お姉さんの本心
「それはたぶんインキュバス化ね！」
「インキュバス化？」
俺が牧場に来てからはや３日が過ぎた。
もう牧場での暮らしにも大分馴れたもので、ホルスタウロスたちもずいぶん俺になついてくれた。
そんな俺は今、最近の俺の変化について何気なくリミアさんに相談してみると、インキュバス化と言う聞きなれない答えが返ってきて少し戸惑ったがリミアさんは少し嬉しそうに続けて教えてくれた。
「インキュバス化って言うのはね、男の子が精液を搾られるのに適した存在に変化していく事を言うのよ。
具体的には
・精をどんなに搾られても死ぬことも枯れることも無く、魔物娘の求めるまま精をだし続けることが出来る
・男性も魔物娘との交わりによって生きるためのエネルギーを精製することができる
・魔物娘の性欲を自然と刺激し満足させる交わりを本能的に行うことが出来るようになる
・魔物化によって身体能力や生命力や魔力が向上する
等があるわね。」
リミアさんが丁寧に教えてくれる。
その様子はなぜかとても嬉しそうだ。
「そんなことが起こるんですか、、、ところで何でそんなに嬉しそうなんですか？」
率直な疑問を投げかけてみた。
「そりゃあねぇ！インキュバス化は本来はもっともっと時間がかかるものなのよ！1年や2年は普通にね！人によっては10年や20年かかる事だってあるのよ！
それをあんたはたった数日で引き起こすなんて！天才よ！天才！」
「そ、、、そうなんですか、、、」
なんだか嬉しいような嬉しくないような才能のが開花してしまったようでだいぶ戸惑う。
「しっかしホントに凄いわよ！こんな短い時間でインキュバス化するなんて、、、
もしかして！もう心に決めた娘でもできたの！？」
「、、、え？どういう事ですか？」
突然意味深な事を言われて戸惑ってしまう。
「一般的にインキュバス化は魔物娘と人間が結ばれる際によく発生するって言われてるわ。もしかしたらもうあんたにそれくらい好きな娘が出来たのかなって。」
突然恥ずかしい事を言われてしまい、さっきまでとは別の戸惑いがやってくる。
「いやいや、、、あの娘たちは言わば商売道具ですよ？あの娘たちと結婚なんて、、、」
頭をふって否定する。
しかしそう言われるとどうにも頭によぎってくる、、、結ばれるという言葉、、、
なんだかむず痒いと言うか、なんと言うかもどかしい感情になる。
「あら？なんで？」
どうやらリミアさんは俺の否定を不思議そうに思っているようだ。
「私はあの娘たちの誰かと結婚してはダメなんて言った覚えは無いわよ？
むしろ逆、あの娘たちの誰かと添い遂げて欲しいのよ？」
「そ、そんなむちゃくちゃな、、、」
これも魔物娘と人間の価値観の違いなのだろうか、、、
世界が違いすぎて頭がクラクラしてくる。
「まぁ無理にとは言わないけど覚えておいて、、、
ここは人間界ではなくて魔界なの。人間界の倫理観なんて要らないわ。自分の気持ちに素直になりなさい。
好きになったなら種族も世界も性別すらも関係ない。それが魔界よ。
それだけは忘れないでね。」
リミアさんは軽くウインクしながら何やら凄いことを口走っている。
午後
俺はホルスタウロスたちがいつものように原っぱで昼寝してるのを見守っていた。
最近まで飼育係がいなくて彼女たちも欲求不満だったようだが、結構ミルク絞りを頑張ったのでそれも大分落ち着いてきたようでひと安心だった。
ドッシーーーン！！ドッシーーーン！！
ベキベキベキベキ！！！
約１名を除いて、、、
「、、、あのー、ボニーさん？」
激しい音の方向には決まってボニーがいる。
