奴隷になったサキュバス (ほぼ会話だけのSS)
奴隷サッキュン(以下より サ)「っく、私にこんなことしてタダで済むと思うの?」
おデブな商人(以下より デ)「ふふふ、いいのですか?そんな口の聞き方で」
サ「く、口答えしたらなんだってのよ!」
デ「ふふふ、身の程を知ってもらう必要があるようですね。おい!」
商人の部下(以下より 部下)「っは!例の物です」
サ「そ、それはっ!」
デ「ふふふ、そうです。これが今のあなたに身の程を教え込む道具ですよ」
サ「や、やめてっ(ガクブル」
デ「さぁ、この上に乗るのです!」
サ「いやぁぁぁああああ!!!」
デ「おやおや、そんなに悲鳴を出してしまって。クフフ、今のあなたは……」
サ「いやぁ、いやぁあああ!!」
デ「『ヒミツだよ☆』キロ以上の体重だ!!」
サ「いやぁああああああ!!!」
デ「グハハハハハ!これでわかったでしょう!!これから毎日体重計に乗ってもらい、私自ら記録をつけさせてもらいますっ!この仕打ちは、あなたの体重が落ちるまで続きますよ!!」
サ「ううっ、外道!」
デ「デュフフフ、なんとでも言いなさい。おい!これからこの奴隷の食事は健康を考えてヘルシーなものにしなさい!!」
部下「っは!仰せのままに!!」
デ「デュフフフフ、私好みのスーパーモデルになってもらいますよ」
サ「……許せない、いつかあんたにも同じ思いを味あわせて、いい男にしてやるっ!!」
デ「グフフフフフッ!やれるものならやってみなさい!!アーッハッハッハッハ!!!」
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デ「グフフ、だいぶ参っているようですね」
サ「っく、またあんたなの。その醜いツラはもう見飽きたわ」
デ「おやおや、また私にそんな口を聞いていいのですか?」
サ「っく!!……お願いしますご主人様、この哀れなアイドルの原石であるにもかかわらず毎日をグータラ過ごしていたわたくにめに、う、美しくなるためのプロデュースをしてください!!」
デ「デュフフフフ!!そうっ!そのように素直になればいいのですよっ!……おや、肌が荒れてますね。おい、王宮のエステに連絡を!ゴットハンドを連れてくるよに、大至急だ!」
部下「っは!直ちに!!」
デ「そうゆう訳です。きっとお気に召すと思いますよグフフ」
サ「……あなたって最低ねっ!自分の手は汚さず、他人にやらせるなんてっ!!」
部「お前っ、ご主人様になんてことをっ!!毎晩遅くまでエステの勉強をして、手がこんなになるまでっ!……お前ってヤツはっ!」
デ「いいのですっ!……下がってなさい。ですが、今の口答えは見過ごせませんねぇ」
サ「ビクッ!)な、なにをする気?また私に酷いことをっ……」
デ「ブフフフっ、ご想像の通りですよ。ゴットハンドが来るまで時間もありますし、私も楽しませてもらいましょう」
サ「い、いやぁ。もうっ、やめてぇ」
デ「もう遅い!……さぁ見なさい。これが今日のお仕置きですっ!」
サ「いやぁああああああ!!」
デ「三日ぶりのデザートですっ!!私自ら丹精込めた一品っ!!存分に味わってもらいますよぉ(ニタァ」
サ「やめてぇ、もう、許してぇ」
デ「ここまで来てやめる訳がないでしょう?何のために今までおかずを一品少なくしてきたと思っていすのです!」
サ「っく!ま、負けない!私はデザート何かに屈したりはしない!!」
デ「そう言っていられるのも今のうちですよ!さぁ、私にその綺麗な顔をだらしなくヨダレを垂らし、堕ちる姿を見せるのですっ!!」
サ「うっ!(パクリッ!)…………お、おいひぃ〜〜(破顔」
デ「グハハハハハ!どうですっ?各地から取り寄せた高級素材を使った最高級のスイーツの味は…………って聞いていませんか、それもいいでしょう。おい!」
部下「っは!食後の紅茶を持ってまいります!」
デ「仕上げは私がやります。……フフフ、順調に私好みのいい女になってきてますね。これからが楽しみです。グフ、グフフ、グワァーッハッハッハッハッハ!!」
サ「これ美味しすぎりゅ〜、どんどんお口に入れちゃうぅ〜」
ゴットハンド「王宮から参りましたぁ〜。お客様はどちらに?」
デ「あ、この美女です。よろしくお願いします」
サ「ああ、食べ終わっちゃう。至福の時間が終わっちゃうぅぅ」
ゴットハンド「かしこまり〜」
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妹さっきゅん(以下より 妹)「……本当に姉さんに会わせてくれるのでしょうね?」
デ「ええ、私は約束を守る男ですから。グフフッ」
妹「ふんっ、醜い顔!あんな無茶な条件を飲んだんだから、嘘だったらタダじゃおかないから!」
デ「おお怖い怖い。ではお姉さんに会っていただきましょう。さぁ、家族の感動的な再開ですよ(バサァ」
妹「ね、姉さんっ?!(驚愕」
デ「さぁ目に焼き付けなさい!!これが今のあなたの姉の姿ですっ!!」
妹「ね、ねえぁぁあああん!!!(涙」
サ「ふぅ、今日も紅茶が美味しいですわ(エレガントォォォ)」
妹「そ、そんな、姉さんっ!いつも寝転がってお菓子ばかり食べてただらしない姉さんが、あ、あ、あんな姿に!!ひ、酷すぎる!!」
デ「グハハハハハハハッ!感動の再開が絶望に変わりましたねっ!そうっ、その顔が見たかったのですよっ!グハハハハハハッ!!」
妹「いつも見下してた姉さんがあんな出来る女オーラ出してるなんてっ!!
これじゃぁご近所で噂になるっ!出来る姉がいる妹にランクダウンしてしまうっ!!」
サ「黙りなさいっ!!さっきから五月蝿いわよっ!(カリスマァァァ)」
妹「ひぃ!……こ、こんなの姉さんじゃない……うちの姉さんが、うちの姉さんが、こんなに輝いてるはずかないぃぃぃぃぃ(泣き崩れ」
デ「デュフフフフ。では約束通り、お姉さんは全国のアイドルにさせてもらいますよ」
妹「なっ!……や、やめて!これ以上、姉さんを輝かせないでっ!!」
デ「そう言われてもねぇ。この契約書には、『一年間スイーツ食べ放題、並びにお姉さんとの会わせる。代わりに、お姉さんをアイドルにしてもよい』と書かれてますしねぇ(ゲス顔」
妹「……なんでもするわ」
デ「おや?小さな声で聞こえませんねぇ。もう一度言っていただけまかぁ?」
妹「なんでもするわよぉ!だから、これ以上、姉さんに手を出さなでっ!!」
デ「ブハハハハハッ!これは驚いたっ!!あなたの妹さんがこれほど姉思いだとはっ!!」
サ「はい、自慢の妹ですので(ビューテフォォォ)」
デ「……でもよろしいのですか?なんでもすると言ったからには私の言う通りにしてもらいますよ?」
妹「覚悟の上だわっ!」
デ「そうですか(ニタァ)。では今日から、お姉さんの代わりにあなたがわたしのお人形になってもらいましょう!おい!お連れしろっ、VIP待遇だぞ!」
部「っは!では妹様、こちらでございます」
サ「なっ!や、やめてっ!!妹は関係ないわっ、全て私が悪いのっ、妹は関係ない!!(ジヒブカァァァ)」
妹「ごめんね、ね姉さん。でもこうしないと、姉さんを自由にできないから」
デ「グフフフフ、美しき姉妹愛ですな。最後にお姉さんに言うことはありませんか?」
妹「姉さん、わたし、……姉さんより上を目指すわ!!」
サ「いもうとぉぉぉ!!(オニガワラァァァ)」
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デ「グフッ、とうとう捕まってしまいましたね」
元奴隷さっきゅん(以下より サ)「さぁ、私の妹がどこにいるのか白状なさい!」
デ「グフフ、知った所であなたには何もできませんよ」
サ「な、なんですって?!やってもいないのに諦めろなんて勝手すぎるわ!
私はいもうとを助け出す!」
デ「……そう思うのは勝手です。ならそこのDVDをご覧なさい。今のあなたでは到底ムリだということがわかるでしょう」
サ「またお得意のお仕置きのつもり?いいわ、今のあんたは何もできない。見てやろうじゃないのっ、そのDVDを!」
ウィーーン
妹さっきゅん『みんなぁーげんきぃ〜?』
ファンの皆さん『げんきぃぃいいいい!!!』
妹『よあったぁ〜。みんなが元気でわたしもハッピィー!!』
フ『ふぉおおお僕たちもハッピーだよぉぉおおおお!!』
妹『そんなハッピィ〜なファンのみんなに聞いてもらいたい曲があるのぉ〜』
ファンA『まさか、新曲ができたのか?』
ファンB『馬鹿なっ、先週アルバムが出たばかりだぞ』
ファンC『いくら僕達の妹ちゃんだからってそれはないだろう』
妹『では聞いてください。「私は姉を超えてみせるっ!!」』
ファン一同『し、新曲だぁ〜〜』
っぴ
サ「これはどうゆうこと?」
デ「見たとうりですよ。今は全国ツアーの真っ最中です。予想外でした、執念であそこまで輝ける逸材がいたとは」
サ「そうじゃない、なんで妹がアイドルやってるか聞いてるのよ!」
デ「……それは」
妹『それは私から話すわっ!』
扉をバーン!
