ヤーさんの家にボール
カキーン!!
「やった！」
「げっ！また！？」
ここはある空き地。そこに三人の少年達が簡易的な野球をしている。
「へへーん！」
「またホームランだ！すごいよ！」
「強すぎだよよっちゃん！」
よっちゃんと呼ばれた少年の名前は 南 陽太郎 三人の親友達と今日は野球をしている。
「もっかいもっかい！」
「また〜?」
「よっちゃん強すぎるからやだよ！」
「いーじゃんもっかいだけ！」
「分かったよ！もっかいだけね！」
「よっしゃ！いくぞ！」
もう一度するようだ。再び打席に立ち、バットを構える陽太郎。
「いくぞ！」
「こい！」
「えい！」
ビュン！！
「ここだあああ！！」
カキーン！！
それは、一瞬のできごとだった。陽太郎は見事にバットの芯でボールを捉えた。そして、そのボールは美しい弧を描き・・・
見事にガラスに命中した
ガシャーン！！
「あ・・・」
「ひっ！」
「あそこは・・！」
「いてえええ！！！」
「姐さん！!」
「大丈夫ですか！？」
ガラスを割ったのが、普通の民家ならばよかった。しかしそこは、魔物の任侠達の集まる屋敷だった。地元では有名な恐い所。ということで子供たちの間では知られている。実際は地元の者達からは愛されているが・・・
「おらあ！！」
「姐さんにボール当てた奴はどこだ！！！」
「ひっ・・・！」
すんごい恐く見えた。
「うわあああ！！！」
「よっちゃんごめん！！！」
「あっ！お前ら！！」
陽太郎の友達達は逃げてしまった。それもそうだ、すんごい恐いお姉さん達が屋敷から出てきたのだから。
「姉御、あのガキ・・・」
「あ？・・・ふーんアイツか・・・」
「ひっ・・・！」
とうとうバレた。ゆっくりとマンティコアとヘルハウンドが近づいてくる。
「ボク。すこし来てくれるかな〜？」
「大丈夫。なんにもこわくないよ〜？」
「あ・・・あ・・・」
すっかり陽太郎は腰を抜かせてしまった。サラシを巻いたお姉さん達に囲まれているから当たり前だが。
「さっおいで」
「ちょ〜っとだけお話するだけだから。ね？」
「は・・はひ・・・」
声は優しいのに、笑顔なのにも関わらずマンティコアとヘルハウンドはすさまじい怒気をはなっている。すっかり陽太郎は萎縮してしまった。
ギギギギギ・・・
バタン！
「おらあ！！ガキ！！」
「落とし前つけろや！！」
「何したのかわかってんのか！あ！？」
「ひい!!」
口々に罵声や怒声が飛びかかってきて、すっかり怯えている陽太郎。鬼達は和服を着て、すごみをきかせているので一層恐ろしく見える。
「こらあ！てめえら！こわがってんだろうが！！」
「しかし、ティコの叔父貴!!姐さん傷つけたガキですぜ！？アタシら黙っちゃいれねえっすよ！」
「いいから黙ってろ！姐さんとこに連れてくからよ！」
「ティコの姉御とアタシはこのガキを連れてくから、あんたたちも付いてきて。」
「・・・・分かりやしたハウの姉御・・・」
(俺・・・死んじゃうのかな・・)
そんな心配をする陽太郎だった。
ｷﾞｼｷﾞｼ・・・
「姐さん。連れてきやした。」
「おう。入れ。」
「失礼しやす。」
ｽｰ
障子を開き、陽太郎は中へ入れられる。そこには・・・
「おう坊主。さっきはどうも。」
「・・・・」
頭に小さなコブができたオーガが、畳の上に座っていた。服装は男物の和服を着用しており、胸にはサラシを巻いている。そしてパイプを吹かしている。
そして通路のように両端にズラーっと鬼達が並んでいる。
「アタシの名前は、鬼山麗奈。あんたは?」
「南・・・陽太郎・・・です・・・」
「ふ〜ん可愛い名前じゃねえか。」
「は・・はあ・・・」
可愛いなどと予想外の言葉を喋る麗奈に内心、困惑した陽太郎だった。が・・・
