疼きと夜這いと「アーさま」
「は、ぁ……ぅ、うあ、ぁふ……!」
お屋敷の南側、割り当てられた部屋のベッドの上。
アーシェスさんとおやすみの挨拶をしたあと……私は寝付けずにいました。
いいえ、そんな生易しいものではありません。
最初下腹部に感じた小さな違和感は、今は疼きの炎となって下半身全体を苛んでいました。
なんとか太ももをこすり合わせてごまかそうとしますが……中途半端な刺激は、かえって熱を大きくするだけ。
まるでとろ火で煮込まれてるみたいです。窓から差し込む月明かりに照らされた私の身体は、その薄暗い中でもわかるくらい赤く染まっていました。
疼きに我慢できなくてそっと指を自分のおまんこに這わせると、そこはもうよだれをたらしていました。
最初の日なのに、せっかく洗濯してあるシーツなのに、汚しちゃう……。
頭の片隅でそんなことを考えましたが、それよりも圧倒的に頭の中を支配したのは快楽を求める本能でした。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゃっ、ちゅ、ぐじゅぐじゅ。
「イ、けない……どうして…? 気持ちいいのに、辛いの、こんなぁ…! イきたいのにぃ……!!」
粘液質な水音を立てながら指は勝手に私のナカをかき混ぜます。でも……どれだけ激しくかき混ぜても、どれだけ奥まで指を突き入れても、私に絶頂は訪れませんでした。
やがて疲れから指も止まってしまって、私は腰を高く上げたような体勢でベッドの上に突っ伏しました。
男の人……男の人がほしい。
ふとそんなことを考えて……私はぼーっと茹だった頭を上げました。
そうだ、犯されれば……男の人に犯されれば、きっと頂上までイける、気持ちよくなれる。
見上げた闇に浮かぶ顔は、今日初めて出会った男の人。
アーシェスさん。倒れていた私を助けてくれた、半仮面の魔術師さん。
あの人なら私を犯してくれるかもしれない。ううん、恩返しで身体を差し出せばいいんだ。
どんなおちんちんなんだろう。硬いかな。長いかな、太いかな。
どんな風に犯してくれるかな。四つん這いにさせられて、後ろからケダモノみたいに犯されちゃう? 私が上に跨って腰を振ったら興奮してくれるかな?
頭の中で妄想が勝手に膨らんでいく間、体は勝手にふらふらと歩いていきます。足を進めるたびにくちゃくちゃと音がするのは、おまんこから垂れた愛液が足までつたっているせい。
歩くたびに股が擦れて我慢できなくなって……とうとう歩きながらおまんこに両手をやって、オナニーしながら歩き出しちゃいました。
こんなのはいけない、って思うんです。でも、思えば思うだけ気持ちよくなっちゃって……アーシェスさんの部屋に着くころには、両手は愛液でぐちゃぐちゃになっちゃって……。
滑るドアノブを両手で捻って、体当たりするようにドアを開けました。
その大きな音で目が覚めたのでしょうか……ベッドの上で身を起こす気配がしたかと思うと、天井に魔法で作った薄明かりがともります。
その明かりで浮かび上がったシルエットに、私は息を荒げながらほとんど四つんばいで近づきました。
「……どうしたのかい、ララ。」
「あ、アーシェスさん……! 助けてくれた、お、お礼を、させ、せてください…! 私の体、好きにして、ほしい…です……!」
震える声で彼にすがりつくと…私の体に腕が巻きついて、抱き上げられる感触。
思わず目をつぶって、そうしてまた開けると……薄明かりの中、アーシェスさんは息がかかりそうな距離で私の顔を覗き込んでいました。かすかに漂う男の人の……アーシェスさんの匂い。胸いっぱいに吸い込むと、それだけでおまんこがじゅんって濡れてきちゃいます。
寝てたはずなのに外されていない仮面。あまり感情というものがこもらない紫色の細い瞳。まるで私の浅ましい姿を観察されているようで……、恥ずかしくなって、でもそれでまた興奮してしまって……もうどうしようもありませんでした。
「それは、本当に私への恩返しなのかい。」
「ごめんなさいっ、ごめんなさいぃ! 違います、私が気持ちよくなりたいんですっ!
私のおまんこ……触ってみてください…!」
アーシェスさんの手をとって私のおまんこまで導きます。様子を確かめるように指が動いて、くちゅくちゅっていやらしい音がしました。
「……ひどく濡れているね。」
「お部屋で、ずっとオナニーしてたんです…! おまんこぐちゅぐちゅって、でもっ! いくらしてもイけなくて、おちんちんがほしくて、こんな風になっちゃったんです…。
お願いです、おちんちんくださいっ! ぐちょ濡れのおまんこ、ずぶずぶって犯してほしいんですっ!!
