連載小説
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第3項魔法薬編 ウロボロスの霊薬 19P〜

魔物娘ならば、夫の精液をいくらでも…それこそジョッキ何杯でも飲みたいと思うモノだろう

しかし、高位の魔物娘のようにビュルビュルと蛇口を開いたように射精させるのは難しい

そのような問題を解決できるのがこのウロボロスの霊薬である


さて、効果のほどを書く前に、この薬の出自を書かせてもらいたい

と言うのも、この薬はつい最近に出来たものであり、まだどこにも販売していない

そして手前味噌になってしまうが、このウロボロスの霊薬の完成には私も一枚噛んでいるのだ


初めに「多射精薬」と言う魔法薬が存在した

これは、ある魔女が上記のように夫に多量に射精してもらおうと作った薬なのだが

一度射精すると確かに大量の精液を出すことができるが、同時に精力のほぼ全てを出しきってしまうのだ

その為、射精後はもはやまともに勃起させる事も出来なくなるほどであり、短くとも半日はセックスはできないだろう


当然まだまだ改良が必要な物だが、一応そこのサバトで販売しているようだ

実際に使ってみたが、当然まったくオススメできない代物だった


そこで思い出したのが、私の友人のマッドハッターが趣味で栽培している魔法キノコだ

これを食べてから射精すると「きっかり3秒後に出した精が体内に戻る」という不可思議なキノコなのだ

精液が直接戻る、というより、精へと分解されて出した本人に戻るのだが…

まぁ分かりづらければ「出した精液が身体に戻る」と思ってもらえばよい


とはいえ、射精した後にさらに出すはずの精が既にあるのに体内に戻るのだ

夫は「射精すればするほど溜まっていく」し

妻は「せっかく出してもらった精液が消えていってしまう」

まったくもって誰が得するのか分からないキノコである
(余談だが名称は「回帰のキノコの子」だそうだ)



だが、この2つを混ぜ合わせれば、望みの薬が完成するのではなかろうか?

私はすぐさまその友人と魔女に連絡を取り、2人を引き合わせた


かくして完成した薬に私が名前を付ける名誉をもらい、この「ウロボロスの霊薬」が完成したのである


改めてその効果を説明すると「ザーメンを大量にビュービュー♥と射精し、そのザーメンが身体に戻ってまた射精し続けて途切れることがなくなる」と言うモノである


試しに夫に飲んでもらい、口マンコでザーメンをコキ捨ててもらった

お口の中にドッピュンしたかと思うとそのままビュルビュルと流し込まれ、口から孕まされるのではと錯覚するほどであった

ただし、飲み込んで胃をザーメンタンクにする前に消えって(戻って)しまうのが少々惜しいが、それを補って余りあるほどに飲み続ける精液の味がたまらない

もしこれが通常のセックスだったらどんな気分だったか、想像するだけでイッてしまうのを止められないくらいだ

射精に喘ぐ夫の姿や声が更に興奮を煽り、ザー汁を飲みながらも口をオナホのように動かし、もっと射精をねだってしまう


1瓶飲めばおよそ2時間ほど射精し続けられると言ったところだろう、効果が切れると精液は全て夫の体内に戻る

無限射精の快感と溜まった精液で極限まで興奮した夫によって、第2ラウンドが始まるのだが…これは薬と関係ないので割愛する

(※編集部注:本商品は希釈して量を調整してから使うお薬です!間違っても本書のように1瓶そのまま服用しないでください!)



オススメ度:A

総評:私としては十二分にオススメなのだが、夫が「気が狂う」と物言いがあったため少しだけ評価を下げてしまった

どうやら2時間射精しっぱなしはインキュバスであっても少し辛いようだ、普通の人間には飲ませないほうがいいかもしれない


ちなみに、これを女性が飲んだ場合、母乳が止まらなくなった

いくら搾っても胸から出続ける、ホルスタウロスになった気分だ

こちらも2時間で止まるが、結局母乳を出しきってしまわないと胸が張って苦しいため、夫に飲み干してもらった

こちらでのプレイも悪くないだろう

なお、ふたなりの場合(生まれつき、魔法等で一時的につけてるに関わらず)男性と同じ効果が現れる、心して飲んでほしい
18/07/03 22:55更新 / トアル・ドコカ
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■作者メッセージ
ちょっと間が開いてしまいました…(;゚Д゚)
次回完結です!

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