第八話
Β魔王城・臨時式場入口Β
Βビューティ視点Β
｢ウォッカ、立てるか？｣
｢うん、何とか｣ｸﾗｯ
｢ほら言わんこっちゃない｣
｢あっ、アタシの顔がオナニーの胸板に当たってる。筋肉の固さと、タキシードの生地のサラサラ感が絶妙にマッチしてて、すりすりすりすり～｣
｢うぉーい、俺の胸に顔を埋めるな！すりすりするな！｣
｢ああっ、オナニーのツッコミが、耳元から鼓膜へと浸透してゆくぅ♪｣
｢いい加減離れろ！｣
｢オナニーの両手が、アタシを引き離そうと必死だわ。可哀想に、この両手はまだ完全に堕ちてないのねぇ♪｣
｢何言ってるんだよ、ウォッカが勝手な事をするからだろうがぁ!?｣
｢ｱﾝｯ、オナニーから罵倒が、脳髄を刺激するぅ｣
｢あれが～お姉様が望んでいた事なの～？｣
｢うーん、あたしの想像を、上回る。キャサリン、蟹の鋏を使っていいから、二人を式場に連れてって｣
｢はい、御姉様｣
Β式場内Β
｢……来た｣
｢ビューティちゃーん｣
｢ふにゅ｣
｢ジンフ、それにボイン、ウール｣
｢……私が二人を呼んだの｣
｢凄いねーハーレム婚だよー｣
｢ふにゅ、綺麗な花嫁さん｣
｢三人共、来てくれて、ありがとう｣
｢……本当に久しぶりですね……こうして四人で会うのは｣
｢ボインとウールはー柴様のハーレムに入ってー｣
｢ふにゅ、沢山の花嫁達の衣食のサポートをして｣
｢ジンフは、スターシャンの病院に、勤めてる｣
｢……ビューティちゃんは……魔王様の理想を胸に……旅をしてるよね｣
｢ところで、ジンフは、ネレイス船長の船に、乗って来たの？｣
｢……魔王様の夫が倒れた噂を聞いて……ビューティちゃんが魔王城に帰って来ると思ったから……ネレ姉さんに無理言って乗せて貰ったの｣
｢アタシもリリム姉妹が一斉に揃うだろうと思っちゃったよねー？｣
｢全く、私と両親が魔王城を離れてる間にとんだデマが流れた物だ｣
｢その姿は、ネレイスとデュラハンか｣
｢ジンフの姉のネレセンよ。あんたが新郎？｣
｢同じく妹のデュインだ｣
｢え、姉妹？｣
｢種族が違う～｣
｢違って当然だ。エキドナの娘は第一子以外は多種多様の種族が産まれる｣
｢そうなの？ウォッカちゃん｣
｢失言してごめんなさ～い｣
｢いいよ、それで謝られたら、スターシャンにいる六人の姉と妹にも陳謝しないといけないよ？｣
｢他に六人もいるの！｣
｢九姉妹だ～｣
｢スターシャン……｣
｢新郎よ、お前は見る限り相当な鍛練を積んでるようだな。どうだ、我が部隊に入らないか？｣
｢スカウトか……デュラハンらしいな｣
｢魔王軍は人員の交代が激しいから、少しでも多くの人材が欲しくてな。お前のような男なら、父上も大層喜ぶだろう｣
｢父上？｣
｢仲人席に座ってる男が私達の父親だ｣
｢ああ、エキドナの隣に座ってる男か｣
｢結構大柄ですね｣
｢二メートルはある～｣
｢見た目はオールバック髪の筋肉質、相当な強者と見た｣
｢ふーん、今までの奴とは雰囲気が違うな……ひっ！｣
｢どうした？オナニー｣
｢ウォッカは気付かなかったのか？奴は俺を見ていたぞ。まるで捕食者のような目付きで｣
｢ほぅ、父上の無言の目線に気付くとは｣
｢ﾊｧﾊｧ……まさか魔王軍にあんな男がいたとは｣