ボニーが地面に向かってその大きい拳を叩きつけたり、そこら辺の木に向かってホールドを決めたりしているのだ。
お陰でそこら辺の地面がえぐれたり、木が薙ぎ倒されてたりするえらい状況になってしまっている。
「、、、バッタちゃんっ！、、、」
むりゅりっ
「っ！！ボニーっ！」
ここ最近ボニーの顔はいつも赤く熱く高揚している。そして俺に向かってそのでかすぎるおっぱいを押し付けるという行為もよく行う。
典型的なホルスタウロス娘の発情のサインだ。
確かにボニーは初日にしかミルク絞りを行っていないので、改めて絞ってほしい気持ちもわかる。
しかし
「、、、！！も、もぉん、、、」
決まってボニーはその後に俺を残してその場を去ってしまう。
後に残るのは押し付けられたおっぱいに魅了された惚ける俺のみとなっている。
そんなことが何度かあった。
夜
全ての仕事を終えた俺はシャワーを浴びてベットに横になる。
天井をぼんやりと眺めながら今日リミアさんから言われた事を思い返してみる。
俺はインキュバス化してきている。
それは魔物娘と人間が結ばれる際によく発生するという。
自分の気持ちに素直になれ。
「、、、、、」
できる限り素直になってみた俺の心に一人のホルスタウロス娘が現れる。
ボニー
頭のなかに彼女の事がよぎる。
彼女の優しい女神のような笑顔が、さらさらとした長い綺麗な髪の毛が、押し潰されてしまうほどに異常なほど大きいおっぱいが、俺の頭によぎる。俺の頭で踊っている。
俺ははやり、未だに彼女との最初の交わりが忘れられない。
押し潰され殺されるかと思うほどの激しく濃厚な交わり
人間の女性では決して味わうことのできない禁断の交わり
聖母のような優しさの彼女のもつ悪魔的な一面
いや、それだけではない。
彼女はマイペースで自由なホルスタウロスの中でみんなのためにリミアさんを手伝う一面もある。
他のホルスタウロスみんなが寝てる中朝早くから干し草を用意したり、だれか困ってる人がいたら駆け寄って助けてくれる。
ボニーは見た目だけでなく中身までみんなのお姉さんだった。
俺はそんな彼女を凄いと思っていた。尊敬していた。
そんなことが俺の頭にすぅっとよぎってくる。
何度でも何度でも、よぎってくる。
恐らく俺はどうしようもなく彼女に引かれているんだと確信した。
この気持ち、彼女に伝えたい。
素直になって、彼女に伝えたい。
もう一度、彼女と話がしたい。
もう一度、彼女と交わりたい。
気がついたとき、俺は外へ跳び出していた。
導かれるようにおれは牛舎の前に訪れた。
今の俺にはボニーの事しか頭にない。
ボニーに会いたい
その１つだけが俺の頭にあった。
今の俺の行動理念だった。
そして牛舎のドアを開けようとしたとき、、、
俺はひとつの違和感に襲われた。
この中にボニーはいない、、、
なぜだかは分からない、分からないが俺の中にはなぜか確信があった。
この中にボニーはいない。
同時に、ある方向からまた別の違和感に襲われる。
こっちにボニーがいる。
俺の後ろ、、、普段ホルスタウロスたちが昼寝している原っぱの方向、、、その方向から謎の違和感が襲ってきた。
なぜか確信に近いその違和感
俺はその違和感に導かれるまま歩き出した。
歩きながらこの違和感の正体について考えると、ひとつの心当たりがある。
俺のインキュバス化
インキュバスになりつつある俺が精を搾られるべき相手を
精を献上するべき相手を
自らと添い遂げるべき相手を
俺に教えているのだろうか、、、
謎の違和感に導かれるまま歩いていると、どこからともなく声が聞こえる。
バッタちゃん、、、
ん、、、バッタちゃん、、、
