陥落の夜に黒狼が鳴く
俺が間違いだった
何故魔物を滅ぼさねばならんのか?何故美しい女性の姿をした魔物達を滅ぼさねばならないのか?
そんな疑問をもったばかりにここレスカティエが魔物に攻め落とされる手助けをしてしまったのだ
以前、俺は偵察に来ていたワーウルフを一度倒したしたにも関わらず、逃がしてしまった
一兵士のことなんて友人以外は基本的に気にかけないから黙っていれば誰にも気付かれないし、たかだか偵察兵を一匹逃がしたところで問題ないだろうと思っていた俺が馬鹿だった
確かに一人の偵察兵を逃がしたところで、それがこのレスカティエの首都を攻め落とされた大きな要因ではないのかもしれない
だが、俺は自国を滅ぼす片棒を担いだという重荷が心から離れない
とにかく今は故郷に向かって走るしかない
俺には病弱な姉と、それと対照的に元気な妹が居る
両親は妹が幼いときに他界してしまい、必然的に俺が二人の面倒を見ることになった
今は妹がそれなりに成長したので、姉の面倒を見てくれているが、金銭面はほとんどは俺の仕送りで何とかしている
首都に近いとはいえ、なんの才能も無い辺鄙な村の男がお金を稼ぐには体を張るしかなかった
勇者になれればそれで姉や妹をもっと楽にさせてやれたかもしれないが、才能の無い俺にはかろうじて首都の聖騎士団の兵士になる事が限界だった
尤も、『メルセ』隊長がスカウトしてくれなければただの警備兵で終わったかもしれない
そんな中で理不尽な教団の偉い奴や、俺たち家族を救ってくれない無慈悲な神への信仰心が薄れていくのは必然だろう
唯一、俺の友人である『あいつ』が住んでいるさびれた教会の主である『サーシャ』様に相談に乗ってもらうことがあったりするが
そしてある日、俺は『プリメーラ』様が居る森の警備の任務が来た
いつもの訓練や、偉いやつらの理不尽を聞いているより大分楽な仕事なはずだった
時間になるまで森の中をブラブラしていれば良いだけなのだから
その森には凶暴な動物は住んでいないし、俺以外に任務を受けたものが居ないし、『あいつ』から聞いた話だとその日は『プリメーラ』様も勇者としての仕事に行くらしいので、どこかで昼寝していようが問題ないのだ
そう思い、森に入って適当に時間を潰していると視界の端に何か黒いものが映った
しかも普通の自然界には存在しない……そう、以前任務で近くまで行った魔界の物に近い黒だ
何故こんな首都の近くに魔物が?そう思った時には訓練されている俺の体は自然に魔物の方へ飛び出していた
魔物も一瞬遅れで俺の方に向き直るが、俺の方が一瞬早く、魔物へ剣を振り下ろした
体が今までの経験のせいで自然に魔物を切ってしまったが、俺の心がズキリと痛み、魔物をまた切ってしまった後悔と、いつものように主神への不満が湧き上がる
ふと、魔物の方へ視線を向けると、俺に切られた右肩を左手で押さえ、痛々しい表情でワーウルフが苦しんでいた
その顔は、俺や妹に必死に看病してもらっている時の姉の表情にどこか似ていた
気がつくと俺は持っていた荷物に入っていた応急用キットで自分で切ったワーウルフの右肩を止血し、包帯を巻いていた
苦しんでいる表情を姉と重ねて見てしまったせいで、無意識的に助けてしまったようだ
俺が包帯を巻き終わると、ワーウルフは不思議そうに俺の顔を見ていた
当然だろう、こんな怪我をさせた本人がその怪我の治療をしたのだから
包帯を巻いているときに思ったが、彼女はなにやらいつも見ている魔物とは少し違う雰囲気だった
手足を覆っているフサフサの黒い毛並みは野生のワーウルフにも見れるのだが、彼女の妖しく光る赤い瞳のような宝石が身体や一部分を覆っているのみの服にいくつかあり、纏っているオーラのようなものもどこか他の魔物と違う雰囲気を放出していた
そういえば最近、『メルセ』隊長や他の勇者様からこのような雰囲気の魔物をよく見るという話を聞いた気がする
とりあえず何故首都に近いココの森に来ていたのかを訊ねてみると、彼女はとあるリリムの部下で今日はその偵察に来ていたらしい
俺は少し考え、彼女に背を向けて歩き出した
「………まさかこんなところに大きな狼が居るとはな、狼は賢いからな、ここまで痛みつけてやったからきっと群れに帰ってもこの辺りは危ないから近寄らない方が良いと報告するはずだ」
「さぁて、そろそろ森の出口に向かえば指定された時間も過ぎるし、さっさと帰って『あいつ』と酒でも飲みに行くかな」
そう言い残して俺はその場を去った
その場に残されたワーウルフが包帯の巻かれた右肩を名残惜しいように左手で触り、熱い視線を向けていることに気がつかないまま
それから数日後、つまり今日、久しぶりに明日から数日間の休暇をもらえることを聞いたので、仕事が終わった後、『メルセ』隊長や『あいつ』との酒盛りの誘いを断って、姉と妹が待っている故郷の小さな村に明日の朝までに着くために夜の内から仕事用の鎧を脱ぐのも忘れ、帰っている途中だった
近道をするために数日前ワーウルフと遭遇した森の中を突っ切っている時、常人の俺でも分かるような濃厚な魔力を俺が向かっている方向から感じた
魔物が攻めてきた、そういう事実が頭に浮かび、更に二つの選択肢が浮かんでくる
一つ、教団の聖騎士団の兵士として首都へ戻り、防衛のための準備をする
一つ、このまま故郷へと向かい、魔物から村…もとい姉と妹を守る
一つ目は首都へ俺のような奴が戻っても対して戦力には加わらないし、それどころかもっと優秀な勇者様の足を引っ張ることになりかねない
俺は迷うことなく二つ目の選択肢に決め、内心間に合わないとは気付いていたが、故郷へ向かう足を速めたのだった
俺は森を走っている間、数日前にワーウルフを見逃した事を後悔していた
何故俺はあの魔物を見逃したのだろう?何故怪我を治してやったのだろう?
