はちきれます
「海に行こう」
そんな風に言ってきたのは恋人のワーラビットのルイだった。
彼女が泳いだ姿を見たことのなかった蓮司は「お前泳げたのか？」と思わず訪ねたが答えは得られず、考えても仕方がないということで近場の海に来た、勿論ルイを連れ、いろんな遊び道具も用意して。
海水浴場はシーズン真っ盛りということもあり人で賑わっている、勿論水着の魔物もいるし中にはほぼ全裸の魔物もいる。
ルイも水着に着替えるため脱衣所に行っていた、どんな水着を着てくるのかも蓮司は聞いていない、「見てのお楽しみ」だった。
きわどい水着のサキュバスとバフォメットが争っている光景を眺めながら、恋人がどんな水着を着てくるかに思いを馳せる。
きわどいのは着てこないだろう、彼女の性格からしてワンピース水着だろう。
しかしもしかするとビキニで来るかもしれない、たまには過激になんて考えそうな少女でもある。
色はどんなものだろう、やはり白だろうか、栗色の毛にはとても映えると思うが、シックで色気漂う黒も捨てがたい。
そう考えると赤もいい、青はちょっと似合わないから却下だが、妄想は膨らんでいく。
「お待たせ。」
後からルイの声がして振り向くと、白いワンピース水着を着たルイがそこにいた。
太陽光を受けて清潔な光を見せる純白の水着は、とても彼女に似合っている。
「おお。」
感動を覚えて蓮司がそんな声をあげると、頬を薄く朱に染めたまま彼女はくるんと一回転した。
ぴっちりと体にフィットする水着の生地には薄い光沢があり、その関係で体のラインがより顕著に浮かんでいるように見える。
何よりもベアバックの水着から魅せる大きく開かれた背中と見えそうで見えない横乳が健康的なエロスを生み出している。
「どう………かな？」
「イイぞすごくイイ、綺麗で可愛いとはまさにこのことだ。」
彼馬鹿とでも言うべきか、ベタ褒めである。実際蓮司は可愛いと思っているのだから当然だ。
しかしこう見ると、胸の部分が少しぱっつんぱっつんになっているように見えなくもない。
小柄で華奢なものの多いワーラビットとしてはなかなか巨乳のルイは、身長に合った水着を着ると胸がきつくなるのだろう。
かといって胸に合わせた水着を着たらぶかぶかなものになる、いくら小柄とはいえさすがにホブゴブリン用は小さい。
「えへへへ……」
照れた笑顔を見せながら、耳をピコピコと動かす。しかしそれにしても彼女は小動物らしくて可愛くて堪らない。
「ねぇねぇ、何して遊ぶ？」
そう言ってくるルイの笑顔が妙にまぶしい、そして下から覗き込むように見られるとやはり胸に目が行ってしまうのが男の性か。
「その前に日焼け止め塗ったのか？」
蓮司がそう尋ねるとルイは首を横に振った、なので鞄の中からサンオイルを取り出し、
「塗ってやるよ、そこに横になれ。」
と砂の上に敷いたシートを指さした、ルイも「うん」と答え横になる、いやらしいことをされるなど微塵も思っていないようだ。
「この信頼をどうするべきか」と考える、勿論如何わしい行為に及ぶ選択肢もないわけではないが、彼女を裏切るのはよくない。
手に日焼け止めをかけ、露出した背中に塗りこめる、少し手つきがいやらしく見えなくもないがあくまで無心に徹する。
結局、人目に付くところで如何わしい行為に及ぶ度胸がなかったのである。
背中にまんべんなく塗ってから、次に取り掛かるのは首回り、それから腕に塗ってやる。
一見華奢な腕は見た目に反して柔らかくそして温かい、とはいえ無駄な肉が多いかと言えばやはりそんなこともない。
ゆっくり塗っていると体がプルプル動き出す、日焼け止めを塗り終わるのが待ちきれないのだろう。
そのくらい待てと言ってやりたいが仕方あるまい、迅速かつ丁寧に塗っていない部分に塗ってやり、「これでよし」と背中を叩く。
