不純の四魔女と年末の大掃除
♀魔王城・ハーレム部屋・サバトルーム入口♀
♀メシャス視点♀
「今日は以前から告知していたハーレム部屋の大掃除をしまーす♥」
「「「「はーい」」」」
「点呼とりまーす♥まずはアオイちゃん」
「はい」
「アカリちゃん」
「へーい」
「アキラちゃん」
「は、はい…」
「アリサちゃん」
「ふわぁ〜い」
「みんな可愛くてまるで同じ顔が揃ってるみたいね♥」
「当然ですわ、四つ子ですから」
「同じ顔をしてるのは当たり前だ」
「四人とも同じ魔女なので…」
「ふわぁ〜でもローブの色や性格は全く違うけど」
「質問があります」
「どうぞアオイちゃん♥」
「なぜ年末は大掃除をする必要がありますの?」
「みんなも柴様とエッチする前によく身体をキレイにしなさいと言われるよね?」
「ええ、身体中に媚ついた余分な精や魔力を洗い流せば、効率よく夫の精を吸収出来ると聞いておりますわ」
「部屋も何度もセックスを繰り返して精液や愛液といったエッチな汁を出しまくると汚くなっちゃうの♥だから大掃除は一年の感謝を込めて隅々までキレイにして、来年も気持ちよーくエッチが出来るようにするのよ♥」
「掃除ならキキーモラ達に任せれば良いのでは?」
「ハーレム部屋はとーっても広いのは知ってるわよね?」
「た、確かに広いですわね、下手したら迷子になるくらい」
「だから愛するお兄ちゃんのために嫁全員が一丸となって掃除をするの♥他のサバトメンバーも研究室や黒ミサ会場の掃除をしているわ」
「成る程、でもお兄様は黙って嫁達が掃除するのを見ているのでしょうか?料理中や食器を洗うキキーモラを背後から襲うくらいですし」
「大丈夫、パール様の処置で柴様から嫁を襲わないようにしているから♥嫁が襲う場合は別だけど♥」
「承知しましたわ、頑張って掃除いたしますわ」
「よしその意気よ♥じゃあ本日のスペシャルゲストを紹介するわ」
あたしは後ろで隠れている男の子を前に出そうとする
「ほらこの娘たちに挨拶して」
「でも」
「あたしがついてるから」
「は、はじめまして、シュウといいます」
「そうかお前が兄貴やパール様が口にしてるシュウって奴か」
「ちっちゃくて可愛いね…」
「ふわぁ〜いずれ追い越されるけどね」
四つ子達は初めて見るシュウ君に興味津々
「お待ちなさい」
アオイちゃんを除いて
「あなた男ですわね?なぜ招待されたかはしりませんがここの魔物娘にとっての夫は柴=ヴァリエただ一人『アオイちゃん♥』ひい!先生耳元で囁かないで!」
「立派な大人を目指しているなら口を動かすよりも掃除をはじめようね♥」
「そ、そうですわね、わたくしは立派な大人を目指していますもの。お兄様以外の男がいても平気ですわ」
「まずは入口を箒で掃くわよ♥」
「「「「はい」」」」
「はいっ!」
♀
「掃除して大人を目指しますわ」
「床の白い染みが目立つぜ」
「けほけほ…」
「ふわぁ〜ちりとり用意して」
「うん」
「男の子がいるよ」
「何か柴様と同じ匂いがする」
「ねー遊ぼうよ」
「あら、可愛いボク、お姉さんと遊んであげようか?」
今日は女王様や妖精の国の娘たちも遊びに来てるようね
「お菓子あげるから他の妖精にも分けて頂戴♥」
「わーい、わーい」
「お菓子貰っちゃった」
「ぷにっとしたグミで、お姉さん嬉しいわ」
特にティターニアのティータ様が一番喜んでいるわね
「おーい、そこ邪魔じゃぞ」
