『ある意味究極の・・・・』 |
ここはアトワー郊外の山林部。その森の中の一角にある家である意味悲劇、ある意味愛物語が始まろうとしていた・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・ 「ん〜・・・・・グガァー・・・・・・」 その日の朝・・・・長男坊の【マック(上から5番目)】は相変わらず朝ごはん時にも寝ていた。 と、そこへ・・・ 「ちょっと、ねえさん【達】、私ら【年下組】が起こすから下にいてよっ!!」 「何言ってるの、【シィ】。それは私達の最大権利なのよ? あんたらは大人しく座ってまってろや。」 「なにをうっ!! いくら【ラック】姉さんでも・・・あたしと【イル】は容赦しないよっ!!」 小柄な娘【シィ(末っ子)】が男言葉を使ったハキハキとした印象の娘【ラック(上から3番目)】と睨み合い。 ・・・その横から釣り目の娘【レイド(イムと双子、上から6番目)】が、その隣でのほほんとしている【イム(レイドと双子、上から7番目)】と肩を組んでラックに人差し指を立てていた・・・ 「・・・あぅぅぅ・・・喧嘩はよくないよぉ・・・」 「・・・・ふふっ、早くしないと・・・・【レイ】のご飯たべられなくなっちゃうわよ?」 『っ!?』 アタフタして両手を上下に振っているのは【リエル(上から4番目)】。 そして左手を頬につけて微笑んでいるのは【ニク(一番上)】。 ・・・そして先ほどニクの口から出てきたのが【レイ(2番目)】。 余談だが・・・レイの料理は店で出るレベルに引けを取らぬほどのおいしさである。 さらに余談だが・・・・姉妹全員D以上である。なにが・・とは言わない。・・・ほんとに余談だが・・・・ それが食べれないといわれた瞬間・・・ 姉妹に電撃が走った・・・・ 「・・・み、みんなで起こしましょう♪」 『賛成〜』 慌てたラックが全員で起こすという意見をだし・・・姉妹議会で満場一致の表を得た。 「では・・・♪」 レイドがドアを開けようとノブを・・・・ 「・・・何してんの? あんたら・・・・」 ・・・・残念っ! マックはおきていたっ!! その後悔しい顔した姉妹が下の階へ移動し、待たされたレイの機嫌をとりながら朝食を食べたのだった・・・ なぜこんなにも人が多いのか? ・・・答えはマックの父親にある。父は・・・・3回女性と結婚し、3回逃げられた。 そしていづれの母親も子供をおいていった。 ・・・ゆえに大家族。・・・しかも女7人男1人。 ・・・ちなみに父親は4度目の結婚をして・・・・どこかに逃げていった。夫婦で。 ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・ 「ふふっ、いてきますね。マック♪」 ニクが修道服に身を包みニコッと微笑んで家をでた・・・ 「んじゃぁ、いってくらぁ。マック、ケツ綺麗にして帰り待ってろ♪」 ラックが魔術師が着るような服を着て・・・マックの処女強奪宣言する。 ・・・とかといつも未遂で終わっているし、マックにその趣味はない。 「あぅぅぅ・・・いつもラックがコンナんでごめんね、マック・・・それじゃ、いってきます・・・♪」 リエルが剣士の装備に身を包みラックの肩を掴んで連行していった・・・・ 「じゃああたし達も行くよイム。今週は教え子のガキどもより早くいかなきゃっ!・・・・ま、マック・・・い、いってきます///」 「うん・・・んふふ♪ マックいってきまーす♪」 教職員が身につけるような衣装に二人は身を包み出かけていた・・・・ 「はぁ・・・蔵書整理がめんどくさいですが・・・マック兄さん・・・いってきます♪」 シィが司書の服を着て出かけていった・・・・溜息吐いた後にマックに笑顔で挨拶して・・・ ・・・家に残るは・・・・マックとレイ。 「んじゃ・・・やりますか。」 「ですね♪」 と、にこやかな笑顔でエプロンをヒラリとさせるレイはマックとともに家の中へ入っていった・・・・ ちなみにレイの家事スキルは・・・・・もう家政婦並みであった。 ・・・それぞれ姉妹は出かけていき、その日の夕方に再び合流し、晩御飯をともにした。 そして各々の部屋へ戻り、それぞれの時間を堪能していた・・・・ そしてマックはというと・・・ 「神様・・・・感謝します。」 ・・・天に祈っていた。 「ボインな姉妹に愛されて・・・囲まれて・・・楽園に住まわせてもらって・・・」 ・・・どうしようもない祈りだった・・・ 「でも・・・足りない・・・足りないのです。もっと・・・こう・・・そうっ!」 握っていた手を解し、胸の前で握りこぶしを作り・・・目を見開いてっ! 『もっと【スライム】みたいな・・・・ドロドロな関係がほしいんです!!』 ・・・・最低な叫びであった・・・・ だが・・・ 「・・・ん?・・・なんか空が暗い・・・っ?!」 ふと・・・足元が暗くなり何事かと上をみた・・・・ マックは絶句した。なぜなら・・・ 「よぅし! 君のその願い・・・・かなえてあげるわっ!!」 ・・・真っ白な毛や羽や尻尾をした綺麗なサキュバス・・・【リリム】がいた。 ・・・ここは親魔領なので魔物はさほど珍しくないが・・・ ・・・リリムがきた・・・ 「・・・あら? お〜い? もしも〜し?」 リリムのお姉さんはマックの目の前まで降りてきて手を顔の前で振る・・・ 「っは?!・・・な、なんでリリムが・・・」 「えっ?・・・・だってココラで物凄い淫気を感じたから・・・」 ・・・よんだのはマックでした。 「んで・・・君のその願い。(とても面白そうだから)かなえてあげる♪」 『みんな【スライム】にって願い。』 「・・・え゛っ!?」 ・・・どうやらリリム様は勘違いをされたそうです・・・ 「ちょっちょっと、まっt」 「よぅし今夜はハッスルしちゃうわよぉぉぉ♪・・・・というわけで・・・明日の朝をお楽しみに♪」 そういうとリリス様はマックの額を人差し指でツンとつく。 ・・・その瞬間マックは意識を刈り取られたのだった・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・ 「・・・っぁ・・・あれ? 」 ・・・外が明るい・・・もう朝だ・・・・・っ!? 「そうだっ! リリム様は・・・・」 『な、なにこれぇぇぇ!!!?』 ・・・遅かった。 マックは急ぎ部屋を出て悲鳴の上がった方へ走っていくっ! そして・・・ 「大丈夫かっ!? 姉さん・・・た・・・ち・・・・?」 走り込んだ部屋・・・リビングでの景色・・・それは・・・ 「あら・・・ふふっ。スライムになっちゃったみたいね♪」「ねぇー♪」 「そう・・・ですね・・・私だけ服着てますが・・・」 「おぉう?! おもしれぇ!! プニプニしてるぜっ」 (たぶんしゃべり方からして・・・ ひとつの水溜りから二人出てるのが・・・ニク姉さんか・・・・クィーンスライム? んで・・・その隣のビショビショに濡れた服みたいなのを着ている・・・けど足元が不自然な水溜りになっているのが・・・レイ姉さんか・・・・えっと・・・ぬれおなご? だったかな? さらに隣・・・紫色の体の中に・・・珠が・・・・あれが・・・ラック姉さん・・・ダークスライム?) 「あぅぅぅ・・・泡でゴメンナサイ・・・・ゥゥ・・・ブクブク・・・」 「ちょっと・・・姉さん・・・しっかりしてっ!」 「んふふ〜面白〜い♪」 (アワアワしてるのが・・・リエル姉さんか・・・バブルスライムかよ・・・でも臭くないな? アワアワを窘めているのが・・・レイドか?・・・・ん〜・・・レッドスライム? でその隣で自分の体を突いて楽しんでいるのが・・・・イム?・・・・で、スライム?) ・・・そして部屋の片隅で震える小柄なスライムが・・・ 「・・・はぁ・・・なんで・・・こうなった・・・・・・はぁ・・・」 (・・・溜息の吐き方、量から察するに・・・・シィか・・・・シー・スライム・・・?) ・・・なんと一晩にして家族全員漏れなく【スライム種】になってしまっていた。 ・・・リリム様ハッスルしすぎです・・・・ 「・・・どうしてこうなった・・・」 「あら? おはよう。マック。」「はよー♪」 長女の一言で全員がマックの方を向く。・・・中々に怖い・・・ そして彼は全員から『朝ごはん』を強請られ・・・ たった数時間でインキュバスになったとさ・・・ ・・・食事が済むと・・・ 「・・・んでこれからどうしようか・・・・」 マックが悩んでいると・・・ 「あら、こうすればいいんじゃないかしら・・・ふふっ♪」 ・・・ニクの素敵な微笑み(白いモノが所々に・・・)から・・・魅力的な策が出てきて一同全員賛成するのであった・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・ ここはアトワー郊外の山林部。その森の中の一角にある家・・・を改築した料理屋【ウェット・ガールズ】がある。 そこでの売りは・・・従業員全員が家族であり、全員スライム系の魔物であるということだ。 オーナーは未だ顔を見たことがないが・・・マスターとして『クイーンスライム』が、コック長として『ぬれおなご達』が、ウェイターには『クイーンスライムの分体』数人と『全く匂わないバブルスライム達』がところ狭しと動いていた。 また時折同じ建物から出てくる『レッドスライムとスライム、ダークスライム』もいるが・・・彼女達は別の場所で何か仕事をしているようで・・・その後ろを『赤青黒の小さなスライム』が追いかけていた。 するとそれと入れ違いで建物に入っていくのは・・・『シースライムの親子』であった・・・ 貴方もスライムに興味があるなら一度行ってみるといい。 とても美味しい料理と【透き通った体のウェトイ達】が貴方の来店を心待ちにしていることだろう・・・・ 【fin】 |
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マックがオーナーですが、代わる代わる一人ずつに一週間犯されています・・・あれ? たしか7姉妹・・・ということは・・・(´・ω・`)マック乙
どうもjackryです。・・・人数がパネェっす・・・でも書いてて楽しかったかも・・・いかがでしたでしょうか? 11/06/10 00:11 じゃっくりー |