願えば何時も突然に
「ねぇねぇ、何してるの?」
小さい頃、俺は公園で1人で棒を振り回している男の子に声を掛けた。
「え…何をって剣の練習だよ?」
男の子は俺にそう言って、再び棒を振り回し始めた。
「…何で、剣の練習なんかするの?」
「僕は大人になってから、悪い人を成敗するんだ!!」
それから男の子の話は、暫く続いた。
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「修く〜ん、お家に帰るよ〜!!」
遠くから、母さんの声が聞こえる。
「あっ……そろそろ帰らないと…。」
「うん…じゃあね。」
男の子は少しだけ寂しそうな顔をしたけど、それでも手を振ってくれた。
「…あ、そうだ。俺は、神也 修司(かみや しゅうじ)。
君の名前は?」
「僕は…僕は、 って言うんだ。」
「へぇ… って言うんだ。
じゃあ、 だね!!」
その記憶は、もう何もかもが忘れ去られていた。
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今は昼休であり、俺の前には男子が2人の彼女と昼食を摂っていた。
「なぁ…何で佐枝森はそんなにモテるんだ?」
「お前なぁ……モテるって言っても、2人だぞ?」
「俺的には、2人でもモテるって言うけどな…。」
佐枝森は中学からの同級生で、俺は佐枝森と、佐枝森は神ヤンと呼んでいる仲だ。
「そもそもお前今、モテ期に絶対入ってるだろ?
ああ、俺のモテ期は何処行った!?」
何故に佐枝森は、今この青春時代にモテ期なんかに入ったんだ!?
「つか神ヤンだって、周りに可愛い娘ばっか何だから何時かは振り向いて貰えると思うぞ?」
「本当か!?それは何時なんだ!?」
「んな事、俺が知るか。」
くそぅ、此処で裏切ったか。
そのショックで俺は教室(佐枝森)から逃走した。
「くっそぉーーーー!!
佐枝森の……馬鹿野郎ぉーーーー!!」
俺が教室のドアから出て曲がろうとした時、目の前に…俺より頭1つ分小さい男子が……ッ!!
「おわああぁーーーー!?」
「うわあぁぁーーーー!!」
俺は、衝突してしまった。
「いっつつ……ん?」
何だか右手に、柔らかい物が……?
「や、やめ……ッ!!」
どうやら俺は、衝突してしまった男子を下敷きにしてしまった。
そして、この右腕を目でたどってみると……男子の胸に……?
「う…うわぁ!!ゴメン!!
…じゃなくて、俺にはそんな趣味は無いって言うかその……。」
俺は、何とか言葉を絞りだそうとしたが、その前に逃げられてしまった。
「おいおい…ホ○か、ホ○なのか…?」
「あれじゃあ、彼女出来なくて当然よねww」
この日、俺はホ○のレッテルを貼られてしまった。
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次の日、俺は憂鬱な気分で学校へと登校していた。
その途中、彼女2人とイチャイチャしながら登校している、佐枝森と出会った。
「おーっす……。」
「おう……って、俺の親友で彼女無しで、更にホ○の神ヤンじゃないか!!」
「ああ、そうだな…。」
親友にまでこんな言われようじゃ、俺もう人生終わったな。
「まぁまぁ、そんな落ち込むなって。」
「そう言われても、人生の汚点は拭いきれるものじゃ無いんだよ…。」
そう言って、学校の門を通り抜けようとしたときだった。
「あ、あの…!!」
そう言って俺に声を掛けるのは、昨日の男子。どうやら門の側で俺を待っていたようだ。
「ちょっと…体育館裏まで来てくれないかな?」
と言われて、服の袖を引っ張られる俺。
「え、うわ…ちょ……待てって!!」
「あ〜、じゃ、先行ってるぞ〜。」
唯一の救いである、佐枝森がどんどん離れていく……うぅ。
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体育館裏まで来たら、いきなり俺を引っ張っていた男子が此方を向いた。
「き…昨日のことなんだけど……!!」
いきなりの事だったから、吃驚した。
よくよく見ると、髪はブロンドで後ろで1つに纏めていて目は赤く耳は少しだけ尖っていて、その顔は、中性を思わせる顔でなかなかの美少年だった。
「あ、ああ…。
昨日は、本ッッ当にゴメン!!悪気は無かったんだ!!」
俺は男子にそれはもう素直に謝った。
御陰で男子はたじろいでいたけど、気にしない。
「い、いや…それはもう、気にしてないんだけど……。
と言うより、少しだけ気持ち良かったし。」
え?気持ち良かった?
「えっと……俺、そういう趣味は持ち合わせていないけど…?」
「そういう趣味って……僕は女の子だよ!?」
はて、目の前の男子は自分を女の子だと言う。
「して、その証拠は…?」
「う…うぅ。」
男子は暫く悩んでいたけど、意を決したのかおもむろに制服のボタンを外し始めた。
そして、全部外した後に見えた物はなんとサラシである。それを解いてその先に待っていた物は男子にはあるまじき大きめの2つの膨らみが…ッ!!
