魔の楔
「はぁっ、はぁっ……!」
剣を握る手が重い。全身から冷や汗が出て止まらない。そんな私を嘲笑うかの様に、敵の剣閃が煌めき斬撃が私に迫る……!
「……っ!」
かろうじてその斬撃を手にした剣で捌く。
が、完全に受け流す事は出来ず、頬や腿を剣先が掠める……!
「あっ、ううっ……!」
「あら……まだ頑張るのね? 頑張り屋な子、好きよ❤️ うふふっ……」
「戯言を……! 貴様の様な悪魔に好かれても、嬉しくも何ともない!」
悪態を吐きながら、私は目前の相手を睨みつける。
青い肌に尖った角、腰から生えた翼と尻尾、そして黒い眼に赤い瞳……
デーモン——そう呼ばれる上級悪魔。
ソレが私の、敵だ。
彼女は妖艶な笑みを浮かべ、私にサーベルの切っ先を向けている。
(落ち着け……冷静に戦況を見極めろ……!
私はこんな所で負ける訳にはいかない……!
帰らなければならない理由があるのだ!)
自分にそう言い聞かせて、状況の把握に努める。
盾は初撃で失った。
敵のサーベルの横薙ぎの一撃をスウェーで躱し、その隙を突こうとした際に尻尾で盾を跳ね飛ばされたのだ。
今考えれば見え見えのフェイントだった。
大振りで、雑な攻撃……まるで躱してくださいと言わんばかりの初撃だった。
真の狙いはその勢いで身体を回転させての尻尾による一撃だったのだ……!
咄嗟に盾で止めようとしたが……柔軟な尻尾は腕に巻きつき、そのまま盾を外し森の奥に弾き飛ばしたのだ。
防御の要を失った私は、そのまま劣勢に追いやられ今に至る……
敵の技量は凄まじいの一言だ。
速く、正確で、重い。
そんな突きや払いを間断なく放って来る。
更に、翼による飛行や尻尾による打撃、それに加えて魔法まで使いこなす……
力量差は圧倒的だった。
事実、私の刃は一度も敵に届いていない。
対して、私は満身創痍だ。
甲冑をサーベルや尻尾で弾き飛ばされ、身体の各所に切り傷をつけられている。
切られた部分が熱く疼く……!
血こそ出ないが、何かおぞましいモノに侵食されている様で、全身から冷や汗が吹き出る……!
急がなきゃ……! こんな所で私は、終われないのだ!
この敵を打ち倒して、「彼」の所に戻らなければならないのだ!
私は今一度剣を強く握りしめて、敵を見据える……!
「へぇ……まだそんな風に抗えるんだ……
ホント、可愛いわ貴女❤️
『先』が楽しみになって来ちゃう♪」
闘志をあらわにする私に向かって、自らの身体を抱きしめる様な仕草と共に舌舐めずりする悪魔。
その所作はあまりにも淫らで、官能的で、そして——美しかった。
整った目鼻立ちに豊満な身体、人外の証である翼や尻尾、そして青い肌……それら全てが奇跡的なバランスで調和したその姿は「女」としてあまりにも洗練されていた。
羨ましい——1人の女性としてそんな感情を抱いてしまう程に。
ああ、もしも私がこれほどに美しければ。
「彼」を虜にして、その全てを独り占めできたかもしれないと言うのに……
(……っ! 何だ⁉︎ この思考は!
相手は悪魔……我々『勇者』にとって宿敵だぞ!
どうして戦いの最中にこんな考えを……⁉︎)
私は頭を振り、先程の思考を遮断して戦いに集中する。
そんな私に向かって、悪魔は挑発的な言葉を投げかけて来る。
「あら、どうしたの? ひょっとして羨ましかった?
このカラダが……❤️
愛しの『彼』を夢中にして、独占出来ちゃう魔性のカラダ……❤️
興味津々なんでしょう? 欲しくて堪らないんでしょう?
優しくて、カッコ良くて、ムッツリさんな『彼』との愛欲に満ちた蜜月の日々が……
そして、それを可能にするえっちなカラダが……❤️
お堅く見えて案外スケベなのね❤️ 勇者サマ♪」
「黙れぇぇぇぇっ!
この……悪魔め! 貴様に、貴様に何が分かる!」
——許せなかった。
目の前の悪魔の口から『彼』の存在が語られる事が。
コイツに『彼』の何が分かると言うのか?
軽々しく『彼』を語るな……!
——逆上した。
図星を突かれて。
神に全てを捧げた勇者でありながら、例え一瞬とはいえその様な欲望を抱いてしまった自分。
それら全てを認めたくなくて。
私は突進する。腰だめに剣を構えて。
防御も何もかなぐり捨てて……!
そんな私に対して悪魔はサーベルを振りかぶり——躊躇なく投擲した!
「なっ⁉︎ くうっ……!」
私は全力で脚を静止させて、その場で飛来したサーベルを手にした剣で撃ち落とす……!
ガイィィィン……!
金属音が響き渡り、撃ち落とされたサーベルが地面に転がる。
それと同時に懐に黒い影が滑り込んでくる……!
「しまっ……!」
「チェックメイト♪」
投擲したサーベルを追う形で懐に潜り込んだ悪魔はニタリと笑うと、私の下腹部目がけて貫手を放つ!
サーベルの迎撃に全神経を集中していた私にその一撃を防げる筈も無く……
ぞぶり、と。悪魔の手がお腹にめり込む感触が……!
痛みは無かった。それどころか……!
「あっ……あぁぁぁぁぁっ❤️
ひぃぁぁぁぁんっ……❤️❤️❤️」
気持ちいい。圧倒的な、快楽。
自らの臓腑に「何か」を突き立てられる恐怖と悍ましさ。
そして、それすら消し飛ぶ程のキモチイイが、押し寄せて来て……!
「何……これぇぇぇぇっ⁉︎ ああっ❤️ ふあぁぁぁぁっ……❤️」
あまりもの快楽に私はその場にへたり込んでしまう。下腹部を中心に全身にキモチイイが広がって行く。
特にあのサーベルで切り付けられた傷口がアツイ。ジンジン疼いて、キモチヨクて、ナニも考えられない……❤️
「ふふっ♪ どうかしら? 私特性の『楔』の味は❤️ とってもキモチイイでしょう?」
「くさびぃっ……? そんなモノ、どこにも……」
「ああ、そうだった。見えない様に『隠蔽』してたんだったわ。
今貴女にも見える様に『可視化』してあげる……❤️」
アクマが指をパチンと鳴らすと、私のカラダの各所に半透明でピンク色の『楔』が突き立てられてるのが見える……!
『楔』は少しずつ、本当に少しずつ私の体内にめり込んで来てて……!
コワいのに、キモチヨクて、ウキウキして、ソワソワして……❤
「今、とってもキモチイイでしょう?
その快楽は私達『魔物娘』が普段感じてる快楽そのもの……
とても人間の脳では処理しきれない程の魔の快楽なのよ❤️
その『楔』はね、作り替えてくれるの。
その快楽を『愉しめる』カラダに❤️
愛しい『彼』を虜にして、そして貴女自身も『彼』の虜になれる悪魔のカラダ……
私達の同族に、なれるのよ……❤️」
アクマになる。私が。なれるのだ。
目の前の女性と同じように。
ヒトなんてやめて。
『彼』だけの『私』になれるのだ。
「ふふっ、その気になってくれたみたいね♪
今の貴女の顔、とっても素敵……❤️
鏡、出してあげるから見ててね?
変わりゆく貴女の全てを、自分で見届ける……
そう言うのも良いでしょう? うふふっ……❤️」
彼女がまた指を鳴らすと、正面に姿見が現れる。
鏡に写った私の顔は……だらしなくて、いやらしくて、そして——
「小さな女の子みたいな顔、してるでしょう? 今の貴女……❤️
恋に憧れ、お嫁さんに憧れる……そんな夢見る女の子の顔❤️
そう、貴女は女の子……『勇者』である前に、1人の女の子なの。
私は貴女の恋を叶えてあげたい……
貴女が幸せを手に入れるお手伝いがしたいの」
彼女の優しい声が、心の隙間に入り込んで来る。
ああ……そうだ。思い出した。
子供の頃、ウェディングドレスに憧れた。
恋をして、素敵な男性と結ばれて、お嫁さんになる……❤️
そんな夢を、持っていた……
「じゃあ始めるわね?
『彼』に会う前に『おめかし』しなきゃ、でしょう?
とびっきりのオシャレで、『彼』のハートを射止めるの❤️
まずはぁ……ココから始めましょうか♪」
彼女は私の背後に回ると、その手を私の肩に伸ばす。
サーベルで負わされた傷口に刺さった楔を、その指先でグイッと押し込まれて……!
「はぁぁぁぁぁぁぁんっ……❤️」
悲鳴が、漏れた。
いや、嬌声と言うべきか。
ずぶずぶとめり込んで行く楔……
その感触がキモチ良くて……どうしようもなくキモチ良くって……!
私は淫らな叫びを上げるのを止められなかったのだ。
彼女は私の耳元に唇を寄せて囁く。
「想像してみて……?
『彼』が貴女の肩を抱き寄せる、その力強さを……❤️
貴女を正面から抱きしめた時に肩に回される腕の逞しさを……❤️
『彼』に抱かれる幸せを……❤️」
快楽で真っ白になっていた頭の中に、唐突に『彼』の姿が現れる……!
夕日に照らされた自室で、ベッドに腰掛けている2人……
歓談の最中、いきなり私の肩を抱き寄せる彼……!
彼は私の顎をクイっと持ち上げると、そのまま唇を合わせ……❤️
私の口中に彼の舌が入って来てぇ……❤️
お互いの舌を絡め合って……グチュグチュッ❤️ ってやらしい音立てて……❤️ ジュルジュルよだれ啜りあって……❤️
「あぁぁぁぁぁっ❤️ ダメ、ダメぇぇぇぇっ❤️
何コレぇぇぇぇっ❤️ 来る……何か来ちゃうぅぅぅぅぅっ……❤️ イク……イッちゃうぅぅぅぅぅっ❤️❤️❤️」
頭の中と下腹部で何かが弾けた様な感覚と共に、私は全身を震わせる。
絶頂、したのだ。秘部には一切刺激を与えていないのに。
「あら❤️ 『イク』って言葉、知ってるのね貴女♪
うふふっ、その様子だと初めて、って感じじゃないわね?