起き上がったルイは
「この中は、いいの？」
と言いながら胸元を引っ張り谷間を見せつけ、蓮司の頬が赤く染まる。
からかっているわけでなく本気で誘惑している。乗ったらセックスまで持ち込まれることは目に見えている。
「いいんだよ、陽に当たらないから必要ないだろ。」
眼を逸らしながら答える、日焼け止めを塗った時点でムラムラしていたのに魅惑の谷間に向き合うほど我慢強くない。
「それより何する？ 海来たんだから当然遊ぶだろ？」
「じゃあ、これで」
ルイが示したのはボールだった、一般的な大きさのビーチボール、まだ膨らませていないが膨らませれば人の頭より大きくなる。
「お互いに向けて飛ばして、水面に着けたら負けだよ。」
「わかった、けどキャッチの無理なところに飛ばすのは反則だぞ？」
そう言ってビーチボールを膨らませながら二人で海に入っていき、ある程度まで来たところで十分な距離を取って向かい合う。
人の少ないところを選んだとはいえ、それでもほかの海水浴客に当たらないよう気を配らなくてはいけない。
「行くぞ〜」
最初はあくまで準備運動程度にゆるくトスをしてやる、水の深さはあまり深くないが、追って走る動きに合わせ水が跳ねる。
「はいっ！」
豪快なジャンピングトスにより、緩やかな放物線を描いて蓮司の手前辺りにボールが飛んでくる、それをレシーブして高く上げる。
かなり高い、これは失敗か。そう蓮司が思ったにもかかわらず、二秒後にはその高さまでルイが飛んでいた。
体ごと右腕を振りかぶり、
「ラビィイイイイット！ スマァアアアアアッシュ！！！」
雄叫びとともにスマッシュをかます、反応の遅れた蓮司の真横に着弾し、遠くに跳ねてよその海水浴客にキャッチされる。
蓮司の網膜にはにはラビットスマッシュの衝撃が焼き付いていた。
（ラビットッスマッシュ 恐ろしい技だ………高さと言い威力と言い、だが何より恐ろしいのは思い切り反った体で惜しげもなく強調され、狭い水着の中で自己主張するたわわな果実！！ あんなものを何度も見せられたら、俺の鼻が持たない！！）
そう、悩ましいほど揺れていた、彼女の大きな胸が。
「まず一勝♪ さぁさぁ行くよ？」
ルイがボールをトスしてゲームが再開する、蓮司がそれを強めのトスで返すとルイはレシーブする。
高く上がったボールをスマッシュするがあっさり強くトスで返され、逆に自分がチャンスボールを与えてしまい、
「ラビィイイイイット！ スマァアアアアアッシュ！！！」
もう一発、ラビットスマッシュをお見舞いされる、期待していた部分がないのかと言えば無論あったが。
「はい、二勝。 どうしたの蓮司なら動けるでしょ？」
股間と鼻に血が集中するせいで動けません。
「ほら、もう一回するよ。」
またトスが上がり、トスで返す、そして期待に満ちてボールを高く上げ、ルイが跳ぶ。
「ラビィイっ！？」
ビリビリビリィ
水着の中で窮屈そうに跳ね回る胸の負荷に耐えられなかったのか、ルイの水着の胸部分が裂け谷間がほぼ丸出しになる。
慌ててルイは胸を隠し、そのせいで手は空振り、ボールも着水しルイの初めての敗北が決まる。
しかし蓮司にとってはそれどころではなかった、慌ててルイにもとに駆けより、ボールを回収しつつ様子をうかがう。
「どうしよう蓮司……水着、こんなになっちゃった………」
そう言ったルイの示す水着の状態は、胸部分がほとんど真っ二つになっている、手で抑えなければポロリだ。
しかもどうしようは蓮司の台詞である、御開帳の谷間を見てしまってもう準備万端だ。
「俺が隠しててやるから、掴まってろ、陸まで上がるぞ。」
そう言って彼女を背中に隠すようにして浜に向かっていく。ただ、この状態でもやはり問題があり、ルイの胸が蓮司の背中に密着する。