「このガキどうします姐さん。」ｱｶｵﾆ
「身体に教え込むという手も・・・」ｺﾞﾌﾞﾘﾝ
「近所のガキ共にもうんざりしてたんだ。見せしめになるかもな。」ｳｼｵﾆ
「ですが可哀想ですよ。まだ相手は少年。この先の未来を閉ざしてしまうにはもったいない。」ｱｵｵﾆ
などと恐ろしい事を口々に話す鬼達にびびり、陽太郎は泣き出しそうになっている。
「ｸﾞｽｯ・・・」
「あー・・・どうすっかな〜・・・すごく痛かったしな〜。ガラスを割られたしな〜。」
「・・・します」
「あ？」
「なんでも・・・します・・・命はどうか・・・ｸﾞｽｯ・・・」
「・・・ほう」
身体をプルプル震わせ、怯えながら話す陽太郎だが・・・
「虫の良いこといってんじゃねえぞ！！」
「とっととケジメつけさせろ！」
「身体に徹底的に教え込んでやれ！！」
「喰ってやれ!」
鬼達は毛頭許す気はないようだ。それもそうだろう、自分達の親分をケガさせたのだから。鬼達は陽太郎に今にも襲いかかりそうだが・・・
「黙れ！！！」
麗奈の一言で鬼達は静かになり、シーンとする。そこにグスグスと泣き出す声が聞こえてきた。陽太郎は泣き出してしまったようだ。
「ﾋｯｸ・・！うわあああん！！！」
「あーあー！うるせえ！」
「うわあああああん！！」
「だー！もー！」
「うええええええん！！」
「うるせええええ！！！」
ピタリ
すこし、ﾋｯｸと聞こえるが陽太郎は黙った。
「なんでもするんだな？」
「ふぁい・・・ﾋｯｸ」
「本当に？」
「うん・・・ﾋｯｸ」
「よーし・・・じゃあこれを飲め。」
麗奈はピンク色の怪しい液体を取り出してきた。
「これは・・・？」
「なんでもするんだろ？飲めや。」
「・・・」
「そうかよ・・・貸せ！！」
「あっ！」
麗奈は陽太郎から液体を取り上げ・・・
「グビッ！」
「？」
口に含んだ。なんのことかさっぱり分からない陽太郎。
すると・・・
ガシッ！！
「わあ！！」
チュッ！！
「！！？？」
陽太郎の腰に手を回し、キスをした。そして、ピンク色の液体を無理やり飲まそうということだ。
「ムグー！！ムグー！！」
「チュパチュパ・・・」
（苦い！！苦い！！苦い！！苦い！！）
すさまじい苦さだった。例えるならばピーマンを100倍濃縮したかのような。陽太郎はそう感じた。
「〜〜〜〜！！！ｺﾞｸッ！」
「プハッ！苦いな・・・」
「はあ・・はあ・・いったいなにを・・」
「直に分かるさ。」
「え・・・あれ・・・？」
急に眠くなり、陽太郎は畳の上に倒れかかった。それを麗奈は優しく受け止めた。
「はえーなオイ・・・あのバフォの薬はよくきくな・・・」
「な・・に・・これ・・・」
「まー気にすんな今は寝ろ。」
必死に寝まいとする陽太郎だが・・・
「ｽｰｽｰ・・・」
「寝たか・・・」
「ずるいっすよ姐さん・・・」
「独り占めか〜いいなあ・・・」
「少し恐がらせすぎたかな・・・」
「けっ！ガラスを割られたんだ。それにこんなコブもできた・・・たっぷりと対価を払ってもらわないとなあ・・・♪」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「ん・・・？」
陽太郎は目をさました。時間は不明だ。しかし空が茜色に染まっているのを見ると、大体４時半〜５時だということが分かる。
「おっ目が覚めたみてえだなあ」
「！！！！」
なんと隣をみると、麗奈が一緒に布団に入っている。そして麗奈に抱き締められている。
「は・・離して・・・」
「やだね。お前が悪い。」
「お・・お願い・・・」
「やだ」
ガシッ・・ムギュ・・ムニュウ・・・
「あうう・・・」
「どうした？真っ赤だぞ。ｸｽｸｽ・・・」