これまでにも何度もシたんでしょう?
自慰、オナニー、1人えっち……❤️
愛しの『彼』を想って、いっぱい自分を慰めて来たのね……♪
ムッツリスケベなんだぁ……❤️ 貴女って……♪」
「あうぅぅっ……! 言わないでぇっ……」
羞恥と快楽のあまり、涙が溢れて来る。
情け無い、恥ずかしい……
そんな私の頭を優しく撫でながら、彼女は再び耳元で囁く。
「大丈夫、大丈夫……
好きな男の子を想うのは当たり前の事よ?
ホラ、見て? 貴女の肩、とっても可愛いカタチになったわよ❤️」
そう言われて、鏡に写った自分の肩を見る。
楔は完全に私の肩の中にめり込んで……その部分の肌は青く変色している。傷口も塞がっており、肩のカタチも変わっている。
剣を振る為に鍛えた結果、筋肉が盛り上がり女性らしさのカケラも無かった私の肩……
それが今ではたおやかな女性らしい肩に変形していたのだ。
「これが……私の肩? 本当に?」
そっと肩に触れてみると、瑞々しい肌の感触と柔らかな感触が伝わって来る。
入浴の度に触れては、その筋張った硬い感触に憂鬱な気分になって来た私の肩……
本当に変われるんだ、私……
『彼』に相応しい、愛してもらえる新しい『私』に……!
「気に入ってくれたみたいね♪ それじゃあ、反対側の肩も……イッてみよっか❤️
ほら、自分で外して? その無骨な甲冑……♪」
ごくり、と唾を飲み込み。
私はおずおずと逆側の肩の甲冑に手を伸ばす。震える手で肩当てと二の腕を覆う甲冑を外して行く。何百回も繰り返した動作だ。例え手が思い通りに動かずとも滞りなく作業は終わる。
ガラン、ドサドサ……と音を立てて甲冑が地面に落ちる。
彼女は再び私の頭を撫でてくれる。
「嬉しいわ……受け入れてくれたのね?
魔物娘に変わる事。新しい自分に生まれ変わる事を……❤️
なら、私も頑張らないとね!
貴女を最高に可愛く、えっちな娘にしてあげる♪
大好きな『彼』と一緒に、幸せで、淫らな性活が出来る様にサポートしてあげるからね?」
「おねがい……します。幸せになりたいの、わたし……『彼』のお嫁さんに、なりたい……❤️」
息も絶え絶えにそう言った私に。
彼女は自信に満ちた表情で、
「任せなさい。私は悪魔だけれども。
全ての恋する女の子の味方よ。
貴女の恋、絶対成就させてあげる……!」
そう力強く宣言したのだった。
ああ……この女性(ひと)の様になりたい……
強く、美しく、優しく……
そして、淫らでありながら貞淑である、そんな悪魔に憧れたのだ、私は。
ヒトを捨て、アクマに成る。
その事に何の嫌悪感も無い。
今の私の眼には、彼女の在り方こそが何よりも尊く美しく映ったから。
神よりも。長年、私を縛って来たその教えよりも……
「さてと、そうと決まれば早速イキましょうか♪
“楔よ、我が手に……”」
彼女の詠唱と共にその手の平の上、先程の楔が顕現する。
なまじ魔法の知識があるから分かる。
あの楔はとてつも無い量の魔力の結晶だ。
それ程の魔法をたったあれだけの詠唱で成立させる程に、彼女の魔法の腕は凄まじいという事だ。
恐らくやろうと思えば、詠唱無しでも発動出来るのだろう。
事実、戦いの最中は詠唱無しで発動させていたし、私に悟られない様に不可視化までしていた。
魔法の腕も超一流なのだ、この女性は。
「はぁーい。ちょっとチクッてしますね♪」
彼女は冗談めかした口調で、私の肩口に楔を突き立てる。
「ひいぃぃぃぃんっ❤️ コレ……やっぱりスゴいぃぃぃぃっ❤️」
先程よりも早い勢いで楔が沈み込んでいく。
私に抵抗する意志が無いからだろうか?
あっと言う間に肩の中に入り込んだ楔が、内部で溶ける様な感覚を味わった瞬間——
また私の脳内に、いやらしい願望が映し出される……!
満天の星空の下、真っ正面から私を抱きしめる『彼』……
私の肩に両手を回し、強く抱きしめられる……❤️
厚い胸板、むせかえる様な『彼』のニオイ……❤️
そして……私のお腹に当たるモノの感触……❤️
アツくて、カタくて、タクマシくて、ビクビク震えるソレは……!
「オチンポ……❤️ でしょう?」
ボソリと。
耳元で囁かれた私はまたしても達してしまう。
「ああっ❤️ あっはぁぁぁぁぁぁっ❤️❤️❤️
そう❤️ 彼の、おちんぽ❤️
おなかに、あたって、びくん、びくんって❤️
すごく、ふるえてぇぇぇぇっ❤️
わたしで、わたしとぎゅってしてえっ、そんなにあつく、かたくしてくれてぇっ……❤️
それだけで……わたし、イク! イッちゃうのぉぉぉぉぉぉぉっ❤️❤️❤️」
視界が明滅する。身体が仰反る。下腹部の疼きが治まらない。
ココに刺さった楔だけは殆どめり込まずに。
私が動く度に一番奥をゴリゴリと擦るのだ。
「スゴい……❤️
今の貴女、とってもえっちで可愛いわよ♪
ほら、下も脱いじゃいましょうか?
大丈夫、一番大事なトコロは『彼』だけのモノだから。
『彼』に捧げる為にも、決して手を触れたりしないから……❤️」
「ああぁん……❤️ カラダ、うごかなくてぇっ……」
絶頂の余韻で、ロクに手も動かせない私。
そんな私に代わって、彼女が下半身の甲冑や下着を全て外してくれる。
「ホラ、足上げて……そうそう、良い子ね♪
わっ……下着までグッショリ……❤️
愛液の量、スゴいのね貴女。
きっと喜んでくれるわよ、『彼』。
グショグショオマンコ、いっぱい愛してもらえるの、楽しみだね……❤️」
鏡に写った私の秘部は、愛液塗れだった。
物欲しそうにヒクヒクと動く入り口。
その入り口からは時折プシッ……と愛液が漏れ溢れている。
上半身を見ると、両肩が青肌に変わっていた。
あの楔のお陰だろう、女性らしい肩つきになったその上に彼女が手を置いてくれる。
「良かったわね♪ でも本番はこれからよ?
次は2本同時、イッてみましょうか……❤️」
彼女は肩から手を離すと、今度は両手に楔を顕現させる。
1本でもあれほどキモチイイのに、2本同時に……!
試してみたい……❤️
もっとキモチイイの、味わってみたい❤️
「おねがい、しますぅっ……❤️
早く、変わりたいから……彼の為の、『私』にぃっ❤️」
「了解〜♪ じゃあ次は太もも、イクね?」
両太ももに楔が入って行く。
そして、また私の脳裏に浮かぶビジョン。
真っ正面から私を抱きしめて、ガチガチオチンポをお腹に押し当てて来る彼……❤️
そんな彼にキモチヨクなってもらいたくて……❤️
私は彼のズボンのジッパーを下ろして……そのオチンポを露出させちゃうの❤️
驚く彼に向かって舌舐めずりした私は……❤️
そのまま太ももの間でぇっ……❤️
オチンポを挟んじゃう❤️
呻き声を上げる彼の顔を下から見上げながらぁっ……❤️
私は太ももでオチンポを……❤️
ムニュ❤️ ムニュン❤️
ギュッ❤️ ギューッ❤️
揉みくちゃにして❤️
搾るみたいに締めつけて❤️
いっぱい可愛がっちゃう❤️
オチンポ、元気いっぱいで❤️
ビクン❤️ ビクン❤️ って跳ね回ってぇ……❤️
私のお股にペチン❤️ ペチン❤️ って竿が当たって……❤️
おつゆがオマンコから溢れて来て……❤️
彼の先走りと交じり合ってぇっ……❤️
私の太ももをツーッ……と滑り落ちるの❤️
それだけで私、私……❤️❤️❤️
「イックぅぅぅぅぅっ❤️ ふとももとおまんこ、きもちいいっ❤️ おちんぽ、すまた❤️ ごし❤️ ごし❤️ すごいのぉぉぉぉぉぉぉっ❤️❤️❤️」
「ペース上げて行くわよー♪
ハーイ、次は腰にイクね? プスプスっと❤️」
「そんなぁぁぁぁっ❤️ まだイッてる……イッてるのにぃぃぃぃぃっ❤️
また2本なんて……おかしくなるっ❤️
わたしのあたま、おかしくなっちゃうよぉぉぉぉぉぉっ❤️❤️❤️」
立て続けに楔を2本も刺された私は止まらない絶頂の中、また淫らなビジョンを思い描く……!
