天使か小悪魔か
「むーくーん。」
「なーに？お姉ちゃん」
「起こしてー」
「自分で起きてよ・・・」
ここはある町のある家。お姉ちゃんと呼ぶ男の子は 山野 宗治 （やまの むねはる）ベッドでまだ起きない困った女性は 小池 泉 （こいけ いずみ）頭には耳があり、美しく金色に輝く髪を持つ。そう彼女は稲荷なのである。泉と宗治は血が繋がっていない。ではなぜこの家にいるのか？それは泉の両親が宗治の両親と同じく出張で遠くへ行っているからだ。両親達は仲が良く、家族ぐるみで遊んだりしている。そのため現在は二人で暮らしている。二人は実の姉弟のように仲が良い。
「起こしてくれないとお姉ちゃん泣いちゃうよー？」泉
「いつも嘘でしょ。」宗治
「えーんえーん。むーくんがいじめるー。」泉
泉はそう言って、わざとらしく顔を隠してベッドでモゾモゾする。
「お姉ちゃん時間見て。」宗治
「え・・・？」泉
泉がｶﾞﾊﾞｯっと腕で体を起こし、時間を確認する。そしてその時刻は午前８時３５分。ななじじゅうよんぷんにじゅうにびょう。泉が通う学校の授業開始の時間は午前８時４０分。もう５分しかない。
「ひゃああああ！むーくんなんで起こしてくれなかったの！」泉
「何度も起こしたよ！そのたびにお姉ちゃん同じこといってたじゃん！」宗治
「くっ・・・むーくんの可愛さのせいか・・・」泉
「いいから早く用意しなよ。遅刻するよ。」宗治
「むーくんはなんでいるのよ！？」泉
「今日は開校記念日だよ。だから休みなの。」宗治
「ずるい！」泉
「ずるくないよ。学校が決めたことなの。」宗治
泉はそれを聞いてベッドでのたうち回っている。そして急に立ち上がったと思うと変な事を言い出した。
「最終手段だわ・・・むーくん学校に一緒に来て！」泉
「へ？なんで？」宗治
「私にいい考えがあるの。」泉
泉はコン○イ司令官のように決め台詞を言い、制服に着替え、宗治の手を掴み学校へと猛ダッシュで向かう。
〜・・・・〜
「出欠確認するぞー。」先生
「到着！！！」
泉はぜえぜえと肩で息をしながら、教室に到着した。宗治を連れて。
「おう、泉、遅刻・・・誰だその子・・・？」先生
「え、誰誰？」サキュバス
「結構可愛くない？」オーク
「やだ・・・♪可愛い・・・♪」ホルスタウロス
「先生ごめんなさい！今日は私の義弟がおねしょして、その片付けをしてたから遅れました！」泉
「え！？」宗治
「キャー♪可愛い♪」アルラウネ
「おねしょするとは軟弱な・・・私が付きっきりで鍛えてやろう・・・」人虎
「アンタそう言ってあの子狙ってるんでしょ？そうはさせないわよ。」ラミア
クラスの魔物娘達は宗治に求愛をするかのように黄色い歓声を浴びせる。ちなみに泉の学校は魔物娘限定の学校。先生は既婚者に限られる特別な学校だ。
「そうか・・・ならまあいいだろう。席につけ。その子は帰らせてやりなさい。」先生
「ありがとうございます。」泉
「ちょ、ちょっとお姉ちゃん・・・」宗治
「（お菓子買ってあげるから）」泉
「分かったよ・・・」宗治
宗治は渋々自分がおねしょをしてしまったという嘘を受け入れ、学校を後にしようとした。そして廊下へ行き、曲がり角を曲がった瞬間である。
ムニュ
「わぷ！」宗治
「んー？男の子？」
宗治はなにか柔らかいものにぶつかり、歩を止める。そして頭上から女性の声が聞こえる。
「ぷはっ！・・・わっ！」宗治
「そんなに驚かなくてもいいじゃん。ただの胸だよ？」妖狐
「あわわ・・・ごめんなさい！」宗治
「んーいいよいいよ。可愛いねキミ」妖狐
女性はケタケタと笑い、宗治をからかう。それとその女性はなかなか派手な格好をしていた。いわゆる現代っ子といった感じだろうか？短いスカートに制服とはいえラフなコーディネート。胸元が少し空いている。宗治が少し慌てたのはこのせいでもある。すると宗治はあることを考える。
「（お姉ちゃんみたいな見た目だけどなにか違うなあ・・・）」宗治
そう。彼女は妖狐。稲荷と似ているが、別の種族である。稲荷の方は(個体差はあるが)おしとやかである場合が多い。しかし妖狐の方は（こちらも個体差があるが）いやらしく男性を誘惑するような種族である。
「キミなんでここにいるの？」妖狐
「あ、あのお姉ちゃんが連れてきて・・・」宗治
「お姉ちゃん？誰？」妖狐
「あ、お姉ちゃんは泉って名前・・・です。」宗治
「泉の？へー弟なんかいたんだ。」妖狐
「じゃ、じゃあ僕これで！」宗治
「バイバーイ。気をつけてねー。」妖狐
宗治は走って自宅へと帰る。恥ずかしくなって逃げた感じだが。
「チーッス。遅れましたー。」妖狐
「おい、ケイ。また遅刻だぞ。」先生
どうやら妖狐の名前はケイらしい。
「サーセン。ネイル決めてたんでー。」ケイ