麗奈は陽太郎の身体に足を絡ませ、さらに強く抱き締め始めた。ムニムニと柔らかい感触が全身に伝わる。
「さてと、お前はなんでもする。と言った。」
「はい・・・」
「だったら今からしてもらう。」
「なにをですか・・・？」
「セックス」
「セックス・・・？」
まだ少年の陽太郎はなんのことかさっぱり分からない。しかし・・・
「こういうことだ。」
「え！？なんで服を・・・！」
「黙ってろ。」
「やめてください・・！あれ・・・？力が・・・」
「言い忘れてたな。飲んでもらった液体は睡眠薬だけじゃあなく、痺れ薬にもなってる。当分は抵抗出来ないだろうなあ・・・♪」
陽太郎は麗奈の腕の中から逃れられない。力が出ず、耐えるしかない。どんどんズボンを脱がされていった。
「ううう・・・」
「ちっちゃいな・・・まあ下準備すりゃあでかくなるか・・・」
「下準備・・・？」
「そうだ・・・よっ！」
「わあ！」
麗奈は陽太郎をうつ伏せにさせ、その上に覆い被さる。そして、上の服もスポッと取った。
「まずは・・・ﾚﾛ・・」
「ひう！？」
「ﾋﾟﾁｬﾋﾟﾁｬ・・・」
「ひ・・・っく、くすぐったいです・・・」
「ﾚﾛﾚﾛ・・・」
「ひゃ・・・ひい・・・！」
「ミルクみたいな匂いだな・・・ｱﾑｱﾑ・・・」
「やあ・・！やめ・・！」
麗奈は陽太郎の脇を舐めている。陽太郎はくすぐったいような、ムズムズするような、不思議な感覚に身悶えしている。
「よし・・・次は・・・」
「ひー・・・ひー・・・」
「耳かな・・・ｱﾑｯ」
「やあ・・・！それだめえ・・・！」
「ｱﾑｱﾑ・・・・ｼﾞｭﾙｼﾞｭﾙ・・・」
「耳噛んだり、しゃぶらないでえ・・・」
「まだ始まったばっかだぞ・・・ﾚﾛﾚﾛ・・」
「もう・・・許してくだひゃい・・・ふあっ・・！」
「ククク・・・前義だけでこの反応か・・・」
「うあ・・・ひゃう・・・！」
「どっちが男なのかわかんねえな・・・ほら終わったぞ・・・」
「あ・・・う・・・」
「ほらこっち見ろ」
「ふぇ・・・？・・・へ！？」
「おーやっぱ母親以外の女の身体見たことねえんだな・・・ククク・・・」
麗奈は、陽太郎が悶えている最中に少しずつ衣服を脱いでいたようだ。胸はF・・・いやGはあるだろう。
それ以前に陽太郎は母親以外の女性の裸体を見たことがない。慌てて目を隠すが・・・
（あっ・・・！）
ムクムク
（勃っちゃた・・・）
陽太郎は勃起してしまったのだ。すかさず麗奈が両腕を掴み、押さえ込む。
「あっ！」
「へへ・・勃起しちまったみてえだな・・・♪」
「あう・・・」
「恥ずかしがらなくても普通だ。反応してくれたって証拠だしなあ♪」
「見ないでください・・・」
「可愛いなあ・・・♪もうここも耐えきれねえよ・・・♪」
「え・・・？わっ・・！」
「どうだ？ヒクヒクしてるだろ？もう待ちきれねえんだ・・・♪」
麗奈は自身の性器を指で広げ、見せつけた。愛液でトロトロになり陽太郎を待ちわびている。
「じゃあ入れるぜ・・・」
「待って！僕のちんちんどうなっちゃうの！？」
「直に分かる。さあ・・・！」
「やっ・・・！」
ｽﾞﾌﾟｽﾞﾌﾟ！！
「んっ・・・！入ったぜえ・・・♪」
「〜〜〜〜！！ﾋﾞｸﾋﾞｸ！！〜〜〜〜！！」
陽太郎は初めて味わう快楽に身を震わせた。声も出せず、ビクビクと痙攣するのみだ。麗奈は興奮してさらに陽太郎に、追い討ちをかける。
「いいぜえ・・・♪最高だ・・・！」
ﾊﾞﾂﾝﾊﾞﾂﾝ！
「ひぎい！イグッ！！！！」
「そんなに喜んじまって・・・♪もっと締め上げてやるよ・・・！」
ｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭ！
「ひゃぐっ！！もう許して・・・やあ！！」
