連載小説
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第三話
目を覚ますとシェンリの顔のどアップという素晴らしい目覚め。
しかしそれ一緒に「ああ昨晩はしちまったんだな」と思うわけですよ。一応両想いで、恋人同士といっても差し支えのない関係かもしれないけどそれにしたってやっちまうのはどうかと思う。
「おはよう、シェンリ。」
頭を軽くゆすって起こす。
「ん〜おはよう。」
寝ぼけ眼で俺を見ながら言う。
どうやら今どういう状態なのかあまり理解していない模様。
どうしたものかと考えていると、ドアが開く。俺の部屋は物置を改造したもので、鍵はない。
「ら〜んす〜」
クリムが顔を出した。
で、俺たちを視界にとらえる。
裸というわけではないけど、一緒に隣り合ってベッドに座っている俺たちを。
あからさまに一夜の情事を終えた次の日の朝丸出しの俺たちを。
その藍色の大きな瞳で見ているわけだ。
「……」「……」「……」
三人三様に押し黙る。
気まずいぜこの空気は。
昔父さんにシェンリのこと抱いてるのをを見られた時よりなぜか気まずい。
尻尾を振り振りクリムは無言のまま俺たちを見ている。
俺はというと頭の中まで冷や汗びっしょりだ。
シェンリが何を思っているかは分からない。
とりあえず、こいつは妹の気持ちを知りながら抜け駆けしたわけだ。
「二人で何してるにゃ?」
あからさまに不機嫌な口調で言う。
「えっとこれはだな……」
「ランスはお姉ちゃんを抱いたにゃ?」
「……抱きました。」
このまだ幼い女の子が抱いたなんて表現を知ってるあたりクルツがどれだけ性に関しておおらかなのかご理解いただけるだろう。まあ売春宿とか公然プレイはした瞬間ツィリアさんに裁かれるけど。
「ランスはお姉ちゃんのこと好きにゃ?」
「好きですハイ。」
けど俺はお前のことも好きなんだぜ? 本気の話。
「クリム、喜ばしい情報、ランスはうちら二人両方のことが好きなんだって。」
嬉しそうにシェンリが暴露する、そう言うことは俺の口から言わせろよ。
それに反応したクリムが俺を見る。
「……ランス?」
ウソついたら爪で引き裂くぞと言わんばかりの怒気のこもった視線が俺に飛んでくる。
この二人、運動能力だけなら俺よりずっと高い。
「本当、俺はお前たち二人とも、異性として恋人として見たいと思ってる。」
クリムが大きなため息をつく、ついでに怒気も引っ込む。
「じゃあまあ……抜け駆け以外は許すにゃ。」
「ありがとうございます、クリム様。」
シェンリは冗談めいて深々とお辞儀をする。
「ただし抜け駆けは許さないにゃ、お姉ちゃん今日はランスに触れちゃいけないにゃ。」
きつい条件をクリムがつける。
ワーキャットの愛情表現の方法の一つがスキンシップだ。
特になついている相手に対して触れることは彼女らの喜びだったりする。
それを禁止されるというのは結構きついだろう。
「じゃ、二人とも起きて、朝ごはんにゃ。」
笑顔でそう言った。
たまにこいつの笑顔が腹黒く見えるけど、今日のはまた格別だ。


朝食を食べると二人はすぐにバイトに行ってしまい、アレミネルさんとルーティさんも仕事に行ったので俺一人。
今まで仕事人間で生きてきた分、こうやって仕事を禁止されてしかも自宅謹慎まで命じられるとなると、俺はかなり暇だった。
退屈しのぎに今までに読んだことのある本を読んでみる。
農作基本書、牧畜基本書、建築基本書。
すべてこのクルツで一般教養として習う学問の参考書。
俺はこれらの学問を十二歳で一通り修めている、この参考書を読むのも結構久しぶりだ。
このほかの学問を習いたいなら誰かに教えを請うしかない。
俺の場合父さんに魔術を、ツィリアさんに法律を学んだ。