これはまずい、最高潮だ。それにルイも気づいたようで、蓮司の股間に手を添える。
「これじゃ、上がれないよね？ しようよ。」
密着したまま、ルイはそうささやく、「あっちにいけば、人もいないよ。」と、確かに人気のない岩場を指さす。
遊泳禁止区域ではないし泳いで行ける距離なので、二人はそこに向かった。
陸に上がるとルイは周囲を確認もせずに胸を肌蹴させ、蓮司の海パンを引きずり降ろして押し倒した。
上に跨り、水着をずらして陰唇を露出させると前戯もなにもなくすぐさま挿入する。しかし十分濡れていたようですんなり入った。
「はふぅ……入ってるぅ…ずぶ濡れチンポが私の中にぃ………」
海水が粘膜に触れるのはとんでもなく不衛生だから真似してはいけない。
とはいえ気にした様子もなくルイは腰を振り始める、白い毛に覆われた足から海水の滴が跳ねあちこちに散る。
「あはっ♪ ずっと我慢してたんだから、気持ちよくなってよ？」
気持ち良くならないはずがない、あまり暖かくない海水に触れていた肉棒が熱い膣粘膜に愛撫され、溶けそうなほどだ。
ずっちゅずっちゅずっちゅずっちゅ
「おっきいの♪ 中ゴリゴリ削ってる！ いつもより大きいじゃん！！」
「当たり前だろっ！」
体を起き上がらせて、目の前で揺れていた大きな双丘を鷲掴みにする。
「こんなエロい胸がぷるんぷるん揺れてるのを何度も見せつけられて興奮しなかったら男じゃない！！」
「ひゃぅん！ そんな力いっぱい揉んだら潰れちゃうよ！」
掌から零れそうなたわわな果実の先端の突起を指で転がし、つねる。
「何が潰れるだよ、こんな弾力あるのに潰れるか馬鹿兎」
揺れる胸は柔らかいが確かな弾力で答えてくる、これが潰れるなら相当な力が必要だろう。
きゅむきゅむっ ぐにゅ！
解してから、指がめり込むくらい力を込める。
「んぁっ！！ ちょっ激しいよ！！」
そう言いながらも、蓮司の腕をつかむ手はむしろもっと力を込めてほしいと言いたげに引き寄せている。
期待に応え、腰の動きを激しくしながら胸をさらに強く揉みしだく、徐々にルイの顔が赤く染まり、蕩けてくる。
子宮口が吸いつき、蓮司のペニスが震える、射精の準備が始まり、
「出すぞルイ！ 俺の精液お前の子宮に出してやる！！」
「うんっ！ 出して、私の中に注いで！！」
びゅぐっびゅぐぐぐっぐ！！
「んぁあ――――――――――――――――――っ！！」
蓮司の上で体をのけ反らせ、ルイは直接射精の喜びに絶頂する。
しかし、蓮司はまだ収まらなかった、彼女の体を抱えあげ反転させると、背中から胸を揉み、海に向かって声をかける。
「よく見えるようにしてやったぞ、デバガメ」「あら失礼ね、デバ人魚よ」
蓮司の言葉に反応して、メロウが一人海中から顔を出す、さっきからずっと、視線を感じていたのだ。
「ちょっ！ やっ！！ 見ないで！！」
ルイは蓮司の腕の中で必死に暴れるが、胸を強く揉まれるとぴくんと反応し、抵抗を止めてしまう。
膣がきゅうきゅうと締めつけているあたり、見られて興奮しているようだ。
胸を揉み、腰を動かして下から突き上げながらさらに頭に顔を近づけ、
にゅる、じゅるじゅる
「うひゅぃ！？」
蓮司の舌がルイの耳の穴にねじ込まれる、さらさらした毛に覆われた耳だが、穴の中はすべすべした肌だ。
じゅるじゅうじゅるじゅぷぷぷ
穴の中を舐めまわし、耳の中に直接水音を響かせる、よほど気持ちいいのかルイも嫌そうな反応が減ってきた。
「ふぁっ♪ あぁアっ！ 耳ほじられてる……だめぇ……」
腕で蓮司をどけようとするルイだが、力が入らずむしろ彼を引き寄せているように見えなくもない。
ずちゅずちゅぐちゅぬぷぐぷずぷっ
きゅむきゅむむにゅむにゅくりくりきゅぅう
