魔物も人も性の獣であること変わりなし
辺りに響く男女人魔の嬌声
空を覆うピンク色の霧と翼を生えた魔物達
ただいま現在過激派魔物娘達による侵攻活動の真っ最中である
横を見れば兄妹と思える男児と幼いレッサーサキュバスがお互いを求めあっていて、その横では彼らの両親と思われるサキュバスと男性が獣のように交わっている
ある意味お祭り状態の中で私はというと発情しそうな気持ちを押さえてせっせとマジックアイテムを片付けていた
今回の侵攻の皮切りとなった空気中の魔力を増幅させ、発情、耐性の低い者の魔物化をさせる装置である
本来ならば私の伴侶と手分けして回収を行う予定だったのだが、面白そうなものを見つけたとどこかへ行ってしまったので私一人で街の四隅に設置してあるそれらを一人で回収しなければならなくなったのである
安価で量産できるものであればそのまま捨て置くのだが、試作品の上にデータの回収も行わなければならないので仕方ないのである
溜息を吐きつつ回収作業を行っていると唐突に今まで以上にゾクゾクしたものが込み上げてきた
「こんなところに居たのか愛する助手君よ、ほんの少しの時間探してたよ、どうせ頼まれ仕事なのだからサクっと終わらせて犬になる紅茶と触手薬を調合したものを接種したらどうなるかという実験をしようって話をしていたじゃないか、ボクはこの国の女王様と愛国心の強い兵士君をくっつけてギスギスしていた夫婦に再び愛を教えてあげてその他諸々カップルを量産してあげたのだからこの侵攻戦にはもう興味がないのだよ、どうせそれが最後の一つなのはわかっているから早く片付けてボク達の愛の研究所に帰ろうじゃないか」
膨大な魔力を放出しながら脳が蕩けてしまいそうな声で饒舌にしゃべる淫魔が私の後ろに降り立ったのである
魔王の娘、リリムである私の伴侶のスイセンである
今すぐ振り返って彼女を押し倒したくなる欲求を押さえながらも作業を続行する
これの回収してデータを取っておかないと、後々彼女の機嫌を損ねることになるのは分かっているからである
以前の実験で開発したマジックアイテムのテスト中に彼女が発情したのが原因でデータと本体の回収を忘れてしまった時は2週間の間毎日３時間程度文句を言われたのだ
「まだなのかね愛する助手君よ、……ははん、わかったぞ、そうやって作業を行っているように見せかけて誘っているのだな、まるで調理中をしながらも裸エプロンで誘っている新妻のようにだろう、実にそそられるじゃないか、流石はボクの愛する助手君だ」
スイセンの暴走が変な方向に向かわないことを祈りつつ無心を心掛けて作業を続け、最後の支柱を専用の筒に入れて鞄にしまったことにより回収作業を終えることができた
もはや限界である
私は中腰になっていた状態から立ち上がり背後で話しかけていた伴侶の方を見る
ポニーテールでまとめられた真珠のように白く美しく長い髪、思わず口づけをしたくなるような整った顔
ボタンが締められておらず大きく開いた真っ白な白衣とその下に着用している快楽のルーンが刻まれた黒色ビキニ
間違いない、何度見ても美しく、欲望によって穢したくなる私の伴侶である
「うむうむ、やはり良い、愛する助手君の獣欲に支配されたその目は実に良い、巨大なピンクダイヤモンドの塊よりも空から落ちてきた石よりも価値がある宝石だ、さぁさぁさぁその昂った欲望をボクに見せつけてくれ、ボクは愛する助手君専用のメスだっていう証明をぶちまけてくれたまえ」
彼女がハァハァと息を荒げて私を目を真っ直ぐと見つめてくる
スイセンの紅い瞳が私を見つめてくる
その瞳に吸い込まれてしまったかのように私は理性の糸をプツンと切った
スイセンと三日ほど交わい続けたところで私と彼女は自らの居城である研究施設に帰ってきた
元々は私の仕事場だったのだが、彼女が訪れてから周辺が魔界化したのもあり、少し改造して居住性を持たせたのだ
道中交わりながら帰宅し、交わりながらマジックアイテムを片付け、交わりながら今回の事をレポートにまとめ、交わりながら自室に戻ってきた