「アタシになんでもするって約束してるだろ？もう遅い♪それにお前が気に入ったんだ♪」
「みぎゃあ！ひゃう！」
「うるせえな・・・胸に沈めてやらあ・・・♪」
「うみゅ！？むう！うむううう！！！」
「息が当たって、これも良いな♪」
陽太郎はもうなにがなんだか分からなくなってしまっていた。自身の性器に与えられる快楽。顔に与えられる甘い臭いとムニムニした柔らかい感触。このまま昇天しそうだった。
「むううう！！うむううう！！」
「おっ？限界みてえだな・・♪いいぜ・・たっぷり出せ♪」
「むうううううううううううう！！！！」
ビュルビュル！！！ビュルビュル！！！
「たくさんでたな・・・♪上出来だ♪・・・・よっと」
ｽﾞﾙｽﾞﾙ・・・「ふええ・・・」
胸から解放された陽太郎は白目を向きかけていた。当然だ未知の快楽を幼い身体へ叩き込まれたのだから。
「今・・・おしっこが・・・」
「ん〜？今のは精液だ。」
「せい・・・？」
「ガキ作る為のものだ。」
「えっ！？じゃあ・・・」
「そうだよ♪アタシと結婚するしかないな♪」
「ううう・・・」
「まあいいじゃねえかそれとも不満か？」
「だって僕まだ小さいし・・・」
「あーもう可愛いな♪ﾁｭｯ」
「んむ〜！」
「大丈夫だ。養ってやるから♪」
「はい・・・」
「じゃっ！二回目開始だな！」
「えっ！？もう終わったんじゃ！？」
「あれはガラス分。残りは組に迷惑かけた。アタシにコブを作らせた。後はお前が可愛いから♪」
「最後の一つ関係ない・・・！」
「はい、嫁に逆らった分。」
「助けてええええ！！！」
二人は翌日やっと出てきたらしい。
〜番外編〜
「ほうら♪」
「やあっ！助けてええ！！」
「逃がさないです♪」
「お姉さん許してえ！！」
ちゃっかり陽太郎の親友二人もティコとハウにお持ち帰りされたようだ。
END
「やった！」
「げっ！また！？」
ここはある空き地。そこに三人の少年達が簡易的な野球をしている。
「へへーん！」
「またホームランだ！すごいよ！」
「強すぎだよよっちゃん！」
よっちゃんと呼ばれた少年の名前は 南 陽太郎 三人の親友達と今日は野球をしている。
「もっかいもっかい！」
「また〜?」
「よっちゃん強すぎるからやだよ！」
「いーじゃんもっかいだけ！」
「分かったよ！もっかいだけね！」
「よっしゃ！いくぞ！」
もう一度するようだ。再び打席に立ち、バットを構える陽太郎。
「いくぞ！」
「こい！」
「えい！」
ビュン！！
「ここだあああ！！」
カキーン！！
それは、一瞬のできごとだった。陽太郎は見事にバットの芯でボールを捉えた。そして、そのボールは美しい弧を描き・・・
見事にガラスに命中した
ガシャーン！！
「あ・・・」
「ひっ！」
「あそこは・・！」
「いてえええ！！！」
「姐さん！!」
「大丈夫ですか！？」
ガラスを割ったのが、普通の民家ならばよかった。しかしそこは、魔物の任侠達の集まる屋敷だった。地元では有名な恐い所。ということで子供たちの間では知られている。実際は地元の者達からは愛されているが・・・
「おらあ！！」
「姐さんにボール当てた奴はどこだ！！！」
「ひっ・・・！」
すんごい恐く見えた。
「うわあああ！！！」
「よっちゃんごめん！！！」
「あっ！お前ら！！」
陽太郎の友達達は逃げてしまった。それもそうだ、すんごい恐いお姉さん達が屋敷から出てきたのだから。
「姉御、あのガキ・・・」
「あ？・・・ふーんアイツか・・・」
「ひっ・・・！」
とうとうバレた。ゆっくりとマンティコアとヘルハウンドが近づいてくる。
「ボク。すこし来てくれるかな〜？」
「大丈夫。なんにもこわくないよ〜？」
「あ・・・あ・・・」