幸い、先の方は腕で覆われていたが、モジモジとしている姿はちょっと所か、もの凄く危険だった。
「もう、良いかな?
僕だって、あんまりジロジロ見られると恥ずかしいんだよ?」
「あ、あぁ、ゴメン!!」
まさか、本当に女の子だったなんて…。
更に、他には秘密との事。何だか面倒だ。
「…そうだ、俺の名前は神也 修司って言うんだ。ヨロシクな?」
「え……かみや…しゅうじ……まさかね。」
「ん?そんなに変な名前か?」
「い、いや、そうじゃないよ。
僕は夏木…天原 夏木(あまはら なつき)って言うんだ。
こちらこそ、ヨロシク。」
「そっか、夏木って言うのか。
じゃあナッツだな。」
「ナッツ……やっぱり…。」
「ん?不満なら天原って呼ぶけど…?」
「いや、いいよ。それが良い。
それよりも、授業に遅れるから早く行こ?」
いつの間にかボタンを留めていたナッツが、俺の前まで回り込んできた。
正直、それこそ俺の彼女にしたいぐらいホントに可愛かったさ。
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「それじゃあ、神也。
ここの部分を……って、神也、聞こえてるか?」
今は現国の授業中。
だが俺は、今朝のことをずっと考えてた。
「仕方ないな……そら!!」
教師の投げたチョークは綺麗な弧を描き、着弾した先は……何と、俺の頭頂部。
「うわぁ!!先生何すんの!?」
「それはコッチの台詞だ。良いからさっさと読め。
…と、鳴ったか。それじゃあこの続きは、次にするからな。」
と言って、教室から教師が出て行った。
「さてと、昼メシ昼メシ……ってアレ?」
「お〜い、神ヤン。昼メシ食おうぜ〜…ってどした?」
どうやら忘れていたが、昨日のショックで弁当を忘れたっぽい。
「あ〜弁当忘れたから、ちょっくら購買にメシ買いに行ってくるわ。」
「おう、そうしろそうしろ。
俺は、先に食ってるからな〜。」
…お前は、彼女とイチャついとけっての!!
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俺がナッツの秘密を知ってから数日後の帰り道、俺はナッツと一緒に帰っていた。
「ねぇねぇ、修司。今度の日曜日って空いてる?」
「えっと…ああ、空いてるけど、どうかしたのか?」
「あのね…一緒に買い物に行こうかなぁ…ってね♪」
今度の日曜なら確かに空いている。
「まぁ、良いけど…?」
「やった、ありがとう。
じゃあ当日、修司の家に行くから待っててね♪」
「ああ……って俺ん家分かるのか?」
「もっちろん♪
昨日お邪魔したばかりだしね。」
「そういえば、そうだっけか。」
そう言えば、昨日確かにナッツがお邪魔した。
そんな事を考えていると、十字路が見えてきた。
「じゃあ修司、今度の日曜日ちゃんと家で待ってるんだよ?
じゃあね〜♪」
「ああ、分かってるって。
またな。」
とまぁ、ナッツと別れたわけだ。
そして、ナッツと買い物に行く前日の夜……
「はぁ…ヤベェ……。」
俺は寝れないで居た。
------------------------------------------------------------------------------------
「やっほ〜、修司ぃ〜。
迎えに来たよ〜♪」
と、同時に目が覚めた。
「…結局寝れたんだな。」
「あれあれ〜、まだ寝ているのかなぁ?」
おっと、どうやらナッツが玄関で待っているようだ。
「そんな、お寝坊さんには〜……」
それは、俺が寝間着のズボンを半分下ろしている時だった。
「僕が…襲っちゃうぞ〜!!」
「…え?」
「…アレ、起きてた?」
と、ナッツの視線が徐々に下の方へと下がっていき、不意に止まった。
「修司の……大っきいね…?」
「え…あ、そうだな?」
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「見られた…もうお婿に行けない……。」
「そんなにショゲてないで元気出して、ね?」
今朝の出来事は相当にショックだった。
なんたって、女の子であるナッツに俺の勃起した息子を見られてしまったからだ。
「僕だって、修司におっぱい揉まれたんだから、お相子って事にしようよ。」
「そうだけどよぉ〜。
……まぁ、ショゲてても仕方ないか。」
『次は〜戸塚、戸塚で〜ございます。
お降りの方は……』
「ほらほら、もうすぐ着くから早く準備しないと♪」
そう言うナッツは、楽しげだった。
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「うわぁ…凄く大っきい……。」
「まぁ、確かにこれはデカイよな。」
俺たちは、戸塚駅から徒歩2分程の位置にある超大型ショッピングセンターに来ていた。
「さて、此処なら雑貨は勿論、食料品に服、アクセサリー、フードコートにチョット変わって家具なんかも置いてあるぞ。」
「へぇ、そんなに……って、修司詳しいね。」
「まぁ、何度も来てるからな。」
俺は此処に小さい頃から来てる。
小学校に上がるときに家具を買ったし、中学生になってからは休日に佐枝森とよくゲーセンに行っていたもんだ。
「さてと、さっさと中に入って買い物でもするか?」
「うん、そうだね!!」
「…なぁ、ナッツ。
お前、女の子の服着ても良かったのか?」
「うん。男の子の格好にするのは学校だけで良いからね♪」
…そんなモンなのか?