そんな疑問が頭に浮かんでは消えていくことが繰り返され、段々と焦る気持ちが大きくなり、ついには飛び出した木の根っこに足を引っ掛けて転んでしまった
もう少しで森が抜けられるのに!そうすれば故郷まではあと少しなのに!、そう思い立ち上がると
目の前に数日前に逃がしたワーウルフが俺を見て妖しげな笑みを浮かべていた
それに流石は魔物と言うべきなのか、俺に切られた傷は既に治っている様子だった
「わふぅ……ご主人様に……やっと会えた……」
彼女は鋭い爪で俺の兵士用の鎧と中に着ていた服を引ん剥き、後ろに生えている大きめの木に俺を押さえつけた
興奮しているのかハァハァと荒い息を吐きながら上半身を覆っている露出度の非常に高い服を脱ぎ捨て、俺に抱きついてきた
「はぁぁ……ご主人様ぁ……ご主人様ぁ……」
うわ言のようにそう呟きながら俺の唇をついばむ
俺を拘束している力は思ったより強く、それに走り疲れている状態ではまったく抵抗できない
「私をご主人様のメス犬にしてぇ……ご主人様の子種が欲しいですぅ……ご主人様の子供を産みたいですぅ……」
ちゅっちゅと俺の唇をついばみながらも彼女は俺の愚息に自分の性器を擦りつけ、蕩けた顔で俺に欲情させるような言葉を呟いてくる
なぜ俺をご主人様と呼んで性交を望むのかは分からないが、満足させたら開放してくれるかもしれない
ちなみに俺自身、性行為はしたことは無いが、給金は生活費を除いて姉や妹のところに送っているので風俗に行ったことも無いし(もっとも首都にそんな店は無いが)浮いた話もないので当然と言えば当然だが、童貞の俺が彼女を満足させて村まで戻る事ができるだろうか?
そう思いつつも俺の愚息は彼女の裸体と性器をこすり付けられているという行為だけで激しく勃起してしまっているが……
とりあえず、俺からも彼女に答えるように軽くキスをしてやると、彼女はまるで空腹の犬がエサを貪るように俺の唇に舌を入れて激しいディープキスを始めた
「じゅるるるる……ごしゅじんさまぁ……じゅる……」
それと同時に俺の愚息に性器をこすりつけるのを止め、腰を上げて根元まで一気に挿入する
そしてそのまま獰猛な獣を連想させるかの様に一心不乱に腰を打ち付けてくる
彼女の濡れ濡れの膣は驚くほど温かく、自慰しか知らなかった俺にとっては暴力的とも言えるほどの快楽が脳髄を刺激し、更なる彼女との交わりを求めて己からも腰を動かしてしまう
俺の腕を拘束していた彼女の両腕は、今は激しいキスをするために俺の顔を押さえつけているため、既に自由になっている
だが俺は開放された両腕を彼女の背中に回し、俺の方からも彼女の口内に舌を捻じ込み、彼女の口内を貪る
もはや俺は彼女との交わりの虜になってしまい、村に戻る事も、村に居る姉と妹のことも頭から無くなっていた
「ごしゅじんさまぁ……イクっ!……ごしゅじんさまもぉ……子種を私の中にそそいでぇ!!」
彼女が俺の強く抱きしめると、膣が今まで以上に締め付け、蠕動する
それによって限界ギリギリまで耐えていたダムが決壊し、俺の愚息から彼女の膣内へ精液が注ぎ込まれる
今まででは考えられないほどの量を射精しているが、それでもまだまだ物足りないように感じる
「……まったく、仕方の無いメス犬め、たっぷりと躾けてやらんといかんな」
俺が彼女にそう呟く彼女の欲情に染まっていた赤い目に期待のも現れてくる
そして抱きしめあっている身体を横に一回転し、今度は俺が上になって交わり始めた
その後数回彼女の膣に射精したとき、何かの気配を感じ、キスをしていた彼女の顔から離し、顔を上げると、そこには白い肌と対照的に黒い衣服にワーフルフの服にも付いていた赤い目のような宝石が各所に付けられている淫魔が邪悪とも淫蕩ともとれる笑みを浮かべていた
彼女からは禍々しくも美しい、そしてなにより何もしていないのにワーウルフと繋がっている状態でなければ襲い掛かってしまいそうなほどの淫気が放たれている
「あなたがこの子の言っていたご主人様ね、私はこの子の上司でリリムのデルエラ……邪魔して悪いけど、ちょっとこの子に用があるの」
彼女が優しく俺の頬を撫でると、無意識の内にワーウルフの上から退き、結合部から愚息を引き抜いた
この魔物には絶対に逆らえないということが彼女を見た瞬間に思ったが、どうやら俺の本能もそう告げているようだ
ワーウルフは俺が彼女から離れていく所を名残惜しいようにしばらく見つめてきたが、その後膣から精液が零れ落ちるのも構わず、王に忠誠を誓う騎士の姿のようにデルエラに跪いた
「……デルエラ様、ご用件でしたらなんなりと」
その声はは先ほどまで俺と激しく性交していたメス犬とはまったくの別人のようにしっかりとしていた