今度刺された場所は、腰の後ろの付け根。
ココを彼に掴まれちゃうって事はぁ❤️
きっと2人はもう……❤️
お互い止まらなくなってぇ……❤️❤️❤️
パン❤️ パンッ❤️
グチュ❤️ グチュッ❤️
私の下でだらしない喘ぎ声、上げながら❤️
オチンポ、私のナカで跳ねさせる彼❤️
私が腰動かす度に❤️
あーっ、ひぃぃぃっ、って情け無い声上げて❤️
子種汁ビューッ❤️❤️
ザーメンピュッピューッ❤️❤️
可愛い❤️ 私の彼❤️ 私だけの彼❤️❤️❤️
でも、彼は可愛いだけじゃなくって❤️
とってもカッコ良くて、逞しくて❤️
私の腰、ガシッと掴んでぇっ……❤️
ズン❤️ ズンッ❤️
グリ❤️ グリィッ❤️
下からの突き上げで、甘い悲鳴漏れちゃう❤️
子宮の入り口、オチンポの先で捏ね回されてぇっ❤️
オチンポズボズボされながら、アンアン喘いで❤️
精子ドピューッ❤️❤️
オチンポミルクビュクビュクーッ❤️❤️
カッコ良い❤️ 私は彼のモノ❤️ 彼だけのオンナ❤️❤️❤️
「ふっ、くぅぅぅぅぅっ❤️」
あまりもの快楽に私は前に倒れ込み、両手を着いて四つん這いの様な体制になってしまう。
腰の付け根が……熱い!
何かがモゾモゾと蠢く感覚。
窮屈だ、思いっきり伸ばしたい、広げたい両手を広げるが如く……!
そんな感じた事の無い感覚に戸惑いながら。
その『何か』が、飛び出して来る!
「ひっ……ぎいぃぃぃぃっ❤️❤️❤️」
メキメキ……! ヴァサァッ!
はぁはぁと荒い息を吐きながら、鏡を見てみると……私の腰の付け根から『何か』が生えていた。
「翼……なの? コレ……」
試しに動かしてみる。バサバサと音を立てて、翼が動く。不思議な感覚だった。腕とも脚とも違う神経が通っている様な心持ち。
いや、強いて言うなら腰から腕が生えている感じか?
もちろん腕ほど自由に動かせる訳では無いが……
「オマケでもう一本、イッとこうか?
うりゃー♪ っと❤️」
どすり、と。今しがた生えた翼の真ん中辺りに楔を打ち込まれる。
「ああっ❤️ ひうぅぅぅっ……❤️」
「うんうん。段々と『変わって』来てるみたいね❤️
どう? 最初に楔入れた時と比べて。
愉しめる様になって来たんじゃないかしら? 快楽を❤️
イイでしょう、その感覚……❤️
ヒトでは絶対味わえない、魔性の快楽……
今、貴女はその入り口に立っているの❤️
もちろん、愛する人との交わりはこの比じゃないわよ?
今は頭の中でしか思い描けないでしょうけども。
もう、スゴいの一言よ?
理性とか全部ブッ飛んじゃうから。
楽しみにしておきなさいな❤️ ふふっ……」
「そうしますぅっ……❤️ はぁっ、あぁぁっ❤️」
楔が完全に入って来て、腰の骨を突く。
その瞬間、またしても浮かぶ淫らなビジョン……❤️
ズンズンッ❤️ パンパンッ❤️
ビュルッ、ビュルルルルルルゥーッ❤️
グチュグチュッ❤️ クネクネッ❤️
ブビュッ、ビュッ、ドピューッ❤️
四つん這いになった私❤️
彼に後ろから乱暴に突かれまくって❤️
あー、あーっ❤️
おおっ、おほぉっ❤️❤️
ひいーっ、ひぎぃぃぃぃっ❤️❤️❤️
ケダモノみたいに叫んで❤️
彼の手がお尻❤️
ムギュウッ❤️ 掴んで❤️
何度も❤️ 何度も種付け❤️
その内に私の上、覆いかぶさって来て❤️
両手も彼に抑え込まれて❤️
耳元でフゥッ、フゥーッ❤️ ってケダモノみたいな唸り声上げて❤️
耳キス❤️ うなじキス❤️ 首筋ハムハム❤️
いっぱい歯型とキスマークつけられて❤️
オマンコズボズボ❤️
ピストンが一際激しくなって❤️
オチンポ、先っちょプクゥッて膨らんで❤️
ああ、イクんだ❤️
また濃厚種付けされちゃうんだ❤️
私もイキそうで❤️
お互いフィニッシュに向けて昇りつめて❤️
一番奥に亀頭押し当てられて❤️
今まさにイッちゃうって時にぃ❤️❤️
彼ったら……耳元でぇ❤️❤️❤️
『好きだよ……愛してる』って❤️❤️❤️❤️
甘い声色で囁いてぇっ……❤️❤️❤️❤️❤️
「ダメぇぇぇぇっ❤️ そんな、あいしてるって❤️
わたしも❤️ あいしてる❤️❤️❤️
あなたのこと❤️ だいしゅきぃぃぃぃっ❤️❤️❤️」
妄想の中の『彼』と最高のフィニッシュを迎えた私は、両方の翼を使ってオマンコを弄っていた。
翼の尖った部分でカリカリ❤️
皮膜の柔らかい部分でゴシゴシ❤️
はぁっ……❤️ この翼、最高❤️❤️❤️
絶頂の余韻に酔いしれる私に更なる快楽が襲い掛かる……!
尾骨の辺りに長い『何か』が生えて来る感覚……!
ああ、何となく分かる……❤️
あの女性にも生えてる、あの部位が私にもようやく……❤️
「うぐぅっ❤️ んはぁぁぁぁっ……❤️❤️❤️」
ズリュッ……ズルルゥーーッ!
今度は鏡でキチンと見届けた。
私の腰から尻尾が生えて来る瞬間を。
私が「変わる」その過程を……❤️
黒くて、細い尻尾。生えたてだからだろうか?
ぬらり、と濡れた質感はとてもえっちで……❤️
私はその先っぽにしゃぶりつくと、ペロペロと舐め回す。
……ちゃんと触感がある。この尻尾で彼を愛してあげるのも、悪くないかも❤️
私の頭の中は淫らな事で埋めつくされていた。
ついさっきまであった、勇者としての使命感やしがらみなど微塵も残っていなかった。
気がつくと、私の肌の大部分は青色に変色していた。
戦闘中に打たれた楔は全て体内に入り込み、下腹部に打たれていた楔も殆どがめり込んで、まだ出ている部分は残り僅かだった。
そんな私に向かって、パチパチと拍手を送る彼女。
「とってもえっちで可愛いわよ、今の貴女❤️
でもまだ不完全……自分でも分かってるわよね?」
「はい……❤️ 後は心臓と、頭部と……そしてこの子宮❤️ ……ですよね?」
私は下腹部に突き刺さっている楔をコンコンと叩く。その響きが子宮に伝わり軽く絶頂してしまう。
股間からダラダラと愛液を垂らしながらも、快楽に喘いだりしない私を見て彼女は目を細める。
「驚いた……やっぱりスゴいわ、貴女❤️
もうそのカラダに馴染んでる。
わざわざ私が出向いた甲斐があったわね……♪」
褒められた、のだろうか?
嬉しかった。この女性に褒められるのが。
彼女は私を変えてくれる救い主だ。
そんな女性に認められるのは純粋に喜びだった。
とはいえ、彼に褒められるのに比べれば微々たるモノだろうけども……
そう言えば、私はこの女性の名前を知らない。
そして私自身、名乗っていない。
「あの……今更なんですが私の名前、エーリカ・メイリリーって言います。
良ければ貴女の名前を伺わせてもらいたいのですが……」
彼女は一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに優しく微笑むと名乗り返してくれた。
「私の名前はヒルデガード・メガリス・ルナインゼルよ。
……長いでしょう?
だから『ヒメ』で良いわ。私も貴女の事、『エーリカ』って呼ばせてもらうし。
これからもよろしくね、エーリカ♪」
「こちらこそよろしくお願いします……ヒメ姉様❤️」
「何か照れ臭いわね、その呼び方……まぁ良いけど」
頬を赤くして照れるヒメ姉様。
彼女の夫は間違いなく幸せ者だろう。
こんなに可愛く、優しく、淫らなお嫁さんを娶っているのだから。
もちろん、『彼』にはそれ以上に幸せになってもらうけども……❤️
私は尻尾で自分の秘部を弄りながら、彼を想う……❤️
もう少し……もう少しで変われるからね、私❤️
私が完全に変わったら……その時は❤️
たくさんえっち、シようね❤️
一日中……ううん、10日くらいぶっ通しでお互いを貪り合う、最高の初えっち❤️
待っててね、私の最愛のヒト❤️
「ふふっ❤️ お楽しみ中悪いけど、そろそろ続きとイキましょうか、エーリカ♪」
ヒメ姉様に声をかけられた私は尻尾を秘部から離して、彼女に向き合う。
まだ変色していないのは胸部と頭部だけ……
この2つさえ変わればすぐにでも彼に会いに行くのだ❤️
「はい……お願いします、ヒメ姉様❤️
私のハートに遠慮なく捻じ込んでくださいませ……❤️」
私は胸元をはだけて乳房を露出させる。
ヒメ姉様はまた楔を顕現させて、私の胸の谷間にずぶりと❤️
キモチイイのが、入って来て……❤️
私はまたえっちなビジョンを思い描く❤️
後背位でのラブラブえっちが終わって❤️
2人でイチャイチャスキンシップ❤️
彼ったら私のおっぱいに夢中で❤️
鷲掴みにしてモミモミ❤️
下から持ち上げるみたいにタプタプ❤️
乳首を摘んでクリクリ❤️
おっぱい、いっぱい弄ばれちゃう❤️
オチンポ、またビィィン……って勃起させちゃってる彼の耳元でぇっ……❤️
パイズリ……シてあげよっか❤️ って呟くとぉっ❤️
彼、再び鼻息荒くしちゃって❤️
寝そべってる私の上に跨って❤️
オチンポをおっぱいの谷間にズニュウン……って❤️
私のおっぱいオマンコに生挿入❤️
私がおっぱいを両手で寄せて締め付けてあげると、それだけで情けなくドッピュン❤️ シちゃうの❤️
胸の谷間から溢れ出るくらいの大量射精❤️
もっと❤️ もっと❤️ ズリズリシてあげる❤️❤️❤️
おっぱいを交互に上下させてオチンポ揉みくちゃズリズリ❤️
またピュッ❤️ ピューッ❤️
乳首の先で亀頭をツンツン❤️
その後、谷間で竿を挟んで激しく上下ズリズリ❤️
オチンポミルク、ドビュッ❤️ ビュルルーッ❤️
最後は正面から谷間に突き入れる縦パイズリ❤️
力強いピストンで、ズン❤️ ズンッ❤️ と乳マンコ犯されて❤️
彼のオチンポの鼓動、私の心臓の鼓動と重なって❤️
トドメにまたオチンポ左右から圧迫してあげると❤️
精子ドッピュ❤️ ドッピューッ❤️
熱いザーメン、ハートに一番近い場所で感じてぇっ……❤️❤️❤️
「はあぁぁぁぁぁぁんっ❤️❤️❤️
おっぱい、おまんこぉっ❤️
あついの、いっぱい、かけられてぇっ❤️
イク……またイッちゃうよぉぉぉぉぉっ❤️❤️❤️」
心臓に楔が突き立ち、中に溶け込んでいく感覚……
変わる……❤️
命の音を刻み、血液を全身に送り出す臓器すら変わって行く……❤️
別の新たな命に生まれ変わる様な高揚感……❤️
鏡に写る私のおっぱいも、青く変わって行く。
ああ……きっと彼に気に入ってもらえる❤️
この大きくて、青くて、えっちなおっぱい……❤️
いっぱい愛してもらおう❤️❤️❤️
「……さてと。いよいよラスト!
