なかよしユニコーン一家
ぬるぬるぐちょぐちょぬっぷぬっぷと、夫婦の寝室に愛を交わす名状しがたい音が響く。
夜の帳に包まれた二人っきりの愛の巣では、ユニコーンの妻が醜悪な触手と化した夫に
絡みつかれ、膣といわず菊門といわず全身の性感帯を徹底的に犯しぬかれていた。
夫のヒロシは後背位から肉体の大半を愛するマリアの子宮へと潜り込ませると、
一部の触手を前後の膣口からローパーのように伸ばしては、たわわに実った乳肉や後ろの
窄まりへ突き立て本能のままに快楽を貪っている。
最愛の夫を胎内に宿し、随喜の涙をとめどなく溢れさせながら幾度となく精を注がれる
マリアの顔は、だらしないほどに悦楽に蕩けきっていた。
そういえば、プレイの最中に下の子がおなかに赤ちゃんがいるんだと勘違いして
話しかけたことがあったわね。あのときはヒロシさんが返事して泣かせちゃったんだっけ
……などと微笑ましいエピソードを思い出しながら、子宮を埋め尽くす夫によって
卵管へ直接射精されたマリアは何度目かも知れぬ絶頂を迎える。
この夫婦が渾然一体となった奇怪極まる体位こそが最近の彼らのマイブームであり、
エロゲ脳に支配された夫、ヒロシによる調教……もとい教育の成果であった。
さて、この「夫を妊娠するとかついていけない」「あんたたち未来に生きてるわ」と
ご近所からも絶賛される夫婦が盛んに励んでいる頃、よいこはもう寝る時間だというのに
部屋を抜け出す者が居た。二人の愛の結晶にしてもうじき思春期へ足を踏み入れんとする
長男、ヒロ少年である。
防音こそされているものの、うっかり閉め忘れたドアの隙間から漏れ聞こえる両親の
喘ぎ声に悩まされていた彼は、硬くそそり立ちパジャマのズボンを押し上げていた分身を
扱いかねる様子で、もじもじと自室を後にし、妹の部屋のドアを控えめにノックした。
「おいリア、起きてるか?」
返事は無い。妹が眠っていることを確認したヒロは、忍び足で中へ踏み込むとすやすや
寝息を立てるリアの布団を慎重にめくり上げ、その下半身を露わにする。
来年から小学校へ通うことになる妹の白い馬体は、ユニコーンらしく野を駆ける獣の
しなやかな優美さを備えているものの、まだまだいささか頼りなく見えてしまうほどに
幼く可愛らしい。
そんな妹の可憐な寝姿に胸高鳴らせ尻へ手を伸ばすヒロは、ぴったりと閉じた割れ目の
真上に位置する桃色の窄まりへ躊躇無く指をねじ込むとくぱぁ、と左右に押し開き、
淫乱なケツマンコと化したそこへ弱冠十歳にしてインキュバス特有の発育を遂げた剛直を
あてがうと一思いに奥まで貫いた。
逸物に吸い付いて離さない腸内粘膜の温もりはいつハメても心地良い。無意識にも
精を絞ろうとリズミカルに蠕動し、一心不乱に雄を求める貪欲さは幼いながらも一人前の魔物娘だ。
ヒロは数度の抽送の後、たまらずおびただしい精液をまどろみつつ甘い声を上げる
妹の腸内へぶちまけると、射精してなお硬さを失わぬ剛直を名残惜しげにゆっくりと
引き抜き、大きく息を吐く。
もっとしたいのは山々だが、これ以上やったら目を覚ましてしまう。
明日も幼稚園がある妹を寝坊させるわけには行かないと頭ではわかっているものの、
ヒロは未練がましくチラチラと夢心地で絶頂の余韻に浸る妹の尻へ視線を向けながら、
ムスコをしまうべきか続けるべきか悩みに悩みぬき、結局煩悩に全てを任せることにした。
「……お、お前のアナルがエッチなのがいけないんだぞ」
起きないように気をつければ大丈夫だよな。と自分を納得させたヒロは、
リアと繋がったまま彼女の下半身を抱き枕のようにして添い寝するのだった。
翌朝、眠い目を擦りながら作り置きのカレーで朝食を済ませたヒロは、いつも通り
食後の運動に忙しい両親に代わって妹を着替えさせ幼稚園へ送りに行く。
水色のスモックと黄色い通園鞄、チューリップを模った名札の三点セットが目に刺さる。
四、五年前には自分も同じ格好をしていたはずなのに、妹のそれには妙なときめきを覚え、
毎日のことだというのに自然と繋がれた手と平静を装う頬に熱が宿る。
「おにいちゃん顔あかいよ? お熱あるの?」
「な、なんでもないよ!」
ポクポクと蹄を鳴らして進む通学路。徐々にだが確実に近づいてゆく別れのときを思い、
ヒロは妹の尻で女の身体を知ったあの日以来、胸のうちで燻り続ける欲求に
