猛りの茸と猛攻の子供夫婦
※不思議の国・トリックストリート・ザントライユ城※
※シャンプ視点※
「へぇーリコちゃん達は白百合の花園に行ったことがあるんだ」
「それがさ、リコが園内に入ろうとしたら結界が邪魔して入れなかったんだ」
「う〜思い出すだけで恥ずかしいよ〜」
「くすくす、リコちゃんなら納得ですね」
「も〜ロザリーちゃんまで」
ロザリーちゃんのパーティーは子供達の会話で盛り上がっている。
「盛り上がるなんて羨ましいですわ!」
「ところでタマゴの里って、男の人も女の人もみんなマッドハッターの格好をしてるって本当?」
「本当だ、女はみんなマッドハッターだから、男も妻と同じ帽子と服を着る風習が出来たらしいぜ」
「夫婦そろってペアルックだなんて羨ましいですわ!」
「ただ男も女も燕尾服を着てるから雌雄の区別がつかないも同然でさ、来訪者の中には相手の性別を勘違いしてる奴も少なくないんだぜ?」
「性別の垣根を越えるなんて羨ましいですわ!」
「あんた、すごいバランス感覚だな」
「うふ、唐傘おばけは優れたバランス感覚を持っていて、足を固定した状態でも歩くことが出来るの。さ・ら・に」
パラカは高く飛び上がり
「こうやって浮くことも出来るのよ」
「おおー」
空中浮遊をする
「すごーい」
「同じダ〜」
ハングハンガーで宙ぶらりんとなっているゾンビ少女も大喜び。
「うふ、そろそろ下ろしてあげるわね」
パラカがゾンビ少女をハンガーの拘束から解く作業にはいる。
「きーあんな楽しそうに浮くなんて羨ましいですわ!」
「キャスプちゃん、わたし達も浮遊しているよ?」
「はっ!そうでしたわ!」
ゴースト少女のツッコミでキャスプちゃんは我に返る。
「あのキャスプっていうゴースト、事ある毎に羨ましいと言ってるぞ?」
「リンス、あれはウィル・オ・ウィスプよ。ゴースト属の亜種で執念深い性格で嫉妬しやすいの」
「へぇーゴーストが玉に跨った仮装をしているのかと思ったぞ」
「あれは玉じゃなくて檻よ」
「ところでロザリーちゃんはパーティーが終わった後、どこへ行くの?」
「お兄様と共にヨツンバウェイにある簡閲SAに向かいます」
「これですわね?」
キャスプちゃんが刑示板(たぶれっと型)を出し、中継映像を見せる。
『見てください、簡閲SAに多くの討伐隊が集まっております!』
「こんなにカップルが集まるなんて、羨ましいですわ!」
『早速彼らにインタビューをしてみましょう!』
『この国はおかしな人だらけ〜グー』
『さっきは、オークに跨った男が食い入るように俺達を追い掛け回したんだ!』
『俺の恋人を“ばいく”呼ばわりしてさ』
『やん、恋人だなんて照れちゃう〜』
『オークに跨って、ばいく呼ばわり……風祭翔のことですね!』
『知っているのか?』
『もちろんですよ、ヨツンバウェイの有名人で、なぜか女性や魔物娘をばいくと認識していて僕の後ろにいる嫁もカメラ付のばいくだと思われましたから!』
『そう言えばそいつが会話を交わすのはなぜか男だけだったよな』
『アタイの声をテレパシーだとか言って狼狽えてばかりでさ、チェシャ猫の力でオークとイチャラブさせてやろうと思ったのに』
『でもよく逃げ切れましたね!』
『ぼく達を追い回すことに夢中になってたのか、跨がってたオークが巨大な花に衝突したのさ』
『その隙に我々は逃走に性交成功したのだ』
『プロのライダーらしからぬ凡ミスですね!余程浮かれモードだったのでしょう!おっと周囲の討伐隊が性交を始めたようでガシャン……アッ-!』
ここで中継が途切れる。
「カメラ担当の妻がリポーターを押し倒しましたわ!」
「キャスプちゃん、周囲の交わりを見てたら自分もシたくなるのは当然だよ」
「ふん、奴等も交わることの愉しさに気づいたことは認めてやろう」
「これなら安心して城を出ることが出来ますわ」
「ロザリーちゃん、しろからでていくのー?」
「いかないデ」
ゾンビの少女達がロザリーちゃんに詰め寄る。
