


俺は適当に蔵のものを確認する、すると見落としていたのか蔵の奥に中身の確認していない木箱を見つけた


「おや、こんなの見落としてるとは鷹の目と言われた俺も鈍ったかな?言われてないけど」


俺は奥から木箱を持ち出す、結構大きくて小さな子供ならすっぽり入ってしまいそうだ


中身は何か入っているようで、ずっしりと重いが…持てない程の重さではない…中身はなんだろうか


「鍵とかないよな…おっ、開いてんじゃーん!」


木箱は普通に蓋を蝶番で繋がっているだけで、ぱかっと開いてしまった


「中身…は…」


数瞬俺は言葉を失った、木箱の中身は…


「…」


人、それも小さな女の子だ…木箱の中に横たわって目をつむり、ピクリとも動かない


ずっと放って置かれていたのだろうか、埃で薄汚れてしまっているが…その綺麗なふわりとした紫の長い髪に可愛らしい子供服、幼くも整った顔は見ていると吸い込まれそうになる


触れてみるとぷにっとした柔らかい皮膚の感触、そして仄かに暖かい…気がする


「って、人形かこれ?」


木箱の中に横たわっている少女をよくよく見てみると、どうやら作り物の人形のようだった


ただあまりにもリアル過ぎて普通に生身の人間だと勘違いしてしまった、よく出来すぎているし薄暗い蔵の中じゃよく見ないと気づかなかった


「なんだよもう、事件かと思っちゃったじゃん〜」


俺は木箱から人形を抱え上げた、本当に人間サイズでよく見ないと、いやよく見ても分からないレベルだ…人形だから実際より少し軽いが、肌の柔らかさなど抱いていると勘違いしてしまいそうになる


「はぇ〜、すっごいリアル…こりゃ相当凄いもんだぞ!」


凄いものを見つけた俺はさっさと蔵のものを確認してしまって早々にお爺ちゃんの蔵を後にした、そしてもちろんあの人形を持ってウキウキで家まで帰るのだった


「たっだいまー!」


誰も返事のしないいつも通りの家へ帰ってくる、それもそのはず…俺は3年前に親を亡くし一人暮らしをしているからだ


父親は物心ついた頃にはもう亡くなってて、母は元々病弱で俺がある程度大きくなるまでは頑張ってくれていたが…体調を崩しそのまま逝ってしまった


まぁうちは親戚も多いから寂しいとはいえそこまでではなかった、別に何か家庭の問題があったわけでもなかったしね


「まぁそんな寂しい一人暮らしは今日で終わりだ!なんたってお爺ちゃんのとこの人形が新しい家族だからね!」


俺は抱き抱えた人形を下ろしてソファーに座らせてやる、大きいソファーにちょこんと座る様子は実に可愛らしい


「さて、と…とりあえず汚れちゃってるし、風呂…は直接はマズイかな?おしぼりとお湯持ってくるかな」


俺はささっと洗面器に湯を張り、適当なおしぼりの布を幾つか用意してやる


「さぁて、綺麗にしてあげようかね。はいパパッとやって、終わり!」


服を脱がせて人形を裸にしてやってからお湯に浸しながら優しく汚れを落としてあげる


脱がした裸の人形、そこまで拘らなくても良かっただろって言いたいくらい作り込まれていてちょっと興奮しかけてしまった…危ないよ俺


「服は…とりあえず洗濯機に入れとくか、すぐ洗えるだろうし、この子はとりあえずタオルかなんか巻いといて大丈夫かな」


一通り終えてしまって俺は一息ついてソファーに座る、膝に向かい合うように人形を載せてみる…


「あれ?」


いつの間にか人形の目が開いている、蒼い碧眼が俺のことをじっと見据えている…ような気がした


「洗ってるときに瞼が開いたのかな、いやぁよく出来てるなぁ…」


まだ湿った髪を指先で梳かすようにいじってみる、するすると指が抜けて伸びた髪がすぐにまたくるくると戻る


「この子名前あんのかなぁ…てゆーか、こんな人形あるなら親戚の誰かが知ってるかも」


俺は携帯から親戚の人たちに連絡を取ってみると、母の姉にあたる叔母さんがこの子について知っていた


名前はベルベットちゃん、なんでもお母さんが小さい頃お爺ちゃんにプレゼントされた人形だったらしいのだが、嫁入り前に置いていってそのまま蔵にしまわれたらしい…うちに持ってきてくれてればこんな埃で汚れなかったのに


