第二話・ボクたち流のワーム捕獲法
「ワームわむ助出ておいで〜。出ないとアソコをほじくるぞ〜」
「ほじくるぞ〜!」
チルルと一緒に酷い歌を口ずさみながら、アレットはトコトコと森の中を歩く。これからドラゴンの端くれと一戦交えるってのに呑気なもんだ。まあ勝算はあるし、例え出てきてもアソコをほじくることになるんだろうな。
その背に乗る俺は久々にクロスボウを手にしていた。ワーム狩りをすると急遽決まったからニッセに取って来こさせたんだが、こいつは俺が自分で作った一品ものだ。矢ではなく弾丸を発射するバレットクロスボウというタイプで、特製弾丸を使うように改造してある。
対するアレットは腰に短めのサーベルを帯びているだけだ。こいつは元々魔術が得意で、人間時代は「武芸と治癒魔法を使いこなす勇者」として名を知られていた。魔に堕ちた今は癒しとは真逆の力を使うが、この作戦でも役に立つだろう。
「ワームさん、どこにいるのかな?」
「きっと出てくるよ。ボクらのデロイがいるもんね」
楽しげに言うアレット。可愛いからおっぱい揉んでやる。
「ほれほれ」
「やぁん♥」
いやあ、我ながら緊張感の無い山狩りだ。まあアレットが言うように、ワームの習性を考えれば俺がいるだけで向こうから勝手に出てくるだろうが。
普通の魔物の力は自分の夫が他の女に狙われにくくするが、バイコーンは逆だ。虫を除ける植物があれば、虫をおびき寄せる植物もある。簡単に言ってしまうとバイコーンのハーレム形成能力というのは、自分の夫が魅力的に見えるようにするってことだ。アレットたちの目に俺がどれだけイイ男に映っているのかよく分からんが、とにかく男目当てで動くワームをおびき寄せる餌は俺で十分だ。ワームを止めるには男を与えるしかない、なんて言われるくらいだし。
大事なのは遭遇後、こっちが主導権をがっちり掴むことだ。
「……デロイ」
ふいにアレットが脚を止めた。声にも緊張が感じられる。
「来たか?」
「そうみたい」
チルルが俺の肩に止まり、しっかりとしがみついてくる。俺はアレットの背から飛び降り、クロスボウの用意を始めた。肩当てについたハンドルを回して弦を引き、ポーチに入れた弾丸を装填する。弾はチルルが木の実をくりぬいて作った代物だ。小さなフェアリーだけにこういう細かな細工は得意らしい。
アレットも腰のサーベルを鞘から抜いた。魔界銀製の白い刃が甲高い音を立てる。柄の黒い装飾と赤い宝石が白い手によく映えていた。凛々しい目つきは人間の勇者だったころの名残だろうが、戦う動機は大きく変わっている。まあ俺も同じだがな。
目には見えなくても、明らかに「それ」は迫ってきた。ビリビリと地面が脈動しているのを感じる。知能は低いとはいえドラゴンの一種、しかも体力だけなら魔物の中でも最強レベルであり、毒の類いも一切効かないって話だ。だがチルルの作った弾丸と俺の腕、そしてアレットの力があれば……やれる!
「……来る!」
アレットが叫んだ次の瞬間。
数歩先の地面がボコリと盛り上がった。そしてそこから出てきたのは、角の生えた女の頭。
「おとこぉぉぉぉぉ!」
「うおおおおおぅ!?」
目を爛々と輝かせる女の子の顔、お乳丸出しの上半身、そして甲殻に覆われた下半身がずるずると地面から出てくる。その金色の目は明らかに俺を狙い、地面を抉る勢いで突進してきやがる。確かにワームは「地竜」なんて呼ばれる魔物らしいが……
「本当に地中から出てこなくたっていいだろうがーッ!」
絶叫とともに、俺はクロスボウのトリガーを引いた。強力なバネによって弾き出された弾丸は鈍い音を立てて飛翔し、ワームの額に直撃する。狙い通りだ。
木の実の弾丸が砕け、中から粉末が飛び散る。男を手に入れるまで止まる事がないと言われるワームが途端に動きを止めた。俺の目と鼻の先で。
「ふぇ……くしゅん! くしゅんっ!」
意外にも甲高い声で可愛いくしゃみを連発するワーム。チルルの特製胡椒弾は効果覿面だ。『魔物に効く毒は限られるし、仮に一撃で殺せる毒があったとしても人間には扱えないだろう。だが人間同様に呼吸する生物なら、呼吸器への攻撃は効く』……知り合いの傭兵から教わった手口なんだが、俺みたいな凡人が魔物とやり合うときには確かに便利だ。人間より嗅覚に優れた魔物にスパイスの刺激臭は強烈だろう。
とは言ってもドラゴンの端くれ、男を目の前にしてこれくらいで参りはしない。
「くしゅんっ! このぉ! くしゅん!」
くしゃみを続けながらもワームは迫ってくる。ぞっとするような鉤爪がもはや目と鼻の先にあった。アレットと出会ったときのことを思い出す。あのときもアレットの槍が眼前まで迫っていたっけ。
だが。
「チェットォウ!」
奇声と共に放たれた暴風のような一撃が、ワームの甲殻をしたたかに打った。伏兵として潜ませておいたメリカだ。魔王軍の黒い鎧を身に纏い、手にする武器は奇麗な顔に似合わぬ野蛮な戦槌ときたもんだ。強烈な打撃で横倒しにされたワームはそれでも俺に襲いかかろうとするが、もう遅い。
「はーい、お疲れー」
隙だらけとなったワーム目がけて、アレットの剣が突き出される。刹那、ぶすりと鈍い音。甲殻の無いワームの体の前面、それも心臓の位置を鋭剣が貫いた。
ワームの体がびくんと震えたかと思うと、振り上げられた両腕がだらりと下がる。それを見届けてアレットは剣を引き抜いた。その刃には一滴の血も付いていないどころか、ワームの胸にも傷一つ残っていなかった。ぷるんとした乳があるだけだ。アレットに勝るとも劣らないたゆんたゆんで、形も良い。乳首だけは甲殻で覆われてるからって、こんな物を丸出しにして暴れてやがったのかオイ。ここに顔を埋めたらどれだけ……
「えいっ♥」
