フェアリーちゃんに遊ばれちゃう
いつも通りの通勤路、最近なにやらあっちこっちにカラフルな舗装ができたと思ったら、自転車用のモノだと同僚から教えてもらった。
ふむ、なるほど、そういや自転車も車両だったっけ、せっかくなので自転車屋に行ってママチャリを購入、やっぱり前に鞄が詰めるし、丈夫そう。
そして、ダイエットしたかったのが最大の理由だった。
これならいい運動になる。
「どっこしょ、よし行くぜー」
という訳で俺の自転車通勤が始まった。ちょっとタイヤの空気圧を多めにしたけど、やっぱ潰れている。……ぶっといタイヤのバイクっぽい奴のが良かったかな〜、ま、いいや。
走りながらそんなことを考えていたのがまずかった。
「わっ」
目の前に迫る白い物、咄嗟に交わそうとしたが、“とん”と顔面に軽い衝撃、そして、俺はずっこけた。幸い朝の通勤ラッシュだったにもかかわらず、車に轢かれることもなく無事。
しかし、何かに軽く当たったのは確か、あわてて、よくわからない白い物を探す。
気のせいか、空中を飛んでいたような気もするが、あの高度でドローンが飛行していたとも思えない。
「きゅぅぅぅ」
「え?」
足元に気を失った。え? なにこれ、人形? つんつん。
「むぅ?」
「くかー」
寝てる?
青い長い髪に花の髪飾り、スケスケの白い服を身に纏って、さらに見間違いじゃなかったら、背中に羽がある少女。
というか顔を見たらすごい美少女、てか幼女??
でも、ちっこい。
ハチミツみたいな甘い香りは、彼女からだろうか?
じゃなくて!!
「やべ、とりあえず。事故ったって会社に連絡しないと!」
バッフォンを出して、上司に連絡すると色々聞かれたものの、なんとか臨時の休みをいただけた。大げさに説明して良かった。実際、人的な者と衝突したのは本当のことだし間違ってない。
俺はそっとその謎の生物を保護して家へと戻った。
「さて、どうしたものか」
その謎の生物を連れ帰ってクッションの上に寝かせてやる。外傷とかはないようだし、熱も無い。呼吸もしてるし、やっぱりこの子は生きてる。
とにかく一安心だ。
バッフォンで画像検索をしたら、すぐに正体が判明した。
彼女はフェアリーという。種族の魔物娘らしい。
「ふぁーあ、よくねたー」
んぐぐーと身体を伸ばしてフェアリーが起き上がる。
「あ」
フェアリーは周りをきょろきょろと見て、最後に俺と目があった。
「あーー! あたしにぶつかったお兄ちゃんだ!!」
頬をふくらませてご立腹の様子のフェアリーさん、やべー、本人は怒っているつもりなんだろうけど、全然こわくない。
「ちょっとぉーー! なにへらへらしてんのよ!!」
むにぃーと頬を引っ張られる。
「ごめん、ごめん」
「きゃ、お兄ちゃんの顔すごくのびーるーーー♪」
さっきまで怒っていたのに、小さな羽で俺のまわりを旋回しては耳を引っ張ったりして、笑い転げる少女。
「えっと、君は」
「おっと、ついつい遊びすぎちゃった。えっとわたしはフェアリーのラルカよ。よろしくね。おデブなお兄ちゃん!」
「ラルカちゃんね。うん、さっきはホントにごめんね。っておデブ……」
しょぼーん
俺はがっくりうなだれる。そりゃ太ってるけどさ、こうハッキリ言われると傷つくっていうか。
「すごーい、お腹がトランポリン、わーーーい、たっのっしーーー♥」
「って、まあ、楽しんでるみたいだしいいか」
ラルカと名乗った少女は、その後も俺の体をむにむにしたり、飛んだり跳ねたりして遊んでいた。
「あー、楽しかった。許してあげるね♥」
「そっか、君にケガが無くて良かったよ」
「うん、お兄ちゃんが避けてくれたから、ちょっと足にかすったくらいだし、大丈夫ーーー♪」
楽しかった。という割にまだ俺のお腹の肉をうにょーんと引っ張って笑ってる……。
「やっぱり、太ってるよね俺」
「ん、おデブってやっぱりお兄ちゃんショックだった??」
目の前に飛んできて首を傾げるラルカちゃん、汗びっしょりで着ている服が、すっかり完全に透けてるし!!
「い、いや、実際こんなだし、ラルカちゃんの言う通りだよ!!」
ラルカちゃんの体から目を逸らすように自分の体をみる。というか見ちゃった、ちょっと膨らんだ胸、股の所は産毛すら生えてない。
まさに物語の中の妖精。
「あれー? お兄ちゃんどうしたの? お顔真っ赤だよ」
「うわわっ、なんでもないから、そのあんまり近寄らないで」
気になるのか尚も俺の傍でホバリングしてラルカちゃんが近寄る。うわ、顔もやっぱり可愛いし、こんなにちっこい存在なのに、なんだろ。この子がさっきまで俺の体でぽんぽん飛び跳ねたり、体のあちこちを触って遊んでいたと思うと変な気分になってきちゃった。
「ま、いっかー」
本人には自覚がないのか、にっこり微笑むと何処かにパタパタと飛んでいく。
「ふう、あせった。あの子が人間サイズだったら完全にやばかった」
むくっと起き上がった俺の息子は落ち着いたのか徐々に小さくなる。
魔物娘ってチラッとさっき確認したけど、ラルカちゃんは魔物化していないようだ。あぶないあぶない、さすがにサイズ差がありすぎるしぃぃぃぃ!?
「ん、どったの? お兄ちゃん」
「ラルカちゃん服は!?」
すけすけでもエロかったのに、今度は全裸、いや、絵画とかここが森の中だったら幻想的とか芸術だ! で俺の平常心もちょっとは和らいだかもだけどさ、ここは仮にもごくふつーの男の部屋。
「だってだってー。汗かいちゃったから水浴びしたいなーって♥」
そんな俺の動揺など全く気が付かない様子だし。うわ、ちょっとそんな見せつけるように、体をぐーっと伸ばしたら、はわわわわわ!!!
