連載小説
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Duel.2「デュエル開始の宣言をしろ磯野!」
 共に景気よく宣言をした後、サイスはそこで初めて手札のカードを確認した。予想はしていたが、手にあったカードは彼の普段触っているカードとは全く異なるレイアウトをしていた。
 
「なるほど、こうなっているのか」

 まず驚いたのは、様々な色のカードが混在していることだった。明るい茶色や焦げ茶色、赤に緑と、実にカラフルであった。もっともカードごとに変わっていたのは色だけで、カードの構造自体はどれも一緒だった。
 一番上の細長い枠にカード名。真ん中の一番大きな枠にカードイラスト。そして最下段の枠に説明文。全てのカードがその体裁を取っていた。例外は一つも無かった。
 
「いかがですか? トランプとは色々異なるでしょう?」

 アンの声が聞こえてくる。サイスは一旦カードから目を離し、両目を輝かせながら頷いた。
 
「ああ。こんなカードゲームは見た事ない。どうやって遊ぶのだ?」
「ちゃんと説明しますから大丈夫ですよ。まずは簡単なゲームの流れからお話ししましょう」

 そしてサイスに促されるまま、アンはそれぞれのターンに出来ることなどを簡単に説明した。それだけでも相応の情報量があったが、サイスはそれら全てを貪欲に吸収していった。
 ことゲームにおいて、彼の記憶力と適応力はバケモノじみたものを誇っていた――そうでなければ、一流ギャンブラーなどという肩書がつくことは無かっただろう。
 
「では私が説明した通り、まずはモンスターを召喚してみましょう」

 一通り説明した後でアンが催促する。彼女に言われるまま、サイスがモンスターカードの一枚を引き抜く。モンスターカードには名前とイラストの枠の間に星のアイコンが記されており、それが四つ以下のものはカードそのものに特別な条件が設定されてない限り、ノーコストで召喚出来ることになっていた。
 サイスが手に取ったカードは星三つの通常モンスターカード。ジャイアントアントと名付けられたカードだった。ゲームばっかりやっていて魔物娘に関心の薄かったサイスは、それがどんなモンスターなのかイマイチわからなかった。
 
「まあいい。とにかくやってみよう」

 先程アンに言われた通りブーメラン部分の表面にある読み取り装置に、そのカードを置いてみる。アン曰く、これがこのゲームにおける「召喚」の手順らしい。
 そうして指定された場所にカードを置いた次の瞬間、彼の目の前に突如として光の柱が出現した。驚いたサイスは反射的に一歩退き、それを見たアンは楽しげに微笑んだ。
 
「なんだ? 何が起きた?」
「ご安心を。魔物娘を召喚しているだけです」
「召喚?」

 アンからの説明にサイスが問い返す。そしてそれにアンが答える前に、彼女の言う「召喚」が完了する。光の柱が砕け、粒子となって辺りに四散し、そうして散っていった柱の中から一体の魔物娘が姿を現す。
 それは彼がブーメランの上に置いたカードのイラストと同じ姿をした魔物娘、ジャイアントアントそのものであった。
 
「モンスターが、実体化した?」
「えっ、えっ? あれっ?」

 サイスが目に見えて狼狽する。一方光の中から顕現したジャイアントアントもまた、唖然とした表情で辺りを見回した。手に持ったショベルには土がつき、首から掛けていたタオルはしっとりと濡れていた。顔にも汗が滲み出ており、明らかに「作業中」であったことが見て取れた。
 
「なんで? なんでこんなとこにいるんだ?」
「おい、これはいったいどういうことなんだ」

 明らかに狼狽えるジャイアントアントを見たサイスが、彼女と同じくらい困惑しながらアンに尋ねる。それに対してアンは微笑みを湛えながら、突然のことに戸惑う人間と魔物娘を交互に見つつ答えた。
 