しみじみ当時を思い返しながら平穏に本を読む、
しかしその平穏は長くは続かない。
「ランスぅ〜〜〜〜〜〜」
玄関のドアを乱暴に開き、この家に俺の名前を呼びながら男が飛び込んでくる。
俺の双子の兄、ロナルドだ。
俺の父である人間の領主「二代目」クロードの二男。
長男と三男(俺のことだ)に比べ、出がらしのような落ちこぼれ。
まっすぐ俺の部屋に向かってくるのがわかる。
「構築……格子、媒体部屋の入り口。」
魔術によって入り口に不可視の格子を形成、俺の魔力が持続する限り維持できる侵入者対策だ。
寝るときに使わなかったのは限界が十分と短いから。
「ランスランスランすぶぅっ!?」
がぃいいいいいいいん
思った通りに格子に引っ掛かる。
予想通りロナルドだった、一体何の用で来たのやら、それと仕事はいいのだろうか。一秒も考えずに良いに決まってると自問自答、父さんの助手なんか本来必要ないんだから。
俺は大仰にため息をつく、もう少し兄らしくなってほしいもんだ、能力はともかく態度が。
見た目は俺より三つくらい上で、ハロルド兄さんより上に見られることもあるけど、れっきとした俺と同い年、
「入ってくんな、あと何の用だ。」
「聞いてくれランス、ネリスに、僕の愛しいネリスに」
「恋人ができたんだってな、良い男だって聞いてるぜ。」
ロナルドは昔からネリスにベタ惚れ、何年も何年も口説き続けて結局鬱陶しがられてこそいたがそんなに大切には思われていなかった。その思い続けてきた女にいきなり恋人である。
報われない話と言えば報われない話だが、まあこいつには足りん物が多すぎるからな。
知性とか慎みとかワイルドさとか器量とか。
上げてったらキリがないからこのくらいにしとく、そのうち何言ったのか忘れて同じこと繰り返し言いそうだ。
「なぜだ!! なぜあんなぱっとしない男に!! 僕の方が」
「タイプじゃなかったんだろ、それとお前、正直見た目以外に魅力なんぞひとっつもねーから。テリュンってあれだ、俺の謹慎の間の代理任されてんだろクルツに来てまだ二日なのに。勝ち目ねーよ。」
オブラートに包んでやってもしょうがないからずけずけとこいつにダメだし。
ツィリアさんのお眼鏡にかなったおまけに父さんの部下に選ばれてる時点でなかなかできる奴だと判断されてる証拠だ。
あの二人の人を見る目が間違ってたことも俺の知る限りない。
「そうだ実際会って、職場に来たやつに色々嫌がらせをしてみたが意にも介していなかった、それどころか当たり前に僕より仕事ができるんだぞ、信じれん。」
「比較対象がへぼすぎるんだと思うがね……」
心の底からそう思う、はっきりいってロナルドはあの領主館のお荷物みたいなもんだ、父さんの助手にしてるのもできるだけ足を引っ張らせないため。
申し訳ないんだが、ネリスがロナルドに魅力を感じる理由が見えない。
「ネリスのことはあきらめろよ、恋人がいてお前よりいい男でその上相手もネリスにベタ惚れなんだろ、勝ち目ないっての。」
「抹殺すれば……」
「お前……クルツの最大の禁忌だぞ殺人行為は。」
犯してしまえば即追放、そいつは二度とクルツに入ってくることはできない。
「なぜだ……なぜ僕じゃないんだ……」
ウザいからだろ実際。
さすがにこう追い詰められた奴にとどめを刺す気にはなれないから言うのはやめておく。
俺と猫姉妹が婚約したら人間の領主一家の中で相手がいないのこいつ一人になるんだよな……ハロルド兄さんは子供はまだだけど人間の女性と結婚してる身だし。
性格さえ矯正すればこいつだって元は悪くないから相手を見つけるくらいどうにかできそうだが。
まあその前にネリスに対する未練を断ち切ってやらないとだめだろうな。
「とりあえず、お前はいつまでもうじうじすんなすっぱり諦めろ、サキュバスの愛情の性質くらい知ってるだろ。『彼女らは』?」