その声は俺の名前を呼んでいる。
俺の名前を、、、ときおりくぐもらせながら呼んでいる。
俺はその声に聞き覚えがある。
妙に色っぽいそのメスのような声に、どこか切なく俺を呼ぶ声に、静かに激しく俺を求めるようなその声に、、、
違和感に導かれるまま、俺を呼ぶ声に導かれるまま、俺はあるいていく。
進んだ先に待っていたのは
「もぅ♥バッタちゃん♥、、、バッタちゃん♥♥♥あっ、、、あっ♥もー♥もー♥♥♥」
「、、、、っ！」
みんなが普段昼寝をしている原っぱに１人、月明かりに照らされながら淫らに自慰に勤しむホルスタウロスがいた。
ボニーだ
ボニーが俺の名前を叫びながら激しく自慰をしている。
左手で自分の大きい大きい胸を揉みしだき、右手で秘部を弄っている。
胸からは立派なホルスタウロスらしく母乳が滴り、秘部からは下品なメス豚のように愛液を滴らせてオナニーをしている。
「ん♥ん♥ん♥バッタちゃん、、、だめぇ♥あっ♥んもぅ♥♥♥バッタちゃぁぁん♥」
俺は既に数メートル先まで近づいている。
視線にはいれば絶対に気がつく距離にいる。
ボニーのオナニーをみて自然と俺の息もあらくなっている。
なのにボニーは気がつかない。
それほどオナニーに夢中になっている。
周囲のことがまるで分からないくらいにオナニーに夢中になっている。
俺にはそれが自分自身を攻撃しているように見えた。
まるでリストカットをしているかのように悲しく淫らに美しく見えていた。
このままずっと見ていたいほど美しい光景に俺は一歩ずつ踏み込んでいき
「ボニー、、、」
「！！」
淫らに乱れ続けているメス豚のような牛に声をかける。声をかけてしまう。
「バッタちゃん！なんでぇ♥、、、あっ♥あっ♥
もぅ！だめぇ！みない、、、でぇ♥もぅ！もぅ♥♥♥」
彼女は自慰の手を止めなかった。
止めることが出来なかった。
むしろ逆、俺がみているという事実にさらに興奮しエスカレートしていく。
「もぉぉぉぉぉう♥♥♥
バッタちゃぁん、、、どうしてぇ、ここにぃ♥」
俺のみている前でボニーはついに絶頂に達する。
辺りに母乳と愛液がスプリンクラーのように散らばる。
その余韻に浸りながら彼女は俺を惚けた瞳で睨み付ける。
「おれは、、、」
胸の鼓動が張り裂けそうなくらい高鳴る。
ひどい吐き気をもよおすような緊張感が湧いてくる。
喉が渇き汗が吹き出す。
俺は深呼吸をひとつして、、、
「ボニーに会いたかった。」
そう言った。
「！！もぅ♥もぅ♥もぅ♥♥♥それって！！！どういうこと♥」
ボニーの指が再び動き出し、彼女を苛める。
自らが与える快楽を制御できないまま、彼女は俺に問いかける。
「ボニー、俺からも教えてくれ。
なんでそんなになるまで我慢してたんだ？
どうして、俺を求めてくれなかったんだ？
なぁ、、、ボニー、、、」
俺は自分の心に鞭を打って聞き返す。
気をしっかり保ち、真っ直ぐに彼女を見据えて、訪ね返す。
「だってぇ♥だってぇ！あなたを独り占めには出来ないし！バッタちゃんはみんなの飼育係だしぃ！」
「みんなの飼育係ならボニーの飼育係でもあるだろ！
お前が我慢することで俺が辛いんだよ！
俺はお前の飼育係なんだから！俺に頼ってこいよ！」
「！！もぉぉぉぉぉう♥♥♥
それに、、、それにぃ！これ以上あなたを好きになると！握りつぶしちゃう！
抱き締めたら！あなたを潰して殺しちゃう！」
「、、、なんだと、、」
「人間の、、、貴方の体は脆い、、、
ついうっかり強く抱き締めただけで貴方を壊してしまうかもしれないじゃない！」
「インキュバス化？」
俺が牧場に来てからはや３日が過ぎた。
