『わんこ? いいえ、アヌビスです…』 |
「…。」 ここは宵ノ宮の住宅の一つの家、子供はもう寝なければいけないほどの夜半のこと。 その家のとある部屋にて薄暗い蛍光灯に照らされた壁に飾った服 のらりを無表情で見つめる女性がいた。 「…明日は成人式、か。」 彼女はそんな呟きと共に目を瞑り溜息を一つ吐くと再びゆっくりと酷く緩慢な動きで瞼を上げて耳をピンと立てながらその服、【振袖】をしげしげと見つめる。 「…長かった、8年と10ヶ月15時間30分前のあの時に受けた衝撃。今でも忘れないぞ…アイツに逢ってからっ!」 ギュッ、と胸前に持ってきた彼女の種族特有のモフモフした手をガッツポーズのように握り決意を固めたその目にはまるで炎が揺らめくのではないかと言うほどに燃え上がっているのがありありと分かった。 「親の都合で大陸から越してきて右も左も分からない私に事細かに親切にしてくれたあの時から…いや、教壇に立って挨拶したあの時からっ!」 握り拳のまま彼女は穴が開いてしまうのではないかというほど振袖に対して熱の篭った視線で見続ける。 …尻尾はブルッと激しく揺らして。 「幾度も告白のチャンスがあったのにことごとく邪魔が入って失敗してしまっていたが…待っていろ、貞義(さだよし)っ! 絶対に私は明日お前を夫にしてみせるっ!」 酷く興奮した彼女はほとんど叫ぶようにして力強く誰に言うでもなく宣言すると着ていたワンピース…というよりネグリジェを翻して暖房の効いた部屋の明かりを消してベッドに横になってその日は眠りにつくのであった。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ そして当日。 まだ日があけて間もない為に体の心から底冷えする気温の中魔物、人問わず市立の総合運動施設内の宵ノ宮市で一番大きな建造物へゾクゾクと集まっていく。 「ふぁ〜…だるいわぁ…」 眠り目を擦りながら桃色の振袖に袖を通したピクシー。 「…終わったら家に来る?」 「っ…うん♪」 彼だろうと思われる男性と嬉しそうに紺色の振袖に袖を通して二人仲良く手を繋いで来たドッペルゲンガー。 「ちょ、ちょっと二人とも?! 歩きづらい…」 「速く成人式終わらせて…」 「たっぷりと可愛がってくださいまし♪」 黄色の振袖の二人の女性に挟まれるようにしてやってきた男性の両脇は天に向かって聳え立つ耳とそれぞれ腰から3本のフサフサな金色の尻尾があり妖狐か稲荷と思われる。 「ぅぁ〜…」 「お前はゾンビか? てか、大丈夫か?」 「う、さ、寒い…このまま…冬眠…」 翠色の振袖の上から幾重にも重ねた防寒着の端と振袖のお尻からから垂れ下がった尻尾からリザードマンと推測する彼女に心配そうに声をかける男性。 …彼女のほうは本当に今にも寝てしまいそうなほど足元がフラフラだ。 「へ、へっくしゅん!」 「あらら…大丈夫?(シュルル」 「っ! あ、ありがとう…」 尻尾が二本あるワーキャット…ネコマタの彼女は淡い桃色の振袖でちょっと寒そうにしている隣の彼の首元に自分の尻尾を器用に絡ませてより密着している。 「…なんか空しい。」 「奇遇ね、古里瀬さん。アタシもよ…」 青い振袖の妖狐は一人さびしく会場に入ろうとすると後ろから肩をポン、と叩かれそちらに振り向くとなんとも言えない表情をしたラミアの女性が… 二人は何か通じるものがあったのか視線を数秒交わすと微笑みあって二人肩で腕を組み合って並べて会場のなかへと消えていった。 そして… 「おはよう。」 「ん? おぉ、おはようさn………アヌビスなのに和服が中々様になっているじゃないか、オリビア。」 「っ! ほ、褒めても何も出さんぞ? 貞義。」 会場内のとある一角にスーツできめた男性数人がたむろっていたその場所へ漆を塗ったような黒い毛並みの彼女がその集団に混ざっていた目的の男性に挨拶をする。 