4# 喫茶店と衣装(1)
新学期の初めの休日の土曜日に私の家にいつもの者が遊びに来ている。
リビングに黒野が三人を案内してから私はソファに腰かけて三人を見た。
「いらっしゃい」
「邪魔するぜー」
「お邪魔してるよ?」
「こんにちは脩也さん」
それぞれ私に挨拶をしてからリビングにあるテーブルに囲むように席に座る。
今日は私を含めこの者たちと中学当時からの恒例の会議をするのだ。
これは私たちの間柄ではかかさない行事だ。
「それじゃあ、儂から提案があるのだが……」
「うむ、それじゃあ朱里の案から聞こうか?」
朱里はお乳様を揺らしながら立ち上がり一息ついてから言う。
「おほんッ、まず儂が考えた案なのだが……」
「朱里の案ならば我々も安心できる」
「続けてください」
「俺は後で聞かせてくれ。先にトイレ行ってくる」
健吾が立ち上がりリビングを出る姿を見る朱里は微笑む。
まぁ、いつものことで我々が会議をするときはいつも初めは健吾はトイレに向かう。
「儂が考えた案は……まぁ、簡単だ。今から最近できたという喫茶店に行かないかい?」
「ふむ……喫茶店か?」
「私もいってみたいとは思ってました」
「ふぃ〜……おぉ?もう終わったのか?」
「あぁ、お帰り健吾。丁度今終わったところだ」
トイレから戻ってきた健吾に私は会議が終わったことを告げる。
それを聞いた健吾は先ほど座っていた椅子へと腰かけた。
「決まりだな?それじゃあ、今からその喫茶店に行こう」
「あぁ、何だ喫茶店に行くのか?まぁ、構わないぜ」
「決まりじゃな?」
「ほほほッ、それでは私は車を用意いたします」
「いや、良いんだ黒野。この会議で決まったことはわかってるだろう?」
私が片目を瞑りつつ微笑んでいると黒野は微笑んでから「畏まりました」と言ってから右手を胸に当てて頭を下げる。
それから私たちは立ち上がり黒野に頭を下げた。
「ふぉふぉッ、それでは衣装を用意いたしますね?」
「あぁ、頼むよ黒野」
黒野が先ほどのように頭を下げてからリビングの隣にある和室から四つの紙袋を持ってくる。
それを一つずつ私たちの前に置いてゆく。
「今回の衣装はこちらになります」
「あぁ、わかった」
そして、私たちは着替えるために部屋を分ける。
リビングでは私と健吾が着替えていて隣の和室では小雪と朱里が着替えている。
「なぁ、脩也?」
「あぁ、お決まりのあれだな?」
私と健吾はお互いに目を合わせてから微笑むのだ。
まぁ、決まっているだろう…彼女らの着替えている姿を覗くのだ。
私と健吾はそっと和室の戸を少し開けて覗く。
『おぉ……ッ!!』
私たちは小声で隙間から見える状況に歓声を上げる。
それが…こうだ。
「ふむ……これは……」
「うん……」
彼女らは紙袋の中身を覗きながら首を傾げている。
しかし、下着姿なのは良いものだ。
小雪は白い肌が目立つような黒い下着を着けていた。
朱里はと言うと薄い黄緑色の下着を着けていた。
彼女らが一つの行動をするたんびに動いているお乳様は目の保養になっていた。
「……んッ?」
朱里がこちらに気づいたかのように近づいてきてから一度止まり振り返る。
小雪はこちらに気づいているかのように微笑んでいた。
私たちはそっと扉を閉めてから襖に背を付けてから一息つく。
「小雪ちゃん……胸がまた大きくなった?」
「あぁ、そのようだ。どうしてあんなに早く大きく成長するんだ?」
「俺に聞いたって知るかよ……それよりも」
「あぁ……」
『朱里のおっぱいはデカかった』
私たちは目の前のティッシュに手を伸ばしてから微笑みながら鼻血を吹いてゆくのだった。
〜ロード中…〜
着替え終わった私と健吾はその衣装をお互いに見ている。
「何で脩也はスーツなんだ?」
「そう言うお前もスーツじゃないか」
「あぁ、そうだな?」
私たちはスーツ姿のままでから一息ついてから襖の方へと向かい健吾が二回ノックをする。
中から朱里の声が聞こえた。
『明けても構わんぞ』
「それじゃあ、開けるぞ?」
「あぁ、頼むよ健吾」
「それじゃあ、お披露目だぜッ!!」