もう牧場での暮らしにも大分馴れたもので、ホルスタウロスたちもずいぶん俺になついてくれた。
そんな俺は今、最近の俺の変化について何気なくリミアさんに相談してみると、インキュバス化と言う聞きなれない答えが返ってきて少し戸惑ったがリミアさんは少し嬉しそうに続けて教えてくれた。
「インキュバス化って言うのはね、男の子が精液を搾られるのに適した存在に変化していく事を言うのよ。
具体的には
・精をどんなに搾られても死ぬことも枯れることも無く、魔物娘の求めるまま精をだし続けることが出来る
・男性も魔物娘との交わりによって生きるためのエネルギーを精製することができる
・魔物娘の性欲を自然と刺激し満足させる交わりを本能的に行うことが出来るようになる
・魔物化によって身体能力や生命力や魔力が向上する
等があるわね。」
リミアさんが丁寧に教えてくれる。
その様子はなぜかとても嬉しそうだ。
「そんなことが起こるんですか、、、ところで何でそんなに嬉しそうなんですか？」
率直な疑問を投げかけてみた。
「そりゃあねぇ！インキュバス化は本来はもっともっと時間がかかるものなのよ！1年や2年は普通にね！人によっては10年や20年かかる事だってあるのよ！
それをあんたはたった数日で引き起こすなんて！天才よ！天才！」
「そ、、、そうなんですか、、、」
なんだか嬉しいような嬉しくないような才能のが開花してしまったようでだいぶ戸惑う。
「しっかしホントに凄いわよ！こんな短い時間でインキュバス化するなんて、、、
もしかして！もう心に決めた娘でもできたの！？」
「、、、え？どういう事ですか？」
突然意味深な事を言われて戸惑ってしまう。
「一般的にインキュバス化は魔物娘と人間が結ばれる際によく発生するって言われてるわ。もしかしたらもうあんたにそれくらい好きな娘が出来たのかなって。」
突然恥ずかしい事を言われてしまい、さっきまでとは別の戸惑いがやってくる。
「いやいや、、、あの娘たちは言わば商売道具ですよ？あの娘たちと結婚なんて、、、」
頭をふって否定する。
しかしそう言われるとどうにも頭によぎってくる、、、結ばれるという言葉、、、
なんだかむず痒いと言うか、なんと言うかもどかしい感情になる。
「あら？なんで？」
どうやらリミアさんは俺の否定を不思議そうに思っているようだ。
「私はあの娘たちの誰かと結婚してはダメなんて言った覚えは無いわよ？
むしろ逆、あの娘たちの誰かと添い遂げて欲しいのよ？」
「そ、そんなむちゃくちゃな、、、」
これも魔物娘と人間の価値観の違いなのだろうか、、、
世界が違いすぎて頭がクラクラしてくる。
「まぁ無理にとは言わないけど覚えておいて、、、
ここは人間界ではなくて魔界なの。人間界の倫理観なんて要らないわ。自分の気持ちに素直になりなさい。
好きになったなら種族も世界も性別すらも関係ない。それが魔界よ。
それだけは忘れないでね。」
リミアさんは軽くウインクしながら何やら凄いことを口走っている。
午後
俺はホルスタウロスたちがいつものように原っぱで昼寝してるのを見守っていた。
最近まで飼育係がいなくて彼女たちも欲求不満だったようだが、結構ミルク絞りを頑張ったのでそれも大分落ち着いてきたようでひと安心だった。
ドッシーーーン！！ドッシーーーン！！
ベキベキベキベキ！！！
約１名を除いて、、、
「、、、あのー、ボニーさん？」
激しい音の方向には決まってボニーがいる。
ボニーが地面に向かってその大きい拳を叩きつけたり、そこら辺の木に向かってホールドを決めたりしているのだ。
