連載小説
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後編
目覚めるといつもの見慣れた天井と違い、少しパニックになる。
しかし、そうだ。真白の家に泊まらせてもらったんだとすぐに気づいた。
さほど広くない寝室。ここにいるのは俺だけのようだ。襖を挟んだ隣は台所だが、誰かいる気配はない。
少しばかりぼぅっと考えて、浮かぶのは昨夜のこと。真白の手料理を食べて、寝室に案内されてそれから。

「っ!」

そうだ。俺は、俺は。
犯された。真白に襲われ、犯された。
記憶が曖昧ではあるがだいたい覚えている。犯されたのち俺がなにをしたか。犯されているのに自分がなにを望んだのか。全て思い出した。
俺は、魔物娘と性交したのだ。しかも人間とやるような理性的なものじゃない。
まるで獣同士の交わり。
快楽を求めるがまま互いが互いを貪り、浅ましくよがり狂う獣のごとき性交。
俺は昨日それをしたのだ。真白に犯され、正気を失い、理性を失い、人間性を失い、一匹の獣になって俺は昨日真白と性交、いや交尾したのだ。
思い出すと俺の逸物が敏感に反応し、そそり勃つ。あの快感をもう一度味わいたいと俺の理性へと訴えかける。
しかし、同時に恐怖する。もしここで快楽に負け、それを享受すれば、俺はただの獣になって人間としての尊厳は失われてしまうのではないか。ただ交尾するだけの畜生に成り下がってしまうのではないか。そんな恐怖があった。
いやだ。そんなものにはなりたくない。俺は、人間でいたい。昨日のような快楽に溺れる浅ましい存在になどなりたくない!
ここは昨日、情事があった場所。畳をよく見れば、黒い染みが布団のまわりに沢山飛び散ったようについている。それだけでない。布団の匂いをよくよく嗅げば、これはあの真白のオマンコ汁の匂いをではないだろうか。甘酸っぱいずっと嗅いでいたくなる匂いだ。ああ。たまらない。

「…………いや!駄目だ!俺は、俺は何を!」

布団に鼻を擦り付けていたがふと我に帰る。このままではいけない。ここにいてはいけない。早く、ここから出ないといけない。ここにいれば俺は間違いなくおかしくなる。
枕元に置かれた綺麗に畳まれた俺の服を手に取る――真白がしてくれたのかもしれない。俺はそれを素早く来て、寝室を出る。そして迷うことなく家を飛び出した。
神社。境内に真白の姿はない。本殿だろうか。ならば好都合だ。今のうちに。真白のいない今のうちに村へと戻ろう。そしてもう森へは二度と近づかないでおこう。村のみんなにもそう伝えるのだ。やはり魔物娘は危険な存在だった。人間を襲い犯し惑わしたぶらかし、人間としての尊厳を無茶苦茶にする魔のものなのだ。
そして、石畳の境内を抜け、山を下ろうとするときだった。

「どこへ、行かれるんですか?」

真白の声が俺の耳に届いたのは。
振り向くと、俺から少し離れて真白がいる。昨日と同じ巫女姿。朝日に輝く真白い髪を携え、それだけで人間の背丈ほどの長さの白い鱗の蛇の尾を持つ。白蛇の魔物娘。
手には箒を持っている境内を掃除中だったのかもしれない。表情は慎ましやかそうな柔和な表情で初対面ならその笑顔に騙されることだろう。しかし、それに騙されては気づけない。真白の青い瞳は、どす黒く濁っていることを。正気などどこにも見当たらない、狂ったような瞳を。もう俺は騙されない。彼女は魔物娘。危険な存在だ。人間とは相容れない存在なのだ。

「家へ、帰る」

「あらそうなのですか?家はこちらですよ」

「そこはお前の家だろう」

「聖さまの家でもありますよ」

目が蛇のごとく細められ、口角をつりあげて笑みを浮かべる。柔和な表情すらなくなった。

「そこは俺の家ではない」

「なにをおっしゃいますか。ここが私と聖さまの家。愛の巣でございますよ。そう、私達が交尾するところなのです。聖さまのオチンポを私のオマンコに挿入れる神聖な場所なのですよ」

昨日ことを思い出しているのか、真白はうっとりと表情を蕩けさせる。

「ふざけるな。俺はもうここへは来ない。もうお前とは会いたくもない」

「うふふ、そんなに強がらないでください。聖さまも思い出しているんでしょう?昨日の交尾のこと。すごくすごく気持ちよかったですよねえ」

「……………………」

「ああ、オチンポそんなに勃てて。うふふ、また私のオマンコにぶちこんで精液注ぎ込んで、気持ちよくなりたいんですかぁ?いいですよ。いつでもどこでも何度でも私のオマンコは聖さま専用の淫乱マンコです。好きなだけお使いください。なんでしたら今からどうですか?」

