連載小説
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前編
ある昼下がりの事である。
熱い熱線を放射する太陽が輝く中 人々はコンクリートの道を歩く。

当然 太陽の日を帯びたコンクリートは熱く そして空気中に熱を送る為
その上を歩く人々には 灼熱地獄と言わんばかりの熱さを提供しているのだ。

後は察しの通り 人々は汗をかき 蒸れて 臭う体臭と化す。
しかも汗というのは 清潔なタオルやハンカチ等で吹き取らず
放置すると菌が繁殖して カビが生えたり等の皮膚病にかかる。

なので スポーツ選手や訓練を行うものは
汗をかいたら こまめにふき取る事を推奨する でないと・・・。



「ア"アァア〜〜〜〜 ガアアアイイイッ!!!!!」

全身をかきむしる この男の様になってしまうのである。





この男 日下部義男(くさかべよしお)は 体質的にデリケートな皮膚であるにも関わらず
18になるまで 仕事や運動をした後でも 汗を拭きとったり風呂に入らなかった為に
股間にはインキン 背中にはアトピーといった具合に典型的な皮膚病に侵されたのである。

その為 3週に一度行きつけの皮膚科に通っては
経過の確認と塗り薬の投与 毎日塗る薬を貰うのだ。
そして 風呂も短時間で済まして 迅速かつ丁寧に 全身に薬を塗る
なかなか手間のかかる行為を 毎日行う。
勿論手を抜けば 治りかけが台無しになるので 手を抜けない。

当然ではあるが 彼女なんていない というより
治るまで作れならないと 誓いを立てている。(察してあげて下さい。)




ある日のこと 彼はいつも通り職場で雑用をこなし
たっぷり汗をかいて帰宅すると 空中で何かが 彼の体臭に反応した。

空中の何かとは 蝿の羽と触角の生えた 幼女 の姿をしたベルゼブブである。
彼は年齢的に20代中頃とはいえ 旨み成分が含んだ様な汗の臭さであり
幼女ベルゼブブは口を釣りあげて不敵な笑みをして その匂いに惹かれて後を追った。

彼が自宅に着く手前で 先程のベルゼブブは降り立った。
「やあ お兄ちゃん。 私とイイコトしよーよ?」
家の手前で突然声をかけられたので彼は驚いた。

しかし彼は説明した通りインキン持ちなのだ。
「悪いけど 俺はインキンとか持ってて Hしたら
 君に俺の病気をうつしてしまうんだ。」
彼は冷静になって ベルゼブブに説得を試みる。

だがベルゼブブは大笑いして一言こう言った。
「私がその病気を治してあげようかしら?
 ベルゼブブはねぇ 汚い物が大好きなのぉ!
 だから私が舐めて舐めて お兄ちゃんの病気を舐めつくしてア・ゲ・ル!」
男はその言葉に 心を打たれた。




彼女ことベルゼブブの名は メナスと言い
メナスは 彼の家に住みつく形で治療を行うことにした。

早速メナスは 彼に治療を行うことにした。
その治療方法とは―――。

「ヨシオお兄ちゃん シャワーで体に塗っていた薬を落としたかしら?」
彼は縦にうなずく。 すると生まれたままの姿になっていたメナスは
同じく風呂から上がったままの姿で立っていた彼をベッドに優しく押し倒す。

まずメナスは 首下を舐めまわす。
この時のメナスの舌から感じる刺激に快感を通り越して
こそばゆい感覚により体が反射的に動きそうになる。
だが 魔物の力を持って両腕で押さえこまれており そのまま舐め続ける。
あらかじめ薬を洗い落したのは体を舐める際に
薬を体内に入れることの危険性と 単純に苦味がするからである。

首下を舐めとると両腋・両腕を舐めまわす。
この部位は首下ほど敏感に感じないので心地よい。
腋を集中して舐めてから 腋から関節まで直線に舐めとる。
次に関節のしわから丹念に舐めとり 手の指を舌先で動かす様に舐めたり
口でピストンするかのように 音を立てて口吸引をする。

この時の馬乗りのメナスの指の舐めとる仕草
視線に映る桃色の乳首 毛の生えていない少し湿った局部のチラリズム
未成年の幼女にナスがままにされていると言う背徳で興奮するも
メナスは「まだ焦っちゃダメよ これからだから。」と焦らす。

腕を舐め終えて今度は 胸板と腹部を舐める。
この時 これまでの行為で彼の体は火照り 汗をかいていた。
今回は先に風呂に入っていた為 汗の味を楽しむ事は出来なかったので
メナスにとってようやくの 料理の一品で言う
主菜(ご飯等の穀類が当てはまる)が出てきたのだ。
カップアイスの蓋に付いたアイスを舐めるかの如く味わい
胸板と腹部 そして背中を体ごと密着して舐めまわす。
密着する為 性的興奮とメナスの体の熱で 更に毒素を凝縮した汗を放出する。
勿論それも綺麗に何度も舐めまわす。

上半身全てを舐め終えると最後の仕上げに取り掛かった。
「さてさて ようやくお楽しみのメインディッシュのご登場ね♪」
魔物娘全般に言えるメインディッシュ・・・下半身の登場である。

メナスの目線には これまでの行為で興奮して
既に勃起した彼の肉棒が そびえ立つ。
股や足関節にも 熱気で蒸しており 大量の汗をかいている。

彼はこの後の行為の期待を胸に 彼の皮かむりの肉棒が脈打ち さらに肥大していく。
皮をかむっているもののこの肉棒のアジア系の常人以上の太さと大きさに
メナスもまた 期待を胸に感謝の意を込める―――。
「神様 仏様 魔王様! この出会いに感謝して イ・タ・ダ・キ・マ・ス!」
言った直後に 肉棒・・・ではなく膝の裏から舐め始めた。