お陰でそこら辺の地面がえぐれたり、木が薙ぎ倒されてたりするえらい状況になってしまっている。
「、、、バッタちゃんっ！、、、」
むりゅりっ
「っ！！ボニーっ！」
ここ最近ボニーの顔はいつも赤く熱く高揚している。そして俺に向かってそのでかすぎるおっぱいを押し付けるという行為もよく行う。
典型的なホルスタウロス娘の発情のサインだ。
確かにボニーは初日にしかミルク絞りを行っていないので、改めて絞ってほしい気持ちもわかる。
しかし
「、、、！！も、もぉん、、、」
決まってボニーはその後に俺を残してその場を去ってしまう。
後に残るのは押し付けられたおっぱいに魅了された惚ける俺のみとなっている。
そんなことが何度かあった。
夜
全ての仕事を終えた俺はシャワーを浴びてベットに横になる。
天井をぼんやりと眺めながら今日リミアさんから言われた事を思い返してみる。
俺はインキュバス化してきている。
それは魔物娘と人間が結ばれる際によく発生するという。
自分の気持ちに素直になれ。
「、、、、、」
できる限り素直になってみた俺の心に一人のホルスタウロス娘が現れる。
ボニー
頭のなかに彼女の事がよぎる。
彼女の優しい女神のような笑顔が、さらさらとした長い綺麗な髪の毛が、押し潰されてしまうほどに異常なほど大きいおっぱいが、俺の頭によぎる。俺の頭で踊っている。
俺ははやり、未だに彼女との最初の交わりが忘れられない。
押し潰され殺されるかと思うほどの激しく濃厚な交わり
人間の女性では決して味わうことのできない禁断の交わり
聖母のような優しさの彼女のもつ悪魔的な一面
いや、それだけではない。
彼女はマイペースで自由なホルスタウロスの中でみんなのためにリミアさんを手伝う一面もある。
他のホルスタウロスみんなが寝てる中朝早くから干し草を用意したり、だれか困ってる人がいたら駆け寄って助けてくれる。
ボニーは見た目だけでなく中身までみんなのお姉さんだった。
俺はそんな彼女を凄いと思っていた。尊敬していた。
そんなことが俺の頭にすぅっとよぎってくる。
何度でも何度でも、よぎってくる。
恐らく俺はどうしようもなく彼女に引かれているんだと確信した。
この気持ち、彼女に伝えたい。
素直になって、彼女に伝えたい。
もう一度、彼女と話がしたい。
もう一度、彼女と交わりたい。
気がついたとき、俺は外へ跳び出していた。
導かれるようにおれは牛舎の前に訪れた。
今の俺にはボニーの事しか頭にない。
ボニーに会いたい
その１つだけが俺の頭にあった。
今の俺の行動理念だった。
そして牛舎のドアを開けようとしたとき、、、
俺はひとつの違和感に襲われた。
この中にボニーはいない、、、
なぜだかは分からない、分からないが俺の中にはなぜか確信があった。
この中にボニーはいない。
同時に、ある方向からまた別の違和感に襲われる。
こっちにボニーがいる。
俺の後ろ、、、普段ホルスタウロスたちが昼寝している原っぱの方向、、、その方向から謎の違和感が襲ってきた。
なぜか確信に近いその違和感
俺はその違和感に導かれるまま歩き出した。
歩きながらこの違和感の正体について考えると、ひとつの心当たりがある。
俺のインキュバス化
インキュバスになりつつある俺が精を搾られるべき相手を
精を献上するべき相手を
自らと添い遂げるべき相手を
俺に教えているのだろうか、、、
謎の違和感に導かれるまま歩いていると、どこからともなく声が聞こえる。
バッタちゃん、、、
ん、、、バッタちゃん、、、
その声は俺の名前を呼んでいる。
俺の名前を、、、ときおりくぐもらせながら呼んでいる。