……全裸で股間から精液が零れ落ちていなければの話だが
「ちょっとあなたに頼みたい事があるから……まぁ移動しながら話すわ」
「はっ」
彼女ははデルエラに返事をすると、先ほどと同じような淫蕩に満ちた顔で俺の口を吸う
「ご主人様……終わったら……ご褒美をくださいね……」
それだけ言うとすぐに真面目な顔に戻り、そこらに散らばっていた自分の服を着てデルエラの方に向き直る
デルエラはと言うと、ワーウルフではなく、なぜか俺の方に視線を向けてきた
「ごめんなさいね、あなたからこの子を取り上げちゃって……」
「お詫びにこの子達を置いていくわ……あなたが今まで大切に守ってきた、あなたに会いたがっていたこの子達を……」
彼女がそう言って横に退くと、俺の目が驚愕に開かれた
デルエラはそんな俺の様子をクスリと笑い、俺の横を通り過ぎ、ワーウルフを引きつれて行ってしまった
そして、デルエラが死角となって見えていなかったところに居た者とは……
「おねぇちゃんを見てぇ……魔物になっちゃったけど……もう面倒見てくれなくても良いぐらい元気になったんだよ……」
「えへへ、おにぃちゃん、見てみてこのフサフサの毛、かわいいでしょお」
その姿を見るまでワーウルフに夢中になっていたせいで頭から抜けてしまっていたが、ここに居るはずの無い姉と妹であった
しかし、彼女達はどちらも先ほどのワーウルフと同じように黒い体毛が手足を覆い、犬のような耳と、ぶんぶんと左右に振られている尻尾が生えていた
そう、彼女達は赤い瞳のワーウルフへと変化していた
病弱で気弱だった姉は大きな胸はそのままに元気そうに蕩けた笑顔を浮かべているし、底抜けに明るかった妹も千切れんばかりに尻尾を振ってぺたんこの胸を張って己の身体を見せ付けている
「気が付かなかったと思うけど、私とおねぇちゃんはおにぃちゃんの事が大好きなんだよ♪」
「えぇ、私が苦しんでいたときはいつも可愛い弟のこと想っていると気持ちが少し楽になれたの」
「それで今夜、おねぇちゃんが病気で苦しんでいた時にデルエラ様が助けてくれた……」
「デルエラ様にたっぷり気持ち良いことをしてもらってぇ………私達は生まれ変わったの♪」
「今まで親の代わりに大事に育ててくれたおにぃちゃんに恩返しをするために」
「今まで病弱な私の支えになってくれた弟に恩返しをするために」
「「大好きな弟(おにいちゃん)のメスになるために♪」」
そう言いきると、二人が俺を押し倒してきた
姉は俺の顔に跨り、妹は俺の股間に顔をうずめる
「ねぇ…私のここ……ぺろぺろしてぐちゅぐちゅにしてぇ……」
姉は太ももで俺の顔を固定し、自分の股間を押し付けて、いやらしい声で愛撫を懇願してくる
既にワーウルフやデルエラの魔力に屈してしまっている俺は姉のおねだりを受け入れて、彼女の性器に舌を這わせる
「ちゅぷちゅぷ……おにいひゃんのここ……しゅっごくおいひいよぉ……」
妹は俺のガチガチに勃起した愚息を口いっぱいに頬張り、おいしそうにしゃぶっている
しゃべる度に口内が擦れ、舌も使ったフェラはまさに魔性のものといえる快楽を生み出していた
「あぁん……いいよぉ……大好きな弟にクンニしてもらって……すごくきもちいぃ……」
ひくひくと蠢く女性器に舌を這わせると、姉が気持ち良さそうに声を上げビクビクと身体を震わせて俺から与えられる快楽を享受し、もっともっとと言わんばかりに艶かしく腰を前後させてくる
「じゅっぷじゅぷ……おにいひぁん………おにいひゃん……らひてぇ……らひてぇ………」
姉に負けじと妹も俺から精を搾り取ろうと、わざとらしくいやらしい音を立てながら激しくしゃぶり、絶頂へと導こうと根元までくわえ込んで口内全体で奉仕してくれる
「イクッ…イッちゃう……弟に大事な所を舐められてイっちゃうよぉ!……アァァァァァ………」
俺の顔をガッチリと捕らえている両足に更に力を加えつつも軽く痙攣させ、全身を弧の字に反らせて姉は絶頂に達する
口から涎を垂らし、快楽によって蕩けているその顔を見ているとなんともいえない達成感と同時に、彼女への愛情も湧き上がって来た
「んぶっ……ずっ……じゅるるるるる……んっ………ごちそうさま、おにいちゃん♪」
妹の激しいフェラに何とか耐えていた俺自身も姉の痴態を見て気が抜けてしまったのか、とうとう妹の口内に精液をぶちまけてしまう
しかし、妹はそれをおいしそうに受け止め、それどころか出し終わった後にまだ尿道に残っていた少量の精液すら吸いだして、情欲に満ちた笑みでお礼を言ってきた
「んふふぅ………じゃあ次はお姉ちゃんの番ね♪」
「おにいちゃん、私もいっぱい気持ちよくしてね」
そう言うと二人は一旦俺から退いた
妹は俺の顔に小さな胸を押し付け、姉は俺の愚息を豊満な胸で挟み込んだ