耳だけでなく、胸や膣内も責めることで、少しでも意識をどこかに集中できないようにする。
「やっ！ 蓮司…私行く…いっちゃう！ 知らない人の前でイっちゃうの！！」
「そうか、おいここから先は閲覧禁止。」
「「ええ！？」」
あっさりそんなことを言ってのけた蓮司に、ルイとメロウが同時に驚きの声を上げた。
「ルイのイクとこ俺以外に見せたくない。」
「………わかったわよ、しょうがないわね。」
しぶしぶと言った雰囲気でメロウが海に潜っていき、視線も感じなくなるとルイは少し落ち着いた。
しかし蓮司がまた激しく彼女を愛撫すると、すぐに快感にとろけた顔になる。
「んぁっ！ はぁあん！ 蓮司っれんじぃっ！！」
「ルイ、出すぞ！ お前の中に子供出来るくらい！！」
「いいよ、きてっきてぇっ！！」
ルイの体を抱きしめ、奥の奥までペニスを押し込んで、最奥で放出する。
どぐっどぷぷぷっどびゅぅううううううううううううううううううううう
「ぁア――――――――――――――――――――――っ！！」
ぶしっぷしゃぁああああああ
びくびくと体を痙攣させ、潮を噴きながらルイも絶頂に至る、きれいな弧を描き、海水に落ちて混ざっていく。
二人で荒い息をつきながら、顔をお互いに向けてキスをする。
「これ……すごいね、私たちのエッチな臭いが海のにおいと混じってる。」
「あのメロウが近くに残ってないといいけどな、発情して向かってこられたら面倒だし。」
そう言ってルイを下ろしてずらした水着も直してやってから立ち上がる、すっきりしたことだし、
「とりあえず、着替えに行こうぜ。」
そう言って、脱衣所に向かって歩き出す。
「またムラムラしたら、次はシャワールームで処理してあげるね。」
背中に抱きついたルイが、そうやって誘惑した。
シャワー室まで我慢できるかどうか、蓮司には自信がなかったが。
そんな風に言ってきたのは恋人のワーラビットのルイだった。
彼女が泳いだ姿を見たことのなかった蓮司は「お前泳げたのか？」と思わず訪ねたが答えは得られず、考えても仕方がないということで近場の海に来た、勿論ルイを連れ、いろんな遊び道具も用意して。
海水浴場はシーズン真っ盛りということもあり人で賑わっている、勿論水着の魔物もいるし中にはほぼ全裸の魔物もいる。
ルイも水着に着替えるため脱衣所に行っていた、どんな水着を着てくるのかも蓮司は聞いていない、「見てのお楽しみ」だった。
きわどい水着のサキュバスとバフォメットが争っている光景を眺めながら、恋人がどんな水着を着てくるかに思いを馳せる。
きわどいのは着てこないだろう、彼女の性格からしてワンピース水着だろう。
しかしもしかするとビキニで来るかもしれない、たまには過激になんて考えそうな少女でもある。
色はどんなものだろう、やはり白だろうか、栗色の毛にはとても映えると思うが、シックで色気漂う黒も捨てがたい。
そう考えると赤もいい、青はちょっと似合わないから却下だが、妄想は膨らんでいく。
「お待たせ。」
後からルイの声がして振り向くと、白いワンピース水着を着たルイがそこにいた。
太陽光を受けて清潔な光を見せる純白の水着は、とても彼女に似合っている。
「おお。」
感動を覚えて蓮司がそんな声をあげると、頬を薄く朱に染めたまま彼女はくるんと一回転した。
ぴっちりと体にフィットする水着の生地には薄い光沢があり、その関係で体のラインがより顕著に浮かんでいるように見える。
何よりもベアバックの水着から魅せる大きく開かれた背中と見えそうで見えない横乳が健康的なエロスを生み出している。
「どう………かな？」
「イイぞすごくイイ、綺麗で可愛いとはまさにこのことだ。」
彼馬鹿とでも言うべきか、ベタ褒めである。実際蓮司は可愛いと思っているのだから当然だ。