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「うわぁ…この羽のペンダント、凄く可愛いなぁ……。
あ、コッチのクマさんのも良いかも。」
俺たちは今、アクセサリーショップにいる。
と言っても、選んでいるのはナッツで俺はその様子を眺めているだけなのだが。
「ねぇねぇ、修司ならどっちが似合うと思う?」
「んん?
そうだな…俺的には、コッチの羽の方がナッツには似合うと思うぞ?」
「ん、ありがと♥
すいませーん、これ買いまーす!!」
そう言って、小走りでレジへと向かうナッツ。
…今思ったけど、これってデートなんじゃね?
------------------------------------------------------------------------------------
「えへへ〜、修司とお揃いだ〜♪」
「ああ、そうだな。」
あの後レジへ向かうと、店員がやや笑顔でもう1つ同じペンダントをオマケしてくれた。
「さてと…そろそろ昼だし、何か食べるか?」
と、言ったとき、何処からかキュルルッと可愛らしい音が。
ナッツを見てみると、顔を赤らめて下を向いていた。
「う…うん、そうだね……。」
「じゃあ、あそこにするか?」
と、俺が向かったのは、ジパング全国何処にでもあるファーストフードの店。
幸い昼に入って間もないのか、余り人は居なかった。
「いらっしゃいませ!!ポンバーガーへようこそ!!」
そう言って出迎えてくれたのは、ナッツと瓜二つの少女。
「……なぁ、ナッツ。
お前って双子の姉妹っているか?」
「ううん。って言うかアレ、ドッペルゲンガーだよ?」
…へぇ、そうなのか。
「お客様、ご注文はお決まりでしょうか?」
「あ、はい。
えっと…俺は、このビックポンバーガーセットで。飲み物はコーラで。
ナッツは何にするよ?」
「えっと…僕、こういう所に来るの初めてで…。
何頼んで良いか分からないよ。」
おっと、ナッツはこういう所に来るのが初めてだったのか。
「好きな物や気になった物を頼んで良いんだぞ?」
「う〜ん、それじゃあこのフィッシュポンバーガーセットで。飲み物は…ジンジャエールでお願いします。」
「はい、それではご注文は、ビックポンバーガーセットのコーラとフィッシュポンバーガーセットのジンジャエールですね?
畏まりました!!」
数分後、テーブルに座った俺たちの前にはそれぞれのセットがある。
「それじゃあ、食べますか!!」
「うん、そうだね。
いただきます……はむ………美味しい!!」
「うんうん、そうだよなぁ。此処って俺のお気に入りだし。」
喜んで貰えて良かった。
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「俺、新館の方はまだ行った事が無かったけど、これは凄いな……。」
「うん、そうだね……。」
俺たちは、最近出来た新館の方へと行っている。
その中は、1階全体が本屋になっており、2階は何とお化け屋敷、3階は映画館になっているようだ。
「う〜ん、とりあえず、本屋には用は無いから、2階のお化け屋敷に行ってみるか?」
「え!?う、うん、良いよ?
うん、ぼ、僕も行ってみたいなぁとは思っていたんだよ?」
…何故にそんなに動揺してる?
まぁ、いいか。
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2階フロアについてみると、そこには長蛇の列が出来ていた。
「おぉ……凄い列だな。」
とりあえず俺は、チケットを2枚買うことにした。
「すいません、チケット2枚ください。」
「は〜い、って、おめでとう御座います!!
本日、1000人目のお客様です!!」
おぉ、何かラッキー。
「1000人目のお客様にはチケット1枚無料です!!」
そんな訳で、チケット1枚が無料になった俺は、何処か緊張しているナッツと一緒にお化け屋敷に入った。
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「うぅ…怖いよぅ。」
「あぁ…確かにこりゃ凄いな。」
何が凄いって、兎に角長い!!
どうやらこのお化け屋敷は、4ブロックあり、順に墓地から悪魔の館、木造の廃学校、廃病院となっているようだ。
それに進むにつれて、脅かし方のクオリティも上がっているようで、悪魔の館までは何とも無かったが、木造の廃学校に入ってから、窓のガタガタ揺れる音にさえ吃驚してしまうほどだ。
「あぅあぅ……ねぇ、修司。
手を繋いでも……ひゃあ!!」
ナッツは、何か言おうとしたみたいだが、目の前にいきなりヤカンが振ってきて吃驚して腰を抜かしたようだ。
「ふぇ〜……え、ウソ!!