真白は巫女服の裾をまくりあげ、その秘所を俺に見せつける。朝日にテカテカと輝き濡れた真白のそれはなによりも美しくおいしそうに思えた。俺の逸物は硬さを増し、早くあそこに、オマンコに突っ込んで精子を吐き出したいと訴える。
少しでも気を抜けば、俺は今にも真白に飛びかかっていってしまいそうだった。
だが、

「……そんなものは、いらない」

俺は絞り出すように言った。逸物が抗議するようにビクビクと震えるが理性でそれを抑える。

「お前のような魔物娘とは二度と会いたくない。もう俺の前に現れるな」

「……………………」

真白は俺のはっきりとした拒絶の言葉に俯く。
これで諦めてくれたらいいのだが。素直に俺をここから帰してくれれば。
しかし、

「うふ、うふふ……うふふ、あは、あはははははははははは!」

不意に堰を切ったように真白は高笑いし始めた。もう楽しくて仕方がないという風に。それはもう完全に狂気だった。

「はぁ……やはり一日程度のまぐわいでは堕ちませんよねえ。料理の仕込みもさほどおおくありませんでしたし。ですがさすがの精神力です。何日も何日も見続けて、あなたに決めた甲斐がありました。そうです、一日で堕ちてしまっては面白くありません。もっと徹底的に、私以外なにも考えられなくなるくらいにまで堕とさないと」

「なにを、言っている。料理とは、見続けてとはどういう意味だ」

「うふふ、鈍いですよ、聖さま。元々こうするつもりだったのに私の手料理になにも入っていないと思いましたか?」

「お、お前、毒を盛ったのか!」

「いえ、ただオチンポが大きくなるのと精液がいっぱい出るようになるお薬を入れただけですよ。ただし、気絶してしまうほどに気持ちよくなっちゃうお薬ですけどね」

昨夜の俺の不調はそれだったのか。

「ふふ、安心してください。私とまぐわいつづければ、そんな薬に頼らずともずっとでかチンポで濃い精液吐き出せるようになりますから。快楽も比じゃありません」

「っく!」

「うふふ。見続けたのはその通りの意味。何年も前からあなたのことは見ていたのですよ」

「なん、だと?」

「一目見たときびびっと来ました。ああ、あの人だ。あの人が私の運命の人だと。狩りをするあなたの勇ましい姿を見てますますその想いは募りました。ですが、あなたの村はジパングでは数少ない反魔物の村。ただ求めるだけではあなたとは結ばれない。だから薬を手に入れたりと準備をして、こうして迎えさせていただいたのです」

「……お、お前は、俺をたぶらかそうと初めから。昨日出会ったのも偶然ではなく、」

「準備が整いましたので」

そこは柔和な笑顔を浮かべる。しかし、その裏に隠れているのは獰猛な獲物を見据える蛇の表情だ。

「お、お前の言う通りにはならんぞ。俺は村へ帰る。お前と暮らしたくはない」

「ふふ、私から逃げられるとお思いですか?」

「……逃げて見せる」

俺は踵を返すと一目散に山を下った。相手はこの山を住み処とする蛇。逃げ切れる可能性は万に一つもないかもしれない。しかし、俺とて森の狩人。森まで下れば逃げ切る自信はある。

「うふふ、鬼ごっこ、ですね。捕まえたら食べちゃいますよぉ。……それに、逃げ切れても、うふふ」

獲物を狙う凄惨な笑みを浮かべている真白に俺は気づくことができない。


森へは意外と簡単に下れた。坂道が一番怖いものなのだが、幸いにして一度も転ばなかった。
しかし、森に下るとすぐ後ろまで、真白が差し迫ってきていて俺の心臓を鷲掴みにする。捕まれば終わりだ。人間としては生きていけない。恐怖が俺の足を村へと駆り立てる。

「聖さまぁぁぁ、一緒に気持ちよくなりましょおおおぉぉ!」

森に、淫靡な彼女の嬌声が響く。

「お口でもぉ、オマンコでもぉ、アナルでもぉ、好きなところにオチンポぶちこんで精液まみれにしていいんですよぉぉぉぉ!!」

悪魔の誘惑。しかし、これに耳を貸してはいけない。この誘惑に乗れば俺は人間として終わってしまう。
しかし、俺の逸物は敏感に反応してしまう。もはや真白の一声だけでびんびんに反応してしまうくらいに、真白のオマンコに突っ込みたいと訴えていた。

