読切小説
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生えちゃった

「いやぁ、なにこれ!」
「どうした!?」

 家中に響く俺の妹のメルの声。
 すでにハートの女王様に会い、完全なるアリスへとなって数か月、メルとの不思議の国の“性”活にもすっかり慣れてきたが、今日も一味違った。

「どうしよう、おにいちゃん!」
「これはなんというか、今までに無いパターンだね」
 ハプニング続きで色んなエッチな事件が絶えない不思議の国。
 エプロンドレスのスカートをおそるおそるめくったら、メルの小さな身体には不似合いなモノが付いていた。

「なにか食べた?」
「うーん、猫さんから果物や薬とお菓子をもらったわ。これでエッチのまんねり? がかいけつよ〜♥ これでダンナをずっこんばっこん? とか言ってたけど……」
「それだ!! こないだは俺が触手になってメルをぐっちょぐっちょにしたばかりだというのに、今度はメルにちんちんが生えるなんて」
「ハァハァッ……どうしよう。おにいちゃん……」
 心なしかメルの息が荒い。その度にペニスがびくんびくんと震えて、スカートを持ち上げていくのがわかる。
「と、とりあえず。辛そうだから、抜いてみるか」
 メルをベッドに座らせると、俺は後ろから抱きしめてソレをつかむ。
「っ! ……あ♥」
 びくんと震えるメル、ペニスをみるとすでに先走りがつーっと亀頭から垂れている。
「メル…辛かったら言うんだぞ」
「うん」
 ゆっくりと慎重にペニスをシゴいていく、メルのそれはまさに男性器そのもの。それでもちゃんと女性器はあるし、これがふたなりというやつか。さすが不思議の国、なんでもありだ。
 
 シュッ シュッ!

「んんっ!!」
 メルの体が震える、そして、先走りがぴゅっと床へと飛んだ。一度手を放そうとしたが、メルの小さな手でそれが制される。
「……もっと、しごいて」
「お、おう」
 メルが上目遣いで振り返ると、続けて欲しいと言う。というか俺の手を離さないで、そのまま自分でペニスをシゴきだす。
「おにいちゃん♥……きもちいいかも」
 ぐちゅぐちゅぐちゅ!!
 
 先走りがどんどん垂れていく。メルの尖った耳の先が真っ赤になっているのが後ろからでもわかり、だんだんメルの手の動きが激しくなる。

「すごい……よぉ…んんっ! おちんちんもっ♥ おまんこもぐしょ、ぐしょ…なにこれぇ……とまんないよぉ♥♥」
 無意識なのかメルの腰がへこへこと手の動きに合わせて動き出す。熱っぽい吐息。あきらかに未知の快感で興奮している様子だ。それと共に腰ももじもじと動き出す。まるで俺の手を使ってオナニーをして、……いや、実際オナニーをしている。腰が揺れる度に俺のペニスも刺激されて気持ちいい。
「く、メル、がまんしなくていいぞ!」
「な、なにか……きちゃぅぅぅぅ…!!」

 びゅるっ♥

「ひぅっ!!!」

 びゅるるるるるるるぅぅぅ♥♥♥

「いやぁーー、でてるっ!! おにいちゃんと同じのぉぉーー♥♥♥」
 射精の間も手の動きは止まらない。大量の精液が壊れた蛇口のようにメルのふたなりちんぽから吹きだした。

「いやぁぁ、まだ止まんない♥♥」
 メルは手を離して恥ずかしいのか両手で目を塞ぐがガクガクと歓喜に震えているのを見ると、ものすごい快感だったのだろう。

「……しゅごい…おに…ちゃん♥…」
「だ、大丈夫か?」
 びゅるっ♥
 
 ようやく出し切ったようだ。メルの小さな体がかくんと人形のように倒れてしまう。それ程の快感だったのだろう。
 
「おにいちゃん♥…」
「どうした?」
 ぎゅっと握られる手、小刻みに震えている。きっと初めて味わう快感で怖かったのだろう。倒れたメルを抱き起そうとした時だ。
「そ、そんな!」
「おにいちゃん、だめ、また大きく……ううっ、どうしよう……はぁはぁ♥…あはぁ♥」
 あれだけ精液を出したのにメルのふたなりちんぽは更にびくんびくんと震えて、…というかさっきより大きくなっているのは気のせいだろうか。