｢良かったな。私と両親が魔王城に帰ってきたばかりで｣
｢魔王城攻略が簡単では無い事が改めて思い知らされたよ｣
｢新郎新婦の方は教壇へ｣
｢勇者様、仲人のルーナさんが呼んでるよ｣
｢行こう～勇者さま～｣
｢行くぞ、オナニー｣
｢うぉい、引っ張るな｣
Β誓いの言葉Β
｢ビューティが神父を勤めるのか？｣
｢図鑑変化、ﾞシー・ビショップﾞ｣
｢ビューお姉様が｣
｢マーメイドになった｣
｢ラヴ、ピーシュ、あれはシー・ビショップ、海の神に仕えるマーメイドの一種よ｣
｢海の魔物夫妻の儀式を行う役割を持っているやんね｣
｢いつもならエミちゃんの役目だけど、ビューティの眷属だから、ビューティに任せるわ｣
｢海神官ビューティやんね｣
｢汝、ウォッカ、キャサリン、バブリーよ。夫に、愛を誓いますか？｣
｢はい、誓います｣
｢誓いま～す｣
｢誓います｣
｢汝、Ｏ-721よ。三人の妻に、愛を誓いますか？｣
｢……誓います｣
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ……
Βケーキ入刀Β
｢ケーキのご登場です｣
｢見てピーシュ、ケーキだよ｣
｢すごくおっきいよね、ラヴ｣
｢あんな、大きなケーキ、いつ用意したん？｣
｢ハートの女王が魔術で用意したみたいよ｣
｢まさか……変な仕掛けとかは、無いんよね？｣
｢一応、確かめてみたけど、魔力や仕掛けは一切無い普通のケーキだったわ……あっそうだ、ケーキと言えば｣
｢でかいケーキだな。ん？どうしたアンジェラ、それは預けておいた俺の剣ではないか｣
｢ウェディングケーキといえば、ケーキ入刀でしょ？それに合うかと思って｣
｢何を言っている、それはケーキを切る代物じゃない｢鞘を抜刀すると｣ってええ!?｣
｢あれ？勇者さまの剣ってこんな形だったかな？｣
｢細長い～｣
｢これはケーキナイフ、まさかお前、自分の剣を加工したのか？｣
｢ハイ？｣
｢ううっ、タキシードといい、アタシのためにそこまでしてくれるとは｣
｢良かったね、ウォッカちゃん｣
｢気が利く～｣
｢いやいや、剣を加工した覚えは無いぞ？アンジェラ、俺の剣に何をした？｣
｢私も知らないわよ、貴男から受け取った時は既にその形だったわ｣
｢ええ～｣
｢今はケーキ入刀よ。四人でナイフを持ちなさい｣
｢勇者様、一緒に持ちます｣
｢支える～｣
｢よし、体勢は完璧｣
｢いやいや、ウォッカ、横チチが二の腕に当たってるけど？｣
｢当ててるのさ｣
｢新郎が中心となり、両側にウォッカとキャサリン、下でバブリーが支える形でのケーキ入刀です｣
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ……
｢ケーキ入刀終わり、早速、儀式を始めて｣
｢儀式？｣
｢そう、シー・ビショップの儀式｣
｢まさか、儀式って｣
｢四人で、交わるの｣
｢結局はエロありかよ｣
｢勇者様、もう我慢出来ません｣
｢エッチしよ～｣
｢大浴場では誤魔化してたけど、今度こそちゃんと交わるぞ｣
｢花嫁達は、ヤル気満々｣
｢自分の結婚式を思い出しますわ。あの時も四人であんなコトやこんなコトをーー｣
｢このまま思い切って、三人の花嫁とエッチするやんね｣