んしょ、と俺の手を引っ張るラルカちゃん、へ、ちょっと。
「お兄ちゃん、一緒に水浴びしてあそぼー、人間ってお風呂っていうのに入るんでしょ?」
「そうだけど、俺がお湯とか用意するからラルカちゃんひとりでぇぇーーー!」
ええ、ちょ、こんなにちっこいのに俺がずるずる引きずられてる。え、あの小さな羽ってこんなにすごいの
ずるずるずる〜
「むーー、だって、どうやったらお水出るとかわかんないし、そもそも人間用だから、わたしわかんないもん!」
「わ、わかったから手放して」
「うんっ、じゃ一緒にはいろー。えへへぇーー♥♥」
俺の肩に腰掛けるように乗るラルカちゃん、なんだかんだ一緒に風呂に入ることになってしまった。
「おおー! これが人間のお風呂、すごーーーい♥」
何が楽しいのかくるくる飛んではシャワーとかボディソープの容器を珍しそうに眺めている。
「どうしようか、とりあえずラルカちゃんはここへ」
洗面器にぬるいお湯を入れて、ラルカちゃんへ差し出す。
「ありがと、お兄ちゃん、ちゅ♥!」
「へ?」
一瞬頬にあったかいものが触れた。すっごいちっちゃくてぷるぷるしてる。
「ん、どったの?」
洗面器の縁に手を乗っけて、足で水をばしゃばしゃして遊びながら、さっきの行為は全然意識していない様子だし。
「な、なんでもないよ。さて体洗おうっと!!」
なるべくラルカちゃんの方に視線がいかないように俺はいそいそとイスに座ってボディソープで泡立てる。
「わっ、なにそれ、あわあわーー♪」
わかってた。絶対こうなるんじゃないかって、でも、自転車で汗掻いていて気持ちわるかったし、あんな小さい体じゃなにも出来ないだろう。
「よいしょっと」
ラルカちゃんの存在が右に左にと感じられるが無視、俺は今、修行をしているんだ。ちっちゃな妖精の無邪気な誘惑には決して負けない。
なにより、あんな可愛い子にひどいことなんてしたくない。
しかも、俺なんて……体のぜい肉をぷにっと引っ張る。
「おー、伸びるー♥」
こんな身体だし。美女と野獣とかそんなレベルじゃない。あれは物語。俺は別に魔法に掛かっている訳でもないんだ。
「ふんふん、これはこうなって、んしょ」
「って、さっきから何やってるのかな、ラルカちゃん」
「ん? お兄ちゃんのお手伝い」
全身に泡をくっつけて体でごしごしとか、そりゃ気持ちいいのは否定しないよ。ちっちゃいとは言え、胸とかモロに当たってるし。
「俺がやるから大丈夫ぅぅぅっいいい!!!」
「んしょ♥」
ラルカちゃんが俺の息子に跨って全身で……ああああ、ちょっとそんなに動いたら。
「ラ、ラルカちゃん……そこは本当にだめだから」
「きゃは、このぼっこすごい、おっきくなってきたし、熱いし面白い!!!」
耐えろ、ラルカちゃんは遊んでるんだ。たまたま息子の所に止まって飽きたら他の場所に行くに違いない。
「ぐっ」
「んしょ、んしょ♥」
やばい、ちょっとかわいそうだけど、ラルカちゃんをそっと手で掴む。
「え? わわわっ!」
「ラルカちゃん、ソコは俺が洗うから、ね? お願いだからやめて」
「ちぇー、わかった…」
パタパタと残念そうに飛んでいくラルカちゃん、危なかった。あともうちょっとで爆発する所だった。
「んしょ、んしょ♥」
「ひぅ!」
耳を洗ってくれているようだが、その度に俺からは変な声が出てしまう。
ラルカちゃんは俺の反応を見て大爆笑して、床でゴロゴロしてるし。
「ラルカちゃんって、フェアリーじゃなくて、悪魔?」
「え? そんなことないよ。ほらぁ♥」
妖精の羽を改めて見せられる。後ろ姿も可愛いなー、ふむふむ、羽の付け根はこうなってるのか……。
「じゃなくて、ラルカちゃん、俺の体で遊ぶの禁止!!」
「ええええーーー!!」
すごい残念そう。そりゃさっきまで飛び跳ねたり、あっちこっち引っ張っていた物が使用禁止となると、流石にかわいそう。とも思ったが、俺の体がもたない。それにラルカちゃんを汚してしまったら、俺がどうにかなりそうだった。
「ぶーーー、お兄ちゃんどケチー、おデブー!!! 皮被りの粗チン!!!」
なぁぁぁぁーーーーー!
俺がすっごく気にしてることを最後に言われたぁぁぁ!!!! てか、ラルカちゃんどこでそんな言葉覚えてきたんだ。
「がーん」
「ふぅー♥」
「ひぅっ」
耳に息を掛けられて体がビクンとする。
「ふふ、じょーだんだよ。あんなに遊んでくれてありがと。次からは気をつけるから……あのね」
もじもじしながらラルカちゃんが恥ずかしそうに言う。
「お兄ちゃんの体、時々でいいから触りたいの♥ ダメ?」
ちょっと、耳元でなんで色っぽく言うかなぁ、ラルカちゃん意識していないようで実は全部しっているんじゃ? と思うけど、目の前に移動してきたラルカちゃんを見ると、本当にお願い。という感じだし。俺も鬼じゃないから、しぶしぶ了承した。
「わーーーい! やった。お兄ちゃんすきーーー ちゅうううううう♥♥」
「むぐぐぐ」
ちょ、キスされた。
あの可愛いラルカちゃんに、俺の初めてだし、しかもラルカちゃんも顔真っ赤にして何処かに飛んでくし……。
「あー、つかれたー」
「ふぃー、おふろ。良かったー♥」
居間でくつろぐ俺たち。
あれから着替えとかで色々あったけど、ラルカちゃんと和解(?)して、結局、彼女は、と言うと俺のお腹の上でぐでーと寝転んでるし。ま、いっか。
それから二人(?)の変な生活が続いた。ラルカちゃんは相変わらず俺にべったりで人間の生活に興味深々、朝のダイエットのジョギングにも監督(?)として同行してくれる。通勤の時は自転車のカゴに乗って会社に着いたら家へ帰っていく。さすがに社内には連れていけない。(説得するのにすごく大変だった)
あと、どこから持ってくるのか食パンには甘い蜜まで用意してくれる。最初はとまどった風呂も仲良く入って特に問題もない。寝る時は俺の布団の上で丸くなってるし、まるで猫みたいだ。
時々、というか毎日ちっちゃないたずらはされるけど、そんなひどい事はぜったいにしないし、後であやまってくる。
すっかりラルカちゃんとの生活にも慣れ始めた。と、思っていた矢先に事件は起きた。
今日は思い他早く仕事が終わった。
ルンルン気分で玄関の扉を開けようとした時だ。中から変な声が聞こえてきたのでドロボウかと思い、そっとドアを開けて部屋へと忍び足で行く。
そして、ドアの隙間から見てしまった。
「はぁはぁ、お兄ちゃん、お兄ちゃんぅぅぅ♥♥!! もう、わたしがあんなにっ、んんぅ、ゆーわくしてるのにぃぃ♥ ぜんぜんおそってくれない」
ラルカちゃんがオナニーをしていたのだ。
そんな、あんな幼い子が、と思ったが何度も一人で達したのだろう、俺の枕に体全体を擦りつけて腰を振って、びくんびくんと身体を逸らして、更にすごい水音がする。
ショックだった。
「お兄ちゃん♥ お兄ちゃん♥!! 好きぃぃぃ♥♥!!!!」
ガクガクと身体が震えて枕をぎゅっと抱きしめながら尚も体を擦りつけるラルカちゃん。
そんな、ラルカちゃんが、あんなに無邪気で俺になついて、一緒にトランプとかゲームとかして遊んでいたのに……。