今度はバフォメットのフォーバ様が現れたわ
「フォーバちゃん、お姉さんがお菓子あげようか」
「いらぬわ、子供扱いするな」
フォーバ様はティータ様を無視して荷物整理中の魔女や幼女達に指示を出す
「その薬と薬草は同じ分類じゃから一つセットで保管するのじゃ、その箱には狂暴な触手の種が入っておるから慎重に運『フォーバちゃん♥』べぉっ!ってメシャスではないか、いい加減後ろから目隠しするのはやめるのじゃ!」
「いやー頑張りすぎてるからつい♥今日はシュウ君も応援に来たわ」
「これは坊っちゃま、お疲れ様なのじゃ」
「……」
「むう儂には中々打ち解けてくれぬか――うっ、なんじゃこの薬品棚から香る精の臭いは、しかも所々白く汚れておる」
「そういえば以前、その棚の中で妖精達がかくれんぼをしてたわね♥」
「じゃがそれが理由でこんなにも汚れるとは到底思えんが」
「それはね、柴様が棚の中で精液をどぴゅどぴゅしたの」
「なんじゃと!?」
ティータ様の衝撃発言にフォーバ様はびっくり♥
「柴様がニタつきながら着物からおちんぽを出したの覚えてる」
「アタシ達妖精ごとー棚の中が白く染まってー」
「白くこびりついた薬瓶、薬品に混ざった香ばしい精の香り、まさに芸術よ!」
現場にいた妖精達も自慢げに語っているわ♥
「くーっ、儂の見てない所でそんなイタズラを、兄者でなければ処罰ものじゃぞ」
「わたしも妖精ちゃん達と一緒に棚の中にかくれんぼしたかった〜」
「お主もお主じゃ、妖精を束ねる女王なら妖精達をしつけるのじゃ」
「ふーんだ、わたしはお姉ちゃんです。ちっちゃい子供に説教される筋合いはありません」
「なんじゃと!これでも儂は旧時代の頃はお主よりも遥かな巨体で――」
「BBA気取りの魔獣と姉気取りの妖精はスルーして次の部屋に行きましょ♥」
♀黒ミサ会場♀
ここは定期的に新薬の試用と激しい交わりが繰り広げられてるから薬品と精液の匂いが濃いわね
多くの魔女達が一所懸命に掃除をしている
「うんしょ、うんしょ」
『蝋燭立ての底を磨き忘れてるわよ』
「え?」
『三ヶ月前、貴女の手コキで柴様の精液が蝋燭立てに飛んだの見てたわよ♥』
「す、すみません」
「よし、絨毯は綺麗になった」
『半年前、柴様のハグに興奮してお漏らしした跡がまだ残ってるんじゃない♥』
「……もっと磨いておこう」
今年の黒ミサを思い出しながらの吹き込みは楽しいわ♥
「どうかしら、バケツの様子は?」
「現在は未使用です」
と幼いサキュバスが指したのが、巨大なバケツとその中に座り込む柴様の分身体
「ふー!ふー!」
「黙々と掃除を続ける嫁を見つめている柴様、息をあらげながらその時が来るのをじっと待っているわね、えらいえらい♥」
「ふー!ふー!」
「あら、あたしの意地悪な表情だけでも男性器はびくびくと大きくさせているの?ちょっと触れただけでもすっごい射精が期待出来そうね♥」
「ふぉー!ふぉー!」
「でもダーメ♥今日の柴様は掃除ばかりで我慢出来なくなった嫁の心を洗い流す洗剤の役割があるの、勝手に襲ったら掃除どころじゃなくなるわ」
「おにいちゃん」
魔女の一人(四つ子じゃない)がふらふらとやってくる
「もうがまんできないよ」
魔女が服を脱ぎ捨て未発達の裸体をさらけ出し、バケツの中に入り込むと
「ふー!」 ズニュッ
「あーん」
柴様は何の下準備も無しに硬い男性器をその魔女の小さな膣へねじ込んだわ
