不純の賢牛と白濁のバレンタインデー
※魔王城・ハーレム部屋・会議室※
※ハクター視点※
｢ありがとうございます、先生のおかげで柴さまが喜ぶ美味しいチョコが作れます｣
｢頑張ってね｣
チョコレートの材料を一式抱えたサキュバスがわたしに一礼をして会議室を後にしたわ
｢次の方｣
｢はい｣
水のように透き通った返事をするのは下半身が雪のように白い蛇の魔物――白蛇
｢私の魔力入りのチョコをあの方に渡したいのです。私にとって大切な唯一無二の一人の夫に｣
白蛇らしいリクエストね、少し考えたわたしは
｢そうね、外はカリッと中は熔けるような食感、自分だけに好意を抱く効能を持つレシピを教えるわ｣
｢ありがとうございます。ハクター先生｣
｢ただし、貴女の夫は他の嫁のチョコも食べるから、効果はそう長くは持続しないと思ってください｣
｢構いません、ほんの一時の間でも私に執着してくれさえすれば…｣
｢もしそのほんの一時すら無いときは？｣
｢……その時はハクター先生が教えてくれたあの方の弱みを持ち出しますわ…くすくす｣
白蛇は不適な笑みで答える
まるで炎のように燃え盛る執念に、白蛇って図鑑に記載されている通り水属性よね？決して炎属性じゃないよね？とつい疑問を抱いてしまう
｢ハクター先生が教えてくれた夫の弱点…パール様を始めハートの女王様やデルエラ様といったごく一部の者しか知らないあの方の弱み…まるで焼き印のように私の脳裏に焼き付いていますわ…くすくす｣
いくら同じ夫を持つハーレムとはいえ、執念深い彼女に夫の弱みを共有させたのを一瞬だけ後悔するけど、わたしは白澤、魔物を虜にする手段を学び、それを教える種族、例え相手は誰でも
｢いいわ、教えてあげる｣
｢ありがとうございます｣
レシピを学んだ白蛇はテーブルにある材料をせっせと持ち出し一礼をして会議室を後にする
｢ふぅ、一段落ついたわね｣
ようやく妻達全員の相談が片付き、一息ついたわたしは腕を伸ばしてストレッチをする
背伸びの度にピチピチの服からピンと張った胸がぷるんと揺れる
｢ちょっと、押さないでくださいまし｣
｢仕方ないだろ、他にハクター先生を頼ってる嫁がいたらどうするつもりだ｣
｢よく聴こえないです…｣
｢ふわぁ〜とりあえずノックしたら？｣
扉越しから可愛らしい四色の声色が耳に入る
今年もあの娘達が相談に来たようね
｢今は誰もいないから入ってもいいわよ｣
わたしは彼女たちを呼ぶと扉が開いて――
｢きやっ！｣
｢うおっ！｣
｢ひゃう！｣
バランスを崩して倒れこんだ三人の魔女が現れる
正確には四人だけど
｢ふわぁ〜慌てて扉を開けるからだよ｣
唯一転倒を免れた四人目が入室
黒き空に星屑を散りばめたようなキラキラした輝きを持つ可愛らしいクリッとした大きな瞳
どんな闇夜でも月明かりのように照らすような艶やかな黒髪
それを何も手をつけずボサボサにしている黄色のフードを纏った魔女――アリサちゃんが楽々と入室
｢うう…アカリちゃん重いです｣
黒き空に星屑を散りばめたようなキラキラした輝きを持つ可愛らしいクリッとした大きな瞳
どんな闇夜でも月明かりのように照らすような艶やかな黒髪
それをポニーテールに纏めた緑色のフードを纏った魔女――アキラちゃんが涙目で姉妹達の下敷きになっている
｢悪い…って重いは失礼だろ！｣
黒き空に星屑を散りばめたようなキラキラした輝きを持つ可愛らしいクリッとした大きな瞳
どんな闇夜でも月明かりのように照らすような艶やかな黒髪
それをツインテールに纏めた赤色のフードを纏った魔女――アカリちゃんが重いことに腹を立てている
｢ハクター先生、ちょっとお尋ねしたいことがありますの｣
黒き空に星屑を散りばめたようなキラキラした輝きを持つ可愛らしいクリッとした大きな瞳
どんな闇夜でも月明かりのように照らすような艶やかな黒髪