「ぐはっ!」
安心して妄想を始めた途端、アレットは俺の胸にも剣を突き刺しやがった。痛みはないが体の中を金属が突き抜けている異物感は気持ち悪い。
「お、お前なあ……」
「えへへ、ゴメンね」
アレットは白い歯を見せ、笑いながら剣を抜く。当然俺の体にも傷は一切無いし、この笑顔一つで許してやるか。
「デロイさん、アレット! お疲れっす!」
上空で警戒に当たっていたニッセが降りてきた。万が一ワームが農場の方へ行ったらすぐに伝えられるよう、空で見張らせていたわけだ。幸いその必要はなかったけど。
さて、何でも屋のメンバーは全員集合し、ワームはぼんやりした表情で「おとこ、おとこ……」と呟きながら俺を見ている。剣から流し込まれたアレットの魔力の効果だ。レスカティエで魔物に変えられたこいつは、その際強い魔力を受けて普通のバイコーンを上回る力を身につけた。元々得意としていた癒しの魔法とは逆の力……要するに病を操ることができるってわけだ。
病と言っても魔物やインキュバスがかかる病気で、今ワームにかけたのは多分『魔界熱』だろう。その名の通り魔界の熱病で、罹患するとどんな魔物でも頭がぼーっとし、男にされるがままになってしまうというエロ病だ。つまりこのワームを煮るも焼くももはや俺の意思一つ。こうやってニッセやメリカ、汚れなきフェアリーだったチルルまでハーレムに引きずりこんできた。
「アレット、俺には何の病気を仕掛けたんだ?」
「今に分かるよん。じゃ、わんぱくワームの更生を始めよっか!」
こうして指揮権が俺からアレットに移った。更生つってもこのワームはまだ何も悪いことしてない気がするんだが。まあ最初からハーレムに引き込むのが問題だったから気にしない。最初は魔界病にかかった魔物を犯すのに抵抗もあったんだが、普段男を犯してヒィヒィ言わせている奴らを逆にヒィヒィ言わせてやるのが段々面白くなってきた。どうせゲス野郎だよ、俺は。
アレットは後ろから俺に抱きついて、頬にそっとキスをしてきた。唇が気持ちよすぎる。ついでに俺の背中でひしゃげるおっぱいも超気持ちいい。何というか、最高級のクッションに命を吹き込んだような。
それだけで膨らみ始めたムスコを、俺は素直に解放してやった。ワームの視線がぐっと熱くなるが、それでも襲いかかってくることはない。
「どうすりゃいいんだ、アレット?」
「ふふっ。デロイはそのままその子におちんぽ向けてて。ニッセちゃんは念のため、その子を後ろから押さえて。チルルちゃんはタマタマ担当」
彼女は流れるようにみんなへ指示を出す。ニッセは脱力したワームを羽交い締めにし、チルルは俺の玉袋にぎゅっと抱きついてきた。いつの間にか素っ裸になっていたこのフェアリーはもちっとした肌をしきりに擦り付け、くすぐるようにして玉袋を気持ちよくしてきた。ぞわぞわした刺激が肉棒の方まで伝わってきやがる。
「メリカちゃん、パンツ貸して」
「え……あ、はい!」
困惑しながらおずおずと鎧のスカートを外し、下着を降ろすメリカ。今日は白か。
「どうぞ」
「ありがと。後はそこに座ってセクシーポーズしてて」
意味が有るんだか無いんだか分からない命令を、メリカは忠実に実行した。恥じらいながらも鎧を下半身のみ脱ぎ捨て、ワームの隣で四つん這いとなり俺に尻を見せつける。桃にそっくりなお尻だが、その下の割れ目からはすでに果汁が滴っていた。やべぇ、恥ずかしそうにこっちを見てくるメリカの視線がたまらねぇ。
「そしてボクは、このおパンツでおちんぽをいじめちゃいまーす♥」
背後から俺の肩に顎を乗せ、メリカのパンツを肉棒に被せてくるアレット。脱ぎたてのパンツにはメリカのぬくもりが残っていてとても気持ちいい。それをアレットの白い手が、ゆっくりと擦りつけてくる。
「どう? 気持ちいい?」
「あ、ああ……下着と手の感触が……!」
滑らかで温かい布の摩擦と、上から握ってくる手の柔らかさ。頬をすり寄せてくるアレットの仕草までが刺激になる。力を抜いたり緩めたりしながら、俺の敏感な所を的確に責めてきた。時々耳に吹きかけられる息までがいやらしい。
「タマタマなめなめ〜♥」
チルルはチルルで玉袋の裏の辺りを執拗になめてきやがる。くすぐったさが快感に変わって、鈴口から滲み出た液がメリカのパンツに染みを作った。
「ああ……デロイ殿が、私の下着で……♥」
メリカは息を荒げて自慰にふけってやがる。雌のニオイがむわっと鼻を突き、股間はますますいきり立つ。
そんな俺を物欲しそうに見つめているワームが結構可愛い。よく見ると案外あどけない顔立ちで、おっぱいの割に歳は若いのかもしれない。
「お前、名前は? 歳はいくつだ?」
「……ルル。とし……えっとね、じゅーご」
じゅーご。じゅうご。十五。
十五歳にしてこのたゆんたゆんのおっぱいかよ。魔物ってのは分からねぇ。だが素晴らしい。
「わたしのほうが、おねえさんだねー」
玉袋にぶら下がるチルルがそんなことを言う。そういやこいつは十七歳だったっけ。これでも。
「ルルちゃん、今日からこのデロイさんがあんたのご主人様だからな? ちゃんとザーメンの味を覚えるんだぞ?」
「あい……」
ニッセに言い聞かされ、素直に返事をするルル。やべぇ、可愛いじゃねぇか。このぽわ〜んとした顔にたっぷりぶっかけたらどれだけ気持ちいいだろうか。
パンツで高められた俺の限界が近いと悟ってか、アレットはしごき方を変えてきた。肉棒からパンツが外され、ひんやりした空気に晒される。そして次の瞬間にはアレットのスベスベの手が、直接肉棒をしごき立ててきた。強く、素早く。しかも亀頭の敏感な所を指先でくすぐりながら、トドメを刺すように刺激を続けた。
耐えられるわけが、ない……!