「ふー!ふー!」 パンパンパン
「あん、おにいちゃん、きもちいいよ」
小さな背丈よりも長い棒が魔女のお腹をかき乱しているわ♥
「ふーうっ!」
「あついよ、おにいちゃんのせいえきがなかをよごしてる、なのにこころがきれいさっぱり洗い流されてゆく…」
それを間近で見た四つ子の顔は頬を赤くしているわ♥
「ふう、気分もすっきりしたことだし掃除の続きをしよ」
タオルで全身を拭き終えた魔女は掃除を再開
「成る程、あれがお兄様が嫁を襲わない工夫なのですね」
「流石兄貴、バケツの中に入れば同意と見なして即ハメか」
「床が精液で濡れないようにバケツの中でするのですね…」
「ふわぁ〜掃除を忘れて四人一緒に入りたいよ」
「でも四つ子たちはまずは自分達の部屋を片付けること♥」
「「「「はーい」」」」
♀四つ子の部屋♀
「おもちゃがきらきらひかってる」
「あら、貴方にもわたくしのコレクションを見る目がありますのね」
「うん、こんなにたくさんのおもちゃをみたのはじめて」
「でしょ、サバトに加入してから集めに集めたものですの」
「全部兄貴が買ってくれたものだけどな」
「兄はアオイの我儘を聞いてくれますね…」
「ふわぁ〜兄さん太っ腹」
「このはこにあるおもちゃは?」
「それは飽きたおもちゃですわ。ですがいつかまた遊ぶために箱の中にいれてますの」
「動かさないで丁寧に拭いてくださいませ」
「おそうじーおそうじ」
「わーいわーい」
妖精とインプ達も片付け――というより玩具で遊んでいるわね
「勝手に散らかさないでください」
「でもきょうは大掃除でしょ?」
「片付けているの」
「ポイするね」
「だから箱の玩具と纏めないでください!」
「片付け終わり、次行こう」
「待て!責任持って元に戻しなさい、コラァ!」
「ごちゃごちゃうるせーぞ!」
「フォーバ様、これはあのインプ達が勝手に玩具をごちゃ混ぜにして」
「だからあれほどいらない玩具は処分しろと言っただろうが!お前らはいつも捨てるのが勿体ない勿体ないと言って後回しにしやがって!」
「フォーバちゃん」
「あん、何だ?」
「地が出てるわよ♥BBA口調、BBA口調」
「…………こほん、とにかく遊び終わったら片付けるのが子供の常識じゃ。驚かせてすまかったのう、お坊っちゃま」
「……」
「中々心を開いてくれぬのう、儂は現場に戻る」
フォーバ様は部屋を出たので、アカリ達は箱の玩具を並べ直す
「くそっ玩具を滅茶苦茶にしやがって、気に入ったものは棚に並べたのに」
「ふわぁ〜でもシュウが言うように飽きた玩具は箱に詰め込んでたよね?」
「きちんと整理してないからだと思う…」
「並べるのにどれだけ時間が掛かったと思ってる!」
「絶対に許せない」
「アオイ…?」
「わたくしの魔法であの鬱陶しい妖精どもを『ほい♥』ほむっ」
あたしはアオイの口にグミ投入
『十回くらいかみかみしてね♥いち、にぃ、さん、よん、ご、ろく、なな、はち、きゅう、じゅう!』
「ふぅ…」
「落ち着いた?小さな怒りならこんな風に数を数えればいいのよ♥」
「それでも散らかされるのは嫌ですわ」
「わかるわ…何度も片付けしなきゃいけない気持ち」
「え?」
「あたしが以前住んでた国を統治する女王様もよくオモチャ箱をひっくり返して玩具を散らかしてね、その度に片付けのは住人の役目でさ、何度も片付けてたから慣れっこよ♥」
「そうですの?」
