2羽 初仕事は受付嬢…?
「皆集まれ」
ここはとある〜そよ風〜という郵便局である。
そこのオーナーであるカラステングの烏丸蒼空の一声によりそこで働く者たちが受付前に集まる。
そこには蒼空の隣にいるアホ毛が頭の上で左右に揺れているハーピーが居た。
「今日からここで働くことになったツバメの娘の小鳥遊スズメだ」
蒼空に紹介されたスズメを皆が見つめる。
「は、初めまして…た、たたたた小鳥遊すすすすすスズメです。宜しく願いしょまひゅッ!?」
スズメは緊張で頭を下げながら舌を噛むのと同時に一回転してうつ伏せの状態で倒れるというなんとも怪奇なことをやってみせた。
『・・・』
「「…あちゃぁ〜」」
皆はうつ伏せのまま「…痛い」と呟いているスズメを見て硬直している中で母親であるツバメとその幼馴染の蒼空は眉間を摘みながらため息を漏らす中で一人のハーピーがスズメに近づく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現在は皆が配達に出かけたり配達物を整理したりしている中でスズメは黒いハーピーもといブラックハーピーの川鵜クロと一緒に受付のカウンターの受付者の席に座っている。
「あのぉ…川鵜先輩?」
「…クロでいい」
「わかりました…『クロさん』」
「…それでいい」
クロはスズメの頭を撫でるとスズメは気持ち良さそうに目を細めて頬を桃色に染める。
それを監視室で見ていた蒼空とツバメは煎餅を片手にお茶を飲んでいた。
「まさか…あの地味なクロがねぇ〜」
「まったくだ。それよりツバメ?」
「どうしたのくぅちゃん?」
監視室にいる蒼空の隣で同じく煎餅を片手にお茶を飲んでいるツバメを蒼空は少し邪気を漂わせながら言う。
「仕事はどうした?」
「それがね?………やっぱり娘の初仕事だからねぇ?」
「…今回だけだぞ?」
「有難うくぅちゃん…それにしてもねぇ?」
「あぁ、そうだな…あのクロがなぁ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー(回想)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
話はスズメがうつ伏せの状態ですすり泣いている時である。
オロオロしている皆の中から彼女クロがスズメの前に現れた。
『うぅ…ぐすッ…』
『…大丈夫?』
そう言ってクロはスズメの頭を撫でながら少し微笑む。
『…立てる?』
『は、はい…有難う御座います』
二人は立ち上がりスズメはクロに頭を下げるとクロは微笑みながらスズメの頭を撫でる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー(回想終了)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そしてクロとスズメは暫くは一緒に仕事をすることになった。
そしてスズメの初めてのお客さんの接客が始まった。
入り口から中年の男性が受付の前に来てクロが「…見てて?」と言うと…。
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件ですか?」
「…えッ!?」
それはお客に対して満面の笑みを浮かべるクロである。
スズメはあの内気なクロの変貌っぷりに驚いている。
それを監視室で見ていた蒼空とツバメは微笑んでいる。
「まぁ、最初は驚くでしょうね?」
「確かにな?クロは営業スマイルとやらで客を引っ掴まえる程の変わりようだからな?」
「それに彼女は…何て言うのかしらね?」
監視室でそんなことを言われているのを知らずにスズメは変貌したクロを見て戸惑っておりお客が離れた後のクロは内気なクロに戻った。
「…どうかしたの?」
「…な、何でもないです。(変わりすぎだよッ!?…って言えないよね?)」
「…そう」
そして今日の仕事を終えたクロと蒼空とツバメは三人で近くの居酒屋に向かった。
「本日のお仕事お疲れ〜
「…お疲れ」
「お疲れぇ〜」
三人は頼んだビールジョッキを打ち合い三人で一緒に飲みだす。
そしたらクロが…
「あぁ、蒼空疲れたぁ〜」
「「変わり身早いッ!?」」
「何よ?普通じゃない?」
それを見て二人は微笑みだしてクロはタバコを取り出して一本銜えてから火をつける。
「だいたいさぁ、二人で監視なんかして楽しかった?」
「…ごめんなさい」「…悪気は無いんだ」
何故か蒼空とツバメはその場で星座をしている。
「まったく…私が黙っているとでも思った訳?それは大間違い」
「…はい」「…申し訳ありません」
二人はその場で土下座をするクロ視点から見ると蒼空とツバメのブラジャーが見える…ぐぎゃッ!?
「「さ〜く〜しゃ〜??」」
ちょッ!?…三人で囲んでいるのですか??
