夢の中のお茶会
夢を見ていた
やあ、これはこれは珍しいお客さんだ。
目の前で帽子を被った少年がティーカップを片手に紅茶を嗜んでいるのだから
一人でお茶会を楽しんでいる最中にいきなり目の前に現れて流石の僕も驚いたよ。
確か自宅でパソコンでレポートを作成中、徹夜続きだったから机の上で眠りについてーー
君はこの世界の人間じゃないようだが、何処から来たのかな?
この世界の人間じゃない?
ふふ、君の反応を見ていれば不思議の国どころか魔物娘の世界の人間ではないことぐらい気付くのはマッドハッターの僕には当然のことさ。
マッドハッター、それって有名な童話に出てくる奇天烈な思考を持つ紳士のことか?確か不思議の国に迷い込んだアリスがお茶会で出会ってーー
ほぅ、君の世界にも不思議の国やアリス、マッドハッターは実在するのか?
本や映画を観たことがあるから、ただ、容姿は君のような小柄な少年とは違って大人の男性だし、何よりーー
何より?僕と何からの違いがあるのかな?ほら言ってごらん?
近い近い、顔が近い、き、キノコ、君の帽子や、服から、キノコが生えている
なるほどなるほど、君の世界のマッドハッターはキノコに寄生されていない「男性」なのか。
ああ、そうだ。にしても何故に少年にドキドキしてるーーー
「男性」なのか。
何故そこを強調する?
いや、驚きは後でとっておこうと思ってね。それより君はさっきお茶会って言ったよね?
そうだが、アリスもマッドハッター達と一緒に紅茶や料理を嗜むーー
そうなのだよ!僕は君とお茶を楽しみたいのだよ!
はい?
庭師のマーチヘアが楽しむように栽培した茶葉をドラゴン化したジャバウォックが取り寄せた巨大ポットで沸かし、ポットの中へ押し込んだドーマウスのエキスをひたせばなおのこと美味い、使用人のトランパートが用意してくれたお菓子や料理を味わい、ワンダーワームが放つ煙草の香りを楽しみながら、何処から現れたチェシャ猫と会話を楽しみ、お茶会が終わる頃には空っぽになったポットを洗うべく、ジャブジャブとハンプティエッグが自分の体液でポットを洗ったら、中からベチャベチャにドロドロになった、べちゃどろマウスが出てきてーー
あの〜
すまない、僕は夢中になると会話ーーいや独り言が弾むクセがあってね。
いや、弾むというレベルでは
せっかくだから紅茶と料理を楽しもう。
別にお腹空いてはーー
これは君にとっての夢みたいなもの、満腹だろうが空腹だろうが関係ない。いくら食べても太らないからいくらでも食べれていくらでも飲める。
じゃあまずはこのクッキーから
しかもお菓子特有の効能はそのまま効くという贅沢でご都合主義。
あれ?身体が縮んで
そうなのだよ!子供になるクッキーなのだよ!
背が縮んで、縮んで、縮んでる!
わかるかい?君は僕と同じ背丈なのだよ。ただ僕は145に対して君は150、誤差はあるが身長差は関係ない。これでむりに背を伸ばさずともこうして口付けを交わすことが出来るーー
待て男同士でやる趣味は
ちゅっ、くちゅ
何をーーんっ、はぁはぁ
どうしたのかな?君の舌が僕の舌を絡んでいるよ?さっき男同士でやる趣味はどうとか言っていたが?
いや、男同士でキスをするの、悪くはないかと
うんうん、男同士でキスするのは悪いことではない。不思議の国で迷い込んだ男同士の片割れが女、つまり魔物娘になるお菓子を食べて好奇心から交わりメスの喜びを知り元に戻らずそのまま夫婦になるのは当然のことさ、では次にこのケーキを食べてごらん。
もぐもぐ、んっ、身体が熱い、まさかこれはさっき言っていた女になるお菓子?