それをお嬢様結いで纏め、癖毛一つないロングに整えている青色のフードを纏った魔女――アオイちゃんはニコニコ笑顔で私に尋ねる
服の色と髪型を除けば何かもかも瓜二つ
いや、瓜四つという造語を作ってしまう程、同じ顔に同じ容姿をした彼女達は四つ子の魔女
十歳の頃にジパングで拾われ、バフォメットのフォーバ様に魔女の素質を見初められ魔女となり、紆余曲折あって今やハーレムの魔女達の先陣をきる四姉妹
｢｢｢｢今年もバレンタインデーで、お兄様(兄貴)(兄)(兄さん)へ贈るのチョコの作り方を教えてください｣｣｣｣
四人同時にわたしに頼み込む
｢いいわよ、今年も最高のチョコレシピを教えてあげる｣
料理を相手に伝える方法は、レシピを渡したり、直接チョコを作るところ見せるのが一般的だけど、わたしの場合は
｢なでなで｣
｢なでなで｣
｢なでなで｣
｢なでなで｣
こうして四人の小さな頭を撫でるだけで済む
白澤の特性によって触れるだけでその相手に自らの知識を伝えることが出来る
｢頭に浮かんできましたわ、このチョコを作ればいいのですね｣
｢よし覚えた、おれに任せろ！｣
｢これで安心してチョコが渡せます…｣
｢ふわぁ〜今年も楽々とチョコが作れそうだ｣
四つ子達はわいわいとテーブルに置かれたチョコレートの原料を含めた材料をチョイスする
｢そうですわ｣
アオイちゃんは何かを閃いたようにレシピにないものを手に取る
それは赤色の果肉の中に青色の果肉が入り込んだ果物――夫婦の果実
｢これを隠し味としてチョコに混ぜて、わたくし達もお兄様と一緒に食べれば、お互いにメロメロに交われることでしょう｣
成る程、夫婦の果実を混ぜたチョコを夫と一緒に自分達も食べる
果実の効能でお互いに引かれあって交わりが楽しめる
ありそうで無かった発想ね
また一つ勉強になったわ。
※
｢ふぅ、時間的にまだ夕暮れ時か｣
あれから多くの嫁がわたしのところに相談に来た
永遠の処女であるアリスには初めてのチョコレートを渡したいとお願いされたし(実際は何度も夫に渡してる)
知能が低く言葉の疎通が難しいゾンビには、直接頭の中をチェック、助言を理解させるのに一苦労
早く教えてとせっかちなラージマウス達には片っ端から頭を触って、即興で知識を与えまくってとっとと追い返したわ
チェシャ猫のメシャスも来て、相談しに来たのかと思ったら、ただ来ただけで相談事はないと言われた時は穏やかなわたしも流石にキレそうになったわ
相談する嫁が途切れたので、わたしは大きく背伸びをする
｢同じ夫を持つ嫁に知識を共有するのはいいけど、それが百を超えるとなると流石に肩が凝るわ｣
百を超える嫁を持つわたしの夫、柴=ヴァリエ
今頃会議室の外では柴様が嫁から貰った手作りのチョコレートを口にしながら、嫁の理想に適した交わりを行っている筈
わたしの役目はより良い夫との交わりのため、妻達に長年に積み上げてきた知識、夫の特性や性癖、そして嫁の性格に合わせたチョコレート作りのレクチャーをすること
｢待っている間、材料が切れてないか確認をしておこう｣
そう椅子から立ち上がり、むっちりした臀部が圧迫から解放されると――
また新たな足音が聞こえてくる
｢今度はどんな嫁が――ん？｣
長年積み上げてきた、わたし自身の知識と記憶が、この足音は嫁の者でも主であるバイコーン――パール様の者でもないと
この足音もしや――
｢やっほー、ハクター｣
ジパング特有の着物を紐で緩く縛っただけのシンプルな出で立ち
ボサボサの短髪に顎辺りに生い茂る無精髭
見間違える筈はない
彼こそ百を超える嫁の夫でもあり、わたしの夫でもある
｢柴様｣
｢バレンタインのチョコをいっぱい貰ったお返しに来たよ｣
………………………
キ、キタ――――――――――！
やったわ、柴様直々のお返しが来るなんて