「ってことはこの子俺より年上なのかー、第二のお母さんみたいなもんじゃん」


よく見ると覚えてる母の面影に少し似ている気がしないでもない、もしかしたらお爺ちゃんも似てるから買ってきたのかも知れない


「ま、母さんには悪いけどこの子の方が美人だけどね〜」


そういうと人形…ベルベットは嬉しそうに笑った、気がした


人形だから笑うはずもないけど、俺は確かにベルベットが嬉しがっているようなそんな気がしたんだ


「…ん、ふぁ…蔵整理で疲れたな…少し寝て、飯にすっかなぁ…」


俺はタオルに包まれたベルベットを抱えて寝室へ行く、そうしてベッド脇にベルベットを置いて俺は布団に入り夢の世界へ旅立つのだった





「んぁー…寝た寝た、今何時よ…7時?よし、普通に飯の時間だな」


俺はベッドから出ると脇に置いたベルベットを抱えようと…


「アレ、ない?」


確かに寝る前にベッドの脇に置いたはずのベルベットの姿が忽然といなくなっていた


それと同時に何やらリビングの方から何か物音が聞こえてきた、もしかして誰か親戚の人が来たんだろうか


だとしたらきっと親戚の人がベルベットを移動させたんだろう…そう考えて俺はリビングへと歩を進めた


「誰か来てんの?だったら起こしてくれたって…」


俺がリビングへと顔を出すとそこにはありえない光景が広がっていた


「あら、レイ♪おはよう、もう少しでご飯が出来上がるから席に着いてくださいね♪」


「…え?」


そこにはフライパン片手にキッチンで料理をしているベルベットの姿があった、背が小さくキッチンまで届かなかったのか踏み台に乗って器用に料理をこなしていた


「べ、ベルベット…?だよ、ね?」


「?えぇ、ベルベットですけど…なにか?」


「な、なんで動いて…に、人形のはずじゃ…」


「ふふ、それを含めて色々と伝えたいことがあるの♪さぁさ、まずはご飯にいたしましょう?」


俺は料理を作り終え盛り付けた皿をちょこちょこと運ぶベルベットのことを見ながら固まる、少ししてハッと意識が戻ったので色んな料理が並べられたちゃぶ台の席に座った


「お隣、失礼いたします♪」


「あ、うん…」


そして俺のすぐ隣にベルベットがちょこんと座った


「さぁさ、お召し上がりになって?腕によりをかけましたから♪」


「い、いただきます?」


「はい、あ〜ん♪」


そういってベルベットは俺の箸を手に取ると料理をつまみこちらに箸を伸ばした、これはアベック(死語)とかがよくやる「あ〜ん♪」というやつなのではないか


「え」


「あ〜ん♪」


「あ、あ〜ん…?」


意地でも食べさせる姿勢を変える様子は無いようで、俺は顔を下げて箸に食いついた


「…うまい」


「でしょう?ふふ、たくさん食べていいのよ♪あ〜ん♪」


「あ〜ん…」


俺は人形のはずの女の子にご飯を食べさせてもらう、という奇妙な体験に首を傾げながら美味しいご飯に舌鼓を打った


まぁちゃんと説明してくれる気はあるみたいだし、細かいことはいまは考えないでご飯を食べよう


「これなんか自信作よ、ちゃんとレイが食べやすいように切り分けてあるの♪はぁい、あ〜ん♪」


「もぐもぐ…」


ベルベットに食べさせられて俺はぺろりと完食した、結構量があったはずなのに美味しすぎて食べきってしまった


「ご馳走様でした…いやー美味しかった!」


「ふふ、お粗末様♪」


そういって食べ終えた食器を下げるベルベット、俺が手伝おうとすると「レイは座っていなさい」っとピシャリと断られてしまった


「…んじゃあ、とりあえず本題に入っていいのかな?」


「ええ、まずは私について…お話をさせていただいてもよろしいかしら?」


飯が終わりようやく疑問について聞ける、もうあれやこれや聞きたいことが多過ぎるんだ