この2本の楔で貴女は完全に変わるの❤️
私達と同じ、『デーモン』に♪
覚悟は……良いかしら?」
ヒメ姉様は両手に楔を顕現させて、最終確認して来る。
本当にアクマになるのか、と。
私は彼女に答える。
「今更、ですよヒメ姉様。
私はもうヒトである事には何の未練もありません。
むしろ、1秒でも早く変わりたい……❤️
彼の為の私になりたいんです❤️
だから……お願いします。私を、変えてください……!」
私はヒメ姉様に深く頭を垂れる。
誠意を見せたかった。
私を救い出してくれるこの悪魔に。
意地っ張りな私を素直にしてくれた、この素敵な女性に。
その気持ちが伝わったかは分からない。
だけど彼女は私に応えてくれた。
そっと優しく。
私のヒトとしての生を終わらせてくれたのだ。
ぞぶり……!
2本の楔が側頭部から入って来る。
今度の変化はすぐに訪れた。
「ああっ……ひぃあぁぁぁぁぁぁぁっ❤️❤️❤️」
ゴリュッ……ゴキゴキ!
視線を上げて鏡を見る。
側頭部から角が突き出し始めたのだ……!
その影響か、耳が細く尖ってピクピクと震える。
その耳に届くグロテスクな音とは裏腹に、私の頭の中は快楽と幸福に埋めつくされる。
「うあぁぁぁぁぁんっ……! わあぁぁぁぁんっ! ひいっ、あぁぁぁぁぁぁんっ……❤️」
涙が溢れて来る。喉から泣き声が漏れる。
泣いた。赤子の様に。
今まさに生まれ変わる幸福と、カラダを埋め尽くす快楽に耐え切れずに。
ズルッ……メキィッ!
黒い角の先から赤い先端部が飛び出して……眼と瞳の色が変わって行く。
瞳は血の様に赤く。
眼は闇の様に黒く。
その色が完全に変わった時。
顔色も青く染まって、子宮に刺さった楔が完全にナカに入った。
私はこれまでに無い激しい絶頂を迎えて——最後のビジョンを垣間見る。
新しく生まれ変わった私……そのカラダを使って彼と愛し合う、淫らな妄想を❤️
ジュポッ❤️ ジュルッ❤️ ジュルルゥッ❤️
ビュプッ、ドプッ、ドプゥッ❤️
レロレロ❤️ ペロペロ❤️ ハムハムゥッ❤️
ドピュッ、ピュルルルルルルゥッ❤️
パイズリの後のお掃除フェラ❤️
ちょっとしゃぶってあげるだけですぐに出しちゃう彼、可愛い❤️
キレイにしてあげる為にしゃぶってるのに、すぐにオチンポ汚しちゃうの❤️
だから何度でも『お掃除』してあげる❤️
あーあーうーうー呻きながら、膝ガクガクさせちゃって❤️
そんなに私のお口ご奉仕、キモチイイんだ❤️
私の頭に置いた手でナデナデしてくれる優しい彼❤️
彼の優しさにオマンコキュンキュン❤️
オチンポとタマタマ愛してあげる為に両手塞がってるから、尻尾でオマンコジュポジュポ❤️
そんなえっちな私を見て、彼もまた大興奮❤️
これまでの反撃とばかりに私の角を掴んで、強引なイラマチオ❤️
喉奥までオチンポ突っ込まれて、ガンガン腰振りされちゃう❤️
うむぅっ❤️ えおぉっ❤️ んぅぅぅっ❤️
私の方からも首動かしてオチンポご奉仕❤️
歯を立てない様に気をつけながら、唇と舌で竿と亀頭をヨダレ塗れにしちゃう❤️
上目遣いで彼を見上げながら、タマタマも手でモミモミしてあげる❤️
その刺激で一気に追い詰められた彼は、腰が抜けそうになっちゃって❤️
さっきまで勇ましく腰振ってたのに、ガクガク震えながら腰を引いちゃって❤️
握ってた角も離そうとしちゃうの❤️
ダーメ❤️ 逃がさない❤️
角の先を楔状の魔力に加工して彼の手にプスリ❤️
もちろん物理的に傷なんてつけない❤️
私の角と彼の手を繋ぎ止める魔力の楔❤️
絶対に逃がしてあげない、と言う私の意思表示❤️
驚いた表情を浮かべる彼の腰に腕を回してガッチリホールド❤️
腰動かせなくなった彼に代わって、私は首を前後に動かしてオチンポご奉仕再開❤️
うあぁぁぁぁっ、ひいぃぃぃぃんって可愛く泣き叫ぶ彼のオチンポに熱いモノが昇って来てぇっ❤️
私は喉奥の粘膜を亀頭に擦り付けてぇっ……❤️❤️❤️
「ああぁぁぁぁぁぁぁっ❤️❤️❤️
イク❤️ イクイク、イックぅぅぅぅぅっ❤️❤️❤️」
自らの尻尾をしゃぶりながら、自慰に耽っていた私は絶頂と共に妄想の世界から帰って来る。
ああ……遂に、遂に私は生まれ変わったのだ!
ヒトからアクマに。
ヒメ姉様が楔を打ち込んで、壊してくれたのだ。
ヒトの世の理というクダラナイ軛を……!
もう、遠慮しなくて良いのだ。
もう、躊躇しなくて良いのだ。
もう、諦観しなくて良いのだ……❤️
ワガママに、真っ直ぐに、そして貪欲に……❤️
彼を求めて、彼と共に。
幸せに、なるのだ……❤️❤️❤️
「おめでとう、エーリカ!
早速彼の所に飛んで行きたいでしょうけども、少しだけ時間もらえるかしら?
渡したい物があるから」
翼を広げて飛び立とうとした私を引き止めるヒメ姉様。
他の誰かなら無視するところだが、相手は大恩あるヒメ姉様だ。
私は一旦翼を畳んで、ヒメ姉様の話を聞く事にした。
「大丈夫よ、すぐ終わるから。
最初のプレゼントは勝負服♪」
彼女が指を鳴らすと、私の足元から黒い液体が溢れ出して来る。液体は私の全身を這い回り、衣服へとカタチを変える……!
「これは……! なんて素敵……❤️」
その衣服は白い装束だった。
胸元を大胆に露出した、ウェディングドレスの様なコスチューム。
スカートには両側面に大胆なスリットが入っていて、色々と見えてしまうえっちな服……❤️
こんな素晴らしい衣装を私に……?
「うん、良く似合ってる❤️
私達デーモンは、種族柄黒い装束を纏う娘が多いんだけど、貴女には『白』が似合うと思って。
気に入ってくれたかしら?」
「はい……! 素敵で! 可愛くて! えっちで❤️
本当にいただいてしまっても良いのでしょうか?
こんなに素晴らしい仕立ての服を……」
「ええ、構わないわ。
貴女の為に用意した物だから。
続いてはコレ。『初めて』を盛り上げる為の色々な詰め合わせ♪
有効活用してね❤️」
ヒメ姉様の足元の影から旅行鞄が浮き上がって来る。
彼女が指を鳴らすと鍵が独りでに解除されて、蓋がバクンと開く。
中には様々な魔法薬や、魔法具などがズラリと並んでいる。
以前の私なら何に使うか全く分からなかったのだろうが、デーモンと化した私には見ただけで何となく用途が理解出来る。
そのどれもが、淫らな効果をもたらす素晴らしいモノだと❤️
「……何から何までお世話になります。
ありがたく頂戴しますね?
このご恩はいつか必ずお返しいたします……!」
私はヒメ姉様に深く頭を下げる。
旅行鞄は私の影に『収納』する。
姉様の見様見真似でやってみたが、上手く行った様だ……
「別に良いわよ、恩返しなんて。
私はしたい事をしただけ……
全部私の勝手でやった事だから、貴女が気に病む事は何一つ無いのよ?
……さて、私からの贈り物はこれでおしまい!
行きなさいな、エーリカ。
手に入れなさい、『女の子』としての最高の幸せを!」
「はいっ……! 行って参ります!
ありがとう、ヒメ姉様! いずれ、また……!」
私は翼を広げて、空に飛び立つ。
彼の居場所は分かる。魔物娘としての嗅覚が彼の「精」の香りを敏感に感じとるからだ。
最初はヒトの姿で会おうか?
それとも、いきなりホントの私……アクマの姿を見せようか?
楽しみ……❤️ 彼に会うのが❤️
待っていてね、最愛のあなた……❤️
絶対、絶対に幸せにしてあげる❤️
私は速度を上げながら、彼の元に向かう。
彼への想いに焦がれながら。
彼への愛欲にカラダを熱くしながら……❤️
己自身を彼との愛の楔にする為に❤️❤️❤️
剣を握る手が重い。全身から冷や汗が出て止まらない。そんな私を嘲笑うかの様に、敵の剣閃が煌めき斬撃が私に迫る……!