こんな風だから、おちんちんもきっと気持ちいいですから、だから……!」
アーシェスさんに縋りつきながらおねだりをする私。エッチな気持ちになってくれるかなって、はしたない言葉もたくさん言いました。
「……しょうのない子だね。これは外せないけれど、いいかい。」
左顔にある仮面を指先で叩きながらの言葉は、私を受け入れてくれたしるし。
欲しくて欲しくてしょうがなかったおちんちんがもらえる喜びに言葉もでずに激しく頷く私に、アーシェスさんはふっと息をついて笑ったみたいでした。
ベッドに腰掛けたまま静かにシャツのボタンを外しはじめたアーシェスさん。私はスラックスを下ろして、下着も一緒にずり下ろします。
その中からは、私が欲しくてたまらなかったおちんちんが出てきました。半勃ちのそれは私が妄想の中でおしゃぶりしたよりも大きくて、顔を近づけるとオスの匂いが漂ってきました。
くらくらして、たまりません。
「あは…♪ アーシェスさんのおちんちん、大きくなってる♪ 私のおねだりで興奮してくれたんですね? 嬉しい…♪
おちんちん、おしゃぶりしてもいいですか?」
「ああ、好きにするといいよ。」
「ありがとうございますっ♪ あ〜ん…♪」
お許しが出たので、口をおっきく開けておちんちんを頬張ります。口いっぱいに男の人の匂いと、それにちょっとしょっぱいおちんちんの味が広がりました。
「んむ…んはぁ…あーひぇふはんろおひんひん、おいひぃれふ…♪ ろこがきもひいいか、いっへくらはいれ…?」
咥えながら言うと、言葉はないですけど体がびくって反応してくれます。
上目遣いにアーシェスさんの顔を見ながら、舌をぺたんっておちんちんに貼り付けて舐めあげたり、先っぽを舌先でくすぐるようにしたり、全体を吸い上げたり……思いつくままに、いろんな動きを試してみました。
「れる…アーシェスさん、もうばっきばきに、ちゅっ…硬くなって、えっちぃんだぁ……あ、おつゆこぼれちゃう…♪ じゅるる…っ♪」
口の中で苦味を感じておちんちんを出すと、先っぽから透明な先走りが出ていて、見る間に雫になって垂れ落ちてきます。それを啜ったらお酒みたいにかっと身体がもっと熱くなって……私で気持ちよくなってくれてるのが嬉しくて、また夢中で咥えてしまいました。
先走りをこぼしてしまうのがもったいなくて、じゅるじゅると音を立てながらおちんちんを口と喉で可愛がってあげます。
口の中で先走りがどんどんとろとろになって、濃くなっていくのが分かりました。
それが嬉しくて、頭全体を動かして、お口全体でおちんちんを気持ちよくしていたらアーシェスさんは私の頭に手をやって……そっと撫でてくれて。自然とご奉仕にも熱が入っちゃうんです。
どれくらい夢中でおしゃぶりしてたでしょうか……おちんちんがびくんびくんして、アーシェスさんの押し殺した呻きが聞こえました。
「…っ、すまない、そろ、そろ……。」
「♪」
じゅる、じゅずずずずずずずっ!