「うふふ、おにいちゃ〜ん♥♥」
 甘えた声でメルにトロンとした瞳で見つめらる。同時にメルの小さな手が俺の股間へ添えられる。
「なっ!」
「きゃは♥」

 はじめての精通、それも魔物娘とはいえ、こんな幼い体でソレを味わったのだ。アリスは元はサキュバスの変異種である。幼いが故に無垢で純粋で、新しい快感には興味深々、しかも、メルは完全に覚醒した“真のアリス”なのだ。これまで蓄積されてきた快感とも合わさり、より淫らで、もっと……もっとこの快感が欲しい。という欲望。


 おにいちゃんと一緒にキモチヨクナリタイ♥♥♥

 メルの顔がサキュバスのそれへと変わっていく。幼い少女とは思えない表情。しかし、やはり彼女は純粋であろうとする。瀬戸際で二つの想いが重なった結果、より淫乱で背徳的で、かつ可愛らしく無邪気な“アリス”へと……。堕ちていく。

「……おにいちゃんのもおっきくなってる♥…すごいあつい♥」
「ちょ、何やってんだ、こんな時に、ぃっ!?」
 メルが俺のズボンに手をかけて下着ごと強引に下ろす。メルのふたなりちんぽには劣るがそれでも勃起した俺のモノがびくんと跳ね上がる。
「おにいちゃん♥、 もしかしてメルのを見ておっきくしちゃったの? ねぇ♥……くすくす♥」
 それは瞳の奥に隠された本来のサキュバスとしての淫魔の表情だった。
 兄である男は必死にその誘惑に逆らおうとするが、首に巻き付く少女の尻尾、悪魔の羽が男をつつみこんでいく。
 逃れようとすれば、簡単に逃げられる檻。ウィル・オ・ウィスプとはまた違う甘い拘束。妖しく首筋を撫で上げる可愛らしいリボンの着いた尻尾……♥

 ペニスに添えられたメルの手がゆっくりしごくように動き出す。
「そ、そんなわけな……くぅっ!」
「でもね。残念。きょーはメルが気持ちよくなりたいの、えへへ♥♥」
 尻尾の拘束が解かれた瞬間。
 俺の頭をつかむと一気にメルの勃起したペニスへと導かれる。
 ま、まさか。

 突如男の視界が暗くなり、その代わりに目の前には熱く勃起した少女のペニスの存在。熱く、なんとも言えない匂いに包まれる。

「おにいちゃん♥ なめてぇ、くすくす♥♥」
「手ならいくらでもしてや、うぷっ!!!」
「あはぁぁーーーー♥♥♥」
 俺の返事を待たずにメルのペニスが強引に口の中につっこまれる。
「んぅぅぅー!! おにいちゃん♥のお口、あったかーい♥」

 かぶせられたスカートの中で暴れるがメルの手に加えて、尻尾と羽や足にがっちりと捕まえられてしまう。兄は必死にもがくが、それが返ってメルへの快感へと変わる。

 く、苦しい。そして、口に広がる青臭い味と甘い淫靡な香り。
「だめぇ、逃がさないわ。あん! こんなにきもちいいんだもん♪……おにいちゃんばっかり♥……ずるいずるい♥」
 メルはこれまで何度も男のペニスを口に咥えてきた。口にあつい精液を流しこまれる快感♥ それを飲み込むと喜んでくれるおにいちゃん♥
 おにいちゃんはいつもこんなに気持ちのいい思いをしていたんだ。という嫉妬。奉仕する側の快感を知っている少女はゆっくりと腰を振りだす。
 
 くすくす、一緒に気持ちよくなろ♥……おにいちゃん♪

「むぅぅ!!!」
 更にメルのが喉奥に突っ込まれる。吐きそうなのと息が苦しいのとで、目がチカチカしているが、メルは止まらない。
「なめて! おねがいっ!! ……おにいちゃんがうごかないなら……あはっ、わたしがうごくわ♥♥」
「むぐっ! むぐっ!!」
 小さな手からは想像できない力で頭をつかまれてメルが今度は容赦なく腰を振りだす。
 