まぁ、今の会話の流れなら君は女になるーーという展開になっても不思議ではないのだが、生憎僕は男を、将来の夫になるかもしれない相手を女にする性癖はない。何故なら女になって胸がボインボイン〜、尻がムッチムッチ〜になるなんて僕個人のプライドが許せないし、そもそも知り合いのマッドハッターが自分の夫を女にして百合百合やっているからお腹いっぱい。では君の身体の変化の詳細は?種明かしすれば君はいま一回り成長して大人になるのだよ。
すげぇ、さっきの子供と違って背が伸びてる
ふむ、180だね。サバト不思議の国支部に属するアリス達が選ぶ理想のお兄ちゃんキャラランキング上位に食い込む。僕の理想としては申し分ない。早速だが僕の頭を撫で欲しい。ほら、帽子を脱ぐから。
わかった、なでなでなでなでーー
もっとだ、夢の中だから、頭を撫でるイメージをするのだ。
なでなでなでなでにもっとイメージしてクシャクシャ
このあたまをなでられる感覚、気持ちがいいものだ。精液を浴びずともキノコが生えてきそうだ。
それにしてもこうして頭を撫でていると髪の毛の感触をリアルで感じる、夢の中なのに
そうだね、君にとっては夢の中だ、だがこうして感触を味わっている、夢の中で視覚聴覚嗅覚触覚そして味覚をどう感じるのかな?そもそもどこでそれらを感じているのかな?脳?心?魂?僕個人としては細胞一つ一つ感じる仮説が有力かな?だって君を触れたり触れられたり抱いたり抱かれたり撫でたり撫でられたりなめたりなめられたりするだけで感じるならこの身体がこの魂がこの心が、キノコに侵食されて紳士になったこの脳が、僕が生きているという実感がわく、そう、ワクワクするんだ。感わくだよ、感わく。そうだ感じるわくわくに浸ろう。
あれ、押し倒されてる?
どうしたのかな?君は僕より背が高い35も違う、体格差があるのに抵抗しない?それは心の何処かで僕に押し倒されたいと思ったのではないのかな?
でも男同士でやる趣味はーー
僕、女の子だよ。
え?
やっぱり君は最後まで僕を男だと思い込んでいたんだね。残念だな。悲しいな。でもちょっぴり嬉しいな、だって僕が紳士的な淑女として振る舞えてる、つまり僕の男らしさが証明されたのだから。あとさっきも言ったように楽しみはとっておくつもりだったし。
いや、男というより少年だと
僕にとってはどっちも同じだよ。そもそも君は何故僕を男だと思ったのかな?髪がショートヘア?背が小さい?胸がぺったんこ?お尻が小さい?
そもそも格好が男子ーー
格好のせい?これは僕らマッドハッターにとっての正装、ドレスコードのようなもの、魔物娘図鑑の挿絵でも標準的な紳士を模したスタイルの良い女性が描かれていて、その容姿を見ただけで心を奪われて不思議の国へ向かった男性もいるし、これこそ自分が求めていた理想の男装の麗人像だ!とマッドハッター関連の小説を出版し続ける作家もいるし、自分の娘を紳士的な淑女にするため、娘をマッドハッター一家の養子縁組にした親だっているくらいだ。僕は図鑑の挿絵と違い背が低く胸はなくズボンはショートパンツ、あと身体に生やしているキノコの品種が別物なのがちょっとした違いだけど。むっ、まだ疑っていそうな顔だね。
いや、そこまでは
君のその顔が、君のその反応が、君のその言葉が、君のその心が、0.001パーセントだけど、僕が本当に女であることを疑っている。その疑念を染めて僕が立派な紳士である淑女と100パーセントにするにはどうすればいいか?それは直接確かめ味わってもらう必要がある、この身体で直接にね。
シャツのボタンが上から一つずつ外れて、ブラジャー?
そうだよ、僕だって一応女なんだ。ブラジャーくらいするさ。胸はAカップだからブラジャー必要なくね?ノーブラで良くね?のツッコミは禁止、マッドハッターの中には夫に胸元を見せるためにあえてノーブラだったり、シャツ自体が胸を支えて形を整えるからブラジャーの必要無しの娘もいるにはいるけどね。じゃあブラジャーを外すよ。
胸がーーちょっとだけある、乳輪が男子より大きい
ほらジロジロ観察してないで手を当ててよ。君にとっては夢の中なんだから揉み放題だからさ、んっあっ、いいよ、君の大きな手が僕の胸元を、刺激している、これが、胸を揉まれる、感覚、僕の昔からの、知り合い二人は、胸が大きいせいか、僕より先に夫が出来て、お茶、かいーあんっ、の度にんっ、デカイ胸を揉み揉みされるのを見せつけられてやんっ
そうか、自分だけ夫がいないことにコンプレックスを感じてたのか
だけど、君が現れた。君にとっては夢だろうけど、はぁはぁ、僕にとっては夢のような出会いだよ、んっあ、今までは一人で胸を揉んでいたけど、あっあっ、こうして胸を揉んでくれて、ひっ、爽快だよ。男に胸を揉まれて、爽快、そう快、そうだ快楽に浸ろう。立ち上がって大事な部分を見せるよ?いいね?