身を焦がさんばかりに耐え忍んでいた。
「……じゃあ僕が迎えに行くまでいいこで待ってるんだぞ」
「うん! おにいちゃんまたね!!」
離れてゆく小さな手。少年は消えうせてゆく掌の温もりに泣きそうになりながら、
踵を返して学校へ向かう。
彼女を迎えに行くまでのほんの数時間が、永遠にも感じられるほど長く思えた。
「はあ…………」
「なんだよヒロ、またリアちゃんか?」
小学校での給食中、班毎に机を寄せ合って食事を囲む級友がまたかといった顔で
毎度のように沈み込むヒロに呆れてみせる。
「あー、学年どころか学校まで違うくらい年の差あると苦労するよな。
俺も高校の姉ちゃんが恋しいぜ」
「お前の姉ちゃん子供いるんだろ? いいよな、嫁さんがそれくらい大きいやつは」
「ヒロ君もいいかげんアナル以外の童貞も卒業しなよー、ジェーンみたいに
産休取ってる子だっているんだし一桁で子持ちとか普通だってー」
落ち着いて子育てできる年齢の妻を持つ友人に羨み半分のやっかみをもらすヒロへ、
向かいの席のエキドナ、イーサがせっついた。この歳で既に二児の母である彼女は、
クラスの未婚女子からまるで先輩のような扱いを受けている。
ちなみに現在産休中のドワーフ、ジェーンもその信奉者だ。
「でも入学早々産休とかかわいそうじゃん」
「なにいってんの、焦らされまくって全然孕ませてもらえないほうが
よっぽどかわいそうじゃない」
女の幸せってのはねえ……などと滔々と展開されるイーサの持論を、
そういうもんかねぇ……と聞き流しつつ、ヒロはデザートの虜の果実を口へ放り込んだ。
□□□□
「ねえお父さん、こう言われたんだけどどう思う?」
それから放課後に妹を迎えに行ったヒロは、帰り着いた自宅で一仕事終えて元の姿に
戻っていた父親にクラスの女子から言われたことを伝え、経験者の観点からの意見を聞いてみた。
「どうってお前、そんなのリアの気持ち次第だろ」
「で、でも……」
「気にすんな。だいたい赤ん坊なんてな、一年中ヤリっぱなしでも出来るかどうか
わかんないんだぞ? 案ずるより産むが易し、男ならなんでもやってみろっていうんだ」
ヒロの頭をヒロシの大きな手がくしゃくしゃと撫でる。彼は自分と似ても似つかぬ
美少年に育ってくれた息子から悩みを打ち明けられ、レンズの奥の目を細めながら
父親の喜びを存分に噛みしめていた。
「お父さんのときはどうだったの?」
「ん? 俺か? 俺のときはなぁ……」
「正直、童貞捨てられるのと嫁さんができるのが嬉しくて悩む暇なんてさっぱりだった」
「え!?」
非難するような息子の視線を受け流しつつ、ヒロシは今まであまり話していなかった
これまでのことを語り始める。
「お前も学校で習ったろ。昔この国、いや地球は人間しか住んでなくてな、
人間の女が本当に選り好みが激しくてどうしようもない生き物だったせいで、
俺みたいな人間は童貞のまま一生を終えることも珍しくなかったんだ」
「うん、知ってる。そこで地球から迷い込んだ人と、リリムのデルエラ様が
魔界と地球を繋げて、人類を性の不平等から解放したんだよね」
「よく覚えてるな、偉いぞ。でだな……折角なんでお父さんが初めて魔界へやってきた
ときのことを話してやろう────」
偶然地球からやってきた際、目の前に魔界熱で倒れていたマリアを、
介抱すると称して昏睡レイプしたこと。
その後噂を聞きつけて現れたデルエラ様の率いる、エキドナやバフォメットなどの
魔法を得意とする魔物娘たちに依頼して、地球と魔界を行き来するゲートを開いてもらったこと。
それがきっかけとなって故郷の日本や周辺の国が瞬く間に魔界に染まったこと。
これまでの彼女いない歴を塗りつぶすかのように愛し合った末、
目に入れても痛くないほど可愛いヒロとリアが産まれたこと────
「ちょっとまってよ、じゃあ迷い込んだ地球人ってお父さんだったの!?」
明らかになった驚愕の事実にヒロは、何で教えてくれなかったのさ! と父に詰め寄る。
魔界と地球を繋ぐきっかけを作った青年H氏は、氏素性こそ明らかにされていなかったが
地球側、特に日本の非モテ層と老人にとって英雄といっていい程の存在だったのだ。
「だってさ、俺みたいなキモオタが歴史上の偉人だなんて恥ずかしいじゃん?