「……っ!」
かろうじてその斬撃を手にした剣で捌く。
が、完全に受け流す事は出来ず、頬や腿を剣先が掠める……!
「あっ、ううっ……!」
「あら……まだ頑張るのね? 頑張り屋な子、好きよ❤️ うふふっ……」
「戯言を……! 貴様の様な悪魔に好かれても、嬉しくも何ともない!」
悪態を吐きながら、私は目前の相手を睨みつける。
青い肌に尖った角、腰から生えた翼と尻尾、そして黒い眼に赤い瞳……
デーモン——そう呼ばれる上級悪魔。
ソレが私の、敵だ。
彼女は妖艶な笑みを浮かべ、私にサーベルの切っ先を向けている。
(落ち着け……冷静に戦況を見極めろ……!
私はこんな所で負ける訳にはいかない……!
帰らなければならない理由があるのだ!)
自分にそう言い聞かせて、状況の把握に努める。
盾は初撃で失った。
敵のサーベルの横薙ぎの一撃をスウェーで躱し、その隙を突こうとした際に尻尾で盾を跳ね飛ばされたのだ。
今考えれば見え見えのフェイントだった。
大振りで、雑な攻撃……まるで躱してくださいと言わんばかりの初撃だった。
真の狙いはその勢いで身体を回転させての尻尾による一撃だったのだ……!
咄嗟に盾で止めようとしたが……柔軟な尻尾は腕に巻きつき、そのまま盾を外し森の奥に弾き飛ばしたのだ。
防御の要を失った私は、そのまま劣勢に追いやられ今に至る……
敵の技量は凄まじいの一言だ。
速く、正確で、重い。
そんな突きや払いを間断なく放って来る。
更に、翼による飛行や尻尾による打撃、それに加えて魔法まで使いこなす……
力量差は圧倒的だった。
事実、私の刃は一度も敵に届いていない。
対して、私は満身創痍だ。
甲冑をサーベルや尻尾で弾き飛ばされ、身体の各所に切り傷をつけられている。
切られた部分が熱く疼く……!
血こそ出ないが、何かおぞましいモノに侵食されている様で、全身から冷や汗が吹き出る……!
急がなきゃ……! こんな所で私は、終われないのだ!
この敵を打ち倒して、「彼」の所に戻らなければならないのだ!
私は今一度剣を強く握りしめて、敵を見据える……!
「へぇ……まだそんな風に抗えるんだ……
ホント、可愛いわ貴女❤️
『先』が楽しみになって来ちゃう♪」
闘志をあらわにする私に向かって、自らの身体を抱きしめる様な仕草と共に舌舐めずりする悪魔。
その所作はあまりにも淫らで、官能的で、そして——美しかった。
整った目鼻立ちに豊満な身体、人外の証である翼や尻尾、そして青い肌……それら全てが奇跡的なバランスで調和したその姿は「女」としてあまりにも洗練されていた。
羨ましい——1人の女性としてそんな感情を抱いてしまう程に。
ああ、もしも私がこれほどに美しければ。
「彼」を虜にして、その全てを独り占めできたかもしれないと言うのに……
(……っ! 何だ⁉︎ この思考は!
相手は悪魔……我々『勇者』にとって宿敵だぞ!
どうして戦いの最中にこんな考えを……⁉︎)
私は頭を振り、先程の思考を遮断して戦いに集中する。
そんな私に向かって、悪魔は挑発的な言葉を投げかけて来る。
「あら、どうしたの? ひょっとして羨ましかった?
このカラダが……❤️
愛しの『彼』を夢中にして、独占出来ちゃう魔性のカラダ……❤️
興味津々なんでしょう? 欲しくて堪らないんでしょう?
優しくて、カッコ良くて、ムッツリさんな『彼』との愛欲に満ちた蜜月の日々が……
そして、それを可能にするえっちなカラダが……❤️
お堅く見えて案外スケベなのね❤️ 勇者サマ♪」
「黙れぇぇぇぇっ!
この……悪魔め! 貴様に、貴様に何が分かる!」
——許せなかった。
目の前の悪魔の口から『彼』の存在が語られる事が。
コイツに『彼』の何が分かると言うのか?
軽々しく『彼』を語るな……!
——逆上した。
図星を突かれて。
神に全てを捧げた勇者でありながら、例え一瞬とはいえその様な欲望を抱いてしまった自分。
それら全てを認めたくなくて。
私は突進する。腰だめに剣を構えて。
防御も何もかなぐり捨てて……!
そんな私に対して悪魔はサーベルを振りかぶり——躊躇なく投擲した!
「なっ⁉︎ くうっ……!」
私は全力で脚を静止させて、その場で飛来したサーベルを手にした剣で撃ち落とす……!
ガイィィィン……!
金属音が響き渡り、撃ち落とされたサーベルが地面に転がる。
それと同時に懐に黒い影が滑り込んでくる……!
「しまっ……!」
「チェックメイト♪」
投擲したサーベルを追う形で懐に潜り込んだ悪魔はニタリと笑うと、私の下腹部目がけて貫手を放つ!
サーベルの迎撃に全神経を集中していた私にその一撃を防げる筈も無く……
ぞぶり、と。悪魔の手がお腹にめり込む感触が……!
痛みは無かった。それどころか……!
「あっ……あぁぁぁぁぁっ❤️
ひぃぁぁぁぁんっ……❤️❤️❤️」
気持ちいい。圧倒的な、快楽。
自らの臓腑に「何か」を突き立てられる恐怖と悍ましさ。
そして、それすら消し飛ぶ程のキモチイイが、押し寄せて来て……!
「何……これぇぇぇぇっ⁉︎ ああっ❤️ ふあぁぁぁぁっ……❤️」
あまりもの快楽に私はその場にへたり込んでしまう。下腹部を中心に全身にキモチイイが広がって行く。
特にあのサーベルで切り付けられた傷口がアツイ。ジンジン疼いて、キモチヨクて、ナニも考えられない……❤️
「ふふっ♪ どうかしら? 私特性の『楔』の味は❤️ とってもキモチイイでしょう?」
「くさびぃっ……? そんなモノ、どこにも……」
「ああ、そうだった。見えない様に『隠蔽』してたんだったわ。
今貴女にも見える様に『可視化』してあげる……❤️」
アクマが指をパチンと鳴らすと、私のカラダの各所に半透明でピンク色の『楔』が突き立てられてるのが見える……!
『楔』は少しずつ、本当に少しずつ私の体内にめり込んで来てて……!
コワいのに、キモチヨクて、ウキウキして、ソワソワして……❤
「今、とってもキモチイイでしょう?
その快楽は私達『魔物娘』が普段感じてる快楽そのもの……
とても人間の脳では処理しきれない程の魔の快楽なのよ❤️
その『楔』はね、作り替えてくれるの。
その快楽を『愉しめる』カラダに❤️
愛しい『彼』を虜にして、そして貴女自身も『彼』の虜になれる悪魔のカラダ……
私達の同族に、なれるのよ……❤️」
アクマになる。私が。なれるのだ。
目の前の女性と同じように。
ヒトなんてやめて。
『彼』だけの『私』になれるのだ。
「ふふっ、その気になってくれたみたいね♪
今の貴女の顔、とっても素敵……❤️
鏡、出してあげるから見ててね?
変わりゆく貴女の全てを、自分で見届ける……
そう言うのも良いでしょう? うふふっ……❤️」
彼女がまた指を鳴らすと、正面に姿見が現れる。
鏡に写った私の顔は……だらしなくて、いやらしくて、そして——
「小さな女の子みたいな顔、してるでしょう? 今の貴女……❤️
恋に憧れ、お嫁さんに憧れる……そんな夢見る女の子の顔❤️
そう、貴女は女の子……『勇者』である前に、1人の女の子なの。
私は貴女の恋を叶えてあげたい……
貴女が幸せを手に入れるお手伝いがしたいの」
彼女の優しい声が、心の隙間に入り込んで来る。
ああ……そうだ。思い出した。
子供の頃、ウェディングドレスに憧れた。
恋をして、素敵な男性と結ばれて、お嫁さんになる……❤️
そんな夢を、持っていた……
「じゃあ始めるわね?
『彼』に会う前に『おめかし』しなきゃ、でしょう?
とびっきりのオシャレで、『彼』のハートを射止めるの❤️
まずはぁ……ココから始めましょうか♪」
彼女は私の背後に回ると、その手を私の肩に伸ばす。
サーベルで負わされた傷口に刺さった楔を、その指先でグイッと押し込まれて……!
「はぁぁぁぁぁぁぁんっ……❤️」
悲鳴が、漏れた。
いや、嬌声と言うべきか。
ずぶずぶとめり込んで行く楔……
その感触がキモチ良くて……どうしようもなくキモチ良くって……!
私は淫らな叫びを上げるのを止められなかったのだ。
彼女は私の耳元に唇を寄せて囁く。
「想像してみて……?
『彼』が貴女の肩を抱き寄せる、その力強さを……❤️
貴女を正面から抱きしめた時に肩に回される腕の逞しさを……❤️
『彼』に抱かれる幸せを……❤️」
快楽で真っ白になっていた頭の中に、唐突に『彼』の姿が現れる……!
夕日に照らされた自室で、ベッドに腰掛けている2人……
歓談の最中、いきなり私の肩を抱き寄せる彼……!
彼は私の顎をクイっと持ち上げると、そのまま唇を合わせ……❤️
私の口中に彼の舌が入って来てぇ……❤️
お互いの舌を絡め合って……グチュグチュッ❤️ ってやらしい音立てて……❤️ ジュルジュルよだれ啜りあって……❤️
「あぁぁぁぁぁっ❤️ ダメ、ダメぇぇぇぇっ❤️
何コレぇぇぇぇっ❤️ 来る……何か来ちゃうぅぅぅぅぅっ……❤️ イク……イッちゃうぅぅぅぅぅっ❤️❤️❤️」
頭の中と下腹部で何かが弾けた様な感覚と共に、私は全身を震わせる。
絶頂、したのだ。秘部には一切刺激を与えていないのに。
「あら❤️ 『イク』って言葉、知ってるのね貴女♪
うふふっ、その様子だと初めて、って感じじゃないわね?