「まず、私はベル…レイの考えている通りあのお人形のベルベットですわ。元々ある女の子の為に造られたお人形よ」


「ある女の子、って言うのは…俺の母さんでいいのかな」


「えぇ♪あの子は私をプレゼントされた時、それはもう大層喜んでくれて…どこに行くのも、何をするのも…私とあの子は一緒だった」


ベルベットは昔を懐かしむように優しい声色で話し始めた、それは母親が子供にお話を聞かせるかのように心地よい音で思わず聞き惚れてしまいそうになる


「私とあの子が過ごしていくうちに、あの子はだんだんと成長していって…髪が伸びて、体も大きくなって…色々とおしゃれをし始めたり、そのうちあの子の中からだんだん私がいなくなった」


「そんな、ずっと一緒なんじゃなかったの?」


「えぇ、あの子がまだ小さい頃は…でも、私はただのお人形…あの頃はまだ喋ることも動くことも出来なかったの、でもそれは当たり前のこと…あの子だって成長するにつれ子供のお人形から興味が無くなることは至極当然のことだったの。そうしていつか、あの子が家から出たときに…私は暗いあの蔵の中に蔵われたの」


自分のことなのに、何でもないようにそう語るベルベット…まるで当然だと言わんばかりに気にも止めていない様子だった


「待って、じゃあなんで…いまベルベットはこうやって動いてるの?喋ってるし、生きてるみたいじゃん」


「そうね、こう言った話は聞いたことはないかしら?ずっと使われてきた物には、魂が宿る…とか、私は所謂その類いなのよ。リビングドール、という魔物で…生きたお人形なの」


「リビングドール…でも、母さんといた頃は動いてなかったんだよね?じゃあなんで今…」


「それは…レイ、あなたが私を見つけてくれたから」


俺がベルベットを見つけたから?


「いつか、忘れ去られるだけの存在だった私を見つけて…手に取ってくれたから、ぼんやりとした人形に魂が入っているだけの私をレイが温もりをくれたから、こうして今リビングドールとして生きているの」


そういうとふわりと俺の頭に何かが触れた、すぐ近くにベルベットの顔がある…どうやらベルベットに頭を撫でられているようだった


「ですから、ありがとう…レイ」


「そんな…ベルベットは怒ってないの?勝手に忘れられて、あんなとこに閉じ込められて…」


「あら…なんで怒る必要があるの?」


「だって、あんな…」


「レイは、優しい子ね…あの子そっくり…♪仕方ないことなの、人形や玩具はいつしか飽きられてしまうもの…でもまたこうやって貴方が手にとってくれた、それだけで私は嬉しいのよ♪」


ベルベットがぎゅっと俺を抱きしめた、暖かくて柔らかくていい匂いがする…なんだろうとても落ち着いて、懐かしい気持ちになる…これは母さんの匂いだ


「母さん…」


「はい?」


「…ベルベットから、母さんの匂いがするんだ…」


「あら、そうかしら?…この服かしら、これはね…ずっと昔、あの子が一番気に入っていた服を…私に着せてくれたものなのよ…♪」


そういえば、俺が寝る前ベルベットは確かタオルしか巻いてなかったはず…きっと洗い終わったのを自分で出したんだろう


「母さんの匂い…すごい久しぶりだ、三年前に亡くなっちゃったから…」


「…そうでしたの、あの子が…」


「母さん…母さぁん…っ」


俺は久方ぶりに母さんを思い出してしまい抱きしめてくれているベルベットの胸に泣きつくように縋り付いた


「あらあら…寂しかったのね、よしよし♪大丈夫、大丈夫…私が側にいるから…ほら、ぎゅー…♪」


そんな俺をベルベットは優しく受け止めてくれる、それは本当に生きていた母さんのようだった


俺が落ち着くまでベルベットはぎゅっと抱きしめて頭を撫でてくれた、しばらくして落ち着いた俺は幼い女の子の姿の人形に甘えるなんてとてつも無く恥ずかしいことに気づいて顔をあげられなかった…