ヤダヤダ、止めて、出ちゃダメェ!!」
「え、おい、どうした?」
「修司は見ないでーー!!」
俺はナッツがどうしたのか確認しようとしてナッツの周りに水たまりが出来てることに気づいた。
「ナッツ、もしかして漏らしちゃったのか?」
「恥ずかしいから言わないでーー!!」
この後、すぐにスタッフの人が来て此処から出れたが、ナッツは泣いてばっかり。
俺はすぐにナッツをトイレへ連れて行って、下着を替えるように言った。唯一の救いだったのは、スカートが濡れていなかった事ぐらいだ。
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「あぅぅ…恥ずかしかったよ……。」
「まぁまぁ、そりゃああんな事もあるさ。」
俺たちは今帰りの電車の中だ。
あの後、何とか事なきを経た俺は、ナッツにパフェを奢った。
正直、パフェ1つで1000円は痛手だったが、ナッツの笑顔を見ていたら、そんな事どうでも良くなってしまった。
「はぁ……今日は疲れた…。」
「え〜、僕は楽しかったけどね。」
『ご乗車、ありがとう御座います。
次は、次は下橋、下橋で御座います。』
おっと、そろそろ別れの時間か。
今日1日ホントに疲れたけど、何だか楽しかったんだよな。
…これがデートだったからか?
俺たちは改札口を出て、少し歩いたところにある公園へと立ち寄った。
「わぁ〜……ここ、懐かしいなぁ。」
「奇遇だな、俺も此処は凄く懐かしいんだよ。」
「うん、そうだと思った。
だって僕、小さい頃は此処で棒を持って『剣の練習だ!!』とか言って振り回してたモン。」
…え、何だって?
「確か、修司にも良く会ってたと思うよ?」
…それじゃあ、あの時の男の子って。
「それじゃあ、あの時一緒に棒を振り回してたのは、ナッツなのか…?」
「うん、そうだよ?」
その時、俺の記憶が徐々に蘇り始めた。
『…何で、剣の練習なんかするの?』
それは、少しずつ、けれども確実に蘇ってくる。
『僕は…僕は、天原 夏木って言うんだ。』
『へぇ…天原 夏木って言うんだ。
じゃあ、ナッツだね!!』
そして、完全に思い出した。
「そうだ、そうだよ…。
あの時の事は覚えてなかったけど、今思い出した。」
「それでね、あの時は友達だったけど…今は僕、修司の事が好きになっちゃったみたい。」
「え…それって。」
俺が次に何かを言おうとした時、口を何かで塞がれた。
「ん…んう…だからね、修司。
私を君の彼女にしてくれないかなぁって♥」
「…まぁ、何だ?
確かに、最初こそ驚いたけど、よくよく…見なくても、可愛いし?
それに比べて、ダメな俺だけど…俺で良ければ、良いかなぁ……なんて。」
「うん…僕、凄く嬉しいよ♥」
そうしてナッツは、俺に抱きついてきた。
------------------------------------------------------------------------------------
「ねぇ、修司……早く、早くキて…もう我慢出来ないよ♥」
「ああ、じゃあ、行くぞ……ッ!!」
俺たちはあの後、俺の家へと帰った。
何でも、明日は祝日だから、今日は家に泊まるとの事。
俺は知らなかったが、どうやら親には既に了承済みだったらしい。
「あうっ…修司のオチンチンが入って……痛ッ!!」
俺の息子が何か突き破った感触があったが、ナッツの処女膜を貫いたのだろう。
「ナッツ……大丈夫…か?」
「う…うん、もう少しすれば……痛みも治まるから。」
「そうか…。」
そして数分後、痛みも大分治まったのか、俺の息子を全部挿れて欲しいとナッツが言ってきた。
「それじゃあ、最後まで…ウッ!!」
俺は、ナッツのマンコに全部挿れて子宮口に当たった瞬間、それまで我慢していたのが、一気にはき出された。
「うあ…修司の熱いのが私のお腹に……♥」
数分間、俺が感じたことも無いぐらいにはき出したものの、俺の息子は全く衰える気配を見せなかった。
「ねぇ、修司。今度は一緒に…イこ♥」
「ああ、そうだな。」
「あん…オマンコの中がグチュグチュ掻き回せれて…気持ち良い♥」
------------------------------------------------------------------------------------
火曜日、ナッツは男装を止めて女の子の制服に替えて学校に登校していた。
何でも、一生の伴侶を見つけるまでは、絶対に男装を解いてはならないという、天原家のしきたりらしい。
「修司おっはよ〜!!」
「ああ、おはよ。
今日は何時にも増して元気だな?」
「もっちろん!!