１つの国を魔界化させるほどの大仕事をしたのだ、一月ほど暇をもらっても問題ないだろう
「あぁもう最高だよ愛する助手君よ♥何故君はこんなにも愛しくてたまらない存在なんだ、あの日あの時に君を見た時から好きで好きで堪らないんだ♥そんな君がこうしてボクの膣内をかき回して……アンッ……こうしてキスをして……んちゅ……ボクを愛して愛してくれるのがたまらなく幸せなんだ♥」
恥ずかしげもなく私への愛を紡ぐスイセンに対抗してガツガツと彼女に腰を突き入れ、キスをする
既にぐちょぐちょになっている彼女の膣内は私のモノにぴったりとフィットし搾り取ろうと蠢いている
性技では絶対に彼女に勝つことなぞできやしないのでちょっとイジワルをしてみたくなる
「愛しい博士、貴女のような魔王の娘たるリリムが私の伴侶となってくれたのは本当に嬉しいよ、愛しくて愛しくて……たまらない……」
私の言葉に彼女が一瞬眉を顰める
当然ながら内容が問題ではないのだ
「愛する助手君よ、君が愛を語ってくれるのは非常に嬉しいし愛しいし思わず興奮してしまうよ、でも他人行儀じゃないかボクをそんな風に呼ばないでおくれ、愛する助手君がボクのことを呼ぶときは敬意と愛と欲望を込めて『スイセン』と呼び捨てにしなきゃ駄目じゃないか」
彼女は自分のことが博士と呼ばれるのが好きではないのだ
特に私がそのように呼ぶと機嫌が悪くなったり、激しく犯されたりする
今も私の言葉を聞いた直後から彼女の膣内の蠕動が激しくなり、私を抱きしめる力も強くなり、キスも深いものへと変わっている
彼女の猛攻に耐えきれずあっという間に膣内に精を吐き出してしまう
「うぅ……そうは言っても愛しい博士、貴女も私のことを助手君、助手君と呼ぶではないか、私とて君と同じだ、最愛の人には自分のことを名前で呼んでほしいのだよ……」
スイセンのように演技がかった本心を打ち明けるようにをすると彼女が喜ぶので、そういった手法で話すと彼女の行為の激しさは抑えられ、むしろ逆に甘えてくるかのように膣内の動きも優しくなる
「あぁそうだったねすまなかった愛しの旦那様、ボクは人の名前を覚えるのは苦手だけど君の場合は特別だ、長い長い時を経てこの身が滅んでしまおうとも忘れないよ君の名前は『レナード』、あぁ君の名前を考えて声に出しただけでも胸と股間がキュンキュンしてしまうよ、もっともっとボクの膣内に包まれているこの生殖器でがっつりと種付けしておくれ」
愛しい妻からの懇願に思わず胸を貫かれ、強く彼女を抱きしめる
リリムという種族でなくとも私はスイセンの虜になり魅了されて夢中になっていたであろうという確信と愛を以て彼女に応えなければなるまい
私はこのまま彼女の最奥で留まりたい欲を我慢して腰を引く
挿入角度を少しずらし、彼女の弱いところへ突き入れる
「スイセン……！……スイセン……！」
彼女への愛しさが言葉にならず、余計な情報が抜け落ちて彼女の名前を呼ぶだけになる
キュウキュウと締め付けられつつ、精液を吐き出しつつも腰の動きを止めることなく彼女に突き入れる
強く抱きしめ、抱きしめられ、お互いの名前を叫びながら求め合う
「あぁレナード♥……愛しき夫よ……レナード♥」
愛というものは、欲望というものは恐ろしいものだ、いかに知識を蓄え備えようとも逆らうことなどできやしない
知識の塊のような私達が頭の中身をまっさらにして獣のようにお互いを貪りあう現状に強い興奮を覚え、さらに激しく彼女を求める
最上位淫魔の手加減なしの膣内の動き、まるで尿を排出しているかのような射精、愛する人の抱擁と口づけ
これほどの極楽地獄など他にはない
私とスイセンの淫行は草原で射出された矢のように止まることを知らない
１か月後、いい加減研究を進めたい職員のリッチが部屋の扉を吹き飛ばすまで私たちは交わることを止めなかった
研究所内の職員が慌ただしくそれぞれの作業を行っている
バフォメットが指示を出し、魔女がビーカーの液体に魔力を込め、リッチが正確な手つきで素早く素材を調合し、ドワーフがマジックアイテムを組みたてる
教団領に潜入している魔王軍からの情報により、１か月ほど後に勇者率いる軍勢が魔界に攻めてくることが判明したのだ