｢ピーシュ、四人でのエッチだよ｣
｢いつもは二人だからわくわくするね、ラヴ｣
｢ほら、リリム四人も、真剣に観てるよ、いつヤルか？｣
｢今だよね……｣
В儀式開始Β
｢勇者様、この鋏でタキシードを優しく脱がして差し上げます｣
｢流石キャンサーだ。服を優しく丁寧に脱がされてゆく｣
｢全裸になった身体を包んであげる～｣
｢バブルスライムの程よい刺激が、限界まで勃起させるっ｣
｢ああん、オナニーのチンポがそそり立ったぁ♪何て節操の無いチンポなんだ♪｣
｢えっと、ドラゴンを陥落させるには……｣
｢その男性器をウォッカの顔に押し付ければ、確実に堕ちるわよ｣
｢アンジェラ、何を言ってる？ドラゴンがそんな簡単に堕ちるわけーー｣
｢あふぅ、オナニーの肉の剣から精の香りがするぅ♪｣ｸﾗｸﾗ～
｢陥落した!?｣
｢もうウォッカはドラゴンじゃないわ。淫らであることを誇りとするジャバウォックよ｣
｢アンジェお姉様｣
｢ものしり｣
｢旦那様の受け売りよ｣
｢見ろよオナニー、アタシのオマンコがこんなにヒクヒクしてる｣
｢ドレスをたくし上げての披露宴!?襞が気持ち悪いくらいうねり動いてる！｣
｢当然さ、オナニーに入れて貰うために鍛えたからな♪｣
｢もうヤケだぁ！｣ｽﾞﾎﾞ
｢新郎のチンポが新婦のマンコに挿入されました｣
｢この感触は人工膣とは比べものにならないっ！｣
｢優しく抱きしめて、腰を思い切り振るっ！｣
｢気持ちいいっ！｣
｢あっ、チンポから熱いのがビュービュー出てるぞ♪これが精の味なのか｣
｢うう……やっと解放された｣
｢次は私ですよ。勇者様｣
｢即ハメの体勢!?泡洗いはしないの？｣
｢もう我慢出来ません、キャンサーのプライドなんて今は洗い流します｣ｽﾞﾆｭ
｢ウォッカとはまた違う締め付け!?｣
｢キャーん、未洗浄のチンポが私の膣を蹂躙して、これもこれでいいかも♪｣
｢出るー！｣
｢確カニ、夫の精はどんな食事より美味しい～♪｣
｢最後は～全身隈無く包む～｣
｢射精が止まらねー！｣
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾋｭｰﾋｭｰ!!ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
｢｢｢ご馳走様です｣｣｣
｢疲れた……｣
В儀式終了В
｢ケーキの一番上は、夫婦で仲良く、最下段は、皆で食べて｣
｢ビューティ、二段目は？｣
｢二段目は、会場にいないハートの女王様の分、メッセージカードに、書いてある｣
｢「二段目は全部余のモノじゃ」か、いかにも女王様らしいわね｣
｢ほぅ、いかにもとはどういう意味じゃ？｣
｢それは甘い物が大好きだから……って女王様いつの間にぃ!!｣
｢アンジェラがメッセージカードを読んでる時にじゃ｣
｢そ、そうですか……ｱﾊﾊﾊ～｣
｢女王様は、今まで何を？｣
｢刑約書の手続きをしてたのじゃ｣
｢契約書？｣
｢先程、四人に署名をさせた紙じゃ｣
｢契約……けいやく……刑約……まさか……彼らに何をさせるつもりですか?女王様!｣
｢アンジェ姉さん、どうかしたの？｣
｢『刑約書』｣
｢極刑の一つじゃ、情事を含めることを条件に不思議の国の住民を従わせる用紙。因みに契約の契でなく、極刑の刑と書く｣
