俺!参上!!
「やった!・・・やったのじゃ!ついに兄上の召還に成功したぞ!やはりワシは天才なのじゃ!」
「おめでとうございますバフォ様〜。これでやっと私達も眠れますね〜。(私達を巻き込まないでほしかったですねぇ〜。)」
「これ、本音が若干漏れておるぞ?」
突然俺の周囲を包み込んだ眩い光がおさまり、目を開いてみると
そこには天井は低いが広めの洞窟の中だった。
少し離れた所では、とんがり帽子の小さな女の子が数人はしゃいでいる。
俺にロリコン趣味は無いが非常に可愛い。
何が起きたのかサッパリ分からない
フラッシュバンでも炸裂したか?
「召還?」
ふだん使う事は無いが漫画や小説なのでよく聴く単語が聞こえたので思わず口に出したところで俺に視線が集まった。
「おぉ、そうじゃった。内輪で盛り上がってる場合じゃなかったのぉ。」
女の子達をかき分けて、ひとりだけ雰囲気の違う子が出て来る。
・・・?
ヤギの角?
女の子の頭に角がある??
しかもあの手足のモフモフ!
モフりてぇ!!
・・・じゃなくて、異様に露出が激しい服の少女・・・?
マントを羽織り、骸骨をモチーフにした留め具のついたブラジャー?(乳首しか隠れないような大きさなうえ、とても平らなのでなんと言っていいのやら)
ローライズの黒光りするパンツに太めの腰当て?
あのデザイン、どこかで・・・
「あにうえ〜!!」
その少女がコッチへ走って来たと思ったら
「え?あに(ドスッ!!)ぶべらぁ!!」
モフモフな少女によるタックル!
痛恨の一撃!俺は243(総HPは314)のダメージ!
目の前が真っ白になりそうなくらいの衝撃を受けたが、なんとか意識を失わずに済んだ
しかし訳が分からない。
俺はさっきまでプレ○テ3で、世界的に人気のあるFPS「コー○オブ○ューティ ブ○ックオ○ス」をやっていたはず。
落ち着け俺、Be CooLだ。
まずは現状の認識をしよう。
俺の名は「坂本直之」、32歳、体重90kg(レスラー体型)、柔道初段、趣味はサバイバルゲーム。
よし、記憶は問題なさそうだな。
身体もとくに問題なく動くようだ。
そして視界はと・・・若干暗いが見える。目もメガネも無事らしい。
でもなんかピンクの霧のような物が漂ってるなぁ。
周囲にいる女の子達からモワ〜ッと立ちのぼってるようにも見える・・・
寒い日に激しく運動して身体が温まった時に出る蒸気みたいと言えば分かるかな?
さらに周囲を見てみる。
と、俺が角のついた少女にハリケーンミキサーを喰らって倒れ込んだ付近には、俺がゲームをしてた場所周辺の家具がみんな揃っている。
シェルフの棚とそれに詰まった大量の漫画、32インチAQU○S、プ○ステ3、サバゲの装備品、着替えの入った衣装ケース、正方形の連結式畳
でも洞窟の中にこつ然と俺の家具が置かれていて
コントや演劇の舞台のようだ・・・
俺の胸板に角ごと頭をグリグリ押し付けたまま兄上!兄上!!と連呼する少女に話しかける。
「兄上って・・・?」
繰り替えすけど、俺はロリコンではないのでエロい気持ちにはなっていない。
可愛いとは思うけどね。
「おぉ!確かにそう言ったのじゃ!おぬしはワシの兄上なのじゃ!」
コレを聞いて、この少女を最初に見た時に感じた親近感の正体に気がついた。
この娘は、エロ魔物娘で有名なインターネットサイト「クロビネガ」で掲載されている「バフォメット」とおなじ格好をしていたんだ。
周囲を見回すと、やはりクロビネガにある「魔女」と酷似した服装の幼女達がいる。
「えっと・・・コス・・・プレ??」
「なんじゃそれは?」
「この角とかって衣装?・・・なの?」
「・・・?この服の事かの? これは我らバフォメット族に伝わる伝統衣装なのじゃ。威厳と禍々しさを表現し、なおかつ兄上をミリョーする事が出来るのじゃ!」
伝統衣装なのか、とかそうゆう意味で聞いたわけではないんだけどコスプレでは無いらしかった。
そもそも人気があるとはいえ東○みたいにあちこちでリスペクトされてるわけでもないジャンルのコスプレなんてするわけ無いもんなぁ。
ということは・・・
バフォメット少女の角って・・・
角の付け根を触って確かめてみると
さわさわ
「ん〜♪気持ちいいのじゃ〜」
恍惚とした表情で目を細めるバフォメット少女を見ているとなにやらイケナイ事をしている気分になってくるなぁ。
と、ともかくこの角はホンモノだった。
(俺はロリコンじゃ無い俺はロリコンじゃ無い俺はロリコンじゃ無い)
最悪の予想が当たっていたという確証を得ちゃったよ・・・
「そっか・・・召喚って・・・そうゆうことか・・・」
ここはクロビネガの図鑑世界だ。
混乱の極みに達して精神的に消耗していた俺は、不意に襲って来た目眩に耐えきれずにそこで意識を失った。
「おめでとうございますバフォ様〜。これでやっと私達も眠れますね〜。(私達を巻き込まないでほしかったですねぇ〜。)」
「これ、本音が若干漏れておるぞ?」
突然俺の周囲を包み込んだ眩い光がおさまり、目を開いてみると
そこには天井は低いが広めの洞窟の中だった。
少し離れた所では、とんがり帽子の小さな女の子が数人はしゃいでいる。
俺にロリコン趣味は無いが非常に可愛い。
何が起きたのかサッパリ分からない
フラッシュバンでも炸裂したか?