我々はその時に使用するポーション類を寄付する代わりに、研究費を追加でもらい、新しいマジックアイテムの実戦テストをさせてもらうことになったのだ
そのために納品するポーション類の作成とマジックアイテムの量産にてんやわんやなのである
私とスイセンもその一員であるはずなのだが……
「さぁ愛する助手君よ、その逞しい剛直でボクの弱点を貫いて獣のように貪るんだ、あぁでもその前に前戯を挟んだ方が良いね、口で……あぁ駄目だ愛する助手君はおっぱい教だったか、ならばパイズリかニプルファックのが良さそうだね、こういう時があるからこそボクは白衣のボタンを閉めないんだ、さぁ愛する助手君よ、その逞しい剛直をボクの大きくて甘美な果実に突き入れるんだ」
スイセンは自分の職務を放り投げ、私の事を魔力で作った触手で捕らえ、尻尾を使って器用に私の男性器を取り出してきたのである
彼女の傍に居るだけで勃起してしまうのは仕方がないと自分を納得させて作業を行っていたのだが、彼女の方は我慢できなかったらしい
私達のこういうやり取りは日常茶飯事なので職員達は動揺したりはしないのだが、時期が時期なので恨めしそうな視線を投げかけてくる
『流石に今の時期は控えてくれ』『あぁ自分も仕事を投げ出して夫のモノをしゃぶりたいのに』『今調達に行っている妻をぶち犯したい』等々思っているに違いない
昨日、昼食に出前を注文したところ、配達員のミノタウロスが自分の夫と交わりながら届けてきてくれたのを見て、私も同じような気持ちを浮かべたので間違いはないと思う
しかし誰も止めるものは居ない
この研究所の所長であり、魔王の娘であるスイセンに苦言を呈するものなど居ないだろう
……そもそも彼女の気分を害すると何をされるか分かったものじゃないからという理由のが大きいかもしれないが
ともあれそろそろ彼女の魅力的な誘惑に抗うことが辛くなってきた
誘ってきたのは彼女なのだ、悪いのは彼女だ
私は本能に身をゆだねて愛する妻と自らの欲望を満たすとしよう
空を覆うピンク色の霧と翼を生えた魔物達
ただいま現在過激派魔物娘達による侵攻活動の真っ最中である
横を見れば兄妹と思える男児と幼いレッサーサキュバスがお互いを求めあっていて、その横では彼らの両親と思われるサキュバスと男性が獣のように交わっている
ある意味お祭り状態の中で私はというと発情しそうな気持ちを押さえてせっせとマジックアイテムを片付けていた
今回の侵攻の皮切りとなった空気中の魔力を増幅させ、発情、耐性の低い者の魔物化をさせる装置である
本来ならば私の伴侶と手分けして回収を行う予定だったのだが、面白そうなものを見つけたとどこかへ行ってしまったので私一人で街の四隅に設置してあるそれらを一人で回収しなければならなくなったのである
安価で量産できるものであればそのまま捨て置くのだが、試作品の上にデータの回収も行わなければならないので仕方ないのである
溜息を吐きつつ回収作業を行っていると唐突に今まで以上にゾクゾクしたものが込み上げてきた
「こんなところに居たのか愛する助手君よ、ほんの少しの時間探してたよ、どうせ頼まれ仕事なのだからサクっと終わらせて犬になる紅茶と触手薬を調合したものを接種したらどうなるかという実験をしようって話をしていたじゃないか、ボクはこの国の女王様と愛国心の強い兵士君をくっつけてギスギスしていた夫婦に再び愛を教えてあげてその他諸々カップルを量産してあげたのだからこの侵攻戦にはもう興味がないのだよ、どうせそれが最後の一つなのはわかっているから早く片付けてボク達の愛の研究所に帰ろうじゃないか」
膨大な魔力を放出しながら脳が蕩けてしまいそうな声で饒舌にしゃべる淫魔が私の後ろに降り立ったのである
魔王の娘、リリムである私の伴侶のスイセンである
今すぐ振り返って彼女を押し倒したくなる欲求を押さえながらも作業を続行する
これの回収してデータを取っておかないと、後々彼女の機嫌を損ねることになるのは分かっているからである