｢極刑、女王様、何故彼らに、説明しなかったの？｣
｢言ったはずじゃ、ただの紙ではないと｣
｢でも、その紙は、署名以外、白紙｣
女王様は、魔術を使い、刑約書に火を灯す。
｢炙った箇所から、文字が浮かびあがった｣
｢炙り出しじゃ｣
文字がくっきりと、浮かび上がると、刑約書が、淡く光りだした。
｢刑約完了じゃ｣
｢ひぐっ！｣
｢キャン！｣
｢ドロドロ～｣
｢三人共、どうした？うっ｣
｢ウォッカ、キャサリン、バブリー、オナニー、どうしたの？｣
｢姉上、急に身体が火照って｣
｢甲殻から泡が漏れちゃうよぉ｣
｢身体中の泡が～泡が～ぶくぶくしてる～｣
｢急にﾊｧﾊｧ股間がﾊｧﾊｧギンギンにﾊｧﾊｧ｣
｢愉快じゃのう、四人共いい顔をしとる。やはり刑約書はこうでなくては。パールの夫,ドロシー,バージャが様々なプレイで一ヶ月間交わった時の事を思い出すだすのう｣
｢女王様!笑い話のように語らないで!お義父様にとっては黒歴史級の思い出なのよ!｣
｢四人共、しっかり｣
｢ハァーハァー｣
｢カニ～｣
｢アハ～｣
｢うぐぐぐ｣
｢一度刑約が完了すれば、刑約内容通りにしない限り解除は出来ぬ｣
｢……｣
｢ビューティよ、しぶしぶ納得したようじゃな。皆の者、結婚式は終了じゃ、余とビューティと新婚夫婦はこれからエネミス帝国へと向かう。さらばじゃ｣
女王様が、杖を振りかざすと、周囲の景色が、歪んだ。
Β断食砂漠・エネミス帝国前Β
｢とうちゃーく｣
｢おい、女王ﾊｧﾊｧ｣
｢ほぅオナニーよ、まだ喋れる元気があるのか？｣
｢貴様はﾊｧﾊｧ、一体ﾊｧﾊｧ、何をﾊｧﾊｧ、企んでいる？ﾊｧﾊｧ｣
｢大したことではない、寧ろそなたらにとっては都合の良い話じゃ、よいしょっと｣
｢女王ﾊｧﾊｧ、俺の手をﾊｧﾊｧ、ウォッカの胸にﾊｧﾊｧ、持っていって何をﾊｧﾊｧ｣
｢ほれほれ、ミルクプリンの感触じゃ｣ﾑﾆｭﾑﾆｭ
｢ひゃうっ、感じちゃう！｣
｢や、柔らかい、ウッ！｣
｢愉快じゃのう、ウォッカがシロップを、オナニーがクリームを出したようじゃ｣
｢何故だﾊｧﾊｧ、出したばかりなのにﾊｧﾊｧ、まだ治まらないﾊｧﾊｧ｣
｢刑約書の力は絶対じゃ｣ﾍﾟｼﾍﾟｼ
｢うっ！出るっ！｣
｢刑約書の通り、今のお主は頬を軽く叩くだけでも出るぞ｣
｢貴様ﾊｧﾊｧ、一体何を書いた？ﾊｧﾊｧ｣
｢こんな状態じゃなキャ、興奮して下半身が踊り出すのにぃ｣
｢う～｣
｢何じゃ、キャサリンとバブリーもメレンゲと炭酸を吹き出したくなったのかのう？ならばお望み通り｢図鑑変化、ﾞナイトメアﾞ｣ﾁｬｯ 鎌？｣
｢女王様、おふざけは、そこまで｣
『悪ふざけもｫ大概にしないとｫビューティ怒るよｫ？夢の中に入って暴れちゃうよｫ？』
｢……そうじゃな。おふざけはここまでにして、本題に入るとするかのう。じゃから鎌を下ろせ｣
｢鎌を、下ろす｣
｢余はエネミス帝国の皇帝夫人ピスコに会いにゆく｣
｢会って、どうするの？｣
｢簡単な事じゃ、不思議の国との友好条約を結ぶのじゃ｣
Β続くΒ
Ｏ-721｢頬ペシペシだけでイクとは……｣ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ
Βビューティ視点Β
｢ウォッカ、立てるか？｣
｢うん、何とか｣ｸﾗｯ
｢ほら言わんこっちゃない｣
｢あっ、アタシの顔がオナニーの胸板に当たってる。筋肉の固さと、タキシードの生地のサラサラ感が絶妙にマッチしてて、すりすりすりすり～｣
｢うぉーい、俺の胸に顔を埋めるな！すりすりするな！｣
｢ああっ、オナニーのツッコミが、耳元から鼓膜へと浸透してゆくぅ♪｣
｢いい加減離れろ！｣
｢オナニーの両手が、アタシを引き離そうと必死だわ。可哀想に、この両手はまだ完全に堕ちてないのねぇ♪｣
｢何言ってるんだよ、ウォッカが勝手な事をするからだろうがぁ!?｣
｢ｱﾝｯ、オナニーから罵倒が、脳髄を刺激するぅ｣
｢あれが～お姉様が望んでいた事なの～？｣
｢うーん、あたしの想像を、上回る。キャサリン、蟹の鋏を使っていいから、二人を式場に連れてって｣
｢はい、御姉様｣
Β式場内Β
｢……来た｣
｢ビューティちゃーん｣
｢ふにゅ｣
｢ジンフ、それにボイン、ウール｣
｢……私が二人を呼んだの｣
｢凄いねーハーレム婚だよー｣
｢ふにゅ、綺麗な花嫁さん｣
｢三人共、来てくれて、ありがとう｣
｢……本当に久しぶりですね……こうして四人で会うのは｣
｢ボインとウールはー柴様のハーレムに入ってー｣
｢ふにゅ、沢山の花嫁達の衣食のサポートをして｣
｢ジンフは、スターシャンの病院に、勤めてる｣
｢……ビューティちゃんは……魔王様の理想を胸に……旅をしてるよね｣
｢ところで、ジンフは、ネレイス船長の船に、乗って来たの？｣
｢……魔王様の夫が倒れた噂を聞いて……ビューティちゃんが魔王城に帰って来ると思ったから……ネレ姉さんに無理言って乗せて貰ったの｣
｢アタシもリリム姉妹が一斉に揃うだろうと思っちゃったよねー？｣
｢全く、私と両親が魔王城を離れてる間にとんだデマが流れた物だ｣
｢その姿は、ネレイスとデュラハンか｣
｢ジンフの姉のネレセンよ。あんたが新郎？｣
｢同じく妹のデュインだ｣
｢え、姉妹？｣
｢種族が違う～｣
｢違って当然だ。エキドナの娘は第一子以外は多種多様の種族が産まれる｣
｢そうなの？ウォッカちゃん｣
｢失言してごめんなさ～い｣
｢いいよ、それで謝られたら、スターシャンにいる六人の姉と妹にも陳謝しないといけないよ？｣
｢他に六人もいるの！｣
｢九姉妹だ～｣
｢スターシャン……｣
｢新郎よ、お前は見る限り相当な鍛練を積んでるようだな。どうだ、我が部隊に入らないか？｣
｢スカウトか……デュラハンらしいな｣
｢魔王軍は人員の交代が激しいから、少しでも多くの人材が欲しくてな。お前のような男なら、父上も大層喜ぶだろう｣
｢父上？｣
｢仲人席に座ってる男が私達の父親だ｣
｢ああ、エキドナの隣に座ってる男か｣
｢結構大柄ですね｣
｢二メートルはある～｣
｢見た目はオールバック髪の筋肉質、相当な強者と見た｣
｢ふーん、今までの奴とは雰囲気が違うな……ひっ！｣
｢どうした？オナニー｣
｢ウォッカは気付かなかったのか？奴は俺を見ていたぞ。まるで捕食者のような目付きで｣
｢ほぅ、父上の無言の目線に気付くとは｣
｢ﾊｧﾊｧ……まさか魔王軍にあんな男がいたとは｣
｢良かったな。私と両親が魔王城に帰ってきたばかりで｣