 じゅぽっ♥ じゅぽっ♥ じゅぽぉぉ♥♥

「ひぅっ! おに…ちゃ♥♥ん、しゅごい!!! もっと、もっとするのぉぉ♥♥♥」
「い、息がむぶぅぅっ!!! げほっ、やめっ!!」
「だめぇぇ!!! おにいちゃんのお口♥……メルせんよーの……えへへ、おまんこにしてあげるぅぅぅのっ♥♥♥」
 びゅるびゅるびゅるーーーー♥♥
「むぅぅっ!!!!????」
「あはぁ♥♥……びゅるびゅるでてるぅ♥……おにいちゃんのお口にメルのが♥……あは♥おかしちゃったぁ♪ すごいきもちいよぉ♥♥ おちんちんって、こんなにきもちいいんだ……あは♥」
「げほっげほっ!! め、メル、もう無理…」
「……やぁ! こんなきもちのいいアソビ………おぼえたら、とまんないよっ!! もっとしたい♥」
「むぐぐっ!!!」
 再びメルのペニスが口の中へと強引に入ってくる。アゴがはずれそうだが、そんなことはお構いなしにメルの一方的なイラマチオが続いた。

「そうそう、歯を立てたらだめよ♥ 全部おにいちゃんがわたしに教えてくれたんだよ? ね。んふ、そうそう、そこぉっ♥ えへへ、えらいえらい♥♥」
 やがて、諦めたのか必死に少女のペニスへと奉仕する男、頭を両手で抱いて撫でる少女。
 まるで、上手に乳を吸う赤子を褒めるようにそれは続いた。

 少女が震え口内へと吐き出される精液。
 それを舌と口を使って奉仕する男。
「おにいちゃん♥……好き♥…」
「メル……ん…ちゅぷ…れろ…」
「うん、じょーずだよ♪ んんっ、またぁっ!! でるぅ♥♥」
 なでなで♥
「んぐぅぅぅ!!!」
「こぼしたら、お仕置きだもん♥♥」
「(こくこく)……ちゅぅんくんく!」
「かわいい、ひっしに飲んで……あはぁ♥ メルのミルク美味しい?」
「……あ、ああ……ちゅぅ」
 メルの口からは涎がたれ、未知の快楽に顔が歪む。男を堕として犯すという喜びを知ってしまった歓喜に震える幼い少女。いや、無垢な故にもっと……もっと気持ちよくなりたいという欲望と、愛している兄と一緒に気持ちよく快感を分け合いたい。という感情。

「えへ、あは♥♥……すごい、いっぱいでちゃったぁ。きゃはっ♪」
「ごほっ! も、もう飲めない」

 吐き出そうにも、その度にメルのペニスが喉奥に突っ込まれ何回も体の中に流し込まれてしまった。息を吐くとあの独特の匂いがあたりに……というか部屋全体、ものすごい性臭が満ちていて、おかしくなりそうだ。

「はぁっ、はぁっ……がんばったね。おにいちゃん、いいこいいこ♥♥♥」
「げほっ、げほっ」
 
 また小さな手で捕まれる顔。
 メルのトロンとした顔が迫る。

「ちゅぅぅっ♥♥♥」
「むぐぅぅ!」
 メルに強く抱きしめられたと思ったら口を塞がれる。
「ふふ、メルの涎ものませてあげる♥……」
「むぅぅ!!」
 堕ちていく感覚、甘いお菓子のようなメルの唾液、それらが体の中でそそがれた精液と混じり合う感覚。
「くすくす、ぜんぶ……ぜんぶ染めるの♥体の外も中も、おにいちゃんのすべてはメルのもの♥♥……ちゅっ♥」
「あああ、んくっ、ごくっ」