以前の実験で開発したマジックアイテムのテスト中に彼女が発情したのが原因でデータと本体の回収を忘れてしまった時は2週間の間毎日３時間程度文句を言われたのだ
「まだなのかね愛する助手君よ、……ははん、わかったぞ、そうやって作業を行っているように見せかけて誘っているのだな、まるで調理中をしながらも裸エプロンで誘っている新妻のようにだろう、実にそそられるじゃないか、流石はボクの愛する助手君だ」
スイセンの暴走が変な方向に向かわないことを祈りつつ無心を心掛けて作業を続け、最後の支柱を専用の筒に入れて鞄にしまったことにより回収作業を終えることができた
もはや限界である
私は中腰になっていた状態から立ち上がり背後で話しかけていた伴侶の方を見る
ポニーテールでまとめられた真珠のように白く美しく長い髪、思わず口づけをしたくなるような整った顔
ボタンが締められておらず大きく開いた真っ白な白衣とその下に着用している快楽のルーンが刻まれた黒色ビキニ
間違いない、何度見ても美しく、欲望によって穢したくなる私の伴侶である
「うむうむ、やはり良い、愛する助手君の獣欲に支配されたその目は実に良い、巨大なピンクダイヤモンドの塊よりも空から落ちてきた石よりも価値がある宝石だ、さぁさぁさぁその昂った欲望をボクに見せつけてくれ、ボクは愛する助手君専用のメスだっていう証明をぶちまけてくれたまえ」
彼女がハァハァと息を荒げて私を目を真っ直ぐと見つめてくる
スイセンの紅い瞳が私を見つめてくる
その瞳に吸い込まれてしまったかのように私は理性の糸をプツンと切った
スイセンと三日ほど交わい続けたところで私と彼女は自らの居城である研究施設に帰ってきた
元々は私の仕事場だったのだが、彼女が訪れてから周辺が魔界化したのもあり、少し改造して居住性を持たせたのだ
道中交わりながら帰宅し、交わりながらマジックアイテムを片付け、交わりながら今回の事をレポートにまとめ、交わりながら自室に戻ってきた
１つの国を魔界化させるほどの大仕事をしたのだ、一月ほど暇をもらっても問題ないだろう
「あぁもう最高だよ愛する助手君よ♥何故君はこんなにも愛しくてたまらない存在なんだ、あの日あの時に君を見た時から好きで好きで堪らないんだ♥そんな君がこうしてボクの膣内をかき回して……アンッ……こうしてキスをして……んちゅ……ボクを愛して愛してくれるのがたまらなく幸せなんだ♥」
恥ずかしげもなく私への愛を紡ぐスイセンに対抗してガツガツと彼女に腰を突き入れ、キスをする
既にぐちょぐちょになっている彼女の膣内は私のモノにぴったりとフィットし搾り取ろうと蠢いている
性技では絶対に彼女に勝つことなぞできやしないのでちょっとイジワルをしてみたくなる
「愛しい博士、貴女のような魔王の娘たるリリムが私の伴侶となってくれたのは本当に嬉しいよ、愛しくて愛しくて……たまらない……」
私の言葉に彼女が一瞬眉を顰める
当然ながら内容が問題ではないのだ
「愛する助手君よ、君が愛を語ってくれるのは非常に嬉しいし愛しいし思わず興奮してしまうよ、でも他人行儀じゃないかボクをそんな風に呼ばないでおくれ、愛する助手君がボクのことを呼ぶときは敬意と愛と欲望を込めて『スイセン』と呼び捨てにしなきゃ駄目じゃないか」
彼女は自分のことが博士と呼ばれるのが好きではないのだ
特に私がそのように呼ぶと機嫌が悪くなったり、激しく犯されたりする
今も私の言葉を聞いた直後から彼女の膣内の蠕動が激しくなり、私を抱きしめる力も強くなり、キスも深いものへと変わっている
彼女の猛攻に耐えきれずあっという間に膣内に精を吐き出してしまう
「うぅ……そうは言っても愛しい博士、貴女も私のことを助手君、助手君と呼ぶではないか、私とて君と同じだ、最愛の人には自分のことを名前で呼んでほしいのだよ……」
スイセンのように演技がかった本心を打ち明けるようにをすると彼女が喜ぶので、そういった手法で話すと彼女の行為の激しさは抑えられ、むしろ逆に甘えてくるかのように膣内の動きも優しくなる