健吾が襖を開けるとそこに居た彼女たちを見てから私たちは目を見開いた。
彼女らの衣装が図鑑に載っているモノだったのだ。
まずは小雪のが図鑑に載っているアルプのコスプレ。
それから朱里はカラステングのコスプレだったのだ。
下乳と胸元が少しはだけて見えるお乳様万歳だ。
因みに下乳は小雪で胸元が少しはだけているのが朱里だ。
「こ、小雪……」
「あうぅ〜ッ……し、脩也さんの目が獣(けだもの)の目をしています」
「あぁ、すまない……」
胸を両手で隠しながら頬を赤くしている小雪は素晴らしく可愛い。
私はそっぽを向いてから丁度そこに居た黒野は…。
「ふぉふぉッ、皆様お似合いですぞ」
黒野よ…良くやってくれた。
私は心の中で黒野に感謝をした。
「む、胸が……胸が……」
「見るな変態がッ!!」
健吾が血走った目をしながら朱里を見ていたのだろう。
朱里は彼の鳩尾にめがけ拳を入れる。
「うごふッ……」
「そこで気絶しとれ」
朱里の拳をそのまま受けた健吾はそのまま倒れて気絶したようだ。
そんな朱里は腕胸を支えるように組みながら一息漏らす。
小雪の視線が妙に黒かったのは言うまでも無かろう。
〜ロード中…〜
それから私たちは家を出てから三十分ぐらいは歩いたところにある喫茶店へと向かった。
この喫茶店はいわゆるコスプレ喫茶だった。
『……。』
私たちはその扉の前で固まっているのだ。
「ね、ねぇ朱里?」
「どうした小雪」
「こ、ここが朱里が言っていたところなの?」
「う、うむ……」
私たちは暫く考えてからその場で団を組み始める。
「ま、まず最初は誰から入るかジャンケンで勝負な?」
「あぁ、それが良いかもしれんな?」
「それじゃあ……」
『じゃんけん……ぽんッ!!』
朱里と小雪がチョキで私と健吾がパーだった。
「ふむ、それじゃあ……二人ともよろしくな?」
「あ、あぁ……それじゃあ……」
「行こうか……」
私と健吾は扉の前に立ってから深呼吸をして扉を開けるのだった。
そして私と健吾は目を見開きながら驚くのだった。
リビングに黒野が三人を案内してから私はソファに腰かけて三人を見た。
「いらっしゃい」
「邪魔するぜー」
「お邪魔してるよ?」
「こんにちは脩也さん」
それぞれ私に挨拶をしてからリビングにあるテーブルに囲むように席に座る。
今日は私を含めこの者たちと中学当時からの恒例の会議をするのだ。
これは私たちの間柄ではかかさない行事だ。
「それじゃあ、儂から提案があるのだが……」
「うむ、それじゃあ朱里の案から聞こうか?」
朱里はお乳様を揺らしながら立ち上がり一息ついてから言う。
「おほんッ、まず儂が考えた案なのだが……」
「朱里の案ならば我々も安心できる」
「続けてください」
「俺は後で聞かせてくれ。先にトイレ行ってくる」
健吾が立ち上がりリビングを出る姿を見る朱里は微笑む。
まぁ、いつものことで我々が会議をするときはいつも初めは健吾はトイレに向かう。
「儂が考えた案は……まぁ、簡単だ。今から最近できたという喫茶店に行かないかい?」
「ふむ……喫茶店か?」
「私もいってみたいとは思ってました」
「ふぃ〜……おぉ?もう終わったのか?」
「あぁ、お帰り健吾。丁度今終わったところだ」
トイレから戻ってきた健吾に私は会議が終わったことを告げる。
それを聞いた健吾は先ほど座っていた椅子へと腰かけた。
「決まりだな?それじゃあ、今からその喫茶店に行こう」
「あぁ、何だ喫茶店に行くのか?まぁ、構わないぜ」
「決まりじゃな?」
「ほほほッ、それでは私は車を用意いたします」
「いや、良いんだ黒野。この会議で決まったことはわかってるだろう?」
私が片目を瞑りつつ微笑んでいると黒野は微笑んでから「畏まりました」と言ってから右手を胸に当てて頭を下げる。
それから私たちは立ち上がり黒野に頭を下げた。
「ふぉふぉッ、それでは衣装を用意いたしますね?」
「あぁ、頼むよ黒野」
黒野が先ほどのように頭を下げてからリビングの隣にある和室から四つの紙袋を持ってくる。
それを一つずつ私たちの前に置いてゆく。
「今回の衣装はこちらになります」
「あぁ、わかった」