「はーい、どぴゅぴゅぴゅ〜♥」
俺の体を知り尽くすアレットの声に合わせ、俺は盛大に射精するしかなかった。鈴口から大量の精液が、いつもより凄まじい勢いで迸る。粘着質の白いシャワーがびちゃびちゃと音を立て、ルルとニッセの体に降り注いだ。
「うひゃぁぁぁん♥」
「あっはぁ♥ ザーメンたっぷりぃ……♥」
二人が歓喜の声を上げ、全身に白濁を受け止める。メリカは羨ましそうにその光景を眺めていた。
これだけなら単に気持ちいい射精なんだが、すぐ異常に気づいた。
射精が止まらないのだ。
「お、おいアレット! 俺の体に何しやがった!?」
止まることのない脈打ちの快楽。激しく精液を放出し続ける肉棒をルルたちに向けたまま、俺はその元凶たるバイコーンに問いかけた。
彼女は止めどなく射精する肉棒に手コキを続けながら、俺に抱きつき淫らに笑う。
「えへへ♥ 腐った堕落の果実を食べると起きる病気を発症させたの。要するに射精が止まらなくなっちゃう病気♥」
「い、いつまでだ!?」
「さあ? まあデロイはインキュバスだから大丈夫だよ♥ ほーら、どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅ〜♥」
「うおおおっ!?」
アレットの手コキが加速し、さらに精液の量が増加する。チルルが抱きついている玉袋のどこにこんな量が詰まっているんだ。あっという間にルルとニッセのからだが白濁でべっとり塗られて行き、メリカの尻にも粘液が降り注ぐ。俺の雌たちはそれを大喜びで受け止めていた。チルルも止めどなく溢れる男のミルクが面白いのか、ゆさゆさと玉袋を刺激してくる。
「うひゃうぅぅ♥ ごしゅじんしゃまぁ♥」
「あはははっ、すげぇ……♥ すごいよデロイさん……♥」
「あン……お尻、べとべと……♥」
「すっごーい! ミルクふんすいだー♥」
悦ぶ雌どもの顔、嬌声。そしてアレットの悪戯な掌。
それらに囲まれて、終わりの見えない射精の快楽を感じさせられ……
俺はついにブチ切れた。
「うおりゃああああ!」
「わあっ!?」
思わず雄叫びを上げてアレットの腕を振りほどき、白濁にむせ返っているルルに掴みかかる。精液の風呂に入ったような姿……だが美少女の上半身と蛇竜の下半身の境目で、割れ目が物欲しそうに汁を垂れ流していた。そこへ狙いをつけ、射精しっ放しの肉棒を一気にねじ込む。
「おほぉぉぉぉぉぅ♥」
ルルの体が大きく仰け反り、長い下半身がバタバタ暴れる。何せ射精の勢いが凄まじいだけに、それを膣奥に吹き付けられた刺激はかなり強いだろう。魔物にとって中出しされる快感は相当なものらしいし。
そのまま容赦なくきつい蜜壷の中で出し入れを繰り返し、ぐいぐい締め付けてくる肉のチューブを押し返す。亀頭が一番奥に当たる度、ルルは体を震わせて喘いだ。
「ああーーっ♥ らめぇぇぇ♥」
ルルが蕩けきった顔で痙攣したかと思うと、結合部から透明な汁が噴き出した。絶頂だ。同時にアソコはより強い力で肉棒を締め付けてきたが、それも射精の勢いをより強くするだけだった。
割れ目から白濁が逆流してくる量を出したってのに、ムスコはまだまだ収まらない。ギュウギュウ抱きしめてくるルルのアソコから抜き、俺は欲望のままにニッセを押し倒した。
「おら、次はお前だ!」
「んぁぁぁぅ♥ で、デロイさぁん……♥」
股を大きく開かせてぶち込むと、ニッセは羽を激しく暴れさせてよがった。こいつと初めて会ったときもアレットの力で大人しくさせ、こんな風に犯した。ニッセの熱い蜜壷を満喫しながらその中へひたすら射精する。やがて彼女もルル同様に潮を噴き、毒針から催淫毒を垂れ流しつつ絶頂を迎えた。
だが射精は止まらない。
「メリカ、お前いつまで尻出してやがる! こうしてやらぁ!」
「んぎぃぃぃぃ♥ デロイどのぉ、そ、そこはぁ……♥ ふぁぁん♥」
俺に桃尻を見せつけていたメリカには、まずそのお尻の穴にぶち込んでやった。強い力で肉棒を押し返そうとしてくる直腸に逆らい、アナルの奥に出しまくる。四つん這いになっている手足がガクガクと震えはじめ、肉棒を抜いてヴァギナに挿入した瞬間に彼女も果てた。首が外れていないせいで理性を保ったまま痴態を晒すことになった。
続いてメリカの柔らかい蜜壷からぬるりと肉棒を引き抜き、未だ玉袋に抱きつくチルルを鷲掴みにする。
「お前もいつまで玉に引っ付いてんだ! 折檻ッ!」
「きゃはぁぁぁ♥」
フェアリーの股間、小指一本も入りそうにない割れ目に無理矢理挿入。妖精とのセックスは大抵こうするもので、こいつらもそれが気持ちいいらしい。みっちりと肉棒、特に亀頭を締め付けてくる小さな小さな蜜壷の中へ散々に吐き出した。引き抜いて頭から精液シャワーをしてやると、チルルはあどけない顔に目一杯の幸せを浮かべて絶頂した。
そして。俺は全ての元凶へ視線を向けた。
「アレットぉ〜」
「え? あれ? デロイ、怒ってる……?」
冷や汗を流し後ずさるアレット。だが逃がすわけあるか。まだ白濁を垂れ流しているムスコをそのままに、俺はアレットの巻きスカートに手をかける。黒い奇麗な布を力任せに引っ張り、一気にはぎ取った。露わになったのは輝くばかりの肌と、艶やかな黒い毛皮。そしてその境目にあるピンク色の割れ目だ。こいつも俺のムスコを触って発情していたんだろう、もう汁がとろとろと垂れていた。
すでに準備完了なら、もう何も考えることはない。ってかずっと射精が止まらないせいで何も考えられなくなってきた。とにかく俺はアレットのそこに狙いを定め、一気に腰を進めた。
「お前好き勝手やりすぎなんだよーッ!」
「ふひゃうぅぅん♥」