するとそれに気を利かせた男性が不意に彼女の目的の男性との話題を断ち切って別な集団の輪へ加わろうと移動を開始した。 …終始笑顔で。 そしてその男性は挨拶もそこそこに彼女へと向き直ると一瞬だけ時が止まる。 ピンと立った鋭角な三角形の黒い耳、その耳の左右で細い三つ編みに編んだ髪をグルグルとお団子に丸めて肉球を模した可愛らしい髪飾りで止めている。 薄い化粧を施した仏頂面から視線を浅黒い肌のうなじに写しつつ視線を下げれば薄縹(うすはなだ)色をベースとした振袖に鶴が描かれていた。 何より彼女ら特有の黒い大きな手は決して違和感を与える事無くそのデザインに収まっているあたりこの服を選んだ人のセンスが窺える。 後ろ側からチラチラと見える嬉しそうに揺れる尻尾をみると何処かしらに尻尾穴があいているのだろう。 そのまま視線を一番下、足元へ移せば彼女らの種族に合わせて作った特大の足袋とこれまた特大のこっぽりをはいていた。 …黒漆のこっぽりに彫られているのは桜だ。 そんなマジマジと見つめる男に耐え切れなくなった彼女は次第に紅潮していき視線を泳がせるも男性からの思わぬ褒め言葉にさらに赤くなって耳を伏せてコレでもかと尻尾をブンブン振る。 「あ、あとでお前に話がある。…式が終わったら家に来い。」 「え、あ、あぁ。別にいいが…叔父さんと叔母さんは?」 「ちょ、ちょっと所用があって家を暫く空けるそうだ…っ。」 真っ赤になって若干俯いていた彼女だったがすぐさま視線を彼に戻し決意の篭った目で彼へほぼ命令形で話を進めると一瞬戸惑った彼だったが底は昔馴染み。 彼と彼女はオリビアの家族が隣へ引っ越してきた日からの家族ぐるみでの付き合いがある為彼女の性格を十分に把握している。 そんな彼は折角の一人娘の大事な成人式を邪魔してはいけないとオリビアの両親のことを気にかけていたが彼女は一瞬だけ体をビクッとさせてしどろもどろになりながら彼の心配を大丈夫だ、と返す。 そんな彼女に彼は一瞬だけ懐疑心が生まれたが何か事情があるのだろうとその黒い感情をすぐさま霧散させた。 ーーー …ビィーーーーッッ!!! ーーー 「っと、もうすぐはじまるぞ?」 「あ、あぁそうだな…では貞義、また【家】でな。」 「お、おぅ。」 その二人のやり取りを裂くようにして式の開始10分前を告げるブザーが館内に木霊すると方々に散らばっていた集団がそれぞれの席へどんどん移動していく。 勿論二人も例外ではないのでそのブザーがもう一度なる前にそれぞれの席へ据わらなければならないわけだ。 彼女は念押しするよう彼へ強めに発言し彼から了解の意の返事を貰うと少し嬉しそうにしながら早歩きで時間に口五月蝿いアヌビスらしくそそくさと自分の席へと戻ってしまったのであった。 「…諸君、まずは成人を迎えられておめでとうと言わせて貰おう。」 細々とした挨拶、市長であり警察署署長でもある黒妖狐の禮前からの祝辞と成人としての訓戒、記念品の授与。 慎ましく粛々とした宵ノ宮市の成人式は着々と進んでいくのであった。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 「え、華が結婚っ!? 相手は…利っ!?」 「いいなぁ…やっぱり幼馴染持ちはいいなぁ…」 『うぅぅ…っ! フリーの男子っ! だれかアタシに告白してくれぇぇ!!』 式が終わればあとは自由である。 施設前で懐かしい顔ぶれとたむろする魔物と人はさながらプチお見合いみたいな様相をしているがこれは親魔地域には必ず見られるようである。 そこの一角では話題に上がった華と呼ばれたリザードマンの彼女とその隣に並ぶ利と呼ばれた男性が共に気恥ずかしいようで顔を赤くして俯いていた。 その惚気っぷりを見て嘆く妖狐とインプは頭を抱えて天を仰いで叫んでいるが… さて先程の二人はと言うと? 