なので必死こいて土下座して、どうにか匿名にしていただいたのでござる」
学校のみんなにはないしょだぞ? と一転して尊敬のまなざしを向ける息子に鼻高々な
ヒロシは、実は話したくてうずうずしていたのだろう。言葉にこそしなかったが
自分がいかに偉大な存在であったかをウザイくらい態度でアピールした。
「まあそれはさておきだな、するなら早くしたほうがいいぞ。
女の子なんてあっというまに育っちまうからな、ぼやぼやしてると貴重な
小学生ママのチャンスを逃しちゃうぞ?」
「しょ、小学生ママってなにさ!」
ニヤニヤと気色悪い笑みを浮かべるヒロシは、息子の肩を抱き寄せると耳元へ静かに、
情景をイメージさせるようにゆっくりと語りかける。
「一年生の黄色い帽子、ランドセルの黄色いカバー、育ってもいない薄い胸……」
「赤ん坊でぽっこり膨れた子供のおなか」
その一言で想像してしまったのだろう。ヒロは赤面しモジモジと前屈みになってしまう。
それを見てこれ幸いと獲物を見つけたチェシャ猫のような笑みを浮かべたヒロシは、
小学校のいじめっこ同然に息子を冷やかした。
「あー、こいつペドっ娘のボテ腹で勃起してるー。やーいやーい」
「母さんと胎児の段階から赤ちゃんプレイしてる父さんにだけは言われたくないよ!」
「あ、お前覗いてやがったな! この出歯亀野郎め」
「むきー!」
二人の親子喧嘩は、騒ぎを聞きつけた母親と娘に止められるまで続いた。
まるで子供である。
□□□□
────で。
二人は両親に促されるままに部屋に押し込まれ、二人っきりになっていた。
もちろんリアの格好は幼稚園の制服だ。
毎晩のようにアナルセックスに興じているとはいえ、こう改めてお膳立てされると
流石に緊張してしまう。だがヒロは意を決してリアの瞳をまっすぐに見つめ、
心臓が爆発しそうなほど早鐘を打ち鳴らすなか自らの想いの丈を打ち明ける。
「リア、ほんとのこと言うと兄ちゃん、お前のこと今すぐにでも妊娠させたい。
でもそうなったら幼稚園や今度から通う学校のいろいろな楽しいことをお休みしなきゃ
いけなくなっちゃうんだ」
「嫌なら今までどおりアナルでする。けどそれでもいいって言うんなら────
兄ちゃんの赤ちゃん、妊娠してください」
「────いいよ」
一世一代のプロポーズのような告白。一秒が永遠に思えるような緊張の中、
それから一拍の間を置いて妹の出した答えは、紛う事なき肯定であった。
「うれしいな。おにいちゃん、お尻でばかりするからリアと赤ちゃん作る気ないのかとおもってた」
はにかむような妹の姿に自然と胸に熱いものがこみ上げる。その臀部を愛しげに
まさぐりながらベッドの上で寄り添う兄は、ズボンの中で熱と硬さを増す分身を強く意識した。
「じゃ、じゃあはじめるぞ」
「うん、」
ヒロの手が桜色の窄まりへ伸び、その入り口をぐぽぉっと押し広げる。
「そ、そこちがうよおにいちゃん!」
「ここでいいんだ」
「んほおおおおおお♥」
妹の困惑の声を切って捨てた彼は、そのまま左腕を肘までズブズブ侵入させてゆく。
毎夜愛され続け性器と成り果てている敏感な内部を探るように掻き回されるたび、
幼いリアは快楽に蕩けだらしないアヘ顔を晒してしまう。
やがて腸壁越しにお目当てのものを見つけ出したヒロは、ためらうことなく
それをきゅっと掴み取り、幼くも貪欲な雌馬に備わった、二度と後戻りなど出来なくなる
スケベスイッチを入れてしまうのだった。
「いやああああん♥ ゆるしておにいちゃあああん♥」
それだけで絶頂を迎え、前後の穴から潮を噴きつつ悶える彼女の姿は
もはや盛りのついたケダモノでしかない。
欲望の火にガンガン薪をくべられた彼は、最愛の妹の果てる姿を何度でも
目に焼き付けるべく子宮を続けざまに揉み解す。これまでにも粘膜越しにズル剥け亀頭で
擦られたりノックされたことは何度もあったが、これは強烈だ。
子袋を握り締められるたびに灯油ポンプのように愛液を噴出しながら、リアのハートと
胎内で息づく卵巣はキュンキュンときめき、雌の役割を果たさんとフル稼働を始める。
その有様を見て辛抱たまらなくなった兄は、淫水焼けで黒光りする怒張を窮屈な
ズボンから取り出すと、右手で扱きあげながら眼下で準備を整えるグチョ濡れの
スジマンへ狙いを定め、ぬらぬらと先走りの漏れる切っ先を処女地へ勢いよく突き入れた。