挿入した瞬間、俺たちは反射的に強く抱き合った。それだけ気持ちよかったからだ。アレットは最初に俺と繋がった愛妻だけに何度も味わってきたんだが、このぬめりとヒダの多い感触は毎回よがらせられる。少しでも動かせばその度に絡み付いてくるし、挿れているととても温かい。そんな中に精液を迸らせ、溢れ出した分を垂れ流しにしたままさらに腰を振った。
「あひぅ、やぁんッ♥ ボクのおマンコがぁ……♥ おマンコ壊れちゃうよぉ♥」
ぷるんぷるんのおっぱいを俺に押し付け、アレットは涙目になって悶えている。めっちゃ可愛い。教団の若き女騎士が魔物に堕ちて、今こうして俺のムスコと精液で辱められて悦んでいる。その蕩けきった顔、呂律の回らない舌、口の端から垂れたよだれにまで興奮しちまう。
「安心しろ、壊れてもそのまま使ってやらぁ!」
「ふぇっ、んぁっ♥ あひぅぅぅん♥ らめぇ……♥」
ダメなどと言いながらしっかり俺を抱きしめ、自分も前後に動いて楽しんでいる。そしてその動きは膣内の絡み付きと連動して、快楽を俺に返すものだった。
「くぅ、たまらねぇ……! お前の中は飽きないぜ……!」
「あはぁん、うれしい、よぉ♥ で、でも止めてぇ……♥ おマンコ、せーえきで、おぼれちゃ、うぅぅぅぅん♥」
一際強く突入れると、アレットは淫らな声を上げながら仰け反る。同時にびくびく震えながら肉棒への締め付けが強くなった。もうイキやがったか。こいつの体は俺の精液に凄くに敏感で、それをひっきりなしに中出しされればこうもなるだろう。ヘタすりゃ一回強く突くごとにイクことになるかもしれない。
だから俺はそのまま腰を振り続けた。
「ふぇぇ!? だ、ダメだよぅ……ボク、もう……もうイっちゃったよぉ♥」
「俺をさっきからイキっ放しにしたのはお前だろうが! 受け止めやがれ!」
「ひぎぃぃぃ♥ ゴメンナサイっ、もう、ゆるしてぇ……ふあぁぁぁぁ♥」
再び痙攣するアレット。絶頂するたびに蜜壷もうねって俺の射精を加速させる。大きな馬のお尻までがガクガク震えたかと思うと、じょろじょろと水音が聞こえた。アレットはお漏らししてしまったようだ。
「お、おしっこがぁ……やぁん、見ないでよぉ……♥」
彼女は顔を真っ赤にしながらうわ言のように呟く。普段なら言葉責めをしてやるところだが、今はともかくハメることしか考えられねぇ!
「前のマンコがイキ疲れたら、後ろの馬マンコを出しやがれ!」
「そ、そんなぁ♥」
どこか嬉しそうに悲鳴を上げるアレットから、俺は肉棒を引き抜いた。もうアレットの体は溢れ出した白濁でべっとりと彩られている。俺はその黒い毛並みにもしっかりぶっかけながら背後に回り、でかい馬尻の下に肉棒をあてがった。ケンタウロス種は前後両方に性器がついており、どちらも人間との交尾に適したサイズになっている。アレットの後ろの蜜壷に挿入していくと、熱い締め付けがしっかり俺を歓迎してくれた。
「ひあっ、ひゃめっ……♥ おちんぽミルク、前も後ろも……ああぁぁん♥」
早くも絶頂してしまうアレット。だが俺はまだまだ止まらない。アレットが発症させた射精病が収まるまで、ひたすらこいつを犯し続けて発散させる。
やがて森の中には甘い嬌声と、生臭さが満ちていった。
………
……
…
「で、とにかくワームは捕まえたってわけか」
「ああ、その目的自体は簡単だったけどな」
夕暮れ時のルージュ・シティ。公衆浴場で汗を洗い流しながら、俺は友人と雑談していた。町の公衆浴場は混浴もあるが男湯もちゃんとあって、男友達同士で愚痴を言うには丁度いい場所だった。
友人は俺の返答に笑いながら軽く咳き込み、古傷だらけの体を洗っている。
「で、今どうしてるんだ?」
「アレットたちが何でも屋社員としての心得を叩き込んでる。帰ったら多分ご奉仕の練習とか始まるだろうな」
アレットも現金な奴で、俺に散々犯されてグロッキーになってもすぐ復活し、しかも精を吸いまくったせいで元気百倍だった。おっぱいを揺らしながら、新メンバーのルルを教育するのだと張り切る姿はそりゃもう可愛かった。可愛いは正義、とはよく言ったもんだ。もしあいつがまた射精が止まらなくなる病気を発症させてきても、同じようにぶち犯すだけでゆるしてやれそうな気がする。俺としてはねっとりとイチャつく方が好きだがな。
「何でも屋も大変だな。楽しそうだけど」
「お前の方こそ大分修道士が板についてきたんじゃないか、ヅギ」
俺の戦友であり傭兵であり、この町の修道士である男、ヅギ・アスター。教団の兵士だった頃に共闘したことがあるが、この町に越してきたときに再会するとは思わなかった。アレットやメリカはこいつを嫌っているし、確かにまともな人間とは言えねぇ。だが殺しが絡まないときは良識人だ。
「ハハッ、朱に交われば……ってやつさ」
そう言ってヅギは咳き込んだ。多分一緒に暮らしているシスターのことを言っているんだろう。シスターが町のみんなから信頼されているからこそ、シスターに信頼されているヅギが町に馴染めているってことだ。
それよりも俺はさっきから、こいつの咳が気になった。
「お前、悪い音の咳してるな。大丈夫か?」
俺は医者じゃないから詳しいことは分からないが、今までいろいろな奴を見てきた。それに病を操るアレットと一緒にいるせいか、どうもこいつの咳にも何か病魔がいるように思えてきやがる。
するとヅギは赤い瞳で俺を見ながら笑みを浮かべる。アレットの赤とは違う、光のない濁った赤だ。
「平気さ。……それより捕り物が得意なら、オレから頼みたい仕事があるんだけど」
ふいに仕事の話を持ち出してきやがった。今までこいつから仕事を頼まれることはほとんどなかったが、どうも嫌な予感がしてくる。
「捕り物が得意なら、ってことは荒事か?」
「なあに、取っ捕まえてほしい奴がいるってだけだ」
「誰だ?」