だって昨日、あんなに私の中に出して貰ったんだもん♥」
「おいおい、こんな事登校中にあまり言うことでも無いと思うんだが…。」
ここいらで終わりになってしまうが、俺は神様を今から信じて見ようと思う。
何故なら、俺が神様に願えば何時かみたいに突然彼女が出来るのだから。
「早くしないと学校遅れちゃうよー!!」
「ああ、分かった分かった。」
〜Fin〜
小さい頃、俺は公園で1人で棒を振り回している男の子に声を掛けた。
「え…何をって剣の練習だよ?」
男の子は俺にそう言って、再び棒を振り回し始めた。
「…何で、剣の練習なんかするの?」
「僕は大人になってから、悪い人を成敗するんだ!!」
それから男の子の話は、暫く続いた。
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「修く〜ん、お家に帰るよ〜!!」
遠くから、母さんの声が聞こえる。
「あっ……そろそろ帰らないと…。」
「うん…じゃあね。」
男の子は少しだけ寂しそうな顔をしたけど、それでも手を振ってくれた。
「…あ、そうだ。俺は、神也 修司(かみや しゅうじ)。
君の名前は?」
「僕は…僕は、 って言うんだ。」
「へぇ… って言うんだ。
じゃあ、 だね!!」
その記憶は、もう何もかもが忘れ去られていた。
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今は昼休であり、俺の前には男子が2人の彼女と昼食を摂っていた。
「なぁ…何で佐枝森はそんなにモテるんだ?」
「お前なぁ……モテるって言っても、2人だぞ?」
「俺的には、2人でもモテるって言うけどな…。」
佐枝森は中学からの同級生で、俺は佐枝森と、佐枝森は神ヤンと呼んでいる仲だ。
「そもそもお前今、モテ期に絶対入ってるだろ?
ああ、俺のモテ期は何処行った!?」
何故に佐枝森は、今この青春時代にモテ期なんかに入ったんだ!?
「つか神ヤンだって、周りに可愛い娘ばっか何だから何時かは振り向いて貰えると思うぞ?」
「本当か!?それは何時なんだ!?」
「んな事、俺が知るか。」
くそぅ、此処で裏切ったか。
そのショックで俺は教室(佐枝森)から逃走した。
「くっそぉーーーー!!
佐枝森の……馬鹿野郎ぉーーーー!!」
俺が教室のドアから出て曲がろうとした時、目の前に…俺より頭1つ分小さい男子が……ッ!!
「おわああぁーーーー!?」
「うわあぁぁーーーー!!」
俺は、衝突してしまった。
「いっつつ……ん?」
何だか右手に、柔らかい物が……?
「や、やめ……ッ!!」
どうやら俺は、衝突してしまった男子を下敷きにしてしまった。
そして、この右腕を目でたどってみると……男子の胸に……?
「う…うわぁ!!ゴメン!!
…じゃなくて、俺にはそんな趣味は無いって言うかその……。」
俺は、何とか言葉を絞りだそうとしたが、その前に逃げられてしまった。
「おいおい…ホ○か、ホ○なのか…?」
「あれじゃあ、彼女出来なくて当然よねww」
この日、俺はホ○のレッテルを貼られてしまった。
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次の日、俺は憂鬱な気分で学校へと登校していた。
その途中、彼女2人とイチャイチャしながら登校している、佐枝森と出会った。
「おーっす……。」
「おう……って、俺の親友で彼女無しで、更にホ○の神ヤンじゃないか!!」
「ああ、そうだな…。」
親友にまでこんな言われようじゃ、俺もう人生終わったな。
「まぁまぁ、そんな落ち込むなって。」
「そう言われても、人生の汚点は拭いきれるものじゃ無いんだよ…。」
そう言って、学校の門を通り抜けようとしたときだった。
「あ、あの…!!」
そう言って俺に声を掛けるのは、昨日の男子。どうやら門の側で俺を待っていたようだ。
「ちょっと…体育館裏まで来てくれないかな?」
と言われて、服の袖を引っ張られる俺。
「え、うわ…ちょ……待てって!!」
「あ〜、じゃ、先行ってるぞ〜。」
唯一の救いである、佐枝森がどんどん離れていく……うぅ。
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体育館裏まで来たら、いきなり俺を引っ張っていた男子が此方を向いた。
「き…昨日のことなんだけど……!!」
いきなりの事だったから、吃驚した。
よくよく見ると、髪はブロンドで後ろで1つに纏めていて目は赤く耳は少しだけ尖っていて、その顔は、中性を思わせる顔でなかなかの美少年だった。
「あ、ああ…。
昨日は、本ッッ当にゴメン!!悪気は無かったんだ!!」
俺は男子にそれはもう素直に謝った。
御陰で男子はたじろいでいたけど、気にしない。
「い、いや…それはもう、気にしてないんだけど……。
と言うより、少しだけ気持ち良かったし。」
え?気持ち良かった?
「えっと……俺、そういう趣味は持ち合わせていないけど…?」
「そういう趣味って……僕は女の子だよ!?」
はて、目の前の男子は自分を女の子だと言う。
「して、その証拠は…?」
「う…うぅ。」
男子は暫く悩んでいたけど、意を決したのかおもむろに制服のボタンを外し始めた。
そして、全部外した後に見えた物はなんとサラシである。それを解いてその先に待っていた物は男子にはあるまじき大きめの2つの膨らみが…ッ!!