 ちゅぽん……♥
 名残惜しそうに離れるメルの口、銀色に輝く唾液のアーチが光って切れる……。


 いや、すでに二人ともおかしくなっていた。
 アリスであるメルは一度、兄から離れる。

 普段着のかわいらしい青いエプロンドレスを身に纏い。くるくると楽しそうに回る幼い少女。飾られたリボンが揺れ、金色に輝く髪からは可愛らしくアレンジされた角、羽がメルの動きに合わせて揺れる。尻尾に付けれたリボンもまたいつもと変わらない。

 そしてワザと見せつけるように、いつものように笑う。
「おにいちゃん♪ わたしを見て♥……いつもと変わらないわ……。全然ふつーでしょ?……ふふ、ふふふふ♥♥あはははははははははは♥♥」
 
 無邪気に微笑む妹。
 どこか被虐的であり、怯える獲物を前にした一匹の幼い悪魔。
 そう、いつもと変わらないアリスであるメル。
 本当に?

「良かった。いつものアリスのメルだ…」
「うんうん、おにいちゃんの妹のメル……だから、怖くないよ♥」
 違う?

 小さな靴、視線を上に向けていくといやらしい液体で濡れたニーソ……。小さな手がゆっくりとスカートをまくりあげる……。再び外気に晒されるソレはあまりにも幼い少女には不釣り合いで赤黒く、ゆれるたびに先走りが飛び散り床を汚す。
 スカートから手を離し、兄に見せつけるように両手でつつみきれないペニスをしごきだす。またぴゅっと先走りが飛び散り兄の顔にかかるのを見ると、幼い体が歓喜に再び震える……。

「ひぃっ!……」
「あれ? どうしたのいつものメル……だよ♥……」
 ゆっくりと兄に近づいていく。いつもとかわらない無邪気な笑顔はそのままに……それが、逆に怖かった。
「くす……うさぎさーん♥…」
 ペニスがまた震える。
 一歩近づくメル。
「お兄ちゃんはうさぎさん♪ メルが追いかけるの♥」
「メ、メル正気にもどるんだ。俺はうさぎじゃないよ」
 首がかくんと揺れて髪がふわっと舞う。
「うん、おにいちゃん、メルだけのメルのメルのメルノモノ♥♥」

 おにいちゃんを愛したい♥
 おにいちゃんを私だけのものにしたい♥♥
 おにいちゃんをコワシタイ♥♥♥
 一緒にキモチヨクナリタイ♥♥♥♥

 大好き大好き大好き♥

 無邪気な欲望が更に高まる。
 この鍵(おちんぽ)はどこの穴に入れるの?
 ああ、そうね。
 穴はまだあるんだわ♥

 がちゃりと言う音がした。

「あぁぁぁぁーーー!」
「えへ、開けちゃったぁ。おにいちゃんの秘密のとびら♥…」
 びゅるびゅるびゅるびゅるーーー♥♥
 メルのペニスが兄のペニスに重なる瞬間2本のペニスから精液が噴き出す。
 
「次はこっち、いいよね! だめっていっても無理やりしちゃってもいいよね。ねっ♪♪……くすくす♥…すっかりおびえちゃって♥……かわいいわ……お・に・い・ちゃ・ん♪」
「メル……正気にもどるんだ」
「うん? 何言ってるの? ほんとうのお楽しみはこれからよ♥♥♥ それにここは不思議の国よ? みーんな正気じゃない♥」
 メルの手が男のふとともをつかみ、俗にいう、ちんぐち返しにしてしまう。
「ほぐしてあげるっ♥」
「や、やめっ!! ぐぉ!!」
 男の尻をつかみ舌を這わせるメル、ゆっくりと尻穴へと近づく幼い舌。
「れろぉ♥」
「っ!!」
 ゆっくり差し込まれる舌、しわの一本一本をほぐすように続けられる行為。
「きたないから! ひゃぅ」
「おにいちゃんにきたない所なんてないよ♥」
 
 たっぷり尻穴を舐めまわされ、男の顔にも変化が生まれてくる。抵抗するようなしぐさも表情もなくなり、少女へと身を委ねていく。
 舌が尻穴の奥へと入っていく。 
「ああ!」
「おにいちゃん、まるで女の子みたい、んっ、もっと……もっと♥…」