｢魔王城攻略が簡単では無い事が改めて思い知らされたよ｣
｢新郎新婦の方は教壇へ｣
｢勇者様、仲人のルーナさんが呼んでるよ｣
｢行こう～勇者さま～｣
｢行くぞ、オナニー｣
｢うぉい、引っ張るな｣
Β誓いの言葉Β
｢ビューティが神父を勤めるのか？｣
｢図鑑変化、ﾞシー・ビショップﾞ｣
｢ビューお姉様が｣
｢マーメイドになった｣
｢ラヴ、ピーシュ、あれはシー・ビショップ、海の神に仕えるマーメイドの一種よ｣
｢海の魔物夫妻の儀式を行う役割を持っているやんね｣
｢いつもならエミちゃんの役目だけど、ビューティの眷属だから、ビューティに任せるわ｣
｢海神官ビューティやんね｣
｢汝、ウォッカ、キャサリン、バブリーよ。夫に、愛を誓いますか？｣
｢はい、誓います｣
｢誓いま～す｣
｢誓います｣
｢汝、Ｏ-721よ。三人の妻に、愛を誓いますか？｣
｢……誓います｣
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ……
Βケーキ入刀Β
｢ケーキのご登場です｣
｢見てピーシュ、ケーキだよ｣
｢すごくおっきいよね、ラヴ｣
｢あんな、大きなケーキ、いつ用意したん？｣
｢ハートの女王が魔術で用意したみたいよ｣
｢でかいケーキだな。ん？どうしたアンジェラ、それは預けておいた俺の剣ではないか｣
｢ウェディングケーキといえば、ケーキ入刀でしょ？それに合うかと思って｣
｢何を言っている、それはケーキを切る代物じゃない｢鞘を抜刀すると｣ってええ!?｣
｢あれ？勇者さまの剣ってこんな形だったかな？｣
｢細長い～｣
｢これはケーキナイフ、まさかお前、自分の剣を加工したのか？｣
｢ハイ？｣
｢ううっ、タキシードといい、アタシのためにそこまでしてくれるとは｣
｢良かったね、ウォッカちゃん｣
｢気が利く～｣
｢いやいや、剣を加工した覚えは無いぞ？アンジェラ、俺の剣に何をした？｣
｢私も知らないわよ、貴男から受け取った時は既にその形だったわ｣
｢ええ～｣
｢今はケーキ入刀よ。四人でナイフを持ちなさい｣
｢勇者様、一緒に持ちます｣
｢支える～｣
｢よし、体勢は完璧｣
｢いやいや、ウォッカ、横チチが二の腕に当たってるけど？｣
｢当ててるのさ｣
｢新郎が中心となり、両側にウォッカとキャサリン、下でバブリーが支える形でのケーキ入刀です｣
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ……
｢ケーキ入刀終わり、早速、儀式を始めて｣
｢儀式？｣
｢そう、シー・ビショップの儀式｣
｢まさか、儀式って｣
｢四人で、交わるの｣
｢結局はエロありかよ｣
｢勇者様、もう我慢出来ません｣
｢エッチしよ～｣
｢大浴場では誤魔化してたけど、今度こそちゃんと交わるぞ｣
｢花嫁達は、ヤル気満々｣
｢自分の結婚式を思い出しますわ。あの時も四人であんなコトやこんなコトをーー｣
｢このまま思い切って、三人の花嫁とエッチするやんね｣
｢ピーシュ、四人でのエッチだよ｣
｢いつもは二人だからわくわくするね、ラヴ｣
｢ほら、リリム四人も、真剣に観てるよ、いつヤルか？｣
｢今だよね……｣
В儀式開始Β