幸い、先の方は腕で覆われていたが、モジモジとしている姿はちょっと所か、もの凄く危険だった。
「もう、良いかな?
僕だって、あんまりジロジロ見られると恥ずかしいんだよ?」
「あ、あぁ、ゴメン!!」
まさか、本当に女の子だったなんて…。
更に、他には秘密との事。何だか面倒だ。
「…そうだ、俺の名前は神也 修司って言うんだ。ヨロシクな?」
「え……かみや…しゅうじ……まさかね。」
「ん?そんなに変な名前か?」
「い、いや、そうじゃないよ。
僕は夏木…天原 夏木(あまはら なつき)って言うんだ。
こちらこそ、ヨロシク。」
「そっか、夏木って言うのか。
じゃあナッツだな。」
「ナッツ……やっぱり…。」
「ん?不満なら天原って呼ぶけど…?」
「いや、いいよ。それが良い。
それよりも、授業に遅れるから早く行こ?」
いつの間にかボタンを留めていたナッツが、俺の前まで回り込んできた。
正直、それこそ俺の彼女にしたいぐらいホントに可愛かったさ。
------------------------------------------------------------------------------------
「それじゃあ、神也。
ここの部分を……って、神也、聞こえてるか?」
今は現国の授業中。
だが俺は、今朝のことをずっと考えてた。
「仕方ないな……そら!!」
教師の投げたチョークは綺麗な弧を描き、着弾した先は……何と、俺の頭頂部。
「うわぁ!!先生何すんの!?」
「それはコッチの台詞だ。良いからさっさと読め。
…と、鳴ったか。それじゃあこの続きは、次にするからな。」
と言って、教室から教師が出て行った。
「さてと、昼メシ昼メシ……ってアレ?」
「お〜い、神ヤン。昼メシ食おうぜ〜…ってどした?」
どうやら忘れていたが、昨日のショックで弁当を忘れたっぽい。
「あ〜弁当忘れたから、ちょっくら購買にメシ買いに行ってくるわ。」
「おう、そうしろそうしろ。
俺は、先に食ってるからな〜。」
…お前は、彼女とイチャついとけっての!!
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俺がナッツの秘密を知ってから数日後の帰り道、俺はナッツと一緒に帰っていた。
「ねぇねぇ、修司。今度の日曜日って空いてる?」
「えっと…ああ、空いてるけど、どうかしたのか?」
「あのね…一緒に買い物に行こうかなぁ…ってね♪」
今度の日曜なら確かに空いている。
「まぁ、良いけど…?」
「やった、ありがとう。
じゃあ当日、修司の家に行くから待っててね♪」
「ああ……って俺ん家分かるのか?」
「もっちろん♪
昨日お邪魔したばかりだしね。」
「そういえば、そうだっけか。」
そう言えば、昨日確かにナッツがお邪魔した。
そんな事を考えていると、十字路が見えてきた。
「じゃあ修司、今度の日曜日ちゃんと家で待ってるんだよ?
じゃあね〜♪」
「ああ、分かってるって。
またな。」
とまぁ、ナッツと別れたわけだ。
そして、ナッツと買い物に行く前日の夜……
「はぁ…ヤベェ……。」
俺は寝れないで居た。
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「やっほ〜、修司ぃ〜。
迎えに来たよ〜♪」
と、同時に目が覚めた。
「…結局寝れたんだな。」
「あれあれ〜、まだ寝ているのかなぁ?」
おっと、どうやらナッツが玄関で待っているようだ。
「そんな、お寝坊さんには〜……」
それは、俺が寝間着のズボンを半分下ろしている時だった。
「僕が…襲っちゃうぞ〜!!」
「…え?」
「…アレ、起きてた?」
と、ナッツの視線が徐々に下の方へと下がっていき、不意に止まった。
「修司の……大っきいね…?」
「え…あ、そうだな?」
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「見られた…もうお婿に行けない……。」
「そんなにショゲてないで元気出して、ね?」
今朝の出来事は相当にショックだった。
なんたって、女の子であるナッツに俺の勃起した息子を見られてしまったからだ。
「僕だって、修司におっぱい揉まれたんだから、お相子って事にしようよ。」
「そうだけどよぉ〜。
……まぁ、ショゲてても仕方ないか。」
『次は〜戸塚、戸塚で〜ございます。
お降りの方は……』
「ほらほら、もうすぐ着くから早く準備しないと♪」
そう言うナッツは、楽しげだった。
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「うわぁ…凄く大っきい……。」
「まぁ、確かにこれはデカイよな。」
俺たちは、戸塚駅から徒歩2分程の位置にある超大型ショッピングセンターに来ていた。
「さて、此処なら雑貨は勿論、食料品に服、アクセサリー、フードコートにチョット変わって家具なんかも置いてあるぞ。」
「へぇ、そんなに……って、修司詳しいね。」
「まぁ、何度も来てるからな。」
俺は此処に小さい頃から来てる。
小学校に上がるときに家具を買ったし、中学生になってからは休日に佐枝森とよくゲーセンに行っていたもんだ。
「さてと、さっさと中に入って買い物でもするか?」
「うん、そうだね!!」
「…なぁ、ナッツ。
お前、女の子の服着ても良かったのか?」
「うん。男の子の格好にするのは学校だけで良いからね♪」
…そんなモンなのか?