「…相変わらず綺麗だよなぁ。アイツんち。」 会場から場所は移り彼は今自宅のすぐ隣にある『須藤』と表札の掲げてある愛しい隣人宅の前にいた。 彼は式の後彼女の友人に声をかけて彼女が帰ったことを教えてもらうとそのまま彼も彼女を追って直帰し、スーツを着替えて普段のカーゴパンツにタートルネックというラフな格好に着替えて今に至る。 「…もういいかな?」 ーーー ピンポーン! ーーー 彼はその几帳面なアヌビスという種族に恥じない綺麗に纏められた庭先を眺めながら彼女の家の表札下のチャイムを押す。 「…。」 『…待たせたな。入ってくれ。鍵は開けてある。』 暫く小鳥のさえずりを聞いているとプツッ、と通電されたチャイムのスピーカーから彼女の声がして入るようにと催促される。 そのまま彼は「お邪魔しまぁす。」と断りをいれると鉄で出来た門をガチャリと開閉して彼女が待っているであろう玄関まで歩みを進めていく。 (…なんだろうな一体? …アイツから告白とかだったらどうしようかな? …そしたら先に言わせて貰うけどな♪) 彼は玄関につくまでの間彼女にどういったことをされるのか幾分歩むペースを落として心算しているも鉄門からそんなに距離の無い玄関にはすぐについてしまう。 彼の中でまさかの展開が思い浮かび「もしそうだったら…」と意味ありげなにやけ顔でそのドアの前へと立つとその玄関も鉄門と同じ様にゆっくりと開ける。 するとそこには白いワンピースに結わいた髪を全部下ろして仁王立ちする彼女が待っていた。 「遅い。玄関に入るまでこんなにかからないはずだっ!」 「あぁ、すまん。ちょいと心の整理をしながら歩いていたもので。」 「…そ、そうか。ならば仕方ないな。」 不機嫌な彼女だったが彼が本音を漏らすと表情は変えないまま尻尾と耳は嬉しそうにパタパタし、且つ顔がほんのりと赤みを帯びていた。 「茶をだすからリビングへ。」 「おぅ。」 そんな彼女は照れ隠しからかリビングを指差して彼に上がるようにいうと彼は静かに靴を脱いで来客(人用)スリッパをスリッパ立てから一足引き抜いて装着し彼女共々リビングへむかう。 たなみに彼女も自身の毛並みと同じ色のファーが全体に施されたマイスリッパ(特注)を装着している。 そうして彼女のあとに続いて玄関すぐ脇の扉を開けて見えてきたリビングのテーブルに歩を進め…ようとした時彼女がいきなり立ち止まり振り向いてきたので彼は急ブレーキをかけた彼女に危うく衝突しそうになったがなんとか持ちこたえて彼女を見下ろす形で向かい合った。 場所的に玄関とリビングの丁度境目くらいのところである。 「…。」 「…お、おいおい。一体どうしt」 「…貞義っ! い、一度しかいわないぞっ?! だ、だからよく聞けっっ!」 身長差がある彼女は俯いてしまっていてその表情は彼にはわからなかったが彼はこの空気に耐えられず彼女に声をかけようとした、その瞬間。 彼女はガバッと顔を上げて彼を見上げるようにして耳やら尻尾やらの毛という毛を逆立てながら彼の茶色い瞳に紅いルビーのような瞳をあわせながら力を篭めて、でもどもりながら… 「わ、私はっ! お、お前のことがっ! 『オレも好きだ。異性としてな。』好き…えっ?」 そのアヌビスの一世一代の告白は奇しくも同じ気持ちだった彼に真剣な顔でサラリと阻止されてしまい彼女は気合の篭った表情から一変しポカーンと気が抜けまくった表情で固まってしまった。 だがすぐに彼の言葉を理解すると…彼が今まで見てきた彼女の中で一番紅くなって耳や尻尾を忙しなく動かしついでに手も足も五月蝿いくらいジタバタし始めのだ。 「わ、わふぅ!? お、おま、おまえから告白っ!? ってえぇぇ!? わ、私からしようと…っ!? う、うぅ〜!? わ、わん! キャイン! わんわふん!?」 「うぇ!? お、おいオリビアっ!? そんな…いきなり犬化するなんてっ!?」 