まず膝の裏から股にかけて一直線に往復するように舐めとる
当然童貞の彼には強い快楽的刺激となり 全身がふるえている。
これだけでも 彼は果ててしまいそうになるが 気合で我慢する。
「あれ もしかして どうてい?」
と メナスの不意の発言で動揺してしまい 即座にバレた。
「やっぱり〜。 でも逆に安心したわ。
 病気を人に平気でうつすような男じゃなくて。」

両方の脚を舐め終えると 最後の仕上げとして性器全てを舐めとる作業に入った。
既に戦闘態勢になっているも 皮で覆われた肉棒の先端を
舌先で皮の中にねじ入れて皮を丁寧に剥がす。
剥がされる時の刺激だけで果てそうになり
必死にこらえるが「我慢しなくてもいいのよ イッパイ出して♪」
とメナスは射精を促す様に 甘い声で攻め立てる。

皮が剥がれると先端がメナスの吐息にも反応するほど敏感になり
一方はアイスキャンディーを舐める様に舌を動かす。
彼は仰向けでの 奉仕的な行為による視覚的な刺激
より敏感になった先端から伝わる刺激に耐え切れず 顔に放出した。
浴びた精液を左手ですくい 口に入れると思わず
顔がほころび 頬を紅く染めて「おいしい。」と答えた。

一度放出した程度では興奮は収まらず そびえ立ったままであるが
メナスも次の行為に入っていた。 幼いなりに大きく口を開けて肉棒を頬張る。
さすがに半分ほどしか頬張れなかったが
咥内の圧迫と中に広がる唾液による滑りでゆっくりと口ピストンを開始する。
手コキの圧迫と上下運動は似ているがこれの快感はそれの比ではない。
目の前の精液を浴びた幼女が行っている背徳感 その幼女の温もりを感じる至福の気持ち
これだけで彼は大いに満足していた。

出したばかりとはいえ次第に射精が近づき
メナスは彼のこらえる様子を見て 徐々にピストンの速度を上げていく。
そして彼が二度目の絶頂に達した時 精液をこぼさないように口をきつく締めた。
全てを出し終えると舌を出したまま口を開き 出した精液を見せつけた。
見せ終えると 喉を鳴らして飲み込んだ。「まだまだイけるよねお兄ちゃん?」
メナスはそう言って次の行為に映る。

さすがに2度も出すと肉棒は衰える様に縮こもる。
だがそれを想定してたかのように 先端に残った汁を舌で軽く一舐めして
竿の部分を右手で握って上下に振る。右手の状態を維持したまま根元を舐めとり
その下の精子工場とも呼べる玉袋を舌でチェリーを転がす様に舐める。
この箇所を刺激することで萎えた肉棒に活力を取り戻したかの様に
一気に膨れ上がっていく。
右手の動作をそのままに 刺激を与える玉袋を今度は甘噛みする。
甘噛みは 咥える行為とは別の刺激とも呼べ 
みるみるうちに はち切れんばかりに膨張した。

エロ本にある様な娼婦がやる技術を魔物とはいえ 幼女が使う事に驚くも
「ビックリした? これママが教えてくれたの。
 何度もやっておちんちんが萎えたら
 こうやってタマタマに刺激を与えるのって!」
普通の人間なら絶対に親から教わることがない事を
教育の一環のように教える辺り さすが魔物娘と言った所か。

こうして体の隅々を舐めつくされ 最後の一発を出すだけになった。
するとメナスは何かを思いつく。
「ねえお兄ちゃん 最後だしぶっかけってやってみたくない?」
この言葉に彼は再び動揺する。最初の暴発でメナスの顔に浴びせたと言えど
幼い子供に性的な事を行うだけでも倫理的にタブーとされるのに
男の欲望の象徴ともいえる臭みのある白い精液をかけるインモラルとも言える行為に
背徳感を感じつつ 所有している事を見せつける支配欲的な感情も沸き起こる。
「遠慮しなくてもいいの! さっきみたいにおもいっきりやっちゃって♪」
とこの言葉を最後に右手のシゴキを強くしつつ 裏筋から先端にかけて一直線に舌先で舐める。
勿論左手で玉袋を揉んだり転がす事も忘れずに。

肉棒が震えるほど脈打ち 発射する直前で舐めるのを止めて
先端を全身に向けて トドメと言わんばかりに右手のシゴキを強めた。
このトドメにより先端から1回目と比べ物にならないほどの
大量の精液がメナスの幼い肢体を白く塗りたくった。

ほのかな胸の凹凸で精液が部分部分にとどまったり
腹部や局部にかけて垂れ落ちて行く―――。
この時のメナスは恍惚とした表情で口を大きく だらしなく開けていた。



こうして二人の奇妙な共同生活は始まった。
11/07/15 14:57更新 / 男魔術士
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■作者メッセージ
某作者さんのベルゼブブSSを見て さらに知人が
とある病気で苦しんでるのを見てあまりに不憫で
ふと思いついて書いた 後悔はしていない。
※そもそも本来のベルゼブブ本体に治癒の能力はないけど
 こまけえことはいいんだよ!


可能なら近日中に後編(?)だします。
ぶっちゃけここで終わっても良かったのですが
合体無しで終わるなんて あまりにも彼が 可 愛 そ う な の で
(´・ω・`)

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