「『愛する人に裏切られたとしても、決して愛する人を見限らない』」
図鑑には記されていないが意外に一般的なサキュバスの特性だ。
好色で知られるサキュバスだが、一度愛する人ができれば一生をその人物と添い遂げようとする。
まあもっとも、愛された人が彼女たちを深く愛するように魅了され、その結果相手の方から離れようと考えること自体が稀でそのうえサキュバスも相手を愛するのも理由にあるが。
とりあえず、ネリスやルミネさんは典型と言ってよい。
特にネリスは愛した男意外に抱かれるのを嫌がっていた分、愛している男に対して抱く感情は並みのサキュバスよりずっと強いだろう
「……僕は………」
こいつのネリスに向けた感情は本気だった。
双子の弟である俺が誰よりもその事実を理解してる。だからこそ、不毛であることの確定したこいつの感情を早く断ち切らせることが必要だと判断してる。
「ネリスのことは、諦める。」
絞り出すような声で確かにロナルドはそう宣言した。
「……仕事に戻るよ、少しすっきりした。」
「おう、存分に皆の足引っ張ってこい。」
オレの冗談は受け流して、ロナルドが部屋を出ていく。
「恋とはいとも難しきものよ……」
一人残された俺はそう呟いた、
いや、一人残された「はずの」俺はそう呟いた。
「まったくだ。オレもそう思うぜ。」
窓の外から声がしたと思ったら、オーガが屋根にぶら下がっている。
酒蔵のブリジット、クルツの創立からあまり間を置かずすみついた古参。
「あんたが恋に興味があるとは意外だな。」
興味があるのは基本的に酒と美食。
性欲の強いオーガのことだから性交に興味がないとは考えられないが、こいつが誰かと色恋沙汰になったという話は一度も聞いた記憶がない。それどころか誰かと性交渉した話すら聞かない。
「オレはクロがまだクロスだったころから惚れてんだよ、他の女と結婚しちまったけどな。」
オレの父親の名前、クロードは本名ではない。
人間の領主は必ず最初の人間の領主であるオレの祖父、クロードの名前を受け継ぐ決まりになっていて、今の領主は二代目。
本名はクロスという。
「息子を一人オレの婿にくれって言ったのに結局三人ともこねーしよー。」
「ハロルド兄さんの息子まで待ってくれ、オレは魔物と結ばれる可能性極大だしロナルドは今後結婚できるか定かじゃない。」
一番妥当なケースだと思う、魔物を母に持つ子は魔物であることは当たり前のことだし、ロナルドが結婚できるか本気で微妙。
その点ハロルド兄さんはすでに結婚もしてるし領主家の跡継ぎなんだから子供は数人作るだろう。
我が家は男子の生まれやすい家系みたいだし、ブリジットの望む息子が生まれる可能性もある。
「……孫の代まで待てってのかよ……」
「そのくらい待てよ長生き。」
オーガの寿命は人間よりずっと長い、二世代分も待つのも難しいことではないと思う。
「へぇへぇ、あそうだお前に届け物。謹慎の暇つぶし用だってよ。」
ごとんと俺の机にでかい酒瓶が置かれる。ラベルはない。
中には植物の実が漬け込んであるように見える、果実酒だろうか。
「美味く使えよ? 代金はクロに貰ってある。じゃ。」
謎の果実酒を残してさっそうと窓から飛び降りて行った。
しっかしあのブリジットが父さんにね〜
意外なこともあるもんだ、性格合わなそうな二人なのに。
そう思いながら、置かれた酒を見る。
この酒が波乱の種になるなど、このとき俺は予想もしていなかった。


夜。
風呂に入り終えて部屋に戻ってくると、今日はクリムが俺のベッドに座っていた。
服装は寝巻にしているショートスパッツとキャミソール。
用件なんか簡単に予想できるけど、
「……一応聞いとく、何の用?」
「うちを抱くにゃ。」