「駄目だ!駄目だ!駄目だ!」

俺は邪念を振り払い森を駆ける。

「聖さまぁ。聖さまぁ。後ろ姿も素敵ですぅ。ああ、聖さまのお尻の穴舐めてしまいたい」

駄目だ。真白を引き離せない。振り向く。真白は走れば数十秒という距離にいた。いつの間にこんなに近くに。

「聖さま。聖さま聖さま聖さま聖さま聖さま聖さま聖さま聖さま聖さま聖さまぁぁぁ!」

狂気の声が後ろで響く。俺はただがむしゃらに走るしかなかった。
森を半分ほど抜けたところで俺は気付く。俺と真白の距離が縮まらない。拡がることもない。一定の距離を保っている。

「アアン、聖さまの逃げ惑う姿、たまりません。うふふ、捕まえたら……うふふ」

「っ!」

違う。
真白は距離を縮められないんじゃない。縮めていないんだ。俺を追いかけて遊んでいるのだ。そして獲物の逃げる姿を見て楽しんでいるのだ。
俺は遊ばれている。
一瞬で俺を絶望が包む。いつでも真白は俺を捕まえられるという絶望。もう諦めた方が楽なのかもしれない。真白に目をつけられた時点で俺は終わっていたのだ。
……せめて、弓矢を真白の家から持って来るべきだった。そうすれば真白を殺せる、殺せ、る?
俺は殺せるのか?真白を。矢で射て殺せるのか?
胸に矢が突き刺さり、血を垂れ流して倒れる真白。息は荒く、今にも死にそうな真白。
それを想像すると、胸が万力で締め上げられたように苦しくなる。
真白を殺す。馬鹿な。そんなことできるものか。真白だぞ。美人で料理も上手く、オマンコもおいしい真白だぞ。そんな真白を殺すことなどできるはずがない。真白真白真白真白真白真白真白。真白が欲しい。真白が欲しい。真白が欲しい。真白のオマンコに俺のチンポを突っ込みたい。

「あぐぁっ!違う!あいつは魔物娘だ!人間じゃない!俺は村へ帰るんだ!」

これ以上、あの化け物に惑わされるな!
もうすぐだ。 もうすぐ森を抜けられる。森を抜けたらすぐ村だ。村の人たちに山狩りを頼もう。俺を狂わす真白をこの世から消してしまうのだ。それで俺は元に戻れる。ほら、もう森の出口だ。あと少し、

「つぅかまぁえたぁ!」

真白が俺の背に飛びかかり、地面へ押し倒した。尻尾を腕や脚、身体中に巻き付け、身動き取れなくした。
捕まってしまった。

「離せ!魔物娘が俺に触れるな!」

「うふふ、もう期待で聖さまのオチンポは膨らんでますけどねえ。食べられたいんでしょお?」

「黙れ!お前の妖しい料理のせいだろう!」

「聖さまが私を、私のオマンコという快楽を求めているからですよ」

「ふざけるな!そんなものはいらん!」

「……聖さま」

「早く離せ!」

「聖さま」

卑猥な声から一転、優しい声音が俺の耳元で響く。高ぶっていた感情が不思議と落ち着いてきた。真白の声は森のせせらぎにも似た安らぎを与えてくれる。

「村へそんなに帰りたいですか?」

「……もちろんだ」

聞くまでもないだろう。さっきから言っていることだ。
肩で息をしながら、息も絶え絶えに言う。

「そうですか。……なら解放してあげます」

「えっ?」

俺の驚きとともに、尾が絞める力が弱まり、そして尾は俺を立たせてくれた。いまいち理解ができない。俺はここでまた昨日のように襲われるかと思っていた。無理矢理されるがままに犯されるかと。しかし、予想と反して俺は解放された。
当の真白は、あの狂った笑みを消し去り、目を伏せて慎ましやかな表情を浮かべている。

「帰って、いいのか」

「はい。……ですが、最後に一つだけ」

「……なんだ?」

「受け取って欲しいものがあるのです」

そういって、真白は掌を上に両手を差し出す。そこに現れたのは青く揺らめく炎。驚く俺を無視して、その炎を俺の胸に押し当てた。

「っ?……?」

熱くない?どこも焼けていない。
気づけば、真白は俺から一歩下がっている。もうその手にあの炎はない。まるで幻でも見たかのような。

「それではお帰りください」

「いいのか」

「はい」

「……わかった」

なにが起こったのかわからない。しかし、帰れるというならば好都合。真白の急な心変わりに不審を抱いたが、それでも解放されたことを思えば気にもならない。俺は人間を続けられるのだ!
俺は意気揚々と森を抜けた。だから、またも気づかなかったのだ。

