他人の空似と不穏な来訪者
〜〜〜雑貨屋にて〜〜〜
紫「あれ?紅峰に会長」
紅「よう!紫波」
蒼「やぁ、紫波」
紫「こんな所で会うとはね
二人で買い物?」
紅「まさか、偶然会ったのさ」
蒼「本当、偶然だよ」
紫「そうなのか」
紅「まぁ、せっかく会えたんだ
一緒に買い物しようぜ?」
蒼「たまにはいいね」
紫「見て回るか〜」
紅「ところで
二人は何を買いにきたんだ?」
蒼「ボクはメモ帳を探しにね」
紫「俺は...コードをまとめるのに
何かいいものはないかなって
紅峰は?」
紅「オレはくだものナイフだな
あとは適当に見てからかな」
蒼「紅峰は本当に料理好きだよね」
紫「くだものナイフだめにするって
相当だよね?」
紅「そんな事ないぜ?
ただ、妹が使うの苦手でな」
蒼「あ〜なるほど」
紫「会長のメモ帳は?
会長普段メモ帳に書き込む事
多かったっけ?」
紅「どうせいつもの
ゲームの攻略法メモってやつだろ?」
蒼「紅峰よくわかったね」
紫「こんなに真面目そうで
成績優秀、頭脳明晰なのに
廃人並ゲーマーとは」
紅「まぁ、でも会長だし」
蒼「ボクの事馬鹿にしてないかい?」
紫「してないしてない
あ、俺の向こうだから」
紅「そうだな、じゃあ
レジ終わった所で待ち合わせするが」
蒼「そうしようか」
紫「おーけー」
ーーーーーーーーーーーーーーー
紫「早く見つかってよかった
二人は...まだっぽいな」
次のお客様こちらへどうぞ〜
はい、~円になります
はい、丁度ですね
ありがとうございました〜
「あ〜...買い終わった
消耗品はすぐなくなるから
多めに買っとかないとなぁ」
紫「...?」
(こいつ...どこかで...?)
「いくら持てるからって
この量はないと思うんだよな...
ん?あの、何か用ですか?」
紫「ユウ...か?」
「え?あぁ...確かに
俺はユウって名前だけど
ん〜...あんたどっかで会ったかな?」
紫「いや、ごめん
人違いだった、知ってる人に似てたから」
「あぁ、なるほどな
大丈夫、そういうのよくあるよ
じゃあ、俺行かなきゃ行けないから」
紫「あぁ、じゃ」
(アイツな訳...ないか)
紅「悪い!遅くなった
色々あって選ぶのに悩んでな」
蒼「ボクもどれにするか
決めるのに時間がかかってね
...紫波、どうしたかしたの?」
紫「いや、なんでもない
大丈夫、気にしてないよ」
紅「そうか!なら
このまま少し飯でも食わないか?」
蒼「いいね、ボクも
丁度お腹減ってきた所だったんだ」
紫「たまにはいいかもね」
紅「よっし!決まりだ
じゃあ行こうか!」
蒼紫「おー!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
紅「どこにするよ?」
蒼「どこでもいいんじゃない?」
紫「紅峰レストランで」
紅「ウチは一番遠いんだぞ...?」
蒼「はいはい、とりあえず
そこら辺適当にお店に入ろうよ」
紫「それがいいね」
「もし、そこの方々」
紅蒼紫「はい?」
「少し聞きたい事があるのですが...
お時間があれば少し質問をよろしいでしょうか?」
紅「オレ達にわかる事なら」
蒼「えぇ、どうぞ」
紫「なんですか?」
「ちょっとしたアンケートのようなものでして
いくつか簡単に聞くので教えてください」
紅蒼紫「わかりました」
「では、現在異性と良い関係にありますか?」
紅「あ〜...そういう関係と
言っていいのかわからんが...
最近、居候がいてね
よく働いてくれて好きだよ」
蒼「ボクも最近趣味に
付き合ってくれるようになった人がいてね
楽しませてくれるから好きかな」
紫「良い関係というか...