そして、私たちは着替えるために部屋を分ける。
リビングでは私と健吾が着替えていて隣の和室では小雪と朱里が着替えている。
「なぁ、脩也?」
「あぁ、お決まりのあれだな?」
私と健吾はお互いに目を合わせてから微笑むのだ。
まぁ、決まっているだろう…彼女らの着替えている姿を覗くのだ。
私と健吾はそっと和室の戸を少し開けて覗く。
『おぉ……ッ!!』
私たちは小声で隙間から見える状況に歓声を上げる。
それが…こうだ。
「ふむ……これは……」
「うん……」
彼女らは紙袋の中身を覗きながら首を傾げている。
しかし、下着姿なのは良いものだ。
小雪は白い肌が目立つような黒い下着を着けていた。
朱里はと言うと薄い黄緑色の下着を着けていた。
彼女らが一つの行動をするたんびに動いているお乳様は目の保養になっていた。
「……んッ?」
朱里がこちらに気づいたかのように近づいてきてから一度止まり振り返る。
小雪はこちらに気づいているかのように微笑んでいた。
私たちはそっと扉を閉めてから襖に背を付けてから一息つく。
「小雪ちゃん……胸がまた大きくなった?」
「あぁ、そのようだ。どうしてあんなに早く大きく成長するんだ?」
「俺に聞いたって知るかよ……それよりも」
「あぁ……」
『朱里のおっぱいはデカかった』
私たちは目の前のティッシュに手を伸ばしてから微笑みながら鼻血を吹いてゆくのだった。
〜ロード中…〜
着替え終わった私と健吾はその衣装をお互いに見ている。
「何で脩也はスーツなんだ?」
「そう言うお前もスーツじゃないか」
「あぁ、そうだな?」
私たちはスーツ姿のままでから一息ついてから襖の方へと向かい健吾が二回ノックをする。
中から朱里の声が聞こえた。
『明けても構わんぞ』
「それじゃあ、開けるぞ?」
「あぁ、頼むよ健吾」
「それじゃあ、お披露目だぜッ!!」
健吾が襖を開けるとそこに居た彼女たちを見てから私たちは目を見開いた。
彼女らの衣装が図鑑に載っているモノだったのだ。
まずは小雪のが図鑑に載っているアルプのコスプレ。
それから朱里はカラステングのコスプレだったのだ。
下乳と胸元が少しはだけて見えるお乳様万歳だ。
因みに下乳は小雪で胸元が少しはだけているのが朱里だ。
「こ、小雪……」
「あうぅ〜ッ……し、脩也さんの目が獣(けだもの)の目をしています」
「あぁ、すまない……」
胸を両手で隠しながら頬を赤くしている小雪は素晴らしく可愛い。
私はそっぽを向いてから丁度そこに居た黒野は…。
「ふぉふぉッ、皆様お似合いですぞ」
黒野よ…良くやってくれた。
私は心の中で黒野に感謝をした。
「む、胸が……胸が……」
「見るな変態がッ!!」
健吾が血走った目をしながら朱里を見ていたのだろう。
朱里は彼の鳩尾にめがけ拳を入れる。
「うごふッ……」
「そこで気絶しとれ」
朱里の拳をそのまま受けた健吾はそのまま倒れて気絶したようだ。
そんな朱里は腕胸を支えるように組みながら一息漏らす。
小雪の視線が妙に黒かったのは言うまでも無かろう。
〜ロード中…〜
それから私たちは家を出てから三十分ぐらいは歩いたところにある喫茶店へと向かった。
この喫茶店はいわゆるコスプレ喫茶だった。
『……。』
私たちはその扉の前で固まっているのだ。
「ね、ねぇ朱里?」
「どうした小雪」
「こ、ここが朱里が言っていたところなの?」
「う、うむ……」
私たちは暫く考えてからその場で団を組み始める。
「ま、まず最初は誰から入るかジャンケンで勝負な?」
「あぁ、それが良いかもしれんな?」
「それじゃあ……」
『じゃんけん……ぽんッ!!』
朱里と小雪がチョキで私と健吾がパーだった。
「ふむ、それじゃあ……二人ともよろしくな?」
「あ、あぁ……それじゃあ……」
「行こうか……」
私と健吾は扉の前に立ってから深呼吸をして扉を開けるのだった。
そして私と健吾は目を見開きながら驚くのだった。
13/02/03 14:40更新 / オガちゃん
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