最後まで果ててもらおうと、大きくて下品な水音を立てながら強く強く吸い上げ……限界を超えたおちんちんは、一際強く跳ねると青臭くて苦い精液を吐き出します。
「じゅず、んく、ごく…ん、〜…♪ んくっ」
ああ、おいしい。
引き抜かれたあと犯されたとき以来の、人間の精液。アーシェスさんのそれはところどころダマがあるくらい濃くて、喉に引っかかって……それでも私は喉を鳴らして飲み続けました。
「ん……ごくっ…ぷぁ。アーシェスさんったら、どれだけ溜めてたんですか? 我慢してると身体に良くないのに……くす。
でも大丈夫、これからはアーシェスさんが溜まったら、ララがいつでも気持ちよく射精させてあげますから……ね?」
精液に酔っちゃったみたいでした。でも、もう止まりません。
アーシェスさんの横をすり抜けてベッドに転がり、大きく足を開いて、おまんこも自分でくぱぁって開いちゃいます。精液みたいに白く濁った蜜がおまんこからとろとろ流れてシーツがすぐに濡れちゃいましたけど、もう構っていられません。
「アーシェスさん、来て……?」
誘いに導かれるまま、アーシェスさんは私に覆いかぶさってきました。
萎える気配のないおちんちんの先端をおまんこにあてがって……体重をかけて私の中を押し広げながらどんどん奥までやってきます。
「ぁ、あ、ああっ! 入ってくるぅ…おちんちん、アーシェスさんのおちんちんがぁ……っ!!」
充足感っていうか、満足感って言えばいいのか……私ははしたない声を上げながら、やっとおまんこを犯してもらえた快感とは別に不思議な安らぎを感じていました。
この人は私を大事にしてくれる、守ってくれるって本能的に思ったんです。
でもそんなこととは関係なくわたしのおまんこはぐちゃぐちゃのままでおちんちんをきゅぅきゅぅ締め付けて、精液を搾り取ろうと絡みつきます。
そんな中を一気に貫いて…アーシェスさんのおちんちんが私のおまんこの一番奥をこつんと叩きました。
腰を少しだけ引いて、こつん。また引いて、こつん。そのたびにぐじゅっと粘着質な水音がして、何度も何度も小刻みに奥を突いてくるたびに今度は私がびくびくって勝手に身体が震えちゃいます。
「あー、しぇっ、さ、ぁん……! それ、はげ、し、はっ、ああぁっ♪」
「攻められっぱなしなのも、あまり具合が良くないからね……気持ちいいのかい。」
「き、もちぃ、ですっ! おちんちんっ、アーシェスさんのお、ちんちんすごいですぅっ!!」
こんなに激しく交わってるのに……少し息を荒げてるものの、やっぱり表情のほとんど変わらないアーシェスさんを頭の片隅でちょっとだけ小憎らしく思いました。
でも、彼も気持ちよくなってくれてることは分かってます。今はもうシーツに愛液が飛び散るくらい激しい動きと、おまんこの中でひっきりなしに震えて膨らんでるおちんちんが何よりの証拠。
「ああ……まずい、な……そろそろ、限界、かも…!」
「出してっ出してくださいっ! アーシェス、さんのっ、せーえきぃ…!おまっ、んあっ…! こに欲しいんですっ! じゅふ…受粉っ、せーえきで受粉させてぇっ!!」
おちんちんを抜かれたりしないように足を腰に巻きつけて絡めて、アーシェスさんにしがみつきました。そうやって子宮口とおちんちんがキスしたまま、精液がどくどく流れ込みます。
満たされる安心感、抱き締められる安らぎ……どれもこれも、私にははじめてのもの。
あ、私この人を好きになっちゃったんだ……。そんな風に、すとんと腑に落ちて。
おまんこからおちんちんを引き抜いて、私の横に仰向けに転がったアーシェスさん。その上に今度は自分から覆いかぶさって、その胸に甘えて。
セックスの最中は気づきませんでしたけど、細身なのに意外としっかりと筋肉がついてました。
「落ち着いたかい。……激しくしすぎたかもしれない。痛くなかったかな。」
「落ち着きました…。あと、とっても気持ちよかったです……♪ それと……ひとつだけ、お願いしてもいいですか?」
「……何かい。」
私を気遣って頭を撫でてくれるアーシェスさんに答えて、それから、胸に浮かんだ希望を口に出してみることにしました。
「ご主人様って、呼んでもいいですか……?」
「……。」
沈黙。それから硬直。
「……ええと。あー。……さすがに面映いから、勘弁してくれると、嬉しい。」
まだ部屋を照らす薄明かりで、アーシェスさんが顔をそらすのが分かりました。その様子がなんだか可愛くて…ちょっと笑っちゃいました。
「くす。じゃあ、アーさまはだめですか?」
「……それくらいなら。」
「じゃあ、アーさま……おやすみなさい。」
「いや、まだそれはできないかな。」
アーさまは私を抱いたまま急に体を起こします。ベッドから立ち上がって、部屋を出て、すたすたとどこかへ。
「あ、あの……アーさま?」
「風呂場に行く。こんなに身体が汚れたら、うまいこと眠れないから。