「私のおっぱいはまだ小さいけど、おにいちゃんがおっきくしてね」
「今までは、ただ重くて邪魔なだけだった私のおっぱいだけど、あなたの為に使えるようになるためだったと思えば案外よかったのかもしれないわねぇ……」
既にワーウルフとの交わりや、妹の激しいフェラによって体液濡れになっているので、それを潤滑油として挟んだ胸をゆさゆさと揺らしだす
つい昨日まで己の手以外から快楽を与えられたことのない俺にとってはパイズリとはまた新しい境地だった
ワーウルフの膣内や妹の口内とは違い、姉の乳間は彼女の体温によってほんのり暖かく、それそのものが快楽を与えてくれるわけでも無いのに何故か妙に気持ちが良い
「ん…しょ……んしょ……こんな感じで良いの?………ふふふ……返事はいいわ……そんなに気持ち良さそうにビクビクしてるもの………」
妹の胸はやはりまだ小さいが、記憶に残っている母もげんきになった姉も胸は大きいので、まだまだ大きくなるだろう
ならば今は、発展途上のこの小さな胸を成長するまでは楽しもうじゃないか
そんな想いを込めて妹の胸に吸いつく
ピンピンになっている乳首を舌で舐め、反対側の小さなふくらみを強めに揉む
「あぁん♪……おにいちゃん、らんぼーだよぉ♪……」
姉はゆさゆさと緩やかに擦るだけじゃ物足りなくなってきたのか、自分の大きな胸をもふもふとして両手でしっかりと固定し、身体全体を激しく揺らし始めた
すると先ほどまでの緩やかな快楽とは違い、自分の手で慰めているときの激しさのまま暖かくて柔らかいものに包まれ、更には快楽を何倍にも
したような感じの塩梅になった
「私のおっぱいの中、そんなに気持ち良いの?……我慢汁がどくどく出てきて……私のおっぱいもべとべとになってきちゃった♪……」
口の中にある妹の乳首を軽く甘噛みしてやると、妹の全身がビクンと跳ねる
その姿がなんだか面白いのと、可愛らしいのとで連続でかみかみしてやると、それ合わせて身体をビクビクと跳ねさせ、快楽のせいで口元から涎が飛び散る
そして、俺はそれに合わせて、今まで触れていなかった彼女のクリトリスを軽く引っ張る
「アッ……いやぁん………おにっいちゃんっ……やめっ………んんっ……」
そろそろ姉はラストスパートをかけるつもりなのか、胸を押さえつけている腕に力を込め乳圧を強くし、更に激しく全身を揺らし始める
俺もそろそろ限界で、自分からもガクガクと腰を突き入れ、絶頂に至るための快楽を求める
「んっ……ふふふ、あなたの匂いが私のおっぱいから染み出してて………それにとっても暖かいわぁ………」
姉の胸に腰を突き出して射精する、今日のうちに何発も出しているのにびゅるびゅると勢いは衰えていない
それを姉はうっとりとした顔で受け止め自分の胸の間に手をつっこんで、俺の精液を手に絡ませておいしそうに舐め取る
「おにっ…いっ…ちゃっ……ダメッ……イッちゃうっ……イッちゃうよぉぉぉ」
姉に与えられる激しい快楽によって無意識に妹の胸への愛撫をする力が強くなり、妹も絶頂に達する
俺の顔をぎゅっと抱きしめ、自分の胸を押し付ける力も強くなり、股間からぴしゃぴしゃと潮を噴いた
「ふふふ、じゃあ次は私達と子作りね♪、お姉ちゃんがんばって元気な子を産むからいっぱい子種を注いでね」
「私だって、もうおにいちゃんのメスなんだからきっと子供は孕めるよ♪そしたらおにいちゃん好みのかわいい娘を一緒に育てようね♪」
二人はハァハァと犬のように荒い息をつき、嬉しそうに遠吠えを鳴いた
その後、二人と交わっていると、最初のワーウルフが帰ってきたので四人で夢中になって交わり続けた
レスカティエは陥落し、現在は魔物化した『フランチェスカ』様がこの国を治めている
そういえば『あいつ』もどうやら城内で『フランチェスカ』様を含め、数名の魔物化した女性と交わって暮らしているらしい、なんだかんだ言っても『あいつ』は優しかったし、『あいつ』と交わっている人達も魔物化以前から接点がある人なのでなんだか納得できる
俺はというと、姉と妹、そして最初に交わったワーウルフと共に故郷の村で交わりながら過ごしている
故郷の村も魔界化しており、もはや気にするものは何も無い
強いて言うならば、三人だけでなく近所に住んでいた友人や、道具屋の娘など何人かがワーウルフへの変化しており、彼女達も俺の『群れ』の中へ入ったことだろうか
姉と妹、そしてワーウルフの三人は俺の子を産み、子育てと共に二人目の子供を孕もうと日夜おねだりしてくる
以前の俺ならばどう思うかは分からないが、今の俺にとっては幸せなので構わないが
何故魔物を滅ぼさねばならんのか?何故美しい女性の姿をした魔物達を滅ぼさねばならないのか?