 それからじっくりねっとりとした責めが続いた。

「メル……メルゥっ!!」
「あはは、とうとうイっちゃたね。お尻の穴でもっ♥ ね。きもちいいでしょ♥」
 がくがくと震える男。
 舌を限界まで突っ込み男の体を支える少女。

「あ、ああっ、お願いだ。もっとぉ…」
「くすっ、まちきれないんだぁ♥ メルが…あは♥……たっぷりぃ♥♥」
「は、はやく!!! 俺の穴に入れて」
「ずぽっ、ずぽってぇ♥♥♥」
「たのむ!」
「堕ちちゃったぁ。かわいいかわいい、わたしだけの、おにいちゃん♥♥♥……」
 俺は自らの手で尻をつかみだらしなくメルにお願いする。何回も体の中に精液と共にメルの魔力をそそがれてすっか
りその快楽に溺れていく。
 散々舌でほぐされた尻穴は広がり次の快感を待ち望んでいるようにひくひくする。
「手でぐりぐり〜♥」
「あああああっっ!!」
 すでに口でペニスで舌で犯されている間に男は何度も絶頂し射精をしていた。その精子をすくってメルがお尻に指を入れていく。
「いっぽんめー♥」
「ふぅふぅっ」
 ずぷぷっ、と簡単に吸い込まれていく人差し指。
「にほんめー♥♥」
「ううっ、じらさないで、頼むっ!!」
 俺は顔を振りながらメルにおねだりをする。
「おにーちゃん♥ すっかり、おちちゃった……ちゅっ♥♥」
「ひぅっ」
 メルの唇が触れると、また尻穴に舌が入ってくる。小さな舌に中を舐めまわされるたびにビクビクと身体が震える。

「くすくすっ、入れちゃうね。おにいちゃん♥ あはっ、お口もおまんこ、次はお尻も♥……こっちもメルせんよーにしてあげるぅ♥♥♥」
 尻穴に狙いを定める、少女の勃起したペニス。

 だって鍵穴に入る鍵は一つって決まっているでしょう?
 メルのおまんこはおにいちゃんのもの♥
 おにいちゃんのお尻おまんこもメルのもの♥
 ね。おにいちゃん♥♥♥

「だから……入れるね♥」
「あぁぁぁーーーーーー」

 ずぷぷぷぷぷっ♥♥♥

 ああ、メルのがあつい棒のようで、でもやわらかくて、びくんびくんと脈打っているのが!!

「ひゃぅぅぅ! 入るぅ!! はいっちゃうよ!!! おにいちゃんのお尻の中に、ひゅごいぃぃぃ♥♥♥!!! メルのすいこまれちゃうぅぅ♥♥♥!!!」
「め、める、もうちょっとゆっくりぃぃぃぃ!!」
「だめなの、とまんないよぉっ♥♥♥!」
 全体重をかけてメルのが押し込まれていく、必死にお尻の力を抜こうとするが、ああっ、さけるぅさけちゃぅぅ!!!

 ずぷんっ♥

「はいった♥……えへ♥…はいっちゃった。メルのメスちんぽ ♥おにいちゃんのはじめてもらっちゃったぁ♥♥♥!!!」

 びゅる、びゅるぅぅぅぅ!!!

「いきゅぅぅぅ♥♥♥!!! でてる♥♥ いれたばかりなのにぃぃ♥♥♥!!!!」
「ひゃ、や!! でて!!!」
 
 ばちゅ♥!!! ばちゅっ♥!!! ばちゅぅぅぅぅぅっ♥♥!!!!
 バチンッ♥!! バチンッ♥!!!!