「前にも申した通り、召喚したのですよ」
「だからそこを詳しく教えてくれ。具体的に何をしたんだ」
「召喚は召喚です。別の地域で活動している魔物娘を、その召喚器を通してこの地に呼び寄せたのですよ」

 アンがそう言いながら、サイスの左腕にくっついている物体を指さす。サイスとジャイアントアントの視線が同時にそれに向かい、アンもまたそれを見つめながら言葉を続ける。
 
「ご安心を。代価として寿命が削れたり、血を要求したりはしませんので。さすがに初対面の方に闇のゲームみたいなことはさせられませんよ」
「つまりこの召喚器で、よそにいた魔物娘を無理矢理ここに呼んできたってことなのか」
「そうなりますね」

 サイスの言葉にアンが頷く。サイスはそれを受けて「凄いこと考えるな」と呆れ顔を見せる。

「そういうわけらしいが、お前はどうなんだ? 迷惑だとか思ってないのか?」

 そしてサイスは続けて件のジャイアントアントに視線を向け、彼女にそう問いかける。いきなりここに呼びだされたジャイアントアントは――当然ながら――それまで大いに困惑していたのだが、サイスに呼び止められたことで幾分か落ち着きを取り戻した。
 
「いえ、まあ、びっくりはしましたけど。不思議の国で起こったことならしょうがないですよ」
「えっ」

 凄まじい開き直り方である。魔物娘の事情に疎いサイスは、それを鵜呑みにすることが出来なかった。
 
「それ、本当にそう思ってるのか?」
「はい。不思議の国の出来事なら仕方ないですね。親方もきっと納得してくれます」
「本当かよそれ」
「もちろん。何せ不思議の国ですからね」
「まるで意味がわからんぞ!」

 唖然とするサイスにアンが言葉を重ねる。ジャイアントアントもまた、そのマッドハッターの言葉に同意するように首を縦に振ってみせる。
 ここはそういう場所なんです。マッドハッターが説明を付け加える。
 
「つまりは考えるだけ無意味ですので、あなたもほら、色々考えずに楽しんだ方が吉ですよ」
「……そうだな。そういうことにしておくか」

 そしてサイスもまた、気持ちをあっさりと切り替えてみせた。郷に入っては郷に従え、という奴である。何も考えずに今やっているゲームを楽しみたいという純粋な欲求もまた、彼の心情を後押しした。
 その後すぐに気持ちを切り替えたサイスはアンに向き直り、腕に嵌めていた召喚器を構えてみせる。彼なりのデュエル続行の意思表示である。
 
「それじゃあ続けようか。まだ俺のターンは終わってないんだよな?」
「ええ。モンスターの召喚以外にも色々やれることはありますよ。先攻一ターン目は攻撃は出来ませんが」
「よーし……」

 アンの言葉を受け、サイスが手札を再確認する。ジャイアントアントもまた呼ばれた場所から勝手に動き、彼の隣に来てからその手札をまじまじと見つめる。
 
「凄いですね。いっぱいありますよ」
「そうだな。ありすぎて展開に困るくらいだよ」
「どうしますか?」
「ううん、何を伏せておこうかな……」

 二人して考え込む。やがてサイスが「よし」と短く呟き、手札の中にあった一枚を引き抜く。
 
「俺はカードを一枚伏せて、ターン終了だ」

 そして引き抜いたカードをブーメラン部分にあったスロットの一つに挿し込み、高らかに宣言する。同時に彼の前に裏側表示になったカードが出現し、それを見たサイスとジャイアントアントが揃って感心した声を出す。
 
「伏せたカードはこうやって表示されるのか」
「そういうことです。それとモンスターの方は持ち場に戻ってくださると助かりますね」
「あっ、はい」

 アンの言葉を受けて、ジャイアントアントがいそいそと持ち場に戻る。彼女はちょうど伏せカードを背にした位置で陣取り、戦う意志を見せるようにショベルを両手で握って構えてみせる。ノリノリだった。
 