真白のとてつもなく嬉しそうな娼婦の顔を。獲物をこれから呑み込むかのような楽しみをたたえた顔。
そして、

「あなたはすぐに我慢できなくなる。私が欲しくて欲しくてたまらなくなる。だけど我慢すればするほど、堕ちたときの反動は激しいのよ。そのときあなたは、うふふ」

その声を俺は聞き取ることができなかった。



村へは無事に帰ることができた。村人たちに少し心配されたが問題はなかったと安心させる。真白のことを言うべきか迷ったが、結局は言わなかった。もう俺には関係のない存在だ。向こうも見逃してくれたのだから、こちらも下手なことはしないでおこう。そうして俺は日常に戻った。もちろん森に入っての狩りはやめ、農業一本での日常ではあるが。
そんな日が数日何事もなく続いた。しかし、異変は少しずつではあるが確かに俺の身に顕れたのだ。

異変。それは強烈な渇きと情欲だ。

喉の渇きとはまた違う、苦痛にも似た渇き。
水を何度も飲んでもその渇きは満たされない。なにかが欲しいのに、それがわからない。たまらない。なんだ。なにが欲しいのだ、俺は。

そして情欲。
俺の逸物は常に勃ったままだった。しかも、興奮が最高潮のときの最大の大きさだ。これでは仕事をすることができない。だから鎮めるためにも自慰をした。強く握り擦った。しかし、

出ない。

白濁とした欲望の塊がいくら自慰を繰り返しても出ないのだ。それどころか自慰をすればするほど、射精の欲望は増し、逸物は太く硬くなる。快感はある。しかし、射精するときのあの頭を焦がす絶頂が訪れないのだ。何度もやっても何度もしても。
これでは仕事が身に付かない。いや外に出ることすら叶わない。こんなものをおっ勃てて村を歩けるはずもない。
ああ、俺はどうしてしまったというのだ。苦しい。精液を出したい。とにかく出して気持ちよくなりたい。

――真白。

ああ、そうだ。真白。真白だ。真白なら。真白ならこの疼きを治めてくれるなもしれない。俺に射精の快楽を味わわせてくれるかもしれない。それに真白の愛液。そうだ真白の愛液だ。それだ。俺の渇きを癒すものは。ああ、欲しい。真白。真白の甘いお汁が。真白の肉厚のオマンコが。
真白、真白、真白真白真白真白真白。

「いや!駄目だ!そんなことをしたら俺は戻れなくなる!人間じゃなくなる!これは真白の仕業だ!真白の呪いだ!駄目だ!あの女の思い通りになってたまるか!」

俺は痛いくらいに歯を食い縛り、真白を頭から追い出す。駄目だ。せっかく家に帰ってきたのだ。ここで負けてはならない。せっかく平穏無事に暮らせるのだから。
しかし、このままではたえられそうにない。自慰では到底治まらないし、解き放つこともできない。だとすれば、

俺は夜半に村を飛び出し、街道を抜け、かなり栄えた町まで行った。情欲でまともに動けず丸二日かかったがなんとかたどり着いた。もう夜であるが好都合。この町は夜でも明るいし、それに夜からが本番だ。そう、遊廓がある。俺は全財産を持ってきた。その金で良い女とヤるのだ。真白を忘れてしまうくらい良い人間の女と。
そうして、買った女とヤろうとした。

しかし、駄目なのだ。いくら女の膣に逸物に挿入れ、腰を振っても一向に射精感が沸いてこない。それどころか、この女の膣に逸物を挿入れることが苦痛に思えてきた。なんで俺はこんな女とヤらなければならないのだ。こんな気持ちもよくない膣に、俺の逸物を挿入れなくてはならないのだ。
真白のオマンコに比べればこんな女のものなど糞だ。真白のはもっと絡み付いてきて激しい。全てを搾り取る魔性のオマンコだ。それに顔も大して良くない。真白の方が数倍、いや比べることすらできないほどだ。
もう駄目だ。やめだ。こんな女いらない。消えろ。
ああ、イキたい。イキたくてたまらない。俺をイカしてくれる女が欲しい。欲しくてたまらない。真白。真白だ。俺をイカしてくれる女は真白だけだ。欲しい。真白。駄目だ。行ったら戻れない。だけど。あの真白の気持ちよさを与えてくれる女が真白以外にいないだろう。
真白の長い舌。甘い唾液。
豊満で揉みごたえのある胸。
そして、ぴっちりと閉じた愛液まみれのきつきつマンコ。
あそこに逸物を入れたときの快楽。脳を焦がす、絶対的快楽。もはやあれさえあればなにもいらないというほどの快楽。

思い出せば思い出すほど、俺の頭は真白で一色になる。
舌。髪。胸。膣。尻尾。瞳。唇。腹。脇。頬。手。子宮。
全てが。真白の全てが欲しい。
もう駄目だ。我慢できない。もう戻れない。
いや、なにを戻る必要があるというのだ。真白だけあれば充分じゃないか。
そうだ、真白。真白真白真白。
俺の渇きを、情欲を癒してくれ。