早くても深夜午前零時を過ぎて嫁の大半がチョコと白濁液の食いすぎで寝静まったころにやって来るか、最悪一週間も甘い匂いが立ち込める酒池肉林を繰り広げた後、脳の疲れで寝静まったところを夜這いで密着されて寝姦されるのが、バレンタインデーでのわたしのエロありだったけど今年はこんなにも早く柴様からお返しがくるなんて
ホワイトデー、ホワイトデー、ホワイトデー
バレンタインデーとホワイトデーが同時に来るとはこういうことなのね
また一つ勉強になったわ！
さあ、どうやって柴様を誘惑しよう
この大きな胸でパイズリ？
むっちりしたお尻を押しつける
それともふくよかな太ももをオチンポに挟んじゃう？
柴様の弱みを握るは……流石にルール違反ね
｢うへへへへへへへへへ｣
｢おーい、大丈夫か〜？頭の使いすぎてバカになったか｣
｢はっ、申し訳ありません、柴様｣
｢いつも通りでいいから、ね｣
｢そうですか…失礼しました｣
わたしは柴様の命令通りメガネを外して
｢柴様ぁ…｣
ぎゅっ
自らの身体を愛する柴様に密着させたわ
｢わたしが教えた知識をちゃーんと嫁の交わりに有効活用してますかぁ…｣
すりすり
｢お胸の大きな娘にはこうやって胸を押し付けたりぃ｣
ふにゅっ
｢可愛いお胸の娘にもこうやって優しく揉んであげたりぃ｣
むにむに
｢おててをすりすりしたりぃ｣
すりすり
｢お尻を触ったりぃ｣
たぷん
｢長い脚をじろじろみたりぃ｣
チラッ
｢脇の匂いを嗅いであげたりぃ｣
むぎゅう
｢足の裏を舐めたりぃ｣
ぺろぺろ
｢太股にオチンポを挟んだりぃ｣
ぎゅっ
｢こうしてぇ｣
しこしこ
｢こうしてぇ、こうしてぇ、こうしてぇ｣
しこしこしこしこしこしこ
｢太股コキでぇ、オチンポを刺激してぇ、大きくさせてぇ｣
しこしこしこしこしこしこしこしこしこしこ
｢背中に手を回してぇ、抱きしめてぇ｣
ぎゅーっ
｢太股の感触を味わいながらぁ、がっちりした胸板に柔らかいおっぱいを押し付けてぇ、硬い背中を擦りながらぁ｣
はぁはぁ
｢お互いに興奮しきったぁ、吐息を鼻で感じながらぁ｣
はぁはぁはぁはぁはぁはぁ！
｢だんだん脈打ってきたオチンポを足で感じたらぁ｣
ぴくぴくぴくぴくぴくぴく
｢こうしてぇ、唇と唇をぉ｣
んちゅうううう
｢はさめあわへぇ(重ね合わせてぇ)｣
くちゅくちょぐちゅぐちゅ
｢ひはをちたをへろふろはてぇ(舌と舌をチロチロさせてぇ)｣
ずりゅずりゅずりゅずりゅ
｢ぷはっ、身体全体細胞ひとつひとつまで密着させながらぁ｣
びくっ、びくん！びくん！
｢太股で射精をさせるのをぉ｣
ああん、人間の肌と牛の体毛に間に白濁がぁ、白濁がぁ、密着しているわぁ
とっても幸せぇ
｢ふっふっふっふっ、まだ俺の射精フェイズはまだ終わっていないぜ？｣
柴様はにやけながら、わたしから離れる
｢だめぇ、離れちゃだめぇ、わたし達白澤には密着が必要なのぉ｣
｢果たしてそうかな？｣
しこしこ
柴様は射精したばかりにも関わらず硬直を保ち続けるオチンポを自らしごいて
びゅーっ
｢食らえ、ハクターの弱点、というより好みであるぶっかけプレイだ！｣
｢ああん全身に白いのが次々と密着してゆくぅ、もっとかけてかけて｣
｢まるでラージマウスだな｣
｢あんなせっかちな娘たちと一緒にしないでぇ、わたしのほうがおっぱいも大きくて足が長いからぁ、太股でしこしこしてあげれるのぉ｣
｢だったらもっと白濁を贈ってやるぜ！｣
｢隠し味のコツを聞きに訪ねてみましたら｣
｢部屋中がホワイトデーになってるじゃねーか｣
｢どうしてこうなったのでしょう…｣
｢ふわぁ〜しばらく待つ？｣
｢｢｢そっとしておこう｣｣｣
｢だね。ふわぁ〜｣
｢出すぞまた出すぞ！｣
｢はいもっとかけてぇ｣
びくん、びゅ――
全身が白濁でコーティングされてゆくぅ
もっともっとしてぇ
今日という思い出を後世までに受け継いでゆくからぁ