「召還?」
ふだん使う事は無いが漫画や小説なのでよく聴く単語が聞こえたので思わず口に出したところで俺に視線が集まった。
「おぉ、そうじゃった。内輪で盛り上がってる場合じゃなかったのぉ。」
女の子達をかき分けて、ひとりだけ雰囲気の違う子が出て来る。
・・・?
ヤギの角?
女の子の頭に角がある??
しかもあの手足のモフモフ!
モフりてぇ!!
・・・じゃなくて、異様に露出が激しい服の少女・・・?
マントを羽織り、骸骨をモチーフにした留め具のついたブラジャー?(乳首しか隠れないような大きさなうえ、とても平らなのでなんと言っていいのやら)
ローライズの黒光りするパンツに太めの腰当て?
あのデザイン、どこかで・・・
「あにうえ〜!!」
その少女がコッチへ走って来たと思ったら
「え?あに(ドスッ!!)ぶべらぁ!!」
モフモフな少女によるタックル!
痛恨の一撃!俺は243(総HPは314)のダメージ!
目の前が真っ白になりそうなくらいの衝撃を受けたが、なんとか意識を失わずに済んだ
しかし訳が分からない。
俺はさっきまでプレ○テ3で、世界的に人気のあるFPS「コー○オブ○ューティ ブ○ックオ○ス」をやっていたはず。
落ち着け俺、Be CooLだ。
まずは現状の認識をしよう。
俺の名は「坂本直之」、32歳、体重90kg(レスラー体型)、柔道初段、趣味はサバイバルゲーム。
よし、記憶は問題なさそうだな。
身体もとくに問題なく動くようだ。
そして視界はと・・・若干暗いが見える。目もメガネも無事らしい。
でもなんかピンクの霧のような物が漂ってるなぁ。
周囲にいる女の子達からモワ〜ッと立ちのぼってるようにも見える・・・
寒い日に激しく運動して身体が温まった時に出る蒸気みたいと言えば分かるかな?
さらに周囲を見てみる。
と、俺が角のついた少女にハリケーンミキサーを喰らって倒れ込んだ付近には、俺がゲームをしてた場所周辺の家具がみんな揃っている。
シェルフの棚とそれに詰まった大量の漫画、32インチAQU○S、プ○ステ3、サバゲの装備品、着替えの入った衣装ケース、正方形の連結式畳
でも洞窟の中にこつ然と俺の家具が置かれていて
コントや演劇の舞台のようだ・・・
俺の胸板に角ごと頭をグリグリ押し付けたまま兄上!兄上!!と連呼する少女に話しかける。
「兄上って・・・?」
繰り替えすけど、俺はロリコンではないのでエロい気持ちにはなっていない。
可愛いとは思うけどね。
「おぉ!確かにそう言ったのじゃ!おぬしはワシの兄上なのじゃ!」
コレを聞いて、この少女を最初に見た時に感じた親近感の正体に気がついた。
この娘は、エロ魔物娘で有名なインターネットサイト「クロビネガ」で掲載されている「バフォメット」とおなじ格好をしていたんだ。
周囲を見回すと、やはりクロビネガにある「魔女」と酷似した服装の幼女達がいる。
「えっと・・・コス・・・プレ??」
「なんじゃそれは?」
「この角とかって衣装?・・・なの?」
「・・・?この服の事かの? これは我らバフォメット族に伝わる伝統衣装なのじゃ。威厳と禍々しさを表現し、なおかつ兄上をミリョーする事が出来るのじゃ!」
伝統衣装なのか、とかそうゆう意味で聞いたわけではないんだけどコスプレでは無いらしかった。
そもそも人気があるとはいえ東○みたいにあちこちでリスペクトされてるわけでもないジャンルのコスプレなんてするわけ無いもんなぁ。
ということは・・・
バフォメット少女の角って・・・
角の付け根を触って確かめてみると
さわさわ
「ん〜♪気持ちいいのじゃ〜」
恍惚とした表情で目を細めるバフォメット少女を見ているとなにやらイケナイ事をしている気分になってくるなぁ。
と、ともかくこの角はホンモノだった。
(俺はロリコンじゃ無い俺はロリコンじゃ無い俺はロリコンじゃ無い)
最悪の予想が当たっていたという確証を得ちゃったよ・・・
「そっか・・・召喚って・・・そうゆうことか・・・」
ここはクロビネガの図鑑世界だ。
混乱の極みに達して精神的に消耗していた俺は、不意に襲って来た目眩に耐えきれずにそこで意識を失った。
11/01/11 16:53更新 / ミニたん
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