そんな疑問をもったばかりにここレスカティエが魔物に攻め落とされる手助けをしてしまったのだ
以前、俺は偵察に来ていたワーウルフを一度倒したしたにも関わらず、逃がしてしまった
一兵士のことなんて友人以外は基本的に気にかけないから黙っていれば誰にも気付かれないし、たかだか偵察兵を一匹逃がしたところで問題ないだろうと思っていた俺が馬鹿だった
確かに一人の偵察兵を逃がしたところで、それがこのレスカティエの首都を攻め落とされた大きな要因ではないのかもしれない
だが、俺は自国を滅ぼす片棒を担いだという重荷が心から離れない
とにかく今は故郷に向かって走るしかない
俺には病弱な姉と、それと対照的に元気な妹が居る
両親は妹が幼いときに他界してしまい、必然的に俺が二人の面倒を見ることになった
今は妹がそれなりに成長したので、姉の面倒を見てくれているが、金銭面はほとんどは俺の仕送りで何とかしている
首都に近いとはいえ、なんの才能も無い辺鄙な村の男がお金を稼ぐには体を張るしかなかった
勇者になれればそれで姉や妹をもっと楽にさせてやれたかもしれないが、才能の無い俺にはかろうじて首都の聖騎士団の兵士になる事が限界だった
尤も、『メルセ』隊長がスカウトしてくれなければただの警備兵で終わったかもしれない
そんな中で理不尽な教団の偉い奴や、俺たち家族を救ってくれない無慈悲な神への信仰心が薄れていくのは必然だろう
唯一、俺の友人である『あいつ』が住んでいるさびれた教会の主である『サーシャ』様に相談に乗ってもらうことがあったりするが
そしてある日、俺は『プリメーラ』様が居る森の警備の任務が来た
いつもの訓練や、偉いやつらの理不尽を聞いているより大分楽な仕事なはずだった
時間になるまで森の中をブラブラしていれば良いだけなのだから
その森には凶暴な動物は住んでいないし、俺以外に任務を受けたものが居ないし、『あいつ』から聞いた話だとその日は『プリメーラ』様も勇者としての仕事に行くらしいので、どこかで昼寝していようが問題ないのだ
そう思い、森に入って適当に時間を潰していると視界の端に何か黒いものが映った
しかも普通の自然界には存在しない……そう、以前任務で近くまで行った魔界の物に近い黒だ
何故こんな首都の近くに魔物が?そう思った時には訓練されている俺の体は自然に魔物の方へ飛び出していた
魔物も一瞬遅れで俺の方に向き直るが、俺の方が一瞬早く、魔物へ剣を振り下ろした
体が今までの経験のせいで自然に魔物を切ってしまったが、俺の心がズキリと痛み、魔物をまた切ってしまった後悔と、いつものように主神への不満が湧き上がる
ふと、魔物の方へ視線を向けると、俺に切られた右肩を左手で押さえ、痛々しい表情でワーウルフが苦しんでいた
その顔は、俺や妹に必死に看病してもらっている時の姉の表情にどこか似ていた
気がつくと俺は持っていた荷物に入っていた応急用キットで自分で切ったワーウルフの右肩を止血し、包帯を巻いていた
苦しんでいる表情を姉と重ねて見てしまったせいで、無意識的に助けてしまったようだ
俺が包帯を巻き終わると、ワーウルフは不思議そうに俺の顔を見ていた
当然だろう、こんな怪我をさせた本人がその怪我の治療をしたのだから
包帯を巻いているときに思ったが、彼女はなにやらいつも見ている魔物とは少し違う雰囲気だった
手足を覆っているフサフサの黒い毛並みは野生のワーウルフにも見れるのだが、彼女の妖しく光る赤い瞳のような宝石が身体や一部分を覆っているのみの服にいくつかあり、纏っているオーラのようなものもどこか他の魔物と違う雰囲気を放出していた
そういえば最近、『メルセ』隊長や他の勇者様からこのような雰囲気の魔物をよく見るという話を聞いた気がする
とりあえず何故首都に近いココの森に来ていたのかを訊ねてみると、彼女はとあるリリムの部下で今日はその偵察に来ていたらしい
俺は少し考え、彼女に背を向けて歩き出した
「………まさかこんなところに大きな狼が居るとはな、狼は賢いからな、ここまで痛みつけてやったからきっと群れに帰ってもこの辺りは危ないから近寄らない方が良いと報告するはずだ」
「さぁて、そろそろ森の出口に向かえば指定された時間も過ぎるし、さっさと帰って『あいつ』と酒でも飲みに行くかな」
そう言い残して俺はその場を去った
その場に残されたワーウルフが包帯の巻かれた右肩を名残惜しいように左手で触り、熱い視線を向けていることに気がつかないまま
それから数日後、つまり今日、久しぶりに明日から数日間の休暇をもらえることを聞いたので、仕事が終わった後、『メルセ』隊長や『あいつ』との酒盛りの誘いを断って、姉と妹が待っている故郷の小さな村に明日の朝までに着くために夜の内から仕事用の鎧を脱ぐのも忘れ、帰っている途中だった
近道をするために数日前ワーウルフと遭遇した森の中を突っ切っている時、常人の俺でも分かるような濃厚な魔力を俺が向かっている方向から感じた
魔物が攻めてきた、そういう事実が頭に浮かび、更に二つの選択肢が浮かんでくる
一つ、教団の聖騎士団の兵士として首都へ戻り、防衛のための準備をする
一つ、このまま故郷へと向かい、魔物から村…もとい姉と妹を守る
一つ目は首都へ俺のような奴が戻っても対して戦力には加わらないし、それどころかもっと優秀な勇者様の足を引っ張ることになりかねない
俺は迷うことなく二つ目の選択肢に決め、内心間に合わないとは気付いていたが、故郷へ向かう足を速めたのだった
俺は森を走っている間、数日前にワーウルフを見逃した事を後悔していた
何故俺はあの魔物を見逃したのだろう?何故怪我を治してやったのだろう?