ヅギは一兵卒だった俺とは違い、教団の勇者からも警戒される一流の傭兵。それがわざわざ俺なんかに人を捕まえさせようってのか。果たしてどんな相手なのか……俺は石鹸の泡を頭頂部に盛ったまま、ヅギの返答を待った。
「相手は……伝説のサンドイッチ屋」
「ほじくるぞ〜!」
チルルと一緒に酷い歌を口ずさみながら、アレットはトコトコと森の中を歩く。これからドラゴンの端くれと一戦交えるってのに呑気なもんだ。まあ勝算はあるし、例え出てきてもアソコをほじくることになるんだろうな。
その背に乗る俺は久々にクロスボウを手にしていた。ワーム狩りをすると急遽決まったからニッセに取って来こさせたんだが、こいつは俺が自分で作った一品ものだ。矢ではなく弾丸を発射するバレットクロスボウというタイプで、特製弾丸を使うように改造してある。
対するアレットは腰に短めのサーベルを帯びているだけだ。こいつは元々魔術が得意で、人間時代は「武芸と治癒魔法を使いこなす勇者」として名を知られていた。魔に堕ちた今は癒しとは真逆の力を使うが、この作戦でも役に立つだろう。
「ワームさん、どこにいるのかな?」
「きっと出てくるよ。ボクらのデロイがいるもんね」
楽しげに言うアレット。可愛いからおっぱい揉んでやる。
「ほれほれ」
「やぁん♥」
いやあ、我ながら緊張感の無い山狩りだ。まあアレットが言うように、ワームの習性を考えれば俺がいるだけで向こうから勝手に出てくるだろうが。
普通の魔物の力は自分の夫が他の女に狙われにくくするが、バイコーンは逆だ。虫を除ける植物があれば、虫をおびき寄せる植物もある。簡単に言ってしまうとバイコーンのハーレム形成能力というのは、自分の夫が魅力的に見えるようにするってことだ。アレットたちの目に俺がどれだけイイ男に映っているのかよく分からんが、とにかく男目当てで動くワームをおびき寄せる餌は俺で十分だ。ワームを止めるには男を与えるしかない、なんて言われるくらいだし。
大事なのは遭遇後、こっちが主導権をがっちり掴むことだ。
「……デロイ」
ふいにアレットが脚を止めた。声にも緊張が感じられる。
「来たか?」
「そうみたい」
チルルが俺の肩に止まり、しっかりとしがみついてくる。俺はアレットの背から飛び降り、クロスボウの用意を始めた。肩当てについたハンドルを回して弦を引き、ポーチに入れた弾丸を装填する。弾はチルルが木の実をくりぬいて作った代物だ。小さなフェアリーだけにこういう細かな細工は得意らしい。
アレットも腰のサーベルを鞘から抜いた。魔界銀製の白い刃が甲高い音を立てる。柄の黒い装飾と赤い宝石が白い手によく映えていた。凛々しい目つきは人間の勇者だったころの名残だろうが、戦う動機は大きく変わっている。まあ俺も同じだがな。
目には見えなくても、明らかに「それ」は迫ってきた。ビリビリと地面が脈動しているのを感じる。知能は低いとはいえドラゴンの一種、しかも体力だけなら魔物の中でも最強レベルであり、毒の類いも一切効かないって話だ。だがチルルの作った弾丸と俺の腕、そしてアレットの力があれば……やれる!
「……来る!」
アレットが叫んだ次の瞬間。
数歩先の地面がボコリと盛り上がった。そしてそこから出てきたのは、角の生えた女の頭。
「おとこぉぉぉぉぉ!」
「うおおおおおぅ!?」
目を爛々と輝かせる女の子の顔、お乳丸出しの上半身、そして甲殻に覆われた下半身がずるずると地面から出てくる。その金色の目は明らかに俺を狙い、地面を抉る勢いで突進してきやがる。確かにワームは「地竜」なんて呼ばれる魔物らしいが……
「本当に地中から出てこなくたっていいだろうがーッ!」
絶叫とともに、俺はクロスボウのトリガーを引いた。強力なバネによって弾き出された弾丸は鈍い音を立てて飛翔し、ワームの額に直撃する。狙い通りだ。
木の実の弾丸が砕け、中から粉末が飛び散る。男を手に入れるまで止まる事がないと言われるワームが途端に動きを止めた。俺の目と鼻の先で。
「ふぇ……くしゅん! くしゅんっ!」
意外にも甲高い声で可愛いくしゃみを連発するワーム。チルルの特製胡椒弾は効果覿面だ。『魔物に効く毒は限られるし、仮に一撃で殺せる毒があったとしても人間には扱えないだろう。だが人間同様に呼吸する生物なら、呼吸器への攻撃は効く』……知り合いの傭兵から教わった手口なんだが、俺みたいな凡人が魔物とやり合うときには確かに便利だ。人間より嗅覚に優れた魔物にスパイスの刺激臭は強烈だろう。
とは言ってもドラゴンの端くれ、男を目の前にしてこれくらいで参りはしない。
「くしゅんっ! このぉ! くしゅん!」
くしゃみを続けながらもワームは迫ってくる。ぞっとするような鉤爪がもはや目と鼻の先にあった。アレットと出会ったときのことを思い出す。あのときもアレットの槍が眼前まで迫っていたっけ。
だが。
「チェットォウ!」
奇声と共に放たれた暴風のような一撃が、ワームの甲殻をしたたかに打った。伏兵として潜ませておいたメリカだ。魔王軍の黒い鎧を身に纏い、手にする武器は奇麗な顔に似合わぬ野蛮な戦槌ときたもんだ。強烈な打撃で横倒しにされたワームはそれでも俺に襲いかかろうとするが、もう遅い。
「はーい、お疲れー」
隙だらけとなったワーム目がけて、アレットの剣が突き出される。刹那、ぶすりと鈍い音。甲殻の無いワームの体の前面、それも心臓の位置を鋭剣が貫いた。
ワームの体がびくんと震えたかと思うと、振り上げられた両腕がだらりと下がる。それを見届けてアレットは剣を引き抜いた。その刃には一滴の血も付いていないどころか、ワームの胸にも傷一つ残っていなかった。ぷるんとした乳があるだけだ。アレットに勝るとも劣らないたゆんたゆんで、形も良い。乳首だけは甲殻で覆われてるからって、こんな物を丸出しにして暴れてやがったのかオイ。ここに顔を埋めたらどれだけ……