予定が崩された上に予想外の事態に対してあまりにも気が動転しすぎたようで彼女は種の原点に回帰してしまうほどの大混乱。 彼の心配を他所にワタワタと暴れるように動く彼女の混乱ぶりは留まることを知らなかった。 「好き…貞義が…私を…わふぅ!? きゃいん!? きゃいん!?」 「あぁ、おぉ〜い落ち着いt…」 とうとう目がグルグルと回り顔もアカオニ並みかそれ以上に紅潮してしまった彼女はトンでもない行動に…。 ドン! …バタッ! 「好き…すき?…わふぅ!」 「いたっ!! …って、うぇっ!? ちょ、ちょっと待て! お、オリビアっ! ここでジッパー下ろすなんて何考え…ウプッ!?」 「チュク…レムッ…チュルルル…ん〜♪…チュパッ…ンフッ…チュルン…」 なんと彼女は彼をその場で押し倒してしまったのだ! さらにはその大きな手で彼の社会の窓を一気に下ろし彼の分身を握るべく下着までずらしてしまい、そのことに抗議の声を上げようとする彼の口を無理やり自身の口でふさいでしまい彼の声を封殺してしまう。 そんな彼女の目は未だに混乱から覚めていないのかグルグルと回ったままだ。 あわせた口から彼女のやや小振りな舌が彼の口内へ侵入すると彼女は彼の歯一本一本を丁寧に掃除するように移動し歯と歯の間に隙間が出来るやすぐさまおくまで侵入して今度は彼の舌へまるで手でしごくように彼の舌へと巻き付いて煽動を開始する。 対して彼の下半身はと言うと臍上からやってきた彼女の手と言う侵略者に為すすべなく下着と言う城は陥落し彼の最大の弱点を彼女へとさらけ出してしまう。 そのまま彼女の手は彼の分身に覆いかぶさるように、且つ優しく肉球で包み込むようにして上から下へスーッ、と手を這わせてある程度下がったところで一気に肉球で包み込んで激しい上下動を開始した。 その苛烈な攻めに声を殺された彼はビクンビクンと震える。 「(ぐっ! 体が動かせないっ!? やっぱりオリビアも魔物ってことかぁ?!…あぁっクソっ! 頭がぼうっとしてきやがった…っ?!)」 「ぱぁっ! 好きぃ〜貞義ぃ〜だいしゅきぃ〜…えへへぇ♪」 「ぱぁっ! …ええぃ! もうどうにでもなれっ!」 彼はそんな彼女を押しのけようと彼女の肩に手を当て躍起になるもムダであった。 やがて彼女の執拗なキスというなの愛撫が止む頃には彼の頭もすっかり彼女から発せられた雌の強烈なにおいと魔力によって理性が溶かされてしまいキスが止んだ瞬間に理性が一気に吹き飛んでしまったようだ。 「きゃうん♪ち、乳首ぃ♪舐めちゃ、ゃぁ♪」 「こんなビンビンに立てていて嫌、とは言わせないよ? チュパッ♪」 「きゅーん♪ クリ、クリこしゅこしゅしちゃぁ〜やぁ〜っ♪」 たいして彼女のほうも混乱は解けたものの発情スイッチが間髪いずれに入ってしまったようで…ゆるゆると左右に揺れる尻尾とピクピク動く耳、上気し瞳を潤ませ舌をだらしなく垂らし更に涎も垂らし、挙句に跨っている彼の上着へと染みが出来る位にあふれ出る愛液。 誰がどう見ても発情中だ。 そんな彼女に理性の箍が外れた彼が一気に襲い掛かる。 彼は先程までピクリとも動かなかった彼女を逆に押し倒して彼女を床に寝そべらすことが出来た後、彼女のワンピースの裾を掴むと一気に鎖骨部分まで捲り上げて彼女の大きめな美乳を包む布と下半身の三角地帯の布を引きちぎる勢いで剥ぐとそのまま口を彼女の乳首に宛がいつつ片手で開いているもう片方の乳首をコリコリと弄くる。 さらに空いている片手で先程まで愛液をせき止めていた布があった秘所にある赤々としている大粒の豆を摘みコチラもクニュッと潰したり撫でたり摘んだりと愛撫を敢行するとコチラは乳首と違い弄った分だけ彼女がビクンと揺れることから相当敏感なことが窺えた。 「きゃうぅん♪ さだよしぃ〜、せ、せつないのぉ〜♪くひぃん♪」 「ん? じゃぁろうひてほひいか、いっへごらん?」 (ん? じゃあどうして欲しいか、言ってごらん?) 彼女が切なげにあげた声に対して彼は乳首を噛んだりしゃぶったり摘んだりしながらそれに応えるべく彼女に質問で返す。 勿論この間も下の怒涛の攻めは休むことは無いので時折海老反りになる彼女だったがそれでも愛撫を続行する彼は嗜虐的なのかも知れない。 「お、おま○こぉっ♪ おちん○んをぉ♪ わひゃぁぁっ♪ お、おま○こにぃ♪ くひぃん♪ い、いれてぇぇ♪」 「っぱぁ! よぉし、分かったよ。でも欲しかったらおねだりするんだな?」 「わふぅ…♪」 彼女のイきながらの懇願に彼は愛撫の手を止めると彼女に対して者が欲しいときはどうするかを尋ねるとトロトロに溶けた顔をした彼女は大きく尻尾を振りながら体についていた残りのワンピースを脱いで床へと放り投げる。 「ここぉ♪ ここにいれてぇ〜♪」 「よぉしよし。まだマテだぞ?」 「わふぅん♪ はやくぅ、はやくぅぅ♪」 そしてすこし距離をとった彼女は床へ手足をついて尻を彼に良く見えるように突き出す。 更にはその状態から手を使って何処の穴に入れたいかを誇示するように大きく広げて見せる。 もちろん支えが無い胸の部分はそのまま床とくっついてしまうので彼女の胸が自身と床の間に挟まれる形になり柔らかなその豊満な胸がグニュグニュといやらしく呼吸と彼女の動きに合わせて形を変える。 柔らかなそれは床と一切の隙間を作らなかった。 ブンブン振れまくる尻尾が邪魔だな、と全裸になった彼は思いつつもすっかり出来上がった愛しくもいやらしくて淫らな雌の子作り穴へと逸物を宛がうと彼女のテロテロの愛液を彼女の性器と自分の性器になじませるように塗りこんでお茶目にペチンペチンと数回彼女の穴周辺を竿で叩く。 するとかのじょは叩くたんびにビクンビクンと体を跳ねて蜜つぼからピュッ、と愛液を迸らせる。 その跳んでくる愛液を一身に受ける彼の逸物は更に固くなりそのまま彼女の子作り穴へと先をつけて… ズプッ♪ 「きゃぅぅん♪ きたぁぁ♪ はつち○ぽぉぉっ♪」 「うぅっ、このまま処女膜一気に破くぞ?」 「うん♪ きてぇぇ♪ わたしのみさおぉ♪ うばいとってぇ♪」 穴に侵入した途端最奥までソレを導こうと蠢きだす膣の煽動により彼はカリ首まで侵入した。 した所で処女の証に突き当たった彼は彼女の許可のもと一気にそれを貫く為に一度腰を引いて一気に腰を打ち付けるようにして彼女のその膜を刺し貫いた。 ズッ…(プチュン)パァァン! 「はみゃぁぁ♪ きちゃぁー♪」 「ぐぅぉぉっ、す、凄い締め付けだっ!?」 一気に打ち付けたことで乾いた音を出し一つになった結合部からは愛液と先走り液に混じって紅い筋かツツー、と彼の玉袋を経由して床にある水溜りへと流れていった。 更に彼女はその痛みすら快楽に染まってしまっているようで目を見開いて舌をだらしなく口の端から垂らし耳をペタリと臥せってアヘ顔一歩寸前の体で彼からの突き込みに耐えるよう先程まで局部を広げていた手を縮ませて床に立てて踏ん張りを利かせている。 尻尾が先程から左右の動きだけでなく上下動も入って彼の下っ腹にペチンペチンと当たっているものの彼はソレを気にするほどの余裕はなさそうだ。 「う、うごいてぇ〜♪ もっとぉもっとはげしくついてぇ〜♪」 「はぁはぁ、こ、こうか!?」 「きゃうぅぅん♪そ、そうぅ♪ もっと、しきゅうにとどくようにぃ〜♪ ふかくぅぅ〜♪」 初めての女性経験が魔物の性器となった彼にとって今の状況は少しでも気を緩めた瞬間に発射してしまいそうなほどの快楽に溺れているのだ。 そんな暴発に耐えて動かないでいる彼に痺れを切らした彼女は上半身を軽く捻ってその潤ませたトロトロに蕩けた視線を彼に向けてもっと深く激しく突き刺してくれと催促する。 