「お兄ちゃん、ぅぅぅぅ、いくぅ、わたしいっちゃぅぅぅ♥♥♥!!!」
すべて
俺の幻想だったのだろうか。
彼女に気が付かれないように、そっと玄関から抜け出して、俺は外へと出て行った。
「ただいま……」
「お兄ちゃんーーーおかえりー♥」
それからしばらく散歩していつもの時間に帰宅した。
いつもと変わらないラルカちゃんの笑顔、ちゅっと軽く触れる挨拶かわりの頬へのキス。
「今日は何してあそぶ??」
「……ごめん、ちょっと休むね」
「え?」
正直見ていられなかった、さっきまであんなに乱れていたラルカちゃんと同じ子とは思えない。すべて夢であって欲しかった。
「お兄ちゃん、具合わるいの?」
「ああ、ちょっとね。でも薬があるから大丈夫だよ。ごめんね」
心配そうに俺の周りを飛び回るラルカちゃん、それから布団にくるまって寝た。
さっきまでラルカちゃんがこの枕を使って、オナニーをしていた。
不思議なことにあの行為の痕跡はいっさい無い。
(「お兄ちゃん!! いくぅぅーーー♥♥」)
ぶんぶんと顔を振り払って、あの場面を追い出そうとする。
なんで俺なんだ。
確かに一緒にしばらくはいて、俺も最初こそはラルカちゃんを異性として意識してたのは否定しない。
でも、やがてそれは妹みたいな、友人みたいな感覚へと変わっていった。
ドキっとすることはあったけど、俺は人間で彼女はフェアリーなんだ。
それに、ちょっとは痩せてきたがまだデブな体型、顔も平均以下だと思っている。それに女性経験もない。ファーストキスはラルカちゃん、それもきっと彼女にとっては遊びだったに違いない。
でも、さっきのオナニーはどうみても俺への……。
あー、ダメだ。ヘタれとか言われようが、俺はラルカちゃんに相応しくない。そもそも世界が違いすぎる。彼女にはもっときっと相応しい相手がいるはずだ。
「お兄ちゃん、起きてる?」
部屋の扉は空いているので、ラルカちゃんが入ってきたようだ。
「……」
俺は寝たフリをする。もうちょっと気持ちを整理したかったからだ。
「んー、寝てるか……んしょんしょ」
布団に潜り込んでくるラルカちゃん、どうしよう。動きたいけど、この体で潰してしまったら大変だし。
「よいしょーーー!」
「!!!」
え、なんだ。ズボンが脱がされた!? 何をするつも
いぃぃ!!
「ちゅ♥ お兄ちゃんが悪いんだよ♥」
布団の中からくぐもった声が聞こえてくる。
「ん、もうがまんできない……ちゅっ♥ ちゅぅぅ♥」
平常心平常心!! 反応しなければきっと彼女だってあきらめて帰っていくはずだ。
「ふふ、ほんとに寝ちゃってるんだ………かわいっ♥ …れろれろれろ〜♥♥」
ぐっ、舌が尿道の中にぃぃ!
体が震えそうになるが我慢、俺の息子も反応するな。頼む!
「んふふー、あそんじゃう♥ あー、お布団の中あっつい〜、ぬごーっと」
布団の隙間からポイっと投げられるラルカちゃんの服。
ぷにっした胸が息子にあたり、身体全体で息子が抱きしめられているのがわかる。
ああ、だめだ、だめだ、だめだぁぁ!!
「えへへ、おっきくなってきたぁぁ♥♥……。ん、何度もキスしちゃう。ちゅっ♥!」
ひうっ、びくっと身体がふるえる。
「わたしも脱いだから、お兄ちゃんのも脱ぎ脱ぎしましょうね〜♥」
あああ、皮が皮が剥かれていく、まだ今日は風呂に入ってないし。
「はぁはぁ♥ すっごい、お兄ちゃんのちょっと小さいけど、かわいいし……んちゅ♥………はぁはぁ、すてき♥……ちゅぱ♥…ん♥……」
体を擦りつけて息子が弄ばれてる。布団で様子が見えない分、余計に興奮する。あの幼くて無邪気に微笑んでいたラルカちゃんが……。
「ちゅ♥……んんっ! んんっ。昼間もぉぉ、したけど……というか毎晩……ちゅ♥…いたずらしてたのに♥………全然気が付かないお兄ちゃんが悪いもん♥♥……れろれろれろ♥」
な、ま、毎晩、まさか、そんな。起きた時何も無かったし、変な夢も見なかった。
「くすくす♥……、すっかりわたし、おぼえちゃった……ここがよわい……れろぉ♥♥」
な、え、えええ!!
やばい…い、いくぅぅぅーーー
「きゃっ!! えへへぇ、でたぁ♥……おにいちゃんのあまーいみつぅ♥……んく…んく…さいこう♥………今日も……れろぉ…ふふふ♥♥」
ああああ、ラルカちゃんに毎日絞られていたなんて………。
ううう、なんか情けないし、こんなにえっちになったのって俺のせいなのだろうか。
「ちゅ……ごちそうさまぁ♥……」
小さな舌で綺麗に舐めとられていく俺の精液、やがて全部舐めとると、ズボンをはかせられる感覚。
「お兄ちゃん……早く元気になって遊ぼうね♥……ちゅ……大好きだよ♥♥…んん」
布団から出てきたラルカちゃんは俺の顔の前で止まるとキスをして部屋から出て行った。
なんてこった。
魔物娘のことを知っているなんて思っていたけど、ラルカちゃんは魔物化してたんだ。いつのまに? もしかして最初からだったのか??
もんもんと日々が何日か続いた。
ラルカちゃんとお菓子を作って一緒に食べたり、大好きなカードゲームや最近ハマった将棋の相手をしたり、昼間はふつーに中の良い兄妹のような関係。
でも、日に日にラルカちゃんの夜の悪戯は激しくなっていった。
俺の乳首はすっかり開発されて、彼女の唇でなさけなく射精するまでになり。
俺の息子は弱点をすべて見つけられ、ラルカちゃんが本気になれば1分もかからずに射精させられる。
俺のお尻の穴に手を突っ込むことも覚えてからはひどかった。前立腺というのだろうか、ラルカちゃんにそこもすっかり感じるようにされて、そこでも射精、というか一晩に何回も射精させられる。
必死に寝たフリを続けていたが、明らかに射精量が増えて、寝不足のハズなのに昼間はきちんとした生活を送れているし……。
俺の体はどうなってしまったのだろう。
「お兄ちゃんおかえりっ! ちゅ♥!!」
「ああ、ただいま」
「今日は何してあそぶ?」
「人生ゲームを買ってきたんだ。これで遊ぼうか」
「うんうん、わー、なにこれ、面白そうっ、お兄ちゃんやろやろっ♥!!」
ぐいぐいっとひっぱるラルカちゃん、いつもと変らない無邪気な笑顔。
変わることのない二人の生活。
しかし、夜になれば、俺はラルカちゃんに何度も射精させられる日々を送るようになってしまった。
「えへへ、今日は……んん、お兄ちゃんの♥……どーてい、うばっちゃう♥………ふふふ♥…」
ああ、ついに、この日が……、く……。
「今日も楽しかったな……ゲームの中だったけど、結婚♥……お兄ちゃんと……子どもたくさん♥………くふふっ、……んしょ…く……はぁはぁ、おにいちゃん♥…入れちゃうよぉ……んんっ♥♥♥!!!」
「!!!!」
びくんと震える俺の体。それを見て喜ぶ無邪気な少女の声。
「お兄ちゃんかわいい♥……、んしょっと、んぐぐぐ……あはぁ♥……全部はいったぁ♥……すごーい、わたしのからだ………ぼこってなってるぅ♥♥…」
「っ」
見たいけど、見たらこの関係が終わってしまう。という恐怖。
それにすっかり俺はこの夜のラルカちゃんの悪戯にはまってしまった。
次は何をされるのだろう?
