ブギーちゃんとぐちゃどろ爛れたセックスするお話
「おかえり、なさい」
玄関を開けて、仕事帰りの彼を出迎えます。彼は一目散にわたしに向かってやってくると、わたしのおっぱいに顔を埋もれさせました。
「ん、くすぐったい、よ」
おっぱいとおっぱいの谷間で顔を挟むように押し付けられて荒い息を吐かれると、彼の身体からたくさんのものが伝わってきます。一日中働いたあかしの汗の匂い。彼は吸わないはずの、ほんのり臭うタバコの臭い。身だしなみには気をつけなきゃねと、わたしが買ってあげた香水の匂い。
「ん、きょうも、いっぱい、がんばった。がんばったね」
彼の頭を撫でてあげます。短く刈り揃えた髪の毛の、ざらざらした感触が気持ちいい。男前な顔は、今はわたしのおっぱいの中に埋もれて見えないけれど、きっとだらしない顔になっていると思います。こうしておっぱいに埋もれて、頭をなでなでされることが、彼は大好きだったから。
「……うん。ちゃんと、わたしのにおい、かいで」
わたしの体はお日様の匂い、おっぱいは甘いミルクの匂いがするみたい。わたしも自分の匂いをくんくん嗅いでみたけれど、あんまりよく分かりませんでした。
「ぁ、や……やめぇ、ふく、うえから、ぁ、おっぱい、なめちゃ、あんっ、やぁ……」
皺になっちゃうからだめって言ったのに、また舐められちゃいました。舌が踊るようにおっぱいを這いまわり、輪郭を沿ってなぞられます。ぴちゃぴちゃとわざと下品な音を立てて、シャツ越しに痕をつけるように吸われると、胸全体が疼いてうずいて止められません。
「あ、ああっ、あ♡ ちくび、だめっ、いま、そこ、なめちゃ、だめ、だからぁあぁっ♡」
シャツの上からでも分かるくらいそそり立った乳首を舐め吸われ、甘噛みされて悶えます。彼にいじられる度におっぱいの感度が、大きさが、そしてわたしの心が、全部染められていってしまうような感覚。体の内側から熱が生まれて、籠って、そして。
「ま、まって♡ また、くるっ♡ きちゃうから、でちゃうからぁっ、まってぇっ♡」
疼きと熱に耐えられず、継ぎはぎだらけの服に亀裂が走り――
「あ♡ ああっ♡ ああああああっ♡♡ でるっ♡ クるっ♡ キちゃううぅぅっ♡」
ぶぴゅっ♡ ぴゅぅぅううっ♡
裂けるのと同時に、わたしのおっぱいから母乳が迸りました。ぱたぱたと白濁した液体が床を汚すのもつかの間のこと。
「だめぇぇっ♡ しゅっちゃやあっ♡ イってるからぁっ、まりゃイってりゅかりゃおっぱいしゅっちゃりゃめなのおぉぉぉっ♡」
彼はわたしのおっぱいを無理矢理寄せると、両方の乳首を口に入れてじゅるじゅる音を立てて吸い始めます。よだれや零れた母乳が口から溢れ出して、わたしの体と衣服と心をどろどろに真っ白に染めていきました。
まだ子供は授かっていないはずなのに、毎日おっぱいを吸われ続けたおかげで、わたしは乳首だけでも絶頂するようになってしまったのです。
「いいのぉぉっ♡ もっと♡ もっとぉ♡ わたしのおっぱいじゅるじゅるすってぇっ♡ あなたのためにためたみるくだから、ぜんぶあなたのものだからぁっ、ちゅーちゅーかりゃっぽになるまですってぇぇぇっ♡」
母乳が空っぽになるまで、そしてわたしが絶頂の波から帰ってくるまで、まだまだ時間がかかりそうでした。
§
「こほん。……つぎは、わたしの、ばんだね」
栄養満点のミルクを飲んで、乳首を吸われてイきまくったわたしの姿を見て、彼のおちんちんはすっかり膨らんでいました。ズボンの上からでもはっきり盛り上がりが見えていて、窮屈そうにひくひく脈動しています。
「わたしのてで、いっぱい、きもちよく、してあげるね」
お洋服の上から触って弄ってあげてもいいけれど、我慢するのは辛いと思うので、早々にジッパーを下ろしてお外に出してあげました。びくん、と大きく脈を打ち、黒く照りが光ったふっといお肉の棒がそそり立っています。