「あああああん♥ ちんぽおおおおおおおおお♥」
獣欲の楔を打ち込まれ、純潔の証を引き裂かれる悦びに絶叫した幼子はビクンビクン
痙攣し、チンポ汁を排泄されるためだけの馬オナホと成り果てる。
「ほら! コレで終わりだなんて思うなよ?」
「ほえ? なんで? なんでちんぽとおてて抜いちゃうの?」
不意にアナルと膣孔を攻め立てていた快楽が消えうせ、戸惑いの声を上げるリア。
だが正面へ回ったヒロは欲望にギラつく目で彼女の前の穴へも肉槍を突き刺し、
二度にわたって処女の締め付けを堪能した。
次いで全ての穴で純潔を捧げあった二人は言葉にするでなく唇を寄せ合った。
激しく腰を振りながら上下の口で行われる濃厚な接吻。上では絡み合う舌が互いの唾液を
交換し合い、下では尿道口が子宮口を小突き回し、子供を育む聖域への侵入を図っている。
ああ、このままぐぽぐぽと子宮を貫かれ、濃厚な精子をたっぷり注がれてイかされて
しまうのだ……とリアが思った矢先、またしても愛しいちんぽが引き抜かれ、待ちかねた
絶頂を逃してしまう。
「ひどい、ひどいよぉ……おにいちゃんのイジワルぅ」
「泣くなよ、今出したら反対の穴から漏れちゃうだろ? だから……」
そう言って兄が引き出しから取り出したのは、長い革ベルトと無数のイボがついた
張り型だった。
「コイツで穴をふさいで、リアの子宮をパンパンにしてやるんだ」
それを聞いた彼女の顔が、花が咲くように喜びと期待に輝いた。
最愛の兄の手で押し込まれているのでなければ金輪際御免こうむりたい無機質で
無愛想な作り物の亀頭が、処女を喪ったばかりの柔肉を掻き分けて子宮口に密着する。
前の穴にハメ込まれたそれから伸びる革紐は、後ろで待ち構えるヒロの手に握られ
射精の圧力に負けて抜けることが無いようになっていた。
母親似の端正な顔へ小学生にあるまじき好色な笑みを浮かべる彼は、よだれを垂らして
物欲しそうにヒクつく後ろの雌穴へためらい無く自慢の一角を突き刺し、ユニコーンの
息子である事の面目を保つ。
途端、張り型の底部に刻まれたルーンに光が点り、彼の腰の動きに合わせて逸物の
伸縮を開始した。妻の両穴で交わるのは分身薬や触手薬を使うのが一般的だが、
この淫具もそういった夫婦性活を豊かにするアイテムの一つである。
そう、これはケンタウロス種用にあつらえられた特製の轡と手綱なのだ。
「ほおおおおお♥ はおおおおおお♥」
「吸い付いて、絡み付いて、そんなにコレが欲しかったんだな?
さっきまで処女だった幼稚園児の癖にエッチなマンコしやがって、このビッチ馬!」
パチュンパチュンと液体の弾けるような音を立てながら、兄はふさふさの尻尾を振って
浅ましく雌の悦びを貪る妹の淫穴へ激しく腰を打ち付ける。
握り締めた手綱を巧みに操り、窓から差し込む夕陽に照らされた白い全身を
茜色に染めるリアを乗りこなすヒロは、躍動的に腰を振ってよがる彼女相手のロデオを
存分に楽しんだ。
涎をたらす双方の先端が何度と無く濃厚な接吻を交し合った頃、遂にその時が訪れた。
張り詰めた先端から毎日ヌいているとは思えないほど濃厚な精液が勢いよく噴出し、
孕みたいあまりゆるゆるに弛緩しただらしない子宮口を貫いた。
その奔流は度重なるマッサージでその気になっていた子宮内壁を撫で、
荒れ狂う勢いそのままに卵管へも直撃弾を食らわせる。最愛チンポからの零距離射精に
耐えられる魔物娘など存在するはずも無く、リアはあっさりと逞しい雄魔羅に
グズグズにされていた理性を手放しアヘ顔を晒して絶頂した。
□□□□
「……立派に育ったわね」
「ああ、あいつらの部屋にカメラとマイク仕掛けておいて正解だったな」
寝室のテレビへ配線をつなぎ、感極まった顔で子供たちの初夜を観戦していた両親は
その痴態にあてられたのか、どちらともなく求め合う。
だが眼鏡をケースに仕舞い、いつものように触手薬を手に取るヒロシをマリアは
意外にも制止した。
「どうしたんだ、いつもお気に入りだったじゃないか」
「あのね、私昨夜(ゆうべ)ので出来ちゃった気がするの。だから……」
「ほ、本当か!」
妊娠中のセックスは推奨されているが、いかに魔力で保護されているとはいえ
こんな特殊なプレイをしてはせっかく着床した受精卵がどうなるかわからない。