そんな疑問が頭に浮かんでは消えていくことが繰り返され、段々と焦る気持ちが大きくなり、ついには飛び出した木の根っこに足を引っ掛けて転んでしまった
もう少しで森が抜けられるのに!そうすれば故郷まではあと少しなのに!、そう思い立ち上がると
目の前に数日前に逃がしたワーウルフが俺を見て妖しげな笑みを浮かべていた
それに流石は魔物と言うべきなのか、俺に切られた傷は既に治っている様子だった
「わふぅ……ご主人様に……やっと会えた……」
彼女は鋭い爪で俺の兵士用の鎧と中に着ていた服を引ん剥き、後ろに生えている大きめの木に俺を押さえつけた
興奮しているのかハァハァと荒い息を吐きながら上半身を覆っている露出度の非常に高い服を脱ぎ捨て、俺に抱きついてきた
「はぁぁ……ご主人様ぁ……ご主人様ぁ……」
うわ言のようにそう呟きながら俺の唇をついばむ
俺を拘束している力は思ったより強く、それに走り疲れている状態ではまったく抵抗できない
「私をご主人様のメス犬にしてぇ……ご主人様の子種が欲しいですぅ……ご主人様の子供を産みたいですぅ……」
ちゅっちゅと俺の唇をついばみながらも彼女は俺の愚息に自分の性器を擦りつけ、蕩けた顔で俺に欲情させるような言葉を呟いてくる
なぜ俺をご主人様と呼んで性交を望むのかは分からないが、満足させたら開放してくれるかもしれない
ちなみに俺自身、性行為はしたことは無いが、給金は生活費を除いて姉や妹のところに送っているので風俗に行ったことも無いし(もっとも首都にそんな店は無いが)浮いた話もないので当然と言えば当然だが、童貞の俺が彼女を満足させて村まで戻る事ができるだろうか?
そう思いつつも俺の愚息は彼女の裸体と性器をこすり付けられているという行為だけで激しく勃起してしまっているが……
とりあえず、俺からも彼女に答えるように軽くキスをしてやると、彼女はまるで空腹の犬がエサを貪るように俺の唇に舌を入れて激しいディープキスを始めた
「じゅるるるる……ごしゅじんさまぁ……じゅる……」
それと同時に俺の愚息に性器をこすりつけるのを止め、腰を上げて根元まで一気に挿入する
そしてそのまま獰猛な獣を連想させるかの様に一心不乱に腰を打ち付けてくる
彼女の濡れ濡れの膣は驚くほど温かく、自慰しか知らなかった俺にとっては暴力的とも言えるほどの快楽が脳髄を刺激し、更なる彼女との交わりを求めて己からも腰を動かしてしまう
俺の腕を拘束していた彼女の両腕は、今は激しいキスをするために俺の顔を押さえつけているため、既に自由になっている
だが俺は開放された両腕を彼女の背中に回し、俺の方からも彼女の口内に舌を捻じ込み、彼女の口内を貪る
もはや俺は彼女との交わりの虜になってしまい、村に戻る事も、村に居る姉と妹のことも頭から無くなっていた
「ごしゅじんさまぁ……イクっ!……ごしゅじんさまもぉ……子種を私の中にそそいでぇ!!」
彼女が俺の強く抱きしめると、膣が今まで以上に締め付け、蠕動する
それによって限界ギリギリまで耐えていたダムが決壊し、俺の愚息から彼女の膣内へ精液が注ぎ込まれる
今まででは考えられないほどの量を射精しているが、それでもまだまだ物足りないように感じる
「……まったく、仕方の無いメス犬め、たっぷりと躾けてやらんといかんな」
俺が彼女にそう呟く彼女の欲情に染まっていた赤い目に期待のも現れてくる
そして抱きしめあっている身体を横に一回転し、今度は俺が上になって交わり始めた
その後数回彼女の膣に射精したとき、何かの気配を感じ、キスをしていた彼女の顔から離し、顔を上げると、そこには白い肌と対照的に黒い衣服にワーフルフの服にも付いていた赤い目のような宝石が各所に付けられている淫魔が邪悪とも淫蕩ともとれる笑みを浮かべていた
彼女からは禍々しくも美しい、そしてなにより何もしていないのにワーウルフと繋がっている状態でなければ襲い掛かってしまいそうなほどの淫気が放たれている
「あなたがこの子の言っていたご主人様ね、私はこの子の上司でリリムのデルエラ……邪魔して悪いけど、ちょっとこの子に用があるの」
彼女が優しく俺の頬を撫でると、無意識の内にワーウルフの上から退き、結合部から愚息を引き抜いた
この魔物には絶対に逆らえないということが彼女を見た瞬間に思ったが、どうやら俺の本能もそう告げているようだ
ワーウルフは俺が彼女から離れていく所を名残惜しいようにしばらく見つめてきたが、その後膣から精液が零れ落ちるのも構わず、王に忠誠を誓う騎士の姿のようにデルエラに跪いた
「……デルエラ様、ご用件でしたらなんなりと」
その声はは先ほどまで俺と激しく性交していたメス犬とはまったくの別人のようにしっかりとしていた