「…恥ずかし」


「まぁまぁ、そんな恥ずかしがることはないのよ?レイったら、と〜っても可愛かったわ♪よしよし、ママよ〜♪」


「やめ、やめて…!わ、忘れてくれよぉ…!」


「嫌♪」


恥ずかしがる俺をベルベットが猫可愛がりする、もう恥ずかし過ぎて死んでしまいそうだったが何故だかその感覚が心地いい…


かくして俺と不思議なお人形との生活が始まった、いつも一人だった生活から一転してベルベットが加わった生活は毎日が新鮮で明るく楽しいものだった


「うぅ〜…ベルぅ…」


「あらあらレイ、一体どうしたの?」


例え何か辛いことがあっても、家に帰るとベルベットが優しく俺を受け止めてくれた


ちなみにベルって呼び方は本人が希望したもので、昔母さんから呼ばれていた呼び方だったのだとか


「学校疲れたぁ〜…マジ地獄だよぉ…」


「まぁまぁ、よく頑張ったわね…ほらいらっしゃい♪頑張り屋さんのレイは、私がぎゅーっ♪ってしてあげるわ♪さぁ、いらっしゃい♪」





そういって両腕を広げるベルベットの胸に俺は飛び込む、ベルベットの身体は人形なので小さいがその包容力はあらゆるものを包んでしまえそうなほどだ


「母さん、母さぁん…っ!」


「あらあら…すっかり甘えん坊さんね…♪よしよし、いいのよ…そのままいっぱいママに甘えて、辛い辛いなのをないない〜♪ってしちゃいましょうね…♪」


「うん、ママ…ママっ…!」


…と、まぁこんな感じなのが日課になってしまっている、俺はすっかりベルベットに甘えきっているしベルベットはベルベットで俺を際限無く甘やかすもんだからもう止まる気配はない


幼い女の子に母性を感じることを、バブみというらしいが、完全に俺は堕ちるところまで堕ちてしまっていた、深い深いバブみの沼に


「ママ、ママぁ…」


「ぁんっ♪もぉ、レイったら…エッチな子なんだからぁ…♪」


俺はベルベットの小さな胸にすりすりと顔を寄せてその微妙な柔らかさを堪能する、鼻腔いっぱいにベルベットの匂いを嗅いでいると自然と下半身に血が滾り始めていくのが分かった


「ママのおっぱい、欲しくなっちゃったの…♪仕方ない子なんだから…♪いいわよ、存分にママのおっぱい…堪能してください♪」


「ママぁっ!」


俺はベルベットからの許しが出るとベルベットの服から身体を弄るように手を伸ばした、すべすべとした肌を伝い徐々にぷにぷにとした微力のふくらみへと指を這わせる


「はぁん…っ♪」


指先でふくらみを這うように動かすとベルベットから微かな嬌声が漏れる、その声が聞きたくてさらに俺はベルベットの胸を弄っていく


「あ、あんまりぃ…♪おっぱい、いたずらしちゃ…やぁ…っ♪あ、あっ♪ぅ…あっ♪」


ベルベットから嬌声が上がりその小さな身体がピクピクと跳ねる、そうして微かな胸の桜色の乳首が慎ましく自己主張するようにピンとし始める


「ぁむっ…」


「ひぁうっ♪れいっ♪い、いきなりちゅーっ♪ってしたら、びっくりしちゃうっ♪も、もぉ…♪仕方、ないんだから♪えぇ、えぇっ♪いーっぱい、ママのおっぱいちゅーっ♪ってして…ぁんっ♪」


ベルベットの可愛い乳首に吸い付くと一際身体を跳ねさせる、ベルベットの胸を吸っているとなんだかとっても気持ちが落ち着いてくるのだ


「レイったら、ココこんな硬くしてぇ…っ♪ちゅーっ♪ってするお返し…っ♪えいっ♪えいっ♪」


「ぁあっ…!」


胸を吸う俺にベルベットが怒張した下半身に手を伸ばしてきた、小さな手でぎゅっと握り上下に擦り快楽を送ってくる


「ほらぁ♪ここをくりゅくりゅ〜っ♪ってされるのがきもちいいのよね?さきっぽい〜っぱいにちゅにちゅ♪されるのが大好きなのよね〜♪」


「あ、あ、あぁぁぁぁ…っ」


そうして俺の弱点である下半身の先を重点的に、指先で責めてくる…頭が焼き焦げるような快楽が脳を支配して、自然と腰が引けてくる


「あらあら、レイったらおめめとろけちゃったぁ…♪しあわせ?くすっ♪うんー♪ママ好きなの♪ありがと♪ぴゅっぴゅしたくなったら、ここから…♪ママにぐりゅぐりゅ〜っ♪されてるとこからおもいっきり♪びゅーびゅー♪ぴゅぴゅーっ♪ってしちゃいましょうね〜♪」