「こうやって、てのひらで、つつみこむように、して……♡」
おちんちんを、しゅっ、しゅっとゆっくり上下に動かします。わたしの出した母乳とおちんちんのがまん汁とで、てらてらといやらしい光沢を帯びていきました。
「あはっ♡ まだまだおおきくなってく♡」
優しく握っていたつもりなのに、おちんちんはわたしの掌の中でびくびくと大きく硬くなっていきます。どくん、どくんとおちんちんの脈動と、わたしの心臓の鼓動の音とが一つになったようにも思えます。
「おちんちんだけじゃなくて、たまたまもさわってあげるね♡」
空いた方の手を使って、彼の陰嚢をもみほぐしていきます。わたしのミルクがおっぱいで作られているように、彼のミルクはここで作られているのです。揉んで、ほぐして、口で摘んで、離して。わたしに触れられる度にどくんどくんと震えて、感じて、気持ちよくなって。そうして、わたしにミルクをいっぱいごちそうしてくれるんです。
「さきっぽを、こうやって……あーむ♡」
おちんちんがいっぱい元気になったところを見計らって、わたしはおちんちんの先端を口で咥え込みました。歯を立てないよう、唇を丸めて覆います。舌べろで鈴口をチロチロと舐めて責めていくと、彼の口から喘ぎ声が漏れ始めます。
「んくっ♡ んふぅっ♡ きもひいいれすか♡ おひんひん、れろれろはれへひもひよくらってふれまふか?」
こうしておちんちんを咥えたまま喋ると不規則な刺激が加わって、腰が砕けてしまうくらい気持ちよくなってくれるそうです。その証拠に、彼は腰を動かしていないはずなのに、わたしのお口の中でおちんちんがぐいぐい突き上げてきました。
「だしちゃえ♡ おちんちんミルク、おくちのなかでびゅーびゅーだしちゃえ♡」
一度口からおちんちんを出して息を吸ってから、今度は喉の奥まで咥えこみます。ごりっ、ごりっと喉の奥を抉られると、口から喉、さらにお腹の中まで彼に責められているように思えて、イきまくって空っぽになったはずの胸が、また母乳が満ちていくような錯覚を覚えました。
おちんちんがこれまでにないくらいに大きく跳ねた時、彼がわたしの頭を掴んで、そして――
「ふむぐっ♡ んむっ♡ ん♡ ん♡ んうっ♡ ぐむっ♡ んむっ、んっ、ん、くうっ、んんんーーーーっっっっ♡♡♡」
びゅるーーっっ♡ びゅくっ♡ びゅるるるるるっっ♡♡
喉の奥に叩きつけるような射精の後、断続的に白濁を流し込まれました。息ができなくて苦しいはずなのに息苦しさはちっともなく、それどころか彼の精液さえあれば息を吸わなくてもいいような恍惚感さえあったのです。
がくがくと腰を震わせながらも彼はわたしの頭を掴んで離しません。たっぷり数十秒かけて精液を吐き出しきってから、倒れ込むようにしてようやく解放してくれました。
わたしの方はと言えば、足りなくなった空気を取り込むために咳き込みつつ呼吸を繰り返すばかりです。息を吸う度に精液の匂いが頭の中からお腹まで通り抜けます。
ずっと、ずっと彼の匂いに浸ることが出来るのです。
「ねぇ……もっと♡ もっと、しよ♡」
それでも足りません。もっともっとしたい。おっぱいや口だけじゃない。おまんこにも精液を注いでほしくてたまらないのです。
それは彼も同じ。これまでの前戯で蕩け切ったわたしのおまんこを蹂躙したいとばかりに、おちんちんがむくむくと硬度を取り戻していたのでした。
§
「ねえ……シて……♡」
場所を移して布団の上。わたしはお人形さんのように彼に抱えられています。所謂対面座位の体位ですが、まだおちんちんは入っていません。汗と愛液でふやけきったおまんこのひだを掻き分けるように擦られています。
にゅるん、にゅるんと膣内に挿入りそうになっては軌道を外れ、クリトリスを責めるような動きは酷くもどかしいものでした。
「はやくいれてぇ……いまならわたしのおまんこ、ぐちゅぐちゅのとろとろでたべごろなんだよぉ……♡」