あの小さな体でどんな風に遊んでくれるのだろう?
気が付けば、俺はラルカちゃんの秘密で淫らな遊びに堕落していた、もうラルカちゃん以外の女性に興味はない。
「はぁっ! はぁっ!! お兄ちゃん♥!! お兄ちゃん♥♥!!! すきすきすきすきぃぃぃ♥♥!! あはっ、またでたぁぁ♥♥!! えへへ、こんなちっちゃなわたしに♥……はじめて……んっ…うばわれちゃったんだよぉ♥♥……って、聞いてないか………ふふ…子ども……つくろ……このまま……中に♥…」
熱い、ラルカちゃんの体全体で息子が抱きしめられている。何度も中に射精しているのに、ラルカちゃんは羽を使って飛んだり跳ねたりして、俺のを抜き差ししているようだ。見えない分、ものすごく興奮する。
せめて、あの昼間の無邪気に微笑む少女の顔だけ見たかった。あの淫らな顔は過去に見たオナニーの一回だけ。
いつまでも清らかで、純粋でかわいいフェアリーのラルカちゃん。
「くすくす、またいっちゃったぁ♥………お兄ちゃんとわたし……えへへぇ…同時♥……はぁっはぁっ、すっごいよぉ♥♥………わたしみたいな子をにんしん♥……ふふ…そして……お兄ちゃんがおとーさん♥……おかーさんはわたしぃ♥♥……うれしいなぁ♥……」
尚も続く性交。一歩的に犯される俺。犯しているのはラルカちゃんじゃなくて、違うモノなんだ……。
そんな、子どもが出来たら……うう、抜きたいけど、抜けない……。
「あはぁっ♥!! もっと最初にうばっちゃえばぁ♥…んんっ、よかったぁぁっひぅっ♥!! ……乳首も……お尻も…えへへ、すっかりわたしのものぉぉ♥♥……お兄ちゃんの全部……えっちにしちゃったぁぁ…えへっ♥♥…………」
この上に乗っているのは違う小悪魔、昼間のラルカちゃんじゃない!
「ふふっ、かわいいかわいい、どうしようかな♥……これだけしても……あはぁ♥…起きないからぁ♥…次は…くすくす……もっとぉ……えっちなことぉ♥……ああん……またでたぁ♥……15回目♥……しんきろくだぁ…やったぁ♥……お腹……ほんとにあかちゃんが……ん…できたみたい♥♥…………」
彼女の言葉を聞いて期待で俺の息子がまた射精する……。
ああ、あの子どもみたいなラルカちゃんが子どもを産むなんて……う、だめだ、興奮が止まらない。
「………でもざんねん…。わたしたち…子ども出来辛いから…むりだよね……でも、毎日中にだしてもらえればできるかなぁ♥♥……」
安心したけど……え、これから毎日…。
ああ、もっとして欲しい。ラルカちゃんに精液を絞られたい……。
「んしょ……お兄ちゃん♥…今夜も……楽しかったよ……ちゅぅっ♥♥!」
行為の後は後片付け。それも慣れたものでラルカちゃんはあっという間にやってしまう。
それが終わると、俺の上で丸くなりすぐに小さな寝息が聞こえてくる。
そっと自分の唇に手を触れると甘い蜜の香りがした。
(ラルカちゃん……)
次はこの小さな小さな女王様に何をしてもらえるのだろう。
楽しみで明日の夜が待ち遠しい。
「お兄ちゃん♥……愛してる♥…ちゅぅっ……すぅーすぅー……」
実はこうでした。
「ほんとーは全部気が付いてるんだけどねー。お兄ちゃんには内緒ー。しーだよ。しー♥♥」
「ラルカー、どうするの?」
「あ、リルちゃん、んと、もうちょっとちょーきょー♥ してから、妖精の国にゆーかいするの♪ その時に全部話してあげるんだぁ! えへ、楽しみだなぁ♥……お兄ちゃんの反応、くふふぅ♥」
「調教とか誘拐とか……ぶっそうだし。ラルカ、そんなにドSだったっけ?」
「ちがうよ? ホントはお兄ちゃんにおそってほしかったのに、全然だったから、わたしからおそっちゃったら、こうなったの♥!」
「そうなの? まーあたい達って見かけこんなだし、ろりこんだっけ? 一部の人間しかきょーみ持ってくれないもんね」
「サバトに行けばいいんじゃない?」
「どうしようかな、でも、ラルカみたいな運命的な出会いってやつ? それもよさそうだし」
「あ、あれ。実は計画的でした」
「やだ。ラルカ……あんたこわいわ。当たり屋ですか?」
「え? だって、もしお兄ちゃんが車にひかれちゃってケガしたらたいへん、それにシルフちゃんに頼んで不自然な風でお兄ちゃんのケガも最小限に……(以下略」
「こいつ、どれだけ綿密な計画を……ま、いいわ。で、どうなのあんたのお婿さん」
「かわいいの一言! お兄ちゃんとエッチしてたら、わたしがなにしても、必死に寝たフリしてるんだよ? あっあって女の子みたいに♥ 蜜みたいな甘ーい声だして、……すっごくこうふんしちゃう♥♥」
「ラルカ……あんた、出会った時は無邪気でアホで有名だったのに……変わるものね」
「さりげなくひどいよ…。ひていはしないけど…、それは置いといて、リルちゃんも見たら思うって、お兄ちゃん♥ すっごくびんかんなんだぁ♥ 思い出したらまたぬれてきちゃった♥……」
「ちょっと、その時はあたいも混ぜなさいよ!! きょーみ出てきたわ!!!」
「だめーーー! お兄ちゃんはわたしせんよーだもんねー♥ というかお兄ちゃんの身体はわたしにしかはんのーしないよ? もう、そうちょーきょーしちゃったから♥♥……えへへ」
「はいはい、ごちそうさま。いいなーあたいも、人間の男で遊んでみたいよー」
「あれれ、リルちゃんもドSになっちゃう??」
「えー、んふふ、それは相手次第かなー」
「そっかー、まあ、そうだよね。ま、近いうちに紹介だけならしてあげる」
「あんまり無理させたらだめだよー」
「はーい、それじゃ、そろそろお兄ちゃん帰ってくるから♥」
「はいはい、またね」
「お兄ちゃんは忘れてるんだろうなー。ちょっと前に、鳥に襲われてたわたしを助けたってこと。……でも、そんなお兄ちゃんが大好きっ。もっともっと愛してあげて恩返し、早く全部打ち明けて………えへへっ♥」
がちゃ
「お兄ちゃんおかえりー♪ 今日も“いっぱい”あそぼーねー♥♥」
それからしばらくして、妖精の国で二人は結婚。
他の妖精達から『ハチミツよりも甘々の夫婦』と言われるのは、また別のお話。
ふむ、なるほど、そういや自転車も車両だったっけ、せっかくなので自転車屋に行ってママチャリを購入、やっぱり前に鞄が詰めるし、丈夫そう。
そして、ダイエットしたかったのが最大の理由だった。
これならいい運動になる。
「どっこしょ、よし行くぜー」
という訳で俺の自転車通勤が始まった。ちょっとタイヤの空気圧を多めにしたけど、やっぱ潰れている。……ぶっといタイヤのバイクっぽい奴のが良かったかな〜、ま、いいや。
走りながらそんなことを考えていたのがまずかった。
「わっ」
目の前に迫る白い物、咄嗟に交わそうとしたが、“とん”と顔面に軽い衝撃、そして、俺はずっこけた。幸い朝の通勤ラッシュだったにもかかわらず、車に轢かれることもなく無事。
しかし、何かに軽く当たったのは確か、あわてて、よくわからない白い物を探す。
気のせいか、空中を飛んでいたような気もするが、あの高度でドローンが飛行していたとも思えない。
「きゅぅぅぅ」
「え?」
足元に気を失った。え? なにこれ、人形? つんつん。
「むぅ?」
「くかー」
寝てる?