サ「妹っ?!無事だったのねっ!!」
さっきゅんの手をパーン!
妹「……あまり気安く触れないでくれる?」
サ「……い、いもうと?」
妹「私は以前の私じゃないの。そこにいるプロデューサーがたっぷり私を可愛がってくれたおかげでね(うっとり」
サ「そ、そんなっ!」
デ「グフフフフッ。だから言ったでしょう?今のあなたでは到底たどり着けない高みにいるとっ!」
サ「(ガーン!)」
妹「そうっ、私は姉さんを超えたっ!今見たDVDは2ヶ月前のモノ!そして私は、さらに輝けるようになった!(トップアイドルゥゥゥ」
サ「そんな、な、なんて姿に(ヘナヘナ」
妹「でも安心して姉さん、今新しいお仕事が入ってね?ユニットを組むことになったの。でね、姉さんに私の片割れになって欲しくて、プロデューサーにお願いしたのよ?(ニッコリ」
サ「なっ?!あんたまさか、わざと私に捕まったの?!」
デ「デュフフフ。気づくのが遅すぎますねぇ。わたしの下で何を学んできたのです?何の策も無しに捕まるわたしなどではありませんよぉ(ニタァ」
妹「さぁ、私と一緒に世界のトップを目指しましょう?」
デ「なぁにぃ心配はいりません。以前のように可愛がって差し上げましょうぅ。グフフフフフ」
サ「い、いやぁ。来ないで、近づかないでっ!……忘れていた美味しい料理……居心地のよい満足できる部屋……美しくなっていくアタシが映る鏡……そんな所に、そんな所につれていかないでぇ〜!いやぁ〜〜〜!!!」
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現在世界のトップアイドルさっきゅん(以下より サ)『みんなぁ〜ありがとぉ〜』
同じくトップアイドル妹さっきゅん(以下より 妹)『ライブはこれで終わっちゃうけど、
みんなとの絆は永遠だよぉ〜』
今までついてきたファンA「ふぉぉおおおさっきゅ〜んっ!」
ファンB「妹ちゃぁぁあああん!!」
ファンC「僕達の絆も永遠だよぉぉおおおお!!」
サ『それじゃぁさみしぃけど、今度のライブでまた会おうねぇ!(レジェンドアイドルゥゥゥ』
妹『やくそくだよぉ!(アイドルの極みぃぃぃ』
ファン一同『ふぉぉおおおおお!!』
舞台裏に戻る二人
おデブな商人「……とうとう、ここまで来ましたね」
サ「プロデューサー……。」
デ「今までよく耐えてくれました。貴女方は私の誇りです」
妹「ぷ、プロデューサー……(うるうる」
デ「殿堂入り、おめでとう。貴女方の名前は歴史に名を刻んだのですよ。
もっと誇りなさい」
サ「ぷろでゅぅさぁぁああああ!!(滝涙」
デ「こらこら、伝説のアイドルがみっともなく泣くんじゃありません」
妹「で、でもぉ〜(涙」
デ「最後までアイドルで居続けなさい。あと一回で終わりなんですから」
サ「っえ?」
妹「ど、どうゆうことですか?!」
デ「さっき言ったとおりですよ。アイドルとしての貴方たちは、あと一回のライブで終わりです」
サ「そんなっ!」
妹「ど、どうしてですかっ!せっかく殿堂入りして、世界のトップを取ったのにっ!」
デ「だからですよ、あなたたちは十分すぎるほど、世界を照らしてくれた。
……これからは次の世代に任せる時が来たのです」
サ「次の世代って、……まさか!」
デ「ふふふ、気づきましたか。さすがに長い間わたしの下で可愛がっただけは
ありますねぇ。その通り!既に次の女神アイドル候補は仕込み済みなのですよっ!」
妹「そ、そんなっ!私たちはお払い箱ってこと?!お願い、捨てないでください!(別の意味の涙」
デ「何を言ってるのです?やっとわたしから開放されるのですよ?もっと喜びさないな(ゲス顔)」
サ「何を言ってるのよ!私達の体を好きなようにして、依存させて、それで新しいおもちゃができたからポイ?ふざけないで!!」
デ「デュフフフ。何を人聞きの悪い、貴女方はもう奴隷ではないのですよ?
その証拠に、これを見なさい!(ばさぁ」
サ「こ、これはっ!」
特集!某国王の第一王子と世界のトップアイドル、妹ちゃんの熱愛発覚?!
長年のファン活動が実った瞬間を告白!!
妹「いやぁ!!見ないでぇ〜!!」
デ「グフフフフ、つまりそうゆうことですよ。あなたの妹さんは既に他の方の手に渡ってしまった後でしてねぇ。もちろんあなたのもありますよ?ホラ(ばさぁ」
特報!商人さんが引退!?
世界のトップアイドル、さっきゅんさんを新社長に任命!!
サ「……な、なによこれ」
デ「……今まで私はどれだけ長い間貴方を調教したと思いますか?初めて出会ったあの頃からどれほど時間が経ったと思います?……私は、年をとってしまった。見なさい、今では松葉杖がなければまともに歩けないおいぼれを。激しい運動ができない。この目も見えなくなってきてしまっている。……これ以上、貴方を上へ連れて行くことができない。ならばっ、貴方自信がかけ上がればいい!!」
サ「いきなりそんなっ!……無理です!私には……無理っ!」
デ「何を言ってるのです!私が、この貴方を育て上げた私が言っているのですよ!?」
サ「無理ですっ!私には、プロデューサがいないと……」
パーン
サ「!?」
妹「……そんなっ、今まで手を上げたことがないプロデューサーが、お姉ちゃんにビンタした!」
デ「目を覚ましなさい!貴方は今日、何になりましたか?世界一のアイドルとなったのでしょう?それが何ですか。ムリムリムリムリ……何を言っているのです!今まで、貴方は数え切れないほどの『無理』をやってきたのです!それら全てをやってのけて、わたしの予想以上の結果を出して……ふざけるな!わたしはそんな風に育てた覚えはありません!!もしわたしの育てたアイドルなら……わたしにも最後まで夢を見させてみなさいっ」
サ「はっ……はい〜(号泣)」
妹「うっ……うぅ……(号泣)」
おデブな商人にガバッと抱きつく二人
デ「ホッホッホッ、いつの間にやらまた甘えたがりに戻ってしまいましたか」
扉バーン!
女神アイドル候補「お爺ちゃん!」
デ「おやおや、来ていたのかい?二人共、紹介しましょう。次の女神アイドル候補であり、私の孫です」
孫「お爺ちゃん何してるの!?絶対安静の体なんだよ!?」
サ「えっ、そんなっ!」
妹「そんな体で、どうしてっ!!」
孫「そんなことはどうでもいいのっ!スタッフさん、お爺ちゃんを連れってっちゃって!!」
スタッフ一同「っは!了解いたしました!!」
ドタバタドタバタ
デ「……そうそう。さっきゅんさん、もう一つお願いを聞いてもらえますか?」
サ「?」
デ「(ゴニョゴニョ)」
サ「!?……(コクリ」
スタッフ「どいてくださーい!急患が通りまーす!」
ガラガラガラガラ
妹「……おねえちゃん、何を頼まれたの?」
サ「……それはまだ言えないわ。ただ今言えるのは、もう後には引けないってことかしら」
妹「お姉ちゃん、目が燃えてるよ。……でも、それでこそお姉ちゃんなんだけどね」
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社長室
コンコン
孫「失礼します。社長、何か御用でしょうか?」
サ「……来たわね。突然だけど、あなたにはワタシの奴隷になってもらうわ」
ピッ ガコン
孫「え?な、なんでぇ〜………(ヒュ〜……」
孫、落とし穴に落ちる
サ「……これぐらいも避けれななんて、調教しがいがありそうね♪さっそくワタシの可愛い奴隷ちゃんが檻の中で叫ぶ姿でも見に行きますか。……プロデューサー、あなたの孫は責任を持って、トップアイドルに仕上げてみせますからね(チラッと涙」
コンコン ギィ〜
元おデブな商人の部下「失礼しますお嬢様。孫様、牢屋に到着いたしました」
サ「そう、すぐに行くわ。さぁ、楽しい調教の時間よ。貴方はどんな輝きを見せてくれるのかしら?ウフッ…ウフフフッ……アーッハッハッハッハ!!!(ゲス顔」
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奴隷になったサキュバス外伝1 王子様編
じいや(以下より じ)「王子、オーク商会の主人がおいでになっております」
王子(以下より お)「わかった、すぐに向かうよ」
王子、移動中
お「今回の面談はどういった要件かな?」
じ「畏れ多くも、王妃様専属のエステのスタッフを時々お借りしたいとのこと。代わりにオーク商会で開発中の化粧品、及びダイエット効果のある食品などが完成し次第、王妃様へ献上すると申されております」
お「それで、母上はなんと?」
じ「はい、時々なら貸出してもよい、と仰せです。あと、王妃様から言伝がございます。……そろそろ孫の顔が見たいと」
お「またその話しか、母上には困ったものだ。今は結婚など考えておらぬ、政略結婚などで僕を使えとお伝えしろ。面談は、余計な条件を出される前に切り上げる」
じ「かしこまりました」
王子、入室
お「お待たせして申し訳ない」
おデブな商人(以下より デ)「いえいえ、王子様は忙しい身でおられます。こちらこそ、今回の面談を承知してくださり、まとこに感謝しております」
お「そうか。おや、隣にいるのはどなたかな?」
デ「これは失礼致しました!わたしの愛玩魔物娘、さっきゅんと申します。ほらっ、ご挨拶なさい」
奴隷サッキュン(以下より サ)「……こんにちわ」
お「(ビキッ)しょ、商人よ。そなたの愛玩娘はどのような教育を受けさせておるのかな?」
デ「も、申し訳ございません!!後でキツ〜く仕置をして教育を施しますので、どうかご容赦を!!」
お「ふんっ、まあいい。……それで、今回の要件はなにかな?」
デ「は、はい。この度は王宮のエステスタッフ、ゴットハンドをお借りしたく参りました」
お「ご、ゴットハンドだと!我が国の英雄を貸し出せと言うのか!」
デ「はい。畏れ多くも。今のわたしに、いえ、このさっきゅんにどうしても必要でございまして」
お「なに!?よりにもよってこの小娘ごときのために協力せよと?!馬鹿にしているのか!!」
サ「……さっきからうるさい(ツーン」
お「(ビキビキッ)……黙って聞いていれば、なんだその口調は!言っておくがな、本来お前の様な下賤で、透き通る様な白い肌と、乙女を忘れていない可憐な顔と、手入れの行き届いた艶やかな髪と、美しい衣装にも負けない美しい体のラインを持った卑しい者が、この城に入ることも許されんのだぞ!何よりもその気品のある落ち着いた佇まいが気に食わぬ!商人!いったいどうやったらこのようないけ好かない娘に育てることが出来るのだ!!」
じ「王子、落ち着いてください。……ですが確かに、このような可憐で美しい女性を見るのも久しぶりです。一瞬、若い頃の王妃様と姿がかぶって……」
お「じいやは黙っていろ!ええい忌々しい!今回の話しは無かったことにしてもらおう!!さっさとその女を連れて、出直してくるがいい!」
デ「お、お待ちください王子様!」
じ「そうです王子!いくら照れ隠しといえど、そのような横暴はいけません!なぜ王妃様がこの面談を王子に任せたのかお考えください!」
お「っく、じいやがそこまで言うなら仕方あるまい。おい小娘!今回は見逃してやるが、次は許さんからな!」
バンッ!