まぁ、良い関係のやつはいる」
「なるほどなるほど
では次、魔物娘についてどう思われますか?」
紅「ん〜...おとなしい感じなら
オレはいいと思うぜ?頼りになるしな」
蒼「こちらに危害さえ
加えて来なければいいと存在だと思うね」
紫「ん〜...
別にどうでもいいよ」
「ふむふむ...
では最後に、魔物娘を圧倒する力が欲しい
そう思った事はありませんか?」
紅「それは無理でしょ
そもそもの力が違うんだし」
蒼「うまくかわしていくしか
ないよね」
紫「まぁ、襲われた時に
逃げれるくらいの反撃なら
してみたいかも」
「ご協力ありがとうございました
ワタクシ、最近この街へ越してきて
魔物娘がどう思われているのか
気になったものでして」
紅「なんだ、アンタも魔物娘だったのか」
「えぇ」
蒼「随分と人化の術が上手いんですね」
「本当の姿でいると
何故か避けられてしまうのでね」
紫「大変なんですね」
「えぇ、まったく
困ってしまいますよ
それでは、ワタクシはこれで」
紅蒼紫「ではまた〜」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「ふふっ、このワタシが
魔物娘ですって...?
悪い冗談ですねぇ〜
さぁ、ここから始めますよ
この地を罪深き者の血で
染めていくとしましょう...」
全てはより良き世界の為に...♪
ーーーーーーーーーーーーーーー
紫「今日はなんか変わった一日だったな」
紅「そうだな」
蒼「だね〜」
紫「じゃ、俺あっちの道だk」
シロ「あら、紫波君♪
奇遇ね、今から行こうと思ってたのよ」
紅「じゃあな」
蒼「紫波、頑張ってね」
紫「なん...だと...?」
シロ「それじゃ、行きましょ♪」
紫「わかったよ
俺は逃げないから
ちょっと待ってくれ」
シロ「ふふっ、やった♪」
平穏は、俺を置いて
走り去ってしまったんだな。
紫「あれ?紅峰に会長」
紅「よう!紫波」
蒼「やぁ、紫波」
紫「こんな所で会うとはね
二人で買い物?」
紅「まさか、偶然会ったのさ」
蒼「本当、偶然だよ」
紫「そうなのか」
紅「まぁ、せっかく会えたんだ
一緒に買い物しようぜ?」
蒼「たまにはいいね」
紫「見て回るか〜」
紅「ところで
二人は何を買いにきたんだ?」
蒼「ボクはメモ帳を探しにね」
紫「俺は...コードをまとめるのに
何かいいものはないかなって
紅峰は?」
紅「オレはくだものナイフだな
あとは適当に見てからかな」
蒼「紅峰は本当に料理好きだよね」
紫「くだものナイフだめにするって
相当だよね?」
紅「そんな事ないぜ?
ただ、妹が使うの苦手でな」
蒼「あ〜なるほど」
紫「会長のメモ帳は?
会長普段メモ帳に書き込む事
多かったっけ?」
紅「どうせいつもの
ゲームの攻略法メモってやつだろ?」
蒼「紅峰よくわかったね」
紫「こんなに真面目そうで
成績優秀、頭脳明晰なのに
廃人並ゲーマーとは」
紅「まぁ、でも会長だし」
蒼「ボクの事馬鹿にしてないかい?」
紫「してないしてない
あ、俺の向こうだから」
紅「そうだな、じゃあ
レジ終わった所で待ち合わせするが」
蒼「そうしようか」
紫「おーけー」
ーーーーーーーーーーーーーーー
紫「早く見つかってよかった
二人は...まだっぽいな」
次のお客様こちらへどうぞ〜
はい、~円になります
はい、丁度ですね
ありがとうございました〜
「あ〜...買い終わった
消耗品はすぐなくなるから
多めに買っとかないとなぁ」
紫「...?」
(こいつ...どこかで...?)
「いくら持てるからって
この量はないと思うんだよな...