朝になったらまずシーツの洗濯かな。今日はあの部屋では眠れないから、予備をもうひとつ使おうか。
……しょうのない子だ。」
「……はい♪」
しょうのない子、と言いながらアーさまはお風呂場で丁寧に身体を洗ってくれました。
そして予備のお部屋で、二人で眠ることができました。
今度こそ、今までで一番長かった一日はおしまいです。
お屋敷の南側、割り当てられた部屋のベッドの上。
アーシェスさんとおやすみの挨拶をしたあと……私は寝付けずにいました。
いいえ、そんな生易しいものではありません。
最初下腹部に感じた小さな違和感は、今は疼きの炎となって下半身全体を苛んでいました。
なんとか太ももをこすり合わせてごまかそうとしますが……中途半端な刺激は、かえって熱を大きくするだけ。
まるでとろ火で煮込まれてるみたいです。窓から差し込む月明かりに照らされた私の身体は、その薄暗い中でもわかるくらい赤く染まっていました。
疼きに我慢できなくてそっと指を自分のおまんこに這わせると、そこはもうよだれをたらしていました。
最初の日なのに、せっかく洗濯してあるシーツなのに、汚しちゃう……。
頭の片隅でそんなことを考えましたが、それよりも圧倒的に頭の中を支配したのは快楽を求める本能でした。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゃっ、ちゅ、ぐじゅぐじゅ。
「イ、けない……どうして…? 気持ちいいのに、辛いの、こんなぁ…! イきたいのにぃ……!!」
粘液質な水音を立てながら指は勝手に私のナカをかき混ぜます。でも……どれだけ激しくかき混ぜても、どれだけ奥まで指を突き入れても、私に絶頂は訪れませんでした。
やがて疲れから指も止まってしまって、私は腰を高く上げたような体勢でベッドの上に突っ伏しました。
男の人……男の人がほしい。
ふとそんなことを考えて……私はぼーっと茹だった頭を上げました。
そうだ、犯されれば……男の人に犯されれば、きっと頂上までイける、気持ちよくなれる。
見上げた闇に浮かぶ顔は、今日初めて出会った男の人。
アーシェスさん。倒れていた私を助けてくれた、半仮面の魔術師さん。
あの人なら私を犯してくれるかもしれない。ううん、恩返しで身体を差し出せばいいんだ。
どんなおちんちんなんだろう。硬いかな。長いかな、太いかな。
どんな風に犯してくれるかな。四つん這いにさせられて、後ろからケダモノみたいに犯されちゃう? 私が上に跨って腰を振ったら興奮してくれるかな?
頭の中で妄想が勝手に膨らんでいく間、体は勝手にふらふらと歩いていきます。足を進めるたびにくちゃくちゃと音がするのは、おまんこから垂れた愛液が足までつたっているせい。
歩くたびに股が擦れて我慢できなくなって……とうとう歩きながらおまんこに両手をやって、オナニーしながら歩き出しちゃいました。
こんなのはいけない、って思うんです。でも、思えば思うだけ気持ちよくなっちゃって……アーシェスさんの部屋に着くころには、両手は愛液でぐちゃぐちゃになっちゃって……。
滑るドアノブを両手で捻って、体当たりするようにドアを開けました。
その大きな音で目が覚めたのでしょうか……ベッドの上で身を起こす気配がしたかと思うと、天井に魔法で作った薄明かりがともります。
その明かりで浮かび上がったシルエットに、私は息を荒げながらほとんど四つんばいで近づきました。
「……どうしたのかい、ララ。」
「あ、アーシェスさん……! 助けてくれた、お、お礼を、させ、せてください…! 私の体、好きにして、ほしい…です……!」
震える声で彼にすがりつくと…私の体に腕が巻きついて、抱き上げられる感触。
思わず目をつぶって、そうしてまた開けると……薄明かりの中、アーシェスさんは息がかかりそうな距離で私の顔を覗き込んでいました。かすかに漂う男の人の……アーシェスさんの匂い。胸いっぱいに吸い込むと、それだけでおまんこがじゅんって濡れてきちゃいます。
寝てたはずなのに外されていない仮面。あまり感情というものがこもらない紫色の細い瞳。まるで私の浅ましい姿を観察されているようで……、恥ずかしくなって、でもそれでまた興奮してしまって……もうどうしようもありませんでした。
「それは、本当に私への恩返しなのかい。」
「ごめんなさいっ、ごめんなさいぃ! 違います、私が気持ちよくなりたいんですっ!
私のおまんこ……触ってみてください…!」
アーシェスさんの手をとって私のおまんこまで導きます。様子を確かめるように指が動いて、くちゅくちゅっていやらしい音がしました。
「……ひどく濡れているね。」
「お部屋で、ずっとオナニーしてたんです…! おまんこぐちゅぐちゅって、でもっ! いくらしてもイけなくて、おちんちんがほしくて、こんな風になっちゃったんです…。
お願いです、おちんちんくださいっ! ぐちょ濡れのおまんこ、ずぶずぶって犯してほしいんですっ!!