青い長い髪に花の髪飾り、スケスケの白い服を身に纏って、さらに見間違いじゃなかったら、背中に羽がある少女。
というか顔を見たらすごい美少女、てか幼女??
でも、ちっこい。
ハチミツみたいな甘い香りは、彼女からだろうか?
じゃなくて!!
「やべ、とりあえず。事故ったって会社に連絡しないと!」
バッフォンを出して、上司に連絡すると色々聞かれたものの、なんとか臨時の休みをいただけた。大げさに説明して良かった。実際、人的な者と衝突したのは本当のことだし間違ってない。
俺はそっとその謎の生物を保護して家へと戻った。
「さて、どうしたものか」
その謎の生物を連れ帰ってクッションの上に寝かせてやる。外傷とかはないようだし、熱も無い。呼吸もしてるし、やっぱりこの子は生きてる。
とにかく一安心だ。
バッフォンで画像検索をしたら、すぐに正体が判明した。
彼女はフェアリーという。種族の魔物娘らしい。
「ふぁーあ、よくねたー」
んぐぐーと身体を伸ばしてフェアリーが起き上がる。
「あ」
フェアリーは周りをきょろきょろと見て、最後に俺と目があった。
「あーー! あたしにぶつかったお兄ちゃんだ!!」
頬をふくらませてご立腹の様子のフェアリーさん、やべー、本人は怒っているつもりなんだろうけど、全然こわくない。
「ちょっとぉーー! なにへらへらしてんのよ!!」
むにぃーと頬を引っ張られる。
「ごめん、ごめん」
「きゃ、お兄ちゃんの顔すごくのびーるーーー♪」
さっきまで怒っていたのに、小さな羽で俺のまわりを旋回しては耳を引っ張ったりして、笑い転げる少女。
「えっと、君は」
「おっと、ついつい遊びすぎちゃった。えっとわたしはフェアリーのラルカよ。よろしくね。おデブなお兄ちゃん!」
「ラルカちゃんね。うん、さっきはホントにごめんね。っておデブ……」
しょぼーん
俺はがっくりうなだれる。そりゃ太ってるけどさ、こうハッキリ言われると傷つくっていうか。
「すごーい、お腹がトランポリン、わーーーい、たっのっしーーー♥」
「って、まあ、楽しんでるみたいだしいいか」
ラルカと名乗った少女は、その後も俺の体をむにむにしたり、飛んだり跳ねたりして遊んでいた。
「あー、楽しかった。許してあげるね♥」
「そっか、君にケガが無くて良かったよ」
「うん、お兄ちゃんが避けてくれたから、ちょっと足にかすったくらいだし、大丈夫ーーー♪」
楽しかった。という割にまだ俺のお腹の肉をうにょーんと引っ張って笑ってる……。
「やっぱり、太ってるよね俺」
「ん、おデブってやっぱりお兄ちゃんショックだった??」
目の前に飛んできて首を傾げるラルカちゃん、汗びっしょりで着ている服が、すっかり完全に透けてるし!!
「い、いや、実際こんなだし、ラルカちゃんの言う通りだよ!!」
ラルカちゃんの体から目を逸らすように自分の体をみる。というか見ちゃった、ちょっと膨らんだ胸、股の所は産毛すら生えてない。
まさに物語の中の妖精。
「あれー? お兄ちゃんどうしたの? お顔真っ赤だよ」
「うわわっ、なんでもないから、そのあんまり近寄らないで」
気になるのか尚も俺の傍でホバリングしてラルカちゃんが近寄る。うわ、顔もやっぱり可愛いし、こんなにちっこい存在なのに、なんだろ。この子がさっきまで俺の体でぽんぽん飛び跳ねたり、体のあちこちを触って遊んでいたと思うと変な気分になってきちゃった。
「ま、いっかー」
本人には自覚がないのか、にっこり微笑むと何処かにパタパタと飛んでいく。
「ふう、あせった。あの子が人間サイズだったら完全にやばかった」
むくっと起き上がった俺の息子は落ち着いたのか徐々に小さくなる。
魔物娘ってチラッとさっき確認したけど、ラルカちゃんは魔物化していないようだ。あぶないあぶない、さすがにサイズ差がありすぎるしぃぃぃぃ!?
「ん、どったの? お兄ちゃん」
「ラルカちゃん服は!?」
すけすけでもエロかったのに、今度は全裸、いや、絵画とかここが森の中だったら幻想的とか芸術だ! で俺の平常心もちょっとは和らいだかもだけどさ、ここは仮にもごくふつーの男の部屋。
「だってだってー。汗かいちゃったから水浴びしたいなーって♥」
そんな俺の動揺など全く気が付かない様子だし。うわ、ちょっとそんな見せつけるように、体をぐーっと伸ばしたら、はわわわわわ!!!