ん?あの、何か用ですか?」
紫「ユウ...か?」
「え?あぁ...確かに
俺はユウって名前だけど
ん〜...あんたどっかで会ったかな?」
紫「いや、ごめん
人違いだった、知ってる人に似てたから」
「あぁ、なるほどな
大丈夫、そういうのよくあるよ
じゃあ、俺行かなきゃ行けないから」
紫「あぁ、じゃ」
(アイツな訳...ないか)
紅「悪い!遅くなった
色々あって選ぶのに悩んでな」
蒼「ボクもどれにするか
決めるのに時間がかかってね
...紫波、どうしたかしたの?」
紫「いや、なんでもない
大丈夫、気にしてないよ」
紅「そうか!なら
このまま少し飯でも食わないか?」
蒼「いいね、ボクも
丁度お腹減ってきた所だったんだ」
紫「たまにはいいかもね」
紅「よっし!決まりだ
じゃあ行こうか!」
蒼紫「おー!」
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紅「どこにするよ?」
蒼「どこでもいいんじゃない?」
紫「紅峰レストランで」
紅「ウチは一番遠いんだぞ...?」
蒼「はいはい、とりあえず
そこら辺適当にお店に入ろうよ」
紫「それがいいね」
「もし、そこの方々」
紅蒼紫「はい?」
「少し聞きたい事があるのですが...
お時間があれば少し質問をよろしいでしょうか?」
紅「オレ達にわかる事なら」
蒼「えぇ、どうぞ」
紫「なんですか?」
「ちょっとしたアンケートのようなものでして
いくつか簡単に聞くので教えてください」
紅蒼紫「わかりました」
「では、現在異性と良い関係にありますか?」
紅「あ〜...そういう関係と
言っていいのかわからんが...
最近、居候がいてね
よく働いてくれて好きだよ」
蒼「ボクも最近趣味に
付き合ってくれるようになった人がいてね
楽しませてくれるから好きかな」
紫「良い関係というか...
まぁ、良い関係のやつはいる」
「なるほどなるほど
では次、魔物娘についてどう思われますか?」
紅「ん〜...おとなしい感じなら
オレはいいと思うぜ?頼りになるしな」
蒼「こちらに危害さえ
加えて来なければいいと存在だと思うね」
紫「ん〜...
別にどうでもいいよ」
「ふむふむ...
では最後に、魔物娘を圧倒する力が欲しい
そう思った事はありませんか?」
紅「それは無理でしょ
そもそもの力が違うんだし」
蒼「うまくかわしていくしか
ないよね」
紫「まぁ、襲われた時に
逃げれるくらいの反撃なら
してみたいかも」
「ご協力ありがとうございました
ワタクシ、最近この街へ越してきて
魔物娘がどう思われているのか
気になったものでして」
紅「なんだ、アンタも魔物娘だったのか」
「えぇ」
蒼「随分と人化の術が上手いんですね」
「本当の姿でいると
何故か避けられてしまうのでね」
紫「大変なんですね」
「えぇ、まったく
困ってしまいますよ
それでは、ワタクシはこれで」
紅蒼紫「ではまた〜」
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「ふふっ、このワタシが
魔物娘ですって...?
悪い冗談ですねぇ〜
さぁ、ここから始めますよ
この地を罪深き者の血で
染めていくとしましょう...」
全てはより良き世界の為に...♪
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紫「今日はなんか変わった一日だったな」
紅「そうだな」
蒼「だね〜」
紫「じゃ、俺あっちの道だk」
シロ「あら、紫波君♪
奇遇ね、今から行こうと思ってたのよ」
紅「じゃあな」
蒼「紫波、頑張ってね」
紫「なん...だと...?」
シロ「それじゃ、行きましょ♪」
紫「わかったよ
俺は逃げないから
ちょっと待ってくれ」
シロ「ふふっ、やった♪」
平穏は、俺を置いて
走り去ってしまったんだな。
17/02/19 01:18更新 / 紫酔染香*・ω・)ゞ
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