すっかり陽太郎は腰を抜かせてしまった。サラシを巻いたお姉さん達に囲まれているから当たり前だが。
「さっおいで」
「ちょ〜っとだけお話するだけだから。ね？」
「は・・はひ・・・」
声は優しいのに、笑顔なのにも関わらずマンティコアとヘルハウンドはすさまじい怒気をはなっている。すっかり陽太郎は萎縮してしまった。
ギギギギギ・・・
バタン！
「おらあ！！ガキ！！」
「落とし前つけろや！！」
「何したのかわかってんのか！あ！？」
「ひい!!」
口々に罵声や怒声が飛びかかってきて、すっかり怯えている陽太郎。鬼達は和服を着て、すごみをきかせているので一層恐ろしく見える。
「こらあ！てめえら！こわがってんだろうが！！」
「しかし、ティコの叔父貴!!姐さん傷つけたガキですぜ！？アタシら黙っちゃいれねえっすよ！」
「いいから黙ってろ！姐さんとこに連れてくからよ！」
「ティコの姉御とアタシはこのガキを連れてくから、あんたたちも付いてきて。」
「・・・・分かりやしたハウの姉御・・・」
(俺・・・死んじゃうのかな・・)
そんな心配をする陽太郎だった。
ｷﾞｼｷﾞｼ・・・
「姐さん。連れてきやした。」
「おう。入れ。」
「失礼しやす。」
ｽｰ
障子を開き、陽太郎は中へ入れられる。そこには・・・
「おう坊主。さっきはどうも。」
「・・・・」
頭に小さなコブができたオーガが、畳の上に座っていた。服装は男物の和服を着用しており、胸にはサラシを巻いている。そしてパイプを吹かしている。
そして通路のように両端にズラーっと鬼達が並んでいる。
「アタシの名前は、鬼山麗奈。あんたは?」
「南・・・陽太郎・・・です・・・」
「ふ〜ん可愛い名前じゃねえか。」
「は・・はあ・・・」
可愛いなどと予想外の言葉を喋る麗奈に内心、困惑した陽太郎だった。が・・・
「このガキどうします姐さん。」ｱｶｵﾆ
「身体に教え込むという手も・・・」ｺﾞﾌﾞﾘﾝ
「近所のガキ共にもうんざりしてたんだ。見せしめになるかもな。」ｳｼｵﾆ
「ですが可哀想ですよ。まだ相手は少年。この先の未来を閉ざしてしまうにはもったいない。」ｱｵｵﾆ
などと恐ろしい事を口々に話す鬼達にびびり、陽太郎は泣き出しそうになっている。
「ｸﾞｽｯ・・・」
「あー・・・どうすっかな〜・・・すごく痛かったしな〜。ガラスを割られたしな〜。」
「・・・します」
「あ？」
「なんでも・・・します・・・命はどうか・・・ｸﾞｽｯ・・・」
「・・・ほう」
身体をプルプル震わせ、怯えながら話す陽太郎だが・・・
「虫の良いこといってんじゃねえぞ！！」
「とっととケジメつけさせろ！」
「身体に徹底的に教え込んでやれ！！」
「喰ってやれ!」
鬼達は毛頭許す気はないようだ。それもそうだろう、自分達の親分をケガさせたのだから。鬼達は陽太郎に今にも襲いかかりそうだが・・・
「黙れ！！！」
麗奈の一言で鬼達は静かになり、シーンとする。そこにグスグスと泣き出す声が聞こえてきた。陽太郎は泣き出してしまったようだ。
「ﾋｯｸ・・！うわあああん！！！」
「あーあー！うるせえ！」
「うわあああああん！！」
「だー！もー！」
「うええええええん！！」
「うるせええええ！！！」
ピタリ
すこし、ﾋｯｸと聞こえるが陽太郎は黙った。
「なんでもするんだな？」
「ふぁい・・・ﾋｯｸ」
「本当に？」
「うん・・・ﾋｯｸ」
「よーし・・・じゃあこれを飲め。」
麗奈はピンク色の怪しい液体を取り出してきた。
「これは・・・？」
「なんでもするんだろ？飲めや。」
「・・・」
「そうかよ・・・貸せ！！」
「あっ！」
麗奈は陽太郎から液体を取り上げ・・・
「グビッ！」
「？」
口に含んだ。なんのことかさっぱり分からない陽太郎。