お預けを喰らい犬のようにシュンとする夫へ事情を説明した妻の言葉に、彼は先ほどと
うって変わって目を輝かせる。
「よし、じゃあこれから産まれるまではアナルでしようか!」
言うが早いかヒロシは触手薬を呷った。
夜の帳に包まれた二人っきりの愛の巣では、ユニコーンの妻が醜悪な触手と化した夫に
絡みつかれ、膣といわず菊門といわず全身の性感帯を徹底的に犯しぬかれていた。
夫のヒロシは後背位から肉体の大半を愛するマリアの子宮へと潜り込ませると、
一部の触手を前後の膣口からローパーのように伸ばしては、たわわに実った乳肉や後ろの
窄まりへ突き立て本能のままに快楽を貪っている。
最愛の夫を胎内に宿し、随喜の涙をとめどなく溢れさせながら幾度となく精を注がれる
マリアの顔は、だらしないほどに悦楽に蕩けきっていた。
そういえば、プレイの最中に下の子がおなかに赤ちゃんがいるんだと勘違いして
話しかけたことがあったわね。あのときはヒロシさんが返事して泣かせちゃったんだっけ
……などと微笑ましいエピソードを思い出しながら、子宮を埋め尽くす夫によって
卵管へ直接射精されたマリアは何度目かも知れぬ絶頂を迎える。
この夫婦が渾然一体となった奇怪極まる体位こそが最近の彼らのマイブームであり、
エロゲ脳に支配された夫、ヒロシによる調教……もとい教育の成果であった。
さて、この「夫を妊娠するとかついていけない」「あんたたち未来に生きてるわ」と
ご近所からも絶賛される夫婦が盛んに励んでいる頃、よいこはもう寝る時間だというのに
部屋を抜け出す者が居た。二人の愛の結晶にしてもうじき思春期へ足を踏み入れんとする
長男、ヒロ少年である。
防音こそされているものの、うっかり閉め忘れたドアの隙間から漏れ聞こえる両親の
喘ぎ声に悩まされていた彼は、硬くそそり立ちパジャマのズボンを押し上げていた分身を
扱いかねる様子で、もじもじと自室を後にし、妹の部屋のドアを控えめにノックした。
「おいリア、起きてるか?」
返事は無い。妹が眠っていることを確認したヒロは、忍び足で中へ踏み込むとすやすや
寝息を立てるリアの布団を慎重にめくり上げ、その下半身を露わにする。
来年から小学校へ通うことになる妹の白い馬体は、ユニコーンらしく野を駆ける獣の
しなやかな優美さを備えているものの、まだまだいささか頼りなく見えてしまうほどに
幼く可愛らしい。
そんな妹の可憐な寝姿に胸高鳴らせ尻へ手を伸ばすヒロは、ぴったりと閉じた割れ目の
真上に位置する桃色の窄まりへ躊躇無く指をねじ込むとくぱぁ、と左右に押し開き、
淫乱なケツマンコと化したそこへ弱冠十歳にしてインキュバス特有の発育を遂げた剛直を
あてがうと一思いに奥まで貫いた。
逸物に吸い付いて離さない腸内粘膜の温もりはいつハメても心地良い。無意識にも
精を絞ろうとリズミカルに蠕動し、一心不乱に雄を求める貪欲さは幼いながらも一人前の魔物娘だ。
ヒロは数度の抽送の後、たまらずおびただしい精液をまどろみつつ甘い声を上げる
妹の腸内へぶちまけると、射精してなお硬さを失わぬ剛直を名残惜しげにゆっくりと
引き抜き、大きく息を吐く。
もっとしたいのは山々だが、これ以上やったら目を覚ましてしまう。
明日も幼稚園がある妹を寝坊させるわけには行かないと頭ではわかっているものの、
ヒロは未練がましくチラチラと夢心地で絶頂の余韻に浸る妹の尻へ視線を向けながら、
ムスコをしまうべきか続けるべきか悩みに悩みぬき、結局煩悩に全てを任せることにした。
「……お、お前のアナルがエッチなのがいけないんだぞ」
起きないように気をつければ大丈夫だよな。と自分を納得させたヒロは、
リアと繋がったまま彼女の下半身を抱き枕のようにして添い寝するのだった。
翌朝、眠い目を擦りながら作り置きのカレーで朝食を済ませたヒロは、いつも通り
食後の運動に忙しい両親に代わって妹を着替えさせ幼稚園へ送りに行く。
水色のスモックと黄色い通園鞄、チューリップを模った名札の三点セットが目に刺さる。
四、五年前には自分も同じ格好をしていたはずなのに、妹のそれには妙なときめきを覚え、
毎日のことだというのに自然と繋がれた手と平静を装う頬に熱が宿る。
「おにいちゃん顔あかいよ? お熱あるの?」
「な、なんでもないよ!」
ポクポクと蹄を鳴らして進む通学路。徐々にだが確実に近づいてゆく別れのときを思い、
