第三話 兵士“達” あとほんのちょっと守護者
皆さんこんにちは、皐です。
突然ですが、皆さんは幽霊とか魂とかって信じます?
私はあまり信じていません。
信じる根拠とかないですし
今ちょうどピラミッドにいるのですが、ピラミッドには大体、
というより確実にミイラとかありますよね
ミイラを作っておくと死者の霊魂が還ってきて
肉体に戻ってまた動きだす・・・とか
本当にあったら怖い、怖いですよね・・・・
本当に、本当にッッッ・・・・!!
「こっち来んなよーーーッッ!!」
「「「待ぁて~~オトコぉ~♥♥」」」←包帯ぐるぐる巻きの方々
「ああああぁぁぁッ、もおおおぉぉッッ!!」
どうしてこうなったんだろう・・・・・・
~回想 20分くらい前~
とりあえず俺はあるドヤ顔をした番人に“知恵”の対決(ただのなぞなぞ)をし、
その対決で俺は相手方の先祖代々伝わる問題を10分もかけずに解いてしまった
伝統みたいなのをぶっ壊しても不思議と罪悪感はなかった
問題の出題者である番人はショックのあまり砂漠ではとても貴重な飲み水をこぼして気絶してしまったようだ
それが真実です
誰がなんと言おうとも、それが 真 実 なのです
大事なので二回言いました
「う~ん、とりあえず中入ってみるかな」
ショックのあまり失k・・・気絶したパーナさんを日陰に移した後、俺はつぶやいた
にしても人生ってわからないもんだな~
どこでどう転んだら一人でピラミッドの中に入ることになるんだろう
俺はイ○ディ・ジ○ーズかっての
「もうこの際あの有名な探険家の気分で探検すっか!」
もう当初の目的である“ここはどこ”なんて後にしよう
いずれ話を聞いてくれる人と会うことを期待して
そうして俺は入ってしまった
このなかで起こる
恐怖を知らずに
~ピラミッド内部~
「あれっ、松明に火が灯ってる・・・」
どういうことだろうか、誰か住んでるのかな?番人いたし
真っ暗でなく、少しだけ明るいことにちょっと安心
これでかなり暗いか真っ暗だったらさすがに怖い
ピラミッドだもん、怖いものは怖い
とりあえず一本道なので普通に進む
なんか変な緊張感がある
「・・・・・・・」
無言で進む
当たり前だ、一人なんだし
「・・・・・・・」
進む
「・・・・・・・」
ひたすら進む
「・・・・・・・」
なんか足元に紐があったけどスルー
そこ、チッ、とか言うな
「・・・・・・・」
まだ進m、ってあれ
「分かれ道だ・・・・」
どっちにしようか?
右?左?う~ん・・・
「どっちにしようか・・・・」
「みぎがいいとおもうよ~」
「う~ん、でも左に行こうとしてんだけど・・・」
「ええ~、みぎがいいよ~」
う~ん、でもな~
ちょっと待て
俺って今一人だよね?
今誰と話してた?
後ろを振り返ると
「はろ~オトコ~♥」
さて前を向こう
そして深呼吸だ
うんOK,冷静になろう
「うん、やっぱ左でぇぇッッッ!!」
走りだす俺
だってさ、後ろに包帯グルグル巻きの奴がいたらどうよ?
病院でならまだ「うわ~、すげえ怪我」
でその怪我人の一刻も早い回復を祈ればいい
でもここはどこだ?
ピラミッドだ
つまりは・・・・そういうこと
「あぁ~、待ぁてぇ~」
「誰が待つかッ!」
逃げよう、怖い。リアルミイラだ!!
「このぉ~、ならぁ~」
ピイイィィィィィィッ!!
なにか笛の音がした
それと同時に扉が開く音
そして多くの足音
嫌な予感しかs
「「「オトコだぁ~♥♥」」」
って思ってるそばからこれだよチクショウッッ!!
~回想終わり ピラミッドのどこか~
「はあっ、はあっ、はあっ、」
ずっと走ったから少し疲れた
それにしてもあいつらが足遅くて助かった~
ちょっとここで休もう
にしてもミイラって本当に動くのかよ・・・
そういえば包帯の下は女の人だったけど
あれって生きてた時の姿かな?
けっこう綺麗な人だったな~
だからって捕まりたくはないが
「あ~、いたぁ~」
見つかって笛を鳴らされる
某テレビ番組の鬼ごっこのミッションから逃げてる芸能人はこんな気持ちなのだろうか
しかし俺もただ逃げてただけではない
ここの罠をこっちが使ってやる!
大体ここの罠は紐を引っ張ったり、特定の場を踏むと発動するらしい
ショボイというか、簡単というか
去年の文化祭ではピタ○ラ・スイッチの展示だったからこういうのは少しわかる
まさかピタ○ラスイッチのために読んだ本がここで役に立つとは
読書って大事だね
「ここの紐を引っ張ればっと」
その瞬間床がパカッと開いた
「くらえっ!、リアルミイラ達っ!」
追ってきた奴らが穴に落ちていった
「「「私たちはマミーだよおおおぉぉぉぉ・・・・・・・」」」
合掌。もう一度安らかに眠れ
あ、マミーだったのね。ごめん間違えた
ドシンッッ!!
「「「いったあぁい~♥♥」」」
・・・・・あれっ?これってけっこう浅い穴?
てかなんで語尾にハート?
Mか、Mなんだな!?
なにはともあれ追っ手(?)は退けたけど
「さてと、これからどうしよう?」
正直疲れた
何が楽しくて変態たちの相手をしなきゃならんのだ
「考える必要はない。貴様は私が捕まえる」
上から凛とした声が聞こえた
思わず見上げると
「私の部下たちが世話になったようだな」
その声の主は
犬 耳 だ っ た
しかしこのシリアスな感じがあの暴走状態(二話目参照)を抑えた
「私はここの守護を任されたアヌビスのエナリシアだ。貴様、名は?」
「倉田・・・皐」
名乗られたからにはこちらも名乗らなければと思い、名乗った
ああでもシリアスだけどやっぱあの耳とかモフ(以下略
「そうか、ならば愚かなる侵入者・倉田皐よ、汝に罰を与える!!」
え、まじ?
12/08/14 19:34更新 / 野良猫
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