あ、アーッ!!!!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現在午後の九時頃である。
小鳥遊家ではひよこのマークがついたパジャマを着ているアホ毛がわかめのように揺れているスズメはテレビを見ながら電子レンジで温めた牛乳を飲んでいる。
するとスズメの携帯電話がリビングに鳴り響く。
「こんな時間に誰だろう?」
スズメはリビングの壁に掛かっている時計を見ながら携帯電話の通話ボタンを押す。
そして彼女は電話をしながらホットミルクを飲む。
それも嬉しそうに微笑みながら…。
そしてあの三人はと言うと…。
「…zzz」「…もう無理ぃ…」「…すぅ…すぅ…」
「今日は店じまいだからこのまま寝かせておくか…」
居酒屋で泥酔して寝てしまった。
ここはとある〜そよ風〜という郵便局である。
そこのオーナーであるカラステングの烏丸蒼空の一声によりそこで働く者たちが受付前に集まる。
そこには蒼空の隣にいるアホ毛が頭の上で左右に揺れているハーピーが居た。
「今日からここで働くことになったツバメの娘の小鳥遊スズメだ」
蒼空に紹介されたスズメを皆が見つめる。
「は、初めまして…た、たたたた小鳥遊すすすすすスズメです。宜しく願いしょまひゅッ!?」
スズメは緊張で頭を下げながら舌を噛むのと同時に一回転してうつ伏せの状態で倒れるというなんとも怪奇なことをやってみせた。
『・・・』
「「…あちゃぁ〜」」
皆はうつ伏せのまま「…痛い」と呟いているスズメを見て硬直している中で母親であるツバメとその幼馴染の蒼空は眉間を摘みながらため息を漏らす中で一人のハーピーがスズメに近づく。
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現在は皆が配達に出かけたり配達物を整理したりしている中でスズメは黒いハーピーもといブラックハーピーの川鵜クロと一緒に受付のカウンターの受付者の席に座っている。
「あのぉ…川鵜先輩?」
「…クロでいい」
「わかりました…『クロさん』」
「…それでいい」
クロはスズメの頭を撫でるとスズメは気持ち良さそうに目を細めて頬を桃色に染める。
それを監視室で見ていた蒼空とツバメは煎餅を片手にお茶を飲んでいた。
「まさか…あの地味なクロがねぇ〜」
「まったくだ。それよりツバメ?」
「どうしたのくぅちゃん?」
監視室にいる蒼空の隣で同じく煎餅を片手にお茶を飲んでいるツバメを蒼空は少し邪気を漂わせながら言う。
「仕事はどうした?」
「それがね?………やっぱり娘の初仕事だからねぇ?」
「…今回だけだぞ?」
「有難うくぅちゃん…それにしてもねぇ?」
「あぁ、そうだな…あのクロがなぁ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー(回想)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
話はスズメがうつ伏せの状態ですすり泣いている時である。
オロオロしている皆の中から彼女クロがスズメの前に現れた。
『うぅ…ぐすッ…』
『…大丈夫?』
そう言ってクロはスズメの頭を撫でながら少し微笑む。
『…立てる?』
『は、はい…有難う御座います』
二人は立ち上がりスズメはクロに頭を下げるとクロは微笑みながらスズメの頭を撫でる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー(回想終了)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そしてクロとスズメは暫くは一緒に仕事をすることになった。
そしてスズメの初めてのお客さんの接客が始まった。
入り口から中年の男性が受付の前に来てクロが「…見てて?」と言うと…。
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件ですか?」
「…えッ!?」
それはお客に対して満面の笑みを浮かべるクロである。
スズメはあの内気なクロの変貌っぷりに驚いている。
それを監視室で見ていた蒼空とツバメは微笑んでいる。
「まぁ、最初は驚くでしょうね?」
「確かにな?クロは営業スマイルとやらで客を引っ掴まえる程の変わりようだからな?」
「それに彼女は…何て言うのかしらね?」
監視室でそんなことを言われているのを知らずにスズメは変貌したクロを見て戸惑っておりお客が離れた後のクロは内気なクロに戻った。
「…どうかしたの?」
「…な、何でもないです。(変わりすぎだよッ!?…って言えないよね?)」
「…そう」
そして今日の仕事を終えたクロと蒼空とツバメは三人で近くの居酒屋に向かった。
「本日のお仕事お疲れ〜
「…お疲れ」
「お疲れぇ〜」
三人は頼んだビールジョッキを打ち合い三人で一緒に飲みだす。
そしたらクロが…
「あぁ、蒼空疲れたぁ〜」
「「変わり身早いッ!?」」
「何よ?普通じゃない?」
それを見て二人は微笑みだしてクロはタバコを取り出して一本銜えてから火をつける。
「だいたいさぁ、二人で監視なんかして楽しかった?」
「…ごめんなさい」「…悪気は無いんだ」
何故か蒼空とツバメはその場で星座をしている。
「まったく…私が黙っているとでも思った訳?それは大間違い」
「…はい」「…申し訳ありません」
二人はその場で土下座をするクロ視点から見ると蒼空とツバメのブラジャーが見える…ぐぎゃッ!?
「「さ〜く〜しゃ〜??」」
ちょッ!?…三人で囲んでいるのですか??
あ、アーッ!!!!!!
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現在午後の九時頃である。
小鳥遊家ではひよこのマークがついたパジャマを着ているアホ毛がわかめのように揺れているスズメはテレビを見ながら電子レンジで温めた牛乳を飲んでいる。
するとスズメの携帯電話がリビングに鳴り響く。
「こんな時間に誰だろう?」
スズメはリビングの壁に掛かっている時計を見ながら携帯電話の通話ボタンを押す。
そして彼女は電話をしながらホットミルクを飲む。
それも嬉しそうに微笑みながら…。
そしてあの三人はと言うと…。
「…zzz」「…もう無理ぃ…」「…すぅ…すぅ…」
「今日は店じまいだからこのまま寝かせておくか…」
居酒屋で泥酔して寝てしまった。
12/05/15 19:41更新 / オガちゃん
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