俺は真白の元へ走り出した。



真白の家にたどり着くまでは苦痛だった。
真白の家から出て二週間。俺の渇きはもはや限界を超え、今にも頭が狂ってしまいそうなほどだった。
真白の家の門戸を叩く。

「真白!真白!いないか!頼む!開けてくれ!」

ほとんど間もなく、引き戸は開いた。そこにいたのは紛れもない真白その人だ。美しい白髪に、慎ましやかな端正な顔。服は着ておらず、膨らみを主張する胸がさらされていて、人と蛇の間にあるぴっちりと閉じられたオマンコも露になっている。

「真白ぉ、もう駄目なのだ。俺は我慢できない」

「二週間。私の青いに炎に焼かれてそこまでたえるなんて。さすがですわ、聖さま。さあ、おあがりください。あなたの渇きを癒して差し上げます」

俺は今にも真白を押し倒してしまいそうな衝動を抑え、家に上がる。向かう場所は寝室だった。
そして、俺を布団の上に座らせ、真白はその向かいに座る。

「さぁ、お好きに私の身体をどうぞ。と言いたいところですが」

俺が真白に手を伸ばそうとしたとき、そう真白は言った。
もうそこに淑女の微笑みはない。ただの一匹の牝の表情だ。

「聖さまは一度も私を捨てた身。それがなんの罰も咎もなく、私と性交するのはおかしくありませんか?」

「そ。そんな。な、にを。なにをすればいいんだ!なんでもする。真白の言うことならなんでもするから!だから許してくれぇ!」

いま真白に捨てられたら俺は死んでしまう。いや、死ぬよりも辛い。真白のいない人生など考えられない。

「うふふ。ではお言葉に甘えて。お立ちになって、服を全て脱いでください」

俺は言われた通り全ての服を脱ぎ捨てて、その逸物を露にする。その剛直はこれまでで最大のでかさだ。細い女の腕の太さに、二つの手で掴んでも収められない長さとなっている。

「私の望み通り。逞しい立派なオチンポになりましたねえ。うふふ、それではオチンポを自分の手で扱いてください」

やること自体は簡単だった。しかし、次に真白が言った一言が俺を絶望のどん底に叩き落とす。

「イクまで扱きつづけてください」

「イクまでだと?」

「はい。無事にイクことができて、精液をたんまり吐き出せたら。私の身体を、口もオマンコもアナルも好きなところを好きなだけ使って構いません」

「そんなことは無理だ!俺の手だけでイクことなんて!」

「うふふ、やる前から諦めないでくださいよ。私のオマンコにチンポ突っ込みたくないんですか?オカズがないというなら私も一緒にオナニーしてあげますから」

「あ、うぁ……」

真白を無理矢理犯す。その発想は俺にはなかった。俺の身体も心も全て真白のものとなり、真白の命令は絶対だった。
俺は言われた通り、逸物を扱き始める。同時に真白もオマンコを指でいじくり、空いた方の手で胸を揉み始めた。

「あ、んん、あんっ、いい……指気持ちいい」

「くっ、はぁ、ん……くぁ」

俺は逸物を擦り続ける。しかし、込み上げてくるものはなにもない。寂寥感のみが訪れ、切なく逸物が震える。快楽はあるのに、あと一歩の快楽が訪れず、もどかしく、むしろ苦痛に思える。

「うふふ、苦しそうね、聖さま。でも、あん!それ、は罰、なんで、すから!我慢して精液が出るまで頑張ってくださいィィ!」

真白が自分の指でイった。羨ましい。俺もイキたい。だけど駄目だ。イケない。頭がおかしくなりそうだ!

「ふふ。我慢汁ばっかり出て精液は出ませんねぇ。ほらほら頑張ってオナニーしてください。もう少ししたら出るかもしれませんよ。ほらほらぁ!」

逸物が赤く腫れる。精液は無尽蔵に作られるのに、それを吐き出す場がないので、こうして膨らみ続けている。両手でも収まらない。
頭がどうにかなってしまいそうだ。

「真白ぉ、助けてぇ。イケない。イケないんだぁ。お願いぃぃ。助けてえぇぇぇ!」

俺の必死の懇願に、真白は蛇の笑みを浮かべる。そして長い長い舌を出した。

「本当にしょうがない人ですねぇ、聖さまは。でしたら一舐め。この私の舌の先で一舐めだけして差し上げます。聖さまのぶっといオチンポの亀頭の尿道。そこを軽く舐めてあげますわ。それでよろしいですか?」

「それで!それでいいから!頼む!舐めて!真白の舌先で俺のチンポ舐めてくれぇ!」

「うふふ、わかりました。ん。れろぉ」

真白の舌先が、俺の尿道をなぞった。その瞬間だった。
俺の中の、最後の快楽を塞き止めていたなにかが、その一舐めによって意図も容易く崩壊した。

ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ!!!!!!!!!!!!