ベルベットは責める手を休めること無く、更に責める手を早めて強くしてくる、たちまちに射精感が立ち昇って来て俺はベルベットにしがみつくように腰に抱きつく


「まぁまぁ♪ちゃんときもちくいっぱいぴゅっぴゅできますかぁ♪したくなったら、好きなときにおちんちん気持ちよくなっちゃっていいのよ♪ママに向かっておしゃせーしましょうね♪」


そんな俺の耳元でベルベットが蕩かすように囁く、ぞわぞわとした快感が身体中を巡り俺はそのまま白濁とした劣情を吐き出しベルベットの小さな手を容赦無く汚した


「あ、あぁぁぁぁ…っ!」


「はぁい♪いい子にぴゅっぴゅできましたぁ♪きもちーおしっこいっぱいおもらしできたね〜♪いいこいいこ♪なでなで♪」


「ぅぅ…ママぁ…」


「あらあら…♪おねむの時間かしら?よしよし…♪いっぱいおしゃせー頑張ったわね、いいわよ…そのままぐっすりとおやすみなさい…♪」


射精できたことを褒めてくれるベルベットに俺は身体を預けきり、快楽の余韻に浸る…頭を撫でて抱きしめてくれるベルベットの心地よさに俺はそのままベルベットの胸の中で眠りの世界へと飛び立ってしまった…





「んぁ?」


ぱちっと目が覚めた、目の前に覗き込むようにベルベットがいた、なにか頭に柔らかくてきもちいい感触…これは膝枕か?


「あら、レイ…目が覚めたかしら?」


「…おはよ」


「おはようございます♪」


「ベルの膝枕…気持ちいい…」


俺は柔らかいベルベットの太ももの感触をスリスリと楽しんでいると、ベルベットが優しく俺の頭を撫でた


「ふふ…甘えん坊さんね、よしよし♪」


「うぅ〜…ベルぅ…」


「あらあら…♪」


ベルベットに甘えているといつまでもこうなってしまうので、俺は名残惜しくもベルベットの膝から頭を上げる


「あら、もういいの?」


「まぁいつまでも寝てるわけにはいかないしね、それよりそろそろご飯の時間なんじゃない?」


「そうね、そろそろご飯も炊けるから準備しちゃおうかしら♪」


「あ、手伝う手伝う」


「危ないからレイは大人しくしててちょうだいね?」


相変わらずベルベットは俺に何かを手伝わせてくれたりはしない、危ないからって言っても俺だって家事くらいできるんだけどなぁ…


まぁベルベットがああいうなら無理にやることもないし、大人しくリビングで待っていよう


「それじゃあすぐに作っちゃうから、大人しく待っててね♪」


「はぁい」


俺は椅子に腰掛けてリビングのキッチンで料理を始めるベルベットの後ろ姿を見る


人形のベルベットにはうちのキッチンは大き過ぎるようで、いつもベルベットは踏み台を使って料理をする。


キッチンを移動しながらテキパキと料理をこなすベルベットの様子を目で追っていると、たまに目が合ってベルベットがにこっと微笑み返してくれる


(ドキドキするなぁ…なんだか新婚さんみたいだぁ)