これまでにも何度もシたんでしょう?
自慰、オナニー、1人えっち……❤️
愛しの『彼』を想って、いっぱい自分を慰めて来たのね……♪
ムッツリスケベなんだぁ……❤️ 貴女って……♪」
「あうぅぅっ……! 言わないでぇっ……」
羞恥と快楽のあまり、涙が溢れて来る。
情け無い、恥ずかしい……
そんな私の頭を優しく撫でながら、彼女は再び耳元で囁く。
「大丈夫、大丈夫……
好きな男の子を想うのは当たり前の事よ?
ホラ、見て? 貴女の肩、とっても可愛いカタチになったわよ❤️」
そう言われて、鏡に写った自分の肩を見る。
楔は完全に私の肩の中にめり込んで……その部分の肌は青く変色している。傷口も塞がっており、肩のカタチも変わっている。
剣を振る為に鍛えた結果、筋肉が盛り上がり女性らしさのカケラも無かった私の肩……
それが今ではたおやかな女性らしい肩に変形していたのだ。
「これが……私の肩? 本当に?」
そっと肩に触れてみると、瑞々しい肌の感触と柔らかな感触が伝わって来る。
入浴の度に触れては、その筋張った硬い感触に憂鬱な気分になって来た私の肩……
本当に変われるんだ、私……
『彼』に相応しい、愛してもらえる新しい『私』に……!
「気に入ってくれたみたいね♪ それじゃあ、反対側の肩も……イッてみよっか❤️
ほら、自分で外して? その無骨な甲冑……♪」
ごくり、と唾を飲み込み。
私はおずおずと逆側の肩の甲冑に手を伸ばす。震える手で肩当てと二の腕を覆う甲冑を外して行く。何百回も繰り返した動作だ。例え手が思い通りに動かずとも滞りなく作業は終わる。
ガラン、ドサドサ……と音を立てて甲冑が地面に落ちる。
彼女は再び私の頭を撫でてくれる。
「嬉しいわ……受け入れてくれたのね?
魔物娘に変わる事。新しい自分に生まれ変わる事を……❤️
なら、私も頑張らないとね!
貴女を最高に可愛く、えっちな娘にしてあげる♪
大好きな『彼』と一緒に、幸せで、淫らな性活が出来る様にサポートしてあげるからね?」
「おねがい……します。幸せになりたいの、わたし……『彼』のお嫁さんに、なりたい……❤️」
息も絶え絶えにそう言った私に。
彼女は自信に満ちた表情で、
「任せなさい。私は悪魔だけれども。
全ての恋する女の子の味方よ。
貴女の恋、絶対成就させてあげる……!」
そう力強く宣言したのだった。
ああ……この女性(ひと)の様になりたい……
強く、美しく、優しく……
そして、淫らでありながら貞淑である、そんな悪魔に憧れたのだ、私は。
ヒトを捨て、アクマに成る。
その事に何の嫌悪感も無い。
今の私の眼には、彼女の在り方こそが何よりも尊く美しく映ったから。
神よりも。長年、私を縛って来たその教えよりも……
「さてと、そうと決まれば早速イキましょうか♪
“楔よ、我が手に……”」
彼女の詠唱と共にその手の平の上、先程の楔が顕現する。
なまじ魔法の知識があるから分かる。
あの楔はとてつも無い量の魔力の結晶だ。
それ程の魔法をたったあれだけの詠唱で成立させる程に、彼女の魔法の腕は凄まじいという事だ。
恐らくやろうと思えば、詠唱無しでも発動出来るのだろう。
事実、戦いの最中は詠唱無しで発動させていたし、私に悟られない様に不可視化までしていた。
魔法の腕も超一流なのだ、この女性は。
「はぁーい。ちょっとチクッてしますね♪」
彼女は冗談めかした口調で、私の肩口に楔を突き立てる。
「ひいぃぃぃぃんっ❤️ コレ……やっぱりスゴいぃぃぃぃっ❤️」
先程よりも早い勢いで楔が沈み込んでいく。
私に抵抗する意志が無いからだろうか?
あっと言う間に肩の中に入り込んだ楔が、内部で溶ける様な感覚を味わった瞬間——
また私の脳内に、いやらしい願望が映し出される……!
満天の星空の下、真っ正面から私を抱きしめる『彼』……
私の肩に両手を回し、強く抱きしめられる……❤️
厚い胸板、むせかえる様な『彼』のニオイ……❤️
そして……私のお腹に当たるモノの感触……❤️
アツくて、カタくて、タクマシくて、ビクビク震えるソレは……!
「オチンポ……❤️ でしょう?」
ボソリと。
耳元で囁かれた私はまたしても達してしまう。
「ああっ❤️ あっはぁぁぁぁぁぁっ❤️❤️❤️
そう❤️ 彼の、おちんぽ❤️
おなかに、あたって、びくん、びくんって❤️
すごく、ふるえてぇぇぇぇっ❤️
わたしで、わたしとぎゅってしてえっ、そんなにあつく、かたくしてくれてぇっ……❤️
それだけで……わたし、イク! イッちゃうのぉぉぉぉぉぉぉっ❤️❤️❤️」
視界が明滅する。身体が仰反る。下腹部の疼きが治まらない。
ココに刺さった楔だけは殆どめり込まずに。
私が動く度に一番奥をゴリゴリと擦るのだ。
「スゴい……❤️
今の貴女、とってもえっちで可愛いわよ♪
ほら、下も脱いじゃいましょうか?
大丈夫、一番大事なトコロは『彼』だけのモノだから。
『彼』に捧げる為にも、決して手を触れたりしないから……❤️」
「ああぁん……❤️ カラダ、うごかなくてぇっ……」
絶頂の余韻で、ロクに手も動かせない私。
そんな私に代わって、彼女が下半身の甲冑や下着を全て外してくれる。
「ホラ、足上げて……そうそう、良い子ね♪
わっ……下着までグッショリ……❤️
愛液の量、スゴいのね貴女。
きっと喜んでくれるわよ、『彼』。
グショグショオマンコ、いっぱい愛してもらえるの、楽しみだね……❤️」
鏡に写った私の秘部は、愛液塗れだった。
物欲しそうにヒクヒクと動く入り口。
その入り口からは時折プシッ……と愛液が漏れ溢れている。
上半身を見ると、両肩が青肌に変わっていた。
あの楔のお陰だろう、女性らしい肩つきになったその上に彼女が手を置いてくれる。
「良かったわね♪ でも本番はこれからよ?
次は2本同時、イッてみましょうか……❤️」
彼女は肩から手を離すと、今度は両手に楔を顕現させる。
1本でもあれほどキモチイイのに、2本同時に……!
試してみたい……❤️
もっとキモチイイの、味わってみたい❤️
「おねがい、しますぅっ……❤️
早く、変わりたいから……彼の為の、『私』にぃっ❤️」
「了解〜♪ じゃあ次は太もも、イクね?」
両太ももに楔が入って行く。
そして、また私の脳裏に浮かぶビジョン。
真っ正面から私を抱きしめて、ガチガチオチンポをお腹に押し当てて来る彼……❤️
そんな彼にキモチヨクなってもらいたくて……❤️
私は彼のズボンのジッパーを下ろして……そのオチンポを露出させちゃうの❤️
驚く彼に向かって舌舐めずりした私は……❤️
そのまま太ももの間でぇっ……❤️
オチンポを挟んじゃう❤️
呻き声を上げる彼の顔を下から見上げながらぁっ……❤️
私は太ももでオチンポを……❤️
ムニュ❤️ ムニュン❤️
ギュッ❤️ ギューッ❤️
揉みくちゃにして❤️
搾るみたいに締めつけて❤️
いっぱい可愛がっちゃう❤️
オチンポ、元気いっぱいで❤️
ビクン❤️ ビクン❤️ って跳ね回ってぇ……❤️
私のお股にペチン❤️ ペチン❤️ って竿が当たって……❤️
おつゆがオマンコから溢れて来て……❤️
彼の先走りと交じり合ってぇっ……❤️
私の太ももをツーッ……と滑り落ちるの❤️
それだけで私、私……❤️❤️❤️
「イックぅぅぅぅぅっ❤️ ふとももとおまんこ、きもちいいっ❤️ おちんぽ、すまた❤️ ごし❤️ ごし❤️ すごいのぉぉぉぉぉぉぉっ❤️❤️❤️」
「ペース上げて行くわよー♪
ハーイ、次は腰にイクね? プスプスっと❤️」
「そんなぁぁぁぁっ❤️ まだイッてる……イッてるのにぃぃぃぃぃっ❤️
また2本なんて……おかしくなるっ❤️
わたしのあたま、おかしくなっちゃうよぉぉぉぉぉぉっ❤️❤️❤️」
立て続けに楔を2本も刺された私は止まらない絶頂の中、また淫らなビジョンを思い描く……!