「さて、次は私のターンですね」

 ドロー! アンがそう叫びながら、デッキの一番上を勢いよく引く。後攻ターンのプレイヤーは一枚ドローすることが出来る。そのことは既にアンから説明してもらっていたので、サイスも納得済みのことだった。
 そうして引いたカードをアンが確認する。その後手札に加え、早速次の一手を打っていく。
 
「では、私はこのカードを召喚するとしましょう。出ませい!」

 召喚器にカードを置きつつ、アンが叫ぶ。直後、先程と同様に光の柱が出現し、その中からモンスターが出現する。
 
「私はマンティスを攻撃表示で召喚!」

 アンの言葉通り、柱の中から現れたのは一体のマンティスだった。ポーカーフェイスと両手に鋭利な鎌を備えたその魔物娘は、茶碗と箸を持ったまま呆然とその場に突っ立っていた。
 
「……え?」

 微かに湯気の立ち上る茶碗を持ちながら、マンティスが周囲を見渡す。そしてここがそれまで自分のいた場所とは違うことに気づくと、次に彼女は無表情のまま何が起こったのかを思案し始めた。
 
「なにこれ、どういうこと……?」
「ご安心を。私があなたをここに呼んだんですよ」

 そこにアンが声をかける。マンティスがすぐに彼女の方を向き、そんなマンティスにアンが説明を始める。
 
「つまり、私はあなたに呼ばれたってこと?」
「そうなりますね」

 説明を聞き終えたマンティスが要約し、アンがそれを首肯する。続けてアンが説得を開始する。

「あなたにはこれから、私のモンスターカードとして動いてもらいます。いきなりで困りますが、お願いしますね」
「……ご飯食べてたんだけど」
「そこをなんとか。これが終わったら不思議の国で作られたお菓子を差し上げますから」
「えっ、お菓子? いいの?」

 茶碗を持ったままマンティスが目を輝かせる。アンが頷いて言葉を続ける。
 
「もちろんですとも。こちらの頼みに応えていただくのですから、それくらいの見返りは当然でございます」
「わかった。それなら私も協力する」

 交渉成立。あまりにも呆気ない幕切れである。あっさり同意したマンティスは手にした茶碗に口をつけ、中身をすすりながら、前方にいたジャイアントアントと相対する。
 
「こちらの攻撃力は1800。対してそちらは1600。攻撃力だけで言えば、こちらの勝ちですね」
「あ、あちちっ」

 互いに場に出したモンスターの攻撃力を比較して説明するアンの目の前で、マンティスが自分で作った味噌汁の熱さに仰天する。そして茶碗から顔を離し、涙目になりながらも舌を出してそこを冷やした後、今度は茶碗に向かって何度も息を吹きかけてそれを冷ましにかかる。
 このマンティスは猫舌だった。カマキリなのに。
 
「それでは、バトルフェイズに入ります! マンティスでジャイアントアントを攻撃!」

 お構いなしにアンが宣言する。バトルフェイズとはその名の通り、モンスター同士で戦闘を行うフェイズのことである。
 なおこの時マンティスは、アンの宣言を無視して呑気に味噌汁を啜っていた。その場に立ったまま茶碗の中身を箸で引っかき回し、中の具を本格的に食べ始める。
 彼女の視線と意識は茶碗に向けられていた。梃子でも動かない構えだった。
 
「……」

 そんなマンティスの姿をアンが凝視する。目元に力を込め、何かを期待するように、じっとマンティスを見つめる。
 マンティスもまたそれに気づく。しかしそれに気づいて一瞬だけアンに視線を向けた後、すぐそれを元の位置に戻して食事を再開する。サイスとジャイアントアントは揃ってどこか気まずい空気を味わいながら、そんな二人の様子をじっと見守るだけだった。
 