綺麗だーー
そうだよ、ズボンを下ろして綺麗な女性器を見せているのだよ。綺麗なのは当然のことさ。もっと他に言うことはーーこれは君にとって夢の中だから視覚だけの感じているのかーー
もしくは女性経験が無いか。
うっ、何故そこまでぶっ
ほらほら、僕の女性器の味はどうかな?
もぐむぐ
そうだよ、股を広げて僕の女性器を直接君の顔に押し付けているのさ、僕の女性器の香りはどうかな?
くんかくんか、スーハスーハ
ははっ、香りを嗅いじゃってまるで発情した犬みたいだよ。
ふーっ、フーッ、ペロペロ
いいよ、犬化紅茶を飲ませたら素晴らしい名犬になりそうだ。だけど味覚と嗅覚はおあずけ。次は触覚と聴覚で僕の身体を味わってくれ、もうお互い出来上がったようだから
はぁはぁ、はぁはぁ、待て、女性器が下腹部に
いいね、君のキノコ、ロリ体型の僕のお腹にまで届きそうだ。
まさか
そうだよ、そのまさかさ、さぁ本番だ。
あう!
どうしたの、まだ、先っぽだけだよ。ほら、もっと入るよ?
まて、出るーー
大丈夫、息を整えて、すーはー、すーはー、僕の胞子を吸い込んで、すーはー、すーはー、落ち着けば暴発は止まるから、すーはー、すーはー、
はぁはぁ、危うく無精するところだった
そうそう、じゃあもっと奥深くまで入れるよ、んっ、あっ、あはっ、届くよ、君のキノコが、僕の子宮に、届くよ。
先っぽがコリコリしたものに当たって
そうだよ、君のキノコが僕の子宮に届いたよ。じゃあ、動かすね、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ
キノコが、キノコが、ぬるぬるで締め付けられいて〜音が、聞こえる、腰が打ちつけられている音が
そうだよ、僕の膣が君のキノコを締め付ける触覚を感じるでしょ?腰を打ち付ける音の聴覚を感じるでしょ?未体験の快楽を感じるでしょ?
もう我慢出来ない、出るーー
いいよ、僕のキノコも君の精液を欲しがってる、息を大きく吸って、吐いて、吸って、吐いて。
すー、はー、すー、はー、
そうだよ、その調子だよ、さっきまで帽子から出た帽子じゃなかった胞子は君が暴発を防ぐ役割をしていたけど、今放ってる胞子は君の射精を促す胞子さ。
すー、はー、すー、はー、すー、はー、ああっ、気持ちいい
ふふっ、君のキノコがびくびくしてる、白い胞子が尿道を通ってるのがわかるよ。
すー、はー、すーはー、今まで一人でやってきたものとは比較にならないっ!アッー!
熱い、君の精が僕の子宮を潤してゆくーー
どうだい?夢の中で僕と交わった感想は?
最高だったよ。いい夢が見られた
それは良かった。通算回数として僕は07回、君は21回絶頂したよ。
何故ゼロを足す?
それはすこし考えればわかることさ。ほら、事後の紅茶だよ。
まぁいいか、いただきます。ごくっ、そう言えばさっき犬化紅茶とかどうとか言ってたような
ごくっ、それは不思議の国特有の男性が飲めば発情した犬になって最愛の恋人を犯したくなる紅茶さ。
ひょっとしてこの紅茶がその犬化紅茶?
そうだよーーと言いたいけど生憎犬化紅茶は知り合いにあげて切らしていてね、それは媚薬入りのただの紅茶。
それは残念だな
仕方ないさ、その知り合いは自分の夫を異形の姿にして交わる性癖を持つマッドハッターでね、たまには犬の姿で夫とぐちょグチョ交わり、夫にぱんパン犯されたいとしつこく頼み込むから根負けしてね。ちなみにさっき言った女性化性癖のマッドハッターとは別人だよ。
色々なマッドハッターがいるんだな。せっかく本物の犬の気分を味わえると思ったのにーーまてよ、これが媚薬入りではなく、犬になる紅茶だと思えばーー
おいおい、流石にそれはーー
いや、これは夢の中なら、そうイメージすれば、これは犬の紅茶、犬の紅茶、犬の紅茶、いぬのこうちゃ、いぬのこうちゃ、イヌノコウチャ、イヌノコウチャーー
え?身体が巨大な犬になってーー
ワオーン!