薄くて凹凸の乏しい胸を張って、偉そうにクリムが答える。
言うと思った。
「何にゃその顔は。」
「いや……どうせそうだろうなと思ったんだよ。」
呆れた顔をした俺にジト目を向ける。
「二人以上の妻または夫を持つものはその妻または夫を平等に愛さなくてはいけない、クルツのルールにゃ。」
クリムの言うことはもっともである。
重婚は可能だが、相手を差別してはいけない、全員を平等に愛さなくてはいけない。
実は厳しいクルツの法の代表格。
破れば離婚または一生相手の性奴隷。
「昨日シェンリを抱いたから、今日お前を抱かないのは不平等って意味だな。」
「そうにゃ、断れば性奴隷直行にゃ。」
それ脅しって言うんだぜクリムよ。
「じゃ、始めるか。」
上の服を脱ぐ、クリムも同様にスパッツとキャミソールを脱ぎ、ショーツ一枚だけのほぼ全裸状態になる。そのショーツがこれまた面積が小さくてその上やらしいデザインで、はっきり言って裸よりエロい。
しかも、既に湿ってる。
「いきなり興奮してんのかよ……」
そういやこいつシェンリを凌ぐどスケベだったか……。
「前戯とか必要ないにゃ、さっそく始めるにゃ。」
クリムは俺の服に手をかけて乱暴に脱がすと、そのまま俺をベッドに押し倒してきた。
「まだしっかりおっきしてないにゃ。」
「始めるって言ってすぐ起つほど俺の愚息は器用じゃない。」
ちょっと放置してれば自然に起つと思うけど、どうやらクリムはそれじゃ待てないらしい。
ペロリと舌なめずりをしたかと思ったら、その小さな口に俺の息子を含む。
さすがに今の状態なら口が小さくても入るが、起ってきたら顎が外れるんじゃないだろうか。
シェンリと同じ猫そのもののざらつきのある舌が俺の息子をしごく。
根元からカリ裏へ、なぞるようにしてから、亀頭を唇でマッサージ。
「んりゅ……ぴちゅ、ぺろぺろ…んむむ」
少しずつ起ってきた。
亀頭を口の中全体で圧迫しながら、尿道口を舌で撫でる。
「んむぅ……ちゅちゅ…ペロペロ、りゅりゅりゅ」
だんだん唇の輪が大きくなっているのが分かる。
尖った歯で甘噛みしながら、頬の内側でくすぐる。
「ふぅ……いいぞ。」
感想が口から洩れる、気持ち良くてどんどん息子が元気になる。
やがて完全に怒張しきると、
「むぐぅ……」
予想通り顎が外れそうなほどに小さな口が押し広げられた状態になった。
しかしそれでもクリムはフェラをやめようとしない、それどころか、
「んぐぐぐぐぐ」
刺激していた亀頭だけではなく、竿まで口の中に無理に突っ込んだ。
喉奥まで息子を呑みこむと、そのまま喉奥と舌と行内で、
「んぐぶぅ……りゅくりゅく、れる……ちゅちゅ」
むせそうになりながらも懸命に愛撫してくる。
そうしながらたまに俺の様子を窺うように顔を見上げるその視線がたまらなくエロい。
逃がさないように俺の腰に腕を絡ませる。
そうしながら唇で根元をマッサージし、舌がカリ裏をいじめ、喉奥が亀頭を乱暴に圧迫する。
「むぐ……ちゅぅうう、れろれろれろぺろ…ちゅぅれろ」
ひたすら懸命に口で愛撫してくる。
そしてそろそろ、
「うっく……出るぞっ…」
限界に近付いた俺の言葉を聞くと、
「むぐむぐむぐっ、ぢゅうううう、べろぺろべろぉっ」
絞り取ろうとするがごとく今までよりはるかに強烈な愛撫をしてくる。
目の前で快感の火花が散る。
「出る、出るっ、クリムの口に出すっ!」
どびゅどぶどぶどぶぅ
全く逃げることなくクリムはそれを喉の奥にまで流し込んで行く。
むしろ無理に動いた方がおかしなことになると本能で理解したんだろう。
「ちゅぅうううう」
「はぁ…はぁ…」
長い射精を終えると、クリムは俺の愚息を喉奥から出し、亀頭にキスして残った汁を吸いだした。その間俺はひたすら息を整える。