「泣かないでください。ちゃんとここに戻ってきますから」
「いつもどってくるー?」
「またあえるよネ?」
「それは…」
ロザリーちゃんは言葉を詰まらせるが
「うふ、大丈夫よ」
パラカが太鼓判を押す。
「この国と向こうの世界の時間の流れは都合よくできているの」
「じかんのながれー?」
「なにソレ?」
「不思議の国に数ヶ月も滞在して帰還したら向こうの時間はほんの数分しか経っていなかったり、それから十年経って、十年後の不思議の国を見てみたいなと望みながら不思議の国へ行けば、一秒の誤差なく十年の時が経っているわ」
つまりみんなが望めばロザリーちゃんはここに戻ってくるわよ、と最後にパラカは子供達にも解るよう告げる。
「もどってくるんだー」
「ワーイ」
「うふ」
笑顔を取り戻す子供達にパラカは微笑む。
「シャンプ…」トントン
「どうしたのリンス?あたしの尻をトントンして」
「紅茶からチンコが生えてきたぞ」
リンスが指した先
コーンが先程薬餌院で購入した乾燥タケリダケを紅茶で戻していた。
「どこがチンコなの?」
「だって先端が太くて、青い筋がどくどく流れているんだぞ、あれをチンコと呼ばずに何と呼ぶ!」
ガリッ
コーンが紳士らしからぬ豪快さでタケリダケを噛み千切り
「ひいっ!」
それを見たリンスは反射的に股間を押さえる。
ゴリゴリ「うめぇ、紅茶の甘味がタケリダケの辛味を引き立つぜ」
「あわわわ…噛み千切った…恐ろしい子」
自分の股間を連想したのだろう
リンスは白目になり口から泡を吹いている。
「コーン…」
「はぁーはぁー、身体が疼く感覚、何度食べても慣れないなぁ…」
コーンは充血した眼でリコちゃんを凝視。
「でも嫌いじゃねぇ。何の躊躇もなく一発ぶちかましたくなる気分になれるからなぁリコぉ!」
「ひっ」
コーンは紅茶からもう一本のタケリダケを取り出す。
リコちゃんは咄嗟に逃げようと席から立ち上がろうとする
「まてよ」 ガシッ
が、あっさりとコーンに捕まってしまう。
「離して、コーン」
リコちゃんは必死にもがくが、びくともしない。
「食えよ」
その口元にタケリダケが突き出される。
魔力の流れで鼓動する青筋が、膨張しきった男性器を彷彿させている。
「やめてよ、コーン」
「リコがいけないんだぞ、さっきからリコが美味しそうに見えるんだ」
「まだお昼だよ」
「外は暗いんだ。昼も夜も関係ねーよ」
「でもッ!」
コーンはリコちゃんの小さな口を無理矢理こじ開け、タケリダケの先端を押し込んだ。
「ほらほら〜タケリダケを味わえよ〜」
「んー、んー」
口に含ませたタケリダケを、前後に動かし出し入れを繰り返す。
それは宛ら、強制的にフェラチオされる少女のよう。
「そろそろ食え」
リコちゃんの下あごを押し上げ
コリッ
タケリダケを咀嚼させた。
「んー、んー、んー」
タケリダケがさせたものなのか、それともリコちゃん自身の意思なのか
リコちゃんはコリコリと口元でキノコが噛み砕き、ゴクッと飲み込む。
「はぁはぁ、からだが、あついよ……」
身体を押さえ込み女の子座りをするリコちゃん。
まるでエッチを知らない無垢な少女のように恍惚な顔をしている。
「そろそろ、交わるか」
コーンはリコちゃんを床に寝かせ、騎乗位の体勢をとり
「鎧が邪魔だな」
鎧を脱ぎ捨て、上半身カッターシャツ一枚となり
「まずは、魔女の服を脱がしてやるぜ」
服を脱がせようとする。
コーンったら懲りないわね。
タケリダケを食べたら最後、どんなに力比べをしても
最終的には敵わないというのに
ガシッ
服を脱がす手が阻まれた
「リ、リコ」
リコちゃんの両手がコーンの両手首を掴む形で。
「離せよ、リコ、ぐぐぐ…」
コーンは力を入れようとするが先程より力が入らない模様
リコちゃんはゆっくり起き上がり
「ちっ、また負けた」
先程とは逆にリコちゃんがコーンを床に寝かせる。
「リコが脱がせよ」
「はぁー、はぁー」
リコちゃんは少しずつコーンのブリーフを下す