脳髄を焦がす最高の絶頂。視界が全て真っ白に塗りつぶされ、その快楽しか感じられない。二週間。二週間もの間塞き止められたいた精液が、俺の小さな尿道を拡げ、水鉄砲よりも多く勢いよく噴き出した。それは、真白に当たるどころか、その後ろの壁。更には天井にまで届き、部屋中を精液で染め上げる。

「うひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!キタァァァァァァァァ!!聖さまの濃厚ブリブリ孕ませ子種汁キタァァァァァァァァ!!」

俺の精液は真白を白濁に染め、純白の白髪を白濁の白髪へと塗り替える。それを恍惚の表情で受けていた。
俺はあまりの快楽に十秒も立っていることができず、その場に腰を抜かす。しかし、射精は勢いを落とすどころかさらに激しさを増し、真白を天上を壁を床を布団を精液で染め尽くした。

「もう我慢できないぃぃぃ!プルプルザーメンいただきますうぅぅぅぅ!」

真白は大きく口を開くと俺のチンポを一気に根本まで呑み込む。喉奥どころか食道まで行き、未だに吐き出し続ける俺の精液を胃に直接流し込んだ。いや、肺にも注いでいるかもしれない。

三分は出ただろう。ようやく俺の射精感は収まり、頭を焦がす絶頂から降り始めた。

「っぷはぁぁぁ!ああああああ!特濃ザーメンおいしかったぁ!」

「ハァハァハァハァ……」

快楽の余韻がまだ頭に靄をかけていた。しかし。

「もっと。もっとしたい。真白ともっともっとしたい。真白のオマンコにチンポ突っ込んで、俺の精液まみれにしたい」

俺の言葉に真白は笑う。蛇のように凄惨な笑みだ。だが、今はそれがとてつもなく愛おしい。

真白はオマンコのビラビラを拡げ、ひくつく穴を俺に見せつけた。そこからは精液とは違う白濁の愛液が漏れてきている。

「聖さまぁ、いいですよぉぉ。私のオチンポが欲しくて欲しくてたまらない淫乱マンコに、聖さまのぶっといオチンポ突っ込んで割けるぐらいに抜き差しして、精液を子宮に注ぎ込んで、私を妊娠腹ボテ妊婦にしてぇぇぇぇぇ!!」

その言葉を聞いたらもう我慢なんてできない。ここからは俺は人間じゃない。ただの一匹の牡だ。真白という牝を貪る牡だ。
正常位の体位で俺は拡げられた真白のマンコに剛直を押し当てる。俺はためらうことなく、チンポを真白のマンコの奥まで突き刺した。真白の子宮口まで一発で届き、

「アヒィィィィィィィィィィィィ!」

真白が白目を剥けて舌を突き出すアへ顔を晒す。

俺はマンコの絡み付く肉質を感じながらゆっくりと腰を引き、チンポが抜けるかというところでまた深く真白のマンコを突き刺した。

「アヒァッ!」

ごりごりと抉るようにマンコにチンポをねじ込み、そしてまた引いて一気に突き刺す。

「おぐぅっ!?」

腰を大きく動かし、快楽を味わう。何度も抜き差ししてもチンポを締め付けるマンコの肉は衰えない。それどころかもっと貪ろうとギチギチと締め上げる。
やっぱりこれだ。真白のオマンコだ。俺の。俺専用のオマンコ。俺が唯一使えるオマンコ。それがこれだ。たまらない。

「ああ、真白!真白!最高だ!お前のマンコ最高だ!キモチイイ。俺のチンポに絡み付いてきて気持ちよすぎる!」

「ああ、うれしい!聖さまのオチンポも最高です!私のオマンコの肉をごりごり削って!キモチイイッ!もっと!もっともっと奥まで突き刺してぇぇ!」

そういって真白は俺の腰に尻尾を巻き付け、チンポをさらにオマンコの奥深くに誘う。そして、子宮口に尿道が当たった。

「もっともっともっとぉぉぉぉぉぉ!」

真白の望みに応え、そして己の欲望に従い、腰を深く落とす。子宮口の抵抗。それを無視して強引に突く。

「あああああああああああああああああああああ!!!!!入って、キタァァァァァァァァ!!!!!」

子宮口が開き、亀頭全てが子宮の中に収まる。子宮口の締め付けがカリに引っ掛かり、締め付けた。
そして、プルプルの子宮の肉が俺のチンポを包み込み、母親の安らぎに似た快楽が俺を包む。亀頭を吸うように子宮が収縮し、ゆっくりと絶頂へと誘う。