「制服もキチンと着ろ。」先生
「先生なーに？興奮しちゃってるー？」ケイ
「俺は妻一筋だ。それに生徒で興奮なんかしない。早く席につけ。」先生
「へいへーい。」ケイ
ケイはどうやら遅刻の常習犯らしい。今時のちょっと悪いギャルな感じか。
〜休み時間〜
「ねー泉ー。」ケイ
「なーに？ケイ」泉
「アタシさー。アンタの弟と会ったんだけど。」ケイ
「むーくんと？何か話した？」泉
「いや。別に。だけど曲がり角で胸に飛び込んできちゃってさー。可愛かったよ？名前なんて言うの?」ケイ
「むーくんは山野宗治って名前だよ。」泉
「あれ？アンタの弟じゃないの？」ケイ
「お互いの親の事情で一緒に暮らしてるの。可愛い弟ができたみたいでいいわよ〜。」泉
「へー。それにしても宗治君可愛かったなー。耳まで真っ赤にしてさ。」ケイ
ケイはそういってケタケタ笑う。泉とケイは同じ狐同士だからか、気の合う親友である。性格は正反対だがそれでも話があう。
「くっ・・・もう先を越された・・・」サキュバス
「負けないわよ・・・」オーク
「もっと己を鍛えねば・・・」人虎
「花粉を浴びせて・・・それで・・・」アルラウネ
「むーくんに毎日ミルクを飲ませてあげるんだから・・・」ホルスタウロス
「毎日ギュッって抱き締めるのは私よ・・・」ラミア
どうやらクラスのほとんどの魔物娘に宗治はロックオンされてしまったようだ。
〜放課後〜
「おーい泉ー。」ケイ
「なあに？ケイ。」泉
「今日さー。アンタん家行っていい？」ケイ
「いいけど？どうして？」泉
「宗治君に会いたいから。」ケイ
「ダメよ。」泉
「えー。いいじゃーん。」ケイ
「じゃ絶対に襲わないって約束できる？」泉
「デキマスヨー」ケイ
「・・・まあいいけど」泉
「やった。」ケイ
ああ・・・これが宗治の運命を決めてしまった。
〜・・・・〜
「はあ・・・お姉ちゃんまだかなあ・・・」宗治
宗治は椅子に座り、足をぶらぶらさせ、暇そうに泉を待っている。
ｶﾞﾁｬ
「ん？お姉ちゃんかな？」宗治
「ただいまー。むーくん。」泉
「お姉ちゃん！」宗治
宗治は椅子から降りて、走って玄関へと向かう。
「お帰り！お姉ちゃん・・・へ？」宗治
「ただいまむーくん。」泉
「やっほー。おじゃましまーす。宗治君♪」ケイ
宗治は少し驚いた。学校でぶつかってしまったお姉さんが姉と共に家に帰ってきたのだから。
「お、お姉ちゃんなんで・・・」宗治
「あそっか、むーくんには一回会ってるんだよね？お名前知らないでしょ？彼女はケイ。お姉ちゃんの親友よ。」泉
「よろしく宗治君。」ケイ
「よ、よろしくお願いします・・・」宗治
宗治はちょっとおどおどしてしまう。子供にはちょっと刺激が強いお姉さんがお家に来てしまったからだ。
〜・・・・〜
「んでさー。その子がさー。」ケイ
「本当？面白いね。」泉
「（僕どうすればいいんだろう・・・）」宗治
宗治は少し気まずかった。隣では姉とその友達がずっとしゃべっているが、自分はする事がない。
「お、お姉ちゃん。ご飯作らないの？」宗治
宗治はなんとかこの時間を終わらせたいために、姉に夕飯の支度をお願いする。
「あっホントだね。ケイも食べてく？」泉
「え」宗治
「ん。ごちそうになりまーす♪」ケイ
ケイはそう言って、ニコッと白い歯を輝かせながら笑う。
「（うそだー・・・）」宗治
宗治は作戦が失敗したことに落胆してしまった。
「あっ。お醤油がない！」泉
「えー？どうすんの？」ケイ
「な、なら僕が買いにくよ！」宗治
宗治はチャンスとばかりに、自分が買いにいくと申し出る。
しかし。
「いや、いいよ。お姉ちゃんがすぐに行ってくるから。」泉
「え、ちょっと」宗治
「ケイ、ごめん！むーくんとちょっと待っててくれないかな？」泉
「いいよ。」ケイ
「（そんなあああ！）」宗治
宗治の作戦は失敗したどころかますます状況は悪化してしまった。可愛いけど少し苦手なお姉さんと二人きりになってしまうのだ。
「じゃ、行ってきます！」泉
「じゃーねー♪」ケイ
「あっお姉ちゃん！」宗治
ｶﾞﾁｬﾝ
無情にも玄関の扉が閉まった。宗治にはその音が、いつもより大きく聞こえた。
「ねー。宗治君。」ケイ
「な、何ですか？」宗治
「お姉ちゃんのこと好き？」ケイ
「へっ！？」宗治
「ふふーん♪顔真っ赤♪可愛いー♪」ケイ
「（ううっ・・・やっぱり苦手だよう・・・）」宗治
「ねね、アタシのことは？」ケイ
「へっ！？」宗治
「アタシのことはどう？嫌い？」ケイ
「あ・・・あ、えっと・・・嫌いじゃない・・・です・・・」宗治
「やった♪嬉しい♪」ケイ
「お、お姉さんは稲荷なの・・・？」宗治
「ん？」ケイ
「お姉さん、お姉ちゃんと似てるから・・・」宗治
「おっ勘いいねー♪だけど違うの。アタシは妖狐っていう種族なんだー♪」ケイ