「……あの、ポーズだけでもいいので戦ってくれるとありがたいのですが」

 先に折れたのはマッドハッターだった。だが彼女の催促にも、マンティスは動じなかった。
 
「ちょっと待ってて。これ食べ終えてから動くから」
「あっ、はい」

 マンティスからの要求にアンが頷く。カードが動いてくれないとゲームにならない以上、意思決定権はモンスター役のマンティスにあった。そもそも無理矢理ここに呼んだのはアン達なので、マンティスらに上から目線で命令する道理は通らなかった。
 それからマンティスは二分ほど費やして味噌汁を完食し、他の三人はただそれを待つしか出来なかった。一応サイスはこの時間を利用して召喚器からデッキを引き抜き、中身のカードを確認したりもしたが、それでもどこか居心地の悪い空気が払拭されることは無かった。
 
「終わったよ」
「食べ終わったんですね?」
「うん」

 そしてついにマンティスが茶碗を空にする。それを見たアンが安堵の表情を作り、それから改めて声高に宣言をする。
 
「では、マンティスでジャイアントアントを攻撃!」
「……!」

 直後、マンティスの気配が変わる。表情が一瞬で鋭さを増し、弛緩した空気が一気に引き締まる。
 両腕のブレードを展開し、マンティスがその場で姿勢を低くする。膝を目一杯折り曲げ、そこで静止する。
 一瞬の静寂。その後、溜め込んだパワーを一気に解放する。両足で地面を叩き、空気が破裂する音が轟く。バネ仕掛けのように飛び出したマンティスが、一直線にジャイアントアントに迫る。
 誰もそれを目で追えなかった。彼女が「跳んだ」のを認識した次の瞬間、もうマンティスはジャイアントアントの眼前にいた。そしてサイス達がマンティスの姿を再び捉えた時、彼女は腕のブレードをジャイアントアントの首筋に突き付けていた。
 
「ひっ……」

 マンティスの姿を追えなかったのは、ジャイアントアントも同様だった。彼女はいきなり目の前に現れたマンティス――捕食者の目をした狩人に命を握られ、完全に戦意を喪失していた。
 
「や、やめて、ころさないでぇ……」
「そこまでするかよ……」
 
 肝を冷やしたのはサイスも同じだった。本気で殺しにきたマンティスを見て、驚かないほうがおかしかった。ついでに言うと攻撃宣言をしたマッドハッターもまた、サイスと同じように顔から血の気を引かせていた。ここまで本気のアタックムーブをしてくれるとは思っていなかったからだ。
 