そこから見える襞は充分に湿っていて準備万端のようだ
「うおおおおおお!」
リコちゃんは変声期に入る前の高い声をあげながら
自身のブリーフを下すと
ブルン
十歳前後の体型と思えない猛ったキノコが勢いよく起立
ズボ
そのままコーンの襞へとぶち込んだ。
「うぉおぉ!」パンパンパンパン
「リコのキノコがオレを貫いてる、それでこそオレの夫だ」
「うっ!」ビクッビクッ
「うめぇ、リコの精液がオレの身体を潤してるぜ」
「うあぉぉ!」パンパン
「またリコのキノコが膨らんできた、もっと潤してくれ!」
「うぉおぉ!」
「魔力を溜めに溜め込んで、次こそオレが勝つ!」
マッドハッターのコーンとインキュバスのリコちゃんの性交はまだまだ終わらない。
※事後※
「う〜また乱暴しちゃったよ…恥ずかしいよ」
「オレは満足だぜ?」ペロッ
正気に戻り赤面するリコちゃんに対し、コーンは満足げな表情で陰口から垂れ落ちる精を舐めとっている。
「交換だ」
リコちゃんはコーンから渡されたブリーフを履くと、ビンビンの男性器が下着の中へ収納された。
「うう…ビショビショしてる」
「でも嫌じゃないだろ?」
リコちゃんは首を縦に降る。
「お前、男だったのか…?」
シスコンは震え声でリコちゃんに問い、リコちゃんは同じ動作を繰り返す。
「ありえん、顔立ちは大人しめタイプの妹なのに…」
「まだ信じてないのかよ?」
コーンは大人化ケーキ二つを手に取り、一つをリコちゃんに渡す。
ケーキを食べた二人の身体が成長し始める。
「見ろよ、これが俺達の十年後の姿だ!」
まずはリコちゃん
小さかった背も伸び、コーンよりも高くなり
優しくも可愛らしい少女から、優男の印象を抱く青年に
「どうも」
声も変声期を迎えて低くなっている。
次にコーン
ベリーショートの髪が肩の辺りまで伸びて
ワイシャツの辺りにはちゃんとした膨らみがあり、バランスのとれた女性らしい体格
生意気かつ格好いい少年から、凛々しい美女に
両者とも性別に相反する容姿とは一転、性別に相応した容姿へと変化した。
「リコちゃんの十年後は立派な青年なのですね」
流石にお兄様には劣りますが、とロザリーちゃんはリコちゃん大人verの感想を述べる。
大人化ケーキの効果が切れ、二人は元の姿へ戻る。
「何故魔女のカッコをしていますの?」
「サンドラさんによれば、今の流行は男の娘だそうです」
「む〜どう見ても女の子にしかみえないですわ!」
キャスプちゃんがリコちゃんに嫉妬している。
「そんなに女の子らしいならいっそアルプになったほうがいいですわ!」
「おい、それは聞き捨てならないな」
「いいよコーン。事実だったから」
「リコ…」
「わたしは昔、ママのような女性になりたいと思っていましたし、ねぶりの果実の皮が甘く感じられたので、色々な人からアルプの素質があると言われました」
コーンと夫婦になってから、それは無くなりましたけど…と、リコちゃんは照れながら言った。
「ですが、今でも充分に女の子に見えますよ」
と、ロザリーちゃん
「貴方の身体から発する精の匂いに気づかなければ、わたくしも最後まで勘違いしていたことでしょう」
「女の子?まさか」
リコちゃんは何の疑問もなく
「わたしはもう立派なインキュバスですよ」
男としてコーンを愛してますよ、と笑顔で告げる。
「マッドハッターの胞子の影響で、未だに女の子に間違えられるっていう自覚が麻痺しているのよ」
あたしはロザリーちゃんに耳打ちする。
「納得です」
※パーティー終了※
パーティーを終えたあたし達はトリックストリートを出る。
「うふ、平気?」
「はい、日傘になってくれて感謝します」
ロザリーちゃんがパラカに寄り添いながら日の光が指すの道を踏み出す。
「ぐぬぬ…あの傘女、俺の妹にべったりと」
「日光からロザリーちゃんを守るためよ」
パラカを睨み続けるシスコン、彼にとってまた新たなライバルが出来たわね。
※続く※
※シャンプ視点※
