連載小説
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6日目:新築。
おはようございます。

なんだか昨日帰ってきて眠ってからすごい時間がたった気がします。

具体的には、ネットゲームのイベントとリアルのイベントが重なって夏のアニメが好きな作品ばっかりで追い打ちに今話題の新しいブラウザゲームの艦隊これくしょなんとかを始めた感じ。

魔法少女はロリに限るぜ。

っていう天啓が来た。

わけがわからないよ。

さて、うし子とゾン子とわふ子と一緒に家の前にいます。

そろそろ本格的におうちのようなもの(豆腐ハウス)から卒業してお家を作ろうかなと。

さすがに豆腐ハウスじゃこの人数、狭すぎます。

3人は別にかまわないと言った様子だったのだが、わたしがよくない。

まあ。

その。

女の子と密着して寝ているものですから。

身体の一部が非常に寝苦しい形になるのです。

健康的な男の子だもの。

仕方ないね♂

やかましいわ。

で、この森の中に作ってもいいし、草原に作ってもいいが、どうしようか。

みんなで作戦会議。

結果。

4対0で森の中に決定。

決定打は「木がある。」でした。

木材ないと生活ままならない。

木材がないと生きていけない体になってしまった。

物理的な意味で。

そこでふと思う。

森の中を詳しく探索したことがなかったのだ。

が、今はお家を作ろうと思う。

そのためにはまず木を切って敷地を確保しようか。

人数分の斧を作って作業開始。

・ ・ ・ ・ ・ ・

必要な敷地は。

家と、畑と、物置。

この3つを作れるくらいの広さを確保しようと思う。

わふ子が家担当。

うし子とゾン子が物置担当。

わたしが畑担当。

といっても大変なのは家くらいでその他はそんなに作業時間はかからないだろう。

物置は大きなチェストが4〜6個入ればいいし。

畑はそんなに大きくなくてもいいし。

なのでその2つの作業が終わるころにはみんなで家づくりが出来そうだ。

さて、畑を作るには。

木を切って。

木材作って棒にして。

組んでフェンスの出来上がり。

畑部分になる土は5×5の範囲で、一段高くする。

土の周りを丸石で囲って。

フェンスで囲えば畑部分は出来上がり。

真ん中に水を入れる水たまり穴を掘って。

バケツで水を入れてハーフブロックで蓋をする。

最後に石で作った鍬で畑を耕して。

畑、完成。

うむ、我ながらいい出来だ。

わふ子がきてからというものの、生活が便利になりっぱなしだ。

道具の作り方や使い方。

さまざまなことを教えてもらった。

曰く、ドワーフと言う種族はそういったモノづくりに長けた種族なんだとか。

うーむ。

まだまだ知らないことが多い。

ぐるぐる頭を回していると、うし子とゾン子がやってきた。

どうやら物置が出来たらしい。

見に行ってみようか。

・ ・ ・ ・ ・ ・

すごく…物置です…。

元豆腐ハウスをちょっと大きくして作ったのだが。

元が傍目から見て物置のようだったから。

木の柵で作った窓と合わせて。

すごく…物置です…。

わたしはこんな物置のようなところで生活していたのか…。

ちょっと悲しくなってきた。

うなだれているとわふ子がやってきた。

木の伐採と整地が終わったらしい。

ばかな、早すぎる。

畑の3,4倍はある広さだぞ。

あ、畑が小さすぎるってのもあるね。

自分で言っていて悲しくなってきた。

さて、気を取り直して建造だ。

・ ・ ・ ・ ・ ・

木材で作った簡易的なテーブルと椅子で作戦会議。

第1回。

どんな家に住みたいでしょーか大会ー。

わーわーどんどんぱふぱふー。

釣られてうし子とわふ子がきゃーきゃー騒ぐ。

ゾン子はう゛ぁーう゛ぁー呻く。

うむ、元気があってよろしい。

と。

いうわけで。

うし子に聞いてみた。

ふむふむ。

なるほど。

床は草地で屋根がなく、自然豊かでおひさまぽかぽかな家に住みたい。と。

なるほど。

床は草地を利用することで費用と作業時間の削減。

また、屋根と言う概念を取り払うことによって驚異的な解放感と自然の豊かさを全身に感じられるいい家だ。

…。

…。

…。

それ牧場じゃないかな。

わふ子が何とも言えない目をしている。

続いてゾン子の提案。

ふむふむ。

なるほど。

日の光が当たらない、石と暗闇のひんやりとした家がいいと。

なるほど。

素材は石を使うことで費用の削減と耐久性を実現。

さらに照明という概念を取り払い、常時暗闇と言う斬新な内装によって雰囲気もシックな大人の雰囲気を表しているのか。