す、すごいよ、そうだった、ここは不思議の国、ただの媚薬入りの紅茶が本人の気持ち次第で犬化紅茶へと変異しても不思議じゃないんだ。
ハァハァ!ハァハァ!タベノコシ、タベノコシ、マダマダクイタリナイ!
そうだよ、犬なのに喋れたりする個体もいるのも不思議の国クオリティだよ、それとも僕だけに通じる言葉なのかな?将来の夫だからこそ意思疎通が出来ーーあっ。
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ、、、ハァハァ、クンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカ、ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
いいよ、僕も媚薬入り紅茶でスタミナが戻ったところさ、さっきの続きといこう、今度はお互い45回絶頂するまでーーううん、君が夢から覚めるまで交わろう。
夢から覚めるか、また会えるよな?
大丈夫、ここは不思議の国、来訪者は眠るようにこの国を訪れる。君が信じれば夢じゃない正夢になる。まさに夢のような再会だ、そうだ互いに身体中をまさぐる夢を楽しもう。
夢精なんかさせないくらいにーー
オレは机の上で目を覚ます。
目の前にはスリープ状態のパソコン、オレがマウスを動かしたことで、ディスプレイにレポート画面がうつしだされる。
あれは夢だったのだろうか?
いや、夢じゃない。
何故ならエッチな夢であるにも関わらず夢精していないからだ。
オレは気を引き締めて、マウスを動かし、レポートの画面を閉じて新規作成をクリック、キーボードに文章を打ち込む。
これは夢じゃない、夢にしたくない、正夢にするんだ。
その気持ちでオレは夢の中で体験したことを文章に打ち込む。
機会が有れば投稿サイトにこれを発表しよう。
タイトルはーー
夢の中のお茶会
the end?
やあ、これはこれは珍しいお客さんだ。
目の前で帽子を被った少年がティーカップを片手に紅茶を嗜んでいるのだから
一人でお茶会を楽しんでいる最中にいきなり目の前に現れて流石の僕も驚いたよ。
確か自宅でパソコンでレポートを作成中、徹夜続きだったから机の上で眠りについてーー
君はこの世界の人間じゃないようだが、何処から来たのかな?
この世界の人間じゃない?
ふふ、君の反応を見ていれば不思議の国どころか魔物娘の世界の人間ではないことぐらい気付くのはマッドハッターの僕には当然のことさ。
マッドハッター、それって有名な童話に出てくる奇天烈な思考を持つ紳士のことか?確か不思議の国に迷い込んだアリスがお茶会で出会ってーー
ほぅ、君の世界にも不思議の国やアリス、マッドハッターは実在するのか?
本や映画を観たことがあるから、ただ、容姿は君のような小柄な少年とは違って大人の男性だし、何よりーー
何より?僕と何からの違いがあるのかな?ほら言ってごらん?
近い近い、顔が近い、き、キノコ、君の帽子や、服から、キノコが生えている
なるほどなるほど、君の世界のマッドハッターはキノコに寄生されていない「男性」なのか。
ああ、そうだ。にしても何故に少年にドキドキしてるーーー
「男性」なのか。
何故そこを強調する?
いや、驚きは後でとっておこうと思ってね。それより君はさっきお茶会って言ったよね?
そうだが、アリスもマッドハッター達と一緒に紅茶や料理を嗜むーー
そうなのだよ!僕は君とお茶を楽しみたいのだよ!
はい?