「それに散らかされたらまた並べればいいの…モノを一旦一つに纏めて、それらを分けることで気持ちの整理がつくようになるの♥」
「気持ちの整理、ですか」
「気を取り直して恒例の年越し蕎麦タイムよ♥」
「「「「やった」」」」
♀
蕎麦を食べた四つ子達は玩具を並べるのを再開
「とても美味でしたわ」
「蕎麦は最高のジパング食だな」
「細く長く…」
「ふわぁ〜ん、シュウ、その玩具は」
シュウ君が玩具を持ってきたようね
「それはわたくし達のお気に入り。よく探し出せましたわね」
「えっと、なんだかとてもだいじにしてるようにみえたから」
「ありがとう、そういえばお名前を聞いておりませんでしたわ」
「シュウ」
「フルネームを聞いておりますの」「シュウ=ヴァリエ」
「ヴァリエ、ふーん、お兄様と同じ名字ですわね……言っておきますけど惚れても無駄ですわ。わたくしには既にお兄様がいますので、アカリ、アキラ、アリサと共有のお兄様が」
「うん…しってるよ。そのひと、ぼくのとうさんだから」
「…………へ?」
「見間違いではなくて?わたくし達のお兄様は先程バケツの中で魔女と痴態の限りを尽くした男性ですわ」
「うん、だからそのひとがぼくのとうさん」
「アオイは知らなったのか? こいつ兄貴の息子だぞ」
「パール様がまだ人間の頃に身籠ったそうです」
「ふわぁ〜フォーバ様からお坊っちゃまとか呼ばれてたよ?」
「ええー今年の最大の衝撃ですわ!」
ぽーん
「あ!」
「あ…」
「ふわぁ〜」
「あっ」
「あ♥」
びっくりしたアオイちゃんが放り投げた玩具が棚の玩具も当たる
それがドミノ倒しで玩具がガラカラと落ちて――
大掃除はまだまだ続きそうね♥
♀おわり♀
♀メシャス視点♀
「今日は以前から告知していたハーレム部屋の大掃除をしまーす♥」
「「「「はーい」」」」
「点呼とりまーす♥まずはアオイちゃん」
「はい」
「アカリちゃん」
「へーい」
「アキラちゃん」
「は、はい…」
「アリサちゃん」
「ふわぁ〜い」
「みんな可愛くてまるで同じ顔が揃ってるみたいね♥」
「当然ですわ、四つ子ですから」
「同じ顔をしてるのは当たり前だ」
「四人とも同じ魔女なので…」
「ふわぁ〜でもローブの色や性格は全く違うけど」
「質問があります」
「どうぞアオイちゃん♥」
「なぜ年末は大掃除をする必要がありますの?」
「みんなも柴様とエッチする前によく身体をキレイにしなさいと言われるよね?」
「ええ、身体中に媚ついた余分な精や魔力を洗い流せば、効率よく夫の精を吸収出来ると聞いておりますわ」
「部屋も何度もセックスを繰り返して精液や愛液といったエッチな汁を出しまくると汚くなっちゃうの♥だから大掃除は一年の感謝を込めて隅々までキレイにして、来年も気持ちよーくエッチが出来るようにするのよ♥」
「掃除ならキキーモラ達に任せれば良いのでは?」
「ハーレム部屋はとーっても広いのは知ってるわよね?」
「た、確かに広いですわね、下手したら迷子になるくらい」
「だから愛するお兄ちゃんのために嫁全員が一丸となって掃除をするの♥他のサバトメンバーも研究室や黒ミサ会場の掃除をしているわ」
「成る程、でもお兄様は黙って嫁達が掃除するのを見ているのでしょうか?料理中や食器を洗うキキーモラを背後から襲うくらいですし」
「大丈夫、パール様の処置で柴様から嫁を襲わないようにしているから♥嫁が襲う場合は別だけど♥」