お「契約書だ!さっさとサインして僕の前から消え去るがいい!!」
デ「ははーっ、ありがたき幸せ(スラスラ」
サ「……王子様」
お「あ?なんだっ!まだ文句があると言うのか?!」
サ「…………ありがとう(ニコッ」
お「(ビキビキビキッ!)き、貴様ァ!」
デ「では王子様、この度の面談、ありがとうございました!卑しい我々は速やかにこの場から消えますので」
お「え?おい、まだ話しは終わってないぞ!」
デ「失礼いたします!次回はこのような失態が無いよう、再教育をいたしますので!」
サ「……失礼します」
商人とさっきゅん離脱
お「くそっ、馬鹿にしおって!これほど侮辱されたのは初めてだ!!許しておけん!!(ビキビキッ!」
じ「王子落ち着いてください、それ以上されると面談室の机が壊れてしまします!」
お「これが落ち着いていられるか!え、えええ笑顔を向かられたのたぞ!!くそっ、思い出すだけでっ!(ビキビキッ、バキャッ!!」
じ「ああ、ついに壊れてしまった。それほど先ほどのお嬢さんをお気に召されたのですか?ですが、彼女は奴隷の身。本来、王子を見ることも許されない身分の者ですので……」
お「なんだと?!それは本当か!!」
じ「はい、それに彼女は商人様の所有物。そのような者と関係を持たれてはなりません。一時の気の迷いとして、お忘れください(棒読み」
お「そんなっ!何かいい方法はないのか!!」
じ「ございません。彼女は魔物娘、その時点で我が国の者とお付き合いなどできるはずもございません。さらにあなた様はこの国の王子です。本来なら会うことすら許されない。ここは諦めて、お忘れください。(棒読み」
お「くそぅ!……いや、……じいや、先ほどの小娘を魔物娘と言ったな」
じ「はい、確かに申しました」
お「じいや、ここはどこだ?」
じ「中立国家でございます。魔物娘に対する規則が厳しい、ある意味否定的な国かと」
お「そうだな。……で、魔物娘が王族に無礼を働いた場合はどうなる?」
じ「規則では、本来魔物娘と会われる機会が無いので記載されておりませんが、重罪かと」
お「……そうか、……クククッ……そうかそうか」
じ「王子、いったいどうなさいました?」
お「じいや、僕は決めたぞ!あの無礼な小娘に、僕自らが罰をくだしてやる!待っておれ小娘サッキュン!僕をここまで怒らせた罪、償ってもらうぞ!」
じ「王子!?お考え直しください!いくらなんでもそれはなりませぬ!!」
お「ええぃ、止めるなじいや!僕に目には小娘への復讐しか写っておぬ!!」
じ「警備兵!王子はご乱心だ、今すぐ取り押さえろ!!」
警備兵ズ「「「アイアイサー」」」
お「な、何をする!僕は王子だぞ!!くそっ!母上、じいや、謀ったな!!僕を貶めようと先ほどの面談を任せたのだろう?!少しだけ感謝する!だから僕を行かせてくれぇぇええ!!」
じ「……あのお優しく聞き分けのいい、女性に全く関心のなかった王子が、いくら反対されようと全く諦めようとせず、一心に女性のことを思っておられる。……女性は男を狂わせると言いますが、なんとも美しさとは罪作りなものです。王妃様に連絡を!作戦は見事成功、孫の顔ももうすぐご覧にいただますぞっ!!」
お「だったら僕のことをHA☆NA☆SE!」
この王子、後にサッキュンに求婚をツンデレを踏まえながら迫るはずが、行き違いとアクシデントと偶然が重なりいつもサッキュンの妹に告白することになってしまう。
しかし王子は妹の頑張る姿に惹かれていき、ファン活動を続けた結果、見事妹と結婚。
このような複雑な経緯で結婚するとは、今は誰も知らない。
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奴隷になったサキュバス外伝2 商人の朝食編
おデブな商人(以下より デ)「ふっふっふ。さぁ、この白くて柔らかいところに、たっぷりと塗りこんでやりますよ」
白蛇(以下より 白)「いやぁ。やめてぇ、許してぇ」
デ「グフフフッ!そう言われると、こ、興奮するじゃないですか。(スッ」
白「ヒィ!そ、それはっ!やっ、アヒィ!(ビクゥ!」
デ「ハァハァ。ま、まだ終わりじゃないですよ。今度はこれです!(ベチャァ」
白「ふひゃああ!す、すごい染み込むぅ!(ビクン!ビクン!」
デ「そりゃ!(ベチャ)おりゃ!(ヌチャ)もいっちょ!(グチョォ)」
白「ああ、こんなに責められたら、もう戻れなくなるぅ〜!白いままじゃいられないよぉ〜!(ハァハァ」
デ「さぁ、食べごろですね。では、いただきます!」
白「来てぇ、お口の中に突っ込んでぇ!」
デ「はむっ!もぐもぐ。……うむ、今日の食パンも素晴らしい出来ですね。
この手作りバターと木苺のジャムとよく合います」
白「はいっ!ありがとうございます!」
デ「ところで、さっきから何を騒いでたのです?思わず返事とかしてしまいましたが」
白「えっと、こうゆうのがお好きかな?と思いまして」
デ「……お、お気遣いありがとうございます。今度からは普通で(汗」
白「えっ?……は、はい(///」
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奴隷になったサキュバス外伝3 若きゴットハンド編
魔物娘(以下より 魔)「やだぁ、やめて!」
男「へへ……そんなこと言って、ホントはシテ欲しいんだろ?」
魔「シテ欲しくない!私には好きな人が……」
男「へっへっへ・・・口では嫌だと言いつつ、体も……嫌がってるじゃねぇか・・・・・・(´・ω・`)」
魔「い、痛い!ちょっと何してんのよ!このヘタクソ!!」
男「へ、ヘタクソって……(落ち込み」
若きおデブ商人(以下より デ)「……ふぅ、見てられませんね」
魔「あ、あなたは!」
男「な、なんだテメェは!」
デ「女性の体は、こうやって扱うものなのですよ!」
グィ!