「へぇーリコちゃん達は白百合の花園に行ったことがあるんだ」
「それがさ、リコが園内に入ろうとしたら結界が邪魔して入れなかったんだ」
「う〜思い出すだけで恥ずかしいよ〜」
「くすくす、リコちゃんなら納得ですね」
「も〜ロザリーちゃんまで」
ロザリーちゃんのパーティーは子供達の会話で盛り上がっている。
「盛り上がるなんて羨ましいですわ!」
「ところでタマゴの里って、男の人も女の人もみんなマッドハッターの格好をしてるって本当?」
「本当だ、女はみんなマッドハッターだから、男も妻と同じ帽子と服を着る風習が出来たらしいぜ」
「夫婦そろってペアルックだなんて羨ましいですわ!」
「ただ男も女も燕尾服を着てるから雌雄の区別がつかないも同然でさ、来訪者の中には相手の性別を勘違いしてる奴も少なくないんだぜ?」
「性別の垣根を越えるなんて羨ましいですわ!」
「あんた、すごいバランス感覚だな」
「うふ、唐傘おばけは優れたバランス感覚を持っていて、足を固定した状態でも歩くことが出来るの。さ・ら・に」
パラカは高く飛び上がり
「こうやって浮くことも出来るのよ」
「おおー」
空中浮遊をする
「すごーい」
「同じダ〜」
ハングハンガーで宙ぶらりんとなっているゾンビ少女も大喜び。
「うふ、そろそろ下ろしてあげるわね」
パラカがゾンビ少女をハンガーの拘束から解く作業にはいる。
「きーあんな楽しそうに浮くなんて羨ましいですわ!」
「キャスプちゃん、わたし達も浮遊しているよ?」
「はっ!そうでしたわ!」
ゴースト少女のツッコミでキャスプちゃんは我に返る。
「あのキャスプっていうゴースト、事ある毎に羨ましいと言ってるぞ?」
「リンス、あれはウィル・オ・ウィスプよ。ゴースト属の亜種で執念深い性格で嫉妬しやすいの」
「へぇーゴーストが玉に跨った仮装をしているのかと思ったぞ」
「あれは玉じゃなくて檻よ」
「ところでロザリーちゃんはパーティーが終わった後、どこへ行くの?」
「お兄様と共にヨツンバウェイにある簡閲SAに向かいます」
「これですわね?」
キャスプちゃんが刑示板(たぶれっと型)を出し、中継映像を見せる。
『見てください、簡閲SAに多くの討伐隊が集まっております!』
「こんなにカップルが集まるなんて、羨ましいですわ!」
『早速彼らにインタビューをしてみましょう!』
『この国はおかしな人だらけ〜グー』
『さっきは、オークに跨った男が食い入るように俺達を追い掛け回したんだ!』
『俺の恋人を“ばいく”呼ばわりしてさ』
『やん、恋人だなんて照れちゃう〜』
『オークに跨って、ばいく呼ばわり……風祭翔のことですね!』
『知っているのか?』
『もちろんですよ、ヨツンバウェイの有名人で、なぜか女性や魔物娘をばいくと認識していて僕の後ろにいる嫁もカメラ付のばいくだと思われましたから!』
『そう言えばそいつが会話を交わすのはなぜか男だけだったよな』
『アタイの声をテレパシーだとか言って狼狽えてばかりでさ、チェシャ猫の力でオークとイチャラブさせてやろうと思ったのに』
『でもよく逃げ切れましたね!』
『ぼく達を追い回すことに夢中になってたのか、跨がってたオークが巨大な花に衝突したのさ』
『その隙に我々は逃走に
『プロのライダーらしからぬ凡ミスですね!余程浮かれモードだったのでしょう!おっと周囲の討伐隊が性交を始めたようでガシャン……アッ-!』
ここで中継が途切れる。
「カメラ担当の妻がリポーターを押し倒しましたわ!」
「キャスプちゃん、周囲の交わりを見てたら自分もシたくなるのは当然だよ」
「ふん、奴等も交わることの愉しさに気づいたことは認めてやろう」
「これなら安心して城を出ることが出来ますわ」
「ロザリーちゃん、しろからでていくのー?」
「いかないデ」
ゾンビの少女達がロザリーちゃんに詰め寄る。
「泣かないでください。ちゃんとここに戻ってきますから」
「いつもどってくるー?」
「またあえるよネ?」
「それは…」