ですが、彼は一向に挿入しようとしません。……これは、何も意地悪でやっている訳ではないのです。
わたしと彼は、こうして愛し合っています。幾度も幾度も体を重ねた結果、お互いの性感帯や、絶頂する際の体の反応まで分かっています。……なまじ、お互いの事を知り過ぎてしまっていることが、新たな問題の原因になってしまったのでした。
「いいんだよ……♡ ぜんぶ、ぜぇんぶわたしのおまんこがわるぅいんだからぁ……♡」
そう。彼はわたしの手コキやフェラには耐えられるのですが、わたしのおまんこに挿入してしまうと、幾回かの抽挿で果ててしまうのです。それについて、わたしが気にする事はありません。むしろわたしの体でそこまで気持ちよくなってくれていることで、悦びの充足感に溢れてしまうくらいですから。
……しかし、彼にとってはどうでしょう。もし、もしも、愛する相手を満足させることができなかったら。一度だけならまだしも、それが毎回の性交で起こるようだったら。
仮にそうだとしたら、彼はひょっとして、わたしとの性交に不安を抱いてしまうかもしれません。
「あなたのおちんちんからざーめんしぼりとっちゃう、このどすけべおまんこがいけないんだよぉ……♡ だからぁ……♡」
――あなたの気が済むまで、わたしをどろどろのめちゃくちゃに犯してほしいな♡
「あはぁぁっ♡ きたぁっ♡ ちんぽきたぁっ♡」
ごりゅっ、と内臓が鈍い音を立てて、彼のちんぽが子宮口まで犯さんとばかりに挿入ってきます。雁首が見えるかどうかのところまで引き戻すと、再び根本まで突き入れられました。
「あ゛ひっ♡ いまっ♡ びくんってはねたぁ♡ でちゃうの♡ しろくてどろっどろのざーめんびゅーびゅーだしちゃうのぉ♡」
二度、三度のストロークを経て、彼の絶頂が近づきます。快楽に溺れながらも、ほんの少し不安を秘めた顔。わたしと一緒にイけるのかと、怯える気持ちが読み取れてしまう。
「ねぇっ、あなたぁ♡ イくときっ、きすっ♡ きすしながらぁっ♡ だきしめてっ♡ それで、えっ♡ わたしがこわれちゃうくらいおちんぽつきこんでぇっ♡」
ぐい、と力任せに引き寄せられ、口内に舌が入ってきました。男らしい胸板と、わたしの母乳まみれのおっぱいが擦れ合い、お互いの体が白いてらてらで塗りたくられます。
お前は俺のものだって。そう主張するようにめちゃくちゃに責められています。
うん、そうだよ。何も心配することはないんだよ?
例えあなたがどう思おうとも。わたしの口も、おっぱいも、そしておまんこも。あなたの手にかかれば、こうしてイかされてしまうんだから――。
「――イくイくイくッ、イくゥッッ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
三つの穴の最奥を責められた結果、わたしはいともたやすく絶頂させられてしまいました。同時に彼のちんぽが子宮口にぶつかって射精します。マーキングするかのような熱く濃いどろどろのザーメンが子宮底にぶつかり、一瞬にして内部を白濁で染め上げました。
彼もわたしも絶頂の余韻のまま、お互いを強く抱きしめ合いました。
§
「いっぱい、でたね♡」
あれから少し時間が経ちました。余韻が抜け、二人揃って布団に倒れ込み、二人の成果を確かめ合っています。
「だいじょうぶ、ちゃんと、イったよ♡ おくちと、おっぱいと、おまんこで」
気持ちよくできたか、と聞く彼にそう答えます。……ほんとは彼も分かっているんですけれど、やっぱり言葉で伝えることが大事ですから。
「……やっぱり、しんぱい? それなら、もういっかい、シよ?」
でも、わたしの性癖だけは、もう少しだけ内緒にしておきます。
「うん♡ あなたの、すきなだけ、まんぞくするまで、おかして♡」
子供のように縋りつき、獣のように犯してくれるあなたが大好きなんて♡ もしも知られてしまったら、どうなっちゃうんでしょうね♡