魔「ひゃいんッ!?……こ、これってぇ〜!(ビクンッビクンッ」
男「そんな!テメェ何をした!」
デ「この方の肩のツボを押しただけです。これで腰の痛みも治るでしょう。
あたなもマッサージ屋なら、患者の体をよく見なさい」
魔「あへぇ〜。健康になっちゃうぅ〜(ビクンッ!ビクンッ!」
男「お、オメェはいったい……」
デ「……通りすがりの、だたの商人ですよ」
若きおデブな商人はマッサージ屋から出ていく。
次に奥から店長が出てくた。
店長「……キミ、なんてことをしてくれたのかね」
男「て、店長!!」
店長「あの方はかの有名な店の社長だ。まったく、無礼を働いたものだね」
男「……もしかして、俺はクビですか?」
店長「……いいや。お前には行ってもらいたいところがある」
ピラリ
男「こ、ここは!」
長「そこにいって揉まれてこい。一人前になるまで帰ってくんじゃねーぞ!」
王宮で働くことになった男、後にその男は商人おも凌ぐマッサージ師になるのだが、今は誰も知らない。
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奴隷になったサキュバス外伝4 追っかけ王子編
じいや(以下より じ)「探せぇー!決して逃がすなぁ〜!」
兵士A「くそっ、また王子が脱走しやがった!」
兵士B「なんで今日なんだよっ!今夜は妹ちゃんのお姉さんの初お披露目ライブなのにっ!」
兵士C「全国ツアー中に発表された新曲、「私は姉を超えてみせるっ!!」に出てくるお姉さんだもんなぁ。あの気合の入った歌い方、半端じゃなかったぜ!」
兵士A「ああ、『絶対に負けたくないっ!』って気持ちがビシバシ伝わってくる歌だった。妹ちゃんがそんなに負けたくないお姉さんとか、すげー気になってんのにっ!」
兵士B「これでライブに行けなかったら一生王子を恨む!」
兵士C「しかし、これだけ大勢で王宮を探しても見つからないってどうゆうことだ?どこかに隠し通路があるんじゃないか?」
兵士D「……なぁ、いっそライブ会場の前で待ち伏せてた方が確実に捕まえられんじゃない?」
兵士A「何言ってんだお前は!王子がライブに行くはず無いだろうが!!」
兵士B「ここの兵士の7割がライブに行きたいって思ってんのに、自分だけライブに行こうとか、どうかしてるぜ!」
兵士C「お前は黙って王子を探せ!」
兵士D「……えー (´・д・`)」
そんな王宮の上空、ハングライダーを使い王宮を脱走した王子はライブ会場へと向かっていた。
王子(以下より お)「この情報が正しければ今夜の妹のライブに僕を怒らせたサッキュンさんが現れるはずだ。そこを狙って今度こそサッキュンさんに罪を償ってもらうのだ!……いつもいつも邪魔してくる妹がいるライブに足を運ぶのは気に障るが、会場で歌っている間は邪魔もできまい。今日こそ決着をつけるっ!」
そして王子はライブ会場へ到着。
お「ふぅ、なんとか間に合っようだ。……うむ、変装は完璧。侵入用の道具も持った。婚約指輪も……ある。あとは……妹が歌っているのを確認したら、行動開始だっ!」
で、ライブ会場に妹?が登場
妹さっきゅん?『みんなぁーげんきぃ〜?』
ファンの皆さん「げんきぃぃいいいい!!!」
妹?『よあったぁ〜。みんなが元気でわたしはベリーハッピィー!!』
フ「ふぉおおお僕たちもベリーハッピーだよぉぉおおおお!!」
妹?『おっけぇい!じゃあ始めはこの曲からいっくよぉ〜!」
フ「ふぉおおお!!」
お「……ふむ、予定通り妹は歌っているな。サッキュンさんは舞台裏か、楽屋か。舞台裏は人も大勢いるし、まずは楽屋から責めてみるか。……しかし、今日の妹はいつも以上に輝いてるな。まぁ、どうでもいいが」
王子、楽屋へ移動中
お「……思った以上に警備が厳重だった。さて、サッキュンさんは楽屋に……いない。となると舞台裏か。よしっ、さっそく移動して---」
ドンッ
???「きゃっ!」
お「おっと失礼、お怪我はありませんか?お嬢さん」
???「え、ええ。……って、そうじゃないっ!早く着替えないと!」
バタン
お「……あの娘、サッキュンさんの楽屋に入ったぞ。……もしやっ、さっきの娘がサッキュンさん!?しまったぁ〜!初めてあった時から一度もお会いしてないせいか、サッキュンさんだとわからなかったぁ〜!」
バタン
サッキュン?「メイクさんいないじゃない!もぉ、どうしてこんな時に限って誰もいないのよっ!」
お「……すまんが、少しよろしいかな?」
サ?「なによっ!……って、さっきぶつかった人?あなた、ここのスタッフなら今すぐメイクさん呼んで---」
お「僕はスタッフなどではない。……この顔に見覚えはないかな?」
サ?「見覚えって……あー!」
お「覚えているなら話は早い。以前僕に会ったことを思えてるだろうか?」
サ?「え、ええ。インパクトあったし、よく覚えてるわよ。あんな列熱な求婚、忘れるはずないじゃない(もじもじ」
お「それなら話しは早い。なら、一緒に王宮に来てもらおう。この僕をあそこまで怒らせたのだ。この罪、結婚して償ってもらうぞ、いいな?」
サ?「(カァ〜////)な、何度も言ってるけど私はアイドルで、ファンがいるからって今は無理だってあれほど---」
ワァァァアアア!
お「……どうやら一曲目が終わったようだな。仕方ない、ライブが終わるまで返事は待ってやる!早く行け、今日は大事な日なのだろう?」
サ?「え、ええ。……ねぇ、今日の一曲目さ、あなたのために歌ってあげるから、聞いてくれる?」
お「……もちろんだ」
王子、ライブ会場に移動
おデブな商人『さて皆様、そろそろ妹の姉、サッキュンを見たいと思いませんか?』
ファン一同「見たーい!!!」
お「……よかった、まだサッキュンさんは会場に出てきてないようだな」
デ『そうですかそうですか。……しかし残念です、どうやら皆様の目は節穴のようだ(ニタァ』
ファンA「は?どうゆうことだ?」
ファンB「なんで俺たちの目が節穴なんだよっ!」
ファンC「ちょっと待て!……この展開、以前妹ちゃんが客席から登場した時と似てるぞ。もしかしたら今もこの近くに……」
ガヤガヤ
デ『ああ、やはり皆様の目は節穴のようだっ!妹の姉、サッキュンは先程からわたしの隣に立っているというのにっ!!』
お「……なん、だと?」
ファンA「おいおい、隣に立ってるのはさっきまで歌ってた妹ちゃんだろ?」
ファンB「そうだぜ。声も踊りも間違いなく妹ちゃんだった。この会場にいるファン全員を騙せるはずかねぇ!」
ファンC「そうだそうだっ!それに、今日はいつも以上のクオリティで完璧に仕上げてきた妹ちゃんにも失礼だぞ!」
ブーブー!
デ『……仕方ありませんね、では証明しましょう。皆様が妹と思っていたアイドルが、サッキュンであることを!』
次の瞬間、妹さっきゅん?はツインテールを解き、溢れんばかりのオーラを撒き散らす。
サ『ご紹介に与りました、サッキュンと申します。以後お見知りおきを(アイドルゥゥゥ)』
ファンA「な、なんだこのアイドルオーラはっ!妹ちゃんとは桁違いだっ!!」
ファンB「よく見たら胸の大きさが全然違うじゃねーか!雰囲気に飲まれて全然気づかなかった!」
ファンC「や、やべぇ……俺、思わず膝ついて拝んじまいそうだぜ」
ガヤガヤ ガヤガヤ
サ『静まりなさい!(カリスマァァァ)』
シーン
デ『……さて、誤解が解けた所で本物の妹に登場してもらいましょう!さぁ妹よ、現れるのですっ!』
プシュー
ライプステージが白い煙で包まれる。
お「う、嘘だ!ではまたこういうことなのか?サッキュンさんだと思ってたら、実は妹に求婚してました、だと!?こんなの、いつもと同じじゃないかっ!」
???『みんなぁ〜?どうして偽物だってわかんなかったのかなぁ〜?』
ファンA「こ、この声は!」
ファンB「間違いねぇ!この耳の奥にしっくりとくる感じ、本物の妹ちゃんだ!」
ファンC「妹ちゃ〜ん!!」
妹『うんうん、みんなの声がよく聞こえるよぉ。じゃあここは一発、本物の力、見せちゃおっかなぁ〜?』
ファン一同「みせてー!!」
妹『オッケー!それじゃあみんなついてきてっ!いくよ?』
ブワッ!
