『デルフィニウム』について BACK NEXT

[宿についての説明]
どこかの親魔物派の領(有力としてはローレンス領かジョイレイン領だが、前者は明確に否定している。後者は肯定はしていないが、否定しているわけでもないようだ)の近くにある森、そこに立つ温泉宿。
従業員は魔物が中心ではあるが、人間も何人か混じっている模様。行われているサービスが(様々な意味で)有名な宿である。

[簡略な歴史]
現オーナー:ハンス=エイシアンが時の領主と婚約した際、その余りの色狂いさと、妖狐の魔力が国家に及ぼす影響を鑑み、かと言って妖狐の彼女に性交を抑えろというのも無茶な話であることから、
『ならば、温泉宿をやらせればいいのではないか。幸い、近くに源泉もあるしな』
との提案にハンスが乗ったことから始まった。
その後、ルミルサバトの集会所や、流れサキュバスの雇用、ジパング魔物のスカウト、ローパー化したシスターとアリスの保護、バフォメットとローパーシスターの激闘、ワーキャットの調教、人間女性の強制スカウトなどを経て今に至る。

[外観、内観]
本館の外観は戦闘と民宿のあいのこといったところ。ただラブホに見られるようなけばけばしさはない。あくまでも外観は和風である。
入ってすぐ左右の場所に鍵付きの靴箱がある。土足厳禁。その辺りはサバトの皆さんにも徹底させている。正面にはカウンター。有能な番台さんがチェックインとチェックアウトを効率よく行う様は必見。
内観はやはり和風だが、オーナーが趣味で買った置物がどこかエスニックな雰囲気を漂わせている。設置担当者は番台さん。
カウンターから左に行くと階段がある。突き当たりを右に行くと、右側には大宴会場。収納人数はそれなりのお座敷。左側にはメイン従業員の部屋。但し番台さんとオーナーは別。
カウンターから右に行き、突き当たりを左に曲がるとそこは大浴場。その間に各部屋の転移方陣がある。使用の際はタグとパスワードが必要。忘れた場合は社会的にマズいことが起こる。
浴場は男湯と女湯、そして混浴がある。大きさは混浴>女湯>男湯、である(小さい男湯でもそれなりの大きさはある)。オーナーの立場として混浴を推奨してはいるが、無理強いは出来ないことから男湯も女湯も作られた。ただし男が女湯に、女が男湯に入ったら社会的に大変なことになるので注意。効能は別記。
宿の二階は番台さんとオーナーの部屋もあるが、残りは全て宿場となっている。部屋はS.M.L.LLサイズがあり、値段もサイズに応じて比例している。ベッドのシーツや布団カバーは全てミナエ手製。肌触りが良好との評判。但し持ち帰ろうとしたら社会的にグッバイアディオス一抜けたするのでご注意を。
お手洗いは各階に二個ずつあり。その近くには階段もあるので、非常時にはそこからすぐ逃げられるよう工夫もされている。
本館の外、露天風呂の近くにはコテージが散らばって建てられている。本館にも宿泊場所はあるが、大人数の客が一気に訪れた際に使われる場所でもあり、また、普通の宿泊者が周辺の景色を楽しみつつ泊まる際に使われる場所でもある。番台さん手製の専用のタグは必携。理由としては、もし森に迷った際に、このタグがあれば魔物に襲われることなくコテージに着くからだ。
なお、一部従業員はこちらのコテージにて暮らしているという。

[料理]
雪女のアマテ=オヂヤが主に担当する。森の幸と川の幸、海の幸がたっぷり入った懐石料理は、ヘルシーだと女性客にも評判だそうだ。その上、何故か精も付くという。
なお、パーティ料理も頼めるが、予約は必要である。
お勧め料理:締め鯖、刺身全般、ゼンマイの天麩羅、タケノコのお浸し

[土産]
九尾湯:オーナーの魔力を特殊加工で集積、温泉の成分を再現する特殊な薬草を何種類も溶かし込んだ水溶性の物体で固形化して、粉末状にしたもの。これ一パックで、自宅で温泉気分が味わえる。
蓬莱湯:九尾湯の強化版。オーナーと番台さんの魔力を溶かし、温泉の成分を再現しつつ食に適するように特殊な薬草を何種類も溶かし込んだ水溶性の物体で固形化して、粉末状にしたもの。料理の隠し味にも使える優れもの。
手拭い・ハンカチ:『デルフィニウム』のロゴが入ったミナエ手織りの布製品。ちなみにジョロウグモの糸を用いたものは、かなり割高になっている。
耳掻き:限定品。もふもふして気持ちいいと評判。どちらの毛が使われているのだろう。
スクロール:'DJ'の編集した音楽が流れてくる。一般用と夜のお供用がある。
『時計の針はそのままで』:ナドキエ出版の委託販売。