「承知しましたわ、頑張って掃除いたしますわ」
「よしその意気よ♥じゃあ本日のスペシャルゲストを紹介するわ」
あたしは後ろで隠れている男の子を前に出そうとする
「ほらこの娘たちに挨拶して」
「でも」
「あたしがついてるから」
「は、はじめまして、シュウといいます」
「そうかお前が兄貴やパール様が口にしてるシュウって奴か」
「ちっちゃくて可愛いね…」
「ふわぁ〜いずれ追い越されるけどね」
四つ子達は初めて見るシュウ君に興味津々
「お待ちなさい」
アオイちゃんを除いて
「あなた男ですわね?なぜ招待されたかはしりませんがここの魔物娘にとっての夫は柴=ヴァリエただ一人『アオイちゃん♥』ひい!先生耳元で囁かないで!」
「立派な大人を目指しているなら口を動かすよりも掃除をはじめようね♥」
「そ、そうですわね、わたくしは立派な大人を目指していますもの。お兄様以外の男がいても平気ですわ」
「まずは入口を箒で掃くわよ♥」
「「「「はい」」」」
「はいっ!」
♀
「掃除して大人を目指しますわ」
「床の白い染みが目立つぜ」
「けほけほ…」
「ふわぁ〜ちりとり用意して」
「うん」
「男の子がいるよ」
「何か柴様と同じ匂いがする」
「ねー遊ぼうよ」
「あら、可愛いボク、お姉さんと遊んであげようか?」
今日は女王様や妖精の国の娘たちも遊びに来てるようね
「お菓子あげるから他の妖精にも分けて頂戴♥」
「わーい、わーい」
「お菓子貰っちゃった」
「ぷにっとしたグミで、お姉さん嬉しいわ」
特にティターニアのティータ様が一番喜んでいるわね
「おーい、そこ邪魔じゃぞ」
今度はバフォメットのフォーバ様が現れたわ
「フォーバちゃん、お姉さんがお菓子あげようか」
「いらぬわ、子供扱いするな」
フォーバ様はティータ様を無視して荷物整理中の魔女や幼女達に指示を出す
「その薬と薬草は同じ分類じゃから一つセットで保管するのじゃ、その箱には狂暴な触手の種が入っておるから慎重に運『フォーバちゃん♥』べぉっ!ってメシャスではないか、いい加減後ろから目隠しするのはやめるのじゃ!」
「いやー頑張りすぎてるからつい♥今日はシュウ君も応援に来たわ」
「これは坊っちゃま、お疲れ様なのじゃ」
「……」
「むう儂には中々打ち解けてくれぬか――うっ、なんじゃこの薬品棚から香る精の臭いは、しかも所々白く汚れておる」
「そういえば以前、その棚の中で妖精達がかくれんぼをしてたわね♥」
「じゃがそれが理由でこんなにも汚れるとは到底思えんが」
「それはね、柴様が棚の中で精液をどぴゅどぴゅしたの」
「なんじゃと!?」
ティータ様の衝撃発言にフォーバ様はびっくり♥
「柴様がニタつきながら着物からおちんぽを出したの覚えてる」
「アタシ達妖精ごとー棚の中が白く染まってー」
「白くこびりついた薬瓶、薬品に混ざった香ばしい精の香り、まさに芸術よ!」
現場にいた妖精達も自慢げに語っているわ♥
「くーっ、儂の見てない所でそんなイタズラを、兄者でなければ処罰ものじゃぞ」
「わたしも妖精ちゃん達と一緒に棚の中にかくれんぼしたかった〜」
「お主もお主じゃ、妖精を束ねる女王なら妖精達をしつけるのじゃ」
「ふーんだ、わたしはお姉ちゃんです。ちっちゃい子供に説教される筋合いはありません」
「なんじゃと!これでも儂は旧時代の頃はお主よりも遥かな巨体で――」