ステージを隠していた白い煙が霧散し、中央には妹さっきゅんが立っている。
妹『記念すべき一曲目ぇ!「私の大好き、伝えたいっ!」』
ファン一同「ふぉぉおおおおお!!!」
お「…………」
兵士A「あっ、王子探しましたよ!お〜い、王子を見つけたぞぉ!!」
兵士B「え?マジでライブに王子がいたの?」
兵士C「おっ、本当だ!アイツの言った通りだわ!!」
他の客を押しのけ、王宮の兵士が王子を取り押さえる。
お「……おお、お前たち。僕を探しに来たのか、ご苦労」
兵士A「本当ですよ!こんな大切なライブがある日に逃げ出すとか、正直やめてほしいです!!」
兵士B「そうですよ!もしライブに間に合わなかったら王子の寝首をかく所でした!」
兵士C「今回はじいやさんを説得して兵士の7割を外で探させるよう説得できたからいいものの、今度やったらマジで謀反起こしますからね!」
お「お前たち、反逆罪で首を跳ねられたいのか?……まぁいい。すまんが、このライブが終わるまでここにいさせてはくれないか?」
兵士A「いいですよ。もともとライブ終わってから王子探すつもりでしたし」
兵士B「それに、今更帰れと言われても、ここに来ている兵士は一人も帰らないと思いますよ?」
兵士C「王子はライブが終わってから見つかった。それでいいじゃないですか」
お「……お前たち」
ライブが終わったあと、王子は王宮に搬送され、じいやにしこたま怒られた。
しかし王子にはじいやの言葉など入ってこない。
耳に残るのは妹のデビュー曲『私の大好き、伝えたいっ!』
その曲が脳内で何度も再生され、気がつくと妹のことを考えるようになっていた。
これが恋だとわかるのは、まだ先である。
おデブな商人(以下より デ)「ふふふ、いいのですか?そんな口の聞き方で」
サ「く、口答えしたらなんだってのよ!」
デ「ふふふ、身の程を知ってもらう必要があるようですね。おい!」
商人の部下(以下より 部下)「っは!例の物です」
サ「そ、それはっ!」
デ「ふふふ、そうです。これが今のあなたに身の程を教え込む道具ですよ」
サ「や、やめてっ(ガクブル」
デ「さぁ、この上に乗るのです!」
サ「いやぁぁぁああああ!!!」
デ「おやおや、そんなに悲鳴を出してしまって。クフフ、今のあなたは……」
サ「いやぁ、いやぁあああ!!」
デ「『ヒミツだよ☆』キロ以上の体重だ!!」
サ「いやぁああああああ!!!」
デ「グハハハハハ!これでわかったでしょう!!これから毎日体重計に乗ってもらい、私自ら記録をつけさせてもらいますっ!この仕打ちは、あなたの体重が落ちるまで続きますよ!!」
サ「ううっ、外道!」
デ「デュフフフ、なんとでも言いなさい。おい!これからこの奴隷の食事は健康を考えてヘルシーなものにしなさい!!」
部下「っは!仰せのままに!!」
デ「デュフフフフ、私好みのスーパーモデルになってもらいますよ」
サ「……許せない、いつかあんたにも同じ思いを味あわせて、いい男にしてやるっ!!」
デ「グフフフフフッ!やれるものならやってみなさい!!アーッハッハッハッハ!!!」
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デ「グフフ、だいぶ参っているようですね」
サ「っく、またあんたなの。その醜いツラはもう見飽きたわ」
デ「おやおや、また私にそんな口を聞いていいのですか?」
サ「っく!!……お願いしますご主人様、この哀れなアイドルの原石であるにもかかわらず毎日をグータラ過ごしていたわたくにめに、う、美しくなるためのプロデュースをしてください!!」
デ「デュフフフフ!!そうっ!そのように素直になればいいのですよっ!……おや、肌が荒れてますね。おい、王宮のエステに連絡を!ゴットハンドを連れてくるよに、大至急だ!」
部下「っは!直ちに!!」
デ「そうゆう訳です。きっとお気に召すと思いますよグフフ」
サ「……あなたって最低ねっ!自分の手は汚さず、他人にやらせるなんてっ!!」
部「お前っ、ご主人様になんてことをっ!!毎晩遅くまでエステの勉強をして、手がこんなになるまでっ!……お前ってヤツはっ!」
デ「いいのですっ!……下がってなさい。ですが、今の口答えは見過ごせませんねぇ」
サ「ビクッ!)な、なにをする気?また私に酷いことをっ……」
デ「ブフフフっ、ご想像の通りですよ。ゴットハンドが来るまで時間もありますし、私も楽しませてもらいましょう」
サ「い、いやぁ。もうっ、やめてぇ」
デ「もう遅い!……さぁ見なさい。これが今日のお仕置きですっ!」
サ「いやぁああああああ!!」
デ「三日ぶりのデザートですっ!!私自ら丹精込めた一品っ!!存分に味わってもらいますよぉ(ニタァ」
サ「やめてぇ、もう、許してぇ」
デ「ここまで来てやめる訳がないでしょう?何のために今までおかずを一品少なくしてきたと思っていすのです!」
サ「っく!ま、負けない!私はデザート何かに屈したりはしない!!」
デ「そう言っていられるのも今のうちですよ!さぁ、私にその綺麗な顔をだらしなくヨダレを垂らし、堕ちる姿を見せるのですっ!!」
サ「うっ!(パクリッ!)…………お、おいひぃ〜〜(破顔」
デ「グハハハハハ!どうですっ?各地から取り寄せた高級素材を使った最高級のスイーツの味は…………って聞いていませんか、それもいいでしょう。おい!」
部下「っは!食後の紅茶を持ってまいります!」
デ「仕上げは私がやります。……フフフ、順調に私好みのいい女になってきてますね。これからが楽しみです。グフ、グフフ、グワァーッハッハッハッハッハ!!」
サ「これ美味しすぎりゅ〜、どんどんお口に入れちゃうぅ〜」
ゴットハンド「王宮から参りましたぁ〜。お客様はどちらに?」
デ「あ、この美女です。よろしくお願いします」
サ「ああ、食べ終わっちゃう。至福の時間が終わっちゃうぅぅ」
ゴットハンド「かしこまり〜」
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妹さっきゅん(以下より 妹)「……本当に姉さんに会わせてくれるのでしょうね?」
デ「ええ、私は約束を守る男ですから。グフフッ」
妹「ふんっ、醜い顔!あんな無茶な条件を飲んだんだから、嘘だったらタダじゃおかないから!」
デ「おお怖い怖い。ではお姉さんに会っていただきましょう。さぁ、家族の感動的な再開ですよ(バサァ」
妹「ね、姉さんっ?!(驚愕」
デ「さぁ目に焼き付けなさい!!これが今のあなたの姉の姿ですっ!!」
妹「ね、ねえぁぁあああん!!!(涙」
サ「ふぅ、今日も紅茶が美味しいですわ(エレガントォォォ)」
妹「そ、そんな、姉さんっ!いつも寝転がってお菓子ばかり食べてただらしない姉さんが、あ、あ、あんな姿に!!ひ、酷すぎる!!」
デ「グハハハハハハハッ!感動の再開が絶望に変わりましたねっ!そうっ、その顔が見たかったのですよっ!グハハハハハハッ!!」
妹「いつも見下してた姉さんがあんな出来る女オーラ出してるなんてっ!!
これじゃぁご近所で噂になるっ!出来る姉がいる妹にランクダウンしてしまうっ!!」
サ「黙りなさいっ!!さっきから五月蝿いわよっ!(カリスマァァァ)」
妹「ひぃ!……こ、こんなの姉さんじゃない……うちの姉さんが、うちの姉さんが、こんなに輝いてるはずかないぃぃぃぃぃ(泣き崩れ」
デ「デュフフフフ。では約束通り、お姉さんは全国のアイドルにさせてもらいますよ」
妹「なっ!……や、やめて!これ以上、姉さんを輝かせないでっ!!」
デ「そう言われてもねぇ。この契約書には、『一年間スイーツ食べ放題、並びにお姉さんとの会わせる。代わりに、お姉さんをアイドルにしてもよい』と書かれてますしねぇ(ゲス顔」
妹「……なんでもするわ」
デ「おや?小さな声で聞こえませんねぇ。もう一度言っていただけまかぁ?」
妹「なんでもするわよぉ!だから、これ以上、姉さんに手を出さなでっ!!」
デ「ブハハハハハッ!これは驚いたっ!!あなたの妹さんがこれほど姉思いだとはっ!!」
サ「はい、自慢の妹ですので(ビューテフォォォ)」
デ「……でもよろしいのですか?なんでもすると言ったからには私の言う通りにしてもらいますよ?」
妹「覚悟の上だわっ!」
デ「そうですか(ニタァ)。では今日から、お姉さんの代わりにあなたがわたしのお人形になってもらいましょう!おい!お連れしろっ、VIP待遇だぞ!」
部「っは!では妹様、こちらでございます」
サ「なっ!や、やめてっ!!妹は関係ないわっ、全て私が悪いのっ、妹は関係ない!!(ジヒブカァァァ)」
妹「ごめんね、ね姉さん。でもこうしないと、姉さんを自由にできないから」
デ「グフフフフ、美しき姉妹愛ですな。最後にお姉さんに言うことはありませんか?」
妹「姉さん、わたし、……姉さんより上を目指すわ!!」
サ「いもうとぉぉぉ!!(オニガワラァァァ)」
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デ「グフッ、とうとう捕まってしまいましたね」
元奴隷さっきゅん(以下より サ)「さぁ、私の妹がどこにいるのか白状なさい!」
デ「グフフ、知った所であなたには何もできませんよ」
サ「な、なんですって?!やってもいないのに諦めろなんて勝手すぎるわ!
私はいもうとを助け出す!」
デ「……そう思うのは勝手です。ならそこのDVDをご覧なさい。今のあなたでは到底ムリだということがわかるでしょう」
サ「またお得意のお仕置きのつもり?いいわ、今のあんたは何もできない。見てやろうじゃないのっ、そのDVDを!」
ウィーーン
妹さっきゅん『みんなぁーげんきぃ〜?』
ファンの皆さん『げんきぃぃいいいい!!!』
妹『よあったぁ〜。みんなが元気でわたしもハッピィー!!』
フ『ふぉおおお僕たちもハッピーだよぉぉおおおお!!』
妹『そんなハッピィ〜なファンのみんなに聞いてもらいたい曲があるのぉ〜』
ファンA『まさか、新曲ができたのか?』
ファンB『馬鹿なっ、先週アルバムが出たばかりだぞ』
ファンC『いくら僕達の妹ちゃんだからってそれはないだろう』
妹『では聞いてください。「私は姉を超えてみせるっ!!」』
ファン一同『し、新曲だぁ〜〜』
っぴ
サ「これはどうゆうこと?」
デ「見たとうりですよ。今は全国ツアーの真っ最中です。予想外でした、執念であそこまで輝ける逸材がいたとは」
サ「そうじゃない、なんで妹がアイドルやってるか聞いてるのよ!」
デ「……それは」
妹『それは私から話すわっ!』
扉をバーン!
