読切小説
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マッドハッターがお茶会をマイコニドぽっくしてみた
今日のお茶会はマイコニドっぽくしてみよう。



どういうことか?って

いつもはテーブルと椅子を用意して椅子に跨るか座りながらお茶とお菓子と淫らな会話を楽しむのだけれど、今日は歩きながらお茶とお菓子と淫らな会話に加えて君との交わりを楽しみたいのさ。

マイコニド達のように

彼女達は常に睡眠以外は歩いているから僕達もたまには歩きながら
お茶とお菓子と淫らな会話と子作り行為をたのしもうじゃないか。



さあお茶とお菓子を持って出発進行



テクテク…

テクテク…

テクテク…

テクテク…

ほら見て、トランパートがトラップに掛かった男性を尋問してるよ。
相当気に入ったようだね。

あっちはドーマウスが愛する夫に離れまいと必死だ。

あれは多くのキノコが巨大な豚の荷台に出荷されてる
どれも美味しそうだけど
僕は君のキノコのほうが...

よく考えたらこれだとただの観光だね。
君と観光するときは当然のようにやってたことだからついクセで、てへっぺろ

よし気持ちを切り替えて歩きながらお茶をしよう

まずはお茶をティーカップにどくどくどぷっと注ぐところから

ポットを持つ腕を高く上げて
高いところから紅茶を注いで
チョロチョロ
ジョビジョバジョボボボ
トピポポポポ…ポタポタ
ポイントは最後の一滴まで注ぐ、と

日頃の成果が出てるよ
見たこと無いって?

君が高い場所から僕に向かって出してくれるのをイメージトレーニングしてるのさ。

そんなプレイは未経験?
いつかに備えて妄想するのは当然だろ?



さて淹れたての一杯をティーカップに口付けするように

チャプチャプ

チャプチャプ

おっと溢れる溢れる

あちゃー手袋にかかった。

歩きながら飲もうとするから?

確かにそうだね

とりあえずこぼした紅茶はこのままじゃもったいないから

ペロリ、ペロリ、ペロリ

君もペロペロしてみる?

ペロリ、ペロリ、ペロリ

どうかな?指先に付着した紅茶のお味は?


ペロリ、ペロリ、ペロリ、ペロリ


蕩けるような味がするよね?



ペロリ、ペロリ、ペロリ、ペロリ、ペロリ



ほら、君がペロペロしてくれたから、手袋が溶けて指先が丸見えだ。

ちなみに僕の手袋はキノコの菌糸百パーセント、つまり僕の身体から排出された成分も食べているから問題無し。


さあ君も僕が淹れた残りの紅茶を飲んでよ。

ふふ、そのティーカップは一度僕が口をつけてるから間接キスだね

何を照れているの?そこは平然とするところだと思うよ。普段僕の唇を堂々と奪ってるのにさ

だって愛する人の唇の温もりと唾液を味わうのは当然のことだろ?

立ち止まって飲まないで歩きながら飲んでよ。

コク、ペチャっ

歩く反動で紅茶がカップから溢れて顔に掛かったね。

さっきは君が僕の指をペロペロしてくれたから今度は僕が君の顔をペロペロする番だ。



ペロペロ、ペロペロ、ペロペロ


何故抱きながらペロペロしてるの?って

君を苗床にするのは当然のことだろ?

ほら立ち止まって無いで歩いてマイコニドっぽく無いじゃないか。

え?下の方がムズムズして歩きに集中出来ない?

君のキノコ、すっかりビンビンだぁ

そうか…これが君が歩くことに集合出来ない要因になるのなら

ズニュズプププズン!

ふふ、僕の中に君のキノコはいったよ。

さあ、君はこれから歩きながらの振動ですごく気持ちよくなって、どんどん歩きたくなーる歩きたくなーる歩きたくなーる歩きたくなーる歩きたくなーる

まるで催眠術に掛かったかのように気持ち良くなってきたって?


これは催眠術じゃない、僕のキノコの胞子の作用で君の認識が変わっただけ。

交わりながら歩いて、中出ししながら歩いて、お茶とお菓子と淫らな会話をしながら歩く。



それが君にとっての普通


ふふふ、感じる。


君のキノコから熱いミルクが溢れているのが。

さあ歩きながらお茶会はまだまだ続く。

クッキーを口移しで食べさせてあげる



当然間接キスじゃなく直接キスでね。
19/08/10 23:18更新 / ドリルモール

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