「妖狐？」宗治
「うん♪」ケイ
ｶﾞﾀｯ
「へ？」宗治
急にケイは立ち上がり、ゆっくりと宗治に近づいてくる。
「妖狐っていうのはね・・・」ケイ
「お、お姉さん？」宗治
「稲荷と違って魔力操作が上手くなくて・・・」ケイ
「え・・・あ・・・」宗治
「それに性格も違うんだ。稲荷はおしとやかだったりするけど・・・」ケイ
「あ・・・う・・・」宗治
「アタシ達妖狐は・・・」ケイ
そう言って、ケイは椅子に座っている宗治の前に立つ。そしてケイは宗治の座高に合わせるためしゃがむ。そして、ケイはギュッっと宗治を抱き締めた。
「お、お姉さん・・・！？」宗治
宗治は慌ててケイを離そうとする。しかしケイの力には敵わない。そして、宗治にそっと微笑み、宗治の耳元に近づく。
「とーってもエッチなんだ・・・♪」ケイ
「・・・・・っ！？」宗治
「んっ・・・」ケイ
「んんっ！？」宗治
ケイは耳元から顔を離した直後、いきなり宗治の唇を奪ってきた。突然のことで宗治は抵抗できず、なにがなんだか分からない状態だ。ただ分かることはキスが甘いということだけ。ケイはそのまま舌まで侵入させてきた。
「んっ・・・ｼﾞｭﾌﾟ・・・ｼﾞｭﾌﾟ・・・」ケイ
「んんん！？んん！！！」宗治
宗治は離れようとするが、ケイにがっちり頭を掴まれていて、逃げられない。ただただ、口に侵入してくるケイのいやらしい舌責めに耐えることしかできない。部屋には卑猥な水音が響く。
「ﾌﾟﾊｯ・・・ごちそうさま・・・♪泉には悪いけど、キミのファーストキスはアタシよ？フフッ♪」ケイ
そう言って、ケイは艶かしく微笑む。
「あ・・・あ・・・なんでこんなこと・・・？」宗治
「ん？アタシが宗治君の事が好きだから・・・」ケイ
「ううっ・・・もうやめて・・・」宗治
宗治は真っ赤に熟れた顔を横に反らし、プルプルと震える。目には涙を潤ませ、まるで追い詰められた小動物のようだ。その仕草が魔物娘の本能を強く刺激するというのに。
「ああん♪可愛いすぎ・・・♪それっ・・・♪」ケイ
「えっ・・・！？やああ！」宗治
ケイは尻尾を伸ばし、宗治を大の字に拘束する。宗治は涙を流し始めている。
「やだ！お姉さん何するの！？」宗治
「フフッ・・・♪とーっても気持ちいいコト・・・♪」ケイ
ケイは宗治の服を掴み、脱がせ始める。宗治は必死に体をよじらせるが、全く効果はなく、あっという間に裸にさせられてしまった。
「やだよう・・・ひどいことしないで・・・」宗治
宗治は懇願する。その顔はケイにとってゾクゾクするものであった。ますますイジメたくなってしまうのだ。
「さあ・・・初めてを貰うわよ・・・♪」ケイ
ケイがスカートをずらし、下半身を露出させいよいよ宗治を襲おうとする。
その時だった。
「ただいまー」泉
「お姉ちゃん・・・！？」宗治
「くっ・・・思ったより早かったわね・・・」ケイ
「お醤油買ってきたわよー。これでご飯が作れるわ・・・」泉
「お姉ちゃん助けて！」宗治
「どうしたのむーくん？」泉
「・・・」ケイ
泉がいよいよ部屋に入ってくる。しかしケイはなにもしない。黙ったままである。
「ケイ？どうした・・・の・・・」泉
ﾄﾞｼｬｯ
泉は買い物袋を落とす。それもそうだろう。目の前で弟が全裸で捕まっている。しかも捕まえているのは自分の親友。その親友は下半身を露出させている。
「お姉ちゃん助けて！お姉さんが・・・！」宗治
「泉・・・」ケイ
泉はうつむいた。そして握り拳を作っている。
「ケイ・・・る・よ・・・」泉
「お姉ちゃん・・・？」宗治
「・・・」ケイ
「ずるいわよ！ケイだけで！！！」泉
「へ・・・？」宗治
「ゴメン。我慢出来なかったからさー。」ケイ
「ずるいずるい！むーくんは私のモノなの！ケイには渡さないわ！」泉
宗治は混乱した。自分の義姉は助けてくれるどころか、ずるいと言い出している。さっぱりその言葉が理解できない。
「とりあえず寝室へ・・・」泉
「そうね。それからじっくり楽しもうよ♪」ケイ
「へ・・・へ！？」宗治
ケイに拘束されたまま、宗治は寝室に運ばれていく。
ｶﾞﾁｬ
ﾄﾞｻｯ
「あわっ！」宗治
宗治はベッドに押し倒される。そのまま二人の魔物娘に見下ろされる。
「へへへ・・・♪３Pか・・・♪たっぷり楽しまなくちゃね・・・♪」ケイ
「むーくん・・・大好き・・・♪」泉
「お、お姉ちゃん・・・？」宗治
宗治はパニックになりかけている。泉が助けてくれるどころか、ケイと一緒に襲いかかって来ようとしているのだから。
「まずは・・・♪」ケイ
「おっぱいで・・・♪」泉
「わっ・・・！わあ！？」宗治