「えいっ♥」
「ぐはっ!」
安心して妄想を始めた途端、アレットは俺の胸にも剣を突き刺しやがった。痛みはないが体の中を金属が突き抜けている異物感は気持ち悪い。
「お、お前なあ……」
「えへへ、ゴメンね」
アレットは白い歯を見せ、笑いながら剣を抜く。当然俺の体にも傷は一切無いし、この笑顔一つで許してやるか。
「デロイさん、アレット! お疲れっす!」
上空で警戒に当たっていたニッセが降りてきた。万が一ワームが農場の方へ行ったらすぐに伝えられるよう、空で見張らせていたわけだ。幸いその必要はなかったけど。
さて、何でも屋のメンバーは全員集合し、ワームはぼんやりした表情で「おとこ、おとこ……」と呟きながら俺を見ている。剣から流し込まれたアレットの魔力の効果だ。レスカティエで魔物に変えられたこいつは、その際強い魔力を受けて普通のバイコーンを上回る力を身につけた。元々得意としていた癒しの魔法とは逆の力……要するに病を操ることができるってわけだ。
病と言っても魔物やインキュバスがかかる病気で、今ワームにかけたのは多分『魔界熱』だろう。その名の通り魔界の熱病で、罹患するとどんな魔物でも頭がぼーっとし、男にされるがままになってしまうというエロ病だ。つまりこのワームを煮るも焼くももはや俺の意思一つ。こうやってニッセやメリカ、汚れなきフェアリーだったチルルまでハーレムに引きずりこんできた。
「アレット、俺には何の病気を仕掛けたんだ?」
「今に分かるよん。じゃ、わんぱくワームの更生を始めよっか!」
こうして指揮権が俺からアレットに移った。更生つってもこのワームはまだ何も悪いことしてない気がするんだが。まあ最初からハーレムに引き込むのが問題だったから気にしない。最初は魔界病にかかった魔物を犯すのに抵抗もあったんだが、普段男を犯してヒィヒィ言わせている奴らを逆にヒィヒィ言わせてやるのが段々面白くなってきた。どうせゲス野郎だよ、俺は。
アレットは後ろから俺に抱きついて、頬にそっとキスをしてきた。唇が気持ちよすぎる。ついでに俺の背中でひしゃげるおっぱいも超気持ちいい。何というか、最高級のクッションに命を吹き込んだような。
それだけで膨らみ始めたムスコを、俺は素直に解放してやった。ワームの視線がぐっと熱くなるが、それでも襲いかかってくることはない。
「どうすりゃいいんだ、アレット?」
「ふふっ。デロイはそのままその子におちんぽ向けてて。ニッセちゃんは念のため、その子を後ろから押さえて。チルルちゃんはタマタマ担当」
彼女は流れるようにみんなへ指示を出す。ニッセは脱力したワームを羽交い締めにし、チルルは俺の玉袋にぎゅっと抱きついてきた。いつの間にか素っ裸になっていたこのフェアリーはもちっとした肌をしきりに擦り付け、くすぐるようにして玉袋を気持ちよくしてきた。ぞわぞわした刺激が肉棒の方まで伝わってきやがる。
「メリカちゃん、パンツ貸して」
「え……あ、はい!」
困惑しながらおずおずと鎧のスカートを外し、下着を降ろすメリカ。今日は白か。
「どうぞ」
「ありがと。後はそこに座ってセクシーポーズしてて」
意味が有るんだか無いんだか分からない命令を、メリカは忠実に実行した。恥じらいながらも鎧を下半身のみ脱ぎ捨て、ワームの隣で四つん這いとなり俺に尻を見せつける。桃にそっくりなお尻だが、その下の割れ目からはすでに果汁が滴っていた。やべぇ、恥ずかしそうにこっちを見てくるメリカの視線がたまらねぇ。
「そしてボクは、このおパンツでおちんぽをいじめちゃいまーす♥」
背後から俺の肩に顎を乗せ、メリカのパンツを肉棒に被せてくるアレット。脱ぎたてのパンツにはメリカのぬくもりが残っていてとても気持ちいい。それをアレットの白い手が、ゆっくりと擦りつけてくる。
「どう? 気持ちいい?」
「あ、ああ……下着と手の感触が……!」
滑らかで温かい布の摩擦と、上から握ってくる手の柔らかさ。頬をすり寄せてくるアレットの仕草までが刺激になる。力を抜いたり緩めたりしながら、俺の敏感な所を的確に責めてきた。時々耳に吹きかけられる息までがいやらしい。
「タマタマなめなめ〜♥」
チルルはチルルで玉袋の裏の辺りを執拗になめてきやがる。くすぐったさが快感に変わって、鈴口から滲み出た液がメリカのパンツに染みを作った。
「ああ……デロイ殿が、私の下着で……♥」
メリカは息を荒げて自慰にふけってやがる。雌のニオイがむわっと鼻を突き、股間はますますいきり立つ。
そんな俺を物欲しそうに見つめているワームが結構可愛い。よく見ると案外あどけない顔立ちで、おっぱいの割に歳は若いのかもしれない。
「お前、名前は? 歳はいくつだ?」
「……ルル。とし……えっとね、じゅーご」
じゅーご。じゅうご。十五。
十五歳にしてこのたゆんたゆんのおっぱいかよ。魔物ってのは分からねぇ。だが素晴らしい。
「わたしのほうが、おねえさんだねー」
玉袋にぶら下がるチルルがそんなことを言う。そういやこいつは十七歳だったっけ。これでも。
「ルルちゃん、今日からこのデロイさんがあんたのご主人様だからな? ちゃんとザーメンの味を覚えるんだぞ?」
「あい……」
ニッセに言い聞かされ、素直に返事をするルル。やべぇ、可愛いじゃねぇか。このぽわ〜んとした顔にたっぷりぶっかけたらどれだけ気持ちいいだろうか。
パンツで高められた俺の限界が近いと悟ってか、アレットはしごき方を変えてきた。肉棒からパンツが外され、ひんやりした空気に晒される。そして次の瞬間にはアレットのスベスベの手が、直接肉棒をしごき立ててきた。強く、素早く。しかも亀頭の敏感な所を指先でくすぐりながら、トドメを刺すように刺激を続けた。
耐えられるわけが、ない……!