しかしこう見ると、胸の部分が少しぱっつんぱっつんになっているように見えなくもない。
小柄で華奢なものの多いワーラビットとしてはなかなか巨乳のルイは、身長に合った水着を着ると胸がきつくなるのだろう。
かといって胸に合わせた水着を着たらぶかぶかなものになる、いくら小柄とはいえさすがにホブゴブリン用は小さい。
「えへへへ……」
照れた笑顔を見せながら、耳をピコピコと動かす。しかしそれにしても彼女は小動物らしくて可愛くて堪らない。
「ねぇねぇ、何して遊ぶ？」
そう言ってくるルイの笑顔が妙にまぶしい、そして下から覗き込むように見られるとやはり胸に目が行ってしまうのが男の性か。
「その前に日焼け止め塗ったのか？」
蓮司がそう尋ねるとルイは首を横に振った、なので鞄の中からサンオイルを取り出し、
「塗ってやるよ、そこに横になれ。」
と砂の上に敷いたシートを指さした、ルイも「うん」と答え横になる、いやらしいことをされるなど微塵も思っていないようだ。
「この信頼をどうするべきか」と考える、勿論如何わしい行為に及ぶ選択肢もないわけではないが、彼女を裏切るのはよくない。
手に日焼け止めをかけ、露出した背中に塗りこめる、少し手つきがいやらしく見えなくもないがあくまで無心に徹する。
結局、人目に付くところで如何わしい行為に及ぶ度胸がなかったのである。
背中にまんべんなく塗ってから、次に取り掛かるのは首回り、それから腕に塗ってやる。
一見華奢な腕は見た目に反して柔らかくそして温かい、とはいえ無駄な肉が多いかと言えばやはりそんなこともない。
ゆっくり塗っていると体がプルプル動き出す、日焼け止めを塗り終わるのが待ちきれないのだろう。
そのくらい待てと言ってやりたいが仕方あるまい、迅速かつ丁寧に塗っていない部分に塗ってやり、「これでよし」と背中を叩く。
起き上がったルイは
「この中は、いいの？」
と言いながら胸元を引っ張り谷間を見せつけ、蓮司の頬が赤く染まる。
からかっているわけでなく本気で誘惑している。乗ったらセックスまで持ち込まれることは目に見えている。
「いいんだよ、陽に当たらないから必要ないだろ。」
眼を逸らしながら答える、日焼け止めを塗った時点でムラムラしていたのに魅惑の谷間に向き合うほど我慢強くない。
「それより何する？ 海来たんだから当然遊ぶだろ？」
「じゃあ、これで」
ルイが示したのはボールだった、一般的な大きさのビーチボール、まだ膨らませていないが膨らませれば人の頭より大きくなる。
「お互いに向けて飛ばして、水面に着けたら負けだよ。」
「わかった、けどキャッチの無理なところに飛ばすのは反則だぞ？」
そう言ってビーチボールを膨らませながら二人で海に入っていき、ある程度まで来たところで十分な距離を取って向かい合う。
人の少ないところを選んだとはいえ、それでもほかの海水浴客に当たらないよう気を配らなくてはいけない。
「行くぞ〜」
最初はあくまで準備運動程度にゆるくトスをしてやる、水の深さはあまり深くないが、追って走る動きに合わせ水が跳ねる。
「はいっ！」
豪快なジャンピングトスにより、緩やかな放物線を描いて蓮司の手前辺りにボールが飛んでくる、それをレシーブして高く上げる。
かなり高い、これは失敗か。そう蓮司が思ったにもかかわらず、二秒後にはその高さまでルイが飛んでいた。
体ごと右腕を振りかぶり、
「ラビィイイイイット！ スマァアアアアアッシュ！！！」
雄叫びとともにスマッシュをかます、反応の遅れた蓮司の真横に着弾し、遠くに跳ねてよその海水浴客にキャッチされる。
蓮司の網膜にはにはラビットスマッシュの衝撃が焼き付いていた。
