読切小説
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後輩レ○プ!狩人と化したお嬢様
うだるような暑い日の午後。

「能活くん。今日も朝からお疲れ様」

「涼子先輩もね。いつもありがとう。」

ミーンミーンミーンミーン…
ただでさえ暑いのに物凄く火照りを感じる。
私、本当に好きなのね…彼のこと。

「つきました。ここですわ。」

「はえ〜すごいおっきい…」

「入ってくださいまし。どうぞ」

「お、お邪魔しま〜す。」




「ふう〜疲れた…」

「練習きつかったでしょうに」

「何の何の!今年こそ皆と国立に行かなきゃ!」
 そこ、諒子先輩とって言ってほしかったな。でも、そんな仲間思いなところが能活くんらしい。
「あっあの!」

「ん?どうしました?」

「り、リフレッシュにこんど海とか行きませんこと?ま、まずこの家、屋上あるんですけど…ほ、ほら、肌焼いてから…ね?」

「あ〜いいっすね〜。直樹たちにもメールしとk…」

「いや!二人で!」

「あっ…うん。」

は、はしたない!ダメダメ!焦っちゃダメよ!いつもの自分に戻らなきゃ…

「とりあえず屋上行きましょうよ。」

「あ、ああ、はい。」

「変な先輩。あの、ここで脱いじゃっていいですか?」ズルズル…

「ひゃい!?あ、どうぞどうぞ…」
いつも部室で見てるのに…もうなんでなの!鼻が熱くなってきましたわ…。

「俺キーパーだからね。体全然焼けてないけど、笑わないで下さいよ?」

「私だって真っ白ですのよ?」

「諒子先輩は良いんだよ。むしろアドバンテージ。」

「!!??!?!!?」プシュ―…

「?はやく行きましょうよ。」
も、もう駄目ぇ…




「暑いなあ…え?ええ!?」

「おかしく…ないですか…?」
何よ!買うときはあんなにノリノリだったのに緊張してきちゃった…。なんで黒なんか選んじゃったんだろ…

「いえ!全然です!でも、見えちゃいません?周りから。」

「ま、まあ多少は…ねぇ…」

「てゆうか先輩の水着なんてむしろご褒美。」

「もう!飲み物とってきますから!!」

「…」
今日の先輩どうしたんだろ?


落ち着くの!落ち着くのよ諒子。何のためにけーこちゃんや廉ちゃんと打ち合わせしてきたの…今日こそモノにするのよ!!

「えーっとアイスティーはっと…」
お父様、お母様、卑怯な私をお許しください。
そして私は…女になります!


サッ―!!



「これで良しっと。」



「お待たせしました。あの、アイスティーしかなかったのですが、よろしいですか?」

「あ、どうも。」ゴクゴク…

一時間後…

「大分焼けましたね。おっと、大丈夫、大丈夫ですか?(棒)」

「うん、大丈夫…」フラフラ…




ふうっ。重かった。大きくなったのね、能活くん。
いつもゴールを守ってる体。余計におおきく見える。

「ううう…えい!」
チュッ、チュウ!チュルッ!!
嗚呼、おいしい。能活くんの乳首美味しい…

「ふうう…ウう…」
大丈夫。まだ起きてない…

もっと、もっとぉ…。ほんとはだめなのに…。

チュル、チュッバ!チュウッ!

「ン…んあああ…」

止まらない…どうしてえ…

「ふあ…先輩!!何やってんすか!!やめてくださいよほんとに!」

「暴れないで…暴れないでくださいまし!」

「田所さん!?不味いですよォ!?」

くぅぅ…かくなるうえは…


りょーちゃんこれ使い!これさえあればあのスカタンも一発や!


廉ちゃん、ありがとう。


「先輩!?」

トントントントン…えい!!


「ふっふが…う、羽毛…」

えっちな薬。二回も使っちゃった…
でもこれで能活くんはワタシノモノ…。

「気付かない能活くんが悪いんです。私、以前よりあなたをあなたのことをお慕いしてましたのよ?」

「ううっ…」気付かなかった…先輩、こんな艶やかに笑うんだ…あはは…

「お腹の上、失礼しますね。んんん…ああ、あんっ!」

「私…女になりましたのよ…?」

こ、これが先輩の中なんだぁ…あったかい…

「動かしますね?」

「はあっあんっ!あう!ああん!」

そっか…俺のこと好きだったんだ…どうして、何もしなかったんだろう。何もしてあげれなかったんだろう。

「ふううッ!で、出るぅ!!」

「ああああ!!…はぁん…」

「先輩…いや!諒子!!今まで気付かなくて…ごめん!でも!これからは…!」

「いいの…いいの…」ツゥ―
うれしいはずなのに…涙が止まらない。


「グスッ…じゃあ…続き…しましょ♪」

「はーい♡」




このまま先輩、いや、諒子の家に泊まった。
そんで、不思議な夢を見たんだ。



「よしかつぅーサッカーなんかつまんねえよ。野球やろうぜ!」

「バカだなぁ。サッカーはあいであが詰まってんだぜ?監督がいちいち決める野球とは違うの!野球のがつまんねえよ!」

「ちぇーいこうぜ」「後から仲間に入れねえからな!」

「フンだ!!」


これは小学生の俺…?

ははっ…天間のクラブ入るまでこうだったけ…

「ねえ、なにやってんの?」

「サッカーだよ。世界で一番楽しいすぽーつさ!」

「ふーん。わたしもやりたーい!」

「無理無理!おまえ足ないじゃん!」

「むっ心外ね!みててよみててよ…それ!」

「わっ!!足が生えた…スッゲー!!!」

「お母様から教えてもらったんだ!えーとなんていうんだっけ…そう!じんかのじゅつ!」

先輩、ほんとおてんばだったんだ…


「りょーこ、来年から中学生か…」

「うん。でも能活くんも再来年は東海一中でしょ?」

「あたりまえだ!俺はプロになるんだ…その時は…」

「えへへ…。その時は…何?」

「!なんでもねえよ!」



「先輩…ごめん…もう…国立は…うああ…うう…」

「もう泣かないの。去年つれってってくれたじゃない。ほら、泣いてるとみっともないですわ。顔を上げて!新キャプテン!」






「キッカーは4人目!藤崎シュートォ!!川口止めたぁ!!」

そして…

「試合終了!!清水商業!!悲願の日本一達成!!」

「先輩…俺…やったよ…やったんだよ…」


ふああ…

「あ、おはようございます。ずいぶんぐっすりでしたね。」

「ふう、長かったなあ…」

「?」

「ああ、今までのこと夢見てたんだ。諒子と会って、中学で全国でて、高校で負けて、でも、日本一なってさ…」

「わたしだって。本当に長かった。だって能活くん、全国でてからモテモテでしたから。悪い虫がつかないか本当に心配だった…」

「え?」

「あ、いや、こっちの話。でも私たち…」

「うん」

「「これからはじまるんだ(ですね)」」


数年後…


「さあー大変な試合となりました。ジパング対ヨルダン!!サッカーの神様はまだ!まだ彼らに戦えと言っているのでしょうか!?」


「頼むゾ、ヨシカツ。」

「任せてください!ジェラードさん!」

「まったく…どっからそんな自信がわいてくるニャ?」

「へへっめちゃくちゃ惚れた女が見てるんだ…いいとこ見せなきゃ・・・ね!福西さん!」

「独身のアタシへのあてつけかニャ!」

「頑張れ…能活くん…」

「運命のPK戦が…今スタートしました!」







14/12/17 23:44更新 / リエージュ川島

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