庭師のマーチヘアが楽しむように栽培した茶葉をドラゴン化したジャバウォックが取り寄せた巨大ポットで沸かし、ポットの中へ押し込んだドーマウスのエキスをひたせばなおのこと美味い、使用人のトランパートが用意してくれたお菓子や料理を味わい、ワンダーワームが放つ煙草の香りを楽しみながら、何処から現れたチェシャ猫と会話を楽しみ、お茶会が終わる頃には空っぽになったポットを洗うべく、ジャブジャブとハンプティエッグが自分の体液でポットを洗ったら、中からベチャベチャにドロドロになった、べちゃどろマウスが出てきてーー
あの〜
すまない、僕は夢中になると会話ーーいや独り言が弾むクセがあってね。
いや、弾むというレベルでは
せっかくだから紅茶と料理を楽しもう。
別にお腹空いてはーー
これは君にとっての夢みたいなもの、満腹だろうが空腹だろうが関係ない。いくら食べても太らないからいくらでも食べれていくらでも飲める。
じゃあまずはこのクッキーから
しかもお菓子特有の効能はそのまま効くという贅沢でご都合主義。
あれ?身体が縮んで
そうなのだよ!子供になるクッキーなのだよ!
背が縮んで、縮んで、縮んでる!
わかるかい?君は僕と同じ背丈なのだよ。ただ僕は145に対して君は150、誤差はあるが身長差は関係ない。これでむりに背を伸ばさずともこうして口付けを交わすことが出来るーー
待て男同士でやる趣味は
ちゅっ、くちゅ
何をーーんっ、はぁはぁ
どうしたのかな?君の舌が僕の舌を絡んでいるよ?さっき男同士でやる趣味はどうとか言っていたが?
いや、男同士でキスをするの、悪くはないかと
うんうん、男同士でキスするのは悪いことではない。不思議の国で迷い込んだ男同士の片割れが女、つまり魔物娘になるお菓子を食べて好奇心から交わりメスの喜びを知り元に戻らずそのまま夫婦になるのは当然のことさ、では次にこのケーキを食べてごらん。
もぐもぐ、んっ、身体が熱い、まさかこれはさっき言っていた女になるお菓子?
まぁ、今の会話の流れなら君は女になるーーという展開になっても不思議ではないのだが、生憎僕は男を、将来の夫になるかもしれない相手を女にする性癖はない。何故なら女になって胸がボインボイン〜、尻がムッチムッチ〜になるなんて僕個人のプライドが許せないし、そもそも知り合いのマッドハッターが自分の夫を女にして百合百合やっているからお腹いっぱい。では君の身体の変化の詳細は?種明かしすれば君はいま一回り成長して大人になるのだよ。
すげぇ、さっきの子供と違って背が伸びてる
ふむ、180だね。サバト不思議の国支部に属するアリス達が選ぶ理想のお兄ちゃんキャラランキング上位に食い込む。僕の理想としては申し分ない。早速だが僕の頭を撫で欲しい。ほら、帽子を脱ぐから。
わかった、なでなでなでなでーー
もっとだ、夢の中だから、頭を撫でるイメージをするのだ。
なでなでなでなでにもっとイメージしてクシャクシャ
このあたまをなでられる感覚、気持ちがいいものだ。精液を浴びずともキノコが生えてきそうだ。
それにしてもこうして頭を撫でていると髪の毛の感触をリアルで感じる、夢の中なのに
そうだね、君にとっては夢の中だ、だがこうして感触を味わっている、夢の中で視覚聴覚嗅覚触覚そして味覚をどう感じるのかな?そもそもどこでそれらを感じているのかな?脳?心?魂?僕個人としては細胞一つ一つ感じる仮説が有力かな?だって君を触れたり触れられたり抱いたり抱かれたり撫でたり撫でられたりなめたりなめられたりするだけで感じるならこの身体がこの魂がこの心が、キノコに侵食されて紳士になったこの脳が、僕が生きているという実感がわく、そう、ワクワクするんだ。感わくだよ、感わく。そうだ感じるわくわくに浸ろう。
あれ、押し倒されてる?
どうしたのかな?君は僕より背が高い35も違う、体格差があるのに抵抗しない?それは心の何処かで僕に押し倒されたいと思ったのではないのかな?
でも男同士でやる趣味はーー
僕、女の子だよ。
え?
やっぱり君は最後まで僕を男だと思い込んでいたんだね。残念だな。悲しいな。でもちょっぴり嬉しいな、だって僕が紳士的な淑女として振る舞えてる、つまり僕の男らしさが証明されたのだから。あとさっきも言ったように楽しみはとっておくつもりだったし。
いや、男というより少年だと
僕にとってはどっちも同じだよ。そもそも君は何故僕を男だと思ったのかな?髪がショートヘア?背が小さい?胸がぺったんこ?お尻が小さい?
