忘れていた事 その1
「おい陽。」
「なんですか?麗奈さん。」
ここはいつもの鬼山組の屋敷。麗奈はあることに気付き、陽太郎を呼んだ。
「式をあげてない。」
「え?あ・・・」
そう。よく考えたら陽太郎は結婚式をあげていない。陽太郎の両親に報告はしてあるが、盛大な人生のイベント結婚式をまだしていない。
「直系組長達から言われて、やっと気づいたんだ。アタシとしたことが・・・」
「けど、僕まだ子供ですよ?結婚式なんか無理なんじゃあ・・・」
「大丈夫だ。法律は変わって、魔物娘となら何歳でも結婚できる。」
「・・・・ちなみに誰が変えたんですか?」
「魔王様」
「ですよね・・・」
と、いうわけで結婚式をあげることとなったそうな
ーーーーーーーーー
「母さん。父さん。ただいま」
「お、陽太郎お帰り。」
「陽ちゃんお帰り♪」
ここは、陽太郎の自宅。麗奈に両親に報告してきなさい。と言われ、やって来た。
因みに両親の年齢は、父が28。母が26と、大変若い。法律ギリギリである。
「麗奈さんからあることを報告しなさいって言われたから帰ってきたんだ。」
「一体なんだ?」
「なにかしら〜♪」
「うん、結婚式をあげるんだ。」
「「・・・・」」
一瞬父と母の動きが止まった。しばしの沈黙の後・・・・
「母さん」
「なにあなた?」
「今夜はお祝いだ!お寿司とお酒を!それと親戚連中にも連絡だ!」
「はいはい♪」
「ちょ・・・父さん・・・そこまでしなくても・・・」
「なにもせずにいられるか!愛息子は結婚して、さらには式だ!もうしないと思っていたが・・・今夜は大騒ぎだ!」
「ええーー・・・・」
ーーーーーーーーーー
麗奈の方では。
「直系組長達に連絡は?」
「はい、すでに連絡ずみです。」
「ハウ、組員達は?」
「今、来ます。あたしは式場の手配を。」
「いよいよだな・・・」
「しろちゃんとあげたい・・・」ボソッ
「つーちゃん・・・」ボソッ
「聞こえてるぞ」
「「すみません」」
麗奈は重要なことを忘れている。それは衣装の事だ。そして思い付く。
「さて・・・衣装は和服のどれにしようかな!」
「「え」」
「え」
3人とも間抜けな声を出す。
「なんだよ?お前ら?」
「いや・・・あの姐さん?衣装は・・・」
「白無垢じゃあ・・・」
「んだ?それ?」
「「え」」
「え」
「いえ・・・!和風の結婚式に着るアレですよ!」
「まさか・・・!?」
「知らねえぞ、んなもの」
「「ええええええ!!?」」
なんと麗奈は一般常識が残念だった。結婚式のやり方をさっぱり知らない。白無垢のことさえも。
「これです!」
「この真っ白な衣装!」
「ん?・・・・・え?」
「どうしたんですか?」
「なにか変な所でも?」
「これ、最近着たぞ。陽太郎とのえっちの時。」
「「ファッ!?」」
「なに驚いてんだ?」
「当たり前ですよ!白無垢ってのは汚れがない!つまり神聖なもの!」
「主な使用方法は、神聖な儀式の時!現代では結婚式に使われるものです!なんでそんなモンに!?」
「いや・・・陽太郎に見せたいな〜って・・・」
「よく一人であんなの着れましたね!?」
「もう白無垢じゃありませんよ!白汚物じゃないですか!?どうやって臭い落とすんですか!?」
「・・・・・てへっ☆」
((終わった・・・・))
次回へ続く
「なんですか?麗奈さん。」
ここはいつもの鬼山組の屋敷。麗奈はあることに気付き、陽太郎を呼んだ。
「式をあげてない。」
「え?あ・・・」
そう。よく考えたら陽太郎は結婚式をあげていない。陽太郎の両親に報告はしてあるが、盛大な人生のイベント結婚式をまだしていない。
「直系組長達から言われて、やっと気づいたんだ。アタシとしたことが・・・」
「けど、僕まだ子供ですよ?結婚式なんか無理なんじゃあ・・・」
「大丈夫だ。法律は変わって、魔物娘となら何歳でも結婚できる。」
「・・・・ちなみに誰が変えたんですか?」
「魔王様」
「ですよね・・・」
と、いうわけで結婚式をあげることとなったそうな
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「母さん。父さん。ただいま」
「お、陽太郎お帰り。」
「陽ちゃんお帰り♪」
ここは、陽太郎の自宅。麗奈に両親に報告してきなさい。と言われ、やって来た。
因みに両親の年齢は、父が28。母が26と、大変若い。法律ギリギリである。
「麗奈さんからあることを報告しなさいって言われたから帰ってきたんだ。」
「一体なんだ?」
「なにかしら〜♪」
「うん、結婚式をあげるんだ。」
「「・・・・」」
一瞬父と母の動きが止まった。しばしの沈黙の後・・・・
「母さん」
「なにあなた?」
「今夜はお祝いだ!お寿司とお酒を!それと親戚連中にも連絡だ!」
「はいはい♪」
「ちょ・・・父さん・・・そこまでしなくても・・・」
「なにもせずにいられるか!愛息子は結婚して、さらには式だ!もうしないと思っていたが・・・今夜は大騒ぎだ!」
「ええーー・・・・」
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麗奈の方では。
「直系組長達に連絡は?」
「はい、すでに連絡ずみです。」
「ハウ、組員達は?」
「今、来ます。あたしは式場の手配を。」
「いよいよだな・・・」
「しろちゃんとあげたい・・・」ボソッ
「つーちゃん・・・」ボソッ
「聞こえてるぞ」
「「すみません」」
麗奈は重要なことを忘れている。それは衣装の事だ。そして思い付く。
「さて・・・衣装は和服のどれにしようかな!」
「「え」」
「え」
3人とも間抜けな声を出す。
「なんだよ?お前ら?」
「いや・・・あの姐さん?衣装は・・・」
「白無垢じゃあ・・・」
「んだ?それ?」
「「え」」
「え」
「いえ・・・!和風の結婚式に着るアレですよ!」
「まさか・・・!?」
「知らねえぞ、んなもの」
「「ええええええ!!?」」
なんと麗奈は一般常識が残念だった。結婚式のやり方をさっぱり知らない。白無垢のことさえも。
「これです!」
「この真っ白な衣装!」
「ん?・・・・・え?」
「どうしたんですか?」
「なにか変な所でも?」
「これ、最近着たぞ。陽太郎とのえっちの時。」
「「ファッ!?」」
「なに驚いてんだ?」
「当たり前ですよ!白無垢ってのは汚れがない!つまり神聖なもの!」
「主な使用方法は、神聖な儀式の時!現代では結婚式に使われるものです!なんでそんなモンに!?」
「いや・・・陽太郎に見せたいな〜って・・・」
「よく一人であんなの着れましたね!?」
「もう白無垢じゃありませんよ!白汚物じゃないですか!?どうやって臭い落とすんですか!?」
「・・・・・てへっ☆」
((終わった・・・・))
次回へ続く
15/06/06 14:30更新 / 海藻
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