「ガチガチになったにゃ、さぁこっから本番にゃ。」
確かに俺の愚息はまだまだ元気だが、ここからいきなり本番はきついだろう。
そう反論しようと思った時には、クリムの腰は俺の腰の上。
ショーツをずらして、お漏らしでもしたみたいにぐっしょりと濡れた股間を見せる。
腰が下りてきた、けどこの角度だと、
「ちょっと待、」
ずぶずぶずぶずぶ
俺の息子が突き刺したのは、アナル。
開発してあるとはいえどそれは快感にとても敏感な発情期のこと、いくら興奮しててもいきなりそっちに突っ込んだりしたら、
「いっぎっ……」
クリムは声にならない悲鳴を上げながら根元まで俺の愚息をアナルにねじ込む。いくら表面がさっきのフェラで濡れててもものすごく痛いだろう。
痛みに耐えるようにクリムは俺に抱きついてくる。
「言わんこっちゃない、今すぐ抜いて膣に入れ直せ、まだ間に合う。」
「却下にゃ……」
俺の助言はあっさり却下されましたとさ。
昔っからこうだ、俺やシェンリが助言してやってるのにさっぱり訊かない、こいつのアナル開発もこの性格が発端、入れる穴を間違えてたのに「これでいい」とか否定して……
思い出してるうちにクリムは動き出していた。
ゆっくり腰を上げ、ゆっくり下ろす。
ずぐぐぐぐぐ ぐぶぶぶぶ
「ふにゃ……ああはぁ……にゃん…」
俺の心配を否定するように、すぐ声が甘い快感を訴えるものに変わった。
やっぱりこいつどスケベだった。
防衛本能か快感を求める欲求か、滲みだしてきた腸液が潤滑剤の代わりになる。
すぐぐぐぐ ぐぶぶぶぶ
「にゃあぁはあぁ……」
少しずつ腰の上下するペースが速くなってきている。
そのうち上下だけじゃ満足できなくなったらしい、
にゅるっぐりっずぶん
「ひにゃぁっ! あぁっ、ひんっ!」
腰をひねらせて壁に亀頭をこすりつけながら、俺の上でいやらしく踊りだす。
じゅるぐりっごぢゅにゅっじゅぼんっ
「ふぁひゃぁ! うにょぉっんにゃン!」
黄色のショートの毛を振り乱し、口から涎をこぼしながら俺の息子を使って快感をむさぼる。本来入ってこない異物を排除するための腸の動きが俺の物も締め付け、快感を与えて来る。
だが、俺だって使われっぱなしになってやるつもりはない。
にゅるんるくりゅんごりっ
クリムの腰の動きに逆らうように、別方向に腰を動かす。
当然、肉壁の受ける刺激はさっきまでよりさらに強い。
「ヒきぃいいいいいい!?」
がくがくと派手に痙攣しながら、強烈な刺激に悲鳴を上げる。
ごちゅん、ずちゅん、ぐりゅっ
それに構わず何度もつく。
「やめっ、やめるにゃぁ! アナルイキまくりでおかしくにゃりゅぅう!!」
「気絶するくらいイっていいぞ、俺ももう、出る。」
我慢の限界を迎えて、締めつけて追い出そうとしてくるクリムのアナルに
どびゅびゅびゅびゅ
思いっきり俺の分身を吐き出していた。
「ひにゃああああああああああ!!」
白目をむきながら、卑猥すぎるアヘ顔をさらしてクリムは絶嬌した。
ひとしきり痙攣を終えると、そのまま俺の上に倒れこんでくる。
「気持ち……よかったにゃぁ……」
「感想がそれかよ……」
こいつ本当にどスケベだ。
そう俺は確信した。
11/09/06 12:16更新 / なるつき
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■作者メッセージ
小さなお口で懸命にフェラはスケベ男のロマンだと主張します。
お口でご奉仕ってエロ良いよね、猫耳付いてるとポイント高し。
そんな欲望を文にしてみました。

酒が何か予想なさってしまった方もおられると思います。
おそらくその予想間違ってはいません。

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