[温泉の効用]
滋養強壮、疲労回復、美肌効果、余分なコレステロール抑制、頭痛・胸焼け・腰痛・肩こり・ストレス・リウマチ神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・貧血・高血圧・低血圧・冷え性回復、病後回復期、豊胸効果(一部、意図的に抜いている湯もあります)等。
『夜の営みに最適♪』とはオーナーの言。

[妖精の国直通サービス]
従業員のルミル=ワクシワンドが、妖精の国在住のエスティー氏の協力を得て行う事となった、妖精の国との直通ルート開拓。氏の妖精達が、妖精の国に広がる様々な名所を案内してくれるとのこと。今のところデルフィニウム限定のサービスだが、妖精の国に安全に行き来出来るこのメリットは、他の宿もそのうち狙ってくることだろう。
なおエスティー氏は、今後他のサバトにも働きかけることが有り得るかもしれないとのこと。ルミルはそれに対し、「一向に構わん!それで我らが教義が広まるのならばの!」と一言。懐でかすぎだろ。

[デルフィニウム七不思議]
・オーナー:ハンス=エイシアンの存在。
・人前で肌を滅多に見せない'人間の'番台さん。
・サバト会場の場所が館内に見つからないこと。
・時折旅館から響く、無邪気な子供の声が二人分。
・懺悔室の存在。そしてシスターとバフォメットが同じ空間にいられること。
・各部屋に存在する不思議な家具。
・それなりに名前が出ている筈なのに、教会の襲撃を受けた噂がないこと。

[七不思議解説]
・オーナーですから。
・ラン「封淫の札と変化の札を重ねたらこれだけの量になりますからね……」
・10と3/4番線方式。
・声の正体はアリスとニカ。アリスは特別な相手でないと相手をさせません。ここのアリスは、性交の事は全く記憶にあらず、話すら記憶に留めないタイプのアリスです。
・シスターヴィオネッタは、懺悔を聞く資格を持つシスターである。魔物化してもなお、彼女の信仰は本物である。……バフォメットとの共存に関して、ヒント【オーナー】。
・オーナーが気紛れで買い集めたか、或いは'DJ'が盗聴用に設置しているようだ。前者は兎も角、後者は番台さんによって取り除かれる運命にある。
・襲撃はあるが、全てオーナーが撃退しているらしい。最多99Pを行ったとこともあるという話もあるが、真相は定かではない。

[人物]
名前:ラン=ラディウス(Ran=Radius)
種族:人間→妖狐(尻尾九本)
役職:番台兼フロント係
性格:苦労性、妄想癖あり
特技:雑務全般、呪符製作
使用可能技:四属性符、護身用拳術、護身用舞踏術、九つの月(未完成)
名前元ネタ:東方プロジェクト、BEMANI曲『Radius』
詳細:この物語の主人公。
ある日夕食の材料を探しに森の中を歩いていたところ、オーナー:ハンスに取り憑かれてしまう。その後生まれの村を男も'女も'全て犯し尽くした後で解放された彼女は、ハンスに反撃しようと立ち上がったが、そのまま自らが行ったように全身を犯されてしまう。
その際ハンスとの魔力相性が良かったのか、ハンスの魔力が体に吸着し、妖狐に種族を変じてしまう。以降、村に戻れず、ハンスの宿『デルフィニウム』にて番台として働くことになる。
最近の悩みとしては、尻尾が種族限界まで増えたことによって、頭に浮かぶエロい妄想が止まらないこと。気付いたらエロエロよー!

名前:ハンス=エイシアン(Hannes=Earthan)
種族:妖狐(尻尾九つ)
役職:オーナー兼『おねぇさま』
性格:淫乱、色狂い、楽天主義
特技:エロいこと(最大99P以上)
使用可能技:不明
名前元ネタ:ブラッディロア、地球
詳細:温泉宿『デルフィニウム』のオーナーにして希代の色狂い妖狐。
所謂『だいたいこいつのせい』。
・この『デルフィニウム』に様々な種族の魔物が集まるのも
・番台さんの妄想が酷くなったのも
・寧ろ番台さんが九尾の狐になったのも
・元番台が穏やかな性格になったのも
・バフォメットや元教会騎士が従業員として働くのも
全てこの最高の色狂い狐のせいである。
作中、作者随一のチートキャラ。その魔力はあのバフォメットをも沈ませエキドナともほぼ互角に渡り合い、その性技はサキュバスすら忘我の淵に沈める。
世界の壁や次元の壁やメタの壁やらあらゆる物を超える事が可能であることから、以前別世界の女子高生退魔師を拐かして『妹』にした事がある(解決済み)。
図鑑に書かれる通り、普段から如何にエロく交わるかということばかりを考えている、分かりやすいといえば分かり易い妖狐である。