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「うわぁ…この羽のペンダント、凄く可愛いなぁ……。
あ、コッチのクマさんのも良いかも。」
俺たちは今、アクセサリーショップにいる。
と言っても、選んでいるのはナッツで俺はその様子を眺めているだけなのだが。
「ねぇねぇ、修司ならどっちが似合うと思う?」
「んん?
そうだな…俺的には、コッチの羽の方がナッツには似合うと思うぞ?」
「ん、ありがと♥
すいませーん、これ買いまーす!!」
そう言って、小走りでレジへと向かうナッツ。
…今思ったけど、これってデートなんじゃね?
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「えへへ〜、修司とお揃いだ〜♪」
「ああ、そうだな。」
あの後レジへ向かうと、店員がやや笑顔でもう1つ同じペンダントをオマケしてくれた。
「さてと…そろそろ昼だし、何か食べるか?」
と、言ったとき、何処からかキュルルッと可愛らしい音が。
ナッツを見てみると、顔を赤らめて下を向いていた。
「う…うん、そうだね……。」
「じゃあ、あそこにするか?」
と、俺が向かったのは、ジパング全国何処にでもあるファーストフードの店。
幸い昼に入って間もないのか、余り人は居なかった。
「いらっしゃいませ!!ポンバーガーへようこそ!!」
そう言って出迎えてくれたのは、ナッツと瓜二つの少女。
「……なぁ、ナッツ。
お前って双子の姉妹っているか?」
「ううん。って言うかアレ、ドッペルゲンガーだよ?」
…へぇ、そうなのか。
「お客様、ご注文はお決まりでしょうか?」
「あ、はい。
えっと…俺は、このビックポンバーガーセットで。飲み物はコーラで。
ナッツは何にするよ?」
「えっと…僕、こういう所に来るの初めてで…。
何頼んで良いか分からないよ。」
おっと、ナッツはこういう所に来るのが初めてだったのか。
「好きな物や気になった物を頼んで良いんだぞ?」
「う〜ん、それじゃあこのフィッシュポンバーガーセットで。飲み物は…ジンジャエールでお願いします。」
「はい、それではご注文は、ビックポンバーガーセットのコーラとフィッシュポンバーガーセットのジンジャエールですね?
畏まりました!!」
数分後、テーブルに座った俺たちの前にはそれぞれのセットがある。
「それじゃあ、食べますか!!」
「うん、そうだね。
いただきます……はむ………美味しい!!」
「うんうん、そうだよなぁ。此処って俺のお気に入りだし。」
喜んで貰えて良かった。
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「俺、新館の方はまだ行った事が無かったけど、これは凄いな……。」
「うん、そうだね……。」
俺たちは、最近出来た新館の方へと行っている。
その中は、1階全体が本屋になっており、2階は何とお化け屋敷、3階は映画館になっているようだ。
「う〜ん、とりあえず、本屋には用は無いから、2階のお化け屋敷に行ってみるか?」
「え!?う、うん、良いよ?
うん、ぼ、僕も行ってみたいなぁとは思っていたんだよ?」
…何故にそんなに動揺してる?
まぁ、いいか。
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2階フロアについてみると、そこには長蛇の列が出来ていた。
「おぉ……凄い列だな。」
とりあえず俺は、チケットを2枚買うことにした。
「すいません、チケット2枚ください。」
「は〜い、って、おめでとう御座います!!
本日、1000人目のお客様です!!」
おぉ、何かラッキー。
「1000人目のお客様にはチケット1枚無料です!!」
そんな訳で、チケット1枚が無料になった俺は、何処か緊張しているナッツと一緒にお化け屋敷に入った。
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「うぅ…怖いよぅ。」
「あぁ…確かにこりゃ凄いな。」
何が凄いって、兎に角長い!!
どうやらこのお化け屋敷は、4ブロックあり、順に墓地から悪魔の館、木造の廃学校、廃病院となっているようだ。
それに進むにつれて、脅かし方のクオリティも上がっているようで、悪魔の館までは何とも無かったが、木造の廃学校に入ってから、窓のガタガタ揺れる音にさえ吃驚してしまうほどだ。
「あぅあぅ……ねぇ、修司。
手を繋いでも……ひゃあ!!」
ナッツは、何か言おうとしたみたいだが、目の前にいきなりヤカンが振ってきて吃驚して腰を抜かしたようだ。
「ふぇ〜……え、ウソ!!