（ラビットッスマッシュ 恐ろしい技だ………高さと言い威力と言い、だが何より恐ろしいのは思い切り反った体で惜しげもなく強調され、狭い水着の中で自己主張するたわわな果実！！ あんなものを何度も見せられたら、俺の鼻が持たない！！）
そう、悩ましいほど揺れていた、彼女の大きな胸が。
「まず一勝♪ さぁさぁ行くよ？」
ルイがボールをトスしてゲームが再開する、蓮司がそれを強めのトスで返すとルイはレシーブする。
高く上がったボールをスマッシュするがあっさり強くトスで返され、逆に自分がチャンスボールを与えてしまい、
「ラビィイイイイット！ スマァアアアアアッシュ！！！」
もう一発、ラビットスマッシュをお見舞いされる、期待していた部分がないのかと言えば無論あったが。
「はい、二勝。 どうしたの蓮司なら動けるでしょ？」
股間と鼻に血が集中するせいで動けません。
「ほら、もう一回するよ。」
またトスが上がり、トスで返す、そして期待に満ちてボールを高く上げ、ルイが跳ぶ。
「ラビィイっ！？」
ビリビリビリィ
水着の中で窮屈そうに跳ね回る胸の負荷に耐えられなかったのか、ルイの水着の胸部分が裂け谷間がほぼ丸出しになる。
慌ててルイは胸を隠し、そのせいで手は空振り、ボールも着水しルイの初めての敗北が決まる。
しかし蓮司にとってはそれどころではなかった、慌ててルイにもとに駆けより、ボールを回収しつつ様子をうかがう。
「どうしよう蓮司……水着、こんなになっちゃった………」
そう言ったルイの示す水着の状態は、胸部分がほとんど真っ二つになっている、手で抑えなければポロリだ。
しかもどうしようは蓮司の台詞である、御開帳の谷間を見てしまってもう準備万端だ。
「俺が隠しててやるから、掴まってろ、陸まで上がるぞ。」
そう言って彼女を背中に隠すようにして浜に向かっていく。ただ、この状態でもやはり問題があり、ルイの胸が蓮司の背中に密着する。
これはまずい、最高潮だ。それにルイも気づいたようで、蓮司の股間に手を添える。
「これじゃ、上がれないよね？ しようよ。」
密着したまま、ルイはそうささやく、「あっちにいけば、人もいないよ。」と、確かに人気のない岩場を指さす。
遊泳禁止区域ではないし泳いで行ける距離なので、二人はそこに向かった。
陸に上がるとルイは周囲を確認もせずに胸を肌蹴させ、蓮司の海パンを引きずり降ろして押し倒した。
上に跨り、水着をずらして陰唇を露出させると前戯もなにもなくすぐさま挿入する。しかし十分濡れていたようですんなり入った。
「はふぅ……入ってるぅ…ずぶ濡れチンポが私の中にぃ………」
海水が粘膜に触れるのはとんでもなく不衛生だから真似してはいけない。
とはいえ気にした様子もなくルイは腰を振り始める、白い毛に覆われた足から海水の滴が跳ねあちこちに散る。
「あはっ♪ ずっと我慢してたんだから、気持ちよくなってよ？」
気持ち良くならないはずがない、あまり暖かくない海水に触れていた肉棒が熱い膣粘膜に愛撫され、溶けそうなほどだ。
ずっちゅずっちゅずっちゅずっちゅ
「おっきいの♪ 中ゴリゴリ削ってる！ いつもより大きいじゃん！！」
「当たり前だろっ！」
体を起き上がらせて、目の前で揺れていた大きな双丘を鷲掴みにする。
「こんなエロい胸がぷるんぷるん揺れてるのを何度も見せつけられて興奮しなかったら男じゃない！！」
「ひゃぅん！ そんな力いっぱい揉んだら潰れちゃうよ！」
掌から零れそうなたわわな果実の先端の突起を指で転がし、つねる。
「何が潰れるだよ、こんな弾力あるのに潰れるか馬鹿兎」
揺れる胸は柔らかいが確かな弾力で答えてくる、これが潰れるなら相当な力が必要だろう。
きゅむきゅむっ ぐにゅ！
解してから、指がめり込むくらい力を込める。
「んぁっ！！ ちょっ激しいよ！！」