玄関を開けて、仕事帰りの彼を出迎えます。彼は一目散にわたしに向かってやってくると、わたしのおっぱいに顔を埋もれさせました。
「ん、くすぐったい、よ」
おっぱいとおっぱいの谷間で顔を挟むように押し付けられて荒い息を吐かれると、彼の身体からたくさんのものが伝わってきます。一日中働いたあかしの汗の匂い。彼は吸わないはずの、ほんのり臭うタバコの臭い。身だしなみには気をつけなきゃねと、わたしが買ってあげた香水の匂い。
「ん、きょうも、いっぱい、がんばった。がんばったね」
彼の頭を撫でてあげます。短く刈り揃えた髪の毛の、ざらざらした感触が気持ちいい。男前な顔は、今はわたしのおっぱいの中に埋もれて見えないけれど、きっとだらしない顔になっていると思います。こうしておっぱいに埋もれて、頭をなでなでされることが、彼は大好きだったから。
「……うん。ちゃんと、わたしのにおい、かいで」
わたしの体はお日様の匂い、おっぱいは甘いミルクの匂いがするみたい。わたしも自分の匂いをくんくん嗅いでみたけれど、あんまりよく分かりませんでした。
「ぁ、や……やめぇ、ふく、うえから、ぁ、おっぱい、なめちゃ、あんっ、やぁ……」
皺になっちゃうからだめって言ったのに、また舐められちゃいました。舌が踊るようにおっぱいを這いまわり、輪郭を沿ってなぞられます。ぴちゃぴちゃとわざと下品な音を立てて、シャツ越しに痕をつけるように吸われると、胸全体が疼いてうずいて止められません。
「あ、ああっ、あ♡ ちくび、だめっ、いま、そこ、なめちゃ、だめ、だからぁあぁっ♡」
シャツの上からでも分かるくらいそそり立った乳首を舐め吸われ、甘噛みされて悶えます。彼にいじられる度におっぱいの感度が、大きさが、そしてわたしの心が、全部染められていってしまうような感覚。体の内側から熱が生まれて、籠って、そして。
「ま、まって♡ また、くるっ♡ きちゃうから、でちゃうからぁっ、まってぇっ♡」
疼きと熱に耐えられず、継ぎはぎだらけの服に亀裂が走り――
「あ♡ ああっ♡ ああああああっ♡♡ でるっ♡ クるっ♡ キちゃううぅぅっ♡」
ぶぴゅっ♡ ぴゅぅぅううっ♡
裂けるのと同時に、わたしのおっぱいから母乳が迸りました。ぱたぱたと白濁した液体が床を汚すのもつかの間のこと。
「だめぇぇっ♡ しゅっちゃやあっ♡ イってるからぁっ、まりゃイってりゅかりゃおっぱいしゅっちゃりゃめなのおぉぉぉっ♡」
彼はわたしのおっぱいを無理矢理寄せると、両方の乳首を口に入れてじゅるじゅる音を立てて吸い始めます。よだれや零れた母乳が口から溢れ出して、わたしの体と衣服と心をどろどろに真っ白に染めていきました。
まだ子供は授かっていないはずなのに、毎日おっぱいを吸われ続けたおかげで、わたしは乳首だけでも絶頂するようになってしまったのです。
「いいのぉぉっ♡ もっと♡ もっとぉ♡ わたしのおっぱいじゅるじゅるすってぇっ♡ あなたのためにためたみるくだから、ぜんぶあなたのものだからぁっ、ちゅーちゅーかりゃっぽになるまですってぇぇぇっ♡」
母乳が空っぽになるまで、そしてわたしが絶頂の波から帰ってくるまで、まだまだ時間がかかりそうでした。
§
「こほん。……つぎは、わたしの、ばんだね」
栄養満点のミルクを飲んで、乳首を吸われてイきまくったわたしの姿を見て、彼のおちんちんはすっかり膨らんでいました。ズボンの上からでもはっきり盛り上がりが見えていて、窮屈そうにひくひく脈動しています。
「わたしのてで、いっぱい、きもちよく、してあげるね」
お洋服の上から触って弄ってあげてもいいけれど、我慢するのは辛いと思うので、早々にジッパーを下ろしてお外に出してあげました。びくん、と大きく脈を打ち、黒く照りが光ったふっといお肉の棒がそそり立っています。
「こうやって、てのひらで、つつみこむように、して……♡」