サ「妹っ?!無事だったのねっ!!」
さっきゅんの手をパーン!
妹「……あまり気安く触れないでくれる?」
サ「……い、いもうと?」
妹「私は以前の私じゃないの。そこにいるプロデューサーがたっぷり私を可愛がってくれたおかげでね(うっとり」
サ「そ、そんなっ!」
デ「グフフフフッ。だから言ったでしょう?今のあなたでは到底たどり着けない高みにいるとっ!」
サ「(ガーン!)」
妹「そうっ、私は姉さんを超えたっ!今見たDVDは2ヶ月前のモノ!そして私は、さらに輝けるようになった!(トップアイドルゥゥゥ」
サ「そんな、な、なんて姿に(ヘナヘナ」
妹「でも安心して姉さん、今新しいお仕事が入ってね?ユニットを組むことになったの。でね、姉さんに私の片割れになって欲しくて、プロデューサーにお願いしたのよ?(ニッコリ」
サ「なっ?!あんたまさか、わざと私に捕まったの?!」
デ「デュフフフ。気づくのが遅すぎますねぇ。わたしの下で何を学んできたのです?何の策も無しに捕まるわたしなどではありませんよぉ(ニタァ」
妹「さぁ、私と一緒に世界のトップを目指しましょう?」
デ「なぁにぃ心配はいりません。以前のように可愛がって差し上げましょうぅ。グフフフフフ」
サ「い、いやぁ。来ないで、近づかないでっ!……忘れていた美味しい料理……居心地のよい満足できる部屋……美しくなっていくアタシが映る鏡……そんな所に、そんな所につれていかないでぇ〜!いやぁ〜〜〜!!!」
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現在世界のトップアイドルさっきゅん(以下より サ)『みんなぁ〜ありがとぉ〜』
同じくトップアイドル妹さっきゅん(以下より 妹)『ライブはこれで終わっちゃうけど、
みんなとの絆は永遠だよぉ〜』
今までついてきたファンA「ふぉぉおおおさっきゅ〜んっ!」
ファンB「妹ちゃぁぁあああん!!」
ファンC「僕達の絆も永遠だよぉぉおおおお!!」
サ『それじゃぁさみしぃけど、今度のライブでまた会おうねぇ!(レジェンドアイドルゥゥゥ』
妹『やくそくだよぉ!(アイドルの極みぃぃぃ』
ファン一同『ふぉぉおおおおお!!』
舞台裏に戻る二人
おデブな商人「……とうとう、ここまで来ましたね」
サ「プロデューサー……。」
デ「今までよく耐えてくれました。貴女方は私の誇りです」
妹「ぷ、プロデューサー……(うるうる」
デ「殿堂入り、おめでとう。貴女方の名前は歴史に名を刻んだのですよ。
もっと誇りなさい」
サ「ぷろでゅぅさぁぁああああ!!(滝涙」
デ「こらこら、伝説のアイドルがみっともなく泣くんじゃありません」
妹「で、でもぉ〜(涙」
デ「最後までアイドルで居続けなさい。あと一回で終わりなんですから」
サ「っえ?」
妹「ど、どうゆうことですか?!」
デ「さっき言ったとおりですよ。アイドルとしての貴方たちは、あと一回のライブで終わりです」
サ「そんなっ!」
妹「ど、どうしてですかっ!せっかく殿堂入りして、世界のトップを取ったのにっ!」
デ「だからですよ、あなたたちは十分すぎるほど、世界を照らしてくれた。
……これからは次の世代に任せる時が来たのです」
サ「次の世代って、……まさか!」
デ「ふふふ、気づきましたか。さすがに長い間わたしの下で可愛がっただけは
ありますねぇ。その通り!既に次の女神アイドル候補は仕込み済みなのですよっ!」
妹「そ、そんなっ!私たちはお払い箱ってこと?!お願い、捨てないでください!(別の意味の涙」
デ「何を言ってるのです?やっとわたしから開放されるのですよ?もっと喜びさないな(ゲス顔)」
サ「何を言ってるのよ!私達の体を好きなようにして、依存させて、それで新しいおもちゃができたからポイ?ふざけないで!!」
デ「デュフフフ。何を人聞きの悪い、貴女方はもう奴隷ではないのですよ?
その証拠に、これを見なさい!(ばさぁ」
サ「こ、これはっ!」
特集!某国王の第一王子と世界のトップアイドル、妹ちゃんの熱愛発覚?!
長年のファン活動が実った瞬間を告白!!
妹「いやぁ!!見ないでぇ〜!!」
デ「グフフフフ、つまりそうゆうことですよ。あなたの妹さんは既に他の方の手に渡ってしまった後でしてねぇ。もちろんあなたのもありますよ?ホラ(ばさぁ」
特報!商人さんが引退!?
世界のトップアイドル、さっきゅんさんを新社長に任命!!
サ「……な、なによこれ」
デ「……今まで私はどれだけ長い間貴方を調教したと思いますか?初めて出会ったあの頃からどれほど時間が経ったと思います?……私は、年をとってしまった。見なさい、今では松葉杖がなければまともに歩けないおいぼれを。激しい運動ができない。この目も見えなくなってきてしまっている。……これ以上、貴方を上へ連れて行くことができない。ならばっ、貴方自信がかけ上がればいい!!」
サ「いきなりそんなっ!……無理です!私には……無理っ!」
デ「何を言ってるのです!私が、この貴方を育て上げた私が言っているのですよ!?」
サ「無理ですっ!私には、プロデューサがいないと……」
パーン
サ「!?」
妹「……そんなっ、今まで手を上げたことがないプロデューサーが、お姉ちゃんにビンタした!」
デ「目を覚ましなさい!貴方は今日、何になりましたか?世界一のアイドルとなったのでしょう?それが何ですか。ムリムリムリムリ……何を言っているのです!今まで、貴方は数え切れないほどの『無理』をやってきたのです!それら全てをやってのけて、わたしの予想以上の結果を出して……ふざけるな!わたしはそんな風に育てた覚えはありません!!もしわたしの育てたアイドルなら……わたしにも最後まで夢を見させてみなさいっ」
サ「はっ……はい〜(号泣)」
妹「うっ……うぅ……(号泣)」
おデブな商人にガバッと抱きつく二人
デ「ホッホッホッ、いつの間にやらまた甘えたがりに戻ってしまいましたか」
扉バーン!
女神アイドル候補「お爺ちゃん!」
デ「おやおや、来ていたのかい?二人共、紹介しましょう。次の女神アイドル候補であり、私の孫です」
孫「お爺ちゃん何してるの!?絶対安静の体なんだよ!?」
サ「えっ、そんなっ!」
妹「そんな体で、どうしてっ!!」
孫「そんなことはどうでもいいのっ!スタッフさん、お爺ちゃんを連れってっちゃって!!」
スタッフ一同「っは!了解いたしました!!」
ドタバタドタバタ
デ「……そうそう。さっきゅんさん、もう一つお願いを聞いてもらえますか?」
サ「?」
デ「(ゴニョゴニョ)」
サ「!?……(コクリ」
スタッフ「どいてくださーい!急患が通りまーす!」
ガラガラガラガラ
妹「……おねえちゃん、何を頼まれたの?」
サ「……それはまだ言えないわ。ただ今言えるのは、もう後には引けないってことかしら」
妹「お姉ちゃん、目が燃えてるよ。……でも、それでこそお姉ちゃんなんだけどね」
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社長室
コンコン
孫「失礼します。社長、何か御用でしょうか?」
サ「……来たわね。突然だけど、あなたにはワタシの奴隷になってもらうわ」
ピッ ガコン
孫「え?な、なんでぇ〜………(ヒュ〜……」
孫、落とし穴に落ちる
サ「……これぐらいも避けれななんて、調教しがいがありそうね♪さっそくワタシの可愛い奴隷ちゃんが檻の中で叫ぶ姿でも見に行きますか。……プロデューサー、あなたの孫は責任を持って、トップアイドルに仕上げてみせますからね(チラッと涙」
コンコン ギィ〜
元おデブな商人の部下「失礼しますお嬢様。孫様、牢屋に到着いたしました」
サ「そう、すぐに行くわ。さぁ、楽しい調教の時間よ。貴方はどんな輝きを見せてくれるのかしら?ウフッ…ウフフフッ……アーッハッハッハッハ!!!(ゲス顔」
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奴隷になったサキュバス外伝1 王子様編
じいや(以下より じ)「王子、オーク商会の主人がおいでになっております」
王子(以下より お)「わかった、すぐに向かうよ」
王子、移動中
お「今回の面談はどういった要件かな?」
じ「畏れ多くも、王妃様専属のエステのスタッフを時々お借りしたいとのこと。代わりにオーク商会で開発中の化粧品、及びダイエット効果のある食品などが完成し次第、王妃様へ献上すると申されております」
お「それで、母上はなんと?」
じ「はい、時々なら貸出してもよい、と仰せです。あと、王妃様から言伝がございます。……そろそろ孫の顔が見たいと」
お「またその話しか、母上には困ったものだ。今は結婚など考えておらぬ、政略結婚などで僕を使えとお伝えしろ。面談は、余計な条件を出される前に切り上げる」
じ「かしこまりました」
王子、入室
お「お待たせして申し訳ない」
おデブな商人(以下より デ)「いえいえ、王子様は忙しい身でおられます。こちらこそ、今回の面談を承知してくださり、まとこに感謝しております」
お「そうか。おや、隣にいるのはどなたかな?」
デ「これは失礼致しました!わたしの愛玩魔物娘、さっきゅんと申します。ほらっ、ご挨拶なさい」
奴隷サッキュン(以下より サ)「……こんにちわ」
お「(ビキッ)しょ、商人よ。そなたの愛玩娘はどのような教育を受けさせておるのかな?」
デ「も、申し訳ございません!!後でキツ〜く仕置をして教育を施しますので、どうかご容赦を!!」
お「ふんっ、まあいい。……それで、今回の要件はなにかな?」
デ「は、はい。この度は王宮のエステスタッフ、ゴットハンドをお借りしたく参りました」
お「ご、ゴットハンドだと!我が国の英雄を貸し出せと言うのか!」
デ「はい。畏れ多くも。今のわたしに、いえ、このさっきゅんにどうしても必要でございまして」
お「なに!?よりにもよってこの小娘ごときのために協力せよと?!馬鹿にしているのか!!」
サ「……さっきからうるさい(ツーン」
お「(ビキビキッ)……黙って聞いていれば、なんだその口調は!言っておくがな、本来お前の様な下賤で、透き通る様な白い肌と、乙女を忘れていない可憐な顔と、手入れの行き届いた艶やかな髪と、美しい衣装にも負けない美しい体のラインを持った卑しい者が、この城に入ることも許されんのだぞ!何よりもその気品のある落ち着いた佇まいが気に食わぬ!商人!いったいどうやったらこのようないけ好かない娘に育てることが出来るのだ!!」
じ「王子、落ち着いてください。……ですが確かに、このような可憐で美しい女性を見るのも久しぶりです。一瞬、若い頃の王妃様と姿がかぶって……」
お「じいやは黙っていろ!ええい忌々しい!今回の話しは無かったことにしてもらおう!!さっさとその女を連れて、出直してくるがいい!」
デ「お、お待ちください王子様!」
じ「そうです王子!いくら照れ隠しといえど、そのような横暴はいけません!なぜ王妃様がこの面談を王子に任せたのかお考えください!」
お「っく、じいやがそこまで言うなら仕方あるまい。おい小娘!今回は見逃してやるが、次は許さんからな!」
バンッ!