……全裸で股間から精液が零れ落ちていなければの話だが
「ちょっとあなたに頼みたい事があるから……まぁ移動しながら話すわ」
「はっ」
彼女ははデルエラに返事をすると、先ほどと同じような淫蕩に満ちた顔で俺の口を吸う
「ご主人様……終わったら……ご褒美をくださいね……」
それだけ言うとすぐに真面目な顔に戻り、そこらに散らばっていた自分の服を着てデルエラの方に向き直る
デルエラはと言うと、ワーウルフではなく、なぜか俺の方に視線を向けてきた
「ごめんなさいね、あなたからこの子を取り上げちゃって……」
「お詫びにこの子達を置いていくわ……あなたが今まで大切に守ってきた、あなたに会いたがっていたこの子達を……」
彼女がそう言って横に退くと、俺の目が驚愕に開かれた
デルエラはそんな俺の様子をクスリと笑い、俺の横を通り過ぎ、ワーウルフを引きつれて行ってしまった
そして、デルエラが死角となって見えていなかったところに居た者とは……
「おねぇちゃんを見てぇ……魔物になっちゃったけど……もう面倒見てくれなくても良いぐらい元気になったんだよ……」
「えへへ、おにぃちゃん、見てみてこのフサフサの毛、かわいいでしょお」
その姿を見るまでワーウルフに夢中になっていたせいで頭から抜けてしまっていたが、ここに居るはずの無い姉と妹であった
しかし、彼女達はどちらも先ほどのワーウルフと同じように黒い体毛が手足を覆い、犬のような耳と、ぶんぶんと左右に振られている尻尾が生えていた
そう、彼女達は赤い瞳のワーウルフへと変化していた
病弱で気弱だった姉は大きな胸はそのままに元気そうに蕩けた笑顔を浮かべているし、底抜けに明るかった妹も千切れんばかりに尻尾を振ってぺたんこの胸を張って己の身体を見せ付けている
「気が付かなかったと思うけど、私とおねぇちゃんはおにぃちゃんの事が大好きなんだよ♪」
「えぇ、私が苦しんでいたときはいつも可愛い弟のこと想っていると気持ちが少し楽になれたの」
「それで今夜、おねぇちゃんが病気で苦しんでいた時にデルエラ様が助けてくれた……」
「デルエラ様にたっぷり気持ち良いことをしてもらってぇ………私達は生まれ変わったの♪」
「今まで親の代わりに大事に育ててくれたおにぃちゃんに恩返しをするために」
「今まで病弱な私の支えになってくれた弟に恩返しをするために」
「「大好きな弟(おにいちゃん)のメスになるために♪」」
そう言いきると、二人が俺を押し倒してきた
姉は俺の顔に跨り、妹は俺の股間に顔をうずめる
「ねぇ…私のここ……ぺろぺろしてぐちゅぐちゅにしてぇ……」
姉は太ももで俺の顔を固定し、自分の股間を押し付けて、いやらしい声で愛撫を懇願してくる
既にワーウルフやデルエラの魔力に屈してしまっている俺は姉のおねだりを受け入れて、彼女の性器に舌を這わせる
「ちゅぷちゅぷ……おにいひゃんのここ……しゅっごくおいひいよぉ……」
妹は俺のガチガチに勃起した愚息を口いっぱいに頬張り、おいしそうにしゃぶっている
しゃべる度に口内が擦れ、舌も使ったフェラはまさに魔性のものといえる快楽を生み出していた
「あぁん……いいよぉ……大好きな弟にクンニしてもらって……すごくきもちいぃ……」
ひくひくと蠢く女性器に舌を這わせると、姉が気持ち良さそうに声を上げビクビクと身体を震わせて俺から与えられる快楽を享受し、もっともっとと言わんばかりに艶かしく腰を前後させてくる
「じゅっぷじゅぷ……おにいひぁん………おにいひゃん……らひてぇ……らひてぇ………」
姉に負けじと妹も俺から精を搾り取ろうと、わざとらしくいやらしい音を立てながら激しくしゃぶり、絶頂へと導こうと根元までくわえ込んで口内全体で奉仕してくれる
「イクッ…イッちゃう……弟に大事な所を舐められてイっちゃうよぉ!……アァァァァァ………」
俺の顔をガッチリと捕らえている両足に更に力を加えつつも軽く痙攣させ、全身を弧の字に反らせて姉は絶頂に達する
口から涎を垂らし、快楽によって蕩けているその顔を見ているとなんともいえない達成感と同時に、彼女への愛情も湧き上がって来た
「んぶっ……ずっ……じゅるるるるる……んっ………ごちそうさま、おにいちゃん♪」
妹の激しいフェラに何とか耐えていた俺自身も姉の痴態を見て気が抜けてしまったのか、とうとう妹の口内に精液をぶちまけてしまう
しかし、妹はそれをおいしそうに受け止め、それどころか出し終わった後にまだ尿道に残っていた少量の精液すら吸いだして、情欲に満ちた笑みでお礼を言ってきた
「んふふぅ………じゃあ次はお姉ちゃんの番ね♪」
「おにいちゃん、私もいっぱい気持ちよくしてね」
そう言うと二人は一旦俺から退いた