ヤダヤダ、止めて、出ちゃダメェ!!」
「え、おい、どうした?」
「修司は見ないでーー!!」
俺はナッツがどうしたのか確認しようとしてナッツの周りに水たまりが出来てることに気づいた。
「ナッツ、もしかして漏らしちゃったのか?」
「恥ずかしいから言わないでーー!!」
この後、すぐにスタッフの人が来て此処から出れたが、ナッツは泣いてばっかり。
俺はすぐにナッツをトイレへ連れて行って、下着を替えるように言った。唯一の救いだったのは、スカートが濡れていなかった事ぐらいだ。
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「あぅぅ…恥ずかしかったよ……。」
「まぁまぁ、そりゃああんな事もあるさ。」
俺たちは今帰りの電車の中だ。
あの後、何とか事なきを経た俺は、ナッツにパフェを奢った。
正直、パフェ1つで1000円は痛手だったが、ナッツの笑顔を見ていたら、そんな事どうでも良くなってしまった。
「はぁ……今日は疲れた…。」
「え〜、僕は楽しかったけどね。」
『ご乗車、ありがとう御座います。
次は、次は下橋、下橋で御座います。』
おっと、そろそろ別れの時間か。
今日1日ホントに疲れたけど、何だか楽しかったんだよな。
…これがデートだったからか?
俺たちは改札口を出て、少し歩いたところにある公園へと立ち寄った。
「わぁ〜……ここ、懐かしいなぁ。」
「奇遇だな、俺も此処は凄く懐かしいんだよ。」
「うん、そうだと思った。
だって僕、小さい頃は此処で棒を持って『剣の練習だ!!』とか言って振り回してたモン。」
…え、何だって?
「確か、修司にも良く会ってたと思うよ?」
…それじゃあ、あの時の男の子って。
「それじゃあ、あの時一緒に棒を振り回してたのは、ナッツなのか…?」
「うん、そうだよ?」
その時、俺の記憶が徐々に蘇り始めた。
『…何で、剣の練習なんかするの?』
それは、少しずつ、けれども確実に蘇ってくる。
『僕は…僕は、天原 夏木って言うんだ。』
『へぇ…天原 夏木って言うんだ。
じゃあ、ナッツだね!!』
そして、完全に思い出した。
「そうだ、そうだよ…。
あの時の事は覚えてなかったけど、今思い出した。」
「それでね、あの時は友達だったけど…今は僕、修司の事が好きになっちゃったみたい。」
「え…それって。」
俺が次に何かを言おうとした時、口を何かで塞がれた。
「ん…んう…だからね、修司。
私を君の彼女にしてくれないかなぁって♥」
「…まぁ、何だ?
確かに、最初こそ驚いたけど、よくよく…見なくても、可愛いし?
それに比べて、ダメな俺だけど…俺で良ければ、良いかなぁ……なんて。」
「うん…僕、凄く嬉しいよ♥」
そうしてナッツは、俺に抱きついてきた。
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「ねぇ、修司……早く、早くキて…もう我慢出来ないよ♥」
「ああ、じゃあ、行くぞ……ッ!!」
俺たちはあの後、俺の家へと帰った。
何でも、明日は祝日だから、今日は家に泊まるとの事。
俺は知らなかったが、どうやら親には既に了承済みだったらしい。
「あうっ…修司のオチンチンが入って……痛ッ!!」
俺の息子が何か突き破った感触があったが、ナッツの処女膜を貫いたのだろう。
「ナッツ……大丈夫…か?」
「う…うん、もう少しすれば……痛みも治まるから。」
「そうか…。」
そして数分後、痛みも大分治まったのか、俺の息子を全部挿れて欲しいとナッツが言ってきた。
「それじゃあ、最後まで…ウッ!!」
俺は、ナッツのマンコに全部挿れて子宮口に当たった瞬間、それまで我慢していたのが、一気にはき出された。
「うあ…修司の熱いのが私のお腹に……♥」
数分間、俺が感じたことも無いぐらいにはき出したものの、俺の息子は全く衰える気配を見せなかった。
「ねぇ、修司。今度は一緒に…イこ♥」
「ああ、そうだな。」
「あん…オマンコの中がグチュグチュ掻き回せれて…気持ち良い♥」
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火曜日、ナッツは男装を止めて女の子の制服に替えて学校に登校していた。
何でも、一生の伴侶を見つけるまでは、絶対に男装を解いてはならないという、天原家のしきたりらしい。
「修司おっはよ〜!!」
「ああ、おはよ。
今日は何時にも増して元気だな?」
「もっちろん!!
だって昨日、あんなに私の中に出して貰ったんだもん♥」
「おいおい、こんな事登校中にあまり言うことでも無いと思うんだが…。」
ここいらで終わりになってしまうが、俺は神様を今から信じて見ようと思う。
何故なら、俺が神様に願えば何時かみたいに突然彼女が出来るのだから。
「早くしないと学校遅れちゃうよー!!」
「ああ、分かった分かった。」
〜Fin〜
13/02/02 13:37更新 / @kiya