読切小説
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自分の奥さんに服を着てる方がエロいと語る話
色々意見はあるだろうけどやっぱ着エロだよな・・。
「どうしたのですか一体?」
いやさ、やっぱり全裸よりも服を着てる方が興奮すると思ったんだよ。
「・・全裸もののAVを見ながら言う台詞とは思えませんね。」
まぁそう言わずに聞いてくれよ。
このAVを君と見たいって言ったのは僕だけどさ。
「はぁ・・それで、どうしたのです?」
うん、聞いてほしい話って言うのはね、
さっきも言ったと思うけど、
やっぱり服を着ていた方が綺麗に見えるってことだよ。
いや、正直に言うとエロいってことだよ!
「・・それは、私にも当てはまると?」
あの、いきなり狐火を出しながら迫られても。
いや、君に迫られるというのは興奮するけども!
「早く要点を話してくださいな?」
顔が怖いよ、笑顔は殺意の云々って話は聞いたことあるけど、
あ、でも君の笑顔ってやっぱり素敵だね。
・・分かった、分かったから尻尾で手を縛らないで。
それはそれで興奮するけども。
良いかい、僕が言いたいのは
服がその人の魅力を倍にしたりしてるって事なんだよ。
「・・私自身には魅力がないと?」
違う違う、どーしてそうなるかな。
大体、倍になるって言っても、
小さい数に何掛けたって大きい人とは差が出るじゃないか。
「でも、服によって決まるのならば・・」
分かってないな、よーしならば説明しよう!
服が良いって言ってもだ。
同じ服でも、着る人によっては倍数が変わってくるの!
例えばだよ?同じ100になるにしても!
僕にとっての他の人が、4×25で100になるのに対して!
君の場合は、50×2で100になってるの!
「え・・」
そしてだよ!君が服を着ているという事によって、
最終的にはさらに倍率がかかってくるの!
君だと言うことによって!
100が倍になって200に・・否!断じて否!
その程度では止まらんよ!
もはや倍とかそう言うのじゃなくって、
100の、二乗とか三乗・・つまりn乗になるんだよ!
ちなみにここのnに入る数字は絶対10以上な!
しかも、初めから脱いでいたら
脱がすという楽しみがないんだよ?!死活問題だよ!?
「で、でも、やはり脱がすのでしょう?」
うーん、困惑した表情も実にグッドだ。
まぁ、脱がすのだけれどもやはり半脱ぎと言うのがベストだね!
半脱ぎというのはある意味ヤバいんだよ!
「・・では、少々お待ちください。」
え?どうしたの?君が待ってと言うのなら
僕は一万年と二千年でもそのまた倍だろうと待つけれど。
「ふふ、すぐ終わります。」


〜10分後〜


「どう、です?」
・・素晴らしい・・我が生涯に一片の悔い・・
「だ、大丈夫ですか?!いきなり後ろに倒れ込んで・・!」
大丈夫、俺の心にロックオン・ストラトスだよ!
あ、でも、誘うような視線で首を軽く曲げてあるとさらに、
「ふふ・・こう、ですか?」
か・・っ、はァッ・・!!
「あ、ああっ!?」
こいつは・・強力すぎる・・!
素晴らしい・・まるで僕の願望を形にしたような・・!
「だ、大丈夫ですか?!」
だ、って・・!!
帯はしっかりと締めてあるにも関わらず、
そこから上ははだけていて、君の白くて美しい肌の肩や鎖骨が、
これでもかというように見せつけてありながら、
なおかつその肩を半分着物が隠してあるのが、もう!
しかも、胸も全て見えるのではなく、
上半分と谷間までという完全なる、
賛否あるだろうけれど僕にとっては完全なる見え方!
これに、感動せずにいられようか!いや無理だ!
「そ、そう、ですか・・?」
しかも、足の、太股が見えるかと思えば見えず、
かと思えばやっぱり見えてる君のその着方!
マーベラス!グゥレイトォ!言うこと無しだ!
そしてそんな姿を見せられて、襲わずにいられようかッ!!
「あ、い、いきなり、うんっ、そん、な、ところぉ・・っ・・」



この後無茶苦茶セックスした。







14/09/06 08:02更新 / GARU

■作者メッセージ
風呂に入ってたら、急に思いついて抑えが効かなかった。

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