連載小説
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6# 天からの贈り物
時刻は午前二時ごろだろう。
俺とメイスはベットで背を向けた状態で寝ている。
同じ布団で寝る彼女の心臓の鼓動が聞こえてくるぐらい近い状態だ。

「雄介さん……」
「どうかした?」
「いえ……眠れないのですか?」
「あぁ……うん……」

スルスルと音をさせながらメイスは俺に抱きついてきた。
俺の心臓の鼓動が彼女に聞こえているようだった。

「こんなに……鼓動を激しくして……」
「だってよ?同じベットで恋人と添い寝をしてたら……当たり前だろう?」
「クスクス……確かにそうですね」

俺は寝返りを打ってからメイスの方を向く。
月の明かりに照らされた彼女の瞳は何処か輝いていた。

「雄介さん……」
「メイス……」

俺たちは見つめ合った後にお互いの唇を合わせる。
彼女の唇はとても柔らかく少しひんやりとしていた。
俺は彼女を抱きしめてから深く唇を重ねる。

「んぅ……雄介さん……」
「メイス……俺……」
「良いですよ。雄介さんの思いのままにしてください」
「メイス……」

俺は彼女に覆いかぶさってから抱きしめ唇を重ねる。
そして、その後に彼女の唇の中に舌を入れる。

「うん……んちゅ……はぅんッ……」
「メイス……ううぐッ……んぅ……」

舌を絡めながら俺は彼女の着ている白のパジャマを脱がせ始める。
上着を脱がせられたメイスの体は幼さが残っておりその少し膨らんだメイスの乳房が露わになっていた。
そして、俺は彼女と唇を離してからメイスを見つめる。

「ふぅッ……メイスお前……」
「ハァハァ……はい、部屋で下着を脱いできました」
「まさか……このことを……」
「えぇ、貴方……雄介さんと愛を深めたいと思って……」
「良いんだな?」
「はい……雄介さんと愛したい……だから……」
「……わかった。俺も男だ、収まりが効かないと思ってくれ」
「はい、私も負けませんよ?」

彼女の少し潤んだ瞳に映る俺を見た後に俺は彼女の耳を舐め始める。
耳を舐められているメイスは目を瞑ってから俺の首の後ろに腕をまわしてきた。

「ふぅんッ……あぁッ……」
「メイス……可愛い」
「もう……馬鹿……」

その後もメイスの耳元を舐めながら彼女の胸を触る。
彼女の艶やかな声を聴くとどうやら胸も感じやすいのだろうと思った。
彼女の耳から離れてメイスの胸を揉み続ける。

「雄介さん……ひゃいッ……だめぇ……」
「メイスの胸が気持ちいいんだよ?」
「雄介さんのエッチ……あうッ!?……はぁッ……うんッ……」
「メイス……もう……」
「えぇ、来てください……」

〜暫くお待ちください・・・〜

暫くして俺とメイスはベットの上でお互い一糸纏わぬ姿になっている。
俺は彼女の頬に手を添えてからメイスを見つめた。
彼女の顔は赤くなっており彼女の目はとてもうるうると目を潤わせていた。

「メイス……行くぞ……」
「はい……」

そして、俺は彼女の下腹部にある筋に己の男性器を宛がう。
そして、ここで気になることがった。
何処に挿れればいいのか分からなかった。

「何処に入れればいいのか分からないのだが……」
「そうですか……それじゃあ……」

メイスが自ら自分の下腹部を開き始めた。
それは純粋を証明するに相応しい桃色の光景が広がっていた。
一部の部分からは愛液が溢れていた。

「ここに……雄介さんのおちん○んを挿れてくれればいいんですよ?」
「……あぁ、わかった」

俺はメイスに言われた場所に男性器を挿れてゆくと何かに当たる。
間違いなく彼女の処女膜だと判明した。
だけれど俺はお構いなしに膣内へと男性器を進めてゆく。

「うぅ……イタッ!」
「だ、大丈夫かメイス?」
「は、はい……でも嬉しい……」
「メイス……もう動いて良いか?」
「はい……ふやッ!?あッ、激しい……あんッ!?」

俺は彼女の腰を持ってからそのまま男性器の出し入れを行っていく。
彼女はベットにしがみつきながら喘いでいる声を聞いているとますますそそり始める。
俺は彼女の腰を強く掴んでから腰を激しく突き始める。

「はぁ、あぁうッ……雄介さん……ひゃあんッ……そんなに乱暴にしないでぇ……ッ!!」
「メイス……俺……もうッ!!」
「来てください……ひゃわッ……あぎゅぅ……」
「メイス、おうぐぅッ!?」
「あ、ひゃあああああああああああッ!!」

彼女の膣内に精をぶちまけだす俺の男性器はヒクヒクしながら彼女の子宮口に精を注ぎ始める。
それも十秒は続いただろうと俺は思った。
暫くして俺は彼女の膣から男性器を引き抜くとそこから血と混ざった俺の精がゴプッと音をさせながら溢れてきた。

「ハァハァ……うぐッ……」
「大丈夫かメイス?」
「はい……ふぅ……」

そして、俺たちは後処理をしてから裸のままベットに入り眠りにつくのであった。

〜暫くお待ちください・・・〜

時刻は午前七時ぐらいだろうか。
俺は目を覚まして体を起こして夜のことを思い出す。

「……ヤッちまった」

俺は一息ついてからベットから降りて黒い小さなテーブルに乗せられた綺麗に折りたたまれた寝間着が置かれていた。
その上には彼女のものである羽が乗せられていた。

「まったく……あいつめ……」
「昨晩は随分と楽しんでいたみたいだね?」
「……えッ??」

俺は声がした方を見るとそこには腕を組んで満面の笑みを浮かべている脩也さんが居た。
脩也さんは昨晩に帰ってきたようで声だけ聞こえていたようだ。
俺は顔を真っ赤にしながら俯く。

「……すみません」
「別に雄介を攻めやしないよ?まぁ、おめでとうとだけ言っておく」
「……えッ?」
「ふふッ、朝ご飯ができているから早くおいで」

脩也さんは微笑んだまま部屋を出て俺は少しの間放心状態になった。
その後にリビングに向かうと小雪さんと共に朝ご飯を用意しているメイスが居た。

「あッ……」
「……。」

俺とメイスは目が合い、お互いにそっぽを向く。
それを脩也さんと小雪さんはクスクスと笑いながら見つめていた。

「今晩は御赤飯にしましょうか?」
「あぁ、それが良いだろうね?」

などと二人は微笑みながら言っていた。
俺は視線を戻すとメイスは俺の方を見てから微笑んでいた。
俺は天界に感謝をしないといけないなと思う。
だって…こんな素敵な贈り物をくれたのだから感謝しないと罰当たりだと思ったからだ。

「なぁ、メイス……」
「は、はい……」
「今度二人だけで遊園地に行かないか?」
「はいッ!!」

俺とメイスは小さき呟きあいながら約束をする。
その後に彼女はお盆で脩也さんたちに見えない様に顔を隠してから俺にキスをした。

「あらあら〜♪」
「まったく……」

頬に手を添えて小雪さんは楽しんでいた。
そんな脩也さんは新聞を広げてから微笑んでいた。
俺は思うことがある。
こんな人生も悪くないと心で感じれるのだ。
それは彼女のメイスが与えてくれたものだと俺は思っていた。

〜END〜
13/01/30 17:44更新 / オガちゃん
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■作者メッセージ
はい、オガちゃんです。
やっと終わったと思うと何だか寂しいです。
次回作も考えておりますので楽しいにしていてください。
では、ノシ

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