俺がベルベットにときめいてるのを尻目にベルベットはパパッと料理を終えて運んでくる、それと同時に炊飯器から米が炊けた音がなった


「それじゃ、頂きましょうか♪」


「うーん、今日も美味しそうだ!いただきまーす!」


そうして俺はいつものようにベルベットに食べさせてもらい食事を取る


「はい、あ〜ん♪」


「あーん…うん、美味しい!」


「ふふ、いっぱい食べて大きくなるのよ♪」


そんなたわいもない会話をしながらゆっくりと食事を終える、手を合わせてごちそうさまをするとベルベットが食べ終えたお皿をまとめてキッチンに持っていく


「お皿くらい自分で片付けるよ」


「だーめ、落としたりしたら危ないでしょ?子供はそんな気を使わなくてもいいの、ママなんだから」


「うーん、そっか」


相変わらずベルベットは俺に手伝いをさせてくれることはないみたいだ、このままベルベットに任せっきりなのに慣れたら俺ダメ人間になっちゃいそうだなぁ


「レイは何にもしなくていいのよ、レイのことは全部ママがやってあげるから…♪」


「そんな…俺ダメ人間になっちゃうよ…」


「いいのよ、それで♪レイの望むことはなんでもしてあげる♪だってママなんですもの♪」


「そんなこと言って、知らないぞー!うんざりするほど甘えてやるぞー!」


「あらあら、望むところよ♪さぁさ、いらっしゃい♪ママが食後のぎゅ〜っ♪してあげるから♪」


「ママーっ!」


寝ても覚めても、飯を食っても結局やることは変わらなくただひたすらに俺はベルベットに甘える


「俺もうベルから離れられなくなっちゃう…」


「あらあら、嬉しいこと言う子ね…ママ的には離れてくれなくても全然構わないのよ?ずっと、ずぅーっと甘えてくれて構わないんだから♪」


「本当に?ベルは…母さんみたいに、急にいなくなったりしない?俺、ベルベットがいなくなったらって考えたら怖くて…」


「えぇ、もちろんよ♪ママはあなたを置いていなくなったりなんてしないわ♪」


「ずっと、ずっと一緒にいてくれるの?」


「そうね…レイが私を求める限り、ずっと私はレイの側にいるわ」


俺をぎゅっと抱きしめてくれているベルベットが宥めるように優しく俺の頭を撫でてくれた


「私はずっと側にいる、レイに沢山の出会いと別れがあっても…私だけは絶対レイの側にいる。私は人形だから、姿はずっとこのままだけど…レイとずっと一緒にいるから」


「ベルぅ…」


「ね?だから…レイはそんな不安にならなくても大丈夫。私が、ママがいるから」


ベルベットがよしよしと小さな手で俺の背中を摩る、ベルベットの暖かい体温が伝わってきて不安だった気持ちが落ち着いてくる


「ずっと、こうしててあげるから…」


「ベル…」


「…まだ不安かしら?」


「…まだ、ちょっとだけ」


俺がそう言うとベルベットが少しだけ考えるような顔をして、そうしてすぐに俺へと微笑みを向けた


「レイ、寝室に…行きましょうか♪」


「ベル?」


「今宵はあなたのベルが…あなたの不安を、寂しさを全部無くしてあげるわ♪」


そういってベルベットが俺の手を取り立ち上がる、そのベルベットの顔は今まで見てきた顔よりもずっとずっと妖艶な笑みを浮かべている


「ぁ…」


これからベルベットが何をしようとしているのか分かった俺は、フラフラと熱に浮かされたようにベルベットに手を引かれ寝室までやってくる


「さぁ…レイはベッドに横になって、全部私に任せてくれればいいから」


「う、うん…」


俺はベルベットの言った通りにベッドに仰向けになって寝転ぶ、これからすることを考えたら心臓がバクバクと張り裂けそうだ


きっと、これからすることは…今まですることのなかった、一歩大人になる行為


今まではベルベットが手でしてくれたり、お互いの身体を弄り合うようなことはしたけど…性交まですることはなかった


それはきっと、俺がベルベットをママとして見ていたこともあるし…ベルベットは自分が魔物だからと避けていたのかもしれない


「べ、ベル…」


「ふふ、緊張してるのかしら…私もね、初めてだから緊張してるのよ?お揃いね♪」