 その小さな体からは想像できないように激しく腰をふるメル、目は完全にイッていて呂律が回っていない。かくいう男も喘ぐだけでへこへこと情けなく腰をふって射精を促す。

 びゅるっ♥びゅるーーー♥♥

「あは♪ 扉もカギも穴もぴったりぃ♥ メルもぉ♥……とまんないよぉ!!! えへへ♥おにいちゃんの…おしりおまんこぉっ♥♥♥!! しゅごいのぉぉ♥♥♥」
「メルゥ、もっとゆっくりぃぃああああ、へんになるぅぅ!!! おかしくなるぅぅぅ!!! やめひゃぁぁ!!!」
 
 ずぷんっ♥♥♥

「いいよ♥ おかひぃくなひゃってー♥♥」
「ああぁぁっっ!!!」


「はぁっはぁっ、おひぃひゃんのぉ♥……ひろがったままぁ♪ 次はこれもぉ♥いっひょに♥♥♥」
 メルが尻尾の先をお尻の穴へとくっつける。そして男を四つん這いにするとスカートをまくり上げ再びペニスを近づけてぐりぐりと動かす。

「じらひゃないで、入れてぇぇ!! もっひょ、もっひょぉぉ!!」
「♥……うん、メルのメスちんぽとメルの尻尾の2ほんでもっと♥…ひろげてぇ♥犯して♥…アゲルりゅぅぅぅ♥♥♥!!!」

 じゅぷぷっ♥ぷうぷぷぷ♥♥♥♥

「はいりゅぅぅぅぅ♥♥♥♥!!!」
「あぐぁあぁぁっ!!!」

 激しく動く腰は相変わらず。更に尻尾がものすごい勢いで出たり入ったりする。その度に男のペニスからは精液がびゅっ! びゅっっと吐き出される。

「おにいちゃんもぉぉ♥♥びゅっびゅーーー♪ えへへぇ♥こりぇ♥コリってしてるのぉ。しっぽで押すと、あはは♥♥びゅって出るの、おもひりょいいぃっ♥♥ また見つけちゃったわ。おにいちゃんの穴♥……鍵は尻尾ぉー♥♥……」
 前立腺を尻尾を使って押して、ペニスで更に穴を広げるメル。入りきらない精液がびゅくびゅくと下にこぼれ落ちて、すでにそこは水たまりのようだ。
 

 そして最後は二人ともお互いの精液まみれのベッドへと倒れこむ。
 何度も注がれつづけた精液で男のお腹は妊婦のように膨らんでいた。

「あはぁぁ♥ おにいちゃんをにんっしんっさせちゃった♥♥……うふふ、うれしいなぁ♥♥」
 メルは無邪気に微笑むとそのお腹を愛しそうに撫で始める。その度に男の開きっぱなしになった尻穴からはびゅっ! びゅっ! と精液が出ていく。

「ふふ♥………かわいい♥♥」
「め、めるぅ……」
 甘えるように少女に抱き着く男。
 やさしく抱きしめるメル。

「ちゅっ♥」
「んっ、もっと」
「おにいちゃんのよくばり、わたしもまた♥」
「……ああ」
 また大きくなるメルのメスちんぽ。
 兄はためらいなくそれを舐めまわす。
「んっ…すごい。舌を使って……ぁん♥…おにいちゃん♥ すっかりじょーず♥♥」
「ふぁ、ふぁい……ちゅ…れろぉ」
「おにいちゃ♥…んっ♥…もっとしゃぶってぇ♥」
「れろぉ……ん…ちゅう…」
「なでなで♥」
 メルの手が兄の頭を優しくなでる。
「ん、でるよっ♥」
「んんぅ!!!」
「ああ、おにいちゃん♥が、またメルの、のんでりゅぅぅ♥♥!!」
「んくんく」
 兄の頭をつかむとがくがくと歓喜に震えるメルの体。

「今度は♥きじょーい♥♥……」
「ああ……」
「ん、おにいちゃん♥ もっと足ひろげて♥♥」
「わ、わかった」

「かわいいわ♥ 熱くなってきた。それともこのままがいい?……」
「できれば、その、アリス服は脱がないで欲しいかな」
「くすっ♥ おにいちゃんほんと好きだよね♥……着衣せーこー? ふふっ♥♥」
「うっ、その方がかわいいし」
「いいのよ。おにいちゃんが望むことぜんぶしてあげる。この間の赤いカバンも背負って……んしょ♥…」
「ああ、メル……」
「でね。ほらっ♥」
 がちゃがちゃとカバンから音がする。スカートをまくり上げるとびくびくと震えて先走りで光る亀頭が、……スカートを離すとふたたびそれはスカートの中へ隠される。


 カランカラン!