んしょ、と俺の手を引っ張るラルカちゃん、へ、ちょっと。
「お兄ちゃん、一緒に水浴びしてあそぼー、人間ってお風呂っていうのに入るんでしょ?」
「そうだけど、俺がお湯とか用意するからラルカちゃんひとりでぇぇーーー!」
ええ、ちょ、こんなにちっこいのに俺がずるずる引きずられてる。え、あの小さな羽ってこんなにすごいの
ずるずるずる〜
「むーー、だって、どうやったらお水出るとかわかんないし、そもそも人間用だから、わたしわかんないもん!」
「わ、わかったから手放して」
「うんっ、じゃ一緒にはいろー。えへへぇーー♥♥」
俺の肩に腰掛けるように乗るラルカちゃん、なんだかんだ一緒に風呂に入ることになってしまった。
「おおー! これが人間のお風呂、すごーーーい♥」
何が楽しいのかくるくる飛んではシャワーとかボディソープの容器を珍しそうに眺めている。
「どうしようか、とりあえずラルカちゃんはここへ」
洗面器にぬるいお湯を入れて、ラルカちゃんへ差し出す。
「ありがと、お兄ちゃん、ちゅ♥!」
「へ?」
一瞬頬にあったかいものが触れた。すっごいちっちゃくてぷるぷるしてる。
「ん、どったの?」
洗面器の縁に手を乗っけて、足で水をばしゃばしゃして遊びながら、さっきの行為は全然意識していない様子だし。
「な、なんでもないよ。さて体洗おうっと!!」
なるべくラルカちゃんの方に視線がいかないように俺はいそいそとイスに座ってボディソープで泡立てる。
「わっ、なにそれ、あわあわーー♪」
わかってた。絶対こうなるんじゃないかって、でも、自転車で汗掻いていて気持ちわるかったし、あんな小さい体じゃなにも出来ないだろう。
「よいしょっと」
ラルカちゃんの存在が右に左にと感じられるが無視、俺は今、修行をしているんだ。ちっちゃな妖精の無邪気な誘惑には決して負けない。
なにより、あんな可愛い子にひどいことなんてしたくない。
しかも、俺なんて……体のぜい肉をぷにっと引っ張る。
「おー、伸びるー♥」
こんな身体だし。美女と野獣とかそんなレベルじゃない。あれは物語。俺は別に魔法に掛かっている訳でもないんだ。
「ふんふん、これはこうなって、んしょ」
「って、さっきから何やってるのかな、ラルカちゃん」
「ん? お兄ちゃんのお手伝い」
全身に泡をくっつけて体でごしごしとか、そりゃ気持ちいいのは否定しないよ。ちっちゃいとは言え、胸とかモロに当たってるし。
「俺がやるから大丈夫ぅぅぅっいいい!!!」
「んしょ♥」
ラルカちゃんが俺の息子に跨って全身で……ああああ、ちょっとそんなに動いたら。
「ラ、ラルカちゃん……そこは本当にだめだから」
「きゃは、このぼっこすごい、おっきくなってきたし、熱いし面白い!!!」
耐えろ、ラルカちゃんは遊んでるんだ。たまたま息子の所に止まって飽きたら他の場所に行くに違いない。
「ぐっ」
「んしょ、んしょ♥」
やばい、ちょっとかわいそうだけど、ラルカちゃんをそっと手で掴む。
「え? わわわっ!」
「ラルカちゃん、ソコは俺が洗うから、ね? お願いだからやめて」
「ちぇー、わかった…」
パタパタと残念そうに飛んでいくラルカちゃん、危なかった。あともうちょっとで爆発する所だった。
「んしょ、んしょ♥」
「ひぅ!」
耳を洗ってくれているようだが、その度に俺からは変な声が出てしまう。
ラルカちゃんは俺の反応を見て大爆笑して、床でゴロゴロしてるし。
「ラルカちゃんって、フェアリーじゃなくて、悪魔?」
「え? そんなことないよ。ほらぁ♥」
妖精の羽を改めて見せられる。後ろ姿も可愛いなー、ふむふむ、羽の付け根はこうなってるのか……。
「じゃなくて、ラルカちゃん、俺の体で遊ぶの禁止!!」
「ええええーーー!!」
すごい残念そう。そりゃさっきまで飛び跳ねたり、あっちこっち引っ張っていた物が使用禁止となると、流石にかわいそう。とも思ったが、俺の体がもたない。それにラルカちゃんを汚してしまったら、俺がどうにかなりそうだった。
「ぶーーー、お兄ちゃんどケチー、おデブー!!! 皮被りの粗チン!!!」
なぁぁぁぁーーーーー!
俺がすっごく気にしてることを最後に言われたぁぁぁ!!!! てか、ラルカちゃんどこでそんな言葉覚えてきたんだ。
「がーん」
「ふぅー♥」
「ひぅっ」
耳に息を掛けられて体がビクンとする。
「ふふ、じょーだんだよ。あんなに遊んでくれてありがと。次からは気をつけるから……あのね」
もじもじしながらラルカちゃんが恥ずかしそうに言う。
「お兄ちゃんの体、時々でいいから触りたいの♥ ダメ?」
ちょっと、耳元でなんで色っぽく言うかなぁ、ラルカちゃん意識していないようで実は全部しっているんじゃ? と思うけど、目の前に移動してきたラルカちゃんを見ると、本当にお願い。という感じだし。俺も鬼じゃないから、しぶしぶ了承した。
「わーーーい! やった。お兄ちゃんすきーーー ちゅうううううう♥♥」
「むぐぐぐ」
ちょ、キスされた。
あの可愛いラルカちゃんに、俺の初めてだし、しかもラルカちゃんも顔真っ赤にして何処かに飛んでくし……。
「あー、つかれたー」
「ふぃー、おふろ。良かったー♥」
居間でくつろぐ俺たち。
あれから着替えとかで色々あったけど、ラルカちゃんと和解(?)して、結局、彼女は、と言うと俺のお腹の上でぐでーと寝転んでるし。ま、いっか。
それから二人(?)の変な生活が続いた。ラルカちゃんは相変わらず俺にべったりで人間の生活に興味深々、朝のダイエットのジョギングにも監督(?)として同行してくれる。通勤の時は自転車のカゴに乗って会社に着いたら家へ帰っていく。さすがに社内には連れていけない。(説得するのにすごく大変だった)
あと、どこから持ってくるのか食パンには甘い蜜まで用意してくれる。最初はとまどった風呂も仲良く入って特に問題もない。寝る時は俺の布団の上で丸くなってるし、まるで猫みたいだ。
時々、というか毎日ちっちゃないたずらはされるけど、そんなひどい事はぜったいにしないし、後であやまってくる。
すっかりラルカちゃんとの生活にも慣れ始めた。と、思っていた矢先に事件は起きた。
今日は思い他早く仕事が終わった。
ルンルン気分で玄関の扉を開けようとした時だ。中から変な声が聞こえてきたのでドロボウかと思い、そっとドアを開けて部屋へと忍び足で行く。
そして、ドアの隙間から見てしまった。
「はぁはぁ、お兄ちゃん、お兄ちゃんぅぅぅ♥♥!! もう、わたしがあんなにっ、んんぅ、ゆーわくしてるのにぃぃ♥ ぜんぜんおそってくれない」
ラルカちゃんがオナニーをしていたのだ。
そんな、あんな幼い子が、と思ったが何度も一人で達したのだろう、俺の枕に体全体を擦りつけて腰を振って、びくんびくんと身体を逸らして、更にすごい水音がする。
ショックだった。
「お兄ちゃん♥ お兄ちゃん♥!! 好きぃぃぃ♥♥!!!!」
ガクガクと身体が震えて枕をぎゅっと抱きしめながら尚も体を擦りつけるラルカちゃん。
そんな、ラルカちゃんが、あんなに無邪気で俺になついて、一緒にトランプとかゲームとかして遊んでいたのに……。
「お兄ちゃん、ぅぅぅぅ、いくぅ、わたしいっちゃぅぅぅ♥♥♥!!!」
すべて
俺の幻想だったのだろうか。
彼女に気が付かれないように、そっと玄関から抜け出して、俺は外へと出て行った。
「ただいま……」
「お兄ちゃんーーーおかえりー♥」
それからしばらく散歩していつもの時間に帰宅した。
いつもと変わらないラルカちゃんの笑顔、ちゅっと軽く触れる挨拶かわりの頬へのキス。
「今日は何してあそぶ??」
「……ごめん、ちょっと休むね」
「え?」
正直見ていられなかった、さっきまであんなに乱れていたラルカちゃんと同じ子とは思えない。すべて夢であって欲しかった。
「お兄ちゃん、具合わるいの?」
「ああ、ちょっとね。でも薬があるから大丈夫だよ。ごめんね」
心配そうに俺の周りを飛び回るラルカちゃん、それから布団にくるまって寝た。
さっきまでラルカちゃんがこの枕を使って、オナニーをしていた。
不思議なことにあの行為の痕跡はいっさい無い。
(「お兄ちゃん!! いくぅぅーーー♥♥」)
ぶんぶんと顔を振り払って、あの場面を追い出そうとする。
なんで俺なんだ。
確かに一緒にしばらくはいて、俺も最初こそはラルカちゃんを異性として意識してたのは否定しない。
でも、やがてそれは妹みたいな、友人みたいな感覚へと変わっていった。
ドキっとすることはあったけど、俺は人間で彼女はフェアリーなんだ。
それに、ちょっとは痩せてきたがまだデブな体型、顔も平均以下だと思っている。それに女性経験もない。ファーストキスはラルカちゃん、それもきっと彼女にとっては遊びだったに違いない。
でも、さっきのオナニーはどうみても俺への……。
あー、ダメだ。ヘタれとか言われようが、俺はラルカちゃんに相応しくない。そもそも世界が違いすぎる。彼女にはもっときっと相応しい相手がいるはずだ。
「お兄ちゃん、起きてる?」
部屋の扉は空いているので、ラルカちゃんが入ってきたようだ。
「……」
俺は寝たフリをする。もうちょっと気持ちを整理したかったからだ。
「んー、寝てるか……んしょんしょ」
布団に潜り込んでくるラルカちゃん、どうしよう。動きたいけど、この体で潰してしまったら大変だし。
「よいしょーーー!」
「!!!」
え、なんだ。ズボンが脱がされた!? 何をするつも
いぃぃ!!