ヒロは妹の尻で女の身体を知ったあの日以来、胸のうちで燻り続ける欲求に
身を焦がさんばかりに耐え忍んでいた。
「……じゃあ僕が迎えに行くまでいいこで待ってるんだぞ」
「うん! おにいちゃんまたね!!」
離れてゆく小さな手。少年は消えうせてゆく掌の温もりに泣きそうになりながら、
踵を返して学校へ向かう。
彼女を迎えに行くまでのほんの数時間が、永遠にも感じられるほど長く思えた。
「はあ…………」
「なんだよヒロ、またリアちゃんか?」
小学校での給食中、班毎に机を寄せ合って食事を囲む級友がまたかといった顔で
毎度のように沈み込むヒロに呆れてみせる。
「あー、学年どころか学校まで違うくらい年の差あると苦労するよな。
俺も高校の姉ちゃんが恋しいぜ」
「お前の姉ちゃん子供いるんだろ? いいよな、嫁さんがそれくらい大きいやつは」
「ヒロ君もいいかげんアナル以外の童貞も卒業しなよー、ジェーンみたいに
産休取ってる子だっているんだし一桁で子持ちとか普通だってー」
落ち着いて子育てできる年齢の妻を持つ友人に羨み半分のやっかみをもらすヒロへ、
向かいの席のエキドナ、イーサがせっついた。この歳で既に二児の母である彼女は、
クラスの未婚女子からまるで先輩のような扱いを受けている。
ちなみに現在産休中のドワーフ、ジェーンもその信奉者だ。
「でも入学早々産休とかかわいそうじゃん」
「なにいってんの、焦らされまくって全然孕ませてもらえないほうが
よっぽどかわいそうじゃない」
女の幸せってのはねえ……などと滔々と展開されるイーサの持論を、
そういうもんかねぇ……と聞き流しつつ、ヒロはデザートの虜の果実を口へ放り込んだ。
□□□□
「ねえお父さん、こう言われたんだけどどう思う?」
それから放課後に妹を迎えに行ったヒロは、帰り着いた自宅で一仕事終えて元の姿に
戻っていた父親にクラスの女子から言われたことを伝え、経験者の観点からの意見を聞いてみた。
「どうってお前、そんなのリアの気持ち次第だろ」
「で、でも……」
「気にすんな。だいたい赤ん坊なんてな、一年中ヤリっぱなしでも出来るかどうか
わかんないんだぞ? 案ずるより産むが易し、男ならなんでもやってみろっていうんだ」
ヒロの頭をヒロシの大きな手がくしゃくしゃと撫でる。彼は自分と似ても似つかぬ
美少年に育ってくれた息子から悩みを打ち明けられ、レンズの奥の目を細めながら
父親の喜びを存分に噛みしめていた。
「お父さんのときはどうだったの?」
「ん? 俺か? 俺のときはなぁ……」
「正直、童貞捨てられるのと嫁さんができるのが嬉しくて悩む暇なんてさっぱりだった」
「え!?」
非難するような息子の視線を受け流しつつ、ヒロシは今まであまり話していなかった
これまでのことを語り始める。
「お前も学校で習ったろ。昔この国、いや地球は人間しか住んでなくてな、
人間の女が本当に選り好みが激しくてどうしようもない生き物だったせいで、
俺みたいな人間は童貞のまま一生を終えることも珍しくなかったんだ」
「うん、知ってる。そこで地球から迷い込んだ人と、リリムのデルエラ様が
魔界と地球を繋げて、人類を性の不平等から解放したんだよね」
「よく覚えてるな、偉いぞ。でだな……折角なんでお父さんが初めて魔界へやってきた
ときのことを話してやろう────」
偶然地球からやってきた際、目の前に魔界熱で倒れていたマリアを、
介抱すると称して昏睡レイプしたこと。
その後噂を聞きつけて現れたデルエラ様の率いる、エキドナやバフォメットなどの
魔法を得意とする魔物娘たちに依頼して、地球と魔界を行き来するゲートを開いてもらったこと。
それがきっかけとなって故郷の日本や周辺の国が瞬く間に魔界に染まったこと。
これまでの彼女いない歴を塗りつぶすかのように愛し合った末、
目に入れても痛くないほど可愛いヒロとリアが産まれたこと────
「ちょっとまってよ、じゃあ迷い込んだ地球人ってお父さんだったの!?」
明らかになった驚愕の事実にヒロは、何で教えてくれなかったのさ! と父に詰め寄る。
魔界と地球を繋ぐきっかけを作った青年H氏は、氏素性こそ明らかにされていなかったが
地球側、特に日本の非モテ層と老人にとって英雄といっていい程の存在だったのだ。
「だってさ、俺みたいなキモオタが歴史上の偉人だなんて恥ずかしいじゃん?