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……」

腰を動かす気にはならず、ただそのぬるま湯に浸かったような快楽を楽しみたくなった。

「うふふ、かわいい。赤ちゃんみたい」

尾が優しく俺の身体を締め付ける。真白は腕を俺の首に回し、身体を寄せて密着させた。柔らかな真白の身体が気持ちいい。尾で巻き付かれると安らかな気分になる。真白に身体を預ける。
ああ、昇ってきた。射精感。ゆっくりと幸福を噛み締めるように昇ってくる。頭の靄が広がって全てを真白に委ねる。

「さあ、キて。私の子宮に、聖さまの孕ませ汁をいっぱい注いで。さあ、私に全てを任せて、欲望を吐き出して」

まるで母親のように優しく囁かれ、快感が最後まで高められる。そして、昇りつめた瞬間、俺は全く我慢することなく、精液をまるでお漏らしのように漏らした。

「ああ、キテる。私の子袋に孕ませ子種汁がいっぱい。ああ、膨らんでる。精液で子宮膨らんでる。お腹いっぱいなのに。もう飲めないのにまだまだ注ぎ込まれて膨らんでるぅ」

「あ、あ、あああ、あぅあ」

ただ俺は真白にしがみついて、精液を吐き出す。安心感と幸福感にまみれた最高の射精。全てが真白一色で、もう真白以外になにも考えられない。

「ああ、幸せぇぇ。聖さまの精液をこんなにいっぱい飲めるなんて最高ぉ」

射精がようやく治まる。頭を狂わす快楽も治まっていき、俺は真白の腹を見た。

「まるで妊婦さんみたいだ」

「妊婦さんにしてくださいね」

「もちろん」

俺は真白に口づけをする。一度目は軽く。二度目は舌を絡ませて、歯も頬も舐めあい、互いの唾液を交換した。真白の体液は全ておいしい。
真白を味わうと俺の逸物がまた力を取り戻す。もっと快楽が欲しいとびくびく震えた。

「うふふ、うれしいです、聖さま。私でこんなに発情してくれて」

「君を食べたくて仕方ないんだ。真白が欲しい。もっと欲しい。君の全てに俺のチンポを突っ込んで、俺専用の女にしたい」

「うれしい。本当にうれしい」

真白は目に涙をたたえて心底から言葉を絞り出していた。

「聖さま、今度は、私のアナルを。ケツマンコを犯してください。私が案内、しますから」

真白は俺のチンポをオマンコからゆっくりと引き抜く。オマンコから精液が出ていくと寂しそうに顔を曇らせたが、何度でも注いでやると言うと、うれしそうに顔を綻ばせた。

「こちらです」

真白の手に案内されて、真白のオマンコのちょうどしたにチンポはあてがわれる。
よくよく見なければ気づけないような小さな菊門。これが真白のケツマンコ。

「かわいい」

「ふふ、ありがとうございます。さあ、いらっしゃってください。私のケツマンコを抉ってください」

「ああ、イク、よっ!」

「おほぉっ!?」

俺は真白のケツマンコを勢いよく貫いた。あんな狭い穴、痛いかもしれないけど、真白の場合はこの方がいい。

「真白は一気に貫かれる方がいいんだよね?」

「はひ、はひぃ。私は聖さまのオチンポに一気に貫かれるのが好きですぅ!」

「ああ、真白のケツマンコ気持ちいい。入り口はキゅッて締まってるのに、中はドロドロの熱いお肉が絡み付いてくる」

二度もイッているせいか、ある程度の余裕が出てきた。一度目の頭が狂うような暴発の射精や、二度目のされるがままの我慢できない射精はもうないだろう。真白には充分すぎるほど快楽を与えてもらった。真白の身体味わわせてもらった。だから今度は俺のチンポを真白に好きなだけ、おかしくなるくらい味わってもらおう。

「いいか、真白!俺のチンポおいしいか!?」

「はひぃぃ!おいしいですぅぅ!聖さまのチンポぉ!私のケツマンコぉぉ!プリプリお肉をごりごり削って、脳みそ響きますぅぅ!」

「ほらほらもっと味わえ!お前の好きなだけ味わえ!」

俺は体位を変えて、真白を上に、騎乗位になる。そして下から真白を突き上げた。

「好きなように動いていいぞぉ!俺のチンポから精液が出なくなるくらい貪っていいからお前の好きなようにしろお!」

「はひぃぃぃぃぃ!」

「俺のチンポは真白のものだ!真白専用チンポだ!真白の好きなときに好きなだけ好きな場所で、俺のチンポを食べろぉぉぉぉ!」

「んひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

俺の叫び、真白の嬌声。その瞬間、真白の動きが変わった。腰の動きがこれまでとは全く別の、快楽中心の精液を搾り取るためだけの激しい動きに。そしてケツマンコの中の肉も、締め付けがオマンコ以上となって、チンポ全体がギチギチ締め上げられる。