そう言いながらも、蓮司の腕をつかむ手はむしろもっと力を込めてほしいと言いたげに引き寄せている。
期待に応え、腰の動きを激しくしながら胸をさらに強く揉みしだく、徐々にルイの顔が赤く染まり、蕩けてくる。
子宮口が吸いつき、蓮司のペニスが震える、射精の準備が始まり、
「出すぞルイ！ 俺の精液お前の子宮に出してやる！！」
「うんっ！ 出して、私の中に注いで！！」
びゅぐっびゅぐぐぐっぐ！！
「んぁあ――――――――――――――――――っ！！」
蓮司の上で体をのけ反らせ、ルイは直接射精の喜びに絶頂する。
しかし、蓮司はまだ収まらなかった、彼女の体を抱えあげ反転させると、背中から胸を揉み、海に向かって声をかける。
「よく見えるようにしてやったぞ、デバガメ」「あら失礼ね、デバ人魚よ」
蓮司の言葉に反応して、メロウが一人海中から顔を出す、さっきからずっと、視線を感じていたのだ。
「ちょっ！ やっ！！ 見ないで！！」
ルイは蓮司の腕の中で必死に暴れるが、胸を強く揉まれるとぴくんと反応し、抵抗を止めてしまう。
膣がきゅうきゅうと締めつけているあたり、見られて興奮しているようだ。
胸を揉み、腰を動かして下から突き上げながらさらに頭に顔を近づけ、
にゅる、じゅるじゅる
「うひゅぃ！？」
蓮司の舌がルイの耳の穴にねじ込まれる、さらさらした毛に覆われた耳だが、穴の中はすべすべした肌だ。
じゅるじゅうじゅるじゅぷぷぷ
穴の中を舐めまわし、耳の中に直接水音を響かせる、よほど気持ちいいのかルイも嫌そうな反応が減ってきた。
「ふぁっ♪ あぁアっ！ 耳ほじられてる……だめぇ……」
腕で蓮司をどけようとするルイだが、力が入らずむしろ彼を引き寄せているように見えなくもない。
ずちゅずちゅぐちゅぬぷぐぷずぷっ
きゅむきゅむむにゅむにゅくりくりきゅぅう
耳だけでなく、胸や膣内も責めることで、少しでも意識をどこかに集中できないようにする。
「やっ！ 蓮司…私行く…いっちゃう！ 知らない人の前でイっちゃうの！！」
「そうか、おいここから先は閲覧禁止。」
「「ええ！？」」
あっさりそんなことを言ってのけた蓮司に、ルイとメロウが同時に驚きの声を上げた。
「ルイのイクとこ俺以外に見せたくない。」
「………わかったわよ、しょうがないわね。」
しぶしぶと言った雰囲気でメロウが海に潜っていき、視線も感じなくなるとルイは少し落ち着いた。
しかし蓮司がまた激しく彼女を愛撫すると、すぐに快感にとろけた顔になる。
「んぁっ！ はぁあん！ 蓮司っれんじぃっ！！」
「ルイ、出すぞ！ お前の中に子供出来るくらい！！」
「いいよ、きてっきてぇっ！！」
ルイの体を抱きしめ、奥の奥までペニスを押し込んで、最奥で放出する。
どぐっどぷぷぷっどびゅぅううううううううううううううううううううう
「ぁア――――――――――――――――――――――っ！！」
ぶしっぷしゃぁああああああ
びくびくと体を痙攣させ、潮を噴きながらルイも絶頂に至る、きれいな弧を描き、海水に落ちて混ざっていく。
二人で荒い息をつきながら、顔をお互いに向けてキスをする。
「これ……すごいね、私たちのエッチな臭いが海のにおいと混じってる。」
「あのメロウが近くに残ってないといいけどな、発情して向かってこられたら面倒だし。」
そう言ってルイを下ろしてずらした水着も直してやってから立ち上がる、すっきりしたことだし、
「とりあえず、着替えに行こうぜ。」
そう言って、脱衣所に向かって歩き出す。
「またムラムラしたら、次はシャワールームで処理してあげるね。」
背中に抱きついたルイが、そうやって誘惑した。
シャワー室まで我慢できるかどうか、蓮司には自信がなかったが。
12/07/22 22:10更新 / なるつき