花言葉は貴方と共に……♥
マンドラゴラ「はぁ……はぁ……もうちょっと……。」
この花―――マンドラゴラは必死になって地上に出ようとしていた。
彼女は近くの町が出来る前から咲いていた。
そんな彼女はふと思った事があった。
マンドラゴラ(お空って……どんななんだろう?)
それは他愛も無い疑問でした。
しかし彼女は即断即決する性格でした。
そんな訳で出ようとしてるのですが……。
マンドラゴラ(胸が……。)
彼女の胸は熟成しすぎた結果、爆乳になっていたのでした。
例えるなら、男の象徴を挟んでも見えない程大きいと言うことです。
さて、彼女の居る場所は町から徒歩10分の山の入り口。
そして、街道でもあるので。
ザッザッ
マンドラゴラ(!?)
シュバッ!
彼女は直ぐに潜りました。
こう見えてマンドラゴラの少女は臆病でした。
ザッザッ……ピタ。
足音は彼女の花の前で止まりました。
男「う〜ん、何かずれてるな。この花。」
マンドラゴラ(ギクッ!)
男「まぁ良いか、久方ぶりに帰って来た訳だし。でも、植えなおすか。」
男は花に土を被せて見栄え良くしました。
この男は隣町まで商売をしていて、やっと帰ってきた所でした。
そして男は町に帰っていきました。
その様子をこっそり見ていたマンドラゴラは思いました。
マンドラゴラ(お話……したいな……。)
臆病な彼女に取ってそれは考えなかった筈の考えでした。
そして、街道の大きな花はいつの間にか消えていました。
―――深夜、男の家と思われる家を発見しました。
因みにこの街は魔物娘が住んでいるので、近くのお店やさんの奥さんに居場所を聞いたので解ったのでした。
マンドラゴラ「此処が……あの人の……ハウス……。」
なんかどっかで聞いた台詞を吐いたマンドラゴラ。
しかし、可愛い顔に不釣り合いな爆乳。
道行く男性はその胸に目が行っていた所為で恋人の魔物娘に絞られている頃でしょう。
ですがもう寝てるかもしれない。
マンドラゴラ「でも、この鍵を貰っちゃったけど……。」
この街の露店商人が出していた品物『恋する心を叶える鍵』。
使い用途は鍵を掛けた人の鍵を開けるらしい。
一回きりらしいが。
マンドラゴラは鍵を回すと。
ガチャッ
そして、家に入って行きました。
マンドラゴラ「こ、こんばんはー……。」
びくびくしながら中を確認していく。
奥に進むと。
マンドラゴラ「あ……。」
男が熟睡しておりました。
マンドラゴラはベッドに近づきそのまま―――
眠ってしまいました。
朝、男は目が覚めてこう呟きました。
男「………何でこんな事になってんの?」
マンドラゴラ「すぴー……すぴー……んふふ♥」
この日が男とマンドラゴラの共同生活の始まりでした。
この花―――マンドラゴラは必死になって地上に出ようとしていた。
彼女は近くの町が出来る前から咲いていた。
そんな彼女はふと思った事があった。
マンドラゴラ(お空って……どんななんだろう?)
それは他愛も無い疑問でした。
しかし彼女は即断即決する性格でした。
そんな訳で出ようとしてるのですが……。
マンドラゴラ(胸が……。)
彼女の胸は熟成しすぎた結果、爆乳になっていたのでした。
例えるなら、男の象徴を挟んでも見えない程大きいと言うことです。
さて、彼女の居る場所は町から徒歩10分の山の入り口。
そして、街道でもあるので。
ザッザッ
マンドラゴラ(!?)
シュバッ!
彼女は直ぐに潜りました。
こう見えてマンドラゴラの少女は臆病でした。
ザッザッ……ピタ。
足音は彼女の花の前で止まりました。
男「う〜ん、何かずれてるな。この花。」
マンドラゴラ(ギクッ!)
男「まぁ良いか、久方ぶりに帰って来た訳だし。でも、植えなおすか。」
男は花に土を被せて見栄え良くしました。
この男は隣町まで商売をしていて、やっと帰ってきた所でした。
そして男は町に帰っていきました。
その様子をこっそり見ていたマンドラゴラは思いました。
マンドラゴラ(お話……したいな……。)
臆病な彼女に取ってそれは考えなかった筈の考えでした。
そして、街道の大きな花はいつの間にか消えていました。
―――深夜、男の家と思われる家を発見しました。
因みにこの街は魔物娘が住んでいるので、近くのお店やさんの奥さんに居場所を聞いたので解ったのでした。
マンドラゴラ「此処が……あの人の……ハウス……。」
なんかどっかで聞いた台詞を吐いたマンドラゴラ。
しかし、可愛い顔に不釣り合いな爆乳。
道行く男性はその胸に目が行っていた所為で恋人の魔物娘に絞られている頃でしょう。
ですがもう寝てるかもしれない。
マンドラゴラ「でも、この鍵を貰っちゃったけど……。」
この街の露店商人が出していた品物『恋する心を叶える鍵』。
使い用途は鍵を掛けた人の鍵を開けるらしい。
一回きりらしいが。
マンドラゴラは鍵を回すと。
ガチャッ
そして、家に入って行きました。
マンドラゴラ「こ、こんばんはー……。」
びくびくしながら中を確認していく。
奥に進むと。
マンドラゴラ「あ……。」
男が熟睡しておりました。
マンドラゴラはベッドに近づきそのまま―――
眠ってしまいました。
朝、男は目が覚めてこう呟きました。
男「………何でこんな事になってんの?」
マンドラゴラ「すぴー……すぴー……んふふ♥」
この日が男とマンドラゴラの共同生活の始まりでした。
12/05/14 22:00更新 / 宵闇の道化師