名前:ルミル=ワクシワンド(Rumir=Waxiwand)
種族:バフォメット
役職:従業員兼作家
性格:ババア、狡猾そして迂闊、夫にメロメロ
特技:ギャンブル(特に麻雀)
使用可能技:『炉道拳術』、血染めの鎌
名前元ネタ:青龍『Waxing Wanding』
詳細:作家を兼業しているバフォメット。
作家志望も集う『ルミルサバト』の元締めにして'エンプレス'様。ギャンブルで無類の強さを誇る……が、アリスには負ける。
鎌の継承の際の事故で、所持する鎌が村正の如き呪いの血吸い鎌になってしまう。始めて持った際にその過剰の怨念に引きずられ、切り裂き魔と化していたところに、現在の夫であるエッサムス=カニボー氏が出現。
三日三晩の死闘の末、彼に倒される。その間に意識は取り戻したが、体の主導権を取り戻すのは結局は死闘の後であった。
激闘の後、エッサムスは彼女を気に入り、その場で婚約。以来夫婦として年に一度は大陸等の何処かでキャッキャウフフしているという。

名前:テッサ=ルアミナ(Tessa=Lamina)
種族:魔女
役職:従業員兼商品開発部部長
性格:子供っぽい、わりと大人しい
特技:お菓子作り、タロット
使用可能技:魔術全般、ふしぎなおかし
名前元ネタ:LunaとArtemis
詳細:ルミルサバトに属する、ウィッチクラフトを得手とする魔女にしてルミルの側近。ルミルのこの世界で二番目の理解者と自負している。
ルミルサバトの古株で、恐らく同サバトの魔女達の中では最大級の魔力を保持している。その魔力を用い、デルフィニウムの様々な土産を作成している。
因みに'お兄ちゃん'募集中。趣味のお菓子作りでプロポーズする日を夢見つつ今日も修行中。

名前:'DJ'(DJ)
種族:サキュバス
役職:従業員兼音響担当
性格:陽気、欲に忠実
特技:声で相手の性感帯や弱点が分かる
使用可能技:『大共振』、セクシャルトーン
名前元ネタ:そのまんま。
詳細:本名不詳のサキュバス。実は『デルフィニウム』に於いてはルミル・テッサに次ぐ古株。『No Music,No Sex.』を合い言葉に性感音楽や催眠音楽を始めとした様々なエクスタシーミュージックを追求する異端のサキュバス。
特徴はアメリカンスタイルっぽいキャップにスニーカー、flygirl風の出で立ち、そして首に掛けた『趣味人』手製のヘッドフォン。性感音楽のみならず、一般の音楽や機材など音に関わることなら相応の知識があるため、宿の音響を担当している。
常時ルー語、或いは筆頭語。禁止用語は子音のみで叫ぶ。
ケイとはとある理由から犬猿の仲。

名前:ミナエ=ジョウレン(浄蓮 水無江)
種族:ジョロウグモ
役職:従業員兼服飾担当
性格:昼:慇懃、夜:ドS
特技:裁縫、和歌作り
使用可能技:束縛、蹂躙、裁縫
名前元ネタ:ジョロウグモ伝説の地、浄蓮の滝と、女郎花より。
詳細:ジパング出身の女郎蜘蛛。ジパングでオーナーに勧誘された。大陸の布デザインに惹かれ、自らのアレンジを施していたいと言う思いから承諾した。
昼間はお淑やか、夜はドS或いは鬼畜。しかし口調は常に丁寧。

名前:アマテ=オヂヤ(小千谷 天手)
種族:ゆきおんな
役職:従業員兼料理長
性格:オカン、親切
特技:熱い物を平気で口に出来る
使用可能技:筋肉引き締め、母の手料理
名前元ネタ:雪女伝説のある地名。
詳細:ジパングでオーナーにスカウトされた雪女。夫に先立たれ未亡人となっていた。子供は既に旅立った身であり、余生をどうしようかと考えていたところでのスカウトだった。
そのため、立ち居振る舞いにオカン、或いはお袋のものである。だがその辺りに母性を感じるのか、顧客はそれなりに多い。