※おしまい※
※ハクター視点※
｢ありがとうございます、先生のおかげで柴さまが喜ぶ美味しいチョコが作れます｣
｢頑張ってね｣
チョコレートの材料を一式抱えたサキュバスがわたしに一礼をして会議室を後にしたわ
｢次の方｣
｢はい｣
水のように透き通った返事をするのは下半身が雪のように白い蛇の魔物――白蛇
｢私の魔力入りのチョコをあの方に渡したいのです。私にとって大切な唯一無二の一人の夫に｣
白蛇らしいリクエストね、少し考えたわたしは
｢そうね、外はカリッと中は熔けるような食感、自分だけに好意を抱く効能を持つレシピを教えるわ｣
｢ありがとうございます。ハクター先生｣
｢ただし、貴女の夫は他の嫁のチョコも食べるから、効果はそう長くは持続しないと思ってください｣
｢構いません、ほんの一時の間でも私に執着してくれさえすれば…｣
｢もしそのほんの一時すら無いときは？｣
｢……その時はハクター先生が教えてくれたあの方の弱みを持ち出しますわ…くすくす｣
白蛇は不適な笑みで答える
まるで炎のように燃え盛る執念に、白蛇って図鑑に記載されている通り水属性よね？決して炎属性じゃないよね？とつい疑問を抱いてしまう
｢ハクター先生が教えてくれた夫の弱点…パール様を始めハートの女王様やデルエラ様といったごく一部の者しか知らないあの方の弱み…まるで焼き印のように私の脳裏に焼き付いていますわ…くすくす｣
いくら同じ夫を持つハーレムとはいえ、執念深い彼女に夫の弱みを共有させたのを一瞬だけ後悔するけど、わたしは白澤、魔物を虜にする手段を学び、それを教える種族、例え相手は誰でも
｢いいわ、教えてあげる｣
｢ありがとうございます｣
レシピを学んだ白蛇はテーブルにある材料をせっせと持ち出し一礼をして会議室を後にする
｢ふぅ、一段落ついたわね｣
ようやく妻達全員の相談が片付き、一息ついたわたしは腕を伸ばしてストレッチをする
背伸びの度にピチピチの服からピンと張った胸がぷるんと揺れる
｢ちょっと、押さないでくださいまし｣
｢仕方ないだろ、他にハクター先生を頼ってる嫁がいたらどうするつもりだ｣
｢よく聴こえないです…｣
｢ふわぁ〜とりあえずノックしたら？｣
扉越しから可愛らしい四色の声色が耳に入る
今年もあの娘達が相談に来たようね
｢今は誰もいないから入ってもいいわよ｣
わたしは彼女たちを呼ぶと扉が開いて――
｢きやっ！｣
｢うおっ！｣
｢ひゃう！｣
バランスを崩して倒れこんだ三人の魔女が現れる
正確には四人だけど
｢ふわぁ〜慌てて扉を開けるからだよ｣
唯一転倒を免れた四人目が入室
黒き空に星屑を散りばめたようなキラキラした輝きを持つ可愛らしいクリッとした大きな瞳
どんな闇夜でも月明かりのように照らすような艶やかな黒髪
それを何も手をつけずボサボサにしている黄色のフードを纏った魔女――アリサちゃんが楽々と入室
｢うう…アカリちゃん重いです｣
黒き空に星屑を散りばめたようなキラキラした輝きを持つ可愛らしいクリッとした大きな瞳
どんな闇夜でも月明かりのように照らすような艶やかな黒髪
それをポニーテールに纏めた緑色のフードを纏った魔女――アキラちゃんが涙目で姉妹達の下敷きになっている
｢悪い…って重いは失礼だろ！｣
黒き空に星屑を散りばめたようなキラキラした輝きを持つ可愛らしいクリッとした大きな瞳
どんな闇夜でも月明かりのように照らすような艶やかな黒髪
それをツインテールに纏めた赤色のフードを纏った魔女――アカリちゃんが重いことに腹を立てている
｢ハクター先生、ちょっとお尋ねしたいことがありますの｣
黒き空に星屑を散りばめたようなキラキラした輝きを持つ可愛らしいクリッとした大きな瞳
どんな闇夜でも月明かりのように照らすような艶やかな黒髪
それをお嬢様結いで纏め、癖毛一つないロングに整えている青色のフードを纏った魔女――アオイちゃんはニコニコ笑顔で私に尋ねる
