読切小説
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女の子同士?のバレンタイン
はい、今日はバレンタインデーだから、愛しいキミへマッドハッターのボクから手作りチョコレートのプレゼントだよ。

美味しい?そう、良かった、愛情を込めて作ったかいがあったよ

ふふっ、わかるかい、身体が火照るのが

ほら、暑くて服を脱ぎたくなるよね

ふふ、身体が変化しはじめた

髪が伸びてサラサラのぬるぬるヘアになって

肌がつるつるのぬるぬるになって

お尻がふくよかのぬるぬるになって

胸がほんのりぬるぬるに膨らんで

そして、ほら、頭とアソコがすっごく気持ちよくなってきただろ?

男の象徴であるキノコが身体の奥へと引っ込んで、代わりに頭からキノコが生えてきてるのさ

ほら、鏡を見てごらん

すっかり女の子でしょ



そう、キミはボクと同じマッドハッターになったんだ



身体がぬるぬるしてるでしょ

ボクが着ている服をイメージしてみて

そうそう、そのぬるぬるで燕尾服を作るの

同じキノコの菌糸で作った燕尾服を着ているからお似合いだね

あらためて鏡を見てごらん

見た目は男装してるペアだけど、お姉様と妹、姉妹の契りを結んだカップルっぽくていいでしょ

どうして、こういうことをするかって?



今日はバレンタインデー



女の子が意中の相手にチョコレートを渡す日


はい、材料のカカオ『女化カオ』だよ

温めるだけでチョコレートに変わるから簡単に出来るよ

え、お返しは来月じゃないかって?

それはホワイトデーでチョコを貰った男の子が女の子にお返しする日

でも今のキミは女の子、女の子になったからには、ボクにチョコレートを渡すのは当然のことだろ?

お願い、キミの手作りチョコが食べたい

ほら、愛しいボクが上目遣いで頼んでるんだよ、応えてあげるのが愛する者として当然のことだよね?

いいの?

うん、ありがとう

あ、そうそう、一ついい忘れたけど

チョコレートにはマッドハッターの胞子をトッピングするのを忘れないようにね





どう?チョコはうまくできてる?

だって、ほら、チョコの湯煎で火傷してないかなって心配で

ん、これでボクが様子を見に来るの六回目だって?

一回目は『道具が揃っているか』

二回目は『カカオを刻んでいる時に指を切っていないか』

四回目は『チョコの溶かし方を知っているか』

特に三回目の『バレンタインデー記念切手をペロペロしていないか』と五回目の『チョコ作りを忘れて女の子の部分を弄っていないか』は意味不明だったって?


ごめん、ごめん、然り気無く言い訳したつもりだったけど、失敗だったね

傍で見てもいいの?

キミがどんなチョコを作ってくれるのか楽しみは後でとっておこうかなって思ったけど

ボクも少しは手伝うよ

ぷにぷに

ふーん、ボクより背が高いのに胸はスレンダーなんだね

むにゅむにゅ

でもお尻がもちもちでしっかりと形が整ってる

背が低いけど巨乳なボクとは対照的だね

そうそう、わかるかな、今キミの背中にボクのおっぱいをふにゅ〜って当ててるの

これのどこが手伝いかって?

そのチョコレートは興奮すればする程、美味しく仕上がるんだ

ほら、隠し味は愛情って言うよね

現にキミがあげたチョコも、女の子になったキミの姿とその後で繰り広げられる百合百合なプレイを想像しながら作ったんだ

だからボクからのスキンシップでドキドキする熱でチョコを溶かして、興奮しながら胞子をトッピングしてね

だんだんチョコが溶けてきたね

どれどれ、んっ、ちゅぱっ、ちゅるっ、あっ、甘い

ちゅぱ、んっ、ちゅぱ、んー、いい感じにチョコが出来てるよ

次はどんなトッピング?

生クリームを混ぜるの?

ボクも手伝う――あっ

ごめん、生クリームで全身がベトベトだよ

ぶっかけたように見えて背徳的?