すると・・・
ガシッ！！
「わあ！！」
チュッ！！
「！！？？」
陽太郎の腰に手を回し、キスをした。そして、ピンク色の液体を無理やり飲まそうということだ。
「ムグー！！ムグー！！」
「チュパチュパ・・・」
（苦い！！苦い！！苦い！！苦い！！）
すさまじい苦さだった。例えるならばピーマンを100倍濃縮したかのような。陽太郎はそう感じた。
「〜〜〜〜！！！ｺﾞｸッ！」
「プハッ！苦いな・・・」
「はあ・・はあ・・いったいなにを・・」
「直に分かるさ。」
「え・・・あれ・・・？」
急に眠くなり、陽太郎は畳の上に倒れかかった。それを麗奈は優しく受け止めた。
「はえーなオイ・・・あのバフォの薬はよくきくな・・・」
「な・・に・・これ・・・」
「まー気にすんな今は寝ろ。」
必死に寝まいとする陽太郎だが・・・
「ｽｰｽｰ・・・」
「寝たか・・・」
「ずるいっすよ姐さん・・・」
「独り占めか〜いいなあ・・・」
「少し恐がらせすぎたかな・・・」
「けっ！ガラスを割られたんだ。それにこんなコブもできた・・・たっぷりと対価を払ってもらわないとなあ・・・♪」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「ん・・・？」
陽太郎は目をさました。時間は不明だ。しかし空が茜色に染まっているのを見ると、大体４時半〜５時だということが分かる。
「おっ目が覚めたみてえだなあ」
「！！！！」
なんと隣をみると、麗奈が一緒に布団に入っている。そして麗奈に抱き締められている。
「は・・離して・・・」
「やだね。お前が悪い。」
「お・・お願い・・・」
「やだ」
ガシッ・・ムギュ・・ムニュウ・・・
「あうう・・・」
「どうした？真っ赤だぞ。ｸｽｸｽ・・・」
麗奈は陽太郎の身体に足を絡ませ、さらに強く抱き締め始めた。ムニムニと柔らかい感触が全身に伝わる。
「さてと、お前はなんでもする。と言った。」
「はい・・・」
「だったら今からしてもらう。」
「なにをですか・・・？」
「セックス」
「セックス・・・？」
まだ少年の陽太郎はなんのことかさっぱり分からない。しかし・・・
「こういうことだ。」
「え！？なんで服を・・・！」
「黙ってろ。」
「やめてください・・！あれ・・・？力が・・・」
「言い忘れてたな。飲んでもらった液体は睡眠薬だけじゃあなく、痺れ薬にもなってる。当分は抵抗出来ないだろうなあ・・・♪」
陽太郎は麗奈の腕の中から逃れられない。力が出ず、耐えるしかない。どんどんズボンを脱がされていった。
「ううう・・・」
「ちっちゃいな・・・まあ下準備すりゃあでかくなるか・・・」
「下準備・・・？」
「そうだ・・・よっ！」
「わあ！」
麗奈は陽太郎をうつ伏せにさせ、その上に覆い被さる。そして、上の服もスポッと取った。
「まずは・・・ﾚﾛ・・」
「ひう！？」
「ﾋﾟﾁｬﾋﾟﾁｬ・・・」
「ひ・・・っく、くすぐったいです・・・」
「ﾚﾛﾚﾛ・・・」
「ひゃ・・・ひい・・・！」
「ミルクみたいな匂いだな・・・ｱﾑｱﾑ・・・」
「やあ・・！やめ・・！」
麗奈は陽太郎の脇を舐めている。陽太郎はくすぐったいような、ムズムズするような、不思議な感覚に身悶えしている。
「よし・・・次は・・・」
「ひー・・・ひー・・・」
「耳かな・・・ｱﾑｯ」
「やあ・・・！それだめえ・・・！」
「ｱﾑｱﾑ・・・・ｼﾞｭﾙｼﾞｭﾙ・・・」
「耳噛んだり、しゃぶらないでえ・・・」
「まだ始まったばっかだぞ・・・ﾚﾛﾚﾛ・・」
「もう・・・許してくだひゃい・・・ふあっ・・！」
「ククク・・・前義だけでこの反応か・・・」
「うあ・・・ひゃう・・・！」
「どっちが男なのかわかんねえな・・・ほら終わったぞ・・・」