｢勇者様、この鋏でタキシードを優しく脱がして差し上げます｣
｢流石キャンサーだ。服を優しく丁寧に脱がされてゆく｣
｢全裸になった身体を包んであげる～｣
｢バブルスライムの程よい刺激が、限界まで勃起させるっ｣
｢ああん、オナニーのチンポがそそり立ったぁ♪何て節操の無いチンポなんだ♪｣
｢えっと、ドラゴンを陥落させるには……｣
｢その男性器をウォッカの顔に押し付ければ、確実に堕ちるわよ｣
｢アンジェラ、何を言ってる？ドラゴンがそんな簡単に堕ちるわけーー｣
｢あふぅ、オナニーの肉の剣から精の香りがするぅ♪｣ｸﾗｸﾗ～
｢陥落した!?｣
｢もうウォッカはドラゴンじゃないわ。淫らであることを誇りとするジャバウォックよ｣
｢アンジェお姉様｣
｢ものしり｣
｢旦那様の受け売りよ｣
｢見ろよオナニー、アタシのオマンコがこんなにヒクヒクしてる｣
｢ドレスをたくし上げての披露宴!?襞が気持ち悪いくらいうねり動いてる！｣
｢当然さ、オナニーに入れて貰うために鍛えたからな♪｣
｢もうヤケだぁ！｣ｽﾞﾎﾞ
｢新郎のチンポが新婦のマンコに挿入されました｣
｢この感触は人工膣とは比べものにならないっ！｣
｢優しく抱きしめて、腰を思い切り振るっ！｣
｢気持ちいいっ！｣
｢あっ、チンポから熱いのがビュービュー出てるぞ♪これが精の味なのか｣
｢うう……やっと解放された｣
｢次は私ですよ。勇者様｣
｢即ハメの体勢!?泡洗いはしないの？｣
｢もう我慢出来ません、キャンサーのプライドなんて今は洗い流します｣ｽﾞﾆｭ
｢ウォッカとはまた違う締め付け!?｣
｢キャーん、未洗浄のチンポが私の膣を蹂躙して、これもこれでいいかも♪｣
｢出るー！｣
｢確カニ、夫の精はどんな食事より美味しい～♪｣
｢最後は～全身隈無く包む～｣
｢射精が止まらねー！｣
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾋｭｰﾋｭｰ!!ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
｢｢｢ご馳走様です｣｣｣
｢疲れた……｣
В儀式終了В
｢ケーキの一番上は、夫婦で仲良く、最下段は、皆で食べて｣
｢ビューティ、二段目は？｣
｢二段目は、会場にいないハートの女王様の分、メッセージカードに、書いてある｣
｢「二段目は全部余のモノじゃ」か、いかにも女王様らしいわね｣
｢ほぅ、いかにもとはどういう意味じゃ？｣
｢それは甘い物が大好きだから……って女王様いつの間にぃ!!｣
｢アンジェラがメッセージカードを読んでる時にじゃ｣
｢そ、そうですか……ｱﾊﾊﾊ～｣
｢女王様は、今まで何を？｣
｢刑約書の手続きをしてたのじゃ｣
｢契約書？｣
｢先程、四人に署名をさせた紙じゃ｣
｢契約……けいやく……刑約……まさか……彼らに何をさせるつもりですか?女王様!｣
｢アンジェ姉さん、どうかしたの？｣
｢『刑約書』｣
｢極刑の一つじゃ、情事を含めることを条件に不思議の国の住民を従わせる用紙。因みに契約の契でなく、極刑の刑と書く｣
｢極刑、女王様、何故彼らに、説明しなかったの？｣
｢言ったはずじゃ、ただの紙ではないと｣
｢でも、その紙は、署名以外、白紙｣