ロザリーちゃんは言葉を詰まらせるが
「うふ、大丈夫よ」
パラカが太鼓判を押す。
「この国と向こうの世界の時間の流れは都合よくできているの」
「じかんのながれー?」
「なにソレ?」
「不思議の国に数ヶ月も滞在して帰還したら向こうの時間はほんの数分しか経っていなかったり、それから十年経って、十年後の不思議の国を見てみたいなと望みながら不思議の国へ行けば、一秒の誤差なく十年の時が経っているわ」
つまりみんなが望めばロザリーちゃんはここに戻ってくるわよ、と最後にパラカは子供達にも解るよう告げる。
「もどってくるんだー」
「ワーイ」
「うふ」
笑顔を取り戻す子供達にパラカは微笑む。
「シャンプ…」トントン
「どうしたのリンス?あたしの尻をトントンして」
「紅茶からチンコが生えてきたぞ」
リンスが指した先
コーンが先程薬餌院で購入した乾燥タケリダケを紅茶で戻していた。
「どこがチンコなの?」
「だって先端が太くて、青い筋がどくどく流れているんだぞ、あれをチンコと呼ばずに何と呼ぶ!」
ガリッ
コーンが紳士らしからぬ豪快さでタケリダケを噛み千切り
「ひいっ!」
それを見たリンスは反射的に股間を押さえる。
ゴリゴリ「うめぇ、紅茶の甘味がタケリダケの辛味を引き立つぜ」
「あわわわ…噛み千切った…恐ろしい子」
自分の股間を連想したのだろう
リンスは白目になり口から泡を吹いている。
「コーン…」
「はぁーはぁー、身体が疼く感覚、何度食べても慣れないなぁ…」
コーンは充血した眼でリコちゃんを凝視。
「でも嫌いじゃねぇ。何の躊躇もなく一発ぶちかましたくなる気分になれるからなぁリコぉ!」
「ひっ」
コーンは紅茶からもう一本のタケリダケを取り出す。
リコちゃんは咄嗟に逃げようと席から立ち上がろうとする
「まてよ」 ガシッ
が、あっさりとコーンに捕まってしまう。
「離して、コーン」
リコちゃんは必死にもがくが、びくともしない。
「食えよ」
その口元にタケリダケが突き出される。
魔力の流れで鼓動する青筋が、膨張しきった男性器を彷彿させている。
「やめてよ、コーン」
「リコがいけないんだぞ、さっきからリコが美味しそうに見えるんだ」
「まだお昼だよ」
「外は暗いんだ。昼も夜も関係ねーよ」
「でもッ!」
コーンはリコちゃんの小さな口を無理矢理こじ開け、タケリダケの先端を押し込んだ。
「ほらほら〜タケリダケを味わえよ〜」
「んー、んー」
口に含ませたタケリダケを、前後に動かし出し入れを繰り返す。
それは宛ら、強制的にフェラチオされる少女のよう。
「そろそろ食え」
リコちゃんの下あごを押し上げ
コリッ
タケリダケを咀嚼させた。
「んー、んー、んー」
タケリダケがさせたものなのか、それともリコちゃん自身の意思なのか
リコちゃんはコリコリと口元でキノコが噛み砕き、ゴクッと飲み込む。
「はぁはぁ、からだが、あついよ……」
身体を押さえ込み女の子座りをするリコちゃん。
まるでエッチを知らない無垢な少女のように恍惚な顔をしている。
「そろそろ、交わるか」
コーンはリコちゃんを床に寝かせ、騎乗位の体勢をとり
「鎧が邪魔だな」
鎧を脱ぎ捨て、上半身カッターシャツ一枚となり
「まずは、魔女の服を脱がしてやるぜ」
服を脱がせようとする。
コーンったら懲りないわね。
タケリダケを食べたら最後、どんなに力比べをしても
最終的には敵わないというのに
ガシッ
服を脱がす手が阻まれた
「リ、リコ」
リコちゃんの両手がコーンの両手首を掴む形で。
「離せよ、リコ、ぐぐぐ…」
コーンは力を入れようとするが先程より力が入らない模様
リコちゃんはゆっくり起き上がり
「ちっ、また負けた」
先程とは逆にリコちゃんがコーンを床に寝かせる。
「リコが脱がせよ」
「はぁー、はぁー」
リコちゃんは少しずつコーンのブリーフを下す
そこから見える襞は充分に湿っていて準備万端のようだ
「うおおおおおお!」
リコちゃんは変声期に入る前の高い声をあげながら