「あ・・・う・・・」
「ほらこっち見ろ」
「ふぇ・・・？・・・へ！？」
「おーやっぱ母親以外の女の身体見たことねえんだな・・・ククク・・・」
麗奈は、陽太郎が悶えている最中に少しずつ衣服を脱いでいたようだ。胸はF・・・いやGはあるだろう。
それ以前に陽太郎は母親以外の女性の裸体を見たことがない。慌てて目を隠すが・・・
（あっ・・・！）
ムクムク
（勃っちゃた・・・）
陽太郎は勃起してしまったのだ。すかさず麗奈が両腕を掴み、押さえ込む。
「あっ！」
「へへ・・勃起しちまったみてえだな・・・♪」
「あう・・・」
「恥ずかしがらなくても普通だ。反応してくれたって証拠だしなあ♪」
「見ないでください・・・」
「可愛いなあ・・・♪もうここも耐えきれねえよ・・・♪」
「え・・・？わっ・・！」
「どうだ？ヒクヒクしてるだろ？もう待ちきれねえんだ・・・♪」
麗奈は自身の性器を指で広げ、見せつけた。愛液でトロトロになり陽太郎を待ちわびている。
「じゃあ入れるぜ・・・」
「待って！僕のちんちんどうなっちゃうの！？」
「直に分かる。さあ・・・！」
「やっ・・・！」
ｽﾞﾌﾟｽﾞﾌﾟ！！
「んっ・・・！入ったぜえ・・・♪」
「〜〜〜〜！！ﾋﾞｸﾋﾞｸ！！〜〜〜〜！！」
陽太郎は初めて味わう快楽に身を震わせた。声も出せず、ビクビクと痙攣するのみだ。麗奈は興奮してさらに陽太郎に、追い討ちをかける。
「いいぜえ・・・♪最高だ・・・！」
ﾊﾞﾂﾝﾊﾞﾂﾝ！
「ひぎい！イグッ！！！！」
「そんなに喜んじまって・・・♪もっと締め上げてやるよ・・・！」
ｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭ！
「ひゃぐっ！！もう許して・・・やあ！！」
「アタシになんでもするって約束してるだろ？もう遅い♪それにお前が気に入ったんだ♪」
「みぎゃあ！ひゃう！」
「うるせえな・・・胸に沈めてやらあ・・・♪」
「うみゅ！？むう！うむううう！！！」
「息が当たって、これも良いな♪」
陽太郎はもうなにがなんだか分からなくなってしまっていた。自身の性器に与えられる快楽。顔に与えられる甘い臭いとムニムニした柔らかい感触。このまま昇天しそうだった。
「むううう！！うむううう！！」
「おっ？限界みてえだな・・♪いいぜ・・たっぷり出せ♪」
「むうううううううううううう！！！！」
ビュルビュル！！！ビュルビュル！！！
「たくさんでたな・・・♪上出来だ♪・・・・よっと」
ｽﾞﾙｽﾞﾙ・・・「ふええ・・・」
胸から解放された陽太郎は白目を向きかけていた。当然だ未知の快楽を幼い身体へ叩き込まれたのだから。
「今・・・おしっこが・・・」
「ん〜？今のは精液だ。」
「せい・・・？」
「ガキ作る為のものだ。」
「えっ！？じゃあ・・・」
「そうだよ♪アタシと結婚するしかないな♪」
「ううう・・・」
「まあいいじゃねえかそれとも不満か？」
「だって僕まだ小さいし・・・」
「あーもう可愛いな♪ﾁｭｯ」
「んむ〜！」
「大丈夫だ。養ってやるから♪」
「はい・・・」
「じゃっ！二回目開始だな！」
「えっ！？もう終わったんじゃ！？」
「あれはガラス分。残りは組に迷惑かけた。アタシにコブを作らせた。後はお前が可愛いから♪」
「最後の一つ関係ない・・・！」
「はい、嫁に逆らった分。」
「助けてええええ！！！」
二人は翌日やっと出てきたらしい。
〜番外編〜
「ほうら♪」
「やあっ！助けてええ！！」
「逃がさないです♪」
「お姉さん許してえ！！」
ちゃっかり陽太郎の親友二人もティコとハウにお持ち帰りされたようだ。
END
15/04/20 01:07更新 / 海藻