そもそも格好が男子ーー
格好のせい?これは僕らマッドハッターにとっての正装、ドレスコードのようなもの、魔物娘図鑑の挿絵でも標準的な紳士を模したスタイルの良い女性が描かれていて、その容姿を見ただけで心を奪われて不思議の国へ向かった男性もいるし、これこそ自分が求めていた理想の男装の麗人像だ!とマッドハッター関連の小説を出版し続ける作家もいるし、自分の娘を紳士的な淑女にするため、娘をマッドハッター一家の養子縁組にした親だっているくらいだ。僕は図鑑の挿絵と違い背が低く胸はなくズボンはショートパンツ、あと身体に生やしているキノコの品種が別物なのがちょっとした違いだけど。むっ、まだ疑っていそうな顔だね。
いや、そこまでは
君のその顔が、君のその反応が、君のその言葉が、君のその心が、0.001パーセントだけど、僕が本当に女であることを疑っている。その疑念を染めて僕が立派な紳士である淑女と100パーセントにするにはどうすればいいか?それは直接確かめ味わってもらう必要がある、この身体で直接にね。
シャツのボタンが上から一つずつ外れて、ブラジャー?
そうだよ、僕だって一応女なんだ。ブラジャーくらいするさ。胸はAカップだからブラジャー必要なくね?ノーブラで良くね?のツッコミは禁止、マッドハッターの中には夫に胸元を見せるためにあえてノーブラだったり、シャツ自体が胸を支えて形を整えるからブラジャーの必要無しの娘もいるにはいるけどね。じゃあブラジャーを外すよ。
胸がーーちょっとだけある、乳輪が男子より大きい
ほらジロジロ観察してないで手を当ててよ。君にとっては夢の中なんだから揉み放題だからさ、んっあっ、いいよ、君の大きな手が僕の胸元を、刺激している、これが、胸を揉まれる、感覚、僕の昔からの、知り合い二人は、胸が大きいせいか、僕より先に夫が出来て、お茶、かいーあんっ、の度にんっ、デカイ胸を揉み揉みされるのを見せつけられてやんっ
そうか、自分だけ夫がいないことにコンプレックスを感じてたのか
だけど、君が現れた。君にとっては夢だろうけど、はぁはぁ、僕にとっては夢のような出会いだよ、んっあ、今までは一人で胸を揉んでいたけど、あっあっ、こうして胸を揉んでくれて、ひっ、爽快だよ。男に胸を揉まれて、爽快、そう快、そうだ快楽に浸ろう。立ち上がって大事な部分を見せるよ?いいね?
綺麗だーー
そうだよ、ズボンを下ろして綺麗な女性器を見せているのだよ。綺麗なのは当然のことさ。もっと他に言うことはーーこれは君にとって夢の中だから視覚だけの感じているのかーー
もしくは女性経験が無いか。
うっ、何故そこまでぶっ
ほらほら、僕の女性器の味はどうかな?
もぐむぐ
そうだよ、股を広げて僕の女性器を直接君の顔に押し付けているのさ、僕の女性器の香りはどうかな?
くんかくんか、スーハスーハ
ははっ、香りを嗅いじゃってまるで発情した犬みたいだよ。
ふーっ、フーッ、ペロペロ
いいよ、犬化紅茶を飲ませたら素晴らしい名犬になりそうだ。だけど味覚と嗅覚はおあずけ。次は触覚と聴覚で僕の身体を味わってくれ、もうお互い出来上がったようだから
はぁはぁ、はぁはぁ、待て、女性器が下腹部に
いいね、君のキノコ、ロリ体型の僕のお腹にまで届きそうだ。
まさか
そうだよ、そのまさかさ、さぁ本番だ。
あう!
どうしたの、まだ、先っぽだけだよ。ほら、もっと入るよ?
まて、出るーー
大丈夫、息を整えて、すーはー、すーはー、僕の胞子を吸い込んで、すーはー、すーはー、落ち着けば暴発は止まるから、すーはー、すーはー、
はぁはぁ、危うく無精するところだった
そうそう、じゃあもっと奥深くまで入れるよ、んっ、あっ、あはっ、届くよ、君のキノコが、僕の子宮に、届くよ。
先っぽがコリコリしたものに当たって
そうだよ、君のキノコが僕の子宮に届いたよ。じゃあ、動かすね、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ
キノコが、キノコが、ぬるぬるで締め付けられいて〜音が、聞こえる、腰が打ちつけられている音が
そうだよ、僕の膣が君のキノコを締め付ける触覚を感じるでしょ?腰を打ち付ける音の聴覚を感じるでしょ?未体験の快楽を感じるでしょ?