「……これ、別に倒さなくてもいいんだよね?」

 その姿勢のまま、マンティスが淡々と質問する。サイスと、ついでに目に涙を溜めたジャイアントアントが、揃って必死の形相を浮かべてアンを見据える。
 
「も、もちろん! もちろん! フリだけでいいんですよ! ゲームですので!」

 アンが全力でそれを肯定する。狼狽えるマッドハッターというのも中々にレアな姿だったが、あいにくサイスはそこまで魔物娘に詳しくは無かった。豚に真珠である。
 
「と、とにかくこれで、ジャイアントアントは破壊されました! マンティスの攻撃によってジャイアントアントは破壊、墓地送りになります」
「ボチ? 墓地って?」

 マンティスが頭上に「?」を浮かべる。近くにいたサイスがそこに助け舟を出す。

「フィールドを離れたカードが贈られる場所だよ。本当に死ぬわけじゃない」
「そうなんだ」

 安心した。そう言いながら、マンティスがジャイアントアントからブレードを離す。そしてゆっくりと引き下がりつつ、彼女に「墓地行きだって」と抑揚のない声で告げる。
 
「ほら、早く動いて」
「は、はいっ」

 マンティスからの催促を受け、ジャイアントアントが速足でフィールドを去る。ついでに言うと円盤部分につけられていた液晶パネルに表示されていた数字が、音を立てて減っていく。マンティスの攻撃によって攻撃表示のジャイアントアントが破壊されたため、その数値分ライフポイントが削られていったのだ。
 なおこのゲームでは、墓地はプレイヤーの真横に存在することになっていた。破壊されたり、何らかの効果で墓地送りとなった「カード」は、そこでゲームの一部始終を観戦することになっていたのだ。
 そしてサイスもまた、召喚器に置かれていたジャイアントアントのカードを取り上げて墓地に送る。最初見た時には気付かなかったのだが、この召喚器にはカードを捨てるための穴が開けられていた。円盤部分に開けられたその穴は、ブーメラン部分の方を向きながらぽっかりと大きな口を開いていた。
 
「そこはデュエルをする前には閉じておくようになってるんですよ。埃とか砂とか吸い込んだら故障の原因になりますし」
「それは初耳だぞ」
「今話しましたからね」
「……」

 この件についてはこれ以上考えないことにしよう。ジャイアントアントのカードを墓地に送りながら、サイスはそう決意した。
 アンのターンは続く。
 
「これで私のバトルフェイズは終了です。そして私はカードを二枚伏せて、ターンエンド」

 アンの足元に二枚のカードが出現する。そしてここでアンがターン終了宣言をしたので、サイスに次のターンが回る。
 これ以降はサイスもまた、デッキからカードをドローすることが出来る。実際にサイスは「俺のターン!」と宣言し、デッキの一番上のカードを引いた。
 
「……駄目か」

 そして引いたカードを確認して、表情を崩さないまま小さく呟く。それがアンに届くことは無かった。
 ドローカードを含めた今のサイスの手札の中に、マンティスを打倒できるカードは存在していなかった。攻撃力1800の壁は地味に大きく、またそれを除去できるカードも手元になかったのだ。
 
「こんな時こそ創意工夫だ。一枚のカードで戦うのではなく、複数のカードを組み合わせて、戦況を優位に持っていくんだ」

 しかしサイスはそこで諦める男ではなかった。彼は既にこのゲームに順応し始めていた。場の伏せカードと手札のカードを確認し、頭の中でコンボを組み立てていく。
 コンボ構築から準備完了まで僅か一秒。サイスは即座に行動した。
 
「俺は手札から、エンジェルの施しを発動! デッキからカードを三枚引き、その後二枚を選んで墓地に捨てる!」

 サイスが叫ぶと同時に、フィールドにカードが出現する。緑に塗られた魔法カードであり、そこには光り輝くカードをドヤ顔で持つ天使の姿が描かれていた。
 そしてそれが出現した次の瞬間、カードが光の柱へ変化する。柱はすぐに光の粒となって四散し、その中から新たな魔物娘が姿を著した。
 やってきたのは一人のエンジェルだった。
 
「やっぱり天使か」

 現れたエンジェルを見ながらサイスが呟く。一方で無理矢理「召喚」されたエンジェルは、何が起きたのかわからずに――いつものように――必死に辺りを見回していた。
 この時出てきたエンジェルは、普段着の上から白いエプロンを羽織り、手にはチョコのついた木ベラを持っていた。
 サイスは途端に申し訳なく思った。
 
「あれ? なんなんですか? 何が起きたんですか?」
「ああ、そういえばそろそろそんな時期か」

 そしてそう呟いてから、慌てふためくエンジェルに説明を開始する。もしかしたら、今後新たな魔物娘が呼び出されるたびに、こうして説明しなければいけないのだろうか。ふとそんな思いがサイスの脳裏をよぎる。
 しかし手遅れである。もうゲームは始まった。こうなった以上、最後まで完遂しなければならない。
 
「……というわけなんだ。協力してくれるか?」
「なるほど。不思議の国ならしょうがないですね。わかりました。私も微力ながらお手伝いしましょう」

 デュエルはまだ始まったばかりだ。
17/02/19 20:57更新 / 黒尻尾
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