今度刺された場所は、腰の後ろの付け根。
ココを彼に掴まれちゃうって事はぁ❤️
きっと2人はもう……❤️
お互い止まらなくなってぇ……❤️❤️❤️
パン❤️ パンッ❤️
グチュ❤️ グチュッ❤️
私の下でだらしない喘ぎ声、上げながら❤️
オチンポ、私のナカで跳ねさせる彼❤️
私が腰動かす度に❤️
あーっ、ひぃぃぃっ、って情け無い声上げて❤️
子種汁ビューッ❤️❤️
ザーメンピュッピューッ❤️❤️
可愛い❤️ 私の彼❤️ 私だけの彼❤️❤️❤️
でも、彼は可愛いだけじゃなくって❤️
とってもカッコ良くて、逞しくて❤️
私の腰、ガシッと掴んでぇっ……❤️
ズン❤️ ズンッ❤️
グリ❤️ グリィッ❤️
下からの突き上げで、甘い悲鳴漏れちゃう❤️
子宮の入り口、オチンポの先で捏ね回されてぇっ❤️
オチンポズボズボされながら、アンアン喘いで❤️
精子ドピューッ❤️❤️
オチンポミルクビュクビュクーッ❤️❤️
カッコ良い❤️ 私は彼のモノ❤️ 彼だけのオンナ❤️❤️❤️
「ふっ、くぅぅぅぅぅっ❤️」
あまりもの快楽に私は前に倒れ込み、両手を着いて四つん這いの様な体制になってしまう。
腰の付け根が……熱い!
何かがモゾモゾと蠢く感覚。
窮屈だ、思いっきり伸ばしたい、広げたい両手を広げるが如く……!
そんな感じた事の無い感覚に戸惑いながら。
その『何か』が、飛び出して来る!
「ひっ……ぎいぃぃぃぃっ❤️❤️❤️」
メキメキ……! ヴァサァッ!
はぁはぁと荒い息を吐きながら、鏡を見てみると……私の腰の付け根から『何か』が生えていた。
「翼……なの? コレ……」
試しに動かしてみる。バサバサと音を立てて、翼が動く。不思議な感覚だった。腕とも脚とも違う神経が通っている様な心持ち。
いや、強いて言うなら腰から腕が生えている感じか?
もちろん腕ほど自由に動かせる訳では無いが……
「オマケでもう一本、イッとこうか?
うりゃー♪ っと❤️」
どすり、と。今しがた生えた翼の真ん中辺りに楔を打ち込まれる。
「ああっ❤️ ひうぅぅぅっ……❤️」
「うんうん。段々と『変わって』来てるみたいね❤️
どう? 最初に楔入れた時と比べて。
愉しめる様になって来たんじゃないかしら? 快楽を❤️
イイでしょう、その感覚……❤️
ヒトでは絶対味わえない、魔性の快楽……
今、貴女はその入り口に立っているの❤️
もちろん、愛する人との交わりはこの比じゃないわよ?
今は頭の中でしか思い描けないでしょうけども。
もう、スゴいの一言よ?
理性とか全部ブッ飛んじゃうから。
楽しみにしておきなさいな❤️ ふふっ……」
「そうしますぅっ……❤️ はぁっ、あぁぁっ❤️」
楔が完全に入って来て、腰の骨を突く。
その瞬間、またしても浮かぶ淫らなビジョン……❤️
ズンズンッ❤️ パンパンッ❤️
ビュルッ、ビュルルルルルルゥーッ❤️
グチュグチュッ❤️ クネクネッ❤️
ブビュッ、ビュッ、ドピューッ❤️
四つん這いになった私❤️
彼に後ろから乱暴に突かれまくって❤️
あー、あーっ❤️
おおっ、おほぉっ❤️❤️
ひいーっ、ひぎぃぃぃぃっ❤️❤️❤️
ケダモノみたいに叫んで❤️
彼の手がお尻❤️
ムギュウッ❤️ 掴んで❤️
何度も❤️ 何度も種付け❤️
その内に私の上、覆いかぶさって来て❤️
両手も彼に抑え込まれて❤️
耳元でフゥッ、フゥーッ❤️ ってケダモノみたいな唸り声上げて❤️
耳キス❤️ うなじキス❤️ 首筋ハムハム❤️
いっぱい歯型とキスマークつけられて❤️
オマンコズボズボ❤️
ピストンが一際激しくなって❤️
オチンポ、先っちょプクゥッて膨らんで❤️
ああ、イクんだ❤️
また濃厚種付けされちゃうんだ❤️
私もイキそうで❤️
お互いフィニッシュに向けて昇りつめて❤️
一番奥に亀頭押し当てられて❤️
今まさにイッちゃうって時にぃ❤️❤️
彼ったら……耳元でぇ❤️❤️❤️
『好きだよ……愛してる』って❤️❤️❤️❤️
甘い声色で囁いてぇっ……❤️❤️❤️❤️❤️
「ダメぇぇぇぇっ❤️ そんな、あいしてるって❤️
わたしも❤️ あいしてる❤️❤️❤️
あなたのこと❤️ だいしゅきぃぃぃぃっ❤️❤️❤️」
妄想の中の『彼』と最高のフィニッシュを迎えた私は、両方の翼を使ってオマンコを弄っていた。
翼の尖った部分でカリカリ❤️
皮膜の柔らかい部分でゴシゴシ❤️
はぁっ……❤️ この翼、最高❤️❤️❤️
絶頂の余韻に酔いしれる私に更なる快楽が襲い掛かる……!
尾骨の辺りに長い『何か』が生えて来る感覚……!
ああ、何となく分かる……❤️
あの女性にも生えてる、あの部位が私にもようやく……❤️
「うぐぅっ❤️ んはぁぁぁぁっ……❤️❤️❤️」
ズリュッ……ズルルゥーーッ!
今度は鏡でキチンと見届けた。
私の腰から尻尾が生えて来る瞬間を。
私が「変わる」その過程を……❤️
黒くて、細い尻尾。生えたてだからだろうか?
ぬらり、と濡れた質感はとてもえっちで……❤️
私はその先っぽにしゃぶりつくと、ペロペロと舐め回す。
……ちゃんと触感がある。この尻尾で彼を愛してあげるのも、悪くないかも❤️
私の頭の中は淫らな事で埋めつくされていた。
ついさっきまであった、勇者としての使命感やしがらみなど微塵も残っていなかった。
気がつくと、私の肌の大部分は青色に変色していた。
戦闘中に打たれた楔は全て体内に入り込み、下腹部に打たれていた楔も殆どがめり込んで、まだ出ている部分は残り僅かだった。
そんな私に向かって、パチパチと拍手を送る彼女。
「とってもえっちで可愛いわよ、今の貴女❤️
でもまだ不完全……自分でも分かってるわよね?」
「はい……❤️ 後は心臓と、頭部と……そしてこの子宮❤️ ……ですよね?」
私は下腹部に突き刺さっている楔をコンコンと叩く。その響きが子宮に伝わり軽く絶頂してしまう。
股間からダラダラと愛液を垂らしながらも、快楽に喘いだりしない私を見て彼女は目を細める。
「驚いた……やっぱりスゴいわ、貴女❤️
もうそのカラダに馴染んでる。
わざわざ私が出向いた甲斐があったわね……♪」
褒められた、のだろうか?
嬉しかった。この女性に褒められるのが。
彼女は私を変えてくれる救い主だ。
そんな女性に認められるのは純粋に喜びだった。
とはいえ、彼に褒められるのに比べれば微々たるモノだろうけども……
そう言えば、私はこの女性の名前を知らない。
そして私自身、名乗っていない。
「あの……今更なんですが私の名前、エーリカ・メイリリーって言います。
良ければ貴女の名前を伺わせてもらいたいのですが……」
彼女は一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに優しく微笑むと名乗り返してくれた。
「私の名前はヒルデガード・メガリス・ルナインゼルよ。
……長いでしょう?
だから『ヒメ』で良いわ。私も貴女の事、『エーリカ』って呼ばせてもらうし。
これからもよろしくね、エーリカ♪」
「こちらこそよろしくお願いします……ヒメ姉様❤️」
「何か照れ臭いわね、その呼び方……まぁ良いけど」
頬を赤くして照れるヒメ姉様。
彼女の夫は間違いなく幸せ者だろう。
こんなに可愛く、優しく、淫らなお嫁さんを娶っているのだから。
もちろん、『彼』にはそれ以上に幸せになってもらうけども……❤️
私は尻尾で自分の秘部を弄りながら、彼を想う……❤️
もう少し……もう少しで変われるからね、私❤️
私が完全に変わったら……その時は❤️
たくさんえっち、シようね❤️
一日中……ううん、10日くらいぶっ通しでお互いを貪り合う、最高の初えっち❤️
待っててね、私の最愛のヒト❤️
「ふふっ❤️ お楽しみ中悪いけど、そろそろ続きとイキましょうか、エーリカ♪」
ヒメ姉様に声をかけられた私は尻尾を秘部から離して、彼女に向き合う。
まだ変色していないのは胸部と頭部だけ……
この2つさえ変わればすぐにでも彼に会いに行くのだ❤️
「はい……お願いします、ヒメ姉様❤️
私のハートに遠慮なく捻じ込んでくださいませ……❤️」
私は胸元をはだけて乳房を露出させる。
ヒメ姉様はまた楔を顕現させて、私の胸の谷間にずぶりと❤️
キモチイイのが、入って来て……❤️
私はまたえっちなビジョンを思い描く❤️
後背位でのラブラブえっちが終わって❤️
2人でイチャイチャスキンシップ❤️
彼ったら私のおっぱいに夢中で❤️
鷲掴みにしてモミモミ❤️
下から持ち上げるみたいにタプタプ❤️
乳首を摘んでクリクリ❤️
おっぱい、いっぱい弄ばれちゃう❤️
オチンポ、またビィィン……って勃起させちゃってる彼の耳元でぇっ……❤️
パイズリ……シてあげよっか❤️ って呟くとぉっ❤️
彼、再び鼻息荒くしちゃって❤️
寝そべってる私の上に跨って❤️
オチンポをおっぱいの谷間にズニュウン……って❤️
私のおっぱいオマンコに生挿入❤️
私がおっぱいを両手で寄せて締め付けてあげると、それだけで情けなくドッピュン❤️ シちゃうの❤️
胸の谷間から溢れ出るくらいの大量射精❤️
もっと❤️ もっと❤️ ズリズリシてあげる❤️❤️❤️
おっぱいを交互に上下させてオチンポ揉みくちゃズリズリ❤️
またピュッ❤️ ピューッ❤️
乳首の先で亀頭をツンツン❤️
その後、谷間で竿を挟んで激しく上下ズリズリ❤️
オチンポミルク、ドビュッ❤️ ビュルルーッ❤️
最後は正面から谷間に突き入れる縦パイズリ❤️
力強いピストンで、ズン❤️ ズンッ❤️ と乳マンコ犯されて❤️
彼のオチンポの鼓動、私の心臓の鼓動と重なって❤️
トドメにまたオチンポ左右から圧迫してあげると❤️
精子ドッピュ❤️ ドッピューッ❤️
熱いザーメン、ハートに一番近い場所で感じてぇっ……❤️❤️❤️
「はあぁぁぁぁぁぁんっ❤️❤️❤️
おっぱい、おまんこぉっ❤️
あついの、いっぱい、かけられてぇっ❤️
イク……またイッちゃうよぉぉぉぉぉっ❤️❤️❤️」
心臓に楔が突き立ち、中に溶け込んでいく感覚……
変わる……❤️
命の音を刻み、血液を全身に送り出す臓器すら変わって行く……❤️
別の新たな命に生まれ変わる様な高揚感……❤️
鏡に写る私のおっぱいも、青く変わって行く。
ああ……きっと彼に気に入ってもらえる❤️
この大きくて、青くて、えっちなおっぱい……❤️
いっぱい愛してもらおう❤️❤️❤️
「……さてと。いよいよラスト!