「はーい、どぴゅぴゅぴゅ〜♥」
俺の体を知り尽くすアレットの声に合わせ、俺は盛大に射精するしかなかった。鈴口から大量の精液が、いつもより凄まじい勢いで迸る。粘着質の白いシャワーがびちゃびちゃと音を立て、ルルとニッセの体に降り注いだ。
「うひゃぁぁぁん♥」
「あっはぁ♥ ザーメンたっぷりぃ……♥」
二人が歓喜の声を上げ、全身に白濁を受け止める。メリカは羨ましそうにその光景を眺めていた。
これだけなら単に気持ちいい射精なんだが、すぐ異常に気づいた。
射精が止まらないのだ。
「お、おいアレット! 俺の体に何しやがった!?」
止まることのない脈打ちの快楽。激しく精液を放出し続ける肉棒をルルたちに向けたまま、俺はその元凶たるバイコーンに問いかけた。
彼女は止めどなく射精する肉棒に手コキを続けながら、俺に抱きつき淫らに笑う。
「えへへ♥ 腐った堕落の果実を食べると起きる病気を発症させたの。要するに射精が止まらなくなっちゃう病気♥」
「い、いつまでだ!?」
「さあ? まあデロイはインキュバスだから大丈夫だよ♥ ほーら、どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅ〜♥」
「うおおおっ!?」
アレットの手コキが加速し、さらに精液の量が増加する。チルルが抱きついている玉袋のどこにこんな量が詰まっているんだ。あっという間にルルとニッセのからだが白濁でべっとり塗られて行き、メリカの尻にも粘液が降り注ぐ。俺の雌たちはそれを大喜びで受け止めていた。チルルも止めどなく溢れる男のミルクが面白いのか、ゆさゆさと玉袋を刺激してくる。
「うひゃうぅぅ♥ ごしゅじんしゃまぁ♥」
「あはははっ、すげぇ……♥ すごいよデロイさん……♥」
「あン……お尻、べとべと……♥」
「すっごーい! ミルクふんすいだー♥」
悦ぶ雌どもの顔、嬌声。そしてアレットの悪戯な掌。
それらに囲まれて、終わりの見えない射精の快楽を感じさせられ……
俺はついにブチ切れた。
「うおりゃああああ!」
「わあっ!?」
思わず雄叫びを上げてアレットの腕を振りほどき、白濁にむせ返っているルルに掴みかかる。精液の風呂に入ったような姿……だが美少女の上半身と蛇竜の下半身の境目で、割れ目が物欲しそうに汁を垂れ流していた。そこへ狙いをつけ、射精しっ放しの肉棒を一気にねじ込む。
「おほぉぉぉぉぉぅ♥」
ルルの体が大きく仰け反り、長い下半身がバタバタ暴れる。何せ射精の勢いが凄まじいだけに、それを膣奥に吹き付けられた刺激はかなり強いだろう。魔物にとって中出しされる快感は相当なものらしいし。
そのまま容赦なくきつい蜜壷の中で出し入れを繰り返し、ぐいぐい締め付けてくる肉のチューブを押し返す。亀頭が一番奥に当たる度、ルルは体を震わせて喘いだ。
「ああーーっ♥ らめぇぇぇ♥」
ルルが蕩けきった顔で痙攣したかと思うと、結合部から透明な汁が噴き出した。絶頂だ。同時にアソコはより強い力で肉棒を締め付けてきたが、それも射精の勢いをより強くするだけだった。
割れ目から白濁が逆流してくる量を出したってのに、ムスコはまだまだ収まらない。ギュウギュウ抱きしめてくるルルのアソコから抜き、俺は欲望のままにニッセを押し倒した。
「おら、次はお前だ!」
「んぁぁぁぅ♥ で、デロイさぁん……♥」
股を大きく開かせてぶち込むと、ニッセは羽を激しく暴れさせてよがった。こいつと初めて会ったときもアレットの力で大人しくさせ、こんな風に犯した。ニッセの熱い蜜壷を満喫しながらその中へひたすら射精する。やがて彼女もルル同様に潮を噴き、毒針から催淫毒を垂れ流しつつ絶頂を迎えた。
だが射精は止まらない。
「メリカ、お前いつまで尻出してやがる! こうしてやらぁ!」
「んぎぃぃぃぃ♥ デロイどのぉ、そ、そこはぁ……♥ ふぁぁん♥」
俺に桃尻を見せつけていたメリカには、まずそのお尻の穴にぶち込んでやった。強い力で肉棒を押し返そうとしてくる直腸に逆らい、アナルの奥に出しまくる。四つん這いになっている手足がガクガクと震えはじめ、肉棒を抜いてヴァギナに挿入した瞬間に彼女も果てた。首が外れていないせいで理性を保ったまま痴態を晒すことになった。
続いてメリカの柔らかい蜜壷からぬるりと肉棒を引き抜き、未だ玉袋に抱きつくチルルを鷲掴みにする。
「お前もいつまで玉に引っ付いてんだ! 折檻ッ!」
「きゃはぁぁぁ♥」
フェアリーの股間、小指一本も入りそうにない割れ目に無理矢理挿入。妖精とのセックスは大抵こうするもので、こいつらもそれが気持ちいいらしい。みっちりと肉棒、特に亀頭を締め付けてくる小さな小さな蜜壷の中へ散々に吐き出した。引き抜いて頭から精液シャワーをしてやると、チルルはあどけない顔に目一杯の幸せを浮かべて絶頂した。
そして。俺は全ての元凶へ視線を向けた。
「アレットぉ〜」
「え? あれ? デロイ、怒ってる……?」
冷や汗を流し後ずさるアレット。だが逃がすわけあるか。まだ白濁を垂れ流しているムスコをそのままに、俺はアレットの巻きスカートに手をかける。黒い奇麗な布を力任せに引っ張り、一気にはぎ取った。露わになったのは輝くばかりの肌と、艶やかな黒い毛皮。そしてその境目にあるピンク色の割れ目だ。こいつも俺のムスコを触って発情していたんだろう、もう汁がとろとろと垂れていた。
すでに準備完了なら、もう何も考えることはない。ってかずっと射精が止まらないせいで何も考えられなくなってきた。とにかく俺はアレットのそこに狙いを定め、一気に腰を進めた。
「お前好き勝手やりすぎなんだよーッ!」
「ふひゃうぅぅん♥」
挿入した瞬間、俺たちは反射的に強く抱き合った。それだけ気持ちよかったからだ。アレットは最初に俺と繋がった愛妻だけに何度も味わってきたんだが、このぬめりとヒダの多い感触は毎回よがらせられる。少しでも動かせばその度に絡み付いてくるし、挿れているととても温かい。そんな中に精液を迸らせ、溢れ出した分を垂れ流しにしたままさらに腰を振った。