こんな風だから、おちんちんもきっと気持ちいいですから、だから……!」
アーシェスさんに縋りつきながらおねだりをする私。エッチな気持ちになってくれるかなって、はしたない言葉もたくさん言いました。
「……しょうのない子だね。これは外せないけれど、いいかい。」
左顔にある仮面を指先で叩きながらの言葉は、私を受け入れてくれたしるし。
欲しくて欲しくてしょうがなかったおちんちんがもらえる喜びに言葉もでずに激しく頷く私に、アーシェスさんはふっと息をついて笑ったみたいでした。
ベッドに腰掛けたまま静かにシャツのボタンを外しはじめたアーシェスさん。私はスラックスを下ろして、下着も一緒にずり下ろします。
その中からは、私が欲しくてたまらなかったおちんちんが出てきました。半勃ちのそれは私が妄想の中でおしゃぶりしたよりも大きくて、顔を近づけるとオスの匂いが漂ってきました。
くらくらして、たまりません。
「あは…♪ アーシェスさんのおちんちん、大きくなってる♪ 私のおねだりで興奮してくれたんですね? 嬉しい…♪
おちんちん、おしゃぶりしてもいいですか?」
「ああ、好きにするといいよ。」
「ありがとうございますっ♪ あ〜ん…♪」
お許しが出たので、口をおっきく開けておちんちんを頬張ります。口いっぱいに男の人の匂いと、それにちょっとしょっぱいおちんちんの味が広がりました。
「んむ…んはぁ…あーひぇふはんろおひんひん、おいひぃれふ…♪ ろこがきもひいいか、いっへくらはいれ…?」
咥えながら言うと、言葉はないですけど体がびくって反応してくれます。
上目遣いにアーシェスさんの顔を見ながら、舌をぺたんっておちんちんに貼り付けて舐めあげたり、先っぽを舌先でくすぐるようにしたり、全体を吸い上げたり……思いつくままに、いろんな動きを試してみました。
「れる…アーシェスさん、もうばっきばきに、ちゅっ…硬くなって、えっちぃんだぁ……あ、おつゆこぼれちゃう…♪ じゅるる…っ♪」
口の中で苦味を感じておちんちんを出すと、先っぽから透明な先走りが出ていて、見る間に雫になって垂れ落ちてきます。それを啜ったらお酒みたいにかっと身体がもっと熱くなって……私で気持ちよくなってくれてるのが嬉しくて、また夢中で咥えてしまいました。
先走りをこぼしてしまうのがもったいなくて、じゅるじゅると音を立てながらおちんちんを口と喉で可愛がってあげます。
口の中で先走りがどんどんとろとろになって、濃くなっていくのが分かりました。
それが嬉しくて、頭全体を動かして、お口全体でおちんちんを気持ちよくしていたらアーシェスさんは私の頭に手をやって……そっと撫でてくれて。自然とご奉仕にも熱が入っちゃうんです。
どれくらい夢中でおしゃぶりしてたでしょうか……おちんちんがびくんびくんして、アーシェスさんの押し殺した呻きが聞こえました。
「…っ、すまない、そろ、そろ……。」
「♪」
じゅる、じゅずずずずずずずっ!