ベルベットはそう言っているけど、いつもとあまり変わった様子は見えない…俺の前だから取り繕っているのかもしれないけど


「服を、脱がせちゃってもいいかしら?」


「あ、うん…」


俺の服をベルベットがはだけさしてほとんど裸の様な状態になる、もちろん下半身の血の滾るアレも自己主張を激しくしていた


「あらあら、すっごい期待させちゃってるみたいね…♪ふふ、もうちょっとだけ待ちなさいね?」


そうして俺の眼の前でベルベットが一枚一枚服を脱いでいく、俺はその様子を見逃すまいと真剣に目を向ける


そうしてベルベットが一糸纏わぬ姿になるまでを目に焼き付けた、ベルベットの小さな身体は未成熟な女の子のはずなのに俺にとっては非常に淫らで劣情を誘うものだった


「ふぅ…随分待たせちゃったかしら?それじゃあ、はじめはキスからしてあげる♪」


「ベル…んっ…」


「ちゅっ…じゅるっ…♪」


ベッドに仰向けになった俺をベルベットが上に跨った、そうしてベルベットの柔らかい身体の感触がしたと感じた瞬間に俺は唇を奪われていた


ベルベットが俺の口内を舐めたり吸ったり、舌で歯茎まで攻めて犯していく…空気が供給されない酸欠か、はたまたベルベットの口淫の気持ちよさのせいか頭の中に白い霧のようなものが広がる


「ぢゅぅぅぅぅっ…♪くちゅっ…ぴちゅっ♪ちゅくっ♪」


「んっ…ぁっ、べ、べ…る…!」


「ふふ、気持ちいいかしら?そんな顔をとろとろにしちゃって…♪」


「気持ち良すぎて、頭おかしくなりそうだよ…」


今までは軽いキスくらいならベルベットにしたこともあったし、されたこともあったが…次元が違かった、ベルベットの本気のキスがこんなに凄いなんて…


「気持ち、少しは落ち着いたかしら?」


「ん…」


「それじゃあ、また…する?」


「…うん」


「ふふ…ちゅっ、じゅぅぅ…っ♪」


暫くベルベットのキスに夢中になり、俺はただひたすらにベルベットのキスを求めた…そうして数十分か、数時間か…長い時間が経ってからベルベットのキスから次のステップに進む


「キスは、もう満足かしら…?」


「…うん」


「それじゃあ…しましょっか、えっち…♪」


キスでお互いの唾液でベトベトになった口周りを拭くことすら無く、ベルベットは俺のそそり勃った怒張の上に当たるか当たらないかの焦らされる距離まで跨る


「レイ…分かるかしら、この私の…ベルの大事なところに、このおちんちんが入るのよ…♪」


「ぅあ…っ、そんなちっちゃなとこに…入るの、かな」


ベルベットは自らの秘所、まだ小さな女の子のわれめを指で開いてこちらに分かるように見せてきてくれる…とろとろとした愛液が滴っているのがわかるが、ただでさえベルベットの身体は小さい女の子…俺のそそり勃った怒張が入るのか不安になる


「大丈夫よ、私の方は準備万端だし…魔物のはちょっとやそっと乱暴にしたくらいなんともないのよ♪」


「うぅっ…でも」


「レイは入れたくない?入るかわからないほどの、キツキツぬるぬるのママのこどもおまんこ♪きっと気持ちいいわよ?ほらほら、レイのおちんちんだって早く入りたいよ〜って言ってるわ♪」


そう言ってベルベットはそそり勃った怒張の先を自らのわれめにすりすりと擦り始めた、しびれるような快感が身体に走り、今までキスで溜まっていた分達してしまいそうになる


「うぅっ…!したいよ、俺…ベルの膣内に挿れたいよ…」


「はーい、よく言えました…あぁぁぁああぁっ♪」


「うあぁあぁぁぁぁっ!?」


俺が挿れたいと言った瞬間、体全体を突き抜けるような快感が俺の下半身で爆発した


ガクガクと身体全体が痙攣しはじめて、脳が焼き焦げそうな快感に歯を食いしばりなんとか意識を保った


「ひっ、あぁっ♪レイ、の、おっき…ぁっ♪ああぁっ…♪」


それはベルベットも同じようで顔を蕩かせ紅潮させて、目はどこと無く焦点が合っていないようだった


ここでようやく俺はベルベットが一気に奥まで俺の怒張を突き入れたんだと理解できた、ベルベットの小さな膣内に無理やり突き入れられた怒張はベルベットの子宮を押しつぶしてベルベットの可愛らしいお腹にはぼこっと押し上げられた形が浮いていた