…。

…。

…。

それ洞窟じゃないかな。

わふ子がジト目で二人を見ている。

やれやれだずぇ。

そう言ってわふ子が口を開いた。

ふむふむ。

なるほど。

土台は石を組み合わせて石煉瓦状に。

柱は原木を使い、壁には木材を使用。

屋根は色の違う木材を使用しておしゃれに。

部屋は一階には玄関、居間、厨房。

二階に居住スペースを。

家具はわふ子が作る。

それ以外は見取り図を作って配布。

その通りに作ること。

とのことだ。

わふ子の気分はさながら大工の親分。

持ってきた紙に図を描く姿はなんとも頼もしい。

と言うか返答を待たずに決定らしい。

いや、一番まともだから大丈夫か。

他の二人は自分が住めてもわたしが住めない。

そもそも家じゃない。

・ ・ ・ ・ ・ ・

丸石を焼いて。

組み合わせて石煉瓦にする。

うん。いい出来だ。

見た目的にもかっこいい。

だが、これが木造建築と合うのだろうか。

どうせなら赤レンガでオシャレな家に。

…。

この世界に赤レンガはあるのだろうか。

わふ子に聞いてみた。

あるらしい。

水辺に粘土があり、それを焼けばレンガになる。

覚えましたし。

そんなこと言ってないで作業作業。

隣ではうし子が砂を焼いてガラスを作っている。

扱いには十分気を付けてほしい。

ガラスは危ないからね。

頭を撫でながらそう言う。

ご満悦のようだ。

いや、わかってるのかわかってないのか。

たぶん大丈夫だろう。

うん。

ゾン子はわふ子と一緒に家を作っている。

こちらもガラスが作り終わったら手伝うとしよう。

途中途中でわふ子がやってきて石煉瓦を持っていく。

あるだけ持って行って、無くなったら取りに来ているのだろう。

ゾン子は行動はゆったりしているが一所懸命に手伝っているようだ。

平和だなー。

ぽけーっとそんなことを考えていると。

しゅー。

聞き覚えのある音が。

後ろを振り向くと。

緑の服を着た金髪の女の子。

こちらをじーっとみているようだ。

こちらもじーっと見てみる。

顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。

こちらが立ち上がると。

体をびくっと震えさせて近くの木の陰に隠れてしまった。

今にも逃げ出してしまいそうだ。

時折ちらっと顔を半分くらい出してこちらの様子を見ている。

|M0)

ナズェミテルンディス!

滑舌が非常に悪い天啓だ。

しばらく木陰を見つめていると。

後ろから服を引っ張られた。

わふ子だ。

頬を膨らませて怒ってるような表情だ。

いや、実際に怒ってる。

石煉瓦が足りないようだ。

ごめんなさい。

すぐに作業に取り掛かろう。

後ろを振り返ってみると緑の女の子はもういなくなっていた。

今度はちゃんとお話しできるかな。

・ ・ ・ ・ ・ ・

日が沈むころには家が完成。

よかったよかった。

完成するかちょっと心配だったが4人でやると早いものだ。

そして今はお休みの時間です。

各自、部屋に入って眠っている。

はず。

なのだが。

みんながみんなわたしの部屋に集まってきている。

そして身体全体を愛撫されている。

やめてぇー。

うし子はわたしの陰部を胸でこすっている。

ゾン子はキスをしてくる。

わふ子はわたしの手を使って陰部を慰めながらわたしの胸を舐めたり吸ったりしている。

らめぇー。

このままではだめだ。

全員同時に相手をすると腎虚で死んでしまう。

…。

今日くらいはいいか。

1回くらい大丈夫大丈夫。

うし子はバックで。

ゾン子は騎乗位で。

わふ子は対面座位で。

みんなしあわせになりました。

では、おやすみなさい。

ぐぅぐぅ。

・ ・ ・ ・ ・ ・

今日の成果。

・大きな家を建てた。

・この世界には赤レンガがある。

・わたしの性的な力が強化されれている?
 ↑一度に3人相手に出来るようになった。
13/09/10 03:21更新 / サガク
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■作者メッセージ
お久しぶりです。

ダンガンロンなんちゃらが一番好きです。

原作も続編もやりました。

プリズマ☆イリなんとかが大好きです。

連載当初から単行本買いました。

緑の服の女の子は。

ふくのしたになにもきていないよ。

会議はしゃべってるんじゃなくてニュアンスで会話してるよ。

そろそろ砂漠行こうか。

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