「ちゅ♥ お兄ちゃんが悪いんだよ♥」
布団の中からくぐもった声が聞こえてくる。
「ん、もうがまんできない……ちゅっ♥ ちゅぅぅ♥」
平常心平常心!! 反応しなければきっと彼女だってあきらめて帰っていくはずだ。
「ふふ、ほんとに寝ちゃってるんだ………かわいっ♥ …れろれろれろ〜♥♥」
ぐっ、舌が尿道の中にぃぃ!
体が震えそうになるが我慢、俺の息子も反応するな。頼む!
「んふふー、あそんじゃう♥ あー、お布団の中あっつい〜、ぬごーっと」
布団の隙間からポイっと投げられるラルカちゃんの服。
ぷにっした胸が息子にあたり、身体全体で息子が抱きしめられているのがわかる。
ああ、だめだ、だめだ、だめだぁぁ!!
「えへへ、おっきくなってきたぁぁ♥♥……。ん、何度もキスしちゃう。ちゅっ♥!」
ひうっ、びくっと身体がふるえる。
「わたしも脱いだから、お兄ちゃんのも脱ぎ脱ぎしましょうね〜♥」
あああ、皮が皮が剥かれていく、まだ今日は風呂に入ってないし。
「はぁはぁ♥ すっごい、お兄ちゃんのちょっと小さいけど、かわいいし……んちゅ♥………はぁはぁ、すてき♥……ちゅぱ♥…ん♥……」
体を擦りつけて息子が弄ばれてる。布団で様子が見えない分、余計に興奮する。あの幼くて無邪気に微笑んでいたラルカちゃんが……。
「ちゅ♥……んんっ! んんっ。昼間もぉぉ、したけど……というか毎晩……ちゅ♥…いたずらしてたのに♥………全然気が付かないお兄ちゃんが悪いもん♥♥……れろれろれろ♥」
な、ま、毎晩、まさか、そんな。起きた時何も無かったし、変な夢も見なかった。
「くすくす♥……、すっかりわたし、おぼえちゃった……ここがよわい……れろぉ♥♥」
な、え、えええ!!
やばい…い、いくぅぅぅーーー
「きゃっ!! えへへぇ、でたぁ♥……おにいちゃんのあまーいみつぅ♥……んく…んく…さいこう♥………今日も……れろぉ…ふふふ♥♥」
ああああ、ラルカちゃんに毎日絞られていたなんて………。
ううう、なんか情けないし、こんなにえっちになったのって俺のせいなのだろうか。
「ちゅ……ごちそうさまぁ♥……」
小さな舌で綺麗に舐めとられていく俺の精液、やがて全部舐めとると、ズボンをはかせられる感覚。
「お兄ちゃん……早く元気になって遊ぼうね♥……ちゅ……大好きだよ♥♥…んん」
布団から出てきたラルカちゃんは俺の顔の前で止まるとキスをして部屋から出て行った。
なんてこった。
魔物娘のことを知っているなんて思っていたけど、ラルカちゃんは魔物化してたんだ。いつのまに? もしかして最初からだったのか??
もんもんと日々が何日か続いた。
ラルカちゃんとお菓子を作って一緒に食べたり、大好きなカードゲームや最近ハマった将棋の相手をしたり、昼間はふつーに中の良い兄妹のような関係。
でも、日に日にラルカちゃんの夜の悪戯は激しくなっていった。
俺の乳首はすっかり開発されて、彼女の唇でなさけなく射精するまでになり。
俺の息子は弱点をすべて見つけられ、ラルカちゃんが本気になれば1分もかからずに射精させられる。
俺のお尻の穴に手を突っ込むことも覚えてからはひどかった。前立腺というのだろうか、ラルカちゃんにそこもすっかり感じるようにされて、そこでも射精、というか一晩に何回も射精させられる。
必死に寝たフリを続けていたが、明らかに射精量が増えて、寝不足のハズなのに昼間はきちんとした生活を送れているし……。
俺の体はどうなってしまったのだろう。
「お兄ちゃんおかえりっ! ちゅ♥!!」
「ああ、ただいま」
「今日は何してあそぶ?」
「人生ゲームを買ってきたんだ。これで遊ぼうか」
「うんうん、わー、なにこれ、面白そうっ、お兄ちゃんやろやろっ♥!!」
ぐいぐいっとひっぱるラルカちゃん、いつもと変らない無邪気な笑顔。
変わることのない二人の生活。
しかし、夜になれば、俺はラルカちゃんに何度も射精させられる日々を送るようになってしまった。
「えへへ、今日は……んん、お兄ちゃんの♥……どーてい、うばっちゃう♥………ふふふ♥…」
ああ、ついに、この日が……、く……。
「今日も楽しかったな……ゲームの中だったけど、結婚♥……お兄ちゃんと……子どもたくさん♥………くふふっ、……んしょ…く……はぁはぁ、おにいちゃん♥…入れちゃうよぉ……んんっ♥♥♥!!!」
「!!!!」
びくんと震える俺の体。それを見て喜ぶ無邪気な少女の声。
「お兄ちゃんかわいい♥……、んしょっと、んぐぐぐ……あはぁ♥……全部はいったぁ♥……すごーい、わたしのからだ………ぼこってなってるぅ♥♥…」
「っ」
見たいけど、見たらこの関係が終わってしまう。という恐怖。
それにすっかり俺はこの夜のラルカちゃんの悪戯にはまってしまった。
次は何をされるのだろう?