「BBA気取りの魔獣と姉気取りの妖精はスルーして次の部屋に行きましょ♥」
♀黒ミサ会場♀
ここは定期的に新薬の試用と激しい交わりが繰り広げられてるから薬品と精液の匂いが濃いわね
多くの魔女達が一所懸命に掃除をしている
「うんしょ、うんしょ」
『蝋燭立ての底を磨き忘れてるわよ』
「え?」
『三ヶ月前、貴女の手コキで柴様の精液が蝋燭立てに飛んだの見てたわよ♥』
「す、すみません」
「よし、絨毯は綺麗になった」
『半年前、柴様のハグに興奮してお漏らしした跡がまだ残ってるんじゃない♥』
「……もっと磨いておこう」
今年の黒ミサを思い出しながらの吹き込みは楽しいわ♥
「どうかしら、バケツの様子は?」
「現在は未使用です」
と幼いサキュバスが指したのが、巨大なバケツとその中に座り込む柴様の分身体
「ふー!ふー!」
「黙々と掃除を続ける嫁を見つめている柴様、息をあらげながらその時が来るのをじっと待っているわね、えらいえらい♥」
「ふー!ふー!」
「あら、あたしの意地悪な表情だけでも男性器はびくびくと大きくさせているの?ちょっと触れただけでもすっごい射精が期待出来そうね♥」
「ふぉー!ふぉー!」
「でもダーメ♥今日の柴様は掃除ばかりで我慢出来なくなった嫁の心を洗い流す洗剤の役割があるの、勝手に襲ったら掃除どころじゃなくなるわ」
「おにいちゃん」
魔女の一人(四つ子じゃない)がふらふらとやってくる
「もうがまんできないよ」
魔女が服を脱ぎ捨て未発達の裸体をさらけ出し、バケツの中に入り込むと
「ふー!」 ズニュッ
「あーん」
柴様は何の下準備も無しに硬い男性器をその魔女の小さな膣へねじ込んだわ
「ふー!ふー!」 パンパンパン
「あん、おにいちゃん、きもちいいよ」
小さな背丈よりも長い棒が魔女のお腹をかき乱しているわ♥
「ふーうっ!」
「あついよ、おにいちゃんのせいえきがなかをよごしてる、なのにこころがきれいさっぱり洗い流されてゆく…」
それを間近で見た四つ子の顔は頬を赤くしているわ♥
「ふう、気分もすっきりしたことだし掃除の続きをしよ」
タオルで全身を拭き終えた魔女は掃除を再開
「成る程、あれがお兄様が嫁を襲わない工夫なのですね」
「流石兄貴、バケツの中に入れば同意と見なして即ハメか」
「床が精液で濡れないようにバケツの中でするのですね…」
「ふわぁ〜掃除を忘れて四人一緒に入りたいよ」
「でも四つ子たちはまずは自分達の部屋を片付けること♥」
「「「「はーい」」」」
♀四つ子の部屋♀
「おもちゃがきらきらひかってる」
「あら、貴方にもわたくしのコレクションを見る目がありますのね」
「うん、こんなにたくさんのおもちゃをみたのはじめて」
「でしょ、サバトに加入してから集めに集めたものですの」
「全部兄貴が買ってくれたものだけどな」
「兄はアオイの我儘を聞いてくれますね…」
「ふわぁ〜兄さん太っ腹」
「このはこにあるおもちゃは?」
「それは飽きたおもちゃですわ。ですがいつかまた遊ぶために箱の中にいれてますの」
「動かさないで丁寧に拭いてくださいませ」
「おそうじーおそうじ」
「わーいわーい」
妖精とインプ達も片付け――というより玩具で遊んでいるわね
「勝手に散らかさないでください」
「でもきょうは大掃除でしょ?」
「片付けているの」
「ポイするね」
「だから箱の玩具と纏めないでください!」
「片付け終わり、次行こう」