服の色と髪型を除けば何かもかも瓜二つ
いや、瓜四つという造語を作ってしまう程、同じ顔に同じ容姿をした彼女達は四つ子の魔女
十歳の頃にジパングで拾われ、バフォメットのフォーバ様に魔女の素質を見初められ魔女となり、紆余曲折あって今やハーレムの魔女達の先陣をきる四姉妹
｢｢｢｢今年もバレンタインデーで、お兄様(兄貴)(兄)(兄さん)へ贈るのチョコの作り方を教えてください｣｣｣｣
四人同時にわたしに頼み込む
｢いいわよ、今年も最高のチョコレシピを教えてあげる｣
料理を相手に伝える方法は、レシピを渡したり、直接チョコを作るところ見せるのが一般的だけど、わたしの場合は
｢なでなで｣
｢なでなで｣
｢なでなで｣
｢なでなで｣
こうして四人の小さな頭を撫でるだけで済む
白澤の特性によって触れるだけでその相手に自らの知識を伝えることが出来る
｢頭に浮かんできましたわ、このチョコを作ればいいのですね｣
｢よし覚えた、おれに任せろ！｣
｢これで安心してチョコが渡せます…｣
｢ふわぁ〜今年も楽々とチョコが作れそうだ｣
四つ子達はわいわいとテーブルに置かれたチョコレートの原料を含めた材料をチョイスする
｢そうですわ｣
アオイちゃんは何かを閃いたようにレシピにないものを手に取る
それは赤色の果肉の中に青色の果肉が入り込んだ果物――夫婦の果実
｢これを隠し味としてチョコに混ぜて、わたくし達もお兄様と一緒に食べれば、お互いにメロメロに交われることでしょう｣
成る程、夫婦の果実を混ぜたチョコを夫と一緒に自分達も食べる
果実の効能でお互いに引かれあって交わりが楽しめる
ありそうで無かった発想ね
また一つ勉強になったわ。
※
｢ふぅ、時間的にまだ夕暮れ時か｣
あれから多くの嫁がわたしのところに相談に来た
永遠の処女であるアリスには初めてのチョコレートを渡したいとお願いされたし(実際は何度も夫に渡してる)
知能が低く言葉の疎通が難しいゾンビには、直接頭の中をチェック、助言を理解させるのに一苦労
早く教えてとせっかちなラージマウス達には片っ端から頭を触って、即興で知識を与えまくってとっとと追い返したわ
チェシャ猫のメシャスも来て、相談しに来たのかと思ったら、ただ来ただけで相談事はないと言われた時は穏やかなわたしも流石にキレそうになったわ
相談する嫁が途切れたので、わたしは大きく背伸びをする
｢同じ夫を持つ嫁に知識を共有するのはいいけど、それが百を超えるとなると流石に肩が凝るわ｣
百を超える嫁を持つわたしの夫、柴=ヴァリエ
今頃会議室の外では柴様が嫁から貰った手作りのチョコレートを口にしながら、嫁の理想に適した交わりを行っている筈
わたしの役目はより良い夫との交わりのため、妻達に長年に積み上げてきた知識、夫の特性や性癖、そして嫁の性格に合わせたチョコレート作りのレクチャーをすること
｢待っている間、材料が切れてないか確認をしておこう｣
そう椅子から立ち上がり、むっちりした臀部が圧迫から解放されると――
また新たな足音が聞こえてくる
｢今度はどんな嫁が――ん？｣
長年積み上げてきた、わたし自身の知識と記憶が、この足音は嫁の者でも主であるバイコーン――パール様の者でもないと
この足音もしや――
｢やっほー、ハクター｣
ジパング特有の着物を紐で緩く縛っただけのシンプルな出で立ち
ボサボサの短髪に顎辺りに生い茂る無精髭
見間違える筈はない
彼こそ百を超える嫁の夫でもあり、わたしの夫でもある
｢柴様｣
｢バレンタインのチョコをいっぱい貰ったお返しに来たよ｣
………………………
キ、キタ――――――――――！
やったわ、柴様直々のお返しが来るなんて