「あひぅ、やぁんッ♥ ボクのおマンコがぁ……♥ おマンコ壊れちゃうよぉ♥」
ぷるんぷるんのおっぱいを俺に押し付け、アレットは涙目になって悶えている。めっちゃ可愛い。教団の若き女騎士が魔物に堕ちて、今こうして俺のムスコと精液で辱められて悦んでいる。その蕩けきった顔、呂律の回らない舌、口の端から垂れたよだれにまで興奮しちまう。
「安心しろ、壊れてもそのまま使ってやらぁ!」
「ふぇっ、んぁっ♥ あひぅぅぅん♥ らめぇ……♥」
ダメなどと言いながらしっかり俺を抱きしめ、自分も前後に動いて楽しんでいる。そしてその動きは膣内の絡み付きと連動して、快楽を俺に返すものだった。
「くぅ、たまらねぇ……! お前の中は飽きないぜ……!」
「あはぁん、うれしい、よぉ♥ で、でも止めてぇ……♥ おマンコ、せーえきで、おぼれちゃ、うぅぅぅぅん♥」
一際強く突入れると、アレットは淫らな声を上げながら仰け反る。同時にびくびく震えながら肉棒への締め付けが強くなった。もうイキやがったか。こいつの体は俺の精液に凄くに敏感で、それをひっきりなしに中出しされればこうもなるだろう。ヘタすりゃ一回強く突くごとにイクことになるかもしれない。
だから俺はそのまま腰を振り続けた。
「ふぇぇ!? だ、ダメだよぅ……ボク、もう……もうイっちゃったよぉ♥」
「俺をさっきからイキっ放しにしたのはお前だろうが! 受け止めやがれ!」
「ひぎぃぃぃ♥ ゴメンナサイっ、もう、ゆるしてぇ……ふあぁぁぁぁ♥」
再び痙攣するアレット。絶頂するたびに蜜壷もうねって俺の射精を加速させる。大きな馬のお尻までがガクガク震えたかと思うと、じょろじょろと水音が聞こえた。アレットはお漏らししてしまったようだ。
「お、おしっこがぁ……やぁん、見ないでよぉ……♥」
彼女は顔を真っ赤にしながらうわ言のように呟く。普段なら言葉責めをしてやるところだが、今はともかくハメることしか考えられねぇ!
「前のマンコがイキ疲れたら、後ろの馬マンコを出しやがれ!」
「そ、そんなぁ♥」
どこか嬉しそうに悲鳴を上げるアレットから、俺は肉棒を引き抜いた。もうアレットの体は溢れ出した白濁でべっとりと彩られている。俺はその黒い毛並みにもしっかりぶっかけながら背後に回り、でかい馬尻の下に肉棒をあてがった。ケンタウロス種は前後両方に性器がついており、どちらも人間との交尾に適したサイズになっている。アレットの後ろの蜜壷に挿入していくと、熱い締め付けがしっかり俺を歓迎してくれた。
「ひあっ、ひゃめっ……♥ おちんぽミルク、前も後ろも……ああぁぁん♥」
早くも絶頂してしまうアレット。だが俺はまだまだ止まらない。アレットが発症させた射精病が収まるまで、ひたすらこいつを犯し続けて発散させる。
やがて森の中には甘い嬌声と、生臭さが満ちていった。
………
……
…
「で、とにかくワームは捕まえたってわけか」
「ああ、その目的自体は簡単だったけどな」
夕暮れ時のルージュ・シティ。公衆浴場で汗を洗い流しながら、俺は友人と雑談していた。町の公衆浴場は混浴もあるが男湯もちゃんとあって、男友達同士で愚痴を言うには丁度いい場所だった。
友人は俺の返答に笑いながら軽く咳き込み、古傷だらけの体を洗っている。
「で、今どうしてるんだ?」
「アレットたちが何でも屋社員としての心得を叩き込んでる。帰ったら多分ご奉仕の練習とか始まるだろうな」
アレットも現金な奴で、俺に散々犯されてグロッキーになってもすぐ復活し、しかも精を吸いまくったせいで元気百倍だった。おっぱいを揺らしながら、新メンバーのルルを教育するのだと張り切る姿はそりゃもう可愛かった。可愛いは正義、とはよく言ったもんだ。もしあいつがまた射精が止まらなくなる病気を発症させてきても、同じようにぶち犯すだけでゆるしてやれそうな気がする。俺としてはねっとりとイチャつく方が好きだがな。
「何でも屋も大変だな。楽しそうだけど」
「お前の方こそ大分修道士が板についてきたんじゃないか、ヅギ」
俺の戦友であり傭兵であり、この町の修道士である男、ヅギ・アスター。教団の兵士だった頃に共闘したことがあるが、この町に越してきたときに再会するとは思わなかった。アレットやメリカはこいつを嫌っているし、確かにまともな人間とは言えねぇ。だが殺しが絡まないときは良識人だ。
「ハハッ、朱に交われば……ってやつさ」
そう言ってヅギは咳き込んだ。多分一緒に暮らしているシスターのことを言っているんだろう。シスターが町のみんなから信頼されているからこそ、シスターに信頼されているヅギが町に馴染めているってことだ。
それよりも俺はさっきから、こいつの咳が気になった。
「お前、悪い音の咳してるな。大丈夫か?」
俺は医者じゃないから詳しいことは分からないが、今までいろいろな奴を見てきた。それに病を操るアレットと一緒にいるせいか、どうもこいつの咳にも何か病魔がいるように思えてきやがる。
するとヅギは赤い瞳で俺を見ながら笑みを浮かべる。アレットの赤とは違う、光のない濁った赤だ。
「平気さ。……それより捕り物が得意なら、オレから頼みたい仕事があるんだけど」
ふいに仕事の話を持ち出してきやがった。今までこいつから仕事を頼まれることはほとんどなかったが、どうも嫌な予感がしてくる。
「捕り物が得意なら、ってことは荒事か?」
「なあに、取っ捕まえてほしい奴がいるってだけだ」
「誰だ?」
ヅギは一兵卒だった俺とは違い、教団の勇者からも警戒される一流の傭兵。それがわざわざ俺なんかに人を捕まえさせようってのか。果たしてどんな相手なのか……俺は石鹸の泡を頭頂部に盛ったまま、ヅギの返答を待った。
「相手は……伝説のサンドイッチ屋」
13/04/01 20:44更新 / 空き缶号
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