おちんちんを、しゅっ、しゅっとゆっくり上下に動かします。わたしの出した母乳とおちんちんのがまん汁とで、てらてらといやらしい光沢を帯びていきました。
「あはっ♡ まだまだおおきくなってく♡」
優しく握っていたつもりなのに、おちんちんはわたしの掌の中でびくびくと大きく硬くなっていきます。どくん、どくんとおちんちんの脈動と、わたしの心臓の鼓動の音とが一つになったようにも思えます。
「おちんちんだけじゃなくて、たまたまもさわってあげるね♡」
空いた方の手を使って、彼の陰嚢をもみほぐしていきます。わたしのミルクがおっぱいで作られているように、彼のミルクはここで作られているのです。揉んで、ほぐして、口で摘んで、離して。わたしに触れられる度にどくんどくんと震えて、感じて、気持ちよくなって。そうして、わたしにミルクをいっぱいごちそうしてくれるんです。
「さきっぽを、こうやって……あーむ♡」
おちんちんがいっぱい元気になったところを見計らって、わたしはおちんちんの先端を口で咥え込みました。歯を立てないよう、唇を丸めて覆います。舌べろで鈴口をチロチロと舐めて責めていくと、彼の口から喘ぎ声が漏れ始めます。
「んくっ♡ んふぅっ♡ きもひいいれすか♡ おひんひん、れろれろはれへひもひよくらってふれまふか?」
こうしておちんちんを咥えたまま喋ると不規則な刺激が加わって、腰が砕けてしまうくらい気持ちよくなってくれるそうです。その証拠に、彼は腰を動かしていないはずなのに、わたしのお口の中でおちんちんがぐいぐい突き上げてきました。
「だしちゃえ♡ おちんちんミルク、おくちのなかでびゅーびゅーだしちゃえ♡」
一度口からおちんちんを出して息を吸ってから、今度は喉の奥まで咥えこみます。ごりっ、ごりっと喉の奥を抉られると、口から喉、さらにお腹の中まで彼に責められているように思えて、イきまくって空っぽになったはずの胸が、また母乳が満ちていくような錯覚を覚えました。
おちんちんがこれまでにないくらいに大きく跳ねた時、彼がわたしの頭を掴んで、そして――
「ふむぐっ♡ んむっ♡ ん♡ ん♡ んうっ♡ ぐむっ♡ んむっ、んっ、ん、くうっ、んんんーーーーっっっっ♡♡♡」
びゅるーーっっ♡ びゅくっ♡ びゅるるるるるっっ♡♡
喉の奥に叩きつけるような射精の後、断続的に白濁を流し込まれました。息ができなくて苦しいはずなのに息苦しさはちっともなく、それどころか彼の精液さえあれば息を吸わなくてもいいような恍惚感さえあったのです。
がくがくと腰を震わせながらも彼はわたしの頭を掴んで離しません。たっぷり数十秒かけて精液を吐き出しきってから、倒れ込むようにしてようやく解放してくれました。
わたしの方はと言えば、足りなくなった空気を取り込むために咳き込みつつ呼吸を繰り返すばかりです。息を吸う度に精液の匂いが頭の中からお腹まで通り抜けます。
ずっと、ずっと彼の匂いに浸ることが出来るのです。
「ねぇ……もっと♡ もっと、しよ♡」
それでも足りません。もっともっとしたい。おっぱいや口だけじゃない。おまんこにも精液を注いでほしくてたまらないのです。
それは彼も同じ。これまでの前戯で蕩け切ったわたしのおまんこを蹂躙したいとばかりに、おちんちんがむくむくと硬度を取り戻していたのでした。
§
「ねえ……シて……♡」
場所を移して布団の上。わたしはお人形さんのように彼に抱えられています。所謂対面座位の体位ですが、まだおちんちんは入っていません。汗と愛液でふやけきったおまんこのひだを掻き分けるように擦られています。
にゅるん、にゅるんと膣内に挿入りそうになっては軌道を外れ、クリトリスを責めるような動きは酷くもどかしいものでした。
「はやくいれてぇ……いまならわたしのおまんこ、ぐちゅぐちゅのとろとろでたべごろなんだよぉ……♡」
ですが、彼は一向に挿入しようとしません。……これは、何も意地悪でやっている訳ではないのです。