自身のブリーフを下すと
ブルン
十歳前後の体型と思えない猛ったキノコが勢いよく起立
ズボ
そのままコーンの襞へとぶち込んだ。
「うぉおぉ!」パンパンパンパン
「リコのキノコがオレを貫いてる、それでこそオレの夫だ」
「うっ!」ビクッビクッ
「うめぇ、リコの精液がオレの身体を潤してるぜ」
「うあぉぉ!」パンパン
「またリコのキノコが膨らんできた、もっと潤してくれ!」
「うぉおぉ!」
「魔力を溜めに溜め込んで、次こそオレが勝つ!」
マッドハッターのコーンとインキュバスのリコちゃんの性交はまだまだ終わらない。
※事後※
「う〜また乱暴しちゃったよ…恥ずかしいよ」
「オレは満足だぜ?」ペロッ
正気に戻り赤面するリコちゃんに対し、コーンは満足げな表情で陰口から垂れ落ちる精を舐めとっている。
「交換だ」
リコちゃんはコーンから渡されたブリーフを履くと、ビンビンの男性器が下着の中へ収納された。
「うう…ビショビショしてる」
「でも嫌じゃないだろ?」
リコちゃんは首を縦に降る。
「お前、男だったのか…?」
シスコンは震え声でリコちゃんに問い、リコちゃんは同じ動作を繰り返す。
「ありえん、顔立ちは大人しめタイプの妹なのに…」
「まだ信じてないのかよ?」
コーンは大人化ケーキ二つを手に取り、一つをリコちゃんに渡す。
ケーキを食べた二人の身体が成長し始める。
「見ろよ、これが俺達の十年後の姿だ!」
まずはリコちゃん
小さかった背も伸び、コーンよりも高くなり
優しくも可愛らしい少女から、優男の印象を抱く青年に
「どうも」
声も変声期を迎えて低くなっている。
次にコーン
ベリーショートの髪が肩の辺りまで伸びて
ワイシャツの辺りにはちゃんとした膨らみがあり、バランスのとれた女性らしい体格
生意気かつ格好いい少年から、凛々しい美女に
両者とも性別に相反する容姿とは一転、性別に相応した容姿へと変化した。
「リコちゃんの十年後は立派な青年なのですね」
流石にお兄様には劣りますが、とロザリーちゃんはリコちゃん大人verの感想を述べる。
大人化ケーキの効果が切れ、二人は元の姿へ戻る。
「何故魔女のカッコをしていますの?」
「サンドラさんによれば、今の流行は男の娘だそうです」
「む〜どう見ても女の子にしかみえないですわ!」
キャスプちゃんがリコちゃんに嫉妬している。
「そんなに女の子らしいならいっそアルプになったほうがいいですわ!」
「おい、それは聞き捨てならないな」
「いいよコーン。事実だったから」
「リコ…」
「わたしは昔、ママのような女性になりたいと思っていましたし、ねぶりの果実の皮が甘く感じられたので、色々な人からアルプの素質があると言われました」
コーンと夫婦になってから、それは無くなりましたけど…と、リコちゃんは照れながら言った。
「ですが、今でも充分に女の子に見えますよ」
と、ロザリーちゃん
「貴方の身体から発する精の匂いに気づかなければ、わたくしも最後まで勘違いしていたことでしょう」
「女の子?まさか」
リコちゃんは何の疑問もなく
「わたしはもう立派なインキュバスですよ」
男としてコーンを愛してますよ、と笑顔で告げる。
「マッドハッターの胞子の影響で、未だに女の子に間違えられるっていう自覚が麻痺しているのよ」
あたしはロザリーちゃんに耳打ちする。
「納得です」
※パーティー終了※
パーティーを終えたあたし達はトリックストリートを出る。
「うふ、平気?」
「はい、日傘になってくれて感謝します」
ロザリーちゃんがパラカに寄り添いながら日の光が指すの道を踏み出す。
「ぐぬぬ…あの傘女、俺の妹にべったりと」
「日光からロザリーちゃんを守るためよ」
パラカを睨み続けるシスコン、彼にとってまた新たなライバルが出来たわね。
※続く※
15/04/08 23:44更新 / ドリルモール
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