なので必死こいて土下座して、どうにか匿名にしていただいたのでござる」
学校のみんなにはないしょだぞ? と一転して尊敬のまなざしを向ける息子に鼻高々な
ヒロシは、実は話したくてうずうずしていたのだろう。言葉にこそしなかったが
自分がいかに偉大な存在であったかをウザイくらい態度でアピールした。
「まあそれはさておきだな、するなら早くしたほうがいいぞ。
女の子なんてあっというまに育っちまうからな、ぼやぼやしてると貴重な
小学生ママのチャンスを逃しちゃうぞ?」
「しょ、小学生ママってなにさ!」
ニヤニヤと気色悪い笑みを浮かべるヒロシは、息子の肩を抱き寄せると耳元へ静かに、
情景をイメージさせるようにゆっくりと語りかける。
「一年生の黄色い帽子、ランドセルの黄色いカバー、育ってもいない薄い胸……」
「赤ん坊でぽっこり膨れた子供のおなか」
その一言で想像してしまったのだろう。ヒロは赤面しモジモジと前屈みになってしまう。
それを見てこれ幸いと獲物を見つけたチェシャ猫のような笑みを浮かべたヒロシは、
小学校のいじめっこ同然に息子を冷やかした。
「あー、こいつペドっ娘のボテ腹で勃起してるー。やーいやーい」
「母さんと胎児の段階から赤ちゃんプレイしてる父さんにだけは言われたくないよ!」
「あ、お前覗いてやがったな! この出歯亀野郎め」
「むきー!」
二人の親子喧嘩は、騒ぎを聞きつけた母親と娘に止められるまで続いた。
まるで子供である。
□□□□
────で。
二人は両親に促されるままに部屋に押し込まれ、二人っきりになっていた。
もちろんリアの格好は幼稚園の制服だ。
毎晩のようにアナルセックスに興じているとはいえ、こう改めてお膳立てされると
流石に緊張してしまう。だがヒロは意を決してリアの瞳をまっすぐに見つめ、
心臓が爆発しそうなほど早鐘を打ち鳴らすなか自らの想いの丈を打ち明ける。
「リア、ほんとのこと言うと兄ちゃん、お前のこと今すぐにでも妊娠させたい。
でもそうなったら幼稚園や今度から通う学校のいろいろな楽しいことをお休みしなきゃ
いけなくなっちゃうんだ」
「嫌なら今までどおりアナルでする。けどそれでもいいって言うんなら────
兄ちゃんの赤ちゃん、妊娠してください」
「────いいよ」
一世一代のプロポーズのような告白。一秒が永遠に思えるような緊張の中、
それから一拍の間を置いて妹の出した答えは、紛う事なき肯定であった。
「うれしいな。おにいちゃん、お尻でばかりするからリアと赤ちゃん作る気ないのかとおもってた」
はにかむような妹の姿に自然と胸に熱いものがこみ上げる。その臀部を愛しげに
まさぐりながらベッドの上で寄り添う兄は、ズボンの中で熱と硬さを増す分身を強く意識した。
「じゃ、じゃあはじめるぞ」
「うん、」
ヒロの手が桜色の窄まりへ伸び、その入り口をぐぽぉっと押し広げる。
「そ、そこちがうよおにいちゃん!」
「ここでいいんだ」
「んほおおおおおお♥」
妹の困惑の声を切って捨てた彼は、そのまま左腕を肘までズブズブ侵入させてゆく。
毎夜愛され続け性器と成り果てている敏感な内部を探るように掻き回されるたび、
幼いリアは快楽に蕩けだらしないアヘ顔を晒してしまう。
やがて腸壁越しにお目当てのものを見つけ出したヒロは、ためらうことなく
それをきゅっと掴み取り、幼くも貪欲な雌馬に備わった、二度と後戻りなど出来なくなる
スケベスイッチを入れてしまうのだった。
「いやああああん♥ ゆるしておにいちゃあああん♥」
それだけで絶頂を迎え、前後の穴から潮を噴きつつ悶える彼女の姿は
もはや盛りのついたケダモノでしかない。
欲望の火にガンガン薪をくべられた彼は、最愛の妹の果てる姿を何度でも
目に焼き付けるべく子宮を続けざまに揉み解す。これまでにも粘膜越しにズル剥け亀頭で
擦られたりノックされたことは何度もあったが、これは強烈だ。
子袋を握り締められるたびに灯油ポンプのように愛液を噴出しながら、リアのハートと
胎内で息づく卵巣はキュンキュンときめき、雌の役割を果たさんとフル稼働を始める。
その有様を見て辛抱たまらなくなった兄は、淫水焼けで黒光りする怒張を窮屈な
ズボンから取り出すと、右手で扱きあげながら眼下で準備を整えるグチョ濡れの
スジマンへ狙いを定め、ぬらぬらと先走りの漏れる切っ先を処女地へ勢いよく突き入れた。
「あああああん♥ ちんぽおおおおおおおおお♥」
獣欲の楔を打ち込まれ、純潔の証を引き裂かれる悦びに絶叫した幼子はビクンビクン