女王様は、魔術を使い、刑約書に火を灯す。
｢炙った箇所から、文字が浮かびあがった｣
｢炙り出しじゃ｣
文字がくっきりと、浮かび上がると、刑約書が、淡く光りだした。
｢刑約完了じゃ｣
｢ひぐっ！｣
｢キャン！｣
｢ドロドロ～｣
｢三人共、どうした？うっ｣
｢ウォッカ、キャサリン、バブリー、オナニー、どうしたの？｣
｢姉上、急に身体が火照って｣
｢甲殻から泡が漏れちゃうよぉ｣
｢身体中の泡が～泡が～ぶくぶくしてる～｣
｢急にﾊｧﾊｧ股間がﾊｧﾊｧギンギンにﾊｧﾊｧ｣
｢愉快じゃのう、四人共いい顔をしとる。やはり刑約書はこうでなくては。パールの夫,ドロシー,バージャが様々なプレイで一ヶ月間交わった時の事を思い出すだすのう｣
｢女王様!笑い話のように語らないで!お義父様にとっては黒歴史級の思い出なのよ!｣
｢四人共、しっかり｣
｢ハァーハァー｣
｢カニ～｣
｢アハ～｣
｢うぐぐぐ｣
｢一度刑約が完了すれば、刑約内容通りにしない限り解除は出来ぬ｣
｢……｣
｢ビューティよ、しぶしぶ納得したようじゃな。皆の者、結婚式は終了じゃ、余とビューティと新婚夫婦はこれからエネミス帝国へと向かう。さらばじゃ｣
女王様が、杖を振りかざすと、周囲の景色が、歪んだ。
Β断食砂漠・エネミス帝国前Β
｢とうちゃーく｣
｢おい、女王ﾊｧﾊｧ｣
｢ほぅオナニーよ、まだ喋れる元気があるのか？｣
｢貴様はﾊｧﾊｧ、一体ﾊｧﾊｧ、何をﾊｧﾊｧ、企んでいる？ﾊｧﾊｧ｣
｢大したことではない、寧ろそなたらにとっては都合の良い話じゃ、よいしょっと｣
｢女王ﾊｧﾊｧ、俺の手をﾊｧﾊｧ、ウォッカの胸にﾊｧﾊｧ、持っていって何をﾊｧﾊｧ｣
｢ほれほれ、ミルクプリンの感触じゃ｣ﾑﾆｭﾑﾆｭ
｢ひゃうっ、感じちゃう！｣
｢や、柔らかい、ウッ！｣
｢愉快じゃのう、ウォッカがシロップを、オナニーがクリームを出したようじゃ｣
｢何故だﾊｧﾊｧ、出したばかりなのにﾊｧﾊｧ、まだ治まらないﾊｧﾊｧ｣
｢刑約書の力は絶対じゃ｣ﾍﾟｼﾍﾟｼ
｢うっ！出るっ！｣
｢刑約書の通り、今のお主は頬を軽く叩くだけでも出るぞ｣
｢貴様ﾊｧﾊｧ、一体何を書いた？ﾊｧﾊｧ｣
｢こんな状態じゃなキャ、興奮して下半身が踊り出すのにぃ｣
｢う～｣
｢何じゃ、キャサリンとバブリーもメレンゲと炭酸を吹き出したくなったのかのう？ならばお望み通り｢図鑑変化、ﾞナイトメアﾞ｣ﾁｬｯ 鎌？｣
｢女王様、おふざけは、そこまで｣
『悪ふざけもｫ大概にしないとｫビューティ怒るよｫ？夢の中に入って暴れちゃうよｫ？』
｢……そうじゃな。おふざけはここまでにして、本題に入るとするかのう。じゃから鎌を下ろせ｣
｢鎌を、下ろす｣
｢余はエネミス帝国の皇帝夫人ピスコに会いにゆく｣
｢会って、どうするの？｣
｢簡単な事じゃ、不思議の国との友好条約を結ぶのじゃ｣
Β続くΒ
Ｏ-721｢頬ペシペシだけでイクとは……｣ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ
14/03/13 22:39更新 / ドリルモール
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