宗治はとっさに手で目を隠そうとした。しかし拘束されているためそれはできない。ケイの胸は張りがある。触れば、跳ね返されそうな弾力があるだろう。一方、泉の胸は柔らかそうだ。何でも優しく包み込んでくれることだろう・・・
「えいっ♪」ケイ
「それっ・・・♪」泉
「ひゃあ！？」宗治
宗治のモノは二人のおっぱいにすっぽり包まれて見えなくなってしまった。そしてぐにぐにとあらゆる方向から刺激される。
「あううう！」宗治
「んっしょ・・・んっしょ・・・」泉
「そうれ気持ちいい？宗治君♪」ケイ
「ひう！柔らか・・・ダメ！」宗治
宗治は必死で二人をどかせようとするが、全く離れない。柔らかい女体に指が沈むだけだ。
「〜♪。エッチ〜♪」ケイ
「出しちゃえ…♪」泉
宗治は必死に抵抗するが、逃げ場など無い。そして、宗治のダムは決壊した。
「あっ…！あうっ…！(ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｯ!!!!)」宗治
「やあん♪」ケイ
「初めてかな…♪フフッ…♪」泉
「あうっ…なにこれえっ…」宗治
「これはねえ…せ･い･し♪」ケイ
「赤ちゃんが生まれる元よ…♪」泉
「…？…？」宗治
宗治は言ってる意味がわからないようだ。それもそのはず。コウノトリが運んで来ると信じているからだ。作者は勝手にできると信じていた(過去形)２人は体についた精液を舐め取り、妖艶な体をくねらせて宗治を誘惑している。
「えーい♪」ケイ
「あっ！」泉
「わっ！？」宗治
ケイは宗治に覆い被さり自分の蜜壷に宗治のモノを挿入しようと…
「ていっ！」泉
べキッ！
「ぎゃん！キュー…」ケイ
「お…お姉ちゃん…」宗治
泉はケイを殴って気絶させ、宗治に抱きつく。
「むーくんの初めては…お姉ちゃんが頂くもん…♪」泉
「は…初めて…？」宗治
「うん…♪」
「怖いよう…お姉ちゃんやめてえ…」宗治
「大丈夫…♪優しく…優しくしてあげるから…♪」泉
宗治はこれから始まる行為が何か分からず怯えている。しかしそれは泉の嗜虐心に火をつける一方で…
「お姉ちゃんに任せて…♪」泉
「う…うん…」宗治
泉はゆっくり宗治のモノを挿入していく。そのたびに凄まじい幸福感と快楽を感じながら。
「んぅぅ…♪」泉
「ひうっ…熱い…」宗治
「はあ…♪はあ…♪一気に行くね…♪」泉
「え…ちょっと待って…」宗治
「えい♪」泉
ｽﾞﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟ!!!!
「ひゃうううう♪♪♪」泉
「あっ…！あうっ…！お姉ちゃんっ…！ひうっ…！」宗治
「むーくん…♪むーくん…♪すきぃ…♪」泉
「ぼ…僕も…うあっ…！」宗治
「大丈夫…♪お姉ちゃんにぎゅーってしてて…♪」泉
「う…うんっ…」宗治
宗治は泉を強く抱きしめ、必死に抗い難い感覚に耐える。しかしそんなものはさらに２人を密着させ、お互いの鼓動を感じ、ますます情欲を掻き立てるだけである。
「…♪あったかい…♪」泉
「お…お姉ちゃん…」宗治
「動くね…♪」泉
ﾊﾟﾝｯ…ﾊﾟﾝｯ…ﾊﾟﾝｯ…
「あうっ…！ひあっ…！すごいっ…！」宗治
「出して…♪お姉ちゃんの中に…♪」泉
「うあっ…！お姉ちゃん…！」宗治
「あんっ♪」泉
ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｱｯ!!!!
「んうううう！！！♪♪♪」泉
宗治は自分の子種を泉の中に放つ。泉は幸せに満たされパンクしそうになっている。
「お姉ちゃん…すき…」宗治
「私も…♪むーくんが大好き…♪」泉
2人はキスをしようとする。もう2人を邪魔するものは…
「待てや…」ケイ
「「あ」」
「アタシを放置…？ふふふ…ふざけるのも大概にしてよね…」ケイ
「け…ケイ…」泉
「おりゃっ！」ケイ
「あっ！」泉
「むぎゅ！？」宗治
ケイは宗治を泉から奪い取り、胸に沈める。宗治はジタバタ暴れるが効果は無い。
「むっー！」宗治
「へへへっ…たっぷりかわいがってあ･げ･る･♪」ケイ
ｽﾞﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟ!!!!
「んっー！！！」宗治
「泉とどっちが良い…？まっ…アタシだよね…」ケイ
「負けないでむーくん！頑張って…！」泉
「(気持ちよすぎて…死んじゃう…！)」宗治
出したばかりで敏感なまま犯されてしまう宗治。当然長くはもたないだろう。
「うあっ…！ひあっ…！お姉さん…！」宗治
「くすくす…♪可愛い…♪」ケイ
「だめっ！頑張ってむーくん！」泉
「それっ…♪我慢なんかだあめっ♪出しちゃえ…♪」ケイ
「あっ…ああっ！」宗治
ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｱｯ!!!!