わたしと彼は、こうして愛し合っています。幾度も幾度も体を重ねた結果、お互いの性感帯や、絶頂する際の体の反応まで分かっています。……なまじ、お互いの事を知り過ぎてしまっていることが、新たな問題の原因になってしまったのでした。
「いいんだよ……♡ ぜんぶ、ぜぇんぶわたしのおまんこがわるぅいんだからぁ……♡」
そう。彼はわたしの手コキやフェラには耐えられるのですが、わたしのおまんこに挿入してしまうと、幾回かの抽挿で果ててしまうのです。それについて、わたしが気にする事はありません。むしろわたしの体でそこまで気持ちよくなってくれていることで、悦びの充足感に溢れてしまうくらいですから。
……しかし、彼にとってはどうでしょう。もし、もしも、愛する相手を満足させることができなかったら。一度だけならまだしも、それが毎回の性交で起こるようだったら。
仮にそうだとしたら、彼はひょっとして、わたしとの性交に不安を抱いてしまうかもしれません。
「あなたのおちんちんからざーめんしぼりとっちゃう、このどすけべおまんこがいけないんだよぉ……♡ だからぁ……♡」
――あなたの気が済むまで、わたしをどろどろのめちゃくちゃに犯してほしいな♡
「あはぁぁっ♡ きたぁっ♡ ちんぽきたぁっ♡」
ごりゅっ、と内臓が鈍い音を立てて、彼のちんぽが子宮口まで犯さんとばかりに挿入ってきます。雁首が見えるかどうかのところまで引き戻すと、再び根本まで突き入れられました。
「あ゛ひっ♡ いまっ♡ びくんってはねたぁ♡ でちゃうの♡ しろくてどろっどろのざーめんびゅーびゅーだしちゃうのぉ♡」
二度、三度のストロークを経て、彼の絶頂が近づきます。快楽に溺れながらも、ほんの少し不安を秘めた顔。わたしと一緒にイけるのかと、怯える気持ちが読み取れてしまう。
「ねぇっ、あなたぁ♡ イくときっ、きすっ♡ きすしながらぁっ♡ だきしめてっ♡ それで、えっ♡ わたしがこわれちゃうくらいおちんぽつきこんでぇっ♡」
ぐい、と力任せに引き寄せられ、口内に舌が入ってきました。男らしい胸板と、わたしの母乳まみれのおっぱいが擦れ合い、お互いの体が白いてらてらで塗りたくられます。
お前は俺のものだって。そう主張するようにめちゃくちゃに責められています。
うん、そうだよ。何も心配することはないんだよ?
例えあなたがどう思おうとも。わたしの口も、おっぱいも、そしておまんこも。あなたの手にかかれば、こうしてイかされてしまうんだから――。
「――イくイくイくッ、イくゥッッ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
三つの穴の最奥を責められた結果、わたしはいともたやすく絶頂させられてしまいました。同時に彼のちんぽが子宮口にぶつかって射精します。マーキングするかのような熱く濃いどろどろのザーメンが子宮底にぶつかり、一瞬にして内部を白濁で染め上げました。
彼もわたしも絶頂の余韻のまま、お互いを強く抱きしめ合いました。
§
「いっぱい、でたね♡」
あれから少し時間が経ちました。余韻が抜け、二人揃って布団に倒れ込み、二人の成果を確かめ合っています。
「だいじょうぶ、ちゃんと、イったよ♡ おくちと、おっぱいと、おまんこで」
気持ちよくできたか、と聞く彼にそう答えます。……ほんとは彼も分かっているんですけれど、やっぱり言葉で伝えることが大事ですから。
「……やっぱり、しんぱい? それなら、もういっかい、シよ?」
でも、わたしの性癖だけは、もう少しだけ内緒にしておきます。
「うん♡ あなたの、すきなだけ、まんぞくするまで、おかして♡」
子供のように縋りつき、獣のように犯してくれるあなたが大好きなんて♡ もしも知られてしまったら、どうなっちゃうんでしょうね♡
20/11/19 16:58更新 / ナナシ