妹は俺の顔に小さな胸を押し付け、姉は俺の愚息を豊満な胸で挟み込んだ
「私のおっぱいはまだ小さいけど、おにいちゃんがおっきくしてね」
「今までは、ただ重くて邪魔なだけだった私のおっぱいだけど、あなたの為に使えるようになるためだったと思えば案外よかったのかもしれないわねぇ……」
既にワーウルフとの交わりや、妹の激しいフェラによって体液濡れになっているので、それを潤滑油として挟んだ胸をゆさゆさと揺らしだす
つい昨日まで己の手以外から快楽を与えられたことのない俺にとってはパイズリとはまた新しい境地だった
ワーウルフの膣内や妹の口内とは違い、姉の乳間は彼女の体温によってほんのり暖かく、それそのものが快楽を与えてくれるわけでも無いのに何故か妙に気持ちが良い
「ん…しょ……んしょ……こんな感じで良いの?………ふふふ……返事はいいわ……そんなに気持ち良さそうにビクビクしてるもの………」
妹の胸はやはりまだ小さいが、記憶に残っている母もげんきになった姉も胸は大きいので、まだまだ大きくなるだろう
ならば今は、発展途上のこの小さな胸を成長するまでは楽しもうじゃないか
そんな想いを込めて妹の胸に吸いつく
ピンピンになっている乳首を舌で舐め、反対側の小さなふくらみを強めに揉む
「あぁん♪……おにいちゃん、らんぼーだよぉ♪……」
姉はゆさゆさと緩やかに擦るだけじゃ物足りなくなってきたのか、自分の大きな胸をもふもふとして両手でしっかりと固定し、身体全体を激しく揺らし始めた
すると先ほどまでの緩やかな快楽とは違い、自分の手で慰めているときの激しさのまま暖かくて柔らかいものに包まれ、更には快楽を何倍にも
したような感じの塩梅になった
「私のおっぱいの中、そんなに気持ち良いの?……我慢汁がどくどく出てきて……私のおっぱいもべとべとになってきちゃった♪……」
口の中にある妹の乳首を軽く甘噛みしてやると、妹の全身がビクンと跳ねる
その姿がなんだか面白いのと、可愛らしいのとで連続でかみかみしてやると、それ合わせて身体をビクビクと跳ねさせ、快楽のせいで口元から涎が飛び散る
そして、俺はそれに合わせて、今まで触れていなかった彼女のクリトリスを軽く引っ張る
「アッ……いやぁん………おにっいちゃんっ……やめっ………んんっ……」
そろそろ姉はラストスパートをかけるつもりなのか、胸を押さえつけている腕に力を込め乳圧を強くし、更に激しく全身を揺らし始める
俺もそろそろ限界で、自分からもガクガクと腰を突き入れ、絶頂に至るための快楽を求める
「んっ……ふふふ、あなたの匂いが私のおっぱいから染み出してて………それにとっても暖かいわぁ………」
姉の胸に腰を突き出して射精する、今日のうちに何発も出しているのにびゅるびゅると勢いは衰えていない
それを姉はうっとりとした顔で受け止め自分の胸の間に手をつっこんで、俺の精液を手に絡ませておいしそうに舐め取る
「おにっ…いっ…ちゃっ……ダメッ……イッちゃうっ……イッちゃうよぉぉぉ」
姉に与えられる激しい快楽によって無意識に妹の胸への愛撫をする力が強くなり、妹も絶頂に達する
俺の顔をぎゅっと抱きしめ、自分の胸を押し付ける力も強くなり、股間からぴしゃぴしゃと潮を噴いた
「ふふふ、じゃあ次は私達と子作りね♪、お姉ちゃんがんばって元気な子を産むからいっぱい子種を注いでね」
「私だって、もうおにいちゃんのメスなんだからきっと子供は孕めるよ♪そしたらおにいちゃん好みのかわいい娘を一緒に育てようね♪」
二人はハァハァと犬のように荒い息をつき、嬉しそうに遠吠えを鳴いた
その後、二人と交わっていると、最初のワーウルフが帰ってきたので四人で夢中になって交わり続けた
レスカティエは陥落し、現在は魔物化した『フランチェスカ』様がこの国を治めている
そういえば『あいつ』もどうやら城内で『フランチェスカ』様を含め、数名の魔物化した女性と交わって暮らしているらしい、なんだかんだ言っても『あいつ』は優しかったし、『あいつ』と交わっている人達も魔物化以前から接点がある人なのでなんだか納得できる
俺はというと、姉と妹、そして最初に交わったワーウルフと共に故郷の村で交わりながら過ごしている
故郷の村も魔界化しており、もはや気にするものは何も無い
強いて言うならば、三人だけでなく近所に住んでいた友人や、道具屋の娘など何人かがワーウルフへの変化しており、彼女達も俺の『群れ』の中へ入ったことだろうか
姉と妹、そしてワーウルフの三人は俺の子を産み、子育てと共に二人目の子供を孕もうと日夜おねだりしてくる
以前の俺ならばどう思うかは分からないが、今の俺にとっては幸せなので構わないが
11/12/30 22:07更新 / 錆鐚鎌足