「んおおおおおお！！！♪♪♪」ケイ
ケイは体を仰け反らせてビクビク痙攣する。よほど気持ちよかったのだろう。
「お姉ちゃん…お姉さん…許してぇ…」宗治
「だめっ！次は私！」泉
「その次はアタシ…♪」ケイ
「ひっ…ひいいいいいい…」宗治
〜･････〜
翌日
「むーくん…♪」泉
「宗治君…♪」ケイ
「離してえ…学校だよう…」宗治
あの後、夕食を食べた3人。その後また盛あっていた。しかし今日は学校。宗治はふらふらの状態で登校しなくてはいけない。
「学校なんて良いの…♪」泉
「アタシも…♪」ケイ
「僕はダメだよう…」宗治
「ぎゅーっ♪」泉
「ぎゅーっ♪」ケイ
「ひいいいいいい…誰かあっ…」宗治
結局遅刻した3人であった。泉とケイはクラスの魔物娘達に睨まれ、宗治は学校の先生に叱られたのであった。
END
「なーに？お姉ちゃん」
「起こしてー」
「自分で起きてよ・・・」
ここはある町のある家。お姉ちゃんと呼ぶ男の子は 山野 宗治 （やまの むねはる）ベッドでまだ起きない困った女性は 小池 泉 （こいけ いずみ）頭には耳があり、美しく金色に輝く髪を持つ。そう彼女は稲荷なのである。泉と宗治は血が繋がっていない。ではなぜこの家にいるのか？それは泉の両親が宗治の両親と同じく出張で遠くへ行っているからだ。両親達は仲が良く、家族ぐるみで遊んだりしている。そのため現在は二人で暮らしている。二人は実の姉弟のように仲が良い。
「起こしてくれないとお姉ちゃん泣いちゃうよー？」泉
「いつも嘘でしょ。」宗治
「えーんえーん。むーくんがいじめるー。」泉
泉はそう言って、わざとらしく顔を隠してベッドでモゾモゾする。
「お姉ちゃん時間見て。」宗治
「え・・・？」泉
泉がｶﾞﾊﾞｯっと腕で体を起こし、時間を確認する。そしてその時刻は午前８時３５分。
「ひゃああああ！むーくんなんで起こしてくれなかったの！」泉
「何度も起こしたよ！そのたびにお姉ちゃん同じこといってたじゃん！」宗治
「くっ・・・むーくんの可愛さのせいか・・・」泉
「いいから早く用意しなよ。遅刻するよ。」宗治
「むーくんはなんでいるのよ！？」泉
「今日は開校記念日だよ。だから休みなの。」宗治
「ずるい！」泉
「ずるくないよ。学校が決めたことなの。」宗治
泉はそれを聞いてベッドでのたうち回っている。そして急に立ち上がったと思うと変な事を言い出した。
「最終手段だわ・・・むーくん学校に一緒に来て！」泉
「へ？なんで？」宗治
「私にいい考えがあるの。」泉
泉はコン○イ司令官のように決め台詞を言い、制服に着替え、宗治の手を掴み学校へと猛ダッシュで向かう。
〜・・・・〜
「出欠確認するぞー。」先生
「到着！！！」
泉はぜえぜえと肩で息をしながら、教室に到着した。宗治を連れて。
「おう、泉、遅刻・・・誰だその子・・・？」先生
「え、誰誰？」サキュバス
「結構可愛くない？」オーク
「やだ・・・♪可愛い・・・♪」ホルスタウロス
「先生ごめんなさい！今日は私の義弟がおねしょして、その片付けをしてたから遅れました！」泉
「え！？」宗治
「キャー♪可愛い♪」アルラウネ
「おねしょするとは軟弱な・・・私が付きっきりで鍛えてやろう・・・」人虎
「アンタそう言ってあの子狙ってるんでしょ？そうはさせないわよ。」ラミア
クラスの魔物娘達は宗治に求愛をするかのように黄色い歓声を浴びせる。ちなみに泉の学校は魔物娘限定の学校。先生は既婚者に限られる特別な学校だ。
「そうか・・・ならまあいいだろう。席につけ。その子は帰らせてやりなさい。」先生
「ありがとうございます。」泉
「ちょ、ちょっとお姉ちゃん・・・」宗治
「（お菓子買ってあげるから）」泉
「分かったよ・・・」宗治
宗治は渋々自分がおねしょをしてしまったという嘘を受け入れ、学校を後にしようとした。そして廊下へ行き、曲がり角を曲がった瞬間である。
ムニュ
「わぷ！」宗治
「んー？男の子？」
宗治はなにか柔らかいものにぶつかり、歩を止める。そして頭上から女性の声が聞こえる。
「ぷはっ！・・・わっ！」宗治
「そんなに驚かなくてもいいじゃん。ただの胸だよ？」妖狐
「あわわ・・・ごめんなさい！」宗治
「んーいいよいいよ。可愛いねキミ」妖狐
女性はケタケタと笑い、宗治をからかう。それとその女性はなかなか派手な格好をしていた。いわゆる現代っ子といった感じだろうか？短いスカートに制服とはいえラフなコーディネート。胸元が少し空いている。宗治が少し慌てたのはこのせいでもある。すると宗治はあることを考える。
「（お姉ちゃんみたいな見た目だけどなにか違うなあ・・・）」宗治
そう。彼女は妖狐。稲荷と似ているが、別の種族である。稲荷の方は(個体差はあるが)おしとやかである場合が多い。しかし妖狐の方は（こちらも個体差があるが）いやらしく男性を誘惑するような種族である。
「キミなんでここにいるの？」妖狐
「あ、あのお姉ちゃんが連れてきて・・・」宗治
「お姉ちゃん？誰？」妖狐
「あ、お姉ちゃんは泉って名前・・・です。」宗治
「泉の？へー弟なんかいたんだ。」妖狐
「じゃ、じゃあ僕これで！」宗治