彼女にせがまれては仕方のない彼は暴発しないように先程よりも気合を入れて彼女のリクエストどうりに腰を大きく前後させて竿が穴から出そうな所から一気に根元まで穴に咥えこませ彼女のその貪欲な穴に快楽と言うエサをコレでもかと与えまくる。 まだ肌寒い季節と言うのに暖房もいれずにほとんど玄関である葉所で交わる二人によってオリビア宅の家内には湿り気を帯びた淫臭と仄かに生温い空気が充満し始め、玄関ドアのガラス部には露が出来始めていた。 「はぁはぁ…ん?」 「はぁはぁ♪ しゅきぃ〜♪さだよs…きゃいぃぃんっ!?」 「うあぁ…オリビア、お前の胸…すっげぇ柔らかくて…揉み応えが…っぁ」 そんな快楽に絶えている彼はふと視線を背をむけて善がっている彼女へとむけると視界の中で耳と髪と尻尾以外に激しく揺れるものがあり彼はまるでそれに吸い込まれるかのようにそのブルンブルンと縦横無尽に暴れるソレへとてを伸ばす。 ソレとはずはりオリビアの種族としては規格外のおっぱいである。 アヌビスの母は図鑑通りの慎ましいサイズなのに何処をどう間違えて生まれたのか彼女の胸のサイズはホルタウロスの胸囲より二周り位小さいくらいと言うとんでもサイズ。 先程まで畳まれていた彼女の両腕は彼の激しい攻撃により段々と床から離れていき今や二本の腕を突っ張っている為その巨大なセックスシンボルを上から吊り下げている状態であり、そこへ彼の攻撃の第二波が襲ったのだ。 この不意打ちに堪らず彼女は編に他界嬌声を上げて体全体をビクンと震わせて毛を逆立ててしまう。 そんな彼女にもはや気遣う余裕もない彼はそのやわやわとマシュマロのように形を自在に変える胸へ自身の空いている両手を使い餅を捏ねくり回すように愛撫を始めた。 「っきゃぅん♪ ち、ちくびぃらめぇぇ〜♪」 「はぁはぁ…コリコリして…クニクニもしてて…」 「きゃわん♪ きゃうん♪ きゅぅぅんっ♪」 次第に彼はおっぱいに手を埋めて開いたり閉じたりしている間に何か固いシコリのようなものを一緒に揉んでいることに気がつくと親指と人差し指でキュッ、と摘んでみせる。 ビクン! …ピュッ、ピュルッ… すると彼女はまた背を仰け反らせて激しく前後している彼の下半身目掛けて透明な液体を浴びせてしまう。 彼はその熱を下半身から感じ取ると自分が何を揉んでいるのか本能的に理解してそのまま両手の親指と人差し指でそのギンギンに勃っている彼女の綺麗なピンク色の乳首を弄り始め且つ空いている指でのおっぱいへの気持ち程度の愛撫も続行していく。 摘んで、伸ばして、離して…強く握って、また離して…捻って、伸ばして、また離し…乳首を弄る度に彼女は全身の毛を逆立てつつ先程までの比でない愛液を彼に対してコレでもかとひっかけてくるも彼は寧ろその熱を浴びるたびに愛撫がハードになっていった。 「ち、ちくびぃ…あふぅん!? み、みみもらめぇぇ〜♪」 「アムッ…ハムハム…レロッ…ピチュルルル…」 「くひぃん♪ くぅ〜ん♪ はぁん♪」 後ろから覆いかぶさるようになった彼は彼女の胸をあいぶするついでにパタパタと自己主張する耳へ甘噛みししゃぶる。 やはり最も脳に近い性感帯だけあって彼女の感じ方はグンを抜いていた。 ビクンビクン! …ビュピュヒュッ…ショワァァァ… 愛液どころか彼女はこともあろうに繋がっている状態で失禁までしてしまう。 だが彼は何処と無く嬉しそうだ…。 一体どれほど続けていたのか分からないくらいの打ち付けを歯を食いしばって耐え続ける彼に快楽の波に溺死しそうなほど溺れる彼女の限界は奇しくもほぼ同時にやってくる。 「はぁはぁ! お、オリビアっ! で、出そうだっ!」 「きゅぅん♪あ、あっ♪ わ、わらひもぉ♪ な、中にぃ♪ さだよしのぉ♪いっぱぃぃ♪ ちょうだぁいぃぃ♪」 「な、中だなっ!? よ、よし…ラストスパートっ、だっ!」 