 え、誰か来たのか。
「はーい♪」
 ずぷぅっ……♥
「ああああ、また入って……」
「ふふふ、おにいちゃん♥ しーだよ♥…」
 メルが小さな口に手を当てて しー という。
 俺はこくこくとうなずく。

「こんにちは〜、あれ留守かなぁ」
 玄関からお客さんと思われる声がする。

「どうぞ、空いてまーす♥」
「えっ! め、メル」
 ずちゅずちゅ♥♥
「っ!!」

「あれれ、お楽しみ中だったのね♥」
「えへへ、おにいちゃんにかわいがってもらってるの♪ やんっ♥」

 ぐちゅ♥ぐちゅ♥ぐちゅ♥
 がちゃがちゃがちゃ
 メルの腰が激しく跳ねる。それに合わせて赤いカバンの金具の音が響く。まるで〇学生が騎乗位で腰を淫らに振っているようだ。

「ふふふ、素敵〜♥ あ、お菓子置いておくね」
「わーい! ありがとう」
 スカートで隠されているが、少女のふたなりペニスがまさか男の尻穴に入っているなどわからないだろう。

「あああっ!!」
「あら、お兄さんも邪魔しちゃったわね♥」
「えへへ、おにいちゃん♥♥すきーー♥♥」
 ぐちゅぐちゅぐちゅ♥♥♥
 
「ああっ、いつも……んっ!! メルがお世話ににぃぃぃぃぃ!!!」
「っっっ♥♥♥!!!」
 どぷっ♥
 びゅるびゅるびゅる〜〜〜♥♥
 がちゃがちゃがちゃがちゃ!!
 赤いカバンが激しく揺れ、少女の体が射精の絶頂で激しく震える。同時に衰えることのない大量の精液が男の中へそそがれる。

「ああん♥ おにいちゃんもっと〜♥♥」
 ぐりぐりぐりぐり〜♥
 ぴゅっ!!

「いいわぁ〜♥ それじゃお邪魔したわねぇ。わたしも興奮してきちゃった。だーーーりーーーん♥今行くわーーー♥♥♥
!!」

「め、メル……」
「んふふ、見せつけちゃったね〜♥♥」
 スカートをまくりあげるとまた収まりきらない精液が兄の尻穴からこぽこぽとあふれ出す。

「というか、お兄ちゃん見られて興奮してたよね。どうするメルはこのまま、お外でお兄ちゃんをお尻おまんこを犯してあげてもいいんだけどなー♥♥……」
 俺のペニスをシゴきながら、すっかり夢心地でとんでもないことを言い出す妹。
「いくらなんでも勘弁してくれ」
「んー、やっぱりお外行こう♥!」
「お、おい冗談だろ」
 カチャ♥

「え?」
「これもね。お菓子と一緒にもらったの、お兄ちゃんに似合う首輪、えいっ♥」
「ぐえっ」
 容赦なく引っ張られる俺。

 すっかり腰が抜けた俺はたくさんの不思議の国の魔物達の前でメルによって犯された……。


 ちなみに後半からはすっかり俺もメルと共に楽しんでいた。自ら腰を突き上げ、メルのふたなりちんぽに奉仕する。観客からは歓声が上がり。拍手喝采の大好評。
 しばらく不思議の国では『ふたなり薬』が大流行したとか……。




「やっと無くなったー。わーい♪」
「よ、ようやく解放された」
 こと切れたように床へと倒れこむ男。
 下半身の違和感が無くなり、どこかつやつやとしたメル。とてもさっきまで獣の用に兄を犯していたとは思えない……。
 あれから結局何回も口に出されたり、最後には体中に精液をぶっかけられた……。公衆の面前で……。
 いや、気持ちよかったのは否定しない。
「すごいね。おちんちんって! おにいちゃんの気持ちすごくわかっちゃったわ♥♥♥」
「俺でもあんな激しいのはしたことないぞ……」
「えーっ♥ この間の触手プレイの時はメルの穴という穴を全部犯したおにいちゃんがそれを言うの??」
「うっ! 確かに……」
「あの時も、やめてっ! て言ったのに、だからあの時の仕返しだもん♥♥♥」
 それからいつものように甘えだすメル。やれやれといいつつも男は妹を抱きしめる。
「ねえ。おにいちゃん♥」
「なんだ」
「好き♥ 愛してるわ♥ 今日はごめんなさい。あんなことをしちゃったけど……」
「いいんだ。その、途中から俺も気持ちよくなってたし」
「でも……、やりすぎちゃった。お兄ちゃんが好きって気持ちがあふれちゃって、自分でもおさえきれなくて♥」
「ずっと一緒だ。メルはかわいい妹で俺だけのお嫁さんだしな!」
「うん! 愛してるっ♥ ちゅっ♥」
「んっ、俺は倍返しにしてメルを犯してやるぞ。がおーーーー」
「きゃー♪ おおかみさんだーーー♥♥♥」 