「バイバーイ。気をつけてねー。」妖狐
宗治は走って自宅へと帰る。恥ずかしくなって逃げた感じだが。
「チーッス。遅れましたー。」妖狐
「おい、ケイ。また遅刻だぞ。」先生
どうやら妖狐の名前はケイらしい。
「サーセン。ネイル決めてたんでー。」ケイ
「制服もキチンと着ろ。」先生
「先生なーに？興奮しちゃってるー？」ケイ
「俺は妻一筋だ。それに生徒で興奮なんかしない。早く席につけ。」先生
「へいへーい。」ケイ
ケイはどうやら遅刻の常習犯らしい。今時のちょっと悪いギャルな感じか。
〜休み時間〜
「ねー泉ー。」ケイ
「なーに？ケイ」泉
「アタシさー。アンタの弟と会ったんだけど。」ケイ
「むーくんと？何か話した？」泉
「いや。別に。だけど曲がり角で胸に飛び込んできちゃってさー。可愛かったよ？名前なんて言うの?」ケイ
「むーくんは山野宗治って名前だよ。」泉
「あれ？アンタの弟じゃないの？」ケイ
「お互いの親の事情で一緒に暮らしてるの。可愛い弟ができたみたいでいいわよ〜。」泉
「へー。それにしても宗治君可愛かったなー。耳まで真っ赤にしてさ。」ケイ
ケイはそういってケタケタ笑う。泉とケイは同じ狐同士だからか、気の合う親友である。性格は正反対だがそれでも話があう。
「くっ・・・もう先を越された・・・」サキュバス
「負けないわよ・・・」オーク
「もっと己を鍛えねば・・・」人虎
「花粉を浴びせて・・・それで・・・」アルラウネ
「むーくんに毎日ミルクを飲ませてあげるんだから・・・」ホルスタウロス
「毎日ギュッって抱き締めるのは私よ・・・」ラミア
どうやらクラスのほとんどの魔物娘に宗治はロックオンされてしまったようだ。
〜放課後〜
「おーい泉ー。」ケイ
「なあに？ケイ。」泉
「今日さー。アンタん家行っていい？」ケイ
「いいけど？どうして？」泉
「宗治君に会いたいから。」ケイ
「ダメよ。」泉
「えー。いいじゃーん。」ケイ
「じゃ絶対に襲わないって約束できる？」泉
「デキマスヨー」ケイ
「・・・まあいいけど」泉
「やった。」ケイ
ああ・・・これが宗治の運命を決めてしまった。
〜・・・・〜
「はあ・・・お姉ちゃんまだかなあ・・・」宗治
宗治は椅子に座り、足をぶらぶらさせ、暇そうに泉を待っている。
ｶﾞﾁｬ
「ん？お姉ちゃんかな？」宗治
「ただいまー。むーくん。」泉
「お姉ちゃん！」宗治
宗治は椅子から降りて、走って玄関へと向かう。
「お帰り！お姉ちゃん・・・へ？」宗治
「ただいまむーくん。」泉
「やっほー。おじゃましまーす。宗治君♪」ケイ
宗治は少し驚いた。学校でぶつかってしまったお姉さんが姉と共に家に帰ってきたのだから。
「お、お姉ちゃんなんで・・・」宗治
「あそっか、むーくんには一回会ってるんだよね？お名前知らないでしょ？彼女はケイ。お姉ちゃんの親友よ。」泉
「よろしく宗治君。」ケイ
「よ、よろしくお願いします・・・」宗治
宗治はちょっとおどおどしてしまう。子供にはちょっと刺激が強いお姉さんがお家に来てしまったからだ。
〜・・・・〜
「んでさー。その子がさー。」ケイ
「本当？面白いね。」泉
「（僕どうすればいいんだろう・・・）」宗治
宗治は少し気まずかった。隣では姉とその友達がずっとしゃべっているが、自分はする事がない。
「お、お姉ちゃん。ご飯作らないの？」宗治
宗治はなんとかこの時間を終わらせたいために、姉に夕飯の支度をお願いする。
「あっホントだね。ケイも食べてく？」泉
「え」宗治
「ん。ごちそうになりまーす♪」ケイ
ケイはそう言って、ニコッと白い歯を輝かせながら笑う。
「（うそだー・・・）」宗治
宗治は作戦が失敗したことに落胆してしまった。
「あっ。お醤油がない！」泉
「えー？どうすんの？」ケイ
「な、なら僕が買いにくよ！」宗治
宗治はチャンスとばかりに、自分が買いにいくと申し出る。
しかし。
「いや、いいよ。お姉ちゃんがすぐに行ってくるから。」泉
「え、ちょっと」宗治
「ケイ、ごめん！むーくんとちょっと待っててくれないかな？」泉
「いいよ。」ケイ
「（そんなあああ！）」宗治
宗治の作戦は失敗したどころかますます状況は悪化してしまった。可愛いけど少し苦手なお姉さんと二人きりになってしまうのだ。
「じゃ、行ってきます！」泉
「じゃーねー♪」ケイ
「あっお姉ちゃん！」宗治
ｶﾞﾁｬﾝ
無情にも玄関の扉が閉まった。宗治にはその音が、いつもより大きく聞こえた。
「ねー。宗治君。」ケイ
「な、何ですか？」宗治
「お姉ちゃんのこと好き？」ケイ
「へっ！？」宗治
「ふふーん♪顔真っ赤♪可愛いー♪」ケイ
「（ううっ・・・やっぱり苦手だよう・・・）」宗治
「ねね、アタシのことは？」ケイ
「へっ！？」宗治
「アタシのことはどう？嫌い？」ケイ
「あ・・・あ、えっと・・・嫌いじゃない・・・です・・・」宗治
「やった♪嬉しい♪」ケイ
「お、お姉さんは稲荷なの・・・？」宗治
「ん？」ケイ
「お姉さん、お姉ちゃんと似てるから・・・」宗治
「おっ勘いいねー♪だけど違うの。アタシは妖狐っていう種族なんだー♪」ケイ
「妖狐？」宗治