俺はその声に聞き覚えがある。
妙に色っぽいそのメスのような声に、どこか切なく俺を呼ぶ声に、静かに激しく俺を求めるようなその声に、、、
違和感に導かれるまま、俺を呼ぶ声に導かれるまま、俺はあるいていく。
進んだ先に待っていたのは
「もぅ♥バッタちゃん♥、、、バッタちゃん♥♥♥あっ、、、あっ♥もー♥もー♥♥♥」
「、、、、っ！」
みんなが普段昼寝をしている原っぱに１人、月明かりに照らされながら淫らに自慰に勤しむホルスタウロスがいた。
ボニーだ
ボニーが俺の名前を叫びながら激しく自慰をしている。
左手で自分の大きい大きい胸を揉みしだき、右手で秘部を弄っている。
胸からは立派なホルスタウロスらしく母乳が滴り、秘部からは下品なメス豚のように愛液を滴らせてオナニーをしている。
「ん♥ん♥ん♥バッタちゃん、、、だめぇ♥あっ♥んもぅ♥♥♥バッタちゃぁぁん♥」
俺は既に数メートル先まで近づいている。
視線にはいれば絶対に気がつく距離にいる。
ボニーのオナニーをみて自然と俺の息もあらくなっている。
なのにボニーは気がつかない。
それほどオナニーに夢中になっている。
周囲のことがまるで分からないくらいにオナニーに夢中になっている。
俺にはそれが自分自身を攻撃しているように見えた。
まるでリストカットをしているかのように悲しく淫らに美しく見えていた。
このままずっと見ていたいほど美しい光景に俺は一歩ずつ踏み込んでいき
「ボニー、、、」
「！！」
淫らに乱れ続けているメス豚のような牛に声をかける。声をかけてしまう。
「バッタちゃん！なんでぇ♥、、、あっ♥あっ♥
もぅ！だめぇ！みない、、、でぇ♥もぅ！もぅ♥♥♥」
彼女は自慰の手を止めなかった。
止めることが出来なかった。
むしろ逆、俺がみているという事実にさらに興奮しエスカレートしていく。
「もぉぉぉぉぉう♥♥♥
バッタちゃぁん、、、どうしてぇ、ここにぃ♥」
俺のみている前でボニーはついに絶頂に達する。
辺りに母乳と愛液がスプリンクラーのように散らばる。
その余韻に浸りながら彼女は俺を惚けた瞳で睨み付ける。
「おれは、、、」
胸の鼓動が張り裂けそうなくらい高鳴る。
ひどい吐き気をもよおすような緊張感が湧いてくる。
喉が渇き汗が吹き出す。
俺は深呼吸をひとつして、、、
「ボニーに会いたかった。」
そう言った。
「！！もぅ♥もぅ♥もぅ♥♥♥それって！！！どういうこと♥」
ボニーの指が再び動き出し、彼女を苛める。
自らが与える快楽を制御できないまま、彼女は俺に問いかける。
「ボニー、俺からも教えてくれ。
なんでそんなになるまで我慢してたんだ？
どうして、俺を求めてくれなかったんだ？
なぁ、、、ボニー、、、」
俺は自分の心に鞭を打って聞き返す。
気をしっかり保ち、真っ直ぐに彼女を見据えて、訪ね返す。
「だってぇ♥だってぇ！あなたを独り占めには出来ないし！バッタちゃんはみんなの飼育係だしぃ！」
「みんなの飼育係ならボニーの飼育係でもあるだろ！
お前が我慢することで俺が辛いんだよ！
俺はお前の飼育係なんだから！俺に頼ってこいよ！」
「！！もぉぉぉぉぉう♥♥♥
それに、、、それにぃ！これ以上あなたを好きになると！握りつぶしちゃう！
抱き締めたら！あなたを潰して殺しちゃう！」
「、、、なんだと、、」
「人間の、、、貴方の体は脆い、、、
ついうっかり強く抱き締めただけで貴方を壊してしまうかもしれないじゃない！」
17/06/17 06:50更新 / J2
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