もん日(もんむす×日常)1
大学から帰ってきて約6畳の半のボロアパートの1階のドアを開けた。
「ただいま〜…」
「おかえりなさい、旦那様♥」
と、玄関に直接繋がっているキッチンから龍である、ミコトがエプロン姿で出迎えてくれた。
「…前から言ってるけど、俺達、まだ結婚していないからな?
でだ、ミコト。お前その格好って…」
「ええ、裸エプロンですよ?
…ああ、成る程。夕飯ではなくて私を食べたいというのですね♥」
「そうじゃねぇよ!?
それで、他は何やってんだ?」
「ティアとカルラはテレビを、クラリアは買い物、ムーアは恐らく寝ているかと思いますよ」
「ふーん、そっか。
んじゃ、課題もないことだし俺もテレビを見るか」
そうしてリビングに繋がる襖を開けるとティア(ドラゴン)とカルラ(ジャバウォック)がこたつの中に入ってテレビを点けたままムーア(ワーム)と一緒に寝ていた。
「ふむ…全く、テレビを点けたまんまにしやがって…。
ま、どうせ俺が見るから良いんだけど」
こたつの中がドラ娘3人のお陰でこたつの中には入れなかったが、暖房が効いてるから恐らくというか、絶対大丈夫だろう。
「さてと、今日のニュースはっと…うぇ、そういや4月から増税だっけか?
また生活費のやりくりしないといけないしなー…」
そんな事を考えていると、窓からクラリア(ワイバーン)が入って来た。
「ただいまーって、ガク、帰って来たの?」
「まぁ、さっきだけどな?
んで、何買ってきたんだ?」
「うん、切れてた調味料と食玩をね」
「そか、んで今月の小遣いがもう無くなったと」
「まだ無くなってないよ!?」
「そか、だけども食玩も程々にしとけよ?」
「解ってるよ、もう…」
そんな事をやってる内に、こたつで寝ていた3人がようやく目を覚ました。
「3人共、おはよう」
「んむぅ…なんだ主、帰って来てたのか」
「さっきだけどね、ティア」
「あれ…さっきまでテレビを観ていた筈だったような…ご主人様は何か知らないか?」
「お前はさっきまで寝てたろうが…カルラ?」
「んみゅぅ…おやすみ、ガク兄ぃ…」
「ほーらムーア、もう少しで夕食なんだから早く起きろー」
とまぁ3人が起きた所で丁度良くミコトが鍋を運んできてくれた。
「はいはい、皆さん。
お夕飯が出来ましたよ」
「ありがと、ミコト
そんじゃあ、食べる前に例のヤツ、いくか!」
「「「「「待ってました!」」」」」
何時ものヤツとは、只のあみだくじだ。
因みに、一番下には赤と青の印があって、赤は夕飯のこたつでの(都合上四角形な為)俺の隣。青は2つあり就寝時、俺の隣で寝るというものだ。
「やった、赤ですわ!」
「またミコトが赤か…」
「ご主人、まさかとは思うが…」
「俺はちゃんと公平にやってるからな?
…んで、青はクラリアとカルラか」
「やった今日こそはガクの身体に抱きついて寝るぞー!」
「身体じゃなくて腕だけにしろよ…。
まぁ、何はともあれ…」
「「「「「「いただきます!」」」」」」
そうして俺達6人は3月の始まり、春が顔を覗かせるもののまだまだ寒い今日この頃を何時もと変わらないボロアパートの一室で鍋をつつきながら過ごしていた。
「ただいま〜…」
「おかえりなさい、旦那様♥」
と、玄関に直接繋がっているキッチンから龍である、ミコトがエプロン姿で出迎えてくれた。
「…前から言ってるけど、俺達、まだ結婚していないからな?
でだ、ミコト。お前その格好って…」
「ええ、裸エプロンですよ?
…ああ、成る程。夕飯ではなくて私を食べたいというのですね♥」
「そうじゃねぇよ!?
それで、他は何やってんだ?」
「ティアとカルラはテレビを、クラリアは買い物、ムーアは恐らく寝ているかと思いますよ」
「ふーん、そっか。
んじゃ、課題もないことだし俺もテレビを見るか」
そうしてリビングに繋がる襖を開けるとティア(ドラゴン)とカルラ(ジャバウォック)がこたつの中に入ってテレビを点けたままムーア(ワーム)と一緒に寝ていた。
「ふむ…全く、テレビを点けたまんまにしやがって…。
ま、どうせ俺が見るから良いんだけど」
こたつの中がドラ娘3人のお陰でこたつの中には入れなかったが、暖房が効いてるから恐らくというか、絶対大丈夫だろう。
「さてと、今日のニュースはっと…うぇ、そういや4月から増税だっけか?
また生活費のやりくりしないといけないしなー…」
そんな事を考えていると、窓からクラリア(ワイバーン)が入って来た。
「ただいまーって、ガク、帰って来たの?」
「まぁ、さっきだけどな?
んで、何買ってきたんだ?」
「うん、切れてた調味料と食玩をね」
「そか、んで今月の小遣いがもう無くなったと」
「まだ無くなってないよ!?」
「そか、だけども食玩も程々にしとけよ?」
「解ってるよ、もう…」
そんな事をやってる内に、こたつで寝ていた3人がようやく目を覚ました。
「3人共、おはよう」
「んむぅ…なんだ主、帰って来てたのか」
「さっきだけどね、ティア」
「あれ…さっきまでテレビを観ていた筈だったような…ご主人様は何か知らないか?」
「お前はさっきまで寝てたろうが…カルラ?」
「んみゅぅ…おやすみ、ガク兄ぃ…」
「ほーらムーア、もう少しで夕食なんだから早く起きろー」
とまぁ3人が起きた所で丁度良くミコトが鍋を運んできてくれた。
「はいはい、皆さん。
お夕飯が出来ましたよ」
「ありがと、ミコト
そんじゃあ、食べる前に例のヤツ、いくか!」
「「「「「待ってました!」」」」」
何時ものヤツとは、只のあみだくじだ。
因みに、一番下には赤と青の印があって、赤は夕飯のこたつでの(都合上四角形な為)俺の隣。青は2つあり就寝時、俺の隣で寝るというものだ。
「やった、赤ですわ!」
「またミコトが赤か…」
「ご主人、まさかとは思うが…」
「俺はちゃんと公平にやってるからな?
…んで、青はクラリアとカルラか」
「やった今日こそはガクの身体に抱きついて寝るぞー!」
「身体じゃなくて腕だけにしろよ…。
まぁ、何はともあれ…」
「「「「「「いただきます!」」」」」」
そうして俺達6人は3月の始まり、春が顔を覗かせるもののまだまだ寒い今日この頃を何時もと変わらないボロアパートの一室で鍋をつつきながら過ごしていた。
14/03/03 01:56更新 / @kiya