次の日 


「おにいちゃん♥♥♥……どうしようーまた生えちゃったー♥」
「はや! ってか絶対わざとだろ!!」






 







その後


 やがて、それがハートの女王様の耳に入り『裁判』が執り行われることになる。


ちなみに罪状は
「公然わいせつ………では無くて、ただなんとなく暇だったから裁判というどーでもいい罪で呼ばれた」



「えっと、罪状はこうしゅーの面前で妻であるメルが夫の尻穴開発の一部始終を公開して、ふたなり薬が流行った」

「意義あり!!」
「はい」

「違います。二人とも同意の上での犯行だったと供述してます」
「ふむ」
「もうメル以外のふたなりちんぽは受け付けません♥」
「ねー♥♪」

「おおっ!!!」
「裁判長、どうしますか? こいつらそろいもそろってノロケてます! 全く爆発してほしいです」
「うんうん、いいじゃないいいじゃない♥」
「ふたなり薬〜♥ ふたなり薬はいらんかね〜♥」
「これは我々の業界ではご褒美です」
「夫がにんっしんっとか、アリスちゃんまじ天使ぃぃぃぃ。ぶひぃぃぃぃ!」

がやがやがや

「静粛に!! 静粛に!!!」

「ちなみにハートの女王様は不在の為、このチェシャ猫のおねーさんが裁判官をつとめるにゃー♥」

「あ、あの時の猫さんだー」
シーン……

「って! おめーが犯人じゃん!!」


「あれ、トランパートさん達、ちょっとわたしは裁判官にゃー」
 ずるずるずる

「これにて閉廷します。が、一応どのような行為だったか検証する為に実際ここでやっっちゃってください♥♥」
「おおっ!!」
 どよめきがひろまる。

「はーーーい♥♥」
「(ふぐふぐ)」
 いつの間にか兄には首輪、ギャグボールと目隠しがされていて、メルのアリス服がボンテージ風になっている。体位はもちろん四つん這いだ。

「うむ! よく似合っているぞ♥」
「ダークエルフのおねーちゃんもありがとーー♥」

「プロきたーーー!!!」
「すげぇ、アリス服の可愛さを壊すことなくボンテージ風に仕上げるとは……匠の技」
「ダークエルフの姉さん流石でやんす」
「これは濡れるっ♥」

 思わぬゲストに拍手喝采大歓声!

 ダークエルフも夫に鞭打ちながら、ふたなりちんぽを突っ込んでいる。
「くくく、これは癖になるなっ♥!」
「むぐぅぅぅ」


「んと、おにいちゃんにいれまーす♥」
「(ふぐぐーーー)」

 周りを見るとみんなもふたなり薬を飲んで夫といちゃついている。



 ちなみに犯人の猫さんは、ちゃっかり逃げ出して、裏でまたふたなり薬を配っていたという。





刑部狸「ふふっ、計画どうりやな!」
18/08/25 10:05更新 / ロボット4頭身

■作者メッセージ
 連載のアリスちゃんの話が一向に書き上がらないなー、と思って、もしアリスちゃんがぷんぷんに怒って、すごいひどいお仕置きされたら、とか妄想してたらこうなった。


※魔界銀のペニバンは初作品のリビングドールちゃんの“おまけ”で使用させていただきました。この場を借りて法螺男さんにお礼申し上げます。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

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