早くても深夜午前零時を過ぎて嫁の大半がチョコと白濁液の食いすぎで寝静まったころにやって来るか、最悪一週間も甘い匂いが立ち込める酒池肉林を繰り広げた後、脳の疲れで寝静まったところを夜這いで密着されて寝姦されるのが、バレンタインデーでのわたしのエロありだったけど今年はこんなにも早く柴様からお返しがくるなんて
ホワイトデー、ホワイトデー、ホワイトデー
バレンタインデーとホワイトデーが同時に来るとはこういうことなのね
また一つ勉強になったわ！
さあ、どうやって柴様を誘惑しよう
この大きな胸でパイズリ？
むっちりしたお尻を押しつける
それともふくよかな太ももをオチンポに挟んじゃう？
柴様の弱みを握るは……流石にルール違反ね
｢うへへへへへへへへへ｣
｢おーい、大丈夫か〜？頭の使いすぎてバカになったか｣
｢はっ、申し訳ありません、柴様｣
｢いつも通りでいいから、ね｣
｢そうですか…失礼しました｣
わたしは柴様の命令通りメガネを外して
｢柴様ぁ…｣
ぎゅっ
自らの身体を愛する柴様に密着させたわ
｢わたしが教えた知識をちゃーんと嫁の交わりに有効活用してますかぁ…｣
すりすり
｢お胸の大きな娘にはこうやって胸を押し付けたりぃ｣
ふにゅっ
｢可愛いお胸の娘にもこうやって優しく揉んであげたりぃ｣
むにむに
｢おててをすりすりしたりぃ｣
すりすり
｢お尻を触ったりぃ｣
たぷん
｢長い脚をじろじろみたりぃ｣
チラッ
｢脇の匂いを嗅いであげたりぃ｣
むぎゅう
｢足の裏を舐めたりぃ｣
ぺろぺろ
｢太股にオチンポを挟んだりぃ｣
ぎゅっ
｢こうしてぇ｣
しこしこ
｢こうしてぇ、こうしてぇ、こうしてぇ｣
しこしこしこしこしこしこ
｢太股コキでぇ、オチンポを刺激してぇ、大きくさせてぇ｣
しこしこしこしこしこしこしこしこしこしこ
｢背中に手を回してぇ、抱きしめてぇ｣
ぎゅーっ
｢太股の感触を味わいながらぁ、がっちりした胸板に柔らかいおっぱいを押し付けてぇ、硬い背中を擦りながらぁ｣
はぁはぁ
｢お互いに興奮しきったぁ、吐息を鼻で感じながらぁ｣
はぁはぁはぁはぁはぁはぁ！
｢だんだん脈打ってきたオチンポを足で感じたらぁ｣
ぴくぴくぴくぴくぴくぴく
｢こうしてぇ、唇と唇をぉ｣
んちゅうううう
｢はさめあわへぇ(重ね合わせてぇ)｣
くちゅくちょぐちゅぐちゅ
｢ひはをちたをへろふろはてぇ(舌と舌をチロチロさせてぇ)｣
ずりゅずりゅずりゅずりゅ
｢ぷはっ、身体全体細胞ひとつひとつまで密着させながらぁ｣
びくっ、びくん！びくん！
｢太股で射精をさせるのをぉ｣
ああん、人間の肌と牛の体毛に間に白濁がぁ、白濁がぁ、密着しているわぁ
とっても幸せぇ
｢ふっふっふっふっ、まだ俺の射精フェイズはまだ終わっていないぜ？｣
柴様はにやけながら、わたしから離れる
｢だめぇ、離れちゃだめぇ、わたし達白澤には密着が必要なのぉ｣
｢果たしてそうかな？｣
しこしこ
柴様は射精したばかりにも関わらず硬直を保ち続けるオチンポを自らしごいて
びゅーっ
｢食らえ、ハクターの弱点、というより好みであるぶっかけプレイだ！｣
｢ああん全身に白いのが次々と密着してゆくぅ、もっとかけてかけて｣
｢まるでラージマウスだな｣
｢あんなせっかちな娘たちと一緒にしないでぇ、わたしのほうがおっぱいも大きくて足が長いからぁ、太股でしこしこしてあげれるのぉ｣
｢だったらもっと白濁を贈ってやるぜ！｣
｢隠し味のコツを聞きに訪ねてみましたら｣
｢部屋中がホワイトデーになってるじゃねーか｣
｢どうしてこうなったのでしょう…｣
｢ふわぁ〜しばらく待つ？｣
｢｢｢そっとしておこう｣｣｣
｢だね。ふわぁ〜｣
｢出すぞまた出すぞ！｣
｢はいもっとかけてぇ｣
びくん、びゅ――
全身が白濁でコーティングされてゆくぅ
もっともっとしてぇ
今日という思い出を後世までに受け継いでゆくからぁ
※おしまい※
16/02/14 22:40更新 / ドリルモール