やだなぁ、生クリームだよ、ナニを想像しているのかな?

ボクにとっての背徳はね、服を脱いで晒した肌に生クリームを塗り付けることさ

ほら、身体の菌糸をコントロールすれば直ぐに丸裸になれる

ふーんふふーん、生クリームをデコレーションのデコデコ

白い肌が本当に白くなって、桃色の突起もクリームでデコデコ

そうだ、このチョコをキミの身体に塗ってあげるよ

だからキミも裸になって、恥ずかしくなんてない、今は女の子同士だから

これでお互い丸裸だね

おっと、頭のキノコだけは脱いじゃダメ

すっぽんぽんでも頭のキノコをきちんと被るのがマッドハッターとしての礼儀だよ

脱ぐのは新しいキノコを生みたい時

口紅風にチョコを塗って、あは、ペロッて唇を舐めてるかっわいいー

ほんのり膨らんだ胸はぷにぷにしててやわらかーい

足もまたむっちりしてて塗りがいがあるよ

あまり自慢気に語るとチョコ好きの妖精達が集まって、キミがコチョコチョのペロペロされそうだから――



仕上げはキミの割れ目の中に隠れたキノコに塗りつけてあげる



桃色の花園にあるキノコにぬりぬり、くちゅくちゅ

ぬりぬり、くちゅくちゅ、ぬりぬり、くちゅくちゅ、ぬりぬり、くちゅくちゅ

わかる?これが女の子の感覚だよ

いつもボクがキミの指先やキノコによる刺激で感じている快楽、こんなに気持ちいいんだよ

ほら、遠慮しないでボクの割れ目の中を触って

あんっ、指が女の子だから細くてスベスベして、いつもと違う快楽だよ

ふふ、割れ目にたっぷり塗りつけたチョコを今度はボクの足に擦り付けて

すりすり、そう、すりすりって擦るの、そう、腰を振って、例え媚薬の雨が降っても構わず腰を振って

いいでしょ、襞で擦り付けるの気持ちよくて当然だよね

はぁはぁ、身体の生クリームがトロトロ垂れ落ちて、ボクの全身をより白く汚してる

ふふっ、キミの手と腰の動きは止まるどころか激しさを増してゆくよ

ボクも我慢出来なくなっちゃった、足を出して

んっ、んっ、いいよ、次はボクの割れ目についた生クリームをキミがペロペロ舐めるの、代わりにキミの割れ目についたチョコをペロペロ舐めるから

れろっ、れろっ、キミの割れ目のチョコ、舐めると、ストロベリーの、れろっ、部分が見える、れろっ、んっ、しょっぱい

ボクの、れろっ、生クリーム、れろっ、イチゴホイップで美味しそうだって?

そのイチゴに何度もキミのキノコを入れてはキミのホイップクリームをトッピングしてるんだよ、それでも綺麗なまま

対してキミのイチゴチョコレートは、出来立ての新鮮なイチゴ、一日しか持たない神秘の果実

一日したら消えてキノコが生える――この場合は果実だけにバナナといったほうがいいかな?

ごめん、焦らしちゃったね、キミの割れ目におさまったキノコをじゅるじゅる吸うから


んーじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅるじゅる

びくん、びくん、ぷしゅああ

あつっつい……しょっぱい……だけどキミの精の味がする

これがキミが本当は男の子で、ボクの夫である証なんだね……









んっ…

お互い性器をなめあって疲れたね、一旦休憩しよう

次はどの体勢で交わろうか?

ボクはボクの割れ目とキミの割れ目をくっつけたいから……キミが溶かしたチョコをトッピングしながら割れ目スリスリしよう

え?チョコを長い棒にように固めて、お互いの割れ目に入れ合いっこしたい?

うんうん、それもいいね

まだ女の子でいる時間はたっぷりあるから、女の子同士の恋愛をたっぷり味わおうね
19/02/14 23:59更新 / ドリルモール

■作者メッセージ
それと夫の頭から生えたキノコは記念にとっておくよ

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