連載小説
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ヤンデレ?純愛?鬼嫁と化したお嬢様
んーいい朝だぁ…(恍惚)
今日もいい天気☆



「おはようございます。はい、新聞。朝食は…もうちょっと待ってくださいね。」

ああ〜うんめえなぁ〜。そして読○スポーツ。これぞ朝の定番。
さてと…昨日のリーグ戦の結果は…とやっぱジュビロ強いな。
んん?あれ…?


「諒子?この新聞…12ページから16ページがないんだけど…」

「ああ、なんだそのことで。それならほら…」
そう言って諒子は下駄箱の横で細切れになった紙の山を差した。
ま、まさか…

「えっちぃページは能活くんの目に毒ですからね。検閲、削除しました。」

「…」
読○に電話して断らないとな…まじめな読○新聞に切り替えよ。



またある時の練習中…

「おーい能活―サッカーダイジェストから取材だぞ。
 ちょっと練習抜けていってこい」

「おお!」「マジかよ!」「さすが!」
これだけはホント慣れないな…行ってこよ。



「…いやな予感がする…。直樹くん、ちょっとボトルとタイマーの用意お願いできる?」

「すいません。まだトリカゴしてるんで…」

「お ね が い で き ま す よ ね ?」

「は、はいい!!今すぐにでも!ほら!お前らも!」




「まず、これからプロの世界へ入って行くわけだけど、どう?不安ある?」

なによあの女狐…顔近いのよ!

「あ、ないっす。」

そうそう。そうやってそっけなく返して…

………………………

「じゃあ、最後に〜」

やった…これで終わる…私の…勝みたいね…

「せんぱ〜い。ドリンクなくなっちゃったっす!どこn…モガッ!?」ゴキッ!

(白蛇に生まれてよかった…)

「なんか、自信に充ち溢れてるよね、キミ。好きな子と同棲…なんてしてる?」

は?

「いやっそんなこと…どうして聞くんですか…?」

「私、キミに興味深々…かも♡」

「!?…(まずい…この殺気は…)」

「私と付き合ってます!同棲して婚約もしてるんですけど?」

「まあ!本当に当たっちゃた。ざんね〜ん。能活くん、苦労するわよ〜この娘…まま、記事にしたりしないから…安心してね?それじゃ、私監督に挨拶して帰るから…」

「チッ…危なかった…」

し、舌打ち…




「ぬわーんちかれたもおおおおおおおおおん!」
直樹の言うとおりだよ…マジ疲れた…

「あっ敦が変なチケット持ってんぞwww」「お前プーソー行くんかよwww」「るせーよwww」「よしかつもいこうぜー♨」


「!…ごめん帰る!!」バタン!!


「はい、よくできました〜」

よかった…危ない危ない…

「でも〜ちょっと…ね。教育が必要かしら…」ボソッ


え?




14/12/21 01:01更新 / リエージュ川島
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