痙攣し、チンポ汁を排泄されるためだけの馬オナホと成り果てる。
「ほら! コレで終わりだなんて思うなよ?」
「ほえ? なんで? なんでちんぽとおてて抜いちゃうの?」
不意にアナルと膣孔を攻め立てていた快楽が消えうせ、戸惑いの声を上げるリア。
だが正面へ回ったヒロは欲望にギラつく目で彼女の前の穴へも肉槍を突き刺し、
二度にわたって処女の締め付けを堪能した。
次いで全ての穴で純潔を捧げあった二人は言葉にするでなく唇を寄せ合った。
激しく腰を振りながら上下の口で行われる濃厚な接吻。上では絡み合う舌が互いの唾液を
交換し合い、下では尿道口が子宮口を小突き回し、子供を育む聖域への侵入を図っている。
ああ、このままぐぽぐぽと子宮を貫かれ、濃厚な精子をたっぷり注がれてイかされて
しまうのだ……とリアが思った矢先、またしても愛しいちんぽが引き抜かれ、待ちかねた
絶頂を逃してしまう。
「ひどい、ひどいよぉ……おにいちゃんのイジワルぅ」
「泣くなよ、今出したら反対の穴から漏れちゃうだろ? だから……」
そう言って兄が引き出しから取り出したのは、長い革ベルトと無数のイボがついた
張り型だった。
「コイツで穴をふさいで、リアの子宮をパンパンにしてやるんだ」
それを聞いた彼女の顔が、花が咲くように喜びと期待に輝いた。
最愛の兄の手で押し込まれているのでなければ金輪際御免こうむりたい無機質で
無愛想な作り物の亀頭が、処女を喪ったばかりの柔肉を掻き分けて子宮口に密着する。
前の穴にハメ込まれたそれから伸びる革紐は、後ろで待ち構えるヒロの手に握られ
射精の圧力に負けて抜けることが無いようになっていた。
母親似の端正な顔へ小学生にあるまじき好色な笑みを浮かべる彼は、よだれを垂らして
物欲しそうにヒクつく後ろの雌穴へためらい無く自慢の一角を突き刺し、ユニコーンの
息子である事の面目を保つ。
途端、張り型の底部に刻まれたルーンに光が点り、彼の腰の動きに合わせて逸物の
伸縮を開始した。妻の両穴で交わるのは分身薬や触手薬を使うのが一般的だが、
この淫具もそういった夫婦性活を豊かにするアイテムの一つである。
そう、これはケンタウロス種用にあつらえられた特製の轡と手綱なのだ。
「ほおおおおお♥ はおおおおおお♥」
「吸い付いて、絡み付いて、そんなにコレが欲しかったんだな?
さっきまで処女だった幼稚園児の癖にエッチなマンコしやがって、このビッチ馬!」
パチュンパチュンと液体の弾けるような音を立てながら、兄はふさふさの尻尾を振って
浅ましく雌の悦びを貪る妹の淫穴へ激しく腰を打ち付ける。
握り締めた手綱を巧みに操り、窓から差し込む夕陽に照らされた白い全身を
茜色に染めるリアを乗りこなすヒロは、躍動的に腰を振ってよがる彼女相手のロデオを
存分に楽しんだ。
涎をたらす双方の先端が何度と無く濃厚な接吻を交し合った頃、遂にその時が訪れた。
張り詰めた先端から毎日ヌいているとは思えないほど濃厚な精液が勢いよく噴出し、
孕みたいあまりゆるゆるに弛緩しただらしない子宮口を貫いた。
その奔流は度重なるマッサージでその気になっていた子宮内壁を撫で、
荒れ狂う勢いそのままに卵管へも直撃弾を食らわせる。最愛チンポからの零距離射精に
耐えられる魔物娘など存在するはずも無く、リアはあっさりと逞しい雄魔羅に
グズグズにされていた理性を手放しアヘ顔を晒して絶頂した。
□□□□
「……立派に育ったわね」
「ああ、あいつらの部屋にカメラとマイク仕掛けておいて正解だったな」
寝室のテレビへ配線をつなぎ、感極まった顔で子供たちの初夜を観戦していた両親は
その痴態にあてられたのか、どちらともなく求め合う。
だが眼鏡をケースに仕舞い、いつものように触手薬を手に取るヒロシをマリアは
意外にも制止した。
「どうしたんだ、いつもお気に入りだったじゃないか」
「あのね、私昨夜(ゆうべ)ので出来ちゃった気がするの。だから……」
「ほ、本当か!」
妊娠中のセックスは推奨されているが、いかに魔力で保護されているとはいえ
こんな特殊なプレイをしてはせっかく着床した受精卵がどうなるかわからない。
お預けを喰らい犬のようにシュンとする夫へ事情を説明した妻の言葉に、彼は先ほどと
うって変わって目を輝かせる。
「よし、じゃあこれから産まれるまではアナルでしようか!」
言うが早いかヒロシは触手薬を呷った。
12/04/04 19:39更新 / elder(エルダー)