そして、真白の手にはあの青い炎。それを俺の胸元に当てる。当てるだけじゃない。常に炎を出し続け、俺に青い炎を注ぎ込み続けた。

瞬間、俺のチンポが肥大し、それだけで真白の腹がボコッと膨らむ。
俺の心に去来したのは、真白を犯したい、メチャクチャにしたい、精液まみれにしたという欲望。そのためだけの行動と思考。
俺はさっき以上に腰を振り上げた。真白のきつく締め付けるケツマンコ肉をごりごり削りまくり快楽を与え貪る。亀頭に肉がきゅうきゅう吸い付き、尿道に肉ヒダが入って我慢汁を吸いとられる。

グチュグチュグチュグチュグチュグチュ
ブチュブチュブチュブチュブチュブチュ
ニチュニチュニチュニチュニチュニチュ

俺が腰を上げる。真白が腰を下ろす。それを手加減なく本気でやりあい、快楽を最大まで高めていく。
真白の尻尾の先が俺の尻の穴にあてがわれる。そして一気に貫かれた。息ができなくなったのは、あまりにも強すぎる快楽のため。俺は仕返しとばかりに、真白のオマンコに拳をねじ込み、手首まで挿入れる。

「んひぃ!!」

もう真白の焦点はどこにも定まっていない。涎に涙に鼻水と全て垂れ流して卑猥なアへ顔をさらしている。それがどうしようもなく美しく、俺はそれを伝えるためにもさらに腰の動きを速める。
真白にその思いが伝わったのか、真白も腰を打ち付ける強さをさらに上げた。

ああ、来る。昇ってくる。射精感が込み上げてくる。我慢は、しない。よくよく考えればする必要がない。なぜなら、いくらでも出せるのだから。好きなだけ出せるのだから。

俺は射精しかける寸前、真白に突っ込んだ手で子宮を貫いた。子宮口をこじ開け、無理矢理その手を入れて、子宮の中で手を拡げて、子宮を擦りあげた。
同時に、真白は俺の尻に突っ込んだ尻尾の先を深くねじ込む。そして、すぐに引き抜き、尾の先の尖ったところで、俺の前立腺を思い切り突き刺した。

そして、

「「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

絶叫。

俺は今まで最大の量と勢いの射精をした。精液は真白のケツマンコの奥深く流れていく。もはや妊婦以上に腹は膨らみ、大人一人でも入っているんじゃないかと思えるほどだ。
その姿を美しいと俺は思いながら、射精しつつも加減することなく腰を振り、またすぐに精液を吐き出せるように快感を高める。もっと真白の中を俺の精液で満たしてやりたかった。
ついに一発目が終わらないうちに二発目が解き放たれる。もう勢いがあるのかないのか。もうチンポが精液になって溶けているかのようで、俺は精液を垂れ流し吐き出す。

「あああああああ、ごぼぉぉっ!」

そして、ついに真白の口から鼻から精液が溢れだしてきた。そうなった真白の表情に苦しみはなく、ただただうれしそうにアへ顔を見せている。
いっぱい出した甲斐があった。こんなに淫靡な真白を見れたのだから。
だけど、もっとだ。もっと真白を俺で染め上げるんだ。
もっともっと快楽を与えて上げるんだ。
俺の全てを真白に捧げるんだ。

「イクぞ、真白!俺の精液受けとれぇぇ!」

「ごぱぁぁっっっ!」

三発目の真白のケツマンコへの射精と同時に、視界に靄がかかる。
俺はあまりの快感に意識を失うらしい。しかし、それでも俺は腰を振るのをやめないだろう。
俺は、俺と真白は、寝ても覚めても、快感を貪る存在なのだ。

ただ一匹の牡と牝。
交尾に耽り、快楽を貪るだけの存在。
それがとてつもなく幸福で、俺は満たされていた。
もうなにもいらない。
真白さえいればいい。
真白といることが俺の全てだ。

真白さえいれば、

なにもいらない。

[完]
13/02/16 22:03更新 / ヤンデレラ
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■作者メッセージ
初投稿。初エロ。
ふぅ、エロを書くのが難しかった。
稚拙ですが楽しんでいただけたのなら幸いです。
ありがとうございました。
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ヤンデレ、堕ち物は最高ですね。書いてて楽しかった。
デッドエンドのヤンデレは苦手です。やっぱりハッピーに終わってこそのヤンデレですよね。今回の作品はハッピーエンドですよ、もちろん。それでは。

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