「待て!責任持って元に戻しなさい、コラァ!」
「ごちゃごちゃうるせーぞ!」
「フォーバ様、これはあのインプ達が勝手に玩具をごちゃ混ぜにして」
「だからあれほどいらない玩具は処分しろと言っただろうが!お前らはいつも捨てるのが勿体ない勿体ないと言って後回しにしやがって!」
「フォーバちゃん」
「あん、何だ?」
「地が出てるわよ♥BBA口調、BBA口調」
「…………こほん、とにかく遊び終わったら片付けるのが子供の常識じゃ。驚かせてすまかったのう、お坊っちゃま」
「……」
「中々心を開いてくれぬのう、儂は現場に戻る」
フォーバ様は部屋を出たので、アカリ達は箱の玩具を並べ直す
「くそっ玩具を滅茶苦茶にしやがって、気に入ったものは棚に並べたのに」
「ふわぁ〜でもシュウが言うように飽きた玩具は箱に詰め込んでたよね?」
「きちんと整理してないからだと思う…」
「並べるのにどれだけ時間が掛かったと思ってる!」
「絶対に許せない」
「アオイ…?」
「わたくしの魔法であの鬱陶しい妖精どもを『ほい♥』ほむっ」
あたしはアオイの口にグミ投入
『十回くらいかみかみしてね♥いち、にぃ、さん、よん、ご、ろく、なな、はち、きゅう、じゅう!』
「ふぅ…」
「落ち着いた?小さな怒りならこんな風に数を数えればいいのよ♥」
「それでも散らかされるのは嫌ですわ」
「わかるわ…何度も片付けしなきゃいけない気持ち」
「え?」
「あたしが以前住んでた国を統治する女王様もよくオモチャ箱をひっくり返して玩具を散らかしてね、その度に片付けのは住人の役目でさ、何度も片付けてたから慣れっこよ♥」
「そうですの?」
「それに散らかされたらまた並べればいいの…モノを一旦一つに纏めて、それらを分けることで気持ちの整理がつくようになるの♥」
「気持ちの整理、ですか」
「気を取り直して恒例の年越し蕎麦タイムよ♥」
「「「「やった」」」」
♀
蕎麦を食べた四つ子達は玩具を並べるのを再開
「とても美味でしたわ」
「蕎麦は最高のジパング食だな」
「細く長く…」
「ふわぁ〜ん、シュウ、その玩具は」
シュウ君が玩具を持ってきたようね
「それはわたくし達のお気に入り。よく探し出せましたわね」
「えっと、なんだかとてもだいじにしてるようにみえたから」
「ありがとう、そういえばお名前を聞いておりませんでしたわ」
「シュウ」
「フルネームを聞いておりますの」「シュウ=ヴァリエ」
「ヴァリエ、ふーん、お兄様と同じ名字ですわね……言っておきますけど惚れても無駄ですわ。わたくしには既にお兄様がいますので、アカリ、アキラ、アリサと共有のお兄様が」
「うん…しってるよ。そのひと、ぼくのとうさんだから」
「…………へ?」
「見間違いではなくて?わたくし達のお兄様は先程バケツの中で魔女と痴態の限りを尽くした男性ですわ」
「うん、だからそのひとがぼくのとうさん」
「アオイは知らなったのか? こいつ兄貴の息子だぞ」
「パール様がまだ人間の頃に身籠ったそうです」
「ふわぁ〜フォーバ様からお坊っちゃまとか呼ばれてたよ?」
「ええー今年の最大の衝撃ですわ!」
ぽーん
「あ!」
「あ…」
「ふわぁ〜」
「あっ」
「あ♥」
びっくりしたアオイちゃんが放り投げた玩具が棚の玩具も当たる
それがドミノ倒しで玩具がガラカラと落ちて――
大掃除はまだまだ続きそうね♥
♀おわり♀
15/12/31 23:12更新 / ドリルモール