お「契約書だ!さっさとサインして僕の前から消え去るがいい!!」
デ「ははーっ、ありがたき幸せ(スラスラ」
サ「……王子様」
お「あ?なんだっ!まだ文句があると言うのか?!」
サ「…………ありがとう(ニコッ」
お「(ビキビキビキッ!)き、貴様ァ!」
デ「では王子様、この度の面談、ありがとうございました!卑しい我々は速やかにこの場から消えますので」
お「え?おい、まだ話しは終わってないぞ!」
デ「失礼いたします!次回はこのような失態が無いよう、再教育をいたしますので!」
サ「……失礼します」
商人とさっきゅん離脱
お「くそっ、馬鹿にしおって!これほど侮辱されたのは初めてだ!!許しておけん!!(ビキビキッ!」
じ「王子落ち着いてください、それ以上されると面談室の机が壊れてしまします!」
お「これが落ち着いていられるか!え、えええ笑顔を向かられたのたぞ!!くそっ、思い出すだけでっ!(ビキビキッ、バキャッ!!」
じ「ああ、ついに壊れてしまった。それほど先ほどのお嬢さんをお気に召されたのですか?ですが、彼女は奴隷の身。本来、王子を見ることも許されない身分の者ですので……」
お「なんだと?!それは本当か!!」
じ「はい、それに彼女は商人様の所有物。そのような者と関係を持たれてはなりません。一時の気の迷いとして、お忘れください(棒読み」
お「そんなっ!何かいい方法はないのか!!」
じ「ございません。彼女は魔物娘、その時点で我が国の者とお付き合いなどできるはずもございません。さらにあなた様はこの国の王子です。本来なら会うことすら許されない。ここは諦めて、お忘れください。(棒読み」
お「くそぅ!……いや、……じいや、先ほどの小娘を魔物娘と言ったな」
じ「はい、確かに申しました」
お「じいや、ここはどこだ?」
じ「中立国家でございます。魔物娘に対する規則が厳しい、ある意味否定的な国かと」
お「そうだな。……で、魔物娘が王族に無礼を働いた場合はどうなる?」
じ「規則では、本来魔物娘と会われる機会が無いので記載されておりませんが、重罪かと」
お「……そうか、……クククッ……そうかそうか」
じ「王子、いったいどうなさいました?」
お「じいや、僕は決めたぞ!あの無礼な小娘に、僕自らが罰をくだしてやる!待っておれ小娘サッキュン!僕をここまで怒らせた罪、償ってもらうぞ!」
じ「王子!?お考え直しください!いくらなんでもそれはなりませぬ!!」
お「ええぃ、止めるなじいや!僕に目には小娘への復讐しか写っておぬ!!」
じ「警備兵!王子はご乱心だ、今すぐ取り押さえろ!!」
警備兵ズ「「「アイアイサー」」」
お「な、何をする!僕は王子だぞ!!くそっ!母上、じいや、謀ったな!!僕を貶めようと先ほどの面談を任せたのだろう?!少しだけ感謝する!だから僕を行かせてくれぇぇええ!!」
じ「……あのお優しく聞き分けのいい、女性に全く関心のなかった王子が、いくら反対されようと全く諦めようとせず、一心に女性のことを思っておられる。……女性は男を狂わせると言いますが、なんとも美しさとは罪作りなものです。王妃様に連絡を!作戦は見事成功、孫の顔ももうすぐご覧にいただますぞっ!!」
お「だったら僕のことをHA☆NA☆SE!」
この王子、後にサッキュンに求婚をツンデレを踏まえながら迫るはずが、行き違いとアクシデントと偶然が重なりいつもサッキュンの妹に告白することになってしまう。
しかし王子は妹の頑張る姿に惹かれていき、ファン活動を続けた結果、見事妹と結婚。
このような複雑な経緯で結婚するとは、今は誰も知らない。
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奴隷になったサキュバス外伝2 商人の朝食編
おデブな商人(以下より デ)「ふっふっふ。さぁ、この白くて柔らかいところに、たっぷりと塗りこんでやりますよ」
白蛇(以下より 白)「いやぁ。やめてぇ、許してぇ」
デ「グフフフッ!そう言われると、こ、興奮するじゃないですか。(スッ」
白「ヒィ!そ、それはっ!やっ、アヒィ!(ビクゥ!」
デ「ハァハァ。ま、まだ終わりじゃないですよ。今度はこれです!(ベチャァ」
白「ふひゃああ!す、すごい染み込むぅ!(ビクン!ビクン!」
デ「そりゃ!(ベチャ)おりゃ!(ヌチャ)もいっちょ!(グチョォ)」
白「ああ、こんなに責められたら、もう戻れなくなるぅ〜!白いままじゃいられないよぉ〜!(ハァハァ」
デ「さぁ、食べごろですね。では、いただきます!」
白「来てぇ、お口の中に突っ込んでぇ!」
デ「はむっ!もぐもぐ。……うむ、今日の食パンも素晴らしい出来ですね。
この手作りバターと木苺のジャムとよく合います」
白「はいっ!ありがとうございます!」
デ「ところで、さっきから何を騒いでたのです?思わず返事とかしてしまいましたが」
白「えっと、こうゆうのがお好きかな?と思いまして」
デ「……お、お気遣いありがとうございます。今度からは普通で(汗」
白「えっ?……は、はい(///」
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奴隷になったサキュバス外伝3 若きゴットハンド編
魔物娘(以下より 魔)「やだぁ、やめて!」
男「へへ……そんなこと言って、ホントはシテ欲しいんだろ?」
魔「シテ欲しくない!私には好きな人が……」
男「へっへっへ・・・口では嫌だと言いつつ、体も……嫌がってるじゃねぇか・・・・・・(´・ω・`)」
魔「い、痛い!ちょっと何してんのよ!このヘタクソ!!」
男「へ、ヘタクソって……(落ち込み」
若きおデブ商人(以下より デ)「……ふぅ、見てられませんね」
魔「あ、あなたは!」
男「な、なんだテメェは!」
デ「女性の体は、こうやって扱うものなのですよ!」
グィ!