名前:ヴィオネッタ='チャスターテ'=アンクローゼ(Vionetta='Chastate'=Enclose)
種族:人間→ローパー
役職:従業員兼懺悔室の主。
性格:頑固、自己犠牲的
特技:教会剣術、我慢
使用可能技:Cpt GC(絨毯殲滅)
名前元ネタ:称号は禁欲から。アンクローゼは聖痕とロゼッタ石。ヴィオネッタは適当。
詳細:通称'懺悔様'。源氏名は'シスター'。
元々教会の『神の尖兵』の一人で、『赫頭巾』の通り名で有名だったシスターだったが、或る枢機卿の策略によりローパーへと変じてしまい、追われる身に。
失意の中で精も得ず追っ手を追い払いつつ流浪の旅を続けていたところ、アリスが誘拐目的の破落戸に追われている所を発見。これを助ける。(その際に身の丈以上もある異様にデカい剣を持った若い剣士が破落戸を撃退している)。
彼女と共に旅をする中で、彼女に対して庇護欲、母性が生じ、彼女を守らねばという思いが強くなる。以降、共に行動する。
ルミルとは信仰の違いなどから今でも犬猿の仲である。アリスが良い緩衝材である。

名前:アリス(Alice)
種族:アリス
役職:従業員
性格:純真
特技:ルミルに仕込まれたギャンブル
使用可能技:妖精召還、幸運の申し子
名前元ネタ:無し
詳細:実は過去の経歴がよく分かっていない。当人も思いだそうとしていつも失敗している。
ヴィオネッタと共に宿に来た後は、持ち前の純真さと明るさで宿内の従業員のマスコットとなっている。
幸運の神が憑いているのではないかと思えるほど運が良い。その上、何を思ったかルミルに麻雀を仕込まれ、表ではやらないが裏の勝負では百戦百勝している。魔力でのイカサマすら平然と見抜ける辺りにまで実力を伸ばしている。
無論当人は裏の勝負だと分かっていないし、イカサマは「言わず、利用してやるのじゃ」と教えられているため指摘しない。

名前:ケイ=メラコッド(Kei=Melacod)
種族:ワーキャット
役職:元番台、現ペンション管理人
性格:楽天、苦労性、突っ込み体質、時折凶暴
特技:気配探知
使用可能技:縮地
名前元ネタ:作者の本名
詳細:メタと図鑑世界を行き来出来るワーキャット。
普段は親魔物のセシルトン領でペンションを開いているが、時折ハンスに呼ばれてデルフィニウムで番台を任されることがある。
それ以前は、反魔物派テロ魔術師集団『ヘカトンケイル』によって拉致され魔物体実験に晒されていた。様々な実験の後遺症で、マタタビ酒を飲むと性格と体質が激変する。
その後組織は某領に対するテロを実行――する寸前で大量のベルゼブブに襲撃され壊滅。時の領主が妻ハンスに教育を頼んだ。ハンスはそれに見事'応え'たといえる。

名前:ニカ=イジュネスカ=ラディウス(Nika=Ijuneska=Radius)
種族:人間
役職:なし
性格:内気、素直
特技:不明
使用可能技:なし
名前元ネタ:作者の本名
詳細:廃墟都市ネグームの生き残りにして、ラン=ラディウスの養子。傷が中々癒えず最初は鬱ぎ込んだままだったが、徐々に本来の明るさを取り戻していく。
(成長後の特徴)当初よりランが魔封じの札を貼り、成長と共に魔力耐性を強くさせていったため、魔物の魔力が全く効かない体質となっている。そのため、魔物化する事が一切無い。
また、従業員仕込みの、淫魔殺しの性技が使用可能となっているが、当人はあまり使いたがらない。

名前:ラミアム=サラス(lamiam=salas)
種族:クイーンスライム
役職:サラス国女王
性格:淫乱
特技:意識のみ分裂可能
使用可能技:不明
名前元ネタ:某偉大なる先輩のHN。
詳細:『デルフィニウム』の商売相手にして、異端のクイーンスライム。
「これも一つの愛の形」と国王の他に、様々な人間を『国民』として招き入れ、実質逆ハーレムを作り上げている。
因みにスライムの国民は、他のクイーンスライムよりも高いレベルでの自我を保持している。但し、その嗜好思考行為は全てクイーンに筒抜けてはいるが。
11/06/02 19:15 up
一度間取りの勉強しよう。大まかなものしか浮かばなかった。
ここに来れば、ほとんどのプレイが可能です。作家の皆様も含めて、是非ご利用あれ♪

6/2 具体的な人物設定追加。
まだ使っていない裏設定もあり。
初ヶ瀬マキナ
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