最後まで果ててもらおうと、大きくて下品な水音を立てながら強く強く吸い上げ……限界を超えたおちんちんは、一際強く跳ねると青臭くて苦い精液を吐き出します。
「じゅず、んく、ごく…ん、〜…♪ んくっ」
ああ、おいしい。
引き抜かれたあと犯されたとき以来の、人間の精液。アーシェスさんのそれはところどころダマがあるくらい濃くて、喉に引っかかって……それでも私は喉を鳴らして飲み続けました。
「ん……ごくっ…ぷぁ。アーシェスさんったら、どれだけ溜めてたんですか? 我慢してると身体に良くないのに……くす。
でも大丈夫、これからはアーシェスさんが溜まったら、ララがいつでも気持ちよく射精させてあげますから……ね?」
精液に酔っちゃったみたいでした。でも、もう止まりません。
アーシェスさんの横をすり抜けてベッドに転がり、大きく足を開いて、おまんこも自分でくぱぁって開いちゃいます。精液みたいに白く濁った蜜がおまんこからとろとろ流れてシーツがすぐに濡れちゃいましたけど、もう構っていられません。
「アーシェスさん、来て……?」
誘いに導かれるまま、アーシェスさんは私に覆いかぶさってきました。
萎える気配のないおちんちんの先端をおまんこにあてがって……体重をかけて私の中を押し広げながらどんどん奥までやってきます。
「ぁ、あ、ああっ! 入ってくるぅ…おちんちん、アーシェスさんのおちんちんがぁ……っ!!」
充足感っていうか、満足感って言えばいいのか……私ははしたない声を上げながら、やっとおまんこを犯してもらえた快感とは別に不思議な安らぎを感じていました。
この人は私を大事にしてくれる、守ってくれるって本能的に思ったんです。
でもそんなこととは関係なくわたしのおまんこはぐちゃぐちゃのままでおちんちんをきゅぅきゅぅ締め付けて、精液を搾り取ろうと絡みつきます。
そんな中を一気に貫いて…アーシェスさんのおちんちんが私のおまんこの一番奥をこつんと叩きました。
腰を少しだけ引いて、こつん。また引いて、こつん。そのたびにぐじゅっと粘着質な水音がして、何度も何度も小刻みに奥を突いてくるたびに今度は私がびくびくって勝手に身体が震えちゃいます。
「あー、しぇっ、さ、ぁん……! それ、はげ、し、はっ、ああぁっ♪」
「攻められっぱなしなのも、あまり具合が良くないからね……気持ちいいのかい。」
「き、もちぃ、ですっ! おちんちんっ、アーシェスさんのお、ちんちんすごいですぅっ!!」
こんなに激しく交わってるのに……少し息を荒げてるものの、やっぱり表情のほとんど変わらないアーシェスさんを頭の片隅でちょっとだけ小憎らしく思いました。
でも、彼も気持ちよくなってくれてることは分かってます。今はもうシーツに愛液が飛び散るくらい激しい動きと、おまんこの中でひっきりなしに震えて膨らんでるおちんちんが何よりの証拠。
「ああ……まずい、な……そろそろ、限界、かも…!」
「出してっ出してくださいっ! アーシェス、さんのっ、せーえきぃ…!おまっ、んあっ…! こに欲しいんですっ! じゅふ…受粉っ、せーえきで受粉させてぇっ!!」
おちんちんを抜かれたりしないように足を腰に巻きつけて絡めて、アーシェスさんにしがみつきました。そうやって子宮口とおちんちんがキスしたまま、精液がどくどく流れ込みます。
満たされる安心感、抱き締められる安らぎ……どれもこれも、私にははじめてのもの。
あ、私この人を好きになっちゃったんだ……。そんな風に、すとんと腑に落ちて。
おまんこからおちんちんを引き抜いて、私の横に仰向けに転がったアーシェスさん。その上に今度は自分から覆いかぶさって、その胸に甘えて。
セックスの最中は気づきませんでしたけど、細身なのに意外としっかりと筋肉がついてました。
「落ち着いたかい。……激しくしすぎたかもしれない。痛くなかったかな。」
「落ち着きました…。あと、とっても気持ちよかったです……♪ それと……ひとつだけ、お願いしてもいいですか?」
「……何かい。」
私を気遣って頭を撫でてくれるアーシェスさんに答えて、それから、胸に浮かんだ希望を口に出してみることにしました。
「ご主人様って、呼んでもいいですか……?」
「……。」
沈黙。それから硬直。
「……ええと。あー。……さすがに面映いから、勘弁してくれると、嬉しい。」
まだ部屋を照らす薄明かりで、アーシェスさんが顔をそらすのが分かりました。その様子がなんだか可愛くて…ちょっと笑っちゃいました。
「くす。じゃあ、アーさまはだめですか?」
「……それくらいなら。」
「じゃあ、アーさま……おやすみなさい。」
「いや、まだそれはできないかな。」
アーさまは私を抱いたまま急に体を起こします。ベッドから立ち上がって、部屋を出て、すたすたとどこかへ。
「あ、あの……アーさま?」
「風呂場に行く。こんなに身体が汚れたら、うまいこと眠れないから。
朝になったらまずシーツの洗濯かな。今日はあの部屋では眠れないから、予備をもうひとつ使おうか。
……しょうのない子だ。」
「……はい♪」
しょうのない子、と言いながらアーさまはお風呂場で丁寧に身体を洗ってくれました。
そして予備のお部屋で、二人で眠ることができました。
今度こそ、今までで一番長かった一日はおしまいです。
11/04/24 00:40更新 / 霧谷 来蓮
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