「しきゅ、むりやりつぶされて、へぇ…っ♪おにゃか、ぼこぉっ♪ってなってりゅ♪れいのが、からだおしあげてっ…くるしいけど、きもちいいのぉっ♪あぁああっ♪」


「あぁ、ああああ…!」


「ほらぁ♪れいぃ…わかるっ?ままのなかに、れいのぜぇんぶはいっちゃったのよぉ♪こんにゃ、おなかぐいぃってぇおしてるのぉ♪」


快楽に顔を蕩かしたベルベットが、押し上げられたお腹を愛しむように撫でる…お腹越しに膣内に挿れた怒張を撫でられる感覚が伝わってきて俺は早くも達してしまいそうになる


「あはぁっ♪なでなでぇ♪ってしたら、れいのおちんちんびくぅ♪ってしたぁ♪これきもちいいんでしょ♪よしよし♪なでなでぇ♪」


「あああ!だ、だめ…べるぅ…!」


「なにがだめなのかしら♪きもちいいくせにぃ♪ほらぁ、なでなで♪あぁんっ♪おちんちんぴくぴくって♪ままのなでなできもちいいよぉ♪っていってるわ♪」


「ぅあ…っ!ま、ままぁ…っでる…っ!」


「はぁんっ♪なぁにかわいいこえであまえちゃってぇ♪うんうん♪いいのよっ♪ままのなかでぴゅっぴゅっ♪びゅくびゅく〜♪ってなかだし♪しちゃいましょっ♪ままのなかにい〜っぱい♪おしゃせーしちゃいましょうねっ♪」


「あぁああああぁ!!!」


「ひぁあああぁっ♪しゅごっ…♪おなかのなかぁ♪れいのせーえきでおしあげられてぇっ♪しきゅぅおぼれちゃっ♪ああああっ♪」


ベルベットに促されるまま、快楽のままに俺はベルベットの膣内に容赦無く精液を吐き出した、ベルベットの小さな子宮に大量の精液が流れ込み入りきらなかったものは膣内を押し広げ逆流してごぷりと流れ出る


むりやりに膣内を押し広げられるベルベットはその快感に顔をだらしなく緩ませて背筋がピンと張り体をガクガクと震わせ絶頂に達していた


「あぁ…まま、ままぁ…っ」


「はぁっ♪はぁっ♪…れい、よくがんばったわね…いっぱいおしゃせーできてえらいえらい♪」


お互いに絶頂し、その倦怠感に身を任せベッドに横になる…ベルベットが俺のことを撫でながら褒めてくれている声を聞きながら俺はだんだんと眠気に意識を奪われていく


「よしよし…疲れちゃったでしょ?このままおやすみなさいしちゃっていいわよ…♪」


「うん、おやすみ…ベル…」


ベルベットに撫でられながら、俺はそのまま限界までやってきた眠気に意識を手放してしまった





「寝ちゃった…わね、ふふ…可愛い寝顔♪」


私は横にいる愛おしい子供の、愛する人の寝顔を眺めながらその可愛らしさに顔を緩ませる


この可愛らしい顔を見てるだけで私は、生まれてきてよかった…そう心の底から思える


「べ、るぅ…zzz」


「あらあら…夢に私がいるのかしら♪嬉しい…」


ずっと忘れられて、そうして存在すら有耶無耶になった私を見つけて…私を求めてくれたあなた


本当に私はあなたに出会えて良かった、これから先も私はずっとあなたの側にいたい


「レイ、ずっと一緒にいましょうね…」


私を忘れて、そうしてあなたの前からもいなくなってしまったあの子の代わりに…なれるか分からないけど


なれるように頑張るから、私はずっとあなたのママでいるから…だから


「これからもずっと、ずぅーっと一緒よ…♪」











17/02/06 12:32更新 / ミドリマメ

■作者メッセージ
ドーモ、ミドリマメです。
お久しぶりの投稿ですが相変わらずバブみです、今回はまた一味違うリビングドールママになりました

魔物娘ママのバブみもっと流行れ…

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