「うん♪」ケイ
ｶﾞﾀｯ
「へ？」宗治
急にケイは立ち上がり、ゆっくりと宗治に近づいてくる。
「妖狐っていうのはね・・・」ケイ
「お、お姉さん？」宗治
「稲荷と違って魔力操作が上手くなくて・・・」ケイ
「え・・・あ・・・」宗治
「それに性格も違うんだ。稲荷はおしとやかだったりするけど・・・」ケイ
「あ・・・う・・・」宗治
「アタシ達妖狐は・・・」ケイ
そう言って、ケイは椅子に座っている宗治の前に立つ。そしてケイは宗治の座高に合わせるためしゃがむ。そして、ケイはギュッっと宗治を抱き締めた。
「お、お姉さん・・・！？」宗治
宗治は慌ててケイを離そうとする。しかしケイの力には敵わない。そして、宗治にそっと微笑み、宗治の耳元に近づく。
「とーってもエッチなんだ・・・♪」ケイ
「・・・・・っ！？」宗治
「んっ・・・」ケイ
「んんっ！？」宗治
ケイは耳元から顔を離した直後、いきなり宗治の唇を奪ってきた。突然のことで宗治は抵抗できず、なにがなんだか分からない状態だ。ただ分かることはキスが甘いということだけ。ケイはそのまま舌まで侵入させてきた。
「んっ・・・ｼﾞｭﾌﾟ・・・ｼﾞｭﾌﾟ・・・」ケイ
「んんん！？んん！！！」宗治
宗治は離れようとするが、ケイにがっちり頭を掴まれていて、逃げられない。ただただ、口に侵入してくるケイのいやらしい舌責めに耐えることしかできない。部屋には卑猥な水音が響く。
「ﾌﾟﾊｯ・・・ごちそうさま・・・♪泉には悪いけど、キミのファーストキスはアタシよ？フフッ♪」ケイ
そう言って、ケイは艶かしく微笑む。
「あ・・・あ・・・なんでこんなこと・・・？」宗治
「ん？アタシが宗治君の事が好きだから・・・」ケイ
「ううっ・・・もうやめて・・・」宗治
宗治は真っ赤に熟れた顔を横に反らし、プルプルと震える。目には涙を潤ませ、まるで追い詰められた小動物のようだ。その仕草が魔物娘の本能を強く刺激するというのに。
「ああん♪可愛いすぎ・・・♪それっ・・・♪」ケイ
「えっ・・・！？やああ！」宗治
ケイは尻尾を伸ばし、宗治を大の字に拘束する。宗治は涙を流し始めている。
「やだ！お姉さん何するの！？」宗治
「フフッ・・・♪とーっても気持ちいいコト・・・♪」ケイ
ケイは宗治の服を掴み、脱がせ始める。宗治は必死に体をよじらせるが、全く効果はなく、あっという間に裸にさせられてしまった。
「やだよう・・・ひどいことしないで・・・」宗治
宗治は懇願する。その顔はケイにとってゾクゾクするものであった。ますますイジメたくなってしまうのだ。
「さあ・・・初めてを貰うわよ・・・♪」ケイ
ケイがスカートをずらし、下半身を露出させいよいよ宗治を襲おうとする。
その時だった。
「ただいまー」泉
「お姉ちゃん・・・！？」宗治
「くっ・・・思ったより早かったわね・・・」ケイ
「お醤油買ってきたわよー。これでご飯が作れるわ・・・」泉
「お姉ちゃん助けて！」宗治
「どうしたのむーくん？」泉
「・・・」ケイ
泉がいよいよ部屋に入ってくる。しかしケイはなにもしない。黙ったままである。
「ケイ？どうした・・・の・・・」泉
ﾄﾞｼｬｯ
泉は買い物袋を落とす。それもそうだろう。目の前で弟が全裸で捕まっている。しかも捕まえているのは自分の親友。その親友は下半身を露出させている。
「お姉ちゃん助けて！お姉さんが・・・！」宗治
「泉・・・」ケイ
泉はうつむいた。そして握り拳を作っている。
「ケイ・・・る・よ・・・」泉
「お姉ちゃん・・・？」宗治
「・・・」ケイ
「ずるいわよ！ケイだけで！！！」泉
「へ・・・？」宗治
「ゴメン。我慢出来なかったからさー。」ケイ
「ずるいずるい！むーくんは私のモノなの！ケイには渡さないわ！」泉
宗治は混乱した。自分の義姉は助けてくれるどころか、ずるいと言い出している。さっぱりその言葉が理解できない。
「とりあえず寝室へ・・・」泉
「そうね。それからじっくり楽しもうよ♪」ケイ
「へ・・・へ！？」宗治
ケイに拘束されたまま、宗治は寝室に運ばれていく。
ｶﾞﾁｬ
ﾄﾞｻｯ
「あわっ！」宗治
宗治はベッドに押し倒される。そのまま二人の魔物娘に見下ろされる。
「へへへ・・・♪３Pか・・・♪たっぷり楽しまなくちゃね・・・♪」ケイ
「むーくん・・・大好き・・・♪」泉
「お、お姉ちゃん・・・？」宗治
宗治はパニックになりかけている。泉が助けてくれるどころか、ケイと一緒に襲いかかって来ようとしているのだから。
「まずは・・・♪」ケイ
「おっぱいで・・・♪」泉
「わっ・・・！わあ！？」宗治
宗治はとっさに手で目を隠そうとした。しかし拘束されているためそれはできない。ケイの胸は張りがある。触れば、跳ね返されそうな弾力があるだろう。一方、泉の胸は柔らかそうだ。何でも優しく包み込んでくれることだろう・・・
「えいっ♪」ケイ
「それっ・・・♪」泉
「ひゃあ！？」宗治
宗治のモノは二人のおっぱいにすっぽり包まれて見えなくなってしまった。そしてぐにぐにとあらゆる方向から刺激される。
「あううう！」宗治
「んっしょ・・・んっしょ・・・」泉