先程までの打ち付けよりも速く腰を動かし且つ前後させながら鈴口で円を描くようにグラインドも織り交ぜて彼は彼女のことを一気に上りつめらせようと文字通りのラストスパートをかけてきた。 グチュグチュっと響く水尾とは先程よりも音の間隔が短くなり且つ心なしか音が高くなっていき彼女も段々声を大きく高くさせていく。 彼女の嬌声の間隔がどんどん短くなり一際高くなったその瞬間、彼は今まで溜め込んだ彼女への姫たる劣情を一気に彼女の子袋へ閉じ口を抉じ開けるようにして竿の先をねじ込ませて今まで握っていた乳首を ドプッッ!! ドプンっ!ドプププッ…!! 「くひぃぃん♪ いっぱいぃ♪ さだよしがぁ♪ いっぱいぃ〜っ♪」 「っぁぁっ! と、とまんねぇ…射精がとまんねぇ…っっ!!」 魔物の魅惑の子宮へと直接注ぎ込まれた精子は彼の脈動と共に搾り出そうとする彼女の膣の動きと相まってどんどん彼女の中へと溜まっていき、果てには子宮を大きく膨らませてしまう。 その様はさながら妊娠6ヶ月の妊婦のようだ。 激しい交わりを終えて荒い呼吸の二人はそのまま激しい運動の後の心地よい睡魔に身をゆだねて彼が彼女の毛布のようになって眠りに落ちていったのだった…。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 「…っぁん♪ …っとぉ♪」 「…ってよ! …が…きちゃ…だろうっ!? …れに…」 「…わぅん…ん? あれなんで私は…」 玄関から差し込む外の光が無くなって変わりにガラスからのぞくのは隣のうちの仄かな明かりと真っ暗な闇が見える時間。 彼女は自分達のすぐ近くに感じた人の会話をご自慢の耳で拾った為彼より早く意識が覚醒し彼をのそりと退かして眠そうな目を精液と愛液まみれの手の甲で拭く。 自然としてしまった動作に「うぁあ…。」とちょっと後悔し意識が段々はっきりしてきた彼女はぼやけていた視界がスッキリして… 「あっ。」 「あん♪」 「…えっ?」 なんと玄関にて靴脱ぎ台に下半身を残して座り込んだ状態の父とその父を上から押さえつけるようにしてマウントをとりモノを出し入れさせる母…つまり母に犯されている父がいた。 「な、なな…なななっ!?」 「ち、ちがうんだオリビアっ! これは…はぅっ!?」 「もっとぉ♪ もっと深く突いてぇ〜♪」 混乱する彼女は先程の告白のときとまでとはいかなくともワナワナと体全体を震わせて両親に向かって片手で口を塞ぎつつもう片方のモフい手で両親を指差す。 その動作中も出来上がった母に父が強制的に付き合わされて…いや突き合わせていた。 「なんでそんなところでっ!?」 「きゃうん♪ きゅぅん♪」 「はぐぅ!? な、なんかね…うぐっ…いえに入って…あぐっ…すぐにこうなったん…ひゃあっ!?」 「うぁ…??…っ!! な、何やっているんですか!? 叔父さんっ!? 叔母さんっ!!?」 大声で耳をへたり込ませてののしる娘に対してスイッチが入ってまともに言葉を紡げない母の変わりに父が襲われながらも応えていく。 そのやり取りの間に彼も意識が戻ってその光景をみてまさに彼女と同じ意味の言葉を発したのだった。 この直接的な原因はもうお分かりだろうが…場所を選ばずにことに及んだ彼女らの淫臭と魔力のせいです。 結局その光景を見てまたムラムラした彼女に彼が組み敷かれ、そのまま親子丼4Pへと移行したのは言うまでも無い。 【完】 |
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アヌビスに対する劣情を叩き込んだ結果がこれだよっ!
どうもー、今回は「告白しようとしたら先に告白されて犬化してそのままエッチな展開のアヌビス」というテーマのもと書いてみました。 …リクどうりだったかなぁ…((( ゚゚)))ガタガタ いかがでしょうか? 感想お待ちしております(´・ω・`) 12/01/11 21:41 じゃっくりー |