この2本の楔で貴女は完全に変わるの❤️
私達と同じ、『デーモン』に♪
覚悟は……良いかしら?」
ヒメ姉様は両手に楔を顕現させて、最終確認して来る。
本当にアクマになるのか、と。
私は彼女に答える。
「今更、ですよヒメ姉様。
私はもうヒトである事には何の未練もありません。
むしろ、1秒でも早く変わりたい……❤️
彼の為の私になりたいんです❤️
だから……お願いします。私を、変えてください……!」
私はヒメ姉様に深く頭を垂れる。
誠意を見せたかった。
私を救い出してくれるこの悪魔に。
意地っ張りな私を素直にしてくれた、この素敵な女性に。
その気持ちが伝わったかは分からない。
だけど彼女は私に応えてくれた。
そっと優しく。
私のヒトとしての生を終わらせてくれたのだ。
ぞぶり……!
2本の楔が側頭部から入って来る。
今度の変化はすぐに訪れた。
「ああっ……ひぃあぁぁぁぁぁぁぁっ❤️❤️❤️」
ゴリュッ……ゴキゴキ!
視線を上げて鏡を見る。
側頭部から角が突き出し始めたのだ……!
その影響か、耳が細く尖ってピクピクと震える。
その耳に届くグロテスクな音とは裏腹に、私の頭の中は快楽と幸福に埋めつくされる。
「うあぁぁぁぁぁんっ……! わあぁぁぁぁんっ! ひいっ、あぁぁぁぁぁぁんっ……❤️」
涙が溢れて来る。喉から泣き声が漏れる。
泣いた。赤子の様に。
今まさに生まれ変わる幸福と、カラダを埋め尽くす快楽に耐え切れずに。
ズルッ……メキィッ!
黒い角の先から赤い先端部が飛び出して……眼と瞳の色が変わって行く。
瞳は血の様に赤く。
眼は闇の様に黒く。
その色が完全に変わった時。
顔色も青く染まって、子宮に刺さった楔が完全にナカに入った。
私はこれまでに無い激しい絶頂を迎えて——最後のビジョンを垣間見る。
新しく生まれ変わった私……そのカラダを使って彼と愛し合う、淫らな妄想を❤️
ジュポッ❤️ ジュルッ❤️ ジュルルゥッ❤️
ビュプッ、ドプッ、ドプゥッ❤️
レロレロ❤️ ペロペロ❤️ ハムハムゥッ❤️
ドピュッ、ピュルルルルルルゥッ❤️
パイズリの後のお掃除フェラ❤️
ちょっとしゃぶってあげるだけですぐに出しちゃう彼、可愛い❤️
キレイにしてあげる為にしゃぶってるのに、すぐにオチンポ汚しちゃうの❤️
だから何度でも『お掃除』してあげる❤️
あーあーうーうー呻きながら、膝ガクガクさせちゃって❤️
そんなに私のお口ご奉仕、キモチイイんだ❤️
私の頭に置いた手でナデナデしてくれる優しい彼❤️
彼の優しさにオマンコキュンキュン❤️
オチンポとタマタマ愛してあげる為に両手塞がってるから、尻尾でオマンコジュポジュポ❤️
そんなえっちな私を見て、彼もまた大興奮❤️
これまでの反撃とばかりに私の角を掴んで、強引なイラマチオ❤️
喉奥までオチンポ突っ込まれて、ガンガン腰振りされちゃう❤️
うむぅっ❤️ えおぉっ❤️ んぅぅぅっ❤️
私の方からも首動かしてオチンポご奉仕❤️
歯を立てない様に気をつけながら、唇と舌で竿と亀頭をヨダレ塗れにしちゃう❤️
上目遣いで彼を見上げながら、タマタマも手でモミモミしてあげる❤️
その刺激で一気に追い詰められた彼は、腰が抜けそうになっちゃって❤️
さっきまで勇ましく腰振ってたのに、ガクガク震えながら腰を引いちゃって❤️
握ってた角も離そうとしちゃうの❤️
ダーメ❤️ 逃がさない❤️
角の先を楔状の魔力に加工して彼の手にプスリ❤️
もちろん物理的に傷なんてつけない❤️
私の角と彼の手を繋ぎ止める魔力の楔❤️
絶対に逃がしてあげない、と言う私の意思表示❤️
驚いた表情を浮かべる彼の腰に腕を回してガッチリホールド❤️
腰動かせなくなった彼に代わって、私は首を前後に動かしてオチンポご奉仕再開❤️
うあぁぁぁぁっ、ひいぃぃぃぃんって可愛く泣き叫ぶ彼のオチンポに熱いモノが昇って来てぇっ❤️
私は喉奥の粘膜を亀頭に擦り付けてぇっ……❤️❤️❤️
「ああぁぁぁぁぁぁぁっ❤️❤️❤️
イク❤️ イクイク、イックぅぅぅぅぅっ❤️❤️❤️」
自らの尻尾をしゃぶりながら、自慰に耽っていた私は絶頂と共に妄想の世界から帰って来る。
ああ……遂に、遂に私は生まれ変わったのだ!
ヒトからアクマに。
ヒメ姉様が楔を打ち込んで、壊してくれたのだ。
ヒトの世の理というクダラナイ軛を……!
もう、遠慮しなくて良いのだ。
もう、躊躇しなくて良いのだ。
もう、諦観しなくて良いのだ……❤️
ワガママに、真っ直ぐに、そして貪欲に……❤️
彼を求めて、彼と共に。
幸せに、なるのだ……❤️❤️❤️
「おめでとう、エーリカ!
早速彼の所に飛んで行きたいでしょうけども、少しだけ時間もらえるかしら?
渡したい物があるから」
翼を広げて飛び立とうとした私を引き止めるヒメ姉様。
他の誰かなら無視するところだが、相手は大恩あるヒメ姉様だ。
私は一旦翼を畳んで、ヒメ姉様の話を聞く事にした。
「大丈夫よ、すぐ終わるから。
最初のプレゼントは勝負服♪」
彼女が指を鳴らすと、私の足元から黒い液体が溢れ出して来る。液体は私の全身を這い回り、衣服へとカタチを変える……!
「これは……! なんて素敵……❤️」
その衣服は白い装束だった。
胸元を大胆に露出した、ウェディングドレスの様なコスチューム。
スカートには両側面に大胆なスリットが入っていて、色々と見えてしまうえっちな服……❤️
こんな素晴らしい衣装を私に……?
「うん、良く似合ってる❤️
私達デーモンは、種族柄黒い装束を纏う娘が多いんだけど、貴女には『白』が似合うと思って。
気に入ってくれたかしら?」
「はい……! 素敵で! 可愛くて! えっちで❤️
本当にいただいてしまっても良いのでしょうか?
こんなに素晴らしい仕立ての服を……」
「ええ、構わないわ。
貴女の為に用意した物だから。
続いてはコレ。『初めて』を盛り上げる為の色々な詰め合わせ♪
有効活用してね❤️」
ヒメ姉様の足元の影から旅行鞄が浮き上がって来る。
彼女が指を鳴らすと鍵が独りでに解除されて、蓋がバクンと開く。
中には様々な魔法薬や、魔法具などがズラリと並んでいる。
以前の私なら何に使うか全く分からなかったのだろうが、デーモンと化した私には見ただけで何となく用途が理解出来る。
そのどれもが、淫らな効果をもたらす素晴らしいモノだと❤️
「……何から何までお世話になります。
ありがたく頂戴しますね?
このご恩はいつか必ずお返しいたします……!」
私はヒメ姉様に深く頭を下げる。
旅行鞄は私の影に『収納』する。
姉様の見様見真似でやってみたが、上手く行った様だ……
「別に良いわよ、恩返しなんて。
私はしたい事をしただけ……
全部私の勝手でやった事だから、貴女が気に病む事は何一つ無いのよ?
……さて、私からの贈り物はこれでおしまい!
行きなさいな、エーリカ。
手に入れなさい、『女の子』としての最高の幸せを!」
「はいっ……! 行って参ります!
ありがとう、ヒメ姉様! いずれ、また……!」
私は翼を広げて、空に飛び立つ。
彼の居場所は分かる。魔物娘としての嗅覚が彼の「精」の香りを敏感に感じとるからだ。
最初はヒトの姿で会おうか?
それとも、いきなりホントの私……アクマの姿を見せようか?
楽しみ……❤️ 彼に会うのが❤️
待っていてね、最愛のあなた……❤️
絶対、絶対に幸せにしてあげる❤️
私は速度を上げながら、彼の元に向かう。
彼への想いに焦がれながら。
彼への愛欲にカラダを熱くしながら……❤️
己自身を彼との愛の楔にする為に❤️❤️❤️