「そうれ気持ちいい？宗治君♪」ケイ
「ひう！柔らか・・・ダメ！」宗治
宗治は必死で二人をどかせようとするが、全く離れない。柔らかい女体に指が沈むだけだ。
「〜♪。エッチ〜♪」ケイ
「出しちゃえ…♪」泉
宗治は必死に抵抗するが、逃げ場など無い。そして、宗治のダムは決壊した。
「あっ…！あうっ…！(ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｯ!!!!)」宗治
「やあん♪」ケイ
「初めてかな…♪フフッ…♪」泉
「あうっ…なにこれえっ…」宗治
「これはねえ…せ･い･し♪」ケイ
「赤ちゃんが生まれる元よ…♪」泉
「…？…？」宗治
宗治は言ってる意味がわからないようだ。それもそのはず。コウノトリが運んで来ると信じているからだ。作者は勝手にできると信じていた(過去形)２人は体についた精液を舐め取り、妖艶な体をくねらせて宗治を誘惑している。
「えーい♪」ケイ
「あっ！」泉
「わっ！？」宗治
ケイは宗治に覆い被さり自分の蜜壷に宗治のモノを挿入しようと…
「ていっ！」泉
べキッ！
「ぎゃん！キュー…」ケイ
「お…お姉ちゃん…」宗治
泉はケイを殴って気絶させ、宗治に抱きつく。
「むーくんの初めては…お姉ちゃんが頂くもん…♪」泉
「は…初めて…？」宗治
「うん…♪」
「怖いよう…お姉ちゃんやめてえ…」宗治
「大丈夫…♪優しく…優しくしてあげるから…♪」泉
宗治はこれから始まる行為が何か分からず怯えている。しかしそれは泉の嗜虐心に火をつける一方で…
「お姉ちゃんに任せて…♪」泉
「う…うん…」宗治
泉はゆっくり宗治のモノを挿入していく。そのたびに凄まじい幸福感と快楽を感じながら。
「んぅぅ…♪」泉
「ひうっ…熱い…」宗治
「はあ…♪はあ…♪一気に行くね…♪」泉
「え…ちょっと待って…」宗治
「えい♪」泉
ｽﾞﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟ!!!!
「ひゃうううう♪♪♪」泉
「あっ…！あうっ…！お姉ちゃんっ…！ひうっ…！」宗治
「むーくん…♪むーくん…♪すきぃ…♪」泉
「ぼ…僕も…うあっ…！」宗治
「大丈夫…♪お姉ちゃんにぎゅーってしてて…♪」泉
「う…うんっ…」宗治
宗治は泉を強く抱きしめ、必死に抗い難い感覚に耐える。しかしそんなものはさらに２人を密着させ、お互いの鼓動を感じ、ますます情欲を掻き立てるだけである。
「…♪あったかい…♪」泉
「お…お姉ちゃん…」宗治
「動くね…♪」泉
ﾊﾟﾝｯ…ﾊﾟﾝｯ…ﾊﾟﾝｯ…
「あうっ…！ひあっ…！すごいっ…！」宗治
「出して…♪お姉ちゃんの中に…♪」泉
「うあっ…！お姉ちゃん…！」宗治
「あんっ♪」泉
ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｱｯ!!!!
「んうううう！！！♪♪♪」泉
宗治は自分の子種を泉の中に放つ。泉は幸せに満たされパンクしそうになっている。
「お姉ちゃん…すき…」宗治
「私も…♪むーくんが大好き…♪」泉
2人はキスをしようとする。もう2人を邪魔するものは…
「待てや…」ケイ
「「あ」」
「アタシを放置…？ふふふ…ふざけるのも大概にしてよね…」ケイ
「け…ケイ…」泉
「おりゃっ！」ケイ
「あっ！」泉
「むぎゅ！？」宗治
ケイは宗治を泉から奪い取り、胸に沈める。宗治はジタバタ暴れるが効果は無い。
「むっー！」宗治
「へへへっ…たっぷりかわいがってあ･げ･る･♪」ケイ
ｽﾞﾌﾟﾌﾟﾌﾟﾌﾟ!!!!
「んっー！！！」宗治
「泉とどっちが良い…？まっ…アタシだよね…」ケイ
「負けないでむーくん！頑張って…！」泉
「(気持ちよすぎて…死んじゃう…！)」宗治
出したばかりで敏感なまま犯されてしまう宗治。当然長くはもたないだろう。
「うあっ…！ひあっ…！お姉さん…！」宗治
「くすくす…♪可愛い…♪」ケイ
「だめっ！頑張ってむーくん！」泉
「それっ…♪我慢なんかだあめっ♪出しちゃえ…♪」ケイ
「あっ…ああっ！」宗治
ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｱｯ!!!!
「んおおおおおお！！！♪♪♪」ケイ
ケイは体を仰け反らせてビクビク痙攣する。よほど気持ちよかったのだろう。
「お姉ちゃん…お姉さん…許してぇ…」宗治
「だめっ！次は私！」泉
「その次はアタシ…♪」ケイ
「ひっ…ひいいいいいい…」宗治
〜･････〜
翌日
「むーくん…♪」泉
「宗治君…♪」ケイ
「離してえ…学校だよう…」宗治
あの後、夕食を食べた3人。その後また盛あっていた。しかし今日は学校。宗治はふらふらの状態で登校しなくてはいけない。
「学校なんて良いの…♪」泉
「アタシも…♪」ケイ
「僕はダメだよう…」宗治
「ぎゅーっ♪」泉
「ぎゅーっ♪」ケイ
「ひいいいいいい…誰かあっ…」宗治
結局遅刻した3人であった。泉とケイはクラスの魔物娘達に睨まれ、宗治は学校の先生に叱られたのであった。
END
16/09/02 19:12更新 / 海藻