「あぁそうだったねすまなかった愛しの旦那様、ボクは人の名前を覚えるのは苦手だけど君の場合は特別だ、長い長い時を経てこの身が滅んでしまおうとも忘れないよ君の名前は『レナード』、あぁ君の名前を考えて声に出しただけでも胸と股間がキュンキュンしてしまうよ、もっともっとボクの膣内に包まれているこの生殖器でがっつりと種付けしておくれ」
愛しい妻からの懇願に思わず胸を貫かれ、強く彼女を抱きしめる
リリムという種族でなくとも私はスイセンの虜になり魅了されて夢中になっていたであろうという確信と愛を以て彼女に応えなければなるまい
私はこのまま彼女の最奥で留まりたい欲を我慢して腰を引く
挿入角度を少しずらし、彼女の弱いところへ突き入れる
「スイセン……！……スイセン……！」
彼女への愛しさが言葉にならず、余計な情報が抜け落ちて彼女の名前を呼ぶだけになる
キュウキュウと締め付けられつつ、精液を吐き出しつつも腰の動きを止めることなく彼女に突き入れる
強く抱きしめ、抱きしめられ、お互いの名前を叫びながら求め合う
「あぁレナード♥……愛しき夫よ……レナード♥」
愛というものは、欲望というものは恐ろしいものだ、いかに知識を蓄え備えようとも逆らうことなどできやしない
知識の塊のような私達が頭の中身をまっさらにして獣のようにお互いを貪りあう現状に強い興奮を覚え、さらに激しく彼女を求める
最上位淫魔の手加減なしの膣内の動き、まるで尿を排出しているかのような射精、愛する人の抱擁と口づけ
これほどの極楽地獄など他にはない
私とスイセンの淫行は草原で射出された矢のように止まることを知らない
１か月後、いい加減研究を進めたい職員のリッチが部屋の扉を吹き飛ばすまで私たちは交わることを止めなかった
研究所内の職員が慌ただしくそれぞれの作業を行っている
バフォメットが指示を出し、魔女がビーカーの液体に魔力を込め、リッチが正確な手つきで素早く素材を調合し、ドワーフがマジックアイテムを組みたてる
教団領に潜入している魔王軍からの情報により、１か月ほど後に勇者率いる軍勢が魔界に攻めてくることが判明したのだ
我々はその時に使用するポーション類を寄付する代わりに、研究費を追加でもらい、新しいマジックアイテムの実戦テストをさせてもらうことになったのだ
そのために納品するポーション類の作成とマジックアイテムの量産にてんやわんやなのである
私とスイセンもその一員であるはずなのだが……
「さぁ愛する助手君よ、その逞しい剛直でボクの弱点を貫いて獣のように貪るんだ、あぁでもその前に前戯を挟んだ方が良いね、口で……あぁ駄目だ愛する助手君はおっぱい教だったか、ならばパイズリかニプルファックのが良さそうだね、こういう時があるからこそボクは白衣のボタンを閉めないんだ、さぁ愛する助手君よ、その逞しい剛直をボクの大きくて甘美な果実に突き入れるんだ」
スイセンは自分の職務を放り投げ、私の事を魔力で作った触手で捕らえ、尻尾を使って器用に私の男性器を取り出してきたのである
彼女の傍に居るだけで勃起してしまうのは仕方がないと自分を納得させて作業を行っていたのだが、彼女の方は我慢できなかったらしい
私達のこういうやり取りは日常茶飯事なので職員達は動揺したりはしないのだが、時期が時期なので恨めしそうな視線を投げかけてくる
『流石に今の時期は控えてくれ』『あぁ自分も仕事を投げ出して夫のモノをしゃぶりたいのに』『今調達に行っている妻をぶち犯したい』等々思っているに違いない
昨日、昼食に出前を注文したところ、配達員のミノタウロスが自分の夫と交わりながら届けてきてくれたのを見て、私も同じような気持ちを浮かべたので間違いはないと思う
しかし誰も止めるものは居ない
この研究所の所長であり、魔王の娘であるスイセンに苦言を呈するものなど居ないだろう
……そもそも彼女の気分を害すると何をされるか分かったものじゃないからという理由のが大きいかもしれないが
ともあれそろそろ彼女の魅力的な誘惑に抗うことが辛くなってきた
誘ってきたのは彼女なのだ、悪いのは彼女だ
私は本能に身をゆだねて愛する妻と自らの欲望を満たすとしよう
15/08/23 21:58更新 / 錆鐚鎌足