もう我慢出来ない、出るーー
いいよ、僕のキノコも君の精液を欲しがってる、息を大きく吸って、吐いて、吸って、吐いて。
すー、はー、すー、はー、
そうだよ、その調子だよ、さっきまで帽子から出た帽子じゃなかった胞子は君が暴発を防ぐ役割をしていたけど、今放ってる胞子は君の射精を促す胞子さ。
すー、はー、すー、はー、すー、はー、ああっ、気持ちいい
ふふっ、君のキノコがびくびくしてる、白い胞子が尿道を通ってるのがわかるよ。
すー、はー、すーはー、今まで一人でやってきたものとは比較にならないっ!アッー!
熱い、君の精が僕の子宮を潤してゆくーー
どうだい?夢の中で僕と交わった感想は?
最高だったよ。いい夢が見られた
それは良かった。通算回数として僕は07回、君は21回絶頂したよ。
何故ゼロを足す?
それはすこし考えればわかることさ。ほら、事後の紅茶だよ。
まぁいいか、いただきます。ごくっ、そう言えばさっき犬化紅茶とかどうとか言ってたような
ごくっ、それは不思議の国特有の男性が飲めば発情した犬になって最愛の恋人を犯したくなる紅茶さ。
ひょっとしてこの紅茶がその犬化紅茶?
そうだよーーと言いたいけど生憎犬化紅茶は知り合いにあげて切らしていてね、それは媚薬入りのただの紅茶。
それは残念だな
仕方ないさ、その知り合いは自分の夫を異形の姿にして交わる性癖を持つマッドハッターでね、たまには犬の姿で夫とぐちょグチョ交わり、夫にぱんパン犯されたいとしつこく頼み込むから根負けしてね。ちなみにさっき言った女性化性癖のマッドハッターとは別人だよ。
色々なマッドハッターがいるんだな。せっかく本物の犬の気分を味わえると思ったのにーーまてよ、これが媚薬入りではなく、犬になる紅茶だと思えばーー
おいおい、流石にそれはーー
いや、これは夢の中なら、そうイメージすれば、これは犬の紅茶、犬の紅茶、犬の紅茶、いぬのこうちゃ、いぬのこうちゃ、イヌノコウチャ、イヌノコウチャーー
え?身体が巨大な犬になってーー
ワオーン!
す、すごいよ、そうだった、ここは不思議の国、ただの媚薬入りの紅茶が本人の気持ち次第で犬化紅茶へと変異しても不思議じゃないんだ。
ハァハァ!ハァハァ!タベノコシ、タベノコシ、マダマダクイタリナイ!
そうだよ、犬なのに喋れたりする個体もいるのも不思議の国クオリティだよ、それとも僕だけに通じる言葉なのかな?将来の夫だからこそ意思疎通が出来ーーあっ。
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ、、、ハァハァ、クンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカ、ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
いいよ、僕も媚薬入り紅茶でスタミナが戻ったところさ、さっきの続きといこう、今度はお互い45回絶頂するまでーーううん、君が夢から覚めるまで交わろう。
夢から覚めるか、また会えるよな?
大丈夫、ここは不思議の国、来訪者は眠るようにこの国を訪れる。君が信じれば夢じゃない正夢になる。まさに夢のような再会だ、そうだ互いに身体中をまさぐる夢を楽しもう。
夢精なんかさせないくらいにーー
オレは机の上で目を覚ます。
目の前にはスリープ状態のパソコン、オレがマウスを動かしたことで、ディスプレイにレポート画面がうつしだされる。
あれは夢だったのだろうか?
いや、夢じゃない。
何故ならエッチな夢であるにも関わらず夢精していないからだ。
オレは気を引き締めて、マウスを動かし、レポートの画面を閉じて新規作成をクリック、キーボードに文章を打ち込む。
これは夢じゃない、夢にしたくない、正夢にするんだ。
その気持ちでオレは夢の中で体験したことを文章に打ち込む。
機会が有れば投稿サイトにこれを発表しよう。
タイトルはーー
夢の中のお茶会
the end?
20/08/10 17:14更新 / ドリルモール