魔「ひゃいんッ!?……こ、これってぇ〜!(ビクンッビクンッ」
男「そんな!テメェ何をした!」
デ「この方の肩のツボを押しただけです。これで腰の痛みも治るでしょう。
あたなもマッサージ屋なら、患者の体をよく見なさい」
魔「あへぇ〜。健康になっちゃうぅ〜(ビクンッ!ビクンッ!」
男「お、オメェはいったい……」
デ「……通りすがりの、だたの商人ですよ」
若きおデブな商人はマッサージ屋から出ていく。
次に奥から店長が出てくた。
店長「……キミ、なんてことをしてくれたのかね」
男「て、店長!!」
店長「あの方はかの有名な店の社長だ。まったく、無礼を働いたものだね」
男「……もしかして、俺はクビですか?」
店長「……いいや。お前には行ってもらいたいところがある」
ピラリ
男「こ、ここは!」
長「そこにいって揉まれてこい。一人前になるまで帰ってくんじゃねーぞ!」
王宮で働くことになった男、後にその男は商人おも凌ぐマッサージ師になるのだが、今は誰も知らない。
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奴隷になったサキュバス外伝4 追っかけ王子編
じいや(以下より じ)「探せぇー!決して逃がすなぁ〜!」
兵士A「くそっ、また王子が脱走しやがった!」
兵士B「なんで今日なんだよっ!今夜は妹ちゃんのお姉さんの初お披露目ライブなのにっ!」
兵士C「全国ツアー中に発表された新曲、「私は姉を超えてみせるっ!!」に出てくるお姉さんだもんなぁ。あの気合の入った歌い方、半端じゃなかったぜ!」
兵士A「ああ、『絶対に負けたくないっ!』って気持ちがビシバシ伝わってくる歌だった。妹ちゃんがそんなに負けたくないお姉さんとか、すげー気になってんのにっ!」
兵士B「これでライブに行けなかったら一生王子を恨む!」
兵士C「しかし、これだけ大勢で王宮を探しても見つからないってどうゆうことだ?どこかに隠し通路があるんじゃないか?」
兵士D「……なぁ、いっそライブ会場の前で待ち伏せてた方が確実に捕まえられんじゃない?」
兵士A「何言ってんだお前は!王子がライブに行くはず無いだろうが!!」
兵士B「ここの兵士の7割がライブに行きたいって思ってんのに、自分だけライブに行こうとか、どうかしてるぜ!」
兵士C「お前は黙って王子を探せ!」
兵士D「……えー (´・д・`)」
そんな王宮の上空、ハングライダーを使い王宮を脱走した王子はライブ会場へと向かっていた。
王子(以下より お)「この情報が正しければ今夜の妹のライブに僕を怒らせたサッキュンさんが現れるはずだ。そこを狙って今度こそサッキュンさんに罪を償ってもらうのだ!……いつもいつも邪魔してくる妹がいるライブに足を運ぶのは気に障るが、会場で歌っている間は邪魔もできまい。今日こそ決着をつけるっ!」
そして王子はライブ会場へ到着。
お「ふぅ、なんとか間に合っようだ。……うむ、変装は完璧。侵入用の道具も持った。婚約指輪も……ある。あとは……妹が歌っているのを確認したら、行動開始だっ!」
で、ライブ会場に妹?が登場
妹さっきゅん?『みんなぁーげんきぃ〜?』
ファンの皆さん「げんきぃぃいいいい!!!」
妹?『よあったぁ〜。みんなが元気でわたしはベリーハッピィー!!』
フ「ふぉおおお僕たちもベリーハッピーだよぉぉおおおお!!」
妹?『おっけぇい!じゃあ始めはこの曲からいっくよぉ〜!」
フ「ふぉおおお!!」
お「……ふむ、予定通り妹は歌っているな。サッキュンさんは舞台裏か、楽屋か。舞台裏は人も大勢いるし、まずは楽屋から責めてみるか。……しかし、今日の妹はいつも以上に輝いてるな。まぁ、どうでもいいが」
王子、楽屋へ移動中
お「……思った以上に警備が厳重だった。さて、サッキュンさんは楽屋に……いない。となると舞台裏か。よしっ、さっそく移動して---」
ドンッ
???「きゃっ!」
お「おっと失礼、お怪我はありませんか?お嬢さん」
???「え、ええ。……って、そうじゃないっ!早く着替えないと!」
バタン
お「……あの娘、サッキュンさんの楽屋に入ったぞ。……もしやっ、さっきの娘がサッキュンさん!?しまったぁ〜!初めてあった時から一度もお会いしてないせいか、サッキュンさんだとわからなかったぁ〜!」
バタン
サッキュン?「メイクさんいないじゃない!もぉ、どうしてこんな時に限って誰もいないのよっ!」
お「……すまんが、少しよろしいかな?」
サ?「なによっ!……って、さっきぶつかった人?あなた、ここのスタッフなら今すぐメイクさん呼んで---」
お「僕はスタッフなどではない。……この顔に見覚えはないかな?」
サ?「見覚えって……あー!」
お「覚えているなら話は早い。以前僕に会ったことを思えてるだろうか?」
サ?「え、ええ。インパクトあったし、よく覚えてるわよ。あんな列熱な求婚、忘れるはずないじゃない(もじもじ」
お「それなら話しは早い。なら、一緒に王宮に来てもらおう。この僕をあそこまで怒らせたのだ。この罪、結婚して償ってもらうぞ、いいな?」
サ?「(カァ〜////)な、何度も言ってるけど私はアイドルで、ファンがいるからって今は無理だってあれほど---」
ワァァァアアア!
お「……どうやら一曲目が終わったようだな。仕方ない、ライブが終わるまで返事は待ってやる!早く行け、今日は大事な日なのだろう?」
サ?「え、ええ。……ねぇ、今日の一曲目さ、あなたのために歌ってあげるから、聞いてくれる?」
お「……もちろんだ」
王子、ライブ会場に移動
おデブな商人『さて皆様、そろそろ妹の姉、サッキュンを見たいと思いませんか?』
ファン一同「見たーい!!!」
お「……よかった、まだサッキュンさんは会場に出てきてないようだな」
デ『そうですかそうですか。……しかし残念です、どうやら皆様の目は節穴のようだ(ニタァ』
ファンA「は?どうゆうことだ?」
ファンB「なんで俺たちの目が節穴なんだよっ!」
ファンC「ちょっと待て!……この展開、以前妹ちゃんが客席から登場した時と似てるぞ。もしかしたら今もこの近くに……」
ガヤガヤ
デ『ああ、やはり皆様の目は節穴のようだっ!妹の姉、サッキュンは先程からわたしの隣に立っているというのにっ!!』
お「……なん、だと?」
ファンA「おいおい、隣に立ってるのはさっきまで歌ってた妹ちゃんだろ?」
ファンB「そうだぜ。声も踊りも間違いなく妹ちゃんだった。この会場にいるファン全員を騙せるはずかねぇ!」
ファンC「そうだそうだっ!それに、今日はいつも以上のクオリティで完璧に仕上げてきた妹ちゃんにも失礼だぞ!」
ブーブー!
デ『……仕方ありませんね、では証明しましょう。皆様が妹と思っていたアイドルが、サッキュンであることを!』
次の瞬間、妹さっきゅん?はツインテールを解き、溢れんばかりのオーラを撒き散らす。
サ『ご紹介に与りました、サッキュンと申します。以後お見知りおきを(アイドルゥゥゥ)』
ファンA「な、なんだこのアイドルオーラはっ!妹ちゃんとは桁違いだっ!!」
ファンB「よく見たら胸の大きさが全然違うじゃねーか!雰囲気に飲まれて全然気づかなかった!」
ファンC「や、やべぇ……俺、思わず膝ついて拝んじまいそうだぜ」
ガヤガヤ ガヤガヤ
サ『静まりなさい!(カリスマァァァ)』
シーン
デ『……さて、誤解が解けた所で本物の妹に登場してもらいましょう!さぁ妹よ、現れるのですっ!』
プシュー
ライプステージが白い煙で包まれる。
お「う、嘘だ!ではまたこういうことなのか?サッキュンさんだと思ってたら、実は妹に求婚してました、だと!?こんなの、いつもと同じじゃないかっ!」
???『みんなぁ〜?どうして偽物だってわかんなかったのかなぁ〜?』
ファンA「こ、この声は!」
ファンB「間違いねぇ!この耳の奥にしっくりとくる感じ、本物の妹ちゃんだ!」
ファンC「妹ちゃ〜ん!!」
妹『うんうん、みんなの声がよく聞こえるよぉ。じゃあここは一発、本物の力、見せちゃおっかなぁ〜?』
ファン一同「みせてー!!」
妹『オッケー!それじゃあみんなついてきてっ!いくよ?』
ブワッ!
ステージを隠していた白い煙が霧散し、中央には妹さっきゅんが立っている。
妹『記念すべき一曲目ぇ!「私の大好き、伝えたいっ!」』
ファン一同「ふぉぉおおおおお!!!」
お「…………」
兵士A「あっ、王子探しましたよ!お〜い、王子を見つけたぞぉ!!」
兵士B「え?マジでライブに王子がいたの?」
兵士C「おっ、本当だ!アイツの言った通りだわ!!」
他の客を押しのけ、王宮の兵士が王子を取り押さえる。
お「……おお、お前たち。僕を探しに来たのか、ご苦労」
兵士A「本当ですよ!こんな大切なライブがある日に逃げ出すとか、正直やめてほしいです!!」
兵士B「そうですよ!もしライブに間に合わなかったら王子の寝首をかく所でした!」
兵士C「今回はじいやさんを説得して兵士の7割を外で探させるよう説得できたからいいものの、今度やったらマジで謀反起こしますからね!」
お「お前たち、反逆罪で首を跳ねられたいのか?……まぁいい。すまんが、このライブが終わるまでここにいさせてはくれないか?」
兵士A「いいですよ。もともとライブ終わってから王子探すつもりでしたし」
兵士B「それに、今更帰れと言われても、ここに来ている兵士は一人も帰らないと思いますよ?」
兵士C「王子はライブが終わってから見つかった。それでいいじゃないですか」
お「……お前たち」
ライブが終わったあと、王子は王宮に搬送され、じいやにしこたま怒られた。
しかし王子にはじいやの言葉など入ってこない。
耳に残るのは妹のデビュー曲『私の大好き、伝えたいっ!』
その曲が脳内で何度も再生され、気がつくと妹のことを考えるようになっていた。
これが恋だとわかるのは、まだ先である。
14/06/03 18:53更新 / バスタイム