あの小さな体でどんな風に遊んでくれるのだろう?
気が付けば、俺はラルカちゃんの秘密で淫らな遊びに堕落していた、もうラルカちゃん以外の女性に興味はない。
「はぁっ! はぁっ!! お兄ちゃん♥!! お兄ちゃん♥♥!!! すきすきすきすきぃぃぃ♥♥!! あはっ、またでたぁぁ♥♥!! えへへ、こんなちっちゃなわたしに♥……はじめて……んっ…うばわれちゃったんだよぉ♥♥……って、聞いてないか………ふふ…子ども……つくろ……このまま……中に♥…」
熱い、ラルカちゃんの体全体で息子が抱きしめられている。何度も中に射精しているのに、ラルカちゃんは羽を使って飛んだり跳ねたりして、俺のを抜き差ししているようだ。見えない分、ものすごく興奮する。
せめて、あの昼間の無邪気に微笑む少女の顔だけ見たかった。あの淫らな顔は過去に見たオナニーの一回だけ。
いつまでも清らかで、純粋でかわいいフェアリーのラルカちゃん。
「くすくす、またいっちゃったぁ♥………お兄ちゃんとわたし……えへへぇ…同時♥……はぁっはぁっ、すっごいよぉ♥♥………わたしみたいな子をにんしん♥……ふふ…そして……お兄ちゃんがおとーさん♥……おかーさんはわたしぃ♥♥……うれしいなぁ♥……」
尚も続く性交。一歩的に犯される俺。犯しているのはラルカちゃんじゃなくて、違うモノなんだ……。
そんな、子どもが出来たら……うう、抜きたいけど、抜けない……。
「あはぁっ♥!! もっと最初にうばっちゃえばぁ♥…んんっ、よかったぁぁっひぅっ♥!! ……乳首も……お尻も…えへへ、すっかりわたしのものぉぉ♥♥……お兄ちゃんの全部……えっちにしちゃったぁぁ…えへっ♥♥…………」
この上に乗っているのは違う小悪魔、昼間のラルカちゃんじゃない!
「ふふっ、かわいいかわいい、どうしようかな♥……これだけしても……あはぁ♥…起きないからぁ♥…次は…くすくす……もっとぉ……えっちなことぉ♥……ああん……またでたぁ♥……15回目♥……しんきろくだぁ…やったぁ♥……お腹……ほんとにあかちゃんが……ん…できたみたい♥♥…………」
彼女の言葉を聞いて期待で俺の息子がまた射精する……。
ああ、あの子どもみたいなラルカちゃんが子どもを産むなんて……う、だめだ、興奮が止まらない。
「………でもざんねん…。わたしたち…子ども出来辛いから…むりだよね……でも、毎日中にだしてもらえればできるかなぁ♥♥……」
安心したけど……え、これから毎日…。
ああ、もっとして欲しい。ラルカちゃんに精液を絞られたい……。
「んしょ……お兄ちゃん♥…今夜も……楽しかったよ……ちゅぅっ♥♥!」
行為の後は後片付け。それも慣れたものでラルカちゃんはあっという間にやってしまう。
それが終わると、俺の上で丸くなりすぐに小さな寝息が聞こえてくる。
そっと自分の唇に手を触れると甘い蜜の香りがした。
(ラルカちゃん……)
次はこの小さな小さな女王様に何をしてもらえるのだろう。
楽しみで明日の夜が待ち遠しい。
「お兄ちゃん♥……愛してる♥…ちゅぅっ……すぅーすぅー……」
実はこうでした。
「ほんとーは全部気が付いてるんだけどねー。お兄ちゃんには内緒ー。しーだよ。しー♥♥」
「ラルカー、どうするの?」
「あ、リルちゃん、んと、もうちょっとちょーきょー♥ してから、妖精の国にゆーかいするの♪ その時に全部話してあげるんだぁ! えへ、楽しみだなぁ♥……お兄ちゃんの反応、くふふぅ♥」
「調教とか誘拐とか……ぶっそうだし。ラルカ、そんなにドSだったっけ?」
「ちがうよ? ホントはお兄ちゃんにおそってほしかったのに、全然だったから、わたしからおそっちゃったら、こうなったの♥!」
「そうなの? まーあたい達って見かけこんなだし、ろりこんだっけ? 一部の人間しかきょーみ持ってくれないもんね」
「サバトに行けばいいんじゃない?」
「どうしようかな、でも、ラルカみたいな運命的な出会いってやつ? それもよさそうだし」
「あ、あれ。実は計画的でした」
「やだ。ラルカ……あんたこわいわ。当たり屋ですか?」
「え? だって、もしお兄ちゃんが車にひかれちゃってケガしたらたいへん、それにシルフちゃんに頼んで不自然な風でお兄ちゃんのケガも最小限に……(以下略」
「こいつ、どれだけ綿密な計画を……ま、いいわ。で、どうなのあんたのお婿さん」
「かわいいの一言! お兄ちゃんとエッチしてたら、わたしがなにしても、必死に寝たフリしてるんだよ? あっあって女の子みたいに♥ 蜜みたいな甘ーい声だして、……すっごくこうふんしちゃう♥♥」
「ラルカ……あんた、出会った時は無邪気でアホで有名だったのに……変わるものね」
「さりげなくひどいよ…。ひていはしないけど…、それは置いといて、リルちゃんも見たら思うって、お兄ちゃん♥ すっごくびんかんなんだぁ♥ 思い出したらまたぬれてきちゃった♥……」
「ちょっと、その時はあたいも混ぜなさいよ!! きょーみ出てきたわ!!!」
「だめーーー! お兄ちゃんはわたしせんよーだもんねー♥ というかお兄ちゃんの身体はわたしにしかはんのーしないよ? もう、そうちょーきょーしちゃったから♥♥……えへへ」
「はいはい、ごちそうさま。いいなーあたいも、人間の男で遊んでみたいよー」
「あれれ、リルちゃんもドSになっちゃう??」
「えー、んふふ、それは相手次第かなー」
「そっかー、まあ、そうだよね。ま、近いうちに紹介だけならしてあげる」
「あんまり無理させたらだめだよー」
「はーい、それじゃ、そろそろお兄ちゃん帰ってくるから♥」
「はいはい、またね」
「お兄ちゃんは忘れてるんだろうなー。ちょっと前に、鳥に襲われてたわたしを助けたってこと。……でも、そんなお兄ちゃんが大好きっ。もっともっと愛してあげて恩返し、早く全部打ち明けて………えへへっ♥」
がちゃ
「お兄ちゃんおかえりー♪ 今日も“いっぱい”あそぼーねー♥♥」
それからしばらくして、妖精の国で二人は結婚。
他の妖精達から『ハチミツよりも甘々の